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コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクで走る魅力を紹介します。

雨天のライドこそ阿蘇の醍醐味

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最近の休日は早朝から9時まで走ってあとは家の中で過ごしている。
Yahoo JAPANの防災速報で、「菊池地域は熱中症の危険性があり外出を避け運動中止」と警告する環境省発表のメールが連日である。それはけっして大げさではなく、9時以降はとてもじゃないが練習する気温ではない。






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この日はあんずの丘から9号線を上って矢谷渓谷を過ぎ、左に折れる林道を走って岳間渓谷に抜けるルートを走った。ここは特別に涼しくて、今の時期には山深い林道によくいるアブもいないし、車も通るのを見たことがない最適なサイクリングコースである。特に林道が終わる集落に入る橋付近は涼しいというより寒いくらいだった。岳間の集落から18号を通り9時前に帰ってきた。走行3時間・獲得標高2000m・距離65キロ、朝食前にはちょうどいい練習だった。






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自宅に着くとシャワーでさっぱりした後、冷やしたパイナップルを食べて一息、朝食後は寝転んで読書時々うたた寝。
午後から1週間限定公開のラスト・ワルツを見に電気館へ行った。
2001年宇宙の旅、タクシードライバー、ストーンズの『シャイン・ア・ライト』のマーティン・スコセッシ監督の伝説のライブ(1976年)・ドキュメンタリーであり、『ラストワルツ』公開40周年を記念したデジタル・リマスターの鮮やかな映像である。レーザーディスクもDVDも持っているが、やはり映画館だとライブそのものの迫力があり、始まると同時に鳥肌が立った。電気館ではこんな貴重な映画を上映しており、先日は鋤田正義さんのドキュメンタリー映画『SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬』が公開されたが見逃して残念、9月1日から『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』が公開となる。今の時期の暑い休日の過ごし方として、話題の映画に群がる雰囲気とは真逆の、ひっそりと名作を公開する映画館は冷房も気持ちよく特におすすめである。






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先週の事、窓からぼんやり暖簾の先を眺めていると、輪行袋を担いだ若い女の子が二人、笑顔で話しながら玄関に近づいて来た。庭先で輪行袋を置くと、スマホで写真を撮り始めた。久し振りの「走る弱虫ペダルファン」だと一目で確信した。





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東京と福岡からお越しの二人は、阿蘇駅までは九州横断バス、宿までは路線バスで午後一番に来られた。チェックインは15時と承知されていたので、浴場の脱衣所でジャージに着替え、不要な荷物を預けて、2日間のおすすめのサイクリングコースを案内した。バイクはキャノンデールとリドレーだから当然ながらの聖地巡礼であり、初日は軽く9キロ先の阿蘇神社へ足慣らし、ボトルには氷満タンに阿蘇の水を入れてあげて、『阿蘇でも猛暑だから門前町に着いたら、まずは「ラー・ルーチェ」のレモネードをテイクアウトして、木陰で飲んだら美味しいよ』と教えてあげた。

夕刻、軽ワゴンが着き降りてきたのはさっきの二人、運転席からは・・・『ナオズベース』のナオ君じゃないか。ということで話を聞くと、門前町の『はなびし』で食事をしていたら雷雨になり、雨宿りするも止む気配もなく、はなびしのご主人がナオ君を呼んで回収を頼んだという経緯、阿蘇のチームワークに二人は当然ながらの感激の喜びだった。

チェックアウト後は荷物を置いて登山バスで草千里まで輪行し、そこからサイクリングで阿蘇山西駅へ。残念ながら火口は見れなかったようだが、帰りの豪快なダウンヒルを楽しんで、途中気持ち良く雨に打たれながら宿に着き、温泉でさっぱりして阿蘇駅からバスで熊本市内へ行かれた。初めて雨の中を走られたそうだが、子供のような気分になって気持ち良かったそうだ。





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宿には読売の英字新聞を置いていたが、スマホでニュースを見る時代ゆえ読まれた形跡もないので止め、代わりに新刊や英語の本を毎月数冊ライブラリーに加えることにした。現在、自転車本も数冊あって雨の日の自転車乗り用であったが、雨でも暑い日中は走るべきなので、そのあとの楽しみとしていただきたい。






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友子さんが毎月買っている『シティ情報くまもと』6月号にたまたま目を通していたら、連載中のフォトグラファー丹野篤史さんの作品『阿蘇自転車百景』は季節からして雨の中を走る写真はとっても新鮮だった。以下丹野さんの阿蘇ライドの質を高めてくれるエポックなコメント。時空の境界に佇む視線がいい。

『阿蘇ならではの青い空と緑の草原が大パノラマで広がる景色を楽しみながら、穏やかな光と爽やかな風の中を駆け抜ける晴天のライドが気持ちいいのはもちろんのことだが、阿蘇のジオライドに関して言えば、実は雨天の中のライドこそ、その醍醐味があるのではないかと個人的には思っている。路面状況が悪いからこそライダーの神経はより研ぎ澄まされ、雨音とチェーン音以外は自分と地球や宇宙がまるでひとつになったような一種独特な感覚を楽しむことができるのだ。だからこそ、この梅雨の季節にしか味わえない阿蘇の自転車旅はボクを魅了して止まない。今年も楽しみだ。』







FLUCTUAT NEC MERGITUR 
 --- 漂えど沈まず ---



  1. 2018/08/06(月) 18:05:40|
  2. ロードバイク
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阿蘇内牧温泉の温泉旅館から欧州の山岳コースを彷彿させる阿蘇サイクリングの愉しみ方を紹介しています。

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