コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクで走るの魅力を紹介します。

冬の釜山旅行

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先週は家内と釜山に行ってきた。

毎年恒例となった海産物を食べに行く2泊3日の冬の旅行だがすでに15年で以上になる。

現地に着いてからの移動は荷物があるときはタクシーだがそれ以外は地下鉄がほとんど、

今回地下鉄1号線に乗って変わったなと思ったのが、アナウンスが英語・中国語・日本語で流れていたこと、

それと電車との接触や線路への転落を防止する「ホームドア」が設置されていたことだ。

チケット販売機は数年前から3ヶ国語対応となっており釜山市民と同じように快適に利用できるようになっている。

最初に地下鉄に乗って驚いたことが、向かいの席に座っている9人のうち7人がスマホをしている光景だった。

なかでもアジュマさえも太い指をもっそりと動かし熱中しているのにはびっくり、

さすがサムスンの国、スマホ利用者の所得と年齢の幅のハードルが低くなっているのは日本以上だろう。




























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今回の釜山での目的は、冬の海の幸以外に自室のカーテンの購入にあると出発前夜家内から聞いた。

帰りのビートルで大きな縦長の荷物を持った一人旅の女性を何度も見かけたことがあるが

尋ねるとカーテンだと聞いたことがある。

日本で作るよりかなり安くて、旅行費用の問題じゃないくらい安いそうである。

最近は円安でその恩恵は薄いかも知れないがそれでも絶対安いらしい。



釜山に着いたら荷物をホテルに預け、チャガルチのいつもの店でコムジャンオを食べたあとにカーテン作りに行く。

地下鉄1号線凡一(ポミル)駅で降り釜山最大の裁縫市場として知られる釜山鎮市場(プサンジンシジャン)へ。

通りのすべてが見事にカーテン屋、見渡す限りカーテン屋。大きなビルのフロア全体にもカーテン屋が所狭しと並ぶ。

さすが地元御用達、ゆえにほとんど日本語は通じない。

家内は若い女性の店を選んだ。日本語が全く通じない純粋な感じを射止めた。

家内がスマホの画面に向かって日本語で質問を話すと韓国語に変換されそれを彼女に見せる。

すると彼女は自分のスマホに返事を韓国語で入力し、ライン(たぶん)で送信、しばらくすると日本語に変換されてくる。

何度かそのやり取りをして手書きのカーテンのサイズの図面を見せ、生地を選んで値段交渉の結果、

商談成立!

彼女はその間、言葉のやり取りやサイズの計算などすべてスマホだけ、便利なものだ。

カーテンは翌々日の出発日の10時に約束通りホテルに届いていた。
































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釜田(プジョン)駅から機張(キジャン)へカニを食べに行った。

いつものように釜田駅から韓国鉄道に乗って行くのだが今年からセマウル号は運行しておらず

ムグンファ号だけになっていた。

列車内は暖房がよくきいており到着までウトウトしながらの30分の異国の車窓の旅となる。

普段列車に乗ることはない私たちにとって、これも愉しみのひとつ、情緒があってなかなかいいものだ。

機張駅から歩いてすぐに市場に着く。そこは赤テントに鎮座するアジュマたちの圧倒的なパワーによる海産物の宝庫、

露天に並ぶ風景はチャガルチ市場の縮小版のように見えるがここを訪れるのは観光客より地元民が主流。




























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目玉のカニ専門店に行く。いつもの店をはずして今回は他店でちょっと冒険。

タラバ(もしかしたらアブラ)とズワイの合わせて3杯、ズシリと重いものを選び入店。

韓国流のつき出しの皿がテーブル一面に並びそれをつまみにまずはビールで乾杯。

意外とそのつまみで店の良し悪しが判ったりするものだが、ここのワカメのスープは美味しく何杯もお代わりした。

ビールからマッコリに変えたところで蒸し上がったカニが店の入口にあるテーブルにのせられる。

すると端でおしゃべりしていたアジュマとアガシがサッと駆け寄りカニを取り囲みハサミで食べやすいようにする。

湯気立つカニの解体作業を遠目にしているとやがて大皿に盛られて主役が登場する。

鮮やかな紅色を求めてここに来たのだともう一度思い起こし大皿に向かい合う。

生きたカニの蒸し焼きは甘い。優雅に甘く不思議なほど甘い。

殻からベロンと身を出して、ムシャムシャとほおばる。・・・・興奮し、韓国焼酎で口を洗う。その連続。

用意されたカニ酢とワサビはいただけないので何もつけずそのままの純粋な味を堪能する。

カニ味噌は一杯はそのまま、あと二杯は甲羅にご飯を入れて焼き飯にしてもらい締めくくる。

機張のカニ、完結。



今年もゆったりとした気分で自由気ままに過ごすことができた。

それはたかだが4時間弱で行くことができるとっても近い外国旅行であり、

温室の世間から離れて「孤独」になることができるからだと思う。

国を出る孤独さ、暇とはそうしたものだろう。

私はビートル船内での往復の7時間超の時間もたまらなく好きだ。

誰からも邪魔されることなく1冊本が読める。

再読した「夏の闇」、

迫力ある言葉が凝縮された一冊、申し分ない旅の土産となった。
















Festina Lente - 悠々として急げ -


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  1. 2013/12/16(月) 16:55:39|
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