コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクで走る魅力を紹介します。

GIRO D’ITALIA 2018 其の三

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「ビワイチ最初に始めたのは、もしかして僕かも知れへんな」と、琵琶湖近くでサイクルショップを営むフカッチさんは1952年生まれの大先輩でまだまだ走りはお強い。ジロ観戦の熱病で我を忘れるわたしたちを横目に、気に入った風景があれば自転車を降り、リュックからスケッチブックを取り出して水彩画を描かれる光景に、世界中から集まったジロ患者をホッとさせる場面を何度も見ることがあった。峠を目指すばかりがジロじゃないと、お似合いのカトゥーンアニメが描かれたヘルメットやジャージは、ビンテージな大人のヤンキーな嗜みと、ジロ観戦6回の余裕を物語っていた。






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はるばる北西イタリア
フランス・スイスの国境近くまで来たのだがら
自転車以外にも
抱いていた夢を実現する大切さを教えてもらった
情熱を持って生きている限り
身体は老いても精神は現役のまま
フカッチさんのように人は年を取らない

ジロで多くの人が自然と集まってきたのは
そんなエネルギーを発散していたのかも知れない
「夢は持っていた」ではなく、持ち続けるものだと
誰かの言葉にあった
「昔は頑張った」と振り返るのではなく
夢に一歩でも近づくために
今も頑張っていることこそ大切な生き方なのだと
サイクリストが通る脇で書かれたこの絵も
そう物語っているようだった






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ホテルから車で移動し、アルバの街を散策
途中ジロのコースでは
並木をピンクで飾り付けている姿を多く目にした
年配の方は自宅の庭やテラスを花で飾り
古い自転車や風船もピンク色に染まっていた






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このあたりはどこに行っても路地は石畳
ゴツゴツと跳ね返りが連続し
地元の人は普通に走っていたが
濡れているところは滑りやすいだろうと慎重に走った
しかるに、パリ~ルーべの未舗装に敷かれたような
握りこぶし大のパベェ(石畳)に比べたら
舗装みたいなものなのかも知れない






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フカッチさん好みの看板発見
「TARTUFI 」 この地方の名産トリュフの専門店






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今は白らしい
トリュフをソースにしたり、ハムに混ぜたり
いろんな加工品を試食させてもらった
欲しかった白トリュフの塩も確かあったはずだが
モードに入らず躊躇したことに後悔
イタリア最初の土産のチャンスを失った
こんな旅では後で買えることはまず無い






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ルイさんはフンギ、イタリアキノコの王様ボルチーニを購入
パスタやピッツァ、リゾットやスープなど
芳香な香りを活かすイタリア料理にはかかせないという
シーコンのスペースを考えたら軽くて荷物にならず
これも買えばよかった






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もしかしたらアルバの街に初キッズジャージ
石畳の路地の街並みから離れ
次はぶどう畑の丘陵が続く爽やかなサイクリング







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川田さんが途中離脱し、フォカッチャを買ってきてくれた
そこでディアーノダルバ村の入り口にあるベンチでピクニックランチ
ベンチの隙間を利用して
川田さんがナイフを入れ、いろんな種類のフォカッチャをシェアした
こういう楽しみ方ができるのもイタリアの田舎ならではだ






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BSの「小さな村の物語」のテーマ曲
オルネッラ・ヴァーノー二の 「L’appuntamento」が聞こえてきそう
ここはイタリア第一級ワインを産する村





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2014年GiroでBaroro~Barbaresco間の個人TTコース記念の大車輪





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バローロ村のぶどう畑
長期熟成銘柄の最高級品イタリアワインの名産地
ここのぶどう畑には必ず一本のサクランボの木が植えてあり
鈴なりに実ったものもあれば
あぜ道ひとつ離れるだけで、まだまだという畑もあった
どこがどう違うのか、不思議な光景を見るにつけ
このようなことがぶどうの木にもいえることなんだろう
有名なロマネ・コンティを産する畑も
あぜ道1本で天と地ほど違うと聞いたことがある
ちょうどそこが地層とか断層とかの切れ目であり
適当に道を引いた訳ではない・・・








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ピエモンテのぶどう畑の景観が世界遺産に選ばれ、その5地区のひとつがバローロ村のあるランゲ地区。この日は見渡す限りぶどう畑が広がる丘陵地帯や、所々に点在する村も訪ねた。また、ここでは紀元前5世紀のぶどうの木の花粉が発見されており、古代ローマ帝国の遺跡ではない、当時のままの風景を想像できる貴重なサイクリングを楽しむことができた。






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バローロ村の大聖堂
村に響く鐘の音と
隣にある保育園の賑やかな声
子供たちの可愛らしい言い争いと
それを嗜める先生の優しい言葉
こんな会話から
イタリア語のレッスンを始めると楽しいだろう






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大聖堂下のカフェ「Ma.To di Marengo Paolo」のテラス席で一息
エスプレッソをちょっと薄目した、カフェロンゴが定番になってきた





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川田さんが店主と話して、看板にあるドルチェが人気らしい
そこで地元デザート「Bunet」をいただく






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これが濃厚で香りが素晴らしく
甘いものが苦手でも感動するほど美味しかった
それに観光客相手ではないので安いのだ






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店の前での集合
このような楽しみも
フランス語と日常会話に困らないイタリア語が堪能かつ
食を探求する川田さんだからこその旅である
もちろん当然ルイさんはもっと話せるが
我々男は、一歩の押し、場の雰囲気を理由に
食の追求という熱意には欠けるんだな






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Ma.To di Marengo Paolo の店内
お茶とドルチェだけで終わったが
次回のチャンスがあったらランチを愉しみたい






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バローロ村のBorolo Landでワインテイスティング
ONLY TOPの4杯を25€で試飲






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バローロ、Barolo、BAROLO、ばろーろ







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イタリア最高級のバローロ・・・





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10年ものがそこそこのお値段







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この2011年ものは300€
4万円弱

記念に買ったのは15€のLANGHE NEBBIOLO
何かの本で読んだ主人公がLANGHEが好きだったから






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16時前にサイクリングを終え
17時にクネオのクリスタル・ホテルにチェックイン
ちなみにイタリアやフランスなどホテルのエレベーターの表示がこれ
0階が実際は1階で、1階のボタンは2階と不思議な表示が標準
なので311号室は3階のボタンを押すが階段で上がるなら
4階のフロアにあるので、はじめは訳が解らなかった

海外自転車輪行必須が洗濯ネット
川田さんが代表して近くのコインランドリーに行ってもらったが
これがないと駄目
B&Bではママが有料で洗濯してくれるが
やはり洗濯ネットがないと駄目
加えて、ほとんどは自分の部屋の洗面所で洗うから洗剤も必須
ジャージは上下2セットで保険として積雪の峠用に冬用がワンセット
今回冬用は使わなかったが、昨年のステルビオ峠では凍らずにすんだ
ウィンドブレーカーは荷物にならないので2枚重ねれば相当凌げる
綿のTシャツは外には干せず、部屋干しなので1日では乾かない
なので洗え替えとして考えないが無難
乾燥機に入れたとしても100%乾燥すると思っていないほうがいい
特にソックスは完全に乾かないと納豆になるから手に負えない
この辺はまた追々と







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クネオの中心地にあるレストラン「I 5 Sensi」で夕食
地元でも人気の繁盛店で川田さん選択の理由はクチコミ評価
スタッフの特々とした説明を聞いてコース料理28€に
牛のたたき、ラビオリ、パスタもしくはリゾット、子牛、デザート
この地方は米の産地なのでリゾットが有名
食べてみると期待通りの「どうしてこんなに美味しんだろう」と
リゾット好きのわたしは感動の逸品だった






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チーズがいろんな種類があってたまらない







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アニバサリープレート登場






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川田さんの1日早いバースディのお祝い
ほかのお客さんがいるレストランで
一瞬店内を暗くし、スタッフがバースディソング歌いながら
運ばれてくるプレートは感慨もひとしお
何となく日本では個室で
身内だけで・・・というイメージがあるが
他のお客さんの拍手こそ、感動じゃないかと思う






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牛肉のカルパッチョ
ヴェネツィアのハリーズ・バーから始まったカルパッチョ
1950年の秋、食事制限のある常連の婦人が店に訪れ
薄くスライスした生のフィレを出したのが始まり
カルパッチョという画家の描く鮮やかな赤と
よく使われる白の色彩をヒントに
ビーフのテンダーロインとホワイトソースを組み合わせ
その画家の名前を料理名にした






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美味しい料理に舌鼓をうっていると
大久保さんの姿がない






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厨房で発見
もちろん了解を得てのことだが
その熱意は凄い
何処でも
誰にでもツーショットを快く受けさせるのは
ほとんど名人芸だな






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ここでもチャオ~
日伊親善大使は駆け回る






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難解なワインの選択はルイさんにお任せ
フカッチの
パッショーネのようなバローロと






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爽快なルビー色のランゲ

素材の滋味あふれる数々の料理
湯気をたてて運ばれるパスタやリゾット
目にも鮮やかな真っ赤なフィレ肉のカルパッチョ
ロゼ色の子牛
パーティの適正人数が8人である理由は
1本のボトルをを最適な量で注ぎ分けられ
そのため2種類のワインを飲めるからという
僕らはそれを2セット・・・
プラス、食前にビールにスパークリングワイン






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ということで長々とした二日目終了
サイクリングが終わってホテルで食べるなら
たっぷりと時間があるが
高くて美味しいはあるけど
安くて美味しいはあまり聞かない
よって、事前情報をもとに予約し、外に食べに行くことになる

ホテルに着くいやいなや
「1時間後にロビー集合」ということになり
その間、二人部屋なので交代でシャワーを浴び
交代で洗濯をし、慌てて着替えることになる
この日の店もそのような理由で、かつ開店時間を狙う
遅く入ると混み合い、当然料理は遅れ、サービスも悪くなるから
これが川田さんのツアーの哲学
どうでもいいことはさっさとやり
楽しいことに時間をたっぷりとかけるということ
早起きは得で
凝縮した時間を過ごしたあとは早寝をすること
結果、綺麗な花束のような明日が待っている
このような日頃の生活を目指しながら
自分の望みはそっとポケットに隠したい。






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  1. 2018/06/09(土) 20:08:57|
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GIRO D’ITALIA 2018 其の二

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昨年の100回大会に引き続き今年もジロ・デ・イタリアへ7泊9日で行ってきた。
昨年はイタリア半島東北部のドロミテ山塊を中心にした山岳とミラノのドゥオーモ広場ゴール、今年は北西部のフランス国境に近いピエモンテ地方、そしてアルプス山脈を舞台にした最後の山岳決戦を自走で上って観戦する。

フライトはANAのコードシェア便で、羽田からルフトハンザでミュンヘンに行き、空港内地下鉄で日本より厳しい手荷物検査と出国審査をし、便を乗り換えたルフトハンザでミラノ・マルペンサ空港へ、帰りにはフランクフルト経由でANA便となり費用は羽田マルペンサ往復が122,420円。

案内してもらうのは昨年に引き続き南仏プロヴァンス在住のルイ・バトゥーさんと川田俊絵さんのサイクリングツアー会社、「アドベンチャー・サイクリング・ヨーロッパ」(以下ACE)のお二人。ACEさんへのツアー料金が2,100€、ツアー代金に含まれない今回の昼食・夕食・飲み物代等が300€(毎晩本場ワイン三昧)、それとジャージ類など土産代が400€だった。

高いと思えば高いし、この体験が安いと思えば安いかも知れない。無理と思えば無理だし、興味があればどうしたら行けるか現在の収支を再考してみると、1年後、2年後に可能性はあるのかも知れない。ちなみに私と松澤さんと大久保さんは、四捨五入の60歳前後が部活に一番熱が入ると考え、あとは燃え尽きる。

レンタカーや公共の交通機関で行けるスタート地点やゴール観戦だったら独自で行けるかも知れないが、大会のコースを選手が来る前に自走で上る峠での観戦となると、道幅も狭く交通規制もあり地元並みの経験者か、キャンピングカーで事前に待機して過ごさない限り無理である。そうなるとACEさんのように下見して、ホテルから自走で行くか、麓まで車で行って上るか、入念な計画(風雨雪対策)を立てないとジロの山でのお祭り騒ぎには参加出来ない。

以上、よく聞かれそうなことを列記。
川田さんの情報によると、物価・料理の旨さ・観戦規制の厳しさは、ジロ > ブエルタ > ツールの順だそうだ。ホテルやB&Bの朝食や、普通の食堂のランチや、地元客が多いレストランなど、ジロに外れは一切なかった。またワインの名産地ゆえ10€代でも驚くほど絶品のワインが多かった。(64歳コテコテのフランス人のルイさんの評価)





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松澤さんと大城さんの輪行は段ボール
大城さんは移動のためにキャスターを自作
これがミュンヘンの手荷物審査で大いに受けた
大城さんは沖縄のサイクルスーポーツに深い
ツール・ド・おきなわは過去29回のすべてに出場されており
サイクルスポーツを地域で牽引する立場として
ジロ遠征の経験は貴重なものだと思う







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飛行機での輪行の関門は空港までの移動と預け入れ検査、段ボール組は羽田空港へ宅配。シーコング組のわたしは熊本空港まで車で送ってもらったので、羽田の国内線から国際線への移動はキャスター付きなので無問題、岐阜の大久保さんは新幹線だが早朝なので大汗かかずに到着、帰りは国内線を選択。検査はチェックインカウンターで重さだけ測って、奥の大型専用の検査場でヘルメットやシューズ以外の衣類などをを入れておくと全部出して検査される。これが帰りのミラノ・マルペンサ空港ではシーコンが丸々入るX線検査機があるから面倒なことはない。







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預け入れが終わるとあとはフライトを待つばかり
なので乾杯!






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寝る、見る、食べる、飲むを繰り返していると、苦痛も不快も感じずミュンヘン空港到着。寝酒にウィスキーを頼んだら、ドイツ国エアーラインには無く、代わりにコニャクを案内されて芳香な香りを堪能する。






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ドイツの空港(ミュンヘンとフランクフルトしか知らないが)では、ゲートへの案内板・標識が見やすくて(的確な場所へ限られた標識)搭乗ゲートへ行くのが簡単な気がする。ただし、日本のように「〇〇便のお客様いらっしゃいますかー?」なんて、呼んでいるスタッフはいないし、出発時間が迫っていても、優先的に前に入れてくれるようなことはない。すべて自己責任が常識という感じ。なので余裕をもって搭乗ゲートへ行くことにしている。







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地下に行く長いエスカレーター







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空港内の地下鉄で搭乗ゲートへ
電車が来ると透明の隔離ドアが空き乗り込み、到着すると自然の流れでエスカレーターに乗り、あっという間に搭乗ゲートへ。ルフトハンザA320に乗り換え1時間5分でミラノ・マルペンサ空港(MXP)に到着。








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ミラノ・マルペンサ空港到着
自転車がなかなか出てこなかった。違う便に乗った乗客と空港スタッフが荷物が届かなく押し問答中の場面も。
ここはイタリアと觀念するしかない。なので一泊過ごすだけの荷物は手荷物に入れておくのが必須。30分以上1時間近く待たされてやっと運ばれて来た。







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到着ゲートを出たらルイさんの迎えが心強い
これからの滞在中に無駄な待ち時間や回り道
それにやり直しが無いことが旅を有意義に楽しむことが出来る
「時間をお金で買う」ということ
「どうにかなるさ」はここでは通用しない






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ホテルに着いたのは現地時間の21時過ぎ
夕食はホテルのレストランで初イタリア料理にワインで乾杯







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すでに明るいイタリアの歓迎を受ける人も
ホテルのスタッフにツンツンした人はおらず皆さん明るい








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自転車は翌朝組んで準備完了
段ボールやシーコンは最終日もこのホテルなので倉庫で預かってもらう








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このメンバーで6日間イタリア北西部を走る。
昨年参加の東京の松澤さん(川田さんの元上司)と岐阜の大久保さん、初参加の沖縄のバイスクルキッズ店オーナーの大城さん、滋賀のサイクルショップオーナーのフカッチさんと、今回初めてお会いした大阪のMさんの定員枠6名となる。フカッチさんとMさんはACEさんからロードバイクをレンタルし私たち4人は輪行。南フランスから5時間かけて来られたルイさん運転のRenault Traficでこれからジロを追う。







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自転車はルイさんと川田さんのを含めて8台
ボルボのトレーラーに7台と車載1台で運ぶ






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短期間の滞在で
あれもこれも詰め込むのはよくないので
こんな息抜きのサイクリングが大切
残雪のアルプスと古い教会の景色へ行ってみよう






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  1. 2018/06/03(日) 11:34:31|
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GIRO D’ITALIA 2018 其の一

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101回大会となるジロへ5月22日から行ってきた。
目的は、第101代マリア・ローザを決める18ステージから始まる3連続山頂フィニッシュを自走で上って観戦することと、サイクルフォトグラファーの砂田弓弦さんにお会いすること。それにブドウ畑の景観が世界遺産に登録されているランゲ地方のアルバの丘陵地帯や、コモ湖周辺からギッザロ教会までサイクリングすることだ。もちろん、食の宝庫のイタリアだけに地元に人気のレストランでの食事や、歴史あるサイクリングロードを走ってみることも体験したいと思っていた。







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また、スポーツ自転車として世界の流れとなっている電動アシスト自転車“e-bike”にも興味があった。昨年に続いてツアーガイドでお世話になった川田さんが、マウンテンバイクのe-bikeから、今年は写真のBOSCH製400Wバッテリー搭載のラピエールのクロスバイクに導入され、その進化を確かめるいい機会となった。

マウンテンは趣味のダウンヒルを楽しむためアシストを使っての上り用とされていたが、そのパワーは昨年友子さんが乗って十分なポテンシャルを目の当たりにした。ステルビオ峠の手前、ウンブライルパスの別れ道の有名観戦ポイントまで私と一緒に景色を楽しみながらの往復40キロ強を、20%弱の充電を残し峠越えのサイクリングを楽しむことが出来た。

しかし、川田さんが仕事として使うには、ロードバイクに遅れることなく先頭を切って峠越えの長距離を走る必要があり、フロントサスが無いため軽くてタイヤも細いクロスバイクの選択となったようだ。これについては一緒に走った上りにおいて、途中から到底付いて行くことが出来ないパワーには圧倒された。イタリア語でマッターホルンを表すチェルヴィニアへの麓から上る往復62キロ、獲得標高1600mの峠では、20%の充電を残し軽々と走られ、頂上では周りを見渡すと4~5台に1台はe-bikeだった。自走で峠越えができる人たちだけでなく、力のない子供や女性、年配の人までアシストして同じ感動を得ることができるのが世界基準のe-bikeだった。

ということで2018年ジロ・デ・イタリア遠征の記録は追々紹介していきたい。





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  1. 2018/06/01(金) 13:39:48|
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土橋さんはクルクルを取った

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阿蘇に泊まって走るサイクルツーリズムを第一弾は旅館で、第二弾をキャンプ場で阿蘇の皆さんと開催した。泊まらなくては得ることが出来ない走行後の食事や温泉、外輪山から日の出見に行く感動のライド、そのような阿蘇の恵みを地元サポートライダーと交流しながら体験するツアーに取り組んだ。そして、二つのイベントの物語を隅々まで読了し、妄想を現実にされたイベントが開催されることになった。もちろん私たちもお手伝いをするので興味のある方は是非こちらを。






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2週間前のGWの日に菊池渓谷に程近い旧迫水小学校で、ピーター・バラカンさんの出前DJが開催され、懐かしい70年代のロックだがほとんど聞いたことがない心地よい曲を楽しんできた。ピーター・バラカンさんは、1951年 ロンドン生まれで
ロンドン大学日本語学科卒業という、次から次に新しいロックが産声を上げる環境の中で育たれ、日本では聞くことが出来ない有名になる前のミュージシャンの名盤から選曲され、目から鱗のエピソードも貴重なお話だった。

さて、ここに辿り着くまでがたいへんだった。内牧温泉から212号でいつもはのどかなミルクロードに出ると、北山展望所の信号までの大渋滞という初めての経験で、開場に合わせて到着予定が開演に5分遅れて会場に着き、最初の一曲目を聞き逃したのが残念だった。






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ノーべル賞記念盤は2916円とお高いが村上春樹さんの解説付きということで迷わず購入。
まだ読み出しばかり、解説は当然ながら最後の楽しみにしておこう。






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土橋さんの店では理容店では珍しく週休二日制を導入
集客は落ちずリフレッシュが上質な技術と接客の糧となっている
昨日行ったら、ついに入り口にある三色のクルクル回る
サインポールを撤去されていた
もはや誰でもではなく、時代の流れに沿う敷居にするためだろう
相手が喜んでお金を払ってくれて、
提供する自分も楽しむことができる
無理なく続けて利益も上げ
さらに上質の技術を提供するため
イギリスやイタリアへの修行に投資する
更なる進化を続ける男性専科土橋理容店を
阿蘇ライドの帰りにでも、是非

土橋さん曰く
世界一になる。







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  1. 2018/05/19(土) 17:03:51|
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GWが終わって

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5月5日の仕事からの帰り、212号からミルクロードに入って1キロ程で渋滞となり北山展望所まで延々の車列が続いていた。この区間が渋滞するのは初めての経験で、想像するに好天に恵まれたこともだが、熊本地震以降閉ざされていた阿蘇周辺の道や観光地の再開がその要因だったのだろう、それと好景気(メディアでは報じることが少ない失業率の低さ)も知らず知らずに背中を押してくれたのではないかと思った。

宿の方もフル稼働で震災以降少なくなったスタッフの代わりに、英語が堪能な中国の若い女性や、宿の顧客である陸上実業団が合宿するということから趣味がマラソンの鹿児島からの若い男性移住者、それに自転車が趣味の地元の女性に、ハーレー乗りの福岡からの派遣の男性という様々な顔ぶれでGWのお客さんを迎えることができた。

わたしはというと、長きに渡り温泉宿としてお客さんを迎えるには、温泉が枯渇しないよう無駄のない扱い方をしながら、温泉の持つ自然の治癒力を生かし、もっとも気温に適した温度で温泉を提供する管理人が必要で、宿ではそれを湯守りと呼んでいる。その湯守りは現在東京から移住してきた33歳のトーマ君が担当しており、彼が休みの時はわたしが代わって管理するため10日間連続宿に通った。宿の多忙さもあったが、この仕事ができるのは高齢の会長さん(館主のお父さん)だけになるので必然的に出番となったわけだ。

この期間、もっとも印象的で思わずスタッフ全員びっくりの笑顔になったのが中国の家族旅行の方だった。到着されてトランクから出されたのは、薄い紫の新品のランドセルだった。「・・・・」目が点になっていると、「この子のなの、包装箱に入ったままだと運ぶのが大変だし、子供がせがむので背負わせてるの」・・・子供さんへの日本の土産が、高級なランドセルで、中国で今トレンド的に流行ってるらしい・・・スタッフのひとりが呟いた 「あれ5万以上だわ・・・」


阿蘇内牧温泉に外国人の方が来るには、レンタカーや公共の交通機関になり、英語が話せないとまず無理である。宿は大型バスに添乗員付きの団体客が利用する規模や内容ではないので、少なくとも1人は英語が話せるFIT(外国人個人旅行者)がお客さんとしての対象になる。そこでスタッフと外国の方と英語で直接話すことによって、日本のお客さん以上にコミュニケーションが生まれることになり、このような会話の中で親しくなり顧客としてまたお越しになる場合が多い。これはスタッフも楽しいことでありGWの忙しい日々が続く中で大いに息抜きが出来た瞬間だった。

最後の日、軽のレンタカーで来られたフランスの若い女性3人組は、森閑とした杉の間や、野草の活花、スイレンが咲く池、それに利用時間が過ぎた男子の大浴場など一眼レフで撮りまくった挙げ句、片言の英語の会長さんと長いこと話されていた。笑顔が爽やかでスラッと背が高く温厚で、家紋をつけた紋付羽織の出で立ちという日本人が珍しかったのだろうか、そんな宿の日常に触れられだけでメルシーを連発し、満面の笑顔と感動のフランス語をまくしたて、暖簾をあとにされた。今までの経験からいくと、あのフランス人は絶対また来られるに違いないと思って見送った。






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  1. 2018/05/07(月) 17:35:56|
  2. 宿のこと
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定番やまなみハイウェイ自走旅

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兵庫県西宮市からお越しのTさんは、19時05分発のフェリーで大阪南港を経ち、翌朝6時55分に別府港へ到着され、期待に胸膨らむのを押さながら慎重に自転車を組まれた。港の前のセブンで軽く朝食を取られたあと澄んだ空気で深呼吸し、海沿いの国道10号線を軽快に走られた。九州横断道路、やまなみハイウェイ入り口の交差点を左折すると、すぐに湯煙と硫黄の匂いが立ち込める昭和的な温泉街となり、ここでやっと「自転車で九州に来んだ」と実感されたようだった。

西方の筑後川水系と東方の大分川水系との分水嶺にあたる標高707mの水分峠では勢い余ってかなり足を使ったそうだ。二つ目の峠となるやまなみハイウェイの象徴的な絶景、長者原から上る牧ノ戸峠では、普段あまり山を走る機会が少ないので苦労したと笑顔で話されていた。

宿に到着されるのが見えたので暖簾の前で出迎えた。ここまでのルートと体調を聞いたあと静かな一角で抹茶を飲んでもらいながら明日のコースを紹介した。帰りは同じ道を自走される予定だったが、短いながらも阿蘇での1泊2日を堪能できるよう提案しそれが決まった。あとは自転車の方だけに提供している洗濯機でジャージを洗い、温泉旅館の一夜を過ごされたようだった。

翌朝は日の出鑑賞と雲海遭遇を期待して大観峰に行かれ、早朝の澄み切った無風のミルクロードのサイクリングをたっぷりと楽しまれた。宿に帰ったら朝風呂でさっぱりしたあと、朝食をゆっくり食べて10時過ぎに一旦チェックアウトし、荷物を預けて阿蘇火口に行かれた。

予定の14時に宿に帰ってこられこの日二度目の温泉を愉しまれた。自転車を輪行袋に入れられたら阿蘇駅まで車で送った。駅改札横のインフメーションに輪行袋の自転車を預け、隣の阿蘇道の駅でおすすめの弁当と、豆の木さんのフレンチトーストを買われ、15時11分の特急あそぼーいで車窓の人となり17時11分別府駅へ。そこから3キロの別府港に行き18時45分発のフェリーで帰られた。

Tさんの輪行スタイルにちょっと驚いたことがあって、それはバックがリュック無しのロスホイールの8Lのサドルバッグのみというところだ。多くの自転車旅の方を見てきたが3泊旅では究極の軽装備だと思う。

バッグの中身はというと、ウィンドブレーカーに替えの下着類がワンセット、眼鏡、輪行袋、それにスマホやサイコンの充電器類だが、フェリー2泊と旅館1泊で自転車のウェア類や下着は宿で洗濯できるからあとサンダルがあれば必要にして十分だろう。写真を撮るのは忘れたが、そのロスホイールのサドルバッグが何とネットで送料込みの2000円という格安で他社製品の半年以下、品質はというとわたしが見た感じに特に違和感もなく、Tさんのやまなみハイウェイ自走200キロにも問題はなかったことから試してみるのもいいかも知れない。

これからの季節、リュックは蒸れて暑いし、それに重心が高くなりダンシングがしにくい。わたしみたいにリュックを背負って走る機会ないと、昨年のステルビオ峠の急勾配でダンシング宙にバランスを崩してコケてしまうなどトラブルの元にもなりかねない。そうなるとロールアップ式のサドルバッグも2000円くらいならと思いつつ自転車旅のつぼみをあたためたい。




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  1. 2018/05/02(水) 17:13:31|
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阿蘇火口見学の再開&北登山道も開通

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2016年の阿蘇中岳第一火口の噴火により破損していた火山ガス警報装置が復旧したことから、4月26日立入規制が解除され火口見学やここから散策する砂千里・阿蘇中岳・高岳へ行けるようになった。ただし、風向きよっては火口から吹き出る有毒ガスの影響で立入規制になる場合もありこの日も朝夕は規制となっていたようだ。

また、熊本地震で損壊していた登山道の「猿まわし劇場」から上って、「ファームランド」から米塚の前を通る赤水線(北登山道)が26日開通した。これで阿蘇山上に通じる3ルートの全てが開通したことになる。





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火口見学の再開により多くの外国人観光客が阿蘇中岳や砂千里方面へ登っていた。






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3年半振りとなる阿蘇中岳火口、外国人に人気の理由は世界にも稀な活火山の、その煮えたぎる火口の直前まで気軽に普通の格好で行ける「「ボルケーノ」なのである。

阿蘇山西駅から火口西駅までは阿蘇ロープウェイが噴火の影響で長期運休しており、代行として阿蘇山公園道路を「阿蘇ループシャトルバス」が運行している(大人往復1200円)。また、車の場合は普通車で800円、徒歩と自転車は無料だ。1.4km平均勾配8.8%はなかなか走り応えがある。

弱虫ペダルサイクリングチームの合宿が南阿蘇であり、その取材記事がバイシクルクラブより印象的な素晴らしい写真とともに紹介されている。弱虫ペダルの作者でありチーム監督の渡辺航さんは記事の中でこう語っている。
「阿蘇は自転車で走りやすく、最高!大好きなエリアです。毎年『ツール・ド・夏休み』でよく走っています。やまなみハイウェイを下り、ミルクロードで大津へ抜けたり、そのまま中岳を上ったりと、何度も走ったことがあります」







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昨晩は家内と8月に出産予定の娘と、先日入籍したばかりの息子の嫁の誕生祝いを兼ねて自遊亭に食事に行ってきた。久し振りの自遊亭は、付き出しから最後の締めのナポリタンまで安定の美味しさで、海や山の幸をほっこりと思わず笑顔になるような料理を4人で楽しんだ。なかでも旨いのがサバの胡麻醤油、この店を訪ねたときの定番で炊きたての御飯にまぶして食べたらさぞ旨かろうと思うのだが今夜はビールで。





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もうひとつの昭和の王道がアジフライ
サクサク、ふかふか、大葉が巻かれて香りもよく
定番のウスターソースを垂らして食べると
少年時代の我が家を想い出した
一家団欒、今夜はそんな席だった







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  1. 2018/04/27(金) 17:11:49|
  2. ロードバイク
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春のコントルノ食堂

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沖縄のチームキッズのメンバーでチームイトマン代表の安田さんが福岡に転勤になられ、仕事が落ち着いたところで阿蘇を走りに来られた。沖縄では散々お世話になっているものだから、是非ご一緒したかったが宿の浴場スタッフが欠けてからは、湯守のトーマ君が休みの日は温泉の管理をしなければならず、この日も都合が付かず申し訳なかった。しかし、安田さんは短くても2年はいらっしゃるだろうから、我が家泊まりでご招待したいものだ。







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東京の片山さんが3泊で熊本に来られ、2泊目はコントルノ食堂の食事希望にて菊池泊となった。

菊池の人が育てた食材を、できるだけシンプルに菊池の人が作った、菊池のイタリア料理を楽しめる店がコントルノ食堂だ。ただそれだけのことがだが、されどであり、熊本県外からもこのように訪ねてこられる隠れた名店だとわたしは思っている。

最初の一品は「走る豚のリエット」、やまあい村の豚は、狭いゲージ飼いではなく、拓いた放牧農場で自由に走り回ることから「走る豚」の名前で出荷されている。自然な餌に炭を混ぜて育てられているので獣臭もなく豚肉の旨味だけが凝縮されたブランドポークである。自家製パンとの相性も抜群、片山さんも名刺代わりの一品目に目が輝いた。






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牛レバーの煮込みだったか・・・
写真は撮り忘れたが、
これに合わせてもう一品が、
高田賢三さんも食べに来られた
菊池産モッツアレラには塩トマト
ビーズに白インゲン
走る豚の冷製と平飼有精卵のゆで玉子
それに味の濃い野菜
いずれもここを訪ねないと味わえない菊池産の品々






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パルパルデッレ、平打ち自家製パスタに走る豚と菊芋
モチモチの麺は極上






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自家栽培玄米リゾット、グリンピースに生ハム
玄米って、こんなに美味しいものだったか・・・
グリンピースって、こんなに味が濃かったか・・・





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走る豚の詰め物
締めと濃厚赤にドンピシャの逸品






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コントルノ食堂オーナー菊池健一郎さん
たいへん美味しくいただきました
東京から訪ねられた片山さんも大満足
春の菊池の素材の
シンプルかつ濃縮な味わいに完全にハマったようです
これからもコントルノ食堂を求めて菊池に訪れる方に
エッジの利いた料理で熱狂させてください





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  1. 2018/04/22(日) 16:49:29|
  2. おすすめ食事処
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永遠の時を獲得する

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楽曲も、アルバムも
デヴィッド・ボウイそのものといえる傑作、
「”Heroes”」。
アルバムが発売されたのは1977年。
当時19歳だった私は北九州の友人の学生アパートで、
ジャケットに見入りながらレコードに針を落とした。

その頃は成田闘争の真っ只中で
同じアパートに住む活動家が、
毎日郵便受けにガリ版刷りの勧誘ビラを入れていた。
音が漏れないよう、そのビラで窓の隙間を押さえ、
フルボリュームで何度も聴いていた。






2018418koIMG_1335.
アルバムジャケットの写真は、40年以上ボウイの写真を取り続けた福岡県直方出身の写真家、鋤田正義さんだった。「英語を聞くのは何とかだったが、しゃべることができず、ボウイとのコミニュケーションは写真を通してだった」と日経のコラムに書かれていた。

写真家 ロバート・キャパの「ちょっとピンぼけ」の訳者川添浩史さんのはあとがきにこう書かれている。
「ハンガリーのブタペスト生まれのロバート・キャパは、17歳のとき独裁者ホルティのユダヤ人追放によりベルリンへ逃れた。しかし、その後、ヒトラーのユダヤ人追放によってベルリンからフランスに命からがら逃れ出た。母国とその言葉をもたないユダヤ人のキャパは、世界の言葉として写真芸術に自らの生きる途を発見したのだろう」






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ボウイからマスター(巨匠)と呼ばれた男、
写真家鋤田正義さんに迫る初の
ドキュメンタリーが近々公開される。


「Behind the Mask 」が流れるPRビデオには、
世界的なアーティストがフラッシュバックし、
偉業を賛美する言葉が続く。

御年80歳の巨匠は
世界の言葉、
コミニュケーションとしての写真について
こう語る。

「ボウイとの関係がうまくいったのも、
英語が話せなかったからじゃないかと思う。
しゃべらなくても、写真が代わりに語ってくれる。
目の前に居る相手を尊重して、
瞬間を記録していく。そうやって撮影を続けてきた。」

「残り少ない時の中で
あとどのくらい『永遠の時』を獲得できるか・・・
高校時代、母にカメラを買って貰ってから
今も変わらない僕の思いです。」

伝説のバーマンの物語「シューマンズバーブック」
熊本での上映はなくて残念だが
こちらは6月に上映予定なので楽しみ
Denkikan、ありがとう。






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  1. 2018/04/19(木) 12:18:45|
  2. その他
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有明海の干満の魅せ方

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弱虫ペダルファンの方から素敵なメッセージを頂いた
喜んでもらったようだが
今後とも期待に沿えるようお迎えしたい

ラピュタはダメになったがその代りとして
夜明け前のミルクロードや大観峰を取り巻く自然の荘厳さを
見逃されないよう、しつこく、これからも伝えていきたい
そして、いつの日か、あの雲海を見せてあげたい







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サイクルスポーツの八重洲出版から
トヨタハイエースのカスタム情報が満載の「ハイエースファン」に続いて
また取材していただいた
今度は日産キャラバンの本格的ムック本「キャラバンファン」






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宇土市にある「長部田海床路(ながべたかいしょうろ)」
海苔養殖や採貝の漁業を営む人たちの道で
満潮となると道が海に沈み
海の中に電柱が立ち並ぶ不思議な景色は
昼間は何度も見たことがあるが
このような夜明けか、日の入りの時間帯はより印象的だ
それに干満差が大きい有明海を
干潟で見せるのではない視点が面白い






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  1. 2018/04/12(木) 16:50:25|
  2. 宿のこと
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