コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクで走るの魅力を紹介します。

第21回英彦山サイクルタイムトライアル大会

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英彦山、それは15.1km、たった60分に満たない凝縮されたドラマだった。



















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小さな町なのに、20回も主催しただけに完璧な運営だった。

9時40分定刻通り号砲とともにAクラススタート、以後5分おきに年齢別カテゴリーで出走する。




















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各クラスごとに公道を封鎖したスタートライン並ぶ。
順番が来るまで係員の持つプラカードを先頭に小学校の運動場で5人づつ並んで待つ。
それはまるで小学校の時の運動会のようでもある、が、回りの見渡すと年相応の集団であるのが微笑ましい。
手にする自転車は各メーカートップクラスが並ぶ。しかし、控えめな佇まいは自転車歴が成すものか。


















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2列目に並んだ。スポーツマスターズ日本代表の福島さんと一緒だ。前回のこの大会では2位だったが来月ロンドンの世界戦を控えているので今回は優勝狙いではないとキッパリ。隣はコナン君(黒澤虎南)13歳、福島さんのお友達、40分を切りたいと末恐ろしい目標をつぶやく、ちなみに結果は42.22分総合で22位と冗談ではなかった。



















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9時55分スタート。福島さんが見える位置に残る。そんな気分を味わういい機会だ。
10人くらいの集団で最初の左コーナーを曲がるとセカンドウィンドのマークさんが自転車を押して坂を下りている。
パンクでリタイアのようだ。悔しい表情だった。
先週のツール・ド・北海道市民ステージ総合優勝や、鈴鹿など表彰台トップを独占していたのに残念。

2キロを過ぎて集団に遅れはじめる。ここまでで脱落。仕方ない。これ以上無理したらあとがなくなる。
以後抜かれ続ける。



















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前回Cクラス3位のターザンさんは、この日を照準に多忙ながらも練習を積み激走する。





















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英彦山は鬼の形相が似合う。


















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厳しい坂が始まる残り5キロ、試走ではここを右折し森の中の道へ行った。
しかし、その道は係員がいて封鎖してある。

コースはまっすぐだった・・・・・













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この先のコースがわからない。厳しい坂が続く。心拍170、汗がフレームにしたたる。
前のグループに何とか追い着きたい。遅れて一人旅だけは何とか避けたい。

あきらかに年上とわかる人に抜かれる、
レディースやジュニアからも抜かれた、
抜くのは前のクラスから遅れた人のみ、前のグループに追い着きたい。懸命に走る。












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あと1キロ地点、Beachのキュウロクさんが見えた。
体いっぱいの声援がありがたい。坂が緩んだので力を入れグループに追い着いた。苦悩の喘ぎ声。みな必死だ。
ここからレースが始まる。負けるわけにはいかない。順位をあげたい。時計に目がいく。55分切れるだろうか。

ゴールまであと100m、家内とミヤケ君がいた。
応援に力が湧く、もうひと踏ん張りだ。
ゴールが見えた。
最後にブルーのジャージを抜いた。
同時に右後ろからスッーと一人見え一気に抜かれた。
もう追う力はどこにもなかった。


















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終った。



















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応援は今度から紙にこう書いて見せて欲しい。


「お前一人が苦しいんじゃない。

みんな同じだ。

力を出し切れ、お前のすべての力を出し切れ。

苦しいなら叫べ、思い切り叫ぶんだ」




















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戦い終わって2011年9月26日福岡県の添田町というほのぼのした現実に戻ってきた。

キュウロクさんとミヤケ君、応援ありがとう。
ホリ君、それにレース中に声を掛けて頂いたコルナゴ乗りのサイクルクラブきくちさん、ありがとうございました。


















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大会会場へ戻ると物産品ブースが並び、参加者には100円チケットが5枚とお茶券、
弁当やカレーやラーメン、ホットドッグなど好きなものを買って昼食、
厳しいレースのあとのお祭りさわぎはとてもいい雰囲気。



















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筑後ラーメンを選択する。とんこつスープが体に染み渡る。ラーメン専門店の味は格別。幸せな快感の旨さだ。
ラーメンのあとはコーラ。
Dクラスにはこの組み合わせはかなりヘビーだが英彦山で帳消し、毒をも浄化するスピチュアルスポットとでも云おうか。


知人友人友達の友達も集まりレースを反芻する。すごく楽しい。
1時間足らずでレースが終って昼食、午後から表彰式だから気持ちも帰る時間も余裕。

















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なごやかに表彰式、司会進行がとても上手でほとんど帰らないで残っているようだ。
その理由は賞品にもあるらしい。
入賞できなくても「大会へのひとこと」の賞があるから次回から真面目に書こうか。
しかし、「また来ちゃった」や、
「レースの参加料はどこに消えるのだろう」なんていうのも選ばれ、

その答えに司会の方は、
「参加費、もちろん私たちの打ち上げです!」に大爆笑。














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Bクラス優勝はギンリンのきんに君、子供と表彰台に立つと宣言通りのお立ち台。

総合優勝はAクラスも取ったセカンドウィンド鹿児島の田典幸君、一緒に来たマークさんも嬉しそうだ。
















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ターザンさんはCクラス準優勝、総合9位と素晴らしい。

しかし、各クラス優勝のLEDアクオス32型は逃がす。
6台も賞品提供なんてすごいぞ添田町、お持ち帰り最大サイズの32型というのが賢い。





















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レース結果は55分3979秒。
目標の50分前半はわずか及ばなかったが力は出し切り満足だ。
始めてのヒルクライムレースは非常に魅力的なイベントだと認識した。運営する側としても人や道路の束縛される時間も短いので開催しやすいのではないか。経済効果として宿泊は休前日が対象となり、僻地以外の温泉地などではそのようなイベント事がなくても集客を図れるところが多いので疑問となる。そうなると添田町のような物産販売と昼食を兼ねたものになるのかも知れない。ゼッケン回収など経費節減のノウハウと収支を添田に聞けばどこの地域でも開催は可能ではないだろうか。
添田は選手や応援の家族を含め500名近く集めたのは間違いない。あとは集客者に見合う商品や食べ物など近くの道の駅にないものを提供するのも良いのかもしれない。
いずれにしても添田はよき見本であるに違いない。このような魅力的な大会が九州各地で開催されると我々参加者としては嬉しいことである。無駄遣いをやめて必要な物も買うだろう。そして練習もする。それは健康になることを意味する。タバコの値上げは喫煙者が病気になるリスクが増え、その医療費を国民が等しく支払わなければならにという説より、自転車の普及、専用道、サイクルイベントの開催が生活習慣病の予防など今後の医療費の削減への投資になるのではないかと考える。

子供のころ運動会が近くなると速く走れるよう友達とは秘密裏に練習していた。いわゆるコソ練だ。そう云えば英彦山の大会は大人の運動会のようだった。コソ練すればもっと楽しいものになっていただろう。
真剣に無邪気になれるところがいい。景色を見ながらのんびりサイクリングや、山岳コース、長距離ライドもいい。
しかし、晴れの舞台で自分で監督し、演出し、主役を演じるのも楽しいものだ。そんな自分史をこれからも続けたい。

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  1. 2011/09/27(火) 13:54:12|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:11
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コメント

ヘボーネン さん

あわよくばと、天気も良さそうだし今から走ってきいます。
がんパパさんは昨日山鹿宿泊で只今自走中、走ったあとは私が来るまで送ります。

来月は島原行きたいですね。
ミヤケ君もいけそうです。
  1. 2011/09/29(木) 07:34:47 |
  2. URL |
  3. コルナゴ部長 #-
  4. [ 編集 ]

ZENさん

できないことに挑戦することは自信がついていいものです。

短時間の、

一瞬の本番のために準備することは、

アスリート気分そのもの、

この年になってもそんな遊びのために背中を押してくれるのがこの大会だと思います。


現実を知らず、今回はぶっ飛びましたが、次回は目標を達成できるようしたいものです。

ZENさんの決意は正解ですよ。

いつかどこかでご一緒しましょう!
  1. 2011/09/29(木) 07:29:55 |
  2. URL |
  3. コルナゴ部長 #-
  4. [ 編集 ]

NoTitle

おっと、もうひとつ、阿蘇のお誘い有難うございます。

残念ながら明日は仕事の約束入れてますのでDNSで。
この職種に変わってから、平日は勿論ですが土日祭でも当たり前のように電話が鳴るとなると、自転車に専念して楽しむことが難しくなってきましたが、乗るときはハマって乗るつもりです、、、、、、、、なのでお早目のアナウンスお願いします。

とにかくレース直後なので、安全運転で大人のサイクリングを皆さんで楽しんできてください。

それと、がんパパは自走????
  1. 2011/09/28(水) 22:30:25 |
  2. URL |
  3. ヘボーネン #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

NoTitle

来年の参加???? 怖かです、自走で応援班ということではいけませんか。。。。

体重が70kgあると重力が・・・・・所詮言い訳・・・・・練習あるのみか Fuuuu・・・・・はい、では頑張ります。
  1. 2011/09/28(水) 22:17:01 |
  2. URL |
  3. ヘボーネン #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

かっこよすぎ!このブログ。

かっこよすぎ!このブログ。

このブログを見て来年絶対参加する事を決めました。
オレの来年のスケジュールが今決定しました。
1.天草
2.皆生
そして
3.英彦山
です。
この3大会は最優先事項。他の大会すべてキャンセルしても必ず出走します。

来年宜しくお願いします。

コルナゴ部長もかっちょええが、
ターザンどんの鬼の形相にはいつも感動だ!


  1. 2011/09/28(水) 21:03:38 |
  2. URL |
  3. ZEN #-
  4. [ 編集 ]

ミヤケ くん

ミヤケ君ありがとう。
駐車場で会った時、嬉しかったねえ、驚ろいたよ。知らない土地だからミヤケ君がいることは力強かったです。貴重な写真も撮ってくれて自分史の挿絵になりました。

来年は一緒に走ろう、スタートとしてしばらくだけでも、あとはいつものそれぞれのペースでね。できたら終ったあとミヤケ君おすすめの店で乾杯もしたいね。

来年は段取り頼みます。次は島原半島で会おう。
  1. 2011/09/27(火) 22:24:50 |
  2. URL |
  3. コルナゴ部長 #-
  4. [ 編集 ]

あの分かれ道・・・

僕も土曜日走った時にあの場所でどっちに行くか迷いましたよ・・・
標識には右=英彦山と書いてあるし、初めてだったら間違えますよね~
僕はiphoneでコースマップ確認できたんで大丈夫でしたが、圏外で電波探すのに時間かかりましたよ!

観戦していても、いい大会だと思いました。
来年は僕もがんばります!
  1. 2011/09/27(火) 20:15:22 |
  2. URL |
  3. ミヤケ #tF2EIjZg
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ヘボーネンさん

仕事一番です。(痛切笑)

応援看板はトムとジェリーの悪魔の囁きを払拭するためです。へボーネンさんは来年は迷わずエントリーですから家内にでも頼もうかと思っています。(ほぼ確実に効果絶大のこれがないと50分オフは無理)

普通のサイクルイベントとは大違いで走っている以外、ホント楽しめます。(ラーメン極ウマのコーラの泡に満たされます)29日はターザンさん茶のこさんhori君にがんパパさんとにぎやかメンバーで阿蘇に行くことになりました。
よかったら是非と言いたいところですがよかったら是非。
  1. 2011/09/27(火) 19:32:45 |
  2. URL |
  3. コルナゴ部長 #-
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ターザンさん

次なる目標は50分を切ること、5分短縮とはその難易度がわかりませんが挑戦したいと考えます。

シャッターチャンスは継続した表情の一瞬です。しかし写真撮影者はミヤケ君です。大きなデーターもありますから賀状など如何でしょ(笑)

29日は沖縄のがんパパさんも参加されます。沖縄情報もお楽しみに。
  1. 2011/09/27(火) 19:20:11 |
  2. URL |
  3. コルナゴ部長 #-
  4. [ 編集 ]

NoTitle

部長、お疲れ様でした。当日仕事が中途半端に入ってしまい、応援、観戦も行けませんでした。

目標まで、もうちょい惜しかったですね・・・・でも、ますます体は絞れているようですし、次回は入賞目指して頑張ってください! 応援看板の文言は控えておきますから、来年はそれを見て気を失わない程度にモガいてください。

私は趣味程度のとき一度参加したんですが、1時間以上かかってしまい、それ以来山は私の戦場ではないと勝手に敬遠しています。阿蘇は別モンですが、、、、

それにしてもレース会場の雰囲気も楽しそうだし、そろそろ私も平地のレースから考えてみようかな・・・・
  1. 2011/09/27(火) 19:08:14 |
  2. URL |
  3. ヘボーネン #mQop/nM.
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いいオチでした(笑

お疲れさまでした。

「試走とはちがった・・・」 いいオチでした(笑

来年、リベンジしてくださいね。

かっこいい写真、ありがとうございました。

明後日も、よろしくお願い致します。

hori君も来ますよ~♪
  1. 2011/09/27(火) 18:37:14 |
  2. URL |
  3. ターザン #8IykC4x2
  4. [ 編集 ]

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