FC2ブログ

コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

Trip Tips in ASO Big Sky

乗らない冬眠謳歌中

2019118lpDSC_3179.jpg
『帰れない山』 パオロ・コニェッティ著
ミラノ生まれの著者は、幼い頃から父親と登山に親しみ、現在は1年の半分をアルプス山麓で、残りをミラノで過ごしながら執筆活動を続けている。イタリア文学界の最高峰ストレーガ賞受賞、メディシス賞外国小説部門、英国PEN翻訳小説賞を受賞した国際的ベストセラーとなったこの本の舞台は、北イタリア、モンテローザ山麓で二人の少年が山を通じて成長してゆく感動の物語だ。

モンテローザといえば、昨年ジロ第20ステージのゴールとなるチェルヴィニア(マッターホルン)まで自走したすぐ近くの山なので親近感が湧いたのも購入の理由。加えて文中には、「少年の両親が育ったヴェネト州、人生で最初の登山も初恋もすべてドロミーティ山群だった。二人の会話にはそんな峰々の名前が随所に織り込まれいた。カティナッチョ、サッソルンゴ、トファーネ、マルモラーダ・・・」と、一昨年ジロに行ってドロミテ山塊(ドロミーティ山群)を走り回って来た。ドロミテは世界遺産にも登録された北部イタリアの名所でスイスとオーストリアに近く標高3000m以上のアルプスの山が18峰もあり例年ジロの山岳コースとなっている。その勇壮な山々、爽やかな風、牧草の匂い、教会の鐘の音、川のせせらぎ、などなど小説に出てくる風景はとても親しみのあるもので、わたしの旅の記憶が活字となって呼び覚ましてくれるのだから買わないわけにはいかない。全部読んだら宿のライブラリーに加えることにしよう。





22019119lpIMG_5448.jpg
御存知マッターホルン、
イタリア語ではチェルヴィニア。
マッターホルンの右後方に位置するのがモンテローザ、
イタリア語で薔薇の山。
夕日で赤く染まることからこの名がついた。







2019119lpIMG_3493.jpg
コルヴァラの北にそびえるドロミテ山塊、サッソンガー山の壮大な景色。
ドロミテはアクセスのしやすく舗装された道はロードで、山を縫うように白い砂利が敷かれた幅50cmの道はマウンテンバイクで楽しめる。山歩きではヨーロッパならではのハイキングルートがいたるところに整備され緩やかな坂道を短時間で上ることができる。またドロミテ山塊の有名処にはロープウェイも運行しているため絶景ポイントまで楽に到達することができる。あとは何といってもスキーの本場であることだろう。






2019119lpG_3772.jpg
ジロのコースの常連、ジアウ峠は北側から上った。後ろの山はグセラ峰。ステルヴィオ峠、ガルデナ峠、そしてジアウ峠もe-bikeに乗った友子さんと初めて峠道を一緒に走ることができた。これがe-bikeの素晴らしいところである。年配の方や女性、それに脚を痛めた方にも20キロ・30キロ続く峠を上ることができる。これが一昨年と昨年ジロに行って、見て、体験したe-bikeというユニバーサルな乗り物である。






2019119MX-2630FN_20190115_0.jpg
今年2回目となるカルキさんのヒルクライムレース
なぜ16時スタートかと言うと
この時期は阿蘇山に登る車が多いため
少なくなる時間帯を選んだという地元ならではの選択
スタートは坊中線の民家が終わったところからで
ゴールは米塚から上ってきた298線と合流する地点
そこから先は見通しが悪くて
勾配がきつくカーブも多く危険なため
ゴールしたらカルキ亭まで下り
特製カレー食べながら表彰式






20191119lpIMG_0153.jpg
宿の使わなくなった大広間のステージに
3本ローラーとCLX
結婚してアパート住まいの息子の部屋に
固定ローラーにシートポストを上げた友子さんのArte
そして嫁いだ娘の部屋には
GT-ROLLER F3.2 にM10
いずれも鑑賞するだけで乗らない

どこかでメモったこと。
「トゥゲザー・アンド・アローン(Together and alone)、積極的に周りの人々付き合い(トゥゲザー)ながら孤独(アローン)でいること。人間関係と孤独は両立できる。コーラスをイメージするといいかもしれない。他者のメロディーに流されてしまうと合唱は成立しない。個々の旋律の総和が美しいメロディーを生んでいる。日本語で言えば「和して同せず」、他人と触れ合うなかで、自分が唯一の個性なのだと感じる。ここに真の「孤独」が生まれる。独りでいるのは「孤立」であり「孤独」ではない。日本人は本来、深く孤独を愛する民族だった。平安から鎌倉にかけて貴族階級では”隠遁」が流行し、将来を嘱望された逸材が世捨て人、風流人となって独りで気ままに生きていたのだ。「孤独な生き方をする人」は当時、人びとの憧れだった・・・」すでに嘱望の時期は過ぎ、誰からも憧れられはしないが真の孤独は性に合っている。ロードバイクも独りで走るのが好きだが、寒い時期は修行の域で身体にも悪そう、なので朝は5時半に起きてるけど乗らない冬眠をまだまだ謳歌中。







FLUCTUAT NEC MERGITUR  --- 漂えど沈まず ---



  1. 2019/01/19(土) 18:17:12|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<雪解けまでは一番摘み海苔を楽しもう | ホーム | 草原の中を走る~2箇所目の牧野調査>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://kikuchinokoto.blog88.fc2.com/tb.php/1865-37914a42
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

Author:コルナゴ部長
コルナゴ部長のブログへようこそ!


自己紹介
2019年6月1日より道の駅阿蘇サイクルアドバイザーに就任しました。
ロードバイク歴は12年ですが同時に始めたブログと旅館業がミックスして多くの自転車乗りのみなさんと接することができました。この経験を生かし阿蘇で楽しむサイクルスポーツを発信していています。

最近の記事

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

カテゴリー

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー

08 | 2019/09 | 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数: