
沖縄本島北部に広がるやんばる地区は
手つかずの自然が残り
希少な生き物が生息する亜熱帯の森が広がる
チカチカと眩い太平洋、紺碧の東シナ海の潮風
第30回記念「ツール・ド・おきなわ」市民100kmは
そんな恵まれた環境が舞台となる
浮かれて騒ぐには十分齢食った60歳の節目
祝賀サイクリングに赤旗は振られなかった

わたしがエントリーするカテゴリーは市民100km(OV40定員350名)で、5箇所ある関門を制限時間内に通過して完走を目指すのが目標。そのため1年間、早朝や休日に細やかではあるが練習をし準備を整えてきた。地元のサイクルショップ「バイスクル キッズ」のオフィシャルチーム「TEAM KIDS」の皆さんにはたいへんお世話になりトラブルなくレースに参加することが出来ている。また、縁あって沖縄県在住者以外では唯一チームジャージを着て走らせてもらっているのでレースでは沿道の方より「キッズ頑張れ!」と応援も頂いている。
沖縄には大会前々日の9日入り、レンタカーを借りたあとはキッズ店で輪行におけるダメージの点検をしてもらい、毎年お世話になるキッズメンバーと同宿の国頭村の民宿「やんばるくいな荘」へ行った。

やんばるくいな荘は、お父さんとお母さんと二人の娘さんで経営されており、平日は工事関係者、週末は観光客で賑わっている。息子さんはやんばるの森に宿のカフェ「Book Cafe Okinawa Rail」をオープンされており、今回訪ねてみようと思っていたが残念ながら店休日だった。

沖縄タイムズの大会記事にはチームキッズの紹介も。第1回大会は851名、30回目となる今回は5044名がエントリーされ、10日のサイクリングには多くの外国人も多く参加されているようだった。

夕食は三角屋根の古民家風の離れの食事処で市民50kmのタカスさんと、やんばるセンチュリーライド175kmのミッキーさんの三人でご一緒した。

メールで連絡していた長女さんが、泡盛マイスターをされているということで珍しい泡盛をご相伴にあずかった。


シークヮーサーがたっぷり用意されていたがナイフが見当たらない。なのでタカスさんがもらい行くと、爪楊枝を置いてあるのでそれを突き刺し、そのままグラスに絞ってとのこと。試してみると完璧!

手作りのご当地食満載の夕食には
初体験のスクガラス豆腐(アイゴの幼魚)
何をきっかけに
この組み合わせを思いついたんだろう・・・

夕食には別注文でステーキと

テビチを頼んでいた
明日はレースの前日なので
静かな夕食となり酒も控え目
よって今夜は大いに盛り上がろうと準備万端

料理担当のお母さんがご挨拶に来られた

三線が聞こえてたので食堂に行ってみると長女さんだった

沖縄家庭料理に泡盛
三線の音と地元の方との交流
国頭村の夜は遅くまで笑い声が続いた

夕方から今年はじめての北風、ミーニシイが吹きはじめ
涼しい夜となった
夜風が気持ちいいのでベランダに移動してもう一杯
早朝走ろうかと思っていたが
こりゃ、無理だな。
FLUCTUAT NEC MERGITUR
--- 漂えど沈まず ---
- 2018/11/16(金) 18:07:22|
- ロードバイク
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