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コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクで走る魅力を紹介します。

真夏の菊池渓谷経由内牧温泉

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菊池温泉から内牧温泉まで6年間通う40キロの道を炎天下に往復してみた。
菊池を8時30分に出発、387号と分岐する立門までは日陰もなくすでに猛暑だが、そこから先は川沿いで木陰もあり今の時期でも悪くはない。広葉樹の森が始まる念仏橋を渡ると、通常グッと気温が下がるのだがこの日はそこまで感じない。しかし、ここから先はほとんど木漏れ日が続くから走りやすく、菊池渓谷付近では23度まで下がり濡れたジャージが冷えてゾクゾクするほどだった。深葉の集落から渓趣の里の先までの1.3キロ平均7%の上りが苦しかった。この区間は木陰がなくアスファルトの照り返しで汗がフレームに滴り落ちる。このあと2箇所やや苦痛を感じる坂を上り切ったら平坦になり、森が終わって草原になると2キロの下り基調を快走すると北山展望所の交差点に着く。ここまで25キロ、わたしの一番好きな峠道だ。
ミルクロードに出るとカルデラからの横風が心地よい。いつも見る景色より立体的見える山々、風に揺れ動く生き物ような草原、ペダルを思いきり回せばいつの間にかトップスピード、炎天下でも期待通りだった。
212号のダウンヒルは途中自転車で感じられる凹凸が2箇所あり、内1箇所はハンドルから手が離れるほどバウンドしたので要注意だ。蘇山郷にはジャスト2時間後の10時30分に到着した。





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玄関には11時に待ち合わせていた前日から泊まりの北九州のヤマガさん一行がすでに待機されていた。







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一行は前日に箱石峠と阿蘇山頂を走られ、この日は朝食前の早朝ライドを楽しまれていた。最後に11時に一旦チェックアウトして、阿蘇大橋までのジオ・ライドを希望されたので、ご案内ということで自宅から車で来るか迷った挙げ句、モノは試しと炎天下の中を自走で来たという次第。






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震災の爪痕を訪ねるジオ・ライドは、すでに2年を超え地震を彷彿させる崩れた家屋は撤去され、更地か新築の家になり、地割れや断層は砂利で平らになり、露出していた水道管は地中に埋設し、仮設の送電線の鉄塔は新しくなり、地震の面影はほとんどなくなった。なのでところどころ説明をしたり、ラピュタを麓から眺めたりしながら、東海大学阿蘇キャンパス付近を通り、局地的な被害を受けてほとんど全壊した南阿蘇村河陽の集落と、阿蘇大橋の崩壊現場を訪ねた。






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阿蘇大橋の崩壊現場は見て解るほどの復旧はまだまだ、南阿蘇村河陽の集落はほとんど更地で雑草に覆われいたが数軒新築の家も見ることができた。






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今回の目的である集落の入り口にある復興猪カレーの店「まどか」さんでカレーを食べ、語り部となられたご主人の佐野さんに当時のお話を聞き、最後に震災のDVDを見せていただいた。「まどか」さんはもともとスナックとして営業されていた。店舗の基礎が頑丈だったため崩壊を免れ、工事関係者やボランティアさんへ飲料水の提供などをされてきた。その後、この地を訪ねる方からのニーズでカレーの提供を奥さんと二人でされている。






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中央が語り部の佐野徳正さん

ヤマガさんからお礼のメッセージが届いたので紹介する。
「観光と言っては適切では無いですが、ポタリング的に自転車で巡るジオ・ライドは、風景の中の爪痕も染み込むように見て回れてとても良かったです。帰りの車で(参加者に)感想を伺ったら、語り部さんのところでは、涙が出そうになったそうです。部長さんのおかげで、遊ぶ・飲む・だけじゃなく、今回のサイクリング旅行が一段と内容の濃いものになりました。」

佐野さんのお話は今回で3回目となるが、毎回話題が違うので新鮮だ。いつ・どこで・突然我が身におこるかも知れない天災について、実際に想定外の体験された語り部さんの話を聞き、身構えることは大切なことだと思う。なのでこれからもジオ・ライドの希望があれば続けたいと思っている。





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13時30分、ヤマガさん一行と別れて菊池を目指す。内牧で33度、意外と木陰が多い212号を上ってミルクロードへに着くと34度もあり熱中症を心配したが、途中から風が涼しく太陽が雲に隠れると27度まで一気に下がった。北山展望所の信号を過ぎると、あとは下りなので一安心。






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菊池では35度オーバー、結局、我が家の近くが一番やばかった。
菊池渓谷経由のミルクロードは今の時期でも存分に愉しめる。ただし、木漏れ日の道ゆえに後続の車に存在をアピールするテールライトの点灯は昼間でも必須である。ボトルの水は2本用意し、1本は凍らせて首筋や脚の冷却用と、溶けた分だけ飲んで体内を冷やすのに有効である。準備を整えて残り少なくなった夏ライドをまた走りたいものである。では自転車で帰った道を車で帰ろう。







FLUCTUAT NEC MERGITUR 
 --- 漂えど沈まず ---



  1. 2018/08/13(月) 18:08:08|
  2. ロードバイク
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阿蘇内牧温泉の温泉旅館から欧州の山岳コースを彷彿させる阿蘇サイクリングの愉しみ方を紹介しています。

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