コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクで走るの魅力を紹介します。

第25回壱岐サイクルフェスティバル 其の二

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第25回壱岐サイクルフェスティバル50キロスタート前の最前列




























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やはり雨。
雨には何の役にも立たないウィンドブレーカーと雨天には必需品のヘルメットの下にキャップをかぶってスタート地点の壱岐文化ホールへ走った。たった1キロ足らずでずぶ濡れとなりおまけに寒くて寒くて、スタート順を得る出走受付はいつものように長蛇の列はなく天候を見ながら出遅れて集まっているようだった。
しかし、建物内には早くから並んだ有力チームの面々が座って時間をやり過ごし、いつもは試走やウォーミングアップで忙しいがこの日ばかりはという雰囲気だった。






























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レガシーkazさん率いるチームGINRIN熊本のみなさん
地元紙では自転車の安全利用の推進やマナー向上運動などチームとして社会に対する行動が紹介されている。
現在ではスポンサーも付き熊本代表する有力チームだ。






























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パラボラ イワイ シーガルの加藤君は今回総合2位































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熊本河内みかん生産者である中川さんのチームOrange Fellow

ジャージのデザインが素晴らしい!

その証拠に阿蘇の吉田線を一緒に走っているとき、

セミがジャージポケットにデザインしてあるミカンにとまり、草千里までジッとしていたくらいだ。

それにしても第一次産業生産者のチームとは素晴らしい。

農業に対するいろんな問題があるなか農業の魅力が伝わるような気さえする。
































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私の友人のチーム SSX-CSC

スーパースポーツゼビオのサイクリングチームだ。

今回は大会パンフレットに10%割引券付き広告も掲載






























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スタートの時間が違うカテゴリー別に長崎県警の白バイが先導する。

白バイは壱岐には配備されておらず本土からフェリー来ているそうだ。

そんなことも参加者は知っておかなければならない。






























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スタートグリッドに5人づつ並ぶ。いつしか雨も止み曇りの好条件。だが大会事務局から道路が濡れて滑りやすく大変危険である旨説明があった。私も下りは絶対に飛ばさず安全第一と心に決めた。落車したら半年1年棒に振るはめになる。この年でそれはきつい。だからこそ上りを必死に走る。そのために準備も私の範囲で整えたつもりだ。

8時50分号砲とともに50kmのスタート。ローリングスタート方式により壱岐文化ホール前からセレモニースタートとなり郷ノ浦大橋までの区間はパレードスタート。先頭の選手が郷ノ浦大橋に来た時点でアクチュアルスタートとなる。パレード区間内は追い越し禁止で違反者は失格。

郷ノ浦大橋を渡り下ったら上りが延々と続く。ここで団子状態の集団が安全に分断されるという見事なコースだ。ただ完璧なレースなので始まったばかりのこの地点では参加者の興奮は最高調、全員アドレナリンが溢れ交感神経が興奮し闘争本能剥き出し状態だ。知人や仲間追い越したり抜かれたりするも声を掛ける余裕もない。上り詰めるまで孤独の戦いだ。





























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スタート後1時間10分地点

ここまで来ると同じレベルの選手が集まり不慣れなローテーションで廻して行く。

後ろの選手のように遅れると一人で風を受け体力を消耗し徐々に離脱することになる。

もうひと頑張りしてグループに付けば一息いれられるのだが。





























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力の揃ったグループ走行が基本だが、遅いと感じたなら前を行くグループに合流して行く島取りのような方法もある。

だが追いつくまで今まで以上に走らねばならなく体力が消耗する原因にもなる。

我々のレベルは着順ではなく時間だからグループでゆっくりしていたなら短縮は望めない。

その判断が難しいところでレースの面白味でもある。

何しろ顔が歪むほどだから。
































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白バイと先導車両が30キロ組の集団が近づくこと知らせると、すぐに凄い勢いで集団グループが通り抜けて行く。

そのあとも集団からちぎれた選手から抜かれてゆく。

この当たりに来ると50キロ組から抜かれることはなく30キロから抜かれていることは判っていてもテンションが下がるものだ。





























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勝負と決めた最後の上りではすでにダンシングの力はなかった。

今まで走っていたグループも散り散りとなり沿道の応援だけが目に映るもすでに反応する余裕はない。

声援のなかに自分の名が呼ばれているのは聞こえた。

それと「もう一人抜け!」と若い声がすると右側をスルスルと追い越していた。

反応する力はどこになく、もがこうとする意志も消えた。






























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「早かったよ!」と家内の叫ぶ声が聞こえた。

息も絶え絶えに上りゴールのゲートをくぐった。

ほとんど同時に右にゴールする選手がいた。

何か声を掛けられた。

「お疲れでした」とかそんな言葉だったはず、彼はずっとグループいた人で常に前を引いてくれていた。

ローテーションするときも後ろを見ながら常に安全に対する配慮をしてくれていた。

だから赤いトレックの炎のデザインは忘れない。

たぶんゴールは譲ってくれたんだろう。






























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体育館で弁当を食べながら抽選会が始まると待っていたかのように雨が降り出した。

少し早めだがジェットホイルに乗るため郷ノ浦港まで自走したらびっしょり濡れシャワーを浴びたようにすっきりした。

すぐに家内もレンタカーで着きリュックもらい港のトイレで着替えた。

こんなとき乾燥したタオルや下着は夢のように有り難い。

濡れたジャージを洗面所で直していると港の職員さんだろうか「お疲れ様」と声を掛けてくれまだ選手なんだと思った。

いつもは仲間がやってくれる輪行袋入れはグラグラの下手糞でサドルを持って運ばなくてはならない適当さだった。

東京の友人は呆れていたがフェリーに積むだけだからこれでいいと思ったものの次回の課題だ。

家に着き輪行袋から自転車を出すとサドルの後ろのゼッケンプレートがまるで濡れたダンボールのようになっていた。

プラスティクとばかり思っていたが経費節減だろうかそれもよしだ。

部屋の壁に押しピンで張った昨年のプレートの横に汚れてブヨブヨの114番を飾った。

「汚い」と娘も言ったが、私の勲章だ。






























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壱岐が終わった。

いろんな事情で参加できなかった人のためにも自分が体験した感動を伝えたく記憶を辿った。

特に今は病に臥しておられるが復活を目指す方の力にでもなればとも思ったいる。

来年、ゴールして欲しい。

















Festina Lente - 悠々として急げ-


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  1. 2013/06/11(火) 17:23:04|
  2. ロードバイク
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  4. | コメント:11
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  1. 2013/06/13(木) 08:53:58 |
  2. |
  3. #
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kenji さん

壱岐の翌日、宿の前を1台のロードが走り抜けましたがkenjiさんとばかり思っていました。

今朝はすばらしい天気だったですね。私も竜門ダムを走っていました。

ダムまでは壱岐も絶え絶えですが、着いたら誰もいない湖畔の道を、引き締まった空気のなか鳥の声を聞き、子タヌキにも遭遇し三文の徳を愉しみました。

いずれまた募る話を楽しみにしております。
  1. 2013/06/12(水) 17:34:52 |
  2. URL |
  3. コルナゴ部長 #-
  4. [ 編集 ]

サルトさん

「怪我の功名、落車は二度としない。そのためにも上りをうまく走れるようになり毎年1秒でも短縮したい」

と学習をし目標を立てた次第、生涯勉強の体育の課外授業の強化であります。

阿蘇望では、笑顔の再会、苦悩の四峠、完走の歓びと達観する同級生でありましょう。
  1. 2013/06/12(水) 17:18:22 |
  2. URL |
  3. コルナゴ部長 #-
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nupuri さん

上位の方は昨年に比べ概ね1分位タイムが良かったようですが、なかでもnupuriさんは2分半ほど短縮されまだまだ右肩上がりは続きそうですね。さらに福島さんやBlue Grassの方など50歳超えであの成績ですからロードバイクはその点でも長く現役で楽しめるスポーツであることは間違いないです。私も一日のサイクルのなかに朝錬を取り入れ身体がどう変化するか試してみたいとまだ二日坊主ですが考えています。

私も6回壱岐のレースには参加していますが当然ながら1泊2日で観光的な趣で愉しんだことはなく是非後泊で離島気分に浸りたいと思います。

さて、来週は血が騒ぐ北海道ですね。この勢いで怪我なく全力を尽くしてください。
  1. 2013/06/12(水) 16:55:14 |
  2. URL |
  3. コルナゴ部長 #-
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壱岐

こんにちは!
あいにくのお天気でしたが、今年も楽しく走られましたね!

先ほどはカルキさんがうちに遊びに来られてて、部長と通話中の携帯をいきなり渡されたのでちゃんと挨拶もできずに失礼しました^^

来週まで休みがつぶれますが朝はほとんど走っています。今朝なんかもう夏の空ですね。気持ちよか~!
  1. 2013/06/12(水) 15:55:28 |
  2. URL |
  3. kenji #Szz/4ZYk
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NoTitle

コルナゴ部長の甘言に乗せられて壱岐まで自転車遠征してしまった東京の友人は決して後悔はしておりません。
自分の今の力と赤裸々に直面させられる得難い機会ととらえ次の一歩を踏み出すことにします。
少なくとも落車・骨折の長いブランクから漸くリスタートが壱岐で切れたのは喜ばしいことです。
阿蘇望での再会を楽しみにしております。
  1. 2013/06/12(水) 13:32:13 |
  2. URL |
  3. サルト #YCdeWPgQ
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お疲れ様でした

悪コンディションでしたが、落車もなく
完走できて良かったですね。
スタート地点でキャップ等預かっていただき、
ありがとうございました。
緊迫したレースもいいですけど、
湯ノ本温泉あたりに泊まってのんびりサイクリング
したいですねえ。
  1. 2013/06/12(水) 12:53:10 |
  2. URL |
  3. nupuri #lHI8H0U6
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もりたん夫さん

では来年お願いします!

練習の時間が取れない、だから走れない、仕事が忙しく、家庭をほおり出すにはいかない・・・
ですが自分の目標を得られる人は朝練習をされています。晴れた日のみ出勤前の30分・1時間だったらその日の仕事に影響ができることはありません。そして休日だけは朝2時間なり走ることが強くなる秘訣のようです。
月に数度の友達とのサイクリングでは結果は難しいと経験から悟りました・・・・

さて、わたしは、壱岐の翌日は休養しましたが、昨日今日の朝とも竜門ダムまで往復40分走っております。いつもより50分だけ早起きして2日間走ってみました。シャワーを浴びさっぱりとして朝食も普段以上に美味しいものです。仕事もはかどります。いつまで続きかわかりませんが、早く寝て深酒しないで自然と目が覚めるような習慣が得られれば、仮に雨の日は本読む時間にするとより豊かになるのではと思っています。
お試しくださいね。
  1. 2013/06/12(水) 12:45:02 |
  2. URL |
  3. コルナゴ部長 #-
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蒼いクジラ さん

福岡港から帰りの車のなかでつくづく思ったことは、このために2日間の休みを取り、フェリー代や宿泊日などの投資における成果は計り知れないものがあるものだと例年のことながら家内と話したものでした。
そうはいうものの体験しないと判らないことですが、毎年の自分の通過儀礼として捉えたらいいのではと思います。

エントリーのためのお尋ね等気軽にどうぞ。
  1. 2013/06/12(水) 12:10:47 |
  2. URL |
  3. コルナゴ部長 #-
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部長の背中

部長と奥様に壱岐でご挨拶ができ、とても嬉しかったです。最初の上りですぐに部長に抜かれ、必死で着いていったものの脇腹が痛みだし・・以後は散々たる道程でした。『壱岐では部長を引いて恩返し』という密かな目標は果たされず、ゴール後の会場でお礼も伝えられず、たくさんの宿題を貰った壱岐でしたが、これからも宜しくご指導下さい!!
  1. 2013/06/11(火) 19:39:35 |
  2. URL |
  3. もりたん夫 #-
  4. [ 編集 ]

NoTitle

レポート有難うございます。来年、膝の調子が良ければ・・・いや絶対直して参加したいです。(^_^)
  1. 2013/06/11(火) 18:02:02 |
  2. URL |
  3. 蒼いクジラ #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

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