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コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

Trip Tips in ASO Big Sky

MTBで坂を上る魅力、それがe-bike

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阿蘇市では「阿蘇シェアバイク導入実証事業」という電動アシスト自転車(e-bike)に無料で乗れるサービスが8月から始まり11月24日まで行われている。これは将来的に有償の観光サービスにつながることを目的としており、導入されればあまり自転車が得意でない人も阿蘇らしい景色を満喫できる。それと友達や家族などと同じスピードで、同じ距離を、気兼ねなく一緒に走ることができるというサイクリング本来の魅力を存分に楽しむことができる。





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8月18日にe-bikeの試乗会があり、ガイドとして年配の方からお子さんまで案内したが、参加された方全員が普通の自転車と同じように気軽に乗れて、驚くほどのアシストのパワーに感動されていた。現在e-bikeは阿蘇駅を含め阿蘇市内4箇所で借りることができるので、実証期間中に試してもらったら世界中で売れている理由がわかるはずだ。自転車は3種類のPanasonic製で、カゴ付きのグリッター、クロスバイクのハリヤーと





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この本格的なMTBのXM1が用意されている。

●スポーツドライブユニット搭載
電動アシスト自転車の心臓部でもあるドライブユニットには、クランク軸に直接駆動力を伝えるダイレクトドライブ機構で、滑らかで力強いアシストフィーリングを実現する『スポーツドライブユニット』を搭載しています。

●見た目も損なわないバッテリー
バッテリーにはダウンチューブと一体化し、スポーツバイクらしいフォルムを実現する『セミインテグレーテッドバッテリー』を採用。フレームデザインとの相性も良く、最大で約78kmのアシスト走行が可能になっています。

●見やすく操作しやすいディスプレイ
ハンドルバー中央部には走行速度や走行距離表示、アシストパワー表示など8項目の表示に対応したセンター液晶ディスプレイを標準装備しています。同じくハンドル部に操作ユニットが搭載されており、簡単に画面の切り替えが可能です。

●ロック機構付サスペンションフォーク(リモートレバー付)
路面からの衝撃や振動を吸収することで、様々な道を幅広く走行可能なサスペンションフォークを搭載。
サスペンションのロック・オープンの切り替えを手元で行えるリモートレバー付きで舗装路と未舗装路で切り替えて使うことも可能です。

●雨天時でも安定走行可能なブレーキ
雨天時などでも制動力が落ちにくいディスクブレーキ(油圧式)を前後に搭載することで、荒天時でも安定した走行が出来ます。
ディスクブレーキは制動力も高く、コントロールもしやすいブレーキです。






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試乗コースはフラットな湯浦の平坦コースと、福の神大黒天の先にある急勾配が続く林道コースが用意され、平坦コースは居眠りしそうになったが、林道コースではロードでは上れない急勾配のグラベルを、スポーツ性能とアシスト力を活かしてグイグイと想像以上のスピードで上る楽しさには、わたしを含め普段それなりにロードに乗るガイド全員のe-bikeに対する固定観念が「ぶっ飛んだ」と言っても大げさでなかった。






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最初はペダルを踏みさえするとグイグイ進むので10速のギアの意味が解らず、平地と同じ重いギアで坂を上って、もっさりとした感じだったが、軽いギアにしてペダルを踏むと、経験したことがないパワーに驚き、MTBで坂を上る楽しさを初めて味わうことになった。MTB e-bikeの走り方を完璧にマスターしたので試乗会終了後に急峻な上りが迷路にようにある田子山を本気で走りまくった。15%以上の林道や、勾配のキツい山道を限界マックスで走ってみたら、眠っていた細胞が呼び覚まされるようで強烈な刺激が快感だった。





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ここで試したMTB本来のキモとも言えるダウンヒルは、バイクの重量22.1キロと、2キロはありそうなシェアバイク用のゴツい鍵により、どっしりと安定した迫力あるダウンヒルが楽しめた。





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MTBのe-bikeは、坂が苦手な人たちもサイクルスポーツが楽しめるユニバーサルな乗り物だと思っていた.
2017年のジロで友子さん用にレンタルして平地をちょっと乗ったのが初めてだった。わたしは輪行したロードバイクで、膝が痛くてロードバイクに乗れなくなった友子さんはMTB e-bikeでレース観戦を山頂でするため峠を一緒に上った。最初は緩やか坂だったが、10%を超えてもずっと友子さん息も乱さず同じスピードで上って、ついに付いて行けず、「先に行ってるからね~」と、千切られ、ぽっちゃりとした可愛い後姿が、やがて消えていった。





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このようにオンロードを家族や仲間たちと一緒に、気兼ねなく、おしゃべりしながら走ることができるのも e-bikeの魅力だ。






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阿蘇を走るライドを月に2回開催しているが、上りに自信がない人は阿蘇駅でも借りることができる。上りになったら多分誰も付いていけないんじゃないかな。





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今後の導入に当たっては、阿蘇の一番素晴らしい景色の日の出や、雲海の時間帯にも楽しめるようにすることと、未舗装路をスポーツとして楽しむため、高価(XM1は356400円)ゆえにガイド付きで管理しながら提供することがポイントになるだろう。走るコースとしては、たとえ落車しても芝生のような柔らかい草原を駆け巡る牧野ライドがベストではないかと思う。阿蘇にしかないフィールド、走る人を選ばないMTB e-bike、この組み合わせは、自転車に乗れる人なら誰でも阿蘇に呼び込めるアクティビティになるのではないだろうか。





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2シーズン積雪の草原を走ったがスキーと同じで上りには何の魅力もない。そこでリフトの代わりになって、MTBの楽しいところだけを切り取ったのがMTB e-bikeだろう。今年の冬、雪山となった阿蘇の草原を、走りたくない?





FLUCTUAT NEC MERGITUR 
 --- 漂えど沈まず ---





  1. 2019/09/13(金) 15:49:25|
  2. ロードバイク
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自己紹介
2019年6月1日より道の駅阿蘇サイクルアドバイザーに就任しました。
菊池温泉と2012年から阿蘇内牧温泉で旅館業の傍ら、2007年からロードバイクとブログを同時に始めて多くの自転車乗りの方と接することができました。この経験を生かし阿蘇で楽しむサイクルスポーツの魅力を発信しています。

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