コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園の中央に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクを通じて阿蘇の魅力を紹介します。

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カニ食べに愉しい釜山へ

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2泊3日で釜山に行ってきた。
例年12月の中旬過ぎに家内と釜山に行くのはすでに10年以上続く。目的は釜山からバスや列車で1時間ほどのところにある機張(キジャン)市場の専門店でカニを食べること。以前に比べたらカニの値上がりと円安の影響で価格は倍くらいになったが、それでも甲羅の径が15cmはあろうかというタラバカニや、それよりやや小ぶりであるが大きなズワイカニ、それに赤色のカニの計三匹で165000W、日本円で約16000円だった。

まずは呼び込みの店員と生簀のカニを選んで価格交渉し値段が決まったらカニは生きたまま蒸し器へ、わたしたちは店内に案内され、テーブルいっぱいに並べられる小皿のつまみを肴にビールを飲みながらカニが蒸しあがるまで待つ。やがて湯気を立てたカニが運ばれ、真ん中にあるカニ解体用のテーブルで店員が食べやすいように取り分けて我々のテーブルに厳かに運ばれてくる。

賽は振られた。試合開始。
まずはソジュ、韓国焼酎で口を洗ってタラバの足から始める。ウィンナソーセージのような身を口に押し込むと、蒸しただけに旨味が凝縮したフルパワーのタラバに覆われる。ミソや蒸した汁が入った甲羅はご飯と混ぜて炒めてくれるが、今回はそのまま出してもらい時々スプーンですくい凝縮したカニミソを堪能した。ズワイの爪は割った殻を外すと餃子くらいの真っ白な身が現れ迷いもなく一気に口に頬張る。試合開始早々ではあるが、カニの中で肉の部位で何が一番美味しいかというと、海底で育まれた上品な甘さ、自然が持つ力を感じた「ズワイの爪」と、家内と意見が一致した。

カニを選んだ時、店員は「そんなに食べれないだろう」と言っていたが、わたしが韓国でカニを食べるということは、ただ蒸しただけの大振りなタラバとズワイカニを、タレなど何もつけずにそのままで食べ、満腹になることだ。帰りの際の支払いは、結構飲んなので家内と二人で195000Wだった。それが高いか・・・






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この後、バスで帰りチャガルチの屋台で刺し身を食べ酔った勢いでホテルのサウナに行った。わたしはアカスリとマッサージ、家内はプラス何やらのエステの合計はカニ専門店の合計を上回った。わたしのアカスリがなかなか来なかったので、サウナなだけ利用しアカスリとマッサージをキャンセルしたら84000W、カニ代一人分戻ってきた。







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カニ屋のおばちゃんも兄ちゃんも、コムジャンオー屋のおばちゃんも、刺し身屋の夫婦も、朝食でいつも行くテジャンチゲ屋のおっちゃんも、両替のおばちゃんもいつものように笑顔で迎えてくれた。いつもと違ったのは、ターミナルや常宿のホテルで日本人観光客が明らかに少なかったこと。新しくなった釜山ターミナルにタクシーが待機していなかったこと。いつもパンフレットに紹介されていた機張のことが一切消えていたこと。寒くなかったこと。郊外でロードバイクに乗る人を数人見かけたこと。若い人で太り気味の人をよく見たこと。カフェが増えていたこと。本屋で日本のアニメコーナーが格段に広くなっていたこと。

この街の動向は時代の流れだが、通う店はいつも同じで新しい店を探そうなんて思わない。居心地のいい店で自分の味覚を満足させてくれたらそれでいい。「よく来たね!元気そうだね、お父さんも元気かい」そんな言葉を掛けてくれるか、そんな雰囲気の店で十分なのがわたしの釜山、多様な情報に迷わされることなく、自分のアンテナを信じて良かった。愉しかったなあ。






FLUCTUAT NEC MERGITUR 
--- 漂えど沈まず ---


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阿蘇内牧温泉の温泉旅館から欧州の山岳コースを彷彿させる阿蘇サイクリングの愉しみ方を紹介しています。

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