FC2ブログ

コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

Trip Tips in ASO Big Sky

「コントルノ食堂デリ」がスタート。

bg20200430coloya007.jpg
コントルノ食堂の通販サイトが4月29日にスタートした。
たまたまこの時期と重なったが、昨年から準備されていたもので、自宅裏に工房を造り菊池シェフと奥さんの二人で立ち上げられた。ネット通販される商品の食材は、コントルノ食堂のメニュの2本柱である「やまあい村の走る豚」と「Lonowaの有機小麦粉」。走る豚は菊池渓谷にほど近い山林を開墾したところで育った放牧豚で、有機小麦粉は菊池市旭志の鞍岳の麓でオーガニック栽培された自家製粉は、コントルノ食堂の自家製パンと手打ちパスタはこの粉がないと成り立たない地粉だ。
そのような力がある素材で出来たデリ商品には、レシピが同封されるので可能な限りコントルノ食堂の味を自宅で楽しむことが出来る。菊池シェフが想いが下記のサイトに書かれている。是非ご覧の程。

https://www.facebook.com/trattoria.contorno/posts/3303097833047639?__tn__=K-R

コントルノ食堂デリのサイトはこちら
https://www.contorno-deli.com/




FLUCTUAT NEC MERGITUR 
 --- 漂えど沈まず ---

  1. 2020/04/30(木) 09:36:29|
  2. おすすめ食事処
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

畑の道、川の道、歴史の道を走る~未舗装路サイクリングの検証

gra006MG_4217.jpg
未舗装路を走りたいサイクリストのために、田んぼのあぜ道や火山灰で埋まった川、車が通らない当時を偲ばせる豊後街道を繋いだコースを、阿蘇サイクルスポーツ事業を主催するトリルムカンパニーの橋本君と、ブロガーでロードバイクコーディネーターの大関君、そして道の駅阿蘇の下城さんと私の4人で試走してきた。

自転車はスペックによる走行を確認するため、私と下城さんはMTB、橋本君はグラベルロードを想定した28cタイヤ装着のロードバイク、大関君は25cタイヤ装着の通常のロードバイクで検証した。




bbinto001b002b01e4e4db2f05d2a147acc8ed00804ea3173f9a196a.jpg
ルートは道の駅阿蘇をスタートして火山灰で埋まった西岳川の上流を試走、モーモーファーム・カップルズ周辺から宮地方面のあぜ道を繋いで霜神社へ。内牧へは西岳川沿いの九州自然歩道の砂利道を走り、湯浦や西小園のあぜ道を巡り田子山の麓を通ってアップダウンの林間コースとなる豊後街道へ。狩尾区のラピュタの上り口を横切り豊後街道が合流する県道149号に出たら再びあぜ道を繋いで黒川沿い、尾ヶ石東部小、阿蘇市浄化センター、眺めの良い本塚を通る40kmのコースになる。




bbb005IMG_4200.jpg
九州自然歩道の区間は普通に車が通っているところもあるが規則が定かではないため、歩行者がいた場合は自転車から降りてすれ違うことにした。





bbriv010IMG_4095.jpg
最初に火山灰が堆積した砂防堰堤上流の西岳川の検証、水たまりや泥状のところはなく火山灰が固く引き締まった状態でMTBはとても走りやすい。




bbriv004IMG_4108.jpg
川は直線ではないが流れを妨げないよう見通しも良く気持ちよく走れる。




bbriv002IMG_4125.jpg
でも大関君のロードでは無理、橋本君の28cのタイヤでも埋まって走れない。




bbriv009IMG_4096.jpg
砂のような火山灰なのでMTBは汚れない。





bbriv004IMG_4108.jpg
凹凸も岩もない平坦





riv011IMG_4105.jpg
風景は確かに川、不思議なワクワク感に全員はじける。





bbriv009IMG_4109.jpg
火山灰は乾くと舞い上がるが、地下に水脈があるのか晴天続きなのに堆積した火山灰はどこも湿って固いコンデションで走ることができた。今までに経験のないフィールドだった。





riv012IMG_4100.jpg
火山灰は粒子が小さく車のフロントガラスに付着したものを拭き取ると傷が付く。大関君のタイヤが埋まったのでカーボンホイールに火山灰を含んだ砂が付着してブレーキをかけると傷だらけになりそうなので草で取ろうとするも無理、水洗いが一番早い・・・





bbsp05IMG_4112.jpg
近くにあるカップルズで水道を借りて洗車して難を逃れる。





g5IMG_4123.jpg
モーモーファーム近くのグラベルを走って宮地方面へ




g5IMG_4127.jpg
橋本君お得意のあぜ道へ




bbazu001IMG_4134.jpg
とても走りやすい





bbazu002b001bIMG_4135.jpg
畑の風景が楽しめる





bbazu003IMG_4132.jpg





bbazu008IMG_4137.jpg





bbazu006IMG_4139.jpg
痛快!思わず笑顔、こんなところでも大関君のロードは問題ない。




azu012IMG_4143.jpg
笑顔で農家の人に挨拶しながら先頭を走る橋本君、田舎では大切なこと。




gro001IMG_4154.jpg
あぜ道を抜けると雨も霧も無いのに虹を発見




g51IMG_4156.jpg





g52IMG_4169.jpg
阿蘇らしい一直線の砂利道で霜神社方面へ、こんなところにも花を植えてあって、ちょっと感動。




g53IMG_4197.jpg





gra007IMG_4206.jpg
面白そうなルートを探す





bbsp03015eab8ffa4513162807ba5ff30e3a9b1c36d4406a.jpg
役犬原の霜神社到着




bbsp02012c7a0f17396a26a14f2648057c209976d5ab7cbc.jpg
ここは農作物を霜の害から守り五穀豊穣を祈る火焚き神事が行われるところだ。





g5400620200415gygg125.jpg
まさに薫風に舞う鯉のぼり、
この季節、阿蘇ではよく見ることができる。





gra009IMG_4246.jpg
九州自然歩道に出て、まだ菜の花が咲く西岳川沿いの砂利道を走る。




gra005MG_4237.jpg
内牧が見えてきた。





bbsp0101b7b6344c7ddddf87fe659381880dcc1b8bb488b6.jpg
クランプの前の渡辺饅頭さんで「いきなり団子」で補給。皮はもっちりして少し塩気があり、甘くて柔らかいカライモと、まろやかなこし餡の組み合わせが絶妙、まだ温かかったので身体も暖まり最高にリラックスできた。もうひとつは「いしがき饅頭」、看板メニュだけにいつもながらの美味しさだ。私は甘いのが苦手だがここの饅頭は見逃せない。




g55004IMG_4252.jpg
湯浦のあぜ道から西小園へ、下から見るとかぶと岩がどれだか分らなかった。麓沿いの一本奥の下城さんも橋本君も初めて走る三久保の道を通って豊後街道へ。




rek001IMG_4256.jpg
ここが入口、豊後街道は今回のコースのなかでもアップダウンがあるグラベル区間だ。初心者や坂が苦手な人はカットすればいい。




rek002IMG_4262.jpg
しばらく上りが続きやがて短いが当時を偲ばせる石畳を見ることが出来る。
豊後街道は肥後(熊本)と豊後鶴崎(大分)を結ぶ全長124km(31里)の重要な歴史の道だった。江戸時代に参勤交代が制度化されたことにより、全国各地で街道の整備が行われた。豊後街道は肥後藩主の参勤交代のメインルートとして利用され、街道筋の大津・内牧・坂梨などは宿場町として栄えた。阿蘇から久住にかけての豊後街道は、起伏の激しい山道が多く、火山灰土でもあり雨のたびに土砂が流れるなど道の補修に大変手間がかかるため石畳が多かったと伝えられ当時の石畳がこの先と二重の峠に現存する。
内牧温泉の入口になる三久保から狩尾地区の区間(約3.2km)は、「無田」という湿地を意味する地名が多いことから、湿地を避けるため外輪山山麓の山手側を通ったのでないかと考えられ、この区間だけは現在の県道から外れているので当時の面影を残している。




bbinto002202004ko125hhu.jpg
そして難所エリアへ





rek009IMG_4272.jpg
長い階段、100mはありそう




g56MG_4266.jpg
階段の踏む幅が広いのでゆっくり行けば意外と安全に下ることができる。
中級者も上級者も楽しめるMTBならではのエリアだ




rek008IMG_4273.jpg
下りの階段区間は10%強、カーボンフレームには衝撃あり過ぎ、





g57IMG_4274.jpg
大関君は途中で断念、
アルミフレームに28cのタイヤの橋本君は何度も走っているので余裕でクリア。




rek003007IMG_4275.jpg
最後の難所は狭くて急な上り下りの階段で谷を越える。クランプのトーマ君と一緒に走った時に彼はフルサスのMTBでクリアした。ここは相当なテクニックがないと無理。





rek005008IMG_4277.jpg
上りは自転車を抱えなくてはならないのでE-BIKEの場合一人では無理かも知れない。




rek013IMG_4278.jpg
階段をクリアしたらひっそりした杉林の道となる。





rek012IMG_4280.jpg
竹林になると道も広い。多分砂防ダム工事で拡張したのかも。




rek002IMG_4282.jpg





rek010IMG_4284.jpg
ラピュタの上り口を過ぎると県道に出て、あぜ道を探しながら黒川沿いを気持ちよく走って、尾ヶ石東部小から阿蘇市浄化センターへ。




bok001IMG_4291.jpg
野焼きの後から新芽が出てきた本塚は爽快な景色が楽しめた。




bok002IMG_4295.jpg





bok004IMG_4305.jpg
眺めの良い本塚の南側は阿蘇ネイチャーランドのアクティビティが開催されている。





g017f8f5b777b83b3828fdac52102e325a59f78ba7b.jpg
距離はフルマラソンとほとんど同じ42.25km、実走時間3時間20分だった。
対象としては、平均速度は13kmも無く、全体の7割以上が未舗装のほとんど車が通らないルートなので、難所がある豊後街道を外せば初心者でも安心して走ることができそうだった。安全面では車が通らないから並走して走ることも出来るし、ゆっくりとした速度なので話しながら楽しむことも出来た。

面白みとしては、「川の道」の火山灰で埋まった区間の西岳川は、多分誰も経験したことがない領域で不思議な感覚と走りやすさに全員笑顔で楽しむことができた。「畑の道」のあぜ道や砂利道は、阿蘇らしい解放感があり、農作業や農産物を間近で見ることができて農家の方との会話も楽しめて阿蘇の風景に溶け込まる感じがした。「歴史の道」の豊後街道は、鬱蒼とした樹々に覆われた林間コースになりこれまでの雰囲気と全く違うエリアだ。道沿いには石橋跡や工具のあとが残る巨石、石畳など400年前の面影も残り、100mはありそうな階段の下りはスリル満点だった。

以上により今回試走した未舗装コースは、対象者も自転車のタイプも幅が広く、これまでにない阿蘇の魅力を安全に、ツボを押さえて楽しめることが参加した4人により実証することができた。今後は詳しくガイドラインを決めて紹介していきたいと思っている。最後に大関君撮影された動画をどうぞ。








FLUCTUAT NEC MERGITUR 
 --- 漂えど沈まず ---


  1. 2020/04/24(金) 12:12:09|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

最近の過ごし方

bg11lplp7895IMG_2725
ちょうど1年前、ジロで北イタリアに行った際にお世話になった方と自分用に、サコッシュ専門店「TOMOKABAN」さんから、遠征時の晴天祈願とサイクリングの安全を願って、オリジナル「まめてる」を作ってもらった。今は東京と南フランスと私の車の中で、もしかしたら別のお守りとして鈴を鳴らしているのかも知れない。

新型コロナウイルスの影響は今後どうなるのか全く分からない。私たちにできる最も大切なことは健康の維持だが、これだけの長期戦になると不安やストレスなど心の健康も大切になってくるのではないかと思う。そこでささやかながら私の気持ちの栄養をいくつか紹介しよう。




bgnw15IMG_5755.jpg
まずはTOMOKABANさんのサコッシュは気持ちを和らげてくれると思う。ブランドオーナーのカバ子さん手作りのメイドインクマモトは、帆布生地のしっかりしたもので、普段用でもいけるし自転車用としてはメッセンジャーバッグみたいに身体にフィットさせることもできる。しばらく続くソロライドには、「のんびり走りまーす」」を宣言するマストなアイテムではないだろうか。ネットで買えるので是非!

TOMOKABAN https://twitter.com/TOMOKABAN




bg10IMG_5753
コロナ後のライドはレース志向の従来のボトルではなく、衛生面も考慮したステン保温・しっかりキャンプ水筒(こころ旅の正平さんスタイル)で、コールドブリューの美味しくて抗菌作用もあるお茶が水分補給におすすめではないだろうか。そんなボトルを家で探していたら息子夫婦のハワイ土産が出てきて、これならゴールするまで冷たいお茶が飲めそうだ。




bg201af13b2d99c83f95469ecbfa1514df006836b9f52.jpg
自宅発のソロライドは、矢谷渓谷・岳間渓谷・八方ヶ岳林道の菊鹿方面、それと菊池渓谷・菊池人吉林道・鞍岳林道など菊池方面の人気のないところを走っている。






bg87015b76fa353350f63c179abc3388a211352cd870dc_00001
9号線(日田鹿本線)から岳間渓谷へ続く八方ヶ岳西線(菊池鹿北線)は現在通行止め





bg13phDSC00552
今後はソロライドのガイドラインが公表されてきたので、それを参考に阿蘇方面の新しい道を探しながら走ろうと思っている。ただし、状況は刻一刻と変わることは意識しつつが前提。





bg301e4c25adf80097d9858d740276274cd2c5401bc03
続いて家族との過ごし方だが、1歳8か月の孫を守るためにも時間がある限り一緒に過ごしている。娘が買い物に行く際の子守り、それと観光地はどこも休みなので公園や近くの山に遊びに連れて行き、昼食はなるだけ外食は避け、店のテイクアウトや道の駅などで買って家や公園で食べている。先日は娘のアパートに行く際に家の近くにある寿温泉食堂を思い出し訪ねてみた。





bg901741cbb9571f358db4e48c1d2a4242b40f72be73f
昔のまま、持ち帰りの巻き寿司と、いなり寿司が素晴らしく美味しくて、甘いの苦手だが回転焼きも人気の食堂だった。多分、高校以来なので55年振りじゃないだろうか。




bbbIMG_5746.jpg
回転焼き担当は、高校の時通っていた喫茶店でバイトしていたミイケちゃん。その後は居酒屋を長く任されていたが、そこが無くなって今はここで仕事されていた。





bg6010eea3f4301ebe2368527a122842b0dac0da79f53
持ち帰り弁当と巻き寿司にいなり、それにから揚げを買った。あとでネットをみたら店のホームページもあって創業昭和24年とあった。この時代になってもシャッター通りで生き残る飲食店の底力は、巻きもいなりもから揚げも、パクパク食べる孫を見てわかった。ちなみに食堂の一番人気はちゃんぽん、是非菊池に来たら訪ねてほしい店だ。あと私の高校時代からまだ現役で頑張っている店は、家の前の桂仙ラーメンと三牧食堂くらいだろうか。




bg14phphIMG_6728
友子さんと外で焼肉でもしようかとBBQセットを買った。子供が小さな頃は駐車場でよくやっていたが、大きくなるにつれそんな機会もなく、まして2人で焼肉なんて思わなく、椅子やテーブルは人にやっていた。ホームセンターに行くと、安くて便利なものがずらっと並んで、特に火起こし器はびっくりだった。






bg12ph2017421hDSC05734
父の山と友子さんの亡くなったお父さんの山にかれこれ5年振りくらいだろうか行ってみた。目的はタラの芽や山椒などの山菜採り、しかしほったらかしにした山は竹や草に覆われ、立ち入ることが出来ないほど荒れていた。次回は山行き道具を準備して、手入れに行かなくてはと、無残になった両親の大切にしていた山を見て申し訳ない気持ちになった。





bbb01482e6868d69abe2a809f4deb0a3715a1ab698d50.jpg
山菜採りは諦めて重味の青空楽市で買っている。地元の人たちがやっているだけにびっくりするくらいに安くて新鮮だ。東京のサルトさんは、食材の買い出しさえ言わば命がけで行かれているのではないかと思い山菜を送った。私らの年になると素朴なものが欲しくなる。でも素朴なものは新鮮さが必要だし誤魔化しができない。桜木板金さんからいただく掘りたてのタケノコ、重味のタラの芽、わらび、フキ、セリ、原木椎茸、コシアブラ、らっきょ、水田ごぼう、ナス、摘果メロンのビール漬、ステックセニョーラ、それに庭の山椒を箱に詰めた。今後、都会に住む人は三密回避のため宅配に頼ることが多くなるかも知れないが、宅配インフラまで滞るような事態にはならないことを祈りたい。





bg8IMG_5752
自分用の服を買いに山鹿のワークマンに行った。
放熱冷感の肌着、撥水ストレッチのGパンやショートパンツ、どれも安くて機能性が素晴らしい。家に帰って着てみると、安くても新しい服を買った喜びは新鮮な気分になれた。どこかに行きたくなるようでもあった。施設に入った少し痴呆の女性でも化粧すると晴れやかな気分になって笑顔になるというし、93歳の母は未だに孫からネイルをしてもうのを楽しみにしている。私も最近はサイクルウェア以外に服を買うことがなかったので秘かな喜びになった。






bg1phph20151024kidsIMG_8312
家族と楽しく過ごし、誤魔化しのない食事をして、分相応のお洒落も楽しんで、身体と心の健康のためにサイクリングを続けるという贅沢、それは知っている。だから、まだこちらは環境がいいので、コロナ前の阿蘇ライドをこれからも伝えることができたら思っている。みなさんと走ることは当分できそうにないが、群れることができないと思えば何か発見があるかもしれない。終わりそうにない緊急事態は続く。でも漂えど沈まず。





FLUCTUAT NEC MERGITUR 
 --- 漂えど沈まず ---



  1. 2020/04/13(月) 17:01:26|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

山鹿・菊鹿を走ったこと

01190046822_256270348722983_178970458295631872_n.jpg
20日前の3月20日、Keiさんと菊鹿のブドウ畑と山鹿の八千代座へ行ってきた。
この頃までは新型コロナウイルスの影響は身近には感じていなかったが現在はすぐ目の前まで近づいてきている。この時訪ねた八千代座は本日4月10日から5月6日まで休館となり、「道の駅あそ望の郷くぎの」を含む南阿蘇村内の公営施設も今日からすべて休館となった。この先どうなっていくのかまったく分からないが、取り敢えず遠出せず近場だけのソロのサイクリングは健康維持のため続けていく予定だ。




012ph0101942d5f9b1aa4e6ab026b583f438f2752f15500.jpg
菊池川に沿った道を走って分田橋からサイクリング専用道で山鹿市内へ行った。山鹿は300年以上の歴史がある宿場町の雰囲気を豊前街道界隈に残し、喫茶店や食事処も美味しい店があって、自転車で訪ねるにはおすすめの町だ。





001ph01eb8b00f4ee8e370742458825bc768b577764e66a.jpg
なかでも山鹿のシンボルである明治43年(1910)に建設された八千代座は、ガイドによる館内見学ツアーを是非とも体験してほしい。昔ながらの舞台と客席、江戸時代から伝わる芝居小屋の様々な仕掛けを、面白おかしく説明してくれて当時にタイムスリップしたような気分になれる。






002ph01bdd44b408298e6072f31d0ba2096c3a17a330f6c.jpg
ハッピを着たガイドさんがいる一段低くなっているところが平土間の升席、奥の舞台中央には廻り舞台と呼ばれる舞台装置があり、歌舞伎などで場面転換を早めるために効果的に使われる。左の男性が立っているところが花道で、みこし状の台で上下に動かし忍者や妖怪が登場するスッポンという仕掛けがある。





00401ff62bbc8aceced9b7a653d7863dba20094132a84.jpg
舞台下の奈落、廻り舞台を支えるレールと車輪はドイツのクリップ社製で1910年の刻印がされている。





003ph01fd9ae28f38d35be7bca42543e9de0f9848a36ed8.jpg
左が花道が良く見える1階2階の上手桟敷席、右が1階2階の下手桟敷席、天井には極彩色の鮮やかな広告画、中央にあるのは真鍮製のシャンデリアだ。





010ph90158310_1574555606029611_5346555760291610624_n.jpg
こんな写真も撮ってくれる。





01190069839_2520467978168458_1286360189963862016_n.jpg
ランチは「彩座(いろどりざ)」の名物馬重





00501fa0b8e1b541e1f22eb76e8b32e9f14c7c1fab41b.jpg
山鹿に来たらここだね、
重箱一杯の細切れの薄い馬肉に、カツオ出汁の温かいタレを掛けて食べる馬重は、卵黄に絡めて食すも、さっぱりしていて食後のサイクリングも無問題、925円(税別)と財布にも優しい。




006ph0106e7228e2a3767441c879e21ebfc56c603a5847a.jpg
帰りは菊鹿ワイナリーに立ち寄って、入手困難なワインである菊鹿シリーズの五郎丸と小伏野のブドウ畑へ





006ph0180619ff3f38cfd579dbb679cbcf1a71a8f711520.jpg
ここが五郎丸のシャルドネとカベルネのブドウ畑
2008年の菊鹿ナイトハーベスト五郎丸シャルドネ樽発酵が、JAPAN WINE CHALLEGE 2009という世界的にも栄誉ある大会でその年のNo1になり菊鹿ワインが一躍名を知られるようになった。




007ph010fda4a31d2dc6e077f89ec2ffba0526e76c3ae29.jpg
吉里さんから受け継がれた甥の古家さん夫妻が畑仕事に来られブドウ作りのお話を聞かせていただいた。




008phIMG_5358.jpg
近くにはストラーデ・ビアンケもあって最高に気持ちのいいサイクリングだった。

新型コロナウィルスの感染拡大が続きサイクリストとしてどう行動すべきか、自転車に乗るならどうすれば良いのか、自転車先進国のガイドラインには、サイクリングは体力の低下を防ぎ、免疫力を高めるためにも推奨できるという見解が一般化している。ただし、人との接触を避けるためランチや補給する店には立ち寄らない社会的距離を保ったソロライドが基本となっているようだ。

今後は医療機関を圧迫しないためにも事故の多い下りはゆっくりと走り、疲れを残さないよう軽めに50キロくらいのサイクリングを、日々変化する情報を見ながら続けていきたいと思っている。






FLUCTUAT NEC MERGITUR 
 --- 漂えど沈まず ---



  1. 2020/04/10(金) 15:41:37|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ワルキューレが聞こえる阿蘇の野焼き

b001ny01ny010e0a183cf05dc554985be96a5e3268efaeb98140.jpg
毎年3月になると草原の枯草に火をつけて燃やす阿蘇の野焼きは、放牧や採草をするため千年前からくり返しおこなわれ、当時と同じ景色が維持されている。その独特の景観は九州随一の観光資源であるとともに、阿蘇は九州の1級河川6本の源流域にあたり、森林と同じく草原も雨水を地中にたくわえる働きにより下流域の人々の飲料水などに利用され多くの人々の生活を支えている。

阿蘇地域には約160カ所の牧野があり、野焼きは牧野ごとに牧野組合員や地区の方によって行われている。しかし、農業の変化や農業従事者の減少のため人手不足となり、現在はボランティアの応援により実施されている。

今年の野焼きは天候に恵まれず4回延期され3月21日に阿蘇市一帯で行われた。月2回開催する「阿蘇満喫ライド」は、予定していた22日が雨天予報によりこの日に変更したため偶然にも千年前と同じ阿蘇の景色を参加された皆さんと一緒に目の前で見ることができた。

ライドのコースは二重の峠からやまなみハイウェイまでのミルクロードは、時間帯により全面通行止となるため、通行規制がない阿蘇駅前から草千里・阿蘇山西駅へ続く坊中線(県道111号)に行った。案内したのは野焼き体験のある私と、元牧野組合員の下城さん、それと今回参加してくれた現役牧野組合員のSHO君の3人で、道路の両脇も燃やすため状況を判断しながら米塚の野焼きをメインに道の駅阿蘇をスタートした。




b002ny02ny016288779bb40f7c6aa3e0589e31ab61c8d1f5bdfb.jpg
絶好の天気のなか女性も2名参加者された。
私が初めて参加した狩尾区の野焼きの感想は「伝統的なルールで成り立っている神事」という印象だった。家族や親戚のような血のつながりがある地区の人々が代々受け継がれる自分たちの土地を阿吽の呼吸で焼き払う術は何から何まで驚きだった。平地の見晴らしのいい牧野ではなく山を燃やす狩尾区の野焼きは、火を入れると一瞬で斜面を燃え広がり熱風が発生し熱さと煙と煤で視界が利かなくさえなる。その速さによる動揺や燃える際の落石により怪我人はおろか死者まで出る危険な作業だが、枯れた草が勢いよく燃え、草の芽吹き始めるまでの2月3月中に野焼きをしなければならない。そのためすべてを優先する野焼きは「ひとつになれ」という古来からの教えのようであった。
今回は野焼きを見る側となるがこのことを思い起こし案内した。




b003ny03nyIMG_5575.jpg
昼食はコース的にとれそうにないので道の駅阿蘇で補給食を準備した。おにぎりやパンもいいが、阿蘇の昔ながらの「「ゆでだんご」は、農作業の際に持ち運びが良く手っ取り早く腹を満たすもので薄くてジャージのポケットに収まりサイクリングには打って付けだ。ジェルやエネジーバーなどは激しいライドやレース用にして、ゆったりとした阿蘇ライドには地元の物を食べてみるのも面白いと思う。




b004ny04nyIMG_5577.jpg
阿蘇らしい饅頭ならカライモと餡子の「いしがき万十」がおすすめ




b004ny04nyIMG_5577.jpg
夏目漱石「二百十日」記念碑(漱石が阿蘇登山中に遭難しかけたところ)の入口を過ぎて草原の開けた景色になると野焼きが始まっていた。




b006ny05-2nyIMG_3851.jpg
放牧の牛は安全なところに避難、先に見えるのは北外輪山で煙が上がっている。




b007ny06nyph01a0d84f56fb7c9e6c03945871aa9ee3c9a7e939f1.jpg
眺めの良い大曲りに来ると往生岳の麓や道路付近それに米塚近くからも煙が上がっている。




b008ny07nyIMG_4017.jpg
牧野の方が道路脇から火を入れている。道路に炎が来ないよう1mほど草が刈られている。




b009ny08nyIMG_4012.jpg
野焼きを見に来たバイクや車が増えてきた。同時に路上駐車を注意するパトカーが往復する。




b010ny09ny01c11c853cdf39d648a43cd588f8e3e39d792787eb.jpg




b011ny10ny0153847a184c0ba85c1046802568c18f038c63c9d7.jpg
昨日から天気が良かったので草が乾き一気に燃え広がりとウサギや鹿がどこからともなく出てきて私たちの近くを逃げまわっていた。それを見て阿蘇草原再生協議会会長で全国草原再生ネットワーク会長である高橋佳孝さんの地元紙「原っぱにいざなわれ」の投稿を思い出した。

「縄文時代には、後世の焼き狩りのように狩猟目的で野火が放たれ、草原が維持されてきたのではないかという見解が定説になりつつあります。阿蘇の外輪山上に旧石器時代以降の長い時代にわたり、人々が生活したことを示す遺跡が多数存在することはその意味からもとても興味深いものです。その後の文献資料によれば、阿蘇の草原は古代には牧(放牧地)で駿馬が飼われ、中世には狩猟を伴う神事が行われ、近世以降は緑肥、屋根材、牛馬の飼料を得るために使われてきました。」(熊日新聞より抜粋)




b012ny-9-2 01e621c130f9c1f59a7aa223f58715bd5fee605024.jpg





b013ny10-1-007nyMG_3894.JPG
風がなかったのに草原に燃え広がると上昇気流が発生し熱風が吹き荒れる。




b014ny10-2-007nyIMG_3895.JPG
熱風は瞬く間につむじ風となり、立っていられないほど、煙と灰で目を開けられない。




b015ny11ny01643592ef6867dbd24368a22e3afbb646e77bd84c.jpg
高巣さんが走り出す。




b016ny11-1 -007ny01686a141888e94deb35405a58d141bb2f7c8d8271.jpg
熱いよ!




b017ny12ny01978668adf7a9afa75ef75a32529cdf5f1592e3a7.jpg




b018ny13ny20200323ny001.jpg
これが坊中線の魅力!




b019ny14nyIMG_3995.jpg
米塚のビューポイントに到着、しばらくしたら米塚が燃え始めた。
ここで「中尾さん!」と声を掛けられたのは、元阿蘇市広域消防本部で、県の防災消防航空隊としてヘリコプターに乗り、防災・消防・救助に経験豊富な薄井さんがいらして、米塚は最初に西側から火が入り、やがて東側からも火が入ることなど、安全に迫力ある野焼きを見ることを教えてもらった。





b020ny14-2 01c19d2747fda109f9c299043974a65e0b9595c562.jpg




b021ny15ny01bafba069b387408103b9b741a8875895a6cef747.jpg
風下から放たれた炎は並びながらゆっくりと上へ上へと燃え広がる。




b022ny15-2 01d0f2b98568b2fd36d6094887fd15bd4e257722bd.jpg




b023ny16-2 01d133440db635ee0928d2c58dcfd13b738fbd3f3c.jpg





b024ny16ny015b4c13332f39bfc15cdd733bdf72f66663d1cf86.jpg
半分焼けた状態が絵になる




b025ny17ny20200323ny002.jpg
炎を避けて反対車線に避難していたが道路脇が燃えたので走ってみた。




b026ny17-2 01fb8980163fd2dc9546583f4d08a9fbab4c479a53.jpg




b027ny18nyph014aedf6a62ff4819a52913798fa15bd1b4fc18343.jpg




b028ny19nyphph01c52640405a20e3455e5a3a3b2d279090ee55dcd1.jpg





b029ny19-10195de1c0b710bc7e02b135ec0f7099bab1c371d41.jpg




b030ny007ny20200323kllo.jpg
これまでに経験のない興奮、異次元の迫力に感動、この達成感はなんだろう。




b031ny-19-2 IMG_3982.jpg
往生岳!
あそこまで人が登って火を入れているのか・・・




b032ny20nyIMG_4018.JPG





b033ny20-1 IMG_3957.JPG
下城さんが安全を確かめて女性の方を案内




b034ny21nyIMG_4023.JPG
下野線と合流する手前には多くのカメラマンが並んでいた。多分常連の方だろう一列に並んで米塚の野焼きの風景を撮られていた。




b035ny22IMG_3927.JPG




b036ny23IMG_3917.JPG
火が消えると熱風が止み静寂が訪れる、
実に不思議な世界だった。




b037ny24 0160b2ff241aa981b0aed6a1fff998775383df83cf.jpg
臨時休館から営業再開した阿蘇火山博物館で休憩した。火山博物館の「火口中継コーナー」では、世界唯一のオールチタン製フルHD超高感度カメラ(約60kg)が導入され火口のライブ映像を見ることができる。火山活動の影響で火口に行くことができない現在はここでリアルな火口体験ができる。

迫力のある噴煙を見ることができるフォトポイントのヘリポート広場に移動したが周辺の野焼きの煙で見ることは出来なかった。阿蘇ネイチャーランドのアドベンチャートラックは、走行する山が燃えているため一時営業を中断されており、野焼きが終わったら営業再開されるとのことだった。野焼きで真っ黒になった山を走るのも一度体験したいものだ。




b038ny25 01aea18618061ff7b63ae4bf06bb5598a4299b1259.jpg
ヘリポート前の一直線の道路脇が燃やされていると1台のバイクが猛然と炎の中に突っ込んっでいった。





b039nylast2601238a45aae133ae8af179eb9ffb33f024acb7f26b.jpg
ラピュタ(狩尾峠)付近とミルクロードの東側の野焼きは2回経験し、北山展望所で何度か見学をしたことがあったが、見晴らしのいい大パノラマが眺望できる坊中線の野焼きは初めての体験だった。

草原に火が放たれると、つむじ風が吹き荒れ、枯草が轟音とともに唸るように燃え広がる。その突風でヨナや、灰や燃えカスが舞い上がり、目や鼻や耳を襲い視界が妨げられる。道路脇が燃え、なだらかな草原が燃え、米塚が、往生岳が、杵島岳が、そこらじゅうが炎と煙に・・・まるで爆撃されたかのよう、まさに映画で見る戦場の光景のようだった。
と、空には観光ヘリだろうか、防災ヘリだろうか、それとも取材のへりか黒い煙の上で爆音とともにヘリコプターが舞ってきた。「ワルキューレの騎行」さえ鳴り響くなら、まさにコッポラの「地獄の黙示録」の戦場そのものだった。やがて坊中線一帯の火が消えると急に静かになり平穏が戻った。そんな映画の特撮のような異次元の世界をロードバイクで走る感動は阿蘇ならでは体験だった。参加された方も語り尽くせないサイクリングになったのでないだろうか。

減少している阿蘇の草原、その危機的状況を守るために環境省が発刊する「いざ草原へ」には3つの取り組みが書かれている。まずは阿蘇に牛が増えることで草原の利用が増えるという「牛を増やすこと」、次に草原の文化にふれ地域と草原の関わりを知ってもらうという「草原に親しむこと」、最後に阿蘇の水と緑を国民みんなの財産として守っていくために、野焼き作業の人手不足を補うボランティア活動や、草原を守る取り組みを支援する募金の協力という「都市に住むひとたちの協力」と紹介されている。

今回参加された方はサイクリングという遊びで阿蘇を走り周り単に見るだけではなく阿蘇の人との出会いがあった。
案内してくれた18歳で阿蘇に移住し町古閑牧野組合で仕事をしているSHO君、東京消防庁、阿蘇市広域消防本部、防災消防航空隊という修羅場をくぐりぬけ現在は阿蘇でボランティア活動されている薄井さん、そして阿蘇でいろんなアクティビティを提供する阿蘇ネイチャーランドの坂田君の3人と少しだけ話をして、野焼きによる草原と地域との関わりをちょっとだけでも知ってもらえたのではないだろうか。このようなことをきっかけに1ミリでも草原の維持が進んでいくならばと思う。

この日、県外ナンバーのバイクは多かった。でもいつもの阿蘇と違うのはレンタカーが少ないこと、それと阿蘇駅と阿蘇山西駅を往復する登山バスは、こんな天気のいい日には満席近いのに左前にくまモンが座っているだけでガラガラだった・・・そう、外国人がいないのだ。草千里を歩く人も少なくて大型バスもいない。外国人で賑やかな阿蘇駅も静かだった。世界中どこにでもある空前絶後の明日が見えない現実だった。

野焼きの景色を走っているときにFacebookに投稿したら3月に台湾の高雄と台南を一緒に走ったメンバーからコメントがあった。何度も阿蘇を走られた韓国の方からも同じように来年走りたいとコメントがあった。返事は「案内するから阿蘇においでよ」と返事した。とりあえず来年3月には確実に外国の方と走れそうだ。もちろん日本の方からも多くのコメントがあって、野焼きの後の草原が緑の絨毯に移り変わる阿蘇ライドは今後も開催したいと思っている。

地獄の黙示録は幻想だったが「ワルキューレの騎行」の主旋律は野焼きのイメージにジャストな曲だと思った。大観峰からの日の出のシーンはピンク・フロイドの「エコーズ」、行けなくなったラピュタの夕陽はプロコル・ハルムの「青い影」、そんな万国共通の名曲をBGMとした動画で阿蘇を紹介したいというのが夢だ。世の中のカタチが変わってきている。今までとは違う切り口がこれからの課題じゃないだろうか。





FLUCTUAT NEC MERGITUR 
 --- 漂えど沈まず ---





  1. 2020/04/08(水) 12:58:52|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

西小園牧野の調査

bb000bIMG_5725.jpg
草原ライドの3箇所目のフィールドとして交渉中のかぶと岩展望所裏の西小園牧野へ現地調査に行ってきた。
かぶと岩展望所はミルクロード沿いにありアクセスも良く、駐車場にはトイレや自動販売機、それにカフェもあり草原ライドの拠点として便利なところだ。MTBのフィールドとして起伏のある採草地は、眺めはいいがなだらかなところが少なく、上り下りとも急なところが多かった。砂利や泥が露出している防火帯は、幅の広い道のようになって走りやすく、現在通行止となっている菊池渓谷とかぶと岩展望所を結ぶ九州自然歩道に繋がっており、ここを周回するコースに整備すればMTB以外にもシクロクロスバイクやグラベルロードも楽しめそうだった。





0968bbIMG_5718.jpg
熊本震災で壊れたかぶと岩展望所の復旧工事は完成間近だった。





bb001b01e3a972c3a109a88921205647756c91f2d350a672.jpg
道の駅阿蘇の下城さんと東谷君の3人で現地調査に行ってきた。





bb002b01b1a7d3b911e43c71b3f4471fa7d783993f6fc62d.jpg
起伏のある採草地





bb003bIMG_4039.jpg
e-bikeの東谷君は上りでも楽勝





bb004bIMG_4045.jpg





bb005bIMG_4057.jpg






bb006bIMG_4046.jpg
続いて道のようになった防火帯のコースへ






bb006-2bIMG_4052.jpg
クロスカントリーも楽しめそう




bb007bIMG_4063.jpg





bb008bIMG_4066.jpg
九州自然歩道への降り口が2つありこちらは整備されないと厳しい





bb012bIMG_4056.jpg





bb009bIMG_4067.jpg
馬の背のようなこちらのコースなら少しの整備で周回コースになれそうだ





bb010bIMG_4068.jpg




bb011IMG_4070.jpg
九州自然歩道に降りるとかぶと岩展望所まで緩やか上りで走りやすい




bb013bIMG_4079.jpg
かぶと岩展望所から道路の東側へ行って見る




bb014bp1IMG_4085.jpg
阿蘇谷と阿蘇五岳の見事な眺望スポットも発見。
箱石峠の町古閑牧野、やまなみハイウェイ沿いの下荻の草牧野、いずれもMTBによる草原ライドとしては絶好なフィールドだ。今回の西小園牧野は、また違ったフィールドと環境を併せ持つところだった。なかでもMTB以外の自転車にも楽しめるという魅力は、新たな時代を迎えるにあたり、多様な可能性を秘めているはずで、今後の協議が進展して是非とも3箇所目の草原ライドのフィールドになればと切に思う。





FLUCTUAT NEC MERGITUR 
 --- 漂えど沈まず ---


  1. 2020/04/06(月) 12:35:04|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

出雲から菊池へ親子の自転車旅 其の2

09990193e94d4565f157f84805886ef0a5a57e129b3726 (2)
日本茶鑑定士 木屋康彦さんの星野村「茶房 星水庵」に自転車旅を終えた大久保さん親子を案内して八女茶のフルコースを愉しんできた。水出し煎茶はリーデルのワイングラスを使った新たな飲み物として、八女伝統本玉露は濃縮した旨味をすすり茶で、香貴の陶器に包まれた焙じ茶は和らぐ癒しの一杯として、そのような様々な飲み方でお茶の真髄にふれてきた。





b018k20200331koIMG_1781.jpg
菊池温泉の旅館をチェックアウトして桜が見頃の菊池神社を初めて訪ねた大久保さん親子は、菊池に来たら必ず足を運ばれる正観寺の菊池武光公の墓前で手を合わせたあと我が家に来られた。この日は友子さんも一緒に大久保さんの2つ目のリクエストである八女市星野村の木屋芳友園さんの「茶房星水庵」に八女茶の体験に行ってきた。




88820200401mmko102.jpg
茶房星水庵は販売と試飲と、こんな居心地のいい喫茶コーナーもあって八女茶のすべてを楽しむことができる。事前にネット予約すれば私たちが体験したプランも体験出来るので本来のお茶の魅力を知るためにもおすすめしたい。急須で入れたお茶を飲む家庭は減り、ペットボトルのお茶が一般的となった現在、コールドブリュー、「水出し」と呼ばれる抽出方法は簡単にペットボトルのお茶より安くて美味しく飲むことができる。リーデルのワイングラスで飲む煎茶もまったく同じ方法で抽出されており、水と茶葉を専用のフィルターインボトル(2000円くらい)に入れると翌朝には美味しいお茶になっている。(木屋芳友園HPより 750mlのボトルに20gの茶葉)また、お湯で抽出したお茶は菌が繁殖しやすい温度帯を通るので痛みやすいが、水の場合容器さえ清潔ならそのリスクは減り日常的に持ち歩ける飲み物になる。





bb031k20200331kommmn002.jpg
では八女茶の真髄を始めよう




000020200401popoIMG_1809.jpg
玉手箱を開けたような木屋さんのお茶の話に引き込まれる。





b019k01669af537e56effc02d3b1ceaceea32a64efaa7bb.jpg
水出しの煎茶は、木屋さんの祖父の名を冠した茶葉「茶ノ匠 芳友」と星野の水によりフィルターインボトルで抽出、リーデルのリースリングタイプの中でも一番薄いグラスに注がれる。木屋さんは口当たり重視されて、ほかのタイプのグラスも磁気や陶器も器の口縁が薄いタイプを選ばれている。




7894ko202004IMG_1810.jpg
気品ある爽やかなお茶の旨味はこれぞ日本、
会話もはずむ食事しながらの飲み物に最適。





b020k018d654e822b7fb24e42390aa58dfc66c894541196.jpg
農水省の「地理的表示保護制度」に登録された八女伝統本玉露、熟成1年の星野しずく





b021k01ac5eceda7477ec373de38735c68c9114b02c6a10.jpg
この数滴に濃縮された香りと味の圧倒的な存在感、
まさに奇跡のような玉露の一滴を
飲み口を極限まで薄くした磁器で戴く




b027k012ec1ca86bcdc679aca6f02b0630d7ffc20b63026.jpg
ニ煎目にはマイルドな美味しさになり
五煎目まで味わえ
最後は茶葉を糸島の塩を掛けて食べる
おひたしみたいでとても美味しく
何も残さない日本の文化である。
ノーベル平和賞を受賞したケニアのワンガリ・マータイさんが提唱するまさに「MOTTINAI」。





025k01b6d7191c953b2b471bfd75356f52070af0f80c19.jpg
ここでお茶菓子、前日に特別なお茶会があり、その際に木屋さんのイメージを菓子職人に伝えてできた美しすぎる逸品。翌日に私たちが来るので、その分まで揃えていただいたと感謝するしかない。こだわりは菓子を乗せる漆塗りの銘々皿にもあり、逆さ富士ならぬ菓子が映るように出来ている。時代の流れで需要が減った友人の仏壇屋に特注で作ってもらい、もう少し大きなサイズは寿司を乗せるゲタにも使えるよう提案したと言われた。





b26k0148c01645ea9bd2eec1f6a2eff4df0f0513dbefd3.jpg
それぞれに色も異なるこの菓子に
大久保さんも絶句するのみ





b025-2k0165ed1b7b9bfe0dcacd6e1b3f809dbce1ac705b46.jpg





b028k01207f1cde991da1daaf7461ffe3e92518ae804fd9.jpg
「メニュにはありませんが少しお遊びをしましょう」、と出されたのは炭酸水を作るソーダマシンに入った煎茶





b023k01c63af7666bb4121d37850da3a7bf19880b78ea3a.jpg





055520200401kommIMG_5687 (2)
まさにスパークリングワインだった。
以前来たときはペリエで割られていたが煎茶によっては星野の水で作った炭酸水が美味しい言われた。これはレストランのノンアルコール飲料の極致じゃないだろうか。世界中の人がお茶の真髄に寄り添うことができるはずだ。





1234go012723f44590aaab4e170d573d2cd3561d27e8f6fa (2).jpg
最後は焙じ茶 星之音




b029k0111ea2bb50b4eef9673ac22089f74a6c31a064b5f.jpg
これも特注の陶器で薄くて丸く整った形が包み込まれるようにお茶の香りも高めてくれる、
添えられたお茶菓子は・・・





b030k01273bf933fa9261a09f5a9209c457d2a25473f416.jpg
これも木屋さんのアイデアで菓子職人に作ってもらった上用饅頭。ツクシが描かれたすりおろした大和芋と米粉の厚めの皮に包まれているのは、今が旬のタケノコにフキノトウ味噌、それにカライモ、究極はイタリアの代表的なチーズのゴルゴンゾーラだ。試行錯誤の結果、ブルーチーズの独特の風味と塩味が、厚めの、少し甘味がある皮と玄米のお茶の香りにぴったりと合ったといわれた。茶葉と水と器と茶菓子のジグソーパズルだ、





b032k20200331vh12.jpg
星野村の帰りに菊鹿ワイナリーによって見たらゲートが閉ざされていた。貼られた紙には週末は営業自粛にて休館とあり、坊の野外学習を兼ねて五郎丸のブドウ畑を見学に行った。




b033k20200331vh11.jpg
千三百年前に築かれた古代山城 鞠智城も坊の野外学習





b034k01875abe85b5fc1294e6c709af985c0e6a74bde158.jpg
菊池公園は満開の桜だが自粛要請に応えて人がチラホラいるだけで飲み会する人はいない。




b035k20200331vh13.jpg
空港に送って別れた。大久保さん親子は飛行機輪行にも関わらずエンド金具も不要でジャージのポケットやボトルゲージにも収まるモンベルの「コンパクトリンコウバッグ」で来られた。知らなかったがFDAは直接予約すると自転車を収納する段ボールを貸してくれるそうだ。なので定番のオーストリッチ OS-500など、自走の場合到着したらロッカーに預けるしかないものではなく、簡易的な輪行で飛行機に持ち込むことができる。FDAは関東の路線はなく関西は神戸となるがその他の地方から熊本に来られるならとても便利だろう。

さて、木屋さんのお茶体験は、3回目だったのでそこまで身構えてはいなかったが訪ねる度に確実に進化していた。今回もお茶の極楽の世界に吸い込まれ、甘く濃厚な旨味に酔い、似合わない言葉で喩えるならば、「心が洗われお茶の真髄に寄り添うこと」だった。お茶に詳しい大久保さんも、この濃縮された味と香りを、思いもよらぬ手法で提供されることに圧倒されたのでないだろうか。友子さんも気品あふれる日本の味を初めて知ることになった。ジョエル=ロブションが生前最後に認めた食材「八女伝統本玉露」、素晴らしかった。木屋さんの手のひらでコロコロ転がされて、感謝、感謝。


木屋芳友園
https://www.horyouen.co.jp/

緑茶のインフルエンザウィルス対する効能
https://horyouen-online.com/hpgen/HPB/entries/9.html





FLUCTUAT NEC MERGITUR 
 --- 漂えど沈まず ---



  1. 2020/04/02(木) 11:54:16|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

プロフィール

Author:コルナゴ部長
コルナゴ部長のブログへようこそ!


自己紹介
2019年6月1日より道の駅阿蘇サイクルアドバイザーに就任しました。
菊池温泉と2012年から阿蘇内牧温泉で旅館業の傍ら、2007年からロードバイクとブログを同時に始めて多くの自転車乗りの方と接することができました。この経験を生かし阿蘇で楽しむサイクルスポーツの魅力を発信しています。

最近の記事

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

カテゴリー

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー

03 | 2020/04 | 05
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数: