12月26日 日本経済新聞の記事
阿蘇山中岳第1火口の小規模噴火から1ヶ月が経ち、新聞やテレビにて観光客の減少や農業被害への影響が報道された。観光客の減少を示す根拠は、阿蘇市観光協会や直接メディアから観光施設への聞き取り調査によるものだろう。
インバウンド(訪日)旅行者のうち、大型バスなどで訪れる団体旅行は、施設に送客する旅行会社が噴火による影響を確認することができるが、交通や宿泊を自ら手配する個人旅行(FIT)は、漠然とした情報しか知る由もないためFITが多い当館の場合かなりがキャンセルとなった。
阿蘇駅周辺には外国人の利用が多いゲストハウスがいくつもあるが、知人の「ゲストハウス阿蘇楽」さんに尋ねると、どこからも噴火の影響による聞き取り調査はなかったという。こちらの外国人も相当数キャンセルになったそうだが、このような施設のFITもカウントはされていないようだ。
2013年度のインバウンド旅行では、3分の2近くが再訪者とされている。再訪のインバウンド旅行ではFITを選択する比率が初回来訪時より高いため、各種情報をワンストップで検索できる情報発信の仕組みを早急に構築すべきだろう。風評被害を流すとか止めるとか、そんなレベルでは迫ってくる自然の猛威に対する次の一手に太刀打ちなどできやしない。
噴火騒ぎをよそに、うっすらとした阿蘇の雲海が阿蘇平野を包む
誰からも今の現状を聞かれない
ゲストハウス阿蘇楽(あそら)さんのつぶやき
おいでよ!阿蘇へ
白煙…
どきどき黒煙…
現在、火口の中を覗くことはできません。
でもね、周辺の観光はできますよ(^-^)v
草原には、いつもと変わらず
牛や馬が放牧されています。
草千里や阿蘇山上のレストランや
博物館も通常営業しています。
バスも通常運行しています。
いつもと違うのは、
時より迫力のある黒煙が見られること。
山は生きてるんだな~と
感動しちゃいます(*^^*)
風向きには注意ですが…
FLUCTUAT NEC MERGITUR
--- 漂えど沈まず ---
- 2014/12/26(金) 17:31:58|
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