コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園の中央に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクを通じて阿蘇の魅力を紹介します。

GIRO D’ITALIA 2017 観戦サイクリングツアー リポート其の四

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5月23日、z最終休息日明けの第16ステージの日 
この日のジロは、1級山岳モルティローロ峠(全長12.6km 平均勾配7.6% 最大勾配16%)からゴール地点のボルミオを一旦通過し、標高2758メートル最高峰のチーマ・コッピとなるステルヴィオ峠(全長21.7km 平均勾配7.1% 最大斜度12%)を超え、延々と続く下りのスイッチバックを経てスイスに入国、それから再度ステルヴィオ峠を北側から登り返し、ジロ初登場の1級山岳ウンブライルパス(全長13.4km 平均勾配8.4% 最大斜度12%)をクリアし下ってボルミオの街にフィニッシュする。ステルヴィオ峠を2回登る獲得標高差は5400m、まだ峠付近は雪に覆われた気象条件も重なり、勝敗を決めるにふさわしい過酷なクィーンステージである。

わたしたちは一旦選手が登ったステルヴィオ峠を同じように21.7km登って、峠付近で応援するという今回のジロツアーの中でも一番「期待」と「覚悟」を決めたステージ観戦である。「期待」とは、100回記念大会をチーマ・コッピで観戦できるということ。「覚悟」とは、全長21.7km 平均勾配7.1% 最大斜度12%を、頂上付近の長期天気予報では5度以下(想定0℃)という真冬の装備をイタリアに持ち込み、過去サイクルイベントで100km走行の経験はあるものの、3年前より膝痛のためロードバイクから離れ、この日のために練習したが以前にも増して上りが苦手となり、平地巡行速度20km以下の友子さんが、e-bikeと言えども厳しい条件の難コース一緒に上ることができるか、それが二人の覚悟である。







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アパートメントゆえ朝食の買い出しから帰った川田さんとルイさんが、「ステルヴィオ峠は快晴無風で10度以上になりそうですよ」と笑顔で言われ、まずは挫けそうな寒さから解放された。大久保さんは茶道具一式を限られた荷物に忍ばせておられ、今朝は抹茶を点ててこの日がスタートした。

ほのぼのとしたボルミオの街は峠を目指す自転車乗りが世界中から集まっている。ここを左に行けばステルヴィオ峠、右が数百メートルでフィニッシュ地点となる。ステージでは下りながら左急カーブでゴールを目指す。






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数時間後はこのような緊張感に包まれる。






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ボルミオから峠を目指し登り始める。今回のジロでは審判車や警備のバイクがHONDAが日本人としては感慨深い。





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雪化粧の山、あの天辺の左奥が頂上




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ここ2500mのウンブライルパスの別れ道の有名観戦ポイントに友子さんを残し一人で頂上を目指した。この先は勾配も厳しく、それだけに熱狂的な人も多くて酔った観客が煩くわたしたちが観戦する環境ではない。よってトイレや飲み物の販売があるわたしたちの最高峰で観戦することにした。それでもe-bikeで20キロ近い峠道を上った友子さんには拍手を送りたい。スタートしてからe-bikeに乗る人は物凄い数だった。女性や子供、年配の方から太めの方まで、およそこのような峠を上るには程遠い人たちがバッテリー残量を見ながら、登れるところまで苦悩を交えながらも、恐らく、楽しそうに走っていた。しかし、ここまでe-bikeで来た人は少ない。友子さんも何度も挫折しそうになったものの、有名観戦地ウンブライルパスまで来たのは素晴らしいことである。






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2578m ステルヴィオ峠制覇。





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頂上は人、人、人





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ステルヴィオホテル、一度泊まってみたいものだ。





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頂上は熱狂的、選手は2時間後、右側斜面の線のような細いガードレールのない道を延々と下る。







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ウンブライルパスでみんなも揃い観戦準備をしていると、いきなり通行規制が始まりついにジロが来た。






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異様な興奮、小さな子供もニバリが来ると右手振りかざし

「ダーイ!」 「ダイ!、ダイ!」と、叫ぶ。





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興奮の観戦終了。





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一斉に下る。長すぎるダウンヒル、途中から友子さんのディスクブレーキが鳴き出す。






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ボルミオのゴール手前で観戦。
物凄いスピードで審判車や警備のバイクがコーナーに飛び込む。








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曲がったらフルスロットルですっ飛んでいく、これこそイタリア。






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ジロ・デ・イタリア、我が目で見たり。

チャオ!








FLUCTUAT NEC MERGITUR
--- 漂えど沈まず ---




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  1. 2017/06/08(木) 12:18:06|
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