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コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

2019年6月より道の駅阿蘇サイクルアドバイザーに就任し阿蘇をロードバイクで走る魅力を紹介します。

春の山菜採りはツーリズム

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阿蘇を走って、天草を走って、それにイタリアまで走って、食のアンテナ張り巡らせた自転車旅の成果を奥様に報告するため、天草のフレンチと菊池のイタリアンをセットに東京からサルトさん夫妻が熊本に来られた。
いずれも地元の食材にこだわり、生産者から直接仕入れるミシュランから星をもらったカジュアルなレストランである。天草は「シャルキュティエ Picasso」通称天草ピカソ、まだわたしは訪ねたことがないが、サルトさんが天草サイクルマラソンにエントリーされた際に店の加工品をお試しあれと頂戴した。そのひとつが「ロザリオベーコン」、原材料は塩と砂糖のみで化学調味料や添加物は一切使用しておらず、豊かな燻製香と熟成の奥深さに優れた逸品だった。もうひとつが飼料に海藻やちりめんを混ぜるなど、天草らしい飼育方法で育て上げた天草地鶏の「天草大王のレバーペースト」。レバー特有の風味は抑えられ、加工品特有の曇りもなく、お味も特別な熊本印、ゆえに、ちょいとアレンジすれば、宿の一品に変幻するのではと、いつものようにそっと宿の関係者にも数袋頂戴していた。

天草のあと菊池に来られてコントルノ食堂にご一緒した。
最初の一品は今が旬の菊池里山のわらび。わらびは、わらびなのに、イタリア風。思わせぶりなしのところが想定外の驚き、文句なしの菊池のわらび料理だった。






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太麺のポヴェレッロ
庶民派パスタ






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サルトさん大好きだと覚えていてくれてたトリッパに菊池産のタケノコ、それに北イタリア旅を想い出すポレンタ。この組み合わせこそ、コントルノの流儀・・・。ほかにも紹介したい料理はあったが、熱い会話にその後の写真はDNF。




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ワインは一昨年のジロの際に
トレンティーノ パルチーネ村で
偶然立ち寄った中世の城跡にあるワイナリー
Schlossweingut Stachlburg






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こちらがオーナーさん

ここにトリップして食事をしているようにさえ思えた。それは菊池で作る農産物がイタリアの食材と同等、もしくは日本人の味覚に合うように育てられたものが揃うからだ。代々農家の跡取りが、時代が求める食材を創造し商品となったものや、全く農業に携わったことがない異業種の若い人が苦悩し完成したものなど、農業に適した環境をもつ菊池において、リスクを承知の上での挑戦は、農業の盛衰への一撃じゃないかと苦い美味しさが特徴のイタリア野菜を箸でつまみながら、そう感じた。





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菊池溪谷の奥の集落、深葉の方から、「コゴミがたくさんあるから取りにおいで」と言葉に甘えて、今朝通勤途中に立ち寄った。言われた通り県道から細い道を入ると、軽トラ専用道のような荒れたセメント道となり不安なりながら進むと、菊池や阿蘇でも滅多にない山奥にトタン屋根の一軒屋がポツリと佇んでいた。年配の奥さんが一人で暮らしていらしゃるようで、生活用品や食材は菊池に住むお孫さんが届けられていると言われていた。
ご挨拶が済むと「よー来たね、んなら採りに行こうかね」と、想定は採ってあるものと思いきや裏山での収穫となった。山歩きの用意はしていなかったが、家のすぐ裏なのでその格好で大丈夫と奥さんのあとを付いて行った。






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家の隣の倉庫には
茹でたばかりのタケノコを
山の流水に浸けてあり
これも喜んで頂戴した。





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家の裏にはコゴミがびっしり
以前は出荷していたが
一人になってからはそんな余裕がなくて・・・
「好きなごつ採っていきなっせ!」の言葉に
やる気が出てくる
菊池で仕事をしていたときは
このようなことも日常だったので
お客に季節の食材を提供する懐かしい体験となった
山を見渡せば、タケノコ、タラの芽、ツワブキ、
ワラビ、ヤマウド、サンショなどなど
山の幸が溢れている
ただし、現地で収穫したそのままだから
ゴミがついていたり、不揃いだったりと
面倒な下準備の仕事がひとつ加わるため
それをする人がいるかが問題
レジ袋の大きなのに二つ採ってきたが
オーベルジュじゃあるまし、果たして・・・

昨晩別れたサルトさん夫妻を
ここに連れてくればと後悔した
家庭菜園が夫婦の趣味で
自然栽培の食材を好む二人だから
ここは天国に違いない

コゴミを採った所には
そう言えばウサギの糞が至る所にあって
「コゴミはウサギの好物だけんね、イノシシもばーい」

深葉の奥さんにお礼を言って車に乗り込もうとしたら
「ウサギん肉ばもろたけん、持っていかんねー」
やっぱり二人を、連れて来ればよかった。







FLUCTUAT NEC MERGITUR 
 --- 漂えど沈まず ---



  1. 2019/04/23(火) 17:23:24|
  2. おすすめ食事処
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

コルナゴ 部長

いだてんで熊本弁も多少普及したかと原語で書きました。こごみ畑は見事でしたね、あのツヤツヤ感とポロっと摘んだときの感触を是非お試しください。オリーブオイルでサラダにしても美味しいみたいです。
  1. 2019/04/24(水) 14:45:50 |
  2. URL |
  3. サルトさん #-
  4. [ 編集 ]

逃がした兎は美味しい⁉

あ~、惜しいところで兎を取り逃がしてしまいましたとさ、脱兎ぴょん! 「こごみ」実は庭の菜園にも植えているのですが、3年して漸く収獲に足るようになった?ものの二株しか無いので躊躇していたところ、こごみ畑を拝めなかったのは残念至極。来年は里山遊びに滞在遠征しないといかんですね。
  1. 2019/04/24(水) 13:22:15 |
  2. URL |
  3. サルト #YCdeWPgQ
  4. [ 編集 ]

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自己紹介
2019年6月1日より道の駅阿蘇サイクルアドバイザーに就任しました。
ロードバイク歴は12年ですが同時に始めたブログと旅館業がミックスして多くの自転車乗りのみなさんと接することができました。この経験を生かし阿蘇で楽しむサイクルスポーツを発信していています。

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