コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクで走るの魅力を紹介します。

私のルーティング

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昨日は紅葉でも見ようかと八方ヶ岳の北側を抜ける林道に行った。
菊池から20キロ走ると9号線(日田鹿本線)の番所集落、右に折れると道幅が狭くなり勾配がある林道となる。
ここから先は車の通りは極端に少なくなる。静かな山道には鳥の声が谷間に響き、杉林の間からは時折八方ヶ岳の切り立つ山容が見える。上るにつれ落葉樹の山となり紅葉が愉しめる森の道だ。
























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道脇には皮だけ残ったアケビが所々に落ちている。

薄透明のジェル状の果肉はねっとりと甘く、この季節の鳥やイタチ、テンやタヌキなどの好物だ。
























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道に残る縄張りを誇示する動物たちの糞にはその種がいっぱい残っている。
























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これはウベだ。アケビは割れて熟するがウベは割れない。

熟する時期はアケビのあと、厳しい冬を前に動物たちの貴重な栄養摂取は続く。
























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熟れたやつを2個見つけひと口食べた。今年初のウベはほんわりと甘く懐かしい風味に満たされた。

残りは彼らに見つけやすいよう草の上に置いて行った。
























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林道を進むと何やら動く物を見つけた。

カラスか・・・・

























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四足でこちらに向かってくる。

自転車から降りカメラを向けても気づかず、下を見ながらゆったり、

というか、とぼとぼという表現が正しいかも知れない。

タヌキ、いや足が短い、それにこんなにのんびりしていない。
























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アナグマだ!

目線が合うとしばらく立ち止まり、2mほどくるりと引き返しその後ガードレール下の谷に行った。

もちろん、とぼとぼと慌てることなくである。

























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紅葉はもうちょっとだった。それでも落ち葉を「サクサク」と踏みしめながら走るのはこの時期ならでは愉しみだ。番所の上り口から10キロで宿ヶ峰尾峠だ。標高も800mあり徐々に風が冷たくなりウィンドブレーカーを着た。

今日、家を出るときは結構暖かかったので、冬用インナーに長袖ジャージ、下はレーパンにレッグウォーマー、グローブは全指にした。それでも大げさかなとも思ったが、日田鹿本線の林道から兵戸スーパー林道に出てオートポリス、ミルクロードとなるとこれかなと選んだ。ところが頭、耳、それに足元が冷え我慢できず結局オートポリスをあきらめ兵戸峠から立門に降りた。
























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今日のコースは兵戸スーパー林道の峠である酒呑童子登山口で標高1030mになる。木々に覆われて風もそんなにないがこの寒さである。今から阿蘇を走るには、耳までのヘッドカバーに起毛ジャージ、グローブは真冬用、それにシューズカバーが必須である。

兵戸峠を下り立門の途中まで来ると寒さもなくなり平地でも走ろうかと旭志方面に向かった。
























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菊池川沿いまで来ると河川敷きのコスモスが最後の見頃となっていた。

今日は冷えて昼でも10度ちょっと、宿のロビーにはストーブの火が着いた。もちろん空調の暖房もだが、杉の間の隙間風にはストーブはかかせない。毎年厳冬期に自転車に乗るたびに思うことだが、「家に帰ったら、温泉に浸り、おでんと熱燗!」と断じて宣言しながら帰ってくる。とことん寒さを味合えばこその欲望だが、それが満たされると異様な快感に満たされる。

往々にして平穏な居心地ばかりの日々は、そんな強い確固たる欲望もあらわれない。カラダに刺激が薄い日々は、我慢することもなく、「ちょっと喉が渇いた、小腹がすいた、少し寒そうな気がする」そんなことを習慣にしているといると、起伏がなく味気ない時間を過ごす生き方になっていくような気がする。時には季節を正面から受け止めるこんな遊びは私にとって大事なルーティングである。


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  1. 2012/11/01(木) 18:56:50|
  2. ロードバイク
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  4. | コメント:3
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コメント

浮世雲さん

おだやかに、ちょっと頑張って走って姿が見えてきそうです。
お二人でホノルルセンチュリーライド、よろしいんではないでしょか。
ハワイを肌で感じる一番の体験だと思います。
ラピュタから始まったオルベア購入、たいへんよろしいようですね。
  1. 2012/11/03(土) 09:34:15 |
  2. URL |
  3. コルナゴ部長 #-
  4. [ 編集 ]

浮世雲さん

空飛ぶ者だけがイメージする絵が見られたら光栄です。カメラマンは大変な方ですので早めの再会お待ちしております。
  1. 2012/11/02(金) 22:39:08 |
  2. URL |
  3. カルキ君 #-
  4. [ 編集 ]

鹿に 猿に

同じ 想いに浸れる事に
感謝しております
道端で 出会う動物たち 一生懸命
冬の準備をしていますね
家に帰り 冷え切った脂肪を風呂で温める
紅葉には まだ早かったのですが
心地よく走ってます
ご報告
来年は 夫婦で ホノルルセンチュリーライド
に 出るらしいです(笑)

カルキさん 阿蘇の天空写真 ありがとうございます
空から 見る 日常の地上での行いは ちっぽけに見える
のですが
必ず その後 地上に 舞い降りなければなりませんからね
再開の日は オルベア担いで行きますね
  1. 2012/11/02(金) 17:04:08 |
  2. URL |
  3. 浮世雲 #-
  4. [ 編集 ]

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