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コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクで走る魅力を紹介します。

雨の日も愉しむ自転車乗りのために

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終日雨の日が続いている。
千葉から2泊でお越しのヤマシタさんは、熊本空港から雨のなか自走で来られた。当然びしょ濡れで、そんな時はチェックインする前に浴衣とバスタオルを渡して、即、浴場へ行ってもらうことを定番にしている。濡れたレーパンのまま座って抹茶のサービスもいただけないし、館内の説明なんか頭に入らない、まずは冷えた身体を一刻も早く温めてもらうことが一番である。風呂から上がられたらジャージ類は洗濯機へ入れてもらう。もともと洗濯機は陸上の実業団専用で一般の方には不可だが、自転車の方のジャージ類のみ使ってもらっている。一般客室には浴室がなくジャージを洗うことが出来ないためである。身体は温泉や食事でリフレッシュできても、翌日着るものが濡れていては意気消沈、という理由である。

翌朝も予報通り雨。
しかし、11時にウィンドブレーカーを羽織って元気よく牧の戸峠へ行かれた。気温は22度、山なら20度を切っているだろう。上りはともかく、濡れたまま牧の戸峠からの下りは寒いだろうと思いつつ見送った。






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雨の日は自転車乗りに限らず、観光するにも阿蘇山や大観峰は霧で何も見えず、行くところがなく早く着かれることがある。旅先での過ごし方は人それぞれだが、そんな時に文庫本一冊携えていると、豊かな時間を過ごすことが出来るのではないだろうか。特にひとり旅は新鮮な人との出会いとともに、本の中の新しい世界との出会いも期待できるかも知れない。






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宿にはライブラリーな感じで本を置いている。好みの本や気になっていた本があったら部屋で読まれてもかまわないが、読み終わったら必ず元のところに戻していただきたい。





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大好きな一冊。
最近の新刊以外の本は、宿にお世話になった6年前に自宅から持ってきたもので、以後読了後も全部ではないが持ってきている。以前紹介した「ハリーズ・バー」は、やはり身近なところに置きたかったので持って帰っていたが、みなさんに是非読んでいただきたいと宿で購入してもらった。1931年の創業以来、エリザベス女王やヘミングウェイをはじめ、王侯貴族や芸術家など、様々な有名人たちが通いつめるヴェニスの伝説的なレストランバーの物語で、サービス業において今でも通じる座右の銘がいくつも出てくる玉手箱のような本だ。






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11時にスタートされたヤマシタさんが16時に帰って来られた。ミルクロードからやまなみハイウェイは霧と雨、三愛レストハウスで補給して牧の戸峠へ。登山口の店が開いていたので温かいものを補給し、折り返し凍えながらのダウンヒル。阿蘇神社・門前町を散策して道の駅阿蘇に寄り無事ご機嫌の生還。終日雨の走行の理由は、実はヤマシタさん弱虫ペダルのファンで今回の目的は聖地巡礼。なので達成感のオーラに包まれて、また浴衣とバスタオルを渡して湯舟に直行された。これがあるから雨の日、決断で迷ったときにも走ることが出来る。

翌日はチェックアウト後、阿蘇駅のロッカーに荷物を預けて阿蘇山火口を目指された。帰りは阿蘇駅から熊本~大分を結ぶ特急バスやまびこ号で熊本駅へ行かれ、次の目的地長崎県小浜温泉まで輪行された。







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横浜からお越しのタカハシさんは、別府から雨の中やまなみハイウェイを走って夕方遅く到着された。こちらもチェックイン前に温泉直行でジャージは洗濯機へ。それと、お二人とも秘蔵のサービスの濡れたシューズは乾燥機で乾かしてあげた。翌朝はチェックアウト後、荷物を預けてこちらも阿蘇山に行かれ、宿に帰って来られたら温泉で汗を流して阿蘇駅まで車で送ってあげる予定。このようなひとり旅は、ウィークデーのみ予約できるので、有給や長期休暇が取れる仕事をしてお出でになるといい。

また、せっかく自転車旅に行くのなら、休日やお金の算段に加えて、100キロくらい走れる練習をすると旅の範囲も広くなり、雄大な峠や山頂からの景色も楽しめるだろう。また、練習といっても我流でやると効率が悪かったり、身体の一部が痛くなったりすることので、自転車の調整やフォームを見てもらうことが大切ではないかと思う。

わたしの場合は脚が攣ることが多く沖縄市民100kで苦労していた。そこでキノフィットの木下智裕さんに見てもらって「攣りやすいペダリング」を修正してもらい、以後、攣りの苦しみ無しに完走することが出来ている。

さて、来週はハムスタースピン代表・福田昌弘コーチによるセミナーが開催される。効率的な筋肉・体の使い方は、誰にでも平等に実感できるはず、競技者向けというより、目くじら立てないライトな雰囲気の2日間のセミナーだが、1日だけでも受講できるので気軽に参加されたら目から鱗になるやも知れない。申し込み&詳しい情報は道の駅阿蘇のサイトへアクセス、わたしも参加します。

福田昌弘コーチより
「表彰式を目指すためだけのセミナーではありません。どう乗っても身体の一部が痛くなる(腰とか膝など)、筋肉痛が出やすい、というような人には是非参加してほしいです。トラブルがあるとフィティングに答えを求めがちですが、それだけでは解決に繋がりにくい場合が多いです。結局は人間の問題なので、人間の動きを変えないと持続可能な根治は望めません。」








FLUCTUAT NEC MERGITUR
--- 漂えど沈まず ---


  1. 2018/09/22(土) 12:55:22|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

タカハシさん

阿蘇山上れて良かったですね。今回は夕方遅く着かれて滞在が短かかったので次回はもっとゆっくりとお越しください。霧で真っ白で、視界がほとんどないやまなみハイウェイ、雨に打たれ日が暮れてやっとたどり着いた内牧温泉、それもなかなかの想い出になることでしょう。また是非挑戦してください。
  1. 2018/09/24(月) 09:58:16 |
  2. URL |
  3. コルナゴ部長 #-
  4. [ 編集 ]

阿蘇山とてもよかったです!

大変お世話になり、どうもありがとうございました。
やまなみハイウェイは雨で残念でしたが、阿蘇山を登ることができたのはとても良い思い出になりました。
弱ペダで登場されるコースも予習して、また是非訪れたいと思います!
  1. 2018/09/23(日) 20:43:35 |
  2. URL |
  3. タカハシ #-
  4. [ 編集 ]

ヤマシタさん

ありがとうございました。
雲海より確率は数倍高いですが火口は残念でしたね。とかいうわたしも地震で見学が再開してまだ一度も見れてません。
今回の自転車旅で、距離感や高低差、必要な装備やウェアの選択など身をもって体験されたでしょうから、次回へ活かしてまたお越しください。
ヤマシタの挑戦、応援しますよ。
  1. 2018/09/22(土) 18:12:46 |
  2. URL |
  3. コルナゴ部長 #-
  4. [ 編集 ]

雨ですが充実できました

2泊3日お世話になりました。
雨という悪条件だからこそ、蘇山郷のおもてなしをより強く感じられました。
今度は晴れの阿蘇を訪れたいと思います。
中岳火口はガスで登れなかったです。
  1. 2018/09/22(土) 17:24:00 |
  2. URL |
  3. ヤマシタ #-
  4. [ 編集 ]

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阿蘇内牧温泉の温泉旅館から欧州の山岳コースを彷彿させる阿蘇サイクリングの愉しみ方を紹介しています。

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