コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園の中央に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクを通じて阿蘇の魅力を紹介します。

2012年ラストライド-師走のラピュタ-

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27日、今年最後の阿蘇ライドに行ってきた。
どうしても年内にM10で阿蘇に行きたい。ラピュタに足跡を残さなければならないと、強行した。

強行?

実は24日のエントリーで宝くじが当たる地蔵を紹介したが、笑い話にもならないが翌日車に当てられた。

25日夕方前、高速乗り口手前の信号3台目に停止。青になり行きかけたら先頭の車が駐車場から出てきた車を入れるため一旦停止するも私の後ろの車はそれに気付かずに勢いよく追突された。
衝撃で一瞬真っ暗になり、薄目をあけ何が起こったか考えなければ理解できない瞬時の脳震とう。車の中は煙のような埃だろうか夕陽の中でキラキラと輝いていた。我に返り停止したエンジンを掛けバックミラーを見るとウィンカーを出しているのでそれに従い左の駐車場にはいる。付いてきたのは設備会社の1トン車か2トン車かとにかくトラック。運転手は30歳過ぎで低姿勢に詫び自分の不注意、ほとんどフェイントのアクシデントに苦悩の様子。

私が乗っていたのはたまたま交換していた家内のフィアット。バンパーは衝撃を思わせる無惨な傷ではないが、相手のトラックのバンパーにはそれなりの証があり、ボディと一体化したフィアットの頑丈さを物語っていた。
外傷はないがイメージ的に左肩が重いような感じ。助手席の床にはナビが落ち、イオスのレンズが破損、GRⅣもバッテリー飛び出していた。運悪く床に置いていたワインにそれぞれにかなりの勢いで落下した模様。ただそんなことはどうでもいいような倦怠感に覆われる。警察が来るまで暖房を効かせ連絡すべきところに電話する。パトカーが来るのに時間が掛かり相当時間が経過し聴取が終わるも家の近くの整形外科は時間外でこの日病院には行かず。

26日は忙しく宿へ。首の根元左肩付近が重く固い。昨日は宿を休み朝一に病院へ行く。レントゲンで首は無事。患部は3日程は温めず揉んだりしないこと。とは言われても知らずにこの2日間たっぷり温泉で温まった。以後年末年始病院はクローズするので1月5日に来られたしと大量の痛み止めや湿布薬を出される。それと即効性の漢方薬があるが「腹が緩くなる」「眠くなる」副作用がある。しかし、貴方は今日休日をとっておられるから家で安静にされるだろうし問題なかろうと院長より勧められた。

風もなく穏やかな快晴、長期予報を見てもこの日しかない。肩に鈍痛はあるものの午後より出発。もちろん「腹が緩くなる」「眠くなる」そんな副作用がある薬なんて峠越えの走りに飲むわけにはいかない。痛くとも辛くとも今年最後のライドはM10で阿蘇に行かねばならないのだ、円を成就するためにも・・・・



























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菊池渓谷の麓までは順調。

高度が上がるにつれ道路端は凍っている。

いつの間にか深葉付近の道路斜面の樹木は切られ、金網の落下防止ネットが施されていた。



























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渓谷の上流、源流域の菊池川はまもなく凍結するだろう。

雪の上をちょっとでも歩くとビンディングシューズに雪が詰まり氷となってペダルに填まらない。

ドライバーでもない限り取れなくここから先はペダルに未装着のまま走る。



























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道路端の雪は幅が広くなり走るコースは車線寄りになってしまい、後続車来ると雪の中を走らねばならない。滑って落車しないよう最新の注意が必要だ。森を抜けるまでの辛抱。

























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道路の脇は積雪している。マウンテンやシクロクロスで走ると楽しいだろう。

ロードで雪の上を走ると直ぐにタイヤとフレーム、それにブレーキ付近に雪が詰まりタイヤは回らなくなり走行不能になる。



























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北山展望所着。

気温3度。風もなく暖かい。

マゼノミステリーロードは2月末までゲートで閉ざされた。



























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いつもなら、ここから阿蘇五岳を眺めながら、

ギザギザ山の根子岳の左、箱石峠を越えるか、

それとも高岳との間、日ノ尾峠にしようか、

いや、高岳を見ながら往生岳麓を横断するパノラマラインの坊中線で草千里経由にするか

そんなルートの品定めをして阿蘇山を越え、南阿蘇を目指すのだが、

今の季節は無理、3月中旬過ぎ野焼きの頃の愉しみだ。



























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かぶと岩展望所

ここから3キロ先が今日の目的地

写真2枚撮って先を急ぐ。



























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誰もいないラピュタ

ここが眺望ポイントで下から上ったらゴール地点



























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今年は何回来ただろうか

水害よる崖崩れで7月から通行止めになり今年上ったのは10回くらいか、

上から眺めただけが10回くらい

復旧工事もだいぶ進み来年野焼きまでには開通するのではないだろうか

ラピュタは眺めるだけではない。




























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半島のような突端を逆から見たアングル

幾台ものロードバイクがこのコーナーを走り抜ける写真は素晴しいだろう



























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今年最後のラピュタ。

正式名称は「狩尾峠」 「狩尾坂」と地元の人は呼ぶ。

ここで「天空の峠ラピュタ」と呼び始めて2年になる。

何度も行ったし何度も紹介した。寒いときも暑いときも、雨も霧も上った。

私にとっての阿蘇サイクリングのシンボルであり、私の阿蘇ライドになくてはならないコースだ。

上り口3キロに職を移してからは地元目線になった。

区長さんに峠の歴史を聞き、昔から外輪山の牧草を刈り運ぶ道だと教えてもらった。

牧草は牛の大切な飼料だ。牛は最近でこそ牛乳や肉を目的とするがちょっと前までは違う。

火山灰のやせた大地で米や野菜を作るための肥料である牛糞と農耕が牛を飼う目的だった。

そのため1年間の餌となる牧草を春から秋にかけて年4回刈り外輪山まで上ったり下りたりした。

牧草は絶対濡らしてはいけない。晴れが続く日を狙って刈り運ぶ重労働なのだ。

断崖絶壁の道を日曜連休関係なく、牧草を満載した農耕車両が朝から晩まで狩尾峠を通る。

そこを自転車が、バイクが、車が、「遊び」で通るということを知っておかなければならない。

そのことがこれからもこの峠を愉しむことになる。

来年、開通したら多くの人が通られるだろう。

路面が荒れて危険なので上り専用、農耕車優先でマナーを守り挑戦してもらいたい。

想像力を凌駕する、天空の峠ラピュタ。










日々是好日





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  1. 2012/12/28(金) 17:13:58|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

ヘボーネンさん

返事遅れて年越してしまいました。
40代は死ぬほど仕事して子育てに苦悩する年代です。
趣味はボチボチと合い間みてというう気持ちが大事でしょうか。
体は左肩周辺をやられました。入院を勧められましたが、宿が忙しくそれどころではありません。年明けて病院と相談しますがたまの通院程度しか時間がないように思います。
ライドは天草、3月20日の野焼きの後を視野に調整できれば思います。

昨年はお付き合いありがとございます。本年も向かい風には先頭をお願いしますね。
いずれ走って乾杯しましょう!
  1. 2013/01/01(火) 10:54:21 |
  2. URL |
  3. コルナゴ部長 #-
  4. [ 編集 ]

NoTitle

20kmの坂でのシェイクダウンはどうでした? 

私は昨日まで仕事、AM餅つき、PMまた急用で仕事となって、走り納めごころではない状況でした。 てなわけで明日と正月3日くらいは、TELが鳴らないことを祈るばかりです。

それと、
車はとんだ災難でしたね、体は大丈夫ですか?

では、いい季節になったら走り始めということで、今年もお世話になりました。来年も宜しくお願いします。
  1. 2012/12/30(日) 17:05:56 |
  2. URL |
  3. ヘボーネン #mQop/nM.
  4. [ 編集 ]

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阿蘇内牧温泉の温泉旅館から欧州の山岳コースを彷彿させる阿蘇サイクリングの愉しみ方を紹介しています。

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