コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクで走るの魅力を紹介します。

GIRO D’ITALIA 2017 観戦サイクリングツアー リポート 其の六

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ドロミテの中心に位置するアラッパ、3泊する宿はB&B「Affittacamere Blank」。ホームメードの朝食が実に美味しくて、ママ手作りのアップル・シュトゥルーデル(りんごのケーキ)は最高に美味しかった。酸味のあるりんごを使う北東イタリアの伝統食は、酸っぱくてほの甘く、この時期でも10度以下になる寒い朝は、ママの作った温かいカプチーノにぴったりの一品だった。それにパニーニは僅かなイタリアでの滞在だったがちょっと虜になった。パンは近所の早朝から開いているパン屋さんから焼き立てを仕入れ、バターやジャムなど付けず、薄く大きくスライスした2種類のチーズと4種類のハムを好みで組み合わせる食べ方に飽きることはなかった。こちらのはパンはボソボソ感がある。それが何度か食べているうちに、わたしのパンのイメージである、米食のようなフワフワ、しっとり、モチモチ感はどこかへ行ってしまい、嚙むたびにパンとチーズとハムの三位一体の旨味が「ふわっ」とあふれる朝食が、こちらでの一日の始まりになくてはならないものになっていった。

今朝は宿のママに見送られてガルデナ峠へ自走で観戦に行った。ルイさんと松澤さんは一足早く出発し、セラ・ロンダを一周してガリビエ峠で会うようにしていた。







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この日のジロのコースはドロミテの魅力が凝縮された難関山岳である。コース全体は137kmと短いが獲得標高は4000mを超える。しかし、山好きな自転車乗りにとっては憧れの峠がいくつもあり、またこちらへ来ることがあればアラッパを起点に是非もう一度挑戦してみたいコースである。





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教会の裏の空き地にヘリコプターが3機あった。昨日のこの街にはジロ関係者の車が多く、レストラン「Pordoi」は大盛況だった。きっとパイロット一行もアラッパに泊まったのだろう。朝霧の中、タンクローリーから燃料補給が始まりそうだった。





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出発、アラッパを後にする。
街からすぐに上り坂となりカンポロゴ峠を目指す。昨日上ったときは夕刻でどんよりとした曇り空だったが、今朝はスカッとした晴天でまだ雪が残るの山々が美しい。まさに絵葉書のような景色が次々と目に飛び込んで、友子さんの感激の声がこだまする。






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峠を越えた。右の塀の横がマウンテンバイクの砂利道のコースになっている。このように時々道に沿いながら山の中に行くマウンテンバイクのコースがいくつもあった。






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コルヴァラの北にそびえるサッソンガー山の壮大な景色には唖然とするしかない。







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コルヴァラの麓から左折し今日のジロのコースを走る。ここからは一気にサイクリストの数が増える。






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アルタバディアのカフェで休憩、近くのでサイクルショップでドロミテジャージ購入








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この先からいよいよ山岳にコースになる。すると上り口で警察官の検問・・・いやジロの通行時間が近くなり車両通行止となっていた。自転車はOKなのでここからは快適なサイクリングロードとなった。





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友子さんもマイペースで上る。






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峠に程近い駐車スペースがちょっとでもあるところには必ずキャンピングカーがある。

応援のためよく旗を掲げているがこれはチーム・ロットファン

車のナンバーは「NL」なのでオランダの方







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「スカルポーニはいつもNO1!」

この人のナンバーは「I」なのでイタリア








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ナンバーは見えないが、パンターニとニーバリだから100%イタリアの方






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大久保さんはベルギーの兄弟から蜂蜜リキュールのお裾分け

お礼に浮島神社の御守プレゼント






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振り返るとずいぶんと登ってきたといつもながら感心する。







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ガルデナ峠到着

ルイさんと松澤さんと合流

峠のレストラン「「Refugio Berghaus」でランチ

ところが自転車乗りでごった返し食べるのは無理かと思ったところ

ルイさんが奥の静かなテーブルを確保

自分達だけだったら何時間待たねばならなかったろう

この店はポレンタがおすすめ(この日がポレンタがおすすめ?)

ポレンタとはとうもろこしの粉を粥状に煮たイタリア料理で

小麦の生産ができない北イタリアの寒冷な山岳地帯で主食とされてきた

料理の付け合せに敷かれたご飯やポテトのような存在で

よくこちらでは食べていた

わたしはソーセージのポレンタを注文

峠超えにはソーセージ塩味が美味しかった







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集合写真を撮って観戦場所を探しに峠を下る






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途中でジロのキャバン隊に遭遇

ここからは自転車に乗っては下ることができなくなった

先頭はトラック、爆音とクラクションを慣らしながら猛スピードで駆け上がる







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ヤンキーホンなど様々クラクションが鳴り響く






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ランボルギーニは爆音はひときわ強烈





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これが熱狂的イタリアの祭りだ

ただ、ツールのキャラバン隊と違って何もくれない






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キャバン隊通過のあと自転車を押して観戦場所を確保

ここで砂田さんの応援をする

日の丸の効果は抜群で多くの関係者や選手が反応を示してくれる







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先導車のあとバイクのテレビカメラが続き先頭集団が来る





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先頭集団、スピードは30キロ・・・






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付近には4機ヘリ、ローターの爆音が凄まじい









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そのあとに審判車とサポートカー

・・・サポートカーが左に停まる?





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すると補給が始まった






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砂田さんが乗ったバイクが通過し必至叫ぶと

手を振ってもらった

世界に認められた第一級のサイクルフォトグラファーは

一流の選手やOB、要人にもリスペクトされている

わたしたち日本人が好意的にされる理由が砂田さんの存在かも知れない





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ロットとボーラのサポートカーが目の前に停まった





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補給が終わりロットのサポートカーが立ち去ろうとしたとき

大久保さんがボトルを貰いに行くと

何と新品のボトルをゲット!

大久保さんがお礼に頭を下げると

ロットのスタッフも同じように頭を下げた

凄い日の丸応援

興奮が一息ついて、みんなで中身を回し飲みすると

不味い、ほとんど薬的味覚






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悪魔おじさんの観戦場所をキープした川田さんは仲良くなってサインをもらわれた

見せてもらうその字の小さいこと・・・





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後ろは悪魔おじさんの車

ドイツから自分で運転してこの中で着替えられる

応援する場所選びが重要で

駐車が出来てスピードが緩む勾配のあるところで

なおかつ、帰りの渋滞を避けられるところ







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浮島神社の御守も悪魔おじさん風に授かられた。

この日のミッション終了

みんなで自走で宿まで帰り夜は盛大に食べて飲んだ

疲れもあってシチュのような濃い味が食べたいとルイさんにお願いし

牛肉の煮込み「グラッシュ」を注文、旨かったなあ

勢い、宿に帰り日本から持ってきたサキイカを肴にワインを飲んでいると

すぐに寝落ちしてしまった

長い一日だったし。







FLUCTUAT NEC MERGITUR
--- 漂えど沈まず ---



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  1. 2017/06/13(火) 18:13:05|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

コルナゴ部長

ママの宿をベースにもう一度ドロミテ山塊の隅々まで走り回りたいですね。ちなみに希望ではなく実現可能です。理由は今回、すべてのコースにおいて友子さんのサポートに徹しました。よって次回はドロミテのみ自由行動をするに何の引けめもありません。次回は早朝に出動し日の出&雲海遭遇を是非体験したいと思っています。
  1. 2017/06/14(水) 13:08:54 |
  2. URL |
  3. サルトさん #-
  4. [ 編集 ]

ドロミテの再訪はいつか?!

ドロミテ周回最高でした!東半の方が広大な丘陵地帯&山岳で解放感がありますね。次回は両方向で少なくとも2周はしたいところ。それとかの地でのサイクリングの解放感はガードレールがほぼ無いことにもよりますね、どこを切り取っても絵葉書、カメラのフレームに入らないのが残念なほどですね。
  1. 2017/06/14(水) 10:54:33 |
  2. URL |
  3. サルト #YCdeWPgQ
  4. [ 編集 ]

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