コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクで走るの魅力を紹介します。

GIRO D’ITALIA 2017 観戦サイクリングツアー リポート 其の八

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今日はミラノへ長旅の移動日。車の中だけでは退屈なので、途中、イタリア最古のサイクリングロードを走る視察を兼ねた体験も盛り込まれている。川田さんと自転車経験豊富なルイさんの欧州ツアーは、旅の目的や、行きたいところ、食べたいもの、買いたいものなどQ&Aがあり、旅立つ前に打ち合わせ目的を絞ることができる。参加者は3名から6名の日本人で欧州のサイクリングに特化したツアーである。

3日間滞在したアラッパは標高1600mの高地にあり、この時期でも朝夕の気温は10度前後と寒いくらいに涼しく快適な高原スキーリゾートだった。100回開催となる歴史あるジロの山岳コースも自走可能な場所にあり終日楽しむことができた。また、小規模ながら生活用品や食料品の補給ができるマーケットやレストラン、それにB&Bもそれなりにある。3泊した「Affittacamere Blank」は朝食が美味しくてそれも楽しみとなった。客室は清潔で新しくシャワーやトイレも快適だった。洗濯はネットを持参すれば1回€8でママに頼むことができ大いに助かった。

薄霧の中、ママに見送られミラノを目指した。途中、ルイさんおすすめのフォトポイントに停めてもらって、記憶を記録にきっちりと残すこともできた。






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ボルドイ峠の中腹。

一昨日、松澤さんとルイさんはこの素晴らしいコースを走られた。日本にはない規模の見晴らしの良い峠道は、ガードレールは必要最低限で車も少ない。昨晩同じ宿だったバイクツーリング旅のドイツ人の中年夫妻が少し距離を置き登ってきた。BMW特有のおとなしい排気音はこの風景に似合ってCMの映像でも見ているかのようだった。







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振り返るとアラッパはまだ霧に覆われていた。早朝は雲海だったはず、ジロを追っていたので早朝ライドの楽しみ方があるとはうっかりしていた。たまにツーリングのバイクが登ってくるだけで地元の車は全く走っていない。川田さんによると今日は土曜日で休日、こちらの土曜日の過ごし方は朝はゆっくりで午前中は家で過ごす人が多いらしい。イアリアでは昔からの習慣を守るため夜間や日曜の営業を規制する法律もあり、外資系大型店に個人商店が潰されてしまわないよう保護され、日本のように便利なコンビニは無い。





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草原にチョロチョロしていたのはマーモットだった。近づくと警戒して穴に潜るが、ある程度の距離を保つと草やコケ、花などを食べて可愛い姿を見せてくれる。豊かな自然とそれを保護する法律と観光とのバランスのセンス、これはイタリアが数倍も勝る。






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2239mボルドイ峠到着、FAUSTO COPPI 像






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2240mセラ峠到着






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北イタリア、素晴らしかった







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岩山が続く麓にはヘルメットを被り、ロープを方に掛け、カラビナやボルトを腰のベルトに通しフル装備で頂上を目指しているロッククライミングの人を見かけた。それも年配の男女のグループもおり、日本でボルダリングをしている人達とは似つかない幅広い層のスポーツのようだった。






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この岩山にも3人のクライマーが岩に張り付いていた。







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ボルザノの南、エグナのカフェで休憩したあとアディジェ川沿いのイタリア最古と言われるサイクリングロードへ到着。走行前に友子さんの装備を整え安全を確保してスタートする。早ければあと10数年でこのような立場は逆転するから今のうちにちゃんとしておかないといけない。よく奥さんに強く当たる人を見かけるが、貴男の健康年齢が終わった時に、目となり、耳となり、手足となり、そして脳の一部となってお世話にしてくるのは誰? 今からでも優しく立ち振る舞いなさい。






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ここは標高180m、ちょっと登れば雪が残るアラッパに3日間居たので身体が高地に適応したのか気温も上がり蒸し暑い。






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でも走れば風が心地良い。日本のサイクリングロードで見かけるやたらと多い注意喚起のペンキ書きはない。





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分岐点での標識と的確な距離と施設の表示があるだけ。









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川田さんがランチするレストランと考えていた「Ridtorante Pizzeria Jolly」は休み、次の店も休み、土曜の午後だからか・・・

ちなみに標識は上から、自転車道、駅は判るがその下不明、城マークは面白い

下がカフェ、レストランは万国共通だが、病院、薬局









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道に迷って以外な発見







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古い街に入り込み、川田さんとルイさんが情報収集。ルイさんが通りがかりの紳士にお薦めのレストランを教えてもらう。その間、店じまいをしようとしていたフルーツ店で友子さんは数種類のトマトを購入、一種類だけ物凄く美味しかった。






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「csstello di Salorno Haderbungを左に曲がって1キロのところにある店がいいよ」







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1キロどころか3キロ先のりんご畑の先にレストランはあった。

これがオープンエアーの抜群の雰囲気の店で鱒料理が有名だとか






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迷って大正解の「Baita Garba」だった。







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接客のお兄さんも個性的







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りんご畑の先にぽつんとある看板も地味で捜しにくかったが大賑わいの穴場的レストランだった。それに満席だったので料理は遅いだろうと覚悟していいたが、あっという間に運ばれてきた。この仕組みが知りたい。







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わたしはハンガリー風ビーフシチュのグラッシュ&ポレンタ

グラッシュも旨かった、特にポレンタにはハマった。






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フランス人ルイさんはいつもステーキ

この後、4時間弱の長距離移動でミラノの初日泊まった「Crowne Plaza Hotel Malpensa」へ。途中、ジェラート屋と高速のサービスエリアで休憩し18時30分到着。松澤さんは明日帰国されるのでホテルで自転車の梱包。初日と最終日に空港に近いホテルで大正解、加えて輪行袋も預かってもらい自転車の組み立てもフロント奥の空室を提供してもらったのでテキパキと最短時間で完了。







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ホテル近くのレストラン「Samarcanda」へ歩いて行き今回の最後の晩餐






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旅の締めにTボーンステーキを注文、うやうやしく運ばれてきたのは、i padかと見間違うデジタルの秤に乗った960gのステーキ、松澤さんとのイタリア最後の夜に相応しい全員笑顔の逸品だった。







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柔らかくはないが熟成肉らしい濃い味で美味しかった。
明日はいよいよ最終日のゴール観戦だ。

熱帯夜のような蒸し暑いレストランの徒歩での帰りも笑ってばかりいた。日頃笑うことは少ない。だから自分が笑っているにの気づくことなどない。しかし、イタリアに着いて以来ずっと顔の筋肉が緩みっぱなしでいつも笑っていたような気がする。2年分は笑ったような気がする。






FLUCTUAT NEC MERGITUR
--- 漂えど沈まず ---




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  1. 2017/06/19(月) 17:19:48|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

イタリアはニコニコの素

サイクリングロード、古~いマイルストーン(km表示だけど)、ちょっと古めの標識、新しいサイン付の標識、長く手を入れながら使われているのが分かるオープンな自転車道、土手の中腹にMTBやトレラン系の小道も相当程度平行していましたね。ベッドの標識、あたしは300kに及ぶサイクリングコースなので宿泊施設有〼だとばかり思って走ってました。部長の復習に感謝です。
それにしてもたしかにいつもニコニコでしたね!仕事の顔しか見てない人にはきっと別人に見えるかも・・
  1. 2017/06/20(火) 12:26:38 |
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