コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクで走るの魅力を紹介します。

茶のこモードと懐かしい記憶

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茶のこモードが消えなくて、ここはどうしても押さるべく南小国を目指した。

コースは菊池渓谷経由やオートポリス経由ではなく、久し振りに竜門ダムをまっすぐ進む穴川峠を選んだ。

峠を越えると、谷間に点々と集落があり、道下には渓流が流れている。

30年前、沢でルアーをしていた頃ここによく通ったことを思い出した。

狙いは25cmの山女魚

浅い瀬が多いのでこのサイズが限界だが20cmくらいのがよく釣れた。

何度か行くうちルアーを投げる同じ位の人に出会いアブのグリーンのスピナーが効くことを教えてもらった。

それは地味なグリーンのもので、傷があり使い込まれたルアーだった。

2、3回目だったろうか、釣りのあと家に招かれた。彼の家は付近の集落ではあるが急な坂を上った先のところにあった。

家の前にはチェンソーや斧、鋸が散らばっていた。山深いところなのでどの家も仕事は林業だと一見してわかった。

開けたままのガタピシの戸をまたぐと、障子や襖が破れているのが見えた。

古新聞でふせてあるのがそれがだらり破れていた。当時でもほとんど見ることがない貧しさが部屋中に漂っていた。

そして、毛羽立つ畳に座って話した記憶がある。

アブのスピナーを渡された。この状況でそれはいけないだろうと断ったが彼の笑顔に押されて頂いてしまった。

無くさないよう以後使うことなく今も机の引き出しに大切にしまってある。

30年後の風景は、村も川も道も家も、そのままの姿で残っていた。




























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茶のこに着いた。

山道を上ったり、下ったり、50キロを超えていた。

段々天気が怪しくなって気温も低下、ここで雨に打たれるのは嫌なので家内に回収をお願いした。

それは親戚の見舞いにいく時間を約束していたのだが茶のこで寛げば到底間に合いそうもない。

しかし、ここに寄らず携帯食でもかじりながら帰れば別だがそれはできない。

私の帰りを家で待っているのだから、ここで落ち合い一緒に食事でもしてそれから所用を済ませばと・・・・

サドルの上で知恵を絞った。

電話する。最初に「エーッ!」というのは想定内、

殺し文句は、「メニュ見てんだけど、『春いちごのパフェ』美味しそうだよ、それ食べてお見舞いに行こうよ」

完結した。



























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茶のこの二つのランチメニューの今日は、『小国黒豚の特性ハヤシライス』と決めていた。

まずは美味しい水と暖かいおしぼりで人並みになる。

一人用の急須にほうじ茶が運ばれ、うっすら目を閉じ香りと淡い味を愉しむ。

最新の自転車本でも開いて、コクリとほうじ茶。

本物の日本茶を飲ませたと始められた店なのでそれは当然の二重丸、

甘味や食事がないと客は来ないので、あくまでもそれらはおまけでメインはお茶であることをご存知の程。

デザートの杏仁豆腐は甘さ苦手のわたしでもぞっこんの美味しさ、フィナーレに相応しい。

訪れる客は、ランチの人、珈琲やお茶の人、デザートセットの人、

優雅な時間を過ごせる南小国の良店。
















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パラボラの上原さんが兵戸峠超えで玉名から来られた。

茶のこご主人と三人で自転車の話で盛り上がった。

そうこうしてると家内も到着。



























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春の限定メニューの「春いちごのパフェ」

小国産のイチゴと、そのイチゴで作ったムースに自家製バニラアイスが渾然一体となって

素材の上質もさることながら、そのお手前は完璧の一言。

「限定品」食べて満足の家内。

食事を終えた上原さんも連られてご注文。



























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雑貨コーナーには気をそそるグッズがあり



























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購入した。



























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完結の仕上げは、菊乃家で乾杯。

宿には今日、宮崎から自転車のご夫妻が来られているが、この寒さで走れただろうか、

やはり寒さに慣れない人は、慌てずもう少し温かくなってからがよさそうかも知れない。

しかし、それなりの装備を持ち、今を愉しみたい人は慌てたがいい。

出会う人に心に刻まれることができれば思っている。

目的達成の折、彼のように。








Festina Lente - 悠々として急げ-



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  1. 2013/02/18(月) 19:26:38|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<阿蘇の野焼きは3月10日 | ホーム | 寒かった、それにオーポリ峠はきつかった。>>

コメント

ratch_ue さん

こちらこそ、愉しい時間を過ごせました。
つい長居にお付き合いいただき帰りの出発が遅くなってしまいましたね。
あの状況で160km走破は凄い!
まだまだお若いから走りに磨きをかけてください。
それと阿蘇のチャリ旅の普及もよろしくです。

野焼きのあとでもオチマサさんと一緒にお越しにどうぞ。

小嵐山コースでもご案内しましょう!
  1. 2013/02/19(火) 14:31:39 |
  2. URL |
  3. コルナゴ部長 #-
  4. [ 編集 ]

茶のこにて

先日、茶のこでお会いしました上原です。
当日はルートなど教えていただきありがとうございました。
帰りは、そば街道からミルクロードに抜け、下りをテッテケ快走し、帰路につきました。これが大正解のルート!でしたね。
いつも写真が何かを物語っているようで、楽しみに拝見しています。阿蘇の魅力をこれからも教えてくださいね。
  1. 2013/02/19(火) 09:21:03 |
  2. URL |
  3. ratch_ue #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

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阿蘇内牧温泉の温泉旅館から欧州の山岳コースを彷彿させる阿蘇サイクリングの愉しみ方を紹介しています。

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