コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクで走るの魅力を紹介します。

二重の峠は氷の世界

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寒さが本格的になる小寒(しょうかん)の日、ちょっと晴れ間も見え、これは行くしかないと正月の運動不足解消にロードバイクで阿蘇に行って来ました。

実は今日、4日天候不良で流れた東京の女性の方を阿蘇へ案内する日でした。でも残念ながら体調をくずされて阿蘇ライドは春に持ち越しとなりました。ロードバイクで阿蘇を走りたいと熱い気持ちが伝わっていただけに残念でなりません。

さて、どこに行くか、11時過ぎた、寒さも多少薄れ、雪解けの可能性もあるかも知れない、それに4日墜落し機体が発見された矢護山付近もいつも走っているコースなので気になる、ならば23号を旭志から登ってミルクロードと交わる車帰り交差路へ、現地の状況を見てかぶと岩方面に登る、厳しいようなら下って大津方面へ、場合によっては二重の峠越から阿蘇平野へ下りラピュタを登るか、いずれにしても帰路は57号で凍結の心配もない。

決まりだ!






















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旭志の真木集落、直進したら墜落現場の矢護山、ミルクロードは右折する。

さて、ここから登りになるので装備を軽くする。

今日は冬用アンダー+長袖ジャージ+起毛ジャージ+デ・マルキのコンツアーレーシングジャケット(中原菓子職人から借り物)、サドルバックに携帯ウィンドブレーカー、下はレーパン半+レッグウォーマー+起毛ビブタイツ、シューズカバーはネオプレーン製の先端だけ+足首まで、グローブはインナー+冬用2枚、レッグウォーマーとヘッドウォーマー。

起毛ジャージとグローブ1枚とって、ジャケットのファスナーを空けてスタート。

























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鞍岳林道が合流するところでこの看板、引き返すか、それとも右折しミルクロードの「聖フランシス森の教会」のところに出るか、

天気もいいし、いけるところまで行く、
























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すぐにこんな状況、やっぱり山は違うね、

凍結していないところを慎重に進む。

静かな、静かな森、風もなく音もなく、チェーンの回る滑らかな音だけが聞こえる。





















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ついにきた!

ここから押して登る、

想定内の状況、

しかし、何度も空を見て天候を確認、晴れていたらいい、しかし曇ったらやばい、一気に気温が下がるとシャーベット状の雪が凍り行く手を阻まれる、山の天気は急変する、なめたらいけない、

そう問いかけながら進む。




























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ついに道全体が凍結、

ザクザクと凍った轍を歩く、

峠までこの状況だろう、1時間まではかからないはず、

今日はネオプレーンのシューズカバーでよかった、全く水を透さないからこんな状況でも快適だ。

それにビンディングシューズはグリップがあって滑らない。






















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究極の一枚と思ったんですがフォーカスされていませんでした。

凍結道での山岳ジャージ、サイクリストたるもの、前に!

昔のジロやツールもこんなケースがあったと聞く、














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三脚なしに自分を撮る方法がこれ、























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自転車を押して40分後に車帰交差路到着、

ミルクロードのかぶと岩方面はゲートが閉ざされ通行止め。
























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ミルクロード大津方面の下り、こちらもゲートが閉ざされ通行止め。

土木作業車が付近に一帯に凍結防止剤を振り撒いて氷は熔けているものの強風が吹き荒れて飛ばされそう。

さてと、右も左も通行止め、今来た道を戻るか、二重の峠を下るか、

天気もまだ何とか晴れている、

午後1時か、まだ大丈夫、峠を下り57号で帰ろう。




















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10分後、てくてくと自転車を降りて歩きながら空を見上げると怪しい雲が覆ってきたぞ!





















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峠は凍結しておりあっという間に雪が降り出す、

風も強く、気温も一気に低下、

三脚たてて最後のスナップ、

厚手のグローブでカメラの操作がうまくできない、

ブレーキレバーの先端を使って成功、

さあ、帰るぞ!

峠の途中から何とか自転車に乗れるくらいの状況になり慎重に下る、

すると寒くて寒くて、スピードが出ると体感温度がこんなにも違うものか、

峠を下り終えて登りはじめに脱いだ3枚目のグローブとネックウォーマーをはめる、

でも指先がかじかんで、氷点下だろう、

起毛ジャージは走っていると暖かくなるだろう、またグローブとるのも面倒なので着ない、

57号に出る、車が多い、風も強く、あおられそう、

ボタン雪が45度の角度で降りまくる、見る見る黒いジャージが白くなる、

赤橋通過、下り速度は40キロ、寒い、手がかなわない、ブレーキレバーだけは放さない、

立野、ここから先は道路工事で路側帯がない、それに簡易舗装で道は荒れている、

危険なのでスピードを落として途中から車両の少ない白川沿いの道へ逃げ大津へ、




15時10分、自宅到着、カップラーメンで体を温め、温泉に浸る。

どんな映画よりも緊張と刺激があった4時間でした。

平均気温は3度と寒かった、でも回想するとまた行きたくなるわけです。

冬は冬で阿蘇の自然に立ち向かう装備と判断力さえあれば楽しいものです。ロードバイクは自然と一体となるスポーツ、河川敷だけじゃもったいない、冬山用タイヤなんてないもんだろうか(笑)
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  1. 2011/01/06(木) 20:39:25|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

ヘボーネン さん

明日は3人で初ライドですね、よろしくお願いします。正月の運動不足でちょいとばかり太ってしまいましたのでLSD(長く、ゆっくり、距離を重視)を軽いギアでクルクルと楽しみましょう。
寒いときは重たいギアだと膝を痛めやすいとか、案の定やり過ぎて右膝に湿布貼ってます。

明日の阿蘇平野、曇り、最低気温マイナス1度、最高4度、厳冬期装備がないので重ね着で参ります。(泣)
  1. 2011/01/09(日) 08:08:40 |
  2. URL |
  3. コルナゴ部長 #-
  4. [ 編集 ]

NoTitle

ご無事で何よりです。間違いなく去年よりはるかに厳しい1月ですね・・・・・
ビンディングのかわりにアイゼンが必要かと、、、、、本気で思いましたよ。
10日は真冬装備で参ります。もしかしたらチャリはMTBにスパイクタイヤだったりして(笑)
  1. 2011/01/08(土) 10:58:56 |
  2. URL |
  3. ヘボーネン #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

taka さん

実は冬走ると楽しいことを伝えたかったんです。
それと、みんなと走るのもいいんですが、人に頼ることができない単独走も緊張感があって、たいしてところをそんなに長く走っていないのに充実感に浸れるところも魅力だと言いたかったんですね。

まあ、そんなことにうなずける人に限ります、takaさんはそれがわかる人なのですね。

行きいますか?(笑)
  1. 2011/01/07(金) 17:09:28 |
  2. URL |
  3. コルナゴ部長 #-
  4. [ 編集 ]

わかる~。

写真とコメントで、充分に寒さと熱意が伝わってきます。行っちゃうんですよね~、わかります~。

けど、時には引き返す勇気も必要!安全に楽しみましょ~ね。・・は、自分への一言でもありますが(汗)
  1. 2011/01/07(金) 15:32:40 |
  2. URL |
  3. 山鹿サイクリングクラブ taka #3tICNbP6
  4. [ 編集 ]

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