コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクで走るの魅力を紹介します。

旅するジャージ

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今年、熊本市内でCycle Shop WBLをオープンした10年来の友人である山下君がショップライドの下見を兼ねて宿へ自走で来られた。久し振りに会ったのでいろいろと話したが、転勤で顧客との付き合いを失う自転車販売も扱う大企業を辞め、お客さんと近い距離で末永い付き合いが出来る自営業を選択、裸一貫からのスタートだが好きな道を歩まれている姿がひとまわりもふたまわりも大きく映った。

その後、里帰り中のRaPhaの窪田さんが秋のライドの打ち合わせに来られた。「ロンドン・エジンバラ・ロンドン 」を走られた三船雅彦さんのサポートをされたラファジャパン矢野社長の体験談など貴重なお話を聞くこともできた。

また、自転車旅のジャージについて大窪さんに尋ねると、RaPhaだったらいろんなラインナップのなか、レースフィットのプロチームジャージなどタイトなものよりも、ゆとりのあるクラシックジャージが長時間着ても疲れないし暑さ寒さにも対応できるのでおすすめとのことだった。それに旅するジャージは見た目にも違和感なくて、やはり、Time、Place、はともかく、Occasion(場合)を考えて選ぶことも昭和三十年代生まれのわたしには必要かと思った。






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大分からやまなみハイウェイを自走に到着されたのは東京からお越しのMさん。猛暑と途中雨に打たれながらも、やっと辿り着いた安堵か暖簾をくぐるなり満面の笑顔だった。明日は早朝ライドをおすすめし翌朝5時過ぎに宿を出発、9時に帰って来られるなり幻想的な日の出を大観峰で立ち合い、誰もいない無風のミルクロードを突っ走る快感の体験をお聞きすることができた。立ち話もそこそこに温泉で汗を流し身体を温め、浴衣に着替えて朝食を勧めた。チェックアウトは11時だからゆっくりとくつろいで、最後の1分まで今朝の風景を反芻してもらいたい。

この日は熊本駅近くに宿を取られていた。チェックアウト後は阿蘇山に上ってそれから自走で熊本駅へ行かれる予定。しかし、猛暑のなか車の多い熊本市内は、特別な理由がなければ全く楽しくない。そこで阿蘇駅から1日7便の九州横断バスでの輪行もあるが、予約制ではなく、盆で混み合うこの時期は満席の可能性もあり乗車できないかもしれない。そこで自走で肥後大津駅まで行ってJRで輪行をすすめた。肥後大津駅までは30キロ、二重の峠を上って339号・ミルクロードをではなく、車の少ない県道23号を下り、本田技研の裏を通れば迷わずに着く。







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始めて阿蘇へ自走でお越しの方へ最寄りの駅や空港から上りと距離の参考として

内牧温泉からJR肥後大津駅まで自走ルート 30.8km (肥後大津駅~阿蘇駅間は震災以降不通)
迷わず行ける阿蘇くまもと空港から内牧温泉 36.7km (大津から国道57号迂回路339号・ミルクロードは車が多く自走は不適)







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5年間、自転車旅の方に接してきた結論は、最低2泊以上の滞在型の自転車旅が理想ということ。なるだけ早く着いて、リュック等荷物を宿に置き、身軽になって指すルートを初日に押さえたらどうだろう。翌朝は朝食前に1時間から3時間素晴らしい景色の中を走れば、「遠征に来たのでいろんなコース走らねば」という欲望は完全に満たされ、あとは優雅にひとりバカンスを過ごすという、スイッチの切り替えができるのが滞在型のいいところだろう。1泊だと自分の影が届かないうちに帰らなくてはいけない。

例えばこうだ。2日目の早朝ライドのあとは、朝寝なんか愉しんで、昼前あたりからわたしの行き付けの整体マッサージに行ってみよう。女性整体師が個室でおこなう施術は落ち着いた雰囲気ながら地元価格。日頃からダメージのあるところを60分間揉みほぐし恍惚になることができる。バカンスだからこのくらいはいいのではないか。ランチは「いまきん食堂のあか牛丼」を是非とも押さえておきたい。行列の店だがペア客が多いのでカウンター3席のうち1席はいつも空いている。なので行列にひるまずに受付に尋ねてみよう。即入店の確率は高い。食事のあとは一旦宿に帰り好みの本を1冊選んでもらいたい。そして選んだ本の続きは旅の土産としてアマゾンでポチッと購入だ。

さて、午後のサイクリングは2~4時間愉しんでもらおう。夕景のミルクロードの黄昏感はこのような行程でないと体験はできない。走りながら夕陽を背に阿蘇谷を見下ろせば内牧温泉の灯りがうっすらと漂っている。今から我が家へ帰るんだという安心感、「おかえりなさい! どうでしたか?」と家族のように声を掛ける宿のスタッフ、これこそが滞在型の醍醐味ではなかろうか。

このような自転車旅にわたしがジャージを2セット持って行くなら、現地サイクリング用が茶のこジャージ、移動用がRaPhaのクラシックジャージだ。シューズは輪行でも問題ないSPDがいい。自転車は好みで輪行か、荷物も宅配なら楽。ひとつひとつ万全の準備を整えてゆくのも楽しみである。日常と離れた2泊3日(ひととき)、いつもと違う刺激の中で自分を見つめることも大事なのでは。
孤独な部長、でも誤算にあらず。夕飯前にちょいと走ろうか。







FLUCTUAT NEC MERGITUR
--- 漂えど沈まず ---



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  1. 2017/08/15(火) 14:18:23|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

コルナゴ部長

結局自走でしたか、阿蘇を下ると徐々に生暖かくなって行くあの感じは気持ち悪いですね。冬は逆に心地良いですけど。
次回は秋や初冬にでも走りにお越しください。また違った早朝ライドになりますよ。
  1. 2017/08/21(月) 09:46:24 |
  2. URL |
  3. Mさん #-
  4. [ 編集 ]

お世話になりました!

部長さま

無事帰京いたしました、Mです。
先日は何から何までお世話になりました!
結局、草千里からダウンヒルを楽しみ、熊本まで自走してしまいましたが、高地の爽やかな風が段々と生温かくなっていくのがなんとも複雑な気分でした…
やはり一番はラピュタ!言うこと聞いておいてよかったです。何度でも行ってみたいところですね!またの機会を楽しみに仕事頑張ります!
  1. 2017/08/18(金) 16:37:28 |
  2. URL |
  3. M@東京 #-
  4. [ 編集 ]

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阿蘇内牧温泉の温泉旅館から欧州の山岳コースを彷彿させる阿蘇サイクリングの愉しみ方を紹介しています。

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