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コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

Trip Tips in ASO Big Sky

出雲から菊池へ親子の自転車旅

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岐阜の大久保さんは高校1年の次男坊と楽しみしていた海外遠征が出来なくなり出雲へ家族旅行に行かれた。出雲で奥さんと兄と別れたあとは男2人の冒険旅行となり500kmの自転車旅を計画された。しかし、しまなみ海道は最高の天気で楽しまれたが八幡浜からフェリーで別府へ渡ると天気が崩れた。雨天のやまなみハイウェイは走れず九州横断バスに乗って南小国役場前で降り、阿蘇ライドは出来なかったがバス停のすぐ近くにあり今回の目的のひとつの茶のこさんを訪ねられた。翌日も雨のためで車で迎えに来ると言っていたが、坊は「コルナゴ部長の家まではどうしても自走する」と気合十分で、宿泊していた山川温泉から雨のなかゴールとなる菊池温泉の私の家へ無事到着された。その後は特別メニュを用意して2人の冒険旅行をお祝いした。





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四国は絶好の天気でサイクリングだった。




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九州は雨、でも温泉は最高に楽しめた。






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新型コロナの影響でローカル電車は動かず、
泊まった旅館はどこもスカスカ、
フェリーは2等の広い船内に数名、
別府の街中は閑散として
横断バスは貸し切りで運転手さんのガイド付き
茶のこにはお客さんがいてホッとされ
わいた温泉から雨の中33km午後過ぎにゴール!

坊への気遣いが終わったお父さんのために、私の菊池の旅館時代に大久保さんの大好物だった朝食バイキングの松尾さんのおはぎを思い出したので、家から100m先ににある「お菓子の紅梅」の陣太鼓バーガーをご馳走した。ミニフランスパンに挟んだ特性陣太鼓にバターをトッピングした熱々のあんことバターは自転車旅の終わりの最初の一食。




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濡れて疲れて冷え切った2人には
まずは我が家の温泉で暖まってもらい、
お菓子の紅梅の向かいにある人気のラーメン屋桂仙へ






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高校の時は3日に1回は食べてたが
ここ数年は2年に1回くらい。
久し振りに食べたら
この店の特徴で大好きだった臭味と濃厚さは消えて
まろやかであっさりした上品なラーメンに変わって旨かった。




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菊池は桜が見頃だったが夜桜見物客もいなくて静か
灯篭に照らされる菊池神社のレッドカーペットは
寂しげだがこれも情緒がある。
大きな旅館も休館のところも多かったようだが
家族経営の旅館で良かった。
自転車旅の親子は歓迎されて何よりだった。




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夜は大久保さんのリクエストに応えてコントルノ食堂へ
父のDNAを引き継ぐ感性豊かな坊は2度目で、塗る走る豚のクロスティーニを一口食べて「懐かしい!」と感動していた。




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今回のコントルノ食堂の食べる以外の大久保さんの目的は、ソフトドリンクとしてのお茶の可能性を菊池シェフに尋ねたいということだった。イタリアレストランでの飲み物は、様々ワインを料理と組み合わせることができるが、飲まない人、飲めない人は水(ガス入り・無し)しかない。フランス料理の巨匠ジョエル・ロブションは生前最後に認めた食材が「八女伝統本玉露」だった。2017年このお茶を体験しその場で「このお茶を世界中に伝えたい」と言ったという。

大久保さんの実家はすでに辞められているがお茶屋だった。だから今でも趣味としてお茶の可能性を追求されている。コントルノ食堂では私の退職記念として静岡の銘茶「東頭(とうべっとう)」を戴いた。そしてその私の東頭を私から菊池シェフ夫妻に体験してもらうというのが大久保さんの配慮だった。





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お茶は店が明けてから、料理を楽しもう。
まずは前菜に菊池産モッツァレラチーズとイチゴ
写真は撮り忘れたが前菜2皿目は走る豚ボイルハムに自然栽培ルーコラ、トンナート
薄く小皿くらいの大きさの走る豚のボイルハムは初めてで特に素晴らしかった。坊はこれに合わせて出された自家製パンに巻き「ウマい!」と感激して食べていたが、飲めない高校生はウーロン茶なので、このようなガッツリした食べ方もイタリア家庭料理を提供するコントルノ食堂ならではだと思った。





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菊池産有機小麦粉と平飼い有機卵の手打ち生パスタ太麺「キタッラ」には、最近デビュの菊池産羊とパプリカのソースが絶妙だった。





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肉料理は菊池産の放牧豚 走る豚のスペアリブ炙り焼きと菊池産ホゲット ロースのアロッスト
ラムとマトンの間に位置されるホゲット、それも菊池産、いや素晴らしい食材を生む菊池の自然と、育てる人の圧倒的なこだわりを感じた。

大久保さんも私も今年のジロには行きたかったが、坊と一緒に行く計画をしていた大久保さんは坊の学校の都合で断念、私は友子さんと一緒に行く予定でサルトさんに完璧な行程と宿を押さえてもらっていたが友子さんの仕事のことで断念した。サルトさんは夫婦で行かれる予定だったが新型コロナの状況を見守っていたところ2月中旬に無理と判断、その後イタリアにも感染が拡大しジロが開催延期になり、現在はそれどころではない状況になっているのはご存じの通りだ。

2017年100回大会のジロは大久保さんと友子さんと一緒だった。初めてのドロミテ山岳、ガルデナ峠で見たマリアローザの集団、そしてキンタナとジロ直前に亡くなったスカルポーニに勝利のガッツポーズを捧げた二バリのアタック、その感動のまま峠のレストランで食べたソーセージのポレンタが美味しくて、以降コントルノ食堂ではよく食べさせてもらっている。この日も走る豚とホゲットに添えられたポレンタを大久保さんと懐かしく振り返りながら楽しんだ。





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〆のリゾットは菊池産自然栽培玄米と原木椎茸とパルミジャーノ、菊池の自然が凝縮された玄米と原木椎茸にパルミジャーノのパンチの効いた刺激臭と濃厚な旨味が加わり絶品だった。





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料理が終わって旅館の浴衣でカウンターに立った大久保さん
作法や流儀はないお茶本来の味を楽しむ体験が始まる。




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奥さんのみどりさんの目はキラキラ、まずは小皿のような漆器に茶葉を入れ少量の水やぬるいお湯でお茶の旨味を出す。飲むのは数滴だがお茶本来の旨味が凝縮されたまさに出汁のような美味しさは驚愕、生まれて初めて知る「これぞお茶」に圧倒される。





小皿のような漆器
茶葉は最後に食べる。コントルノ食堂ではデザートの九州産生クリームのパンナコッタに掛けて菊池シェフ夫妻に試食してもらった。誰しもまさかと思うがまさかと思う食材でもあるのだ。






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次はワイングラスで飲み物としての体験、水から味を引き出すので本来は数時間かけて抽出するところだがこの日はワイングラスに茶葉を入れたままの試飲となった。そもそも大久保さんは自転車による7泊の自走旅であり荷物は土産の100gの東頭と小皿のような漆器だけ、これだけでも十分本来のお茶を味わうことができた。本格的に楽しむなら岐阜の大久保さんのところか、明日訪ねる星野村の茶房となる。




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お茶をよく知る坊はほかに飲み物がないのでウーロン茶を何杯も飲んでいた。菊池シェフも仕方なくウーロン茶を飲み物のメニュに入れていると言われていた。そこで考えられるのはイタリア料理を食べながらの飲料としてのお茶の可能性だ。飲めない人や健康を考える人の飲み物としてのニーズに応えることも出来る。その確証は明日行く茶房に引き継がれる。

次回に続く





FLUCTUAT NEC MERGITUR 
 --- 漂えど沈まず ---


  1. 2020/03/31(火) 18:21:19|
  2. ロードバイク
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自己紹介
2019年6月1日より道の駅阿蘇サイクルアドバイザーに就任しました。
菊池温泉と2012年から阿蘇内牧温泉で旅館業の傍ら、2007年からロードバイクとブログを同時に始めて多くの自転車乗りの方と接することができました。この経験を生かし阿蘇で楽しむサイクルスポーツの魅力を発信しています。

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