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コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

Trip Tips in ASO Big Sky

五郎丸と小伏野を走る。

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サイクリングの案内をしないかとカルキさんに誘わて大藪サイクルのメンバーさんと菊鹿ワインのブドウ畑を走ってきた。
ショップ主催のサイクリングが自粛ムードのなかカルキさんの呼び掛けで菊鹿方面を走って菊鹿ワイナリーでランチするライドに20名のメンバーが集まった。軽いコースはカルキさんが案内して一般を私が担当、最近菊鹿方面ではブドウ畑を探しながら走っているので、そのコースにしたらと菊鹿ワインの限定醸造銘柄になっている「セレクション五郎丸」と、「ナイト・ハーベスト小伏野」のブドウ畑を案内した。ワイン好きには興味あるコースかも知れないが、そうでない人はどうだろうと、まだここには人を案内したことがないので不安に思いつつ、「ゆうかファミリーロード」から「道の駅水辺プラザかもと」の前を通って菊池に入り城北地区から菊鹿らしい農作物の畑が続く道に入った。

熊本県の北部に位置する菊鹿町は、福岡と大分に隣接する八方ヶ岳の麓にあり、八方ヶ岳と国見岳に囲まれた矢谷渓谷から豊富な水と、昼夜の寒暖差が激しいため良質の米やあんず、栗の産地として有名だ。1999年に新たな町の産業としてワイン用のブドウの栽培が始まった。2008年の「菊鹿ナイト・ハーベストシャルドネ」が、JAPAN Wine Challege2009という世界的にも有名な大会でその年の最優秀白ワイン賞を受賞すると一気に有名になっていった。私が菊鹿ワインの存在を知ったのは、2009年に菊鹿町のあんず丘で開催されたUCI公認の「熊本国際ロード」を見に行ったときだ。当時梅丹の中島康晴選手が優勝して賞品として町長さんから渡されたのが菊鹿ワインだった。その時にはどうして菊鹿でワインなのかと実に不思議に思ったことを記憶している。





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山鹿市の大藪サイクルさんでカルキさんからブリーフィングのあとスタートする。





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私たちは近くにある「ゆうかファミリーロード」から菊池方面へ行った。




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菊鹿町は平野は丘陵地帯が多く見通しがいいにもかかわらず特徴的な建造物がないため神社や寺、地蔵堂を目印としないと迷走してしまう。阿蘇の波野ようだ。




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見事に整備された竹林もこの地ならでは。傘をさして余裕で竹林の中を歩けるのが理想と聞いた。
ちょうどタケノコのシーズンに入ったので忙しそうに農家の方が収穫されていた。




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目印が少ないこの地ではこの看板は貴重





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小高い丘の南斜面にある「セレクション五郎丸」の吉里さんの畑に到着。
菊鹿らしいブドウ畑の風景は、荒れた竹林、果樹や野菜のハウス、放棄された畑、時代を現す縮図のようだ。
この位置からは見えないが3枚並んでいる真ん中がカベルネソーヴィニヨンで両脇がシャルドネの畑。




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最初に取り組まれた吉里徳義さんは亡くなられ奥さんは農業から引退されて現在は甥の方が栽培されている。




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私を含めブドウの知識は全くなく畑を見るのも初めてなのでメンバーからの質問に親切に答えていただいた。





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甥御さんが作られた新しいぶどう畑





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樹齢20年のシャルドネ畑を背景に





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小伏野の地区名を表す看板等はまだ見つけいなくて今のところこの地蔵堂でここに来た証拠としている。





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小伏野のシャルドネの畑も小高い丘にあり15%くらいの坂を50mほど上る。




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平川さんの畑では1枚だけナイト・ハーベストをされている。




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五郎丸が粘土質のような土に対してこちらは花崗岩の小石や粒が目立つ





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ブドウ畑の次は菊鹿ワイナリーの近くにある相良寺、通称相良観音へ。
古授かりと安産のご利益がある「あいらかんのん」。多分、熊本県民にも身近な寺であり、私の母も友子さんも娘も参拝に行っている。この日は春季大祭があっているので訪ねてみた。




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7月には長男に子供ができるので安産祈願に手を合わせた。





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菊鹿ワイナリーでカルキさんグループと合流してレストランでランチ。20名と多いが牛、ポーク、チキンのメイン料理を選んだら料理が来るまで60分のハーフビュッフェを楽しめる。カレー、パイ、ピザ、ラザニア、クスクス、ミートボール、小籠包、パスタ、魚料理、野菜炒め、6種類のサラダ、デザート、パン、ご飯、スープ、コーヒー等飲み物などなど、特にサラダは新鮮で珍しいものがあって美味しかった。




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わたしはポークをチョイス、絶品だった。




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集合写真を撮って解散。
このあと私たちは矢谷渓谷から八方ヶ岳林道へ行った。





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久し振りの八方ヶ岳林道は1台の車ともすれ違わなくて快適、アップダウンもいい練習になった。林道沿いの最後の民家から先は以前がけ崩れでで通行止になっていたが解除されていて終点の竜門ダムの上の穴川まで続いていそうだった。しかし、練習不足の現在ではここでお腹一杯、それにメンバーの方は大藪サイクルさんに車を置いているのでここから五郎丸方面に下って18号線で別れ私はそのまま自走で帰った。





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アマチュア向けのサイクルイベント、「エロイカ(イタリア語で英雄)」はイタリアのワインの産地トスカーナ州にある人口2800人のガイオーレ・キャンティ市で1997年に始まった。キャンティワインの美しいブドウ畑やオリーブ畑を眺めながらストラーテ・デ・ビアンケ(イタリア語で「白い道」)すなわり砂利道を走ることを目的にした大会だ。

エロイカに出られる自転車は1987年以前に製造されたものかクロモリ製のもので、ウールのウェアや布製の帽子など昔の服装が推奨されている。参加者は91名で始まり今では7500人の参加枠に2倍の応募があるという人気の大会になっている。参加する人は若い人から高齢者までの男女と幅広く、イタリアだけではなく欧州各国や米国やアジアからも走りにきている。ルートの要所にはチェックポイントとともにエイドが置かれ、ハチミツなどが塗られたパンやパイ、フルーツや生ハム、チーズなどをワインとともに楽しめるのもエロイカの魅力でもある。

参加者の家族を含めると2万人を超すイベントになり、大会が地元にもたらす経済効果は大きく、砂利道を舗装にする整備から砂利道を消滅の危機から保護する整備に予算が充てられている。同市の観光客は直近の6年間で35%増えており、道路脇にはルートを示す看板が置かれいつでも自己流にエロイカを楽しめるようになっている。

小伏野の平川さんの畑の前はいかにも手作りの白いセメント道でその先は未舗装の畔道になっている。五郎丸の吉田さんの畑の周りも同じようになっていた。今回は走っていないが畑の道、農作業の道をつなぎ合わせると20~30人程度だったらちょっとしたコースが作れんじゃないかと思う。開発という名の保護も大切と7人で菊鹿町の昭和レトロな風景とブドウ畑を楽しみながら走ってつくづくそう感じた。

五郎丸の奥さんはワイン用のブドウ作りは高齢になっても続けられる農業と言われていた。体に負担をかけることが少ない作業が多く夫婦で年金をもらいながら楽しまれていたようだった。ご主人が亡くなってからは一人では難しくて、今は甥夫婦にまかせ、ときどき畑を見に行くのが楽しみだと笑顔で話された。大切に育てたブドウは出荷して終わりではなく、1年後にはふくよかで、滑らかな、いろんなフルーツの香りさえするワインになり、ラベルで化粧したボトルを見ながら、ゆっくりと焼酎を飲むのも老後の愉しみなのかも知れない。





FLUCTUAT NEC MERGITUR 
 --- 漂えど沈まず ---



  1. 2020/03/17(火) 13:16:49|
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自己紹介
2019年6月1日より道の駅阿蘇サイクルアドバイザーに就任しました。
菊池温泉と2012年から阿蘇内牧温泉で旅館業の傍ら、2007年からロードバイクとブログを同時に始めて多くの自転車乗りの方と接することができました。この経験を生かし阿蘇で楽しむサイクルスポーツの魅力を発信しています。

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