コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクで走るの魅力を紹介します。

宿のサイクルステーションは仏語の芽生え

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宿のホームページに自転車のメンテナンス情報を載せました。
輪行の皆さんは多少の忘れ物があってもこれで大丈夫、近くに来られた方も玄関から入って右の下足箱に一式置いていますので、「ちょっと貸してくださーい」と云えばOKです。

蘇山郷の場所は阿蘇郵便局の前になります。
コンビニは、徒歩3分にディリー、車で3分にセブン、同5分にローソンとファミマがあります。また、セブンの隣にコインランドリー&食材・ドラッグ・衣類のマーケット(21:00クローズ)もあり馬刺しも売っています。
徒歩2分に地酒があるこだわりの酒屋もあります。






















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GWの予定は、5月4日・5日・6日と3日連続で阿蘇サイクリングです。
そこで渋滞知らずの新たなコースを教えてもらいに坊中の軽木さんの店にお邪魔しました。






















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すると、
どうせなら、こういう道を教えてあげるから走りましょうと、






















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私は軽木さんのチネリのクロスバイクを借り、ご本人はあえてクロモリで東登山道(阿蘇パノラマライン)の麓から中腹までをショートカットする道を走りました。






















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軽木さんが着ているのは区長していたときに配布された「防犯」用ベスト。
これを着て走ると地元の人は「お疲れさまです」と無敵の信頼を得るという。本人もそのような意味を持って走るので、このような取り組みもひとつのアイデアであり、自転車乗りとしての新たなボランティア活動とも言えるでしょう。






















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田園地帯からけっこうな坂を上る杉林の林道は車も通らず快適、このコースは定番化ですね。

帰りは旧57号をポタリング、なかでも一番の見どころは西巌殿寺を案内してもらいました。










































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東登山道に面している大きな門はあとから作られたもので、






















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こちらの仲小路門が本来の門
阿蘇山へ登る道も仲小路通りから西巌殿寺の下の横道を通り登っていたといいます。






















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夏目漱石の二百十日にも、

「何でも突き当りに寺の石段が見えるから、門を這入らずに左に廻れと教えたぜ」
「饂飩屋の爺さんがか」と碌さんはしきりに胸を撫で廻す。
「石段は見えるが、あれが寺かなあ、本堂も何もないぜ」

と描写されています。




















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西巌殿寺は726年、草千里と中岳火口の間の地域の古坊中(ふるぼうちゅう)に本堂が建てられ、密教系山岳仏教徒の修行の場として九州でも有数の霊場であり全国から修験者や行者、山伏が集まり、香の煙が絶えることがなかったといわれています。
その後、戦国の戦乱により古坊中の西巌殿寺は焼失し、江戸時代初期に加藤清正により分散していた衆徒、行者、山伏が呼び戻され、現在の坊中の地に復興されました。






















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階段を上ると何もない!

西巌殿寺は2001年に不審火により消失し跡形もありませんでした。
本堂の燃え落ちた巨大な柱が消火活動を防ぎ2日間に渡り燃え続けといいます。






















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礎石だけを残した西巌殿寺跡、再建には莫大な費用を要しそのままの姿で11年が過ぎています。






















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阿蘇をサイクリングする楽しみは雄大な景色もあります。
紀元前から栄える阿蘇は、ほど良い速度で、車で行けるくらいの距離を、歴史ある建造物やそこを詣でる道を、自分の力で踏みしめて快癒するのも非常に良い体験です。
しかし、それにはちゃんと案内し説明してくれる人が必要であり、そのためにも大いに学ばねばならないと感じました。

蘇山郷には個人旅行の外国の方がいつも宿泊されています。
それもドイツやフランス、イタリアの方が主流で、聞きなれない言葉からして、まるでジロやツールの雰囲気のように思えます。末はこんな人達をサイクリングで案内できるようカタコトでもフランス語やイタリア語を話せるようになりたい考えます。
北のクラシック『フレッシュロワンヌ』の栗村さんの実況で、現地語を話せないとプロでは通用しない旨話されていました。なるほど、今から世界でサイクルロードレースのプロを目指す若い人はそうだろうと聞いていましたが、ここにきて実感するとは思いもよらぬことでした。

昨日はパリから家族連れのお客さんに杉の間を見せ、千年の杉で造られた1世紀前の部屋であることをカタコトの私の英語と、その奥さんのこれもカタコト英語で何とか会話が成り立ち、それを奥さんがテレビで聞く早口のフランス語でご主人や子供さんに通訳する初めての経験をしました。
そして、私がロードバイクが趣味でありツール・ド・フランスを見に行きたいことを伝えると、誰のファンか聞かれ「トマ・ボクレール」と云うとご主人が抱きしめてくれました。
その後、ランチに「いまきん食堂」の「あか牛丼」を紹介し、地図を渡したものの心配だったので車で追うとやはり全く逆方向を歩いており車に乗せ連れて行きました。
家族連れが宿に帰ってくるなり、何やら美味しかった旨の言葉とジェスチャーを連発され途方もなく愉快になりました。

ということで、ロードバイクの趣味の果てが見えてきました。
では、セボンのボンジュールのボンソワーのオ・ルヴォワール







日々是好日



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  1. 2012/04/24(火) 17:58:57|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7
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コメント

NoTitle

はじめまして
すてきなブログですね。
私はその日の気になった情報をアップしています。

よかったら覗きに来てくださいね。
  1. 2012/05/01(火) 21:55:40 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集 ]

風の住処さん

風の住処さんこんにちは、
木製のまち図ですね、あれ軽木さんが作られたものです。
「坊中の図」と題し、三十六坊 五十二庵を示した地図になります。
板の上に建物は木片を貼って、道は彫って立体感があってとてもいい感じになっていますよ。
自宅バー&ライブハウスを造ったり、街の振興に働きかけたり、アメリカンバイクを卒業しロード乗りのギターリストのお肉屋さんの袋の中身はまだまだ興味が尽きません。
  1. 2012/04/25(水) 10:40:16 |
  2. URL |
  3. コルナゴ部長 #-
  4. [ 編集 ]

ブッチャーK さん

いやこちらこそ、急に押しかけて申し訳なかったです。
あの勾配の坂をクラッシックなクロモリでは仕方ないですね。
秘密の峠、これからもよろしくお願いします。
コードネームはレッドでもブラックでもイエローでもおまかせします。
またご一緒ください。
  1. 2012/04/25(水) 10:07:50 |
  2. URL |
  3. コルナゴ部長 #-
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旅気分

いつもいつもステキな場所ばかりですね阿蘇は。

最後のお写真は木製の立体まち図ですか?
じーっと見惚れてしまいそうです(笑
  1. 2012/04/25(水) 08:25:46 |
  2. URL |
  3. 風の住処 #ihn3MyrQ
  4. [ 編集 ]

今日は一緒に走ってもらってありがとうでした(案内役の脚不足でスミマセン)今日のルートは山上への抜け道&麓のポタリ道ということでお願いします。
ベストは今後、秘密の峠を持った阿蘇のサイクルレンジャー!コルナゴ隊長用に準備しておきます~ちなみにコードネームはレッドでよろしいです・・・か?
  1. 2012/04/24(火) 23:41:05 |
  2. URL |
  3. ブッチャーK #-
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ヘボーネンさん

仕事=人生&<自転車@ASO

トマ、トマ!、トマ!!
ご主人は電動自転車だそうです。
ツールのときはやたらと暑いが眺めは最高だそうです。
来いよ!と云われ本気で考えています・・・・冗談(笑)
  1. 2012/04/24(火) 19:06:54 |
  2. URL |
  3. コルナゴ部長 #-
  4. [ 編集 ]

NoTitle

だいぶん緑が映えてきましたようですね。
GW前半は、同窓会活動で走れる見込みがありませんが、5月の後半は、できれば宿に泊まって阿蘇周遊に行きたいなぁって思っていたとこでした。  調整頑張ります!

それと壱岐、やっぱり今年もNGでした。かわりに、前の週末に、大分ばらもん巡業の旅に出たいと考えています。

それにしても、トマとは・・・・・
  1. 2012/04/24(火) 18:56:00 |
  2. URL |
  3. ヘボーネン #mQop/nM.
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