コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクで走るの魅力を紹介します。

阿蘇への道

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1月20日となったが今年の初始動に『菊池発、外輪山ミルクロード経由の阿蘇』に行ってきた。

5年間阿蘇を走っているが自分にとっての「阿蘇への道」の極めつけは、やはりこのコースだとつくづく感じた日だった。

それはこのコースに起承転結があるからだ。

菊池の自宅が標高74m、最初のゴールは阿蘇北外輪山の標高945m北山展望所までの25キロだ。

この区間は相方と口を聞くことなく、それぞれのペースで懸命に自分の記録と競うロード本来の目的である練習という「起」。

貴重な休日に家族を省みずに走るということは、苦しい練習と楽しい気分転換の両極を満たし、

走行後には充実した達成感を得るという三つの幸せとの引き換えである。

その苦しい明日のための練習が25キロで871m上り、信号がないゆえに休むことなく走り続けなくてはならない道である。

途中の菊池渓谷の麓からは森の道、樹林帯を抜けたら草原の道になり、ラストスパートでもがき北山展望所がフィニッシュゴール。

北山展望所交差点から先は、大パノラマの阿蘇の景色を愉しむミルクロードのコースが「承」。

左に曲がればマゼノミステリーロードで南小国方面、右はかぶと岩展望所・ラピュタ・二重の峠方面、

まっすぐ進めば大観峰・やまなみハイウェイとなる。

折り返してもいいがここまで来たら阿蘇平野へ舞い降りたい。

二重の峠・ラピュタ・212号・小嵐山の道・手野の名水の道・やまなみハイウェイがそれである。

下ったら阿蘇神社のある一の宮の門前町や内牧温泉でランチや休憩で一息つきたい。

その後頑張って阿蘇山を超えたり、外輪山を上り返したりとシーズンやその日の状況によりコース選択する「転」。




さて、この日の北山展望所までは、

練習不足でボロボロ、途中から力がまったく出ない、ふくらはぎが攣り、たどり着くのがやっとという始末。

その情けない言い訳は、

1. 7月の水害の被害による宿の復旧と、年末までのリニューアル工事のため練習する時間と余裕がなかったため

2. 初めての過ごす阿蘇の冬は寒くて12月以降走る気力が失せた

3. 12月25日の追突事故により以後安静にしていた





























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全然走れなく一緒のへボーネンさんにはたいへんな迷惑をかけた。

これでは人の案内どころではない。

今後は週に何度か早朝走ろうと小さな決意をした。




























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天候に恵まれたが自転車乗りに出会ったのはかぶと岩展望所での3人だけ、

熊本市内から来た彼らは、やまなみで降り「ひばりカフェ」でランチと云ってた。

あそこはいい店だ。

かぶと岩展望所にある「Pig Fluke」は珈琲や温かいジャージ牛乳、コーンスープで一息できる。

小腹がすいたらドイツ国際コンクールで金メダル受賞のフランクフルト入りホットドッグも美味しい。

店内にはストーブが二つあり暖をとったり、濡れたウェアーを乾かしたりエイドポイントとして便利だ。

北山展望所は冬季休業するが、ここは道路凍結以外は営業し時間外でもトレイ・自販機もあり頼もしい。





























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雲ひとつない晴天。

しかし、みっともないくらい走れず、

ダークな気持ちでこの日は終った。

212号で内牧に降り実業団の練習コースである湯浦を走り、宿の一人旅でも利用できる部屋をへボーネンさんに見せた。

今走った北山展望所やかぶと岩展望所が見える3階の部屋だ。

ついでに厳冬の邪魔な装備も宿に置いた。

ランチは阿蘇山を眺めることができる「Genkiパン」でイートイン。

日当たりがよく眠くなりそうだった。

念のため「いまきん食堂」を見に行ったら遠路より訪れる「あか牛丼」目当ての大行列と、

並びきれない時間待ちの人が付近一帯に溢れておりすぐ逃げた。

人通りもなく静かな、というより寂れた内牧商店街に異様な祭りのような熱気がここだけにあった。

なぜこんなに集客力があるのに、数軒の商店以外時間待ちの人が回遊できるようなシステムにしないのか不思議でだった。

聞くといろいろとあるらしいがこの店が移転でもしたらそれこそ、変わらなければ替えられることを知らないのか。

自分の脳は自分で治せない。

地元の素人に兼業でこれからの街づくりなんて厳しいのではないか

近くには全国の人気観光地トップテンに常時ランクインする由布院や黒川温泉がある

前者は1971年、三人の地元有志が欧州9カ国を45日間を自腹で視察し、

日本の観光地の主流だった周遊型ではなく、保養滞在型の宿泊施設を由布院に取り入れ、

名所旧跡や観光施設もない田園風景の中で由布岳がそびえるだけの温泉地を行動力と斬新なアイデアにより改革した。

後者はご存知の通り一本の雑木を植えることから始まり、

阿蘇神社に続く門前町の賑わいも一本の雑木からである。




「結」は我が家の温泉である。

いかなる挑戦も温泉で至福の時となる。

そんな想いでモノトーンの内牧を後にし白黒の菊池へ急いだ。

いずれも温泉は上質であるが街に色が無い。

今日の景色も実行力のなさという言い訳で色が無いのが残念である。














Festina Lente - 悠々として急げ -





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  1. 2013/01/21(月) 17:45:14|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

ひろ父さん

お久し振りです。
「その日」を愉しみにしていますね。

愛媛には菊池姓の方が多いですね。特に今治だったかな?
愛媛出身の菊池寛も菊池一族の末裔であると言われていましたね。

南北朝の戦乱の後に時に逃げ延びたのか、移住したのか、確かそうだったかと思いますが・・・
最近菊池の歴史について考えることがないので記憶が朧なのが寂しいです。

是非阿蘇でお会いしましょう!
同郷ならなおさら、サイクリングのとっておきの道、案内しますよ。
  1. 2013/01/22(火) 11:48:49 |
  2. URL |
  3. コルナゴ部長 #-
  4. [ 編集 ]

いつか・・・

こんばんわ。久しぶりのコメントです。

菊池出身のわたしとしては、このブログの更新記事を読むたびに「菊池に帰りたい!」と郷愁の念を駆りたてられます。
今も愛媛は西条、聖地の1つであるしまなみ海道すぐ近くの恵まれた土地に居住しておりますが、生まれ育った菊池と、幼少期にいつも眺めていた阿蘇を走りたいという気持ちは強くあります。

いつか走りたい。そう思います。
幸い、熊本の旧友にも、嬉しいことにサイクリストがおりますので、今年はしまなみで一緒に、という計画もあります。
来年になるか再来年になるか。
いつか、菊池と阿蘇を思う存分走って、御宿に宿泊するのが密かな夢となりました。
その際にはどうぞよろしく。
その日まで元気に走れるように日々精進することとします (^。^)y-.。o○

  1. 2013/01/21(月) 21:54:28 |
  2. URL |
  3. ひろ父 #LapiYBeE
  4. [ 編集 ]

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