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コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

Trip Tips in ASO Big Sky

2020釜山の旅

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韓国に旅行に行く不安もそろそろいいんじゃないかと4年振りに釜山に行ってきた。
いつもはごった返す福岡港のビートルの乗客は以前の1割の20人くらいで、新型コロナウィルスの影響もだろうが、韓国の一部政治家や韓国メディアの報道によって釜山旅行を控える人の多さを感じた。特にこのメッセージの影響を一番受けたのか、以前よく見かけていた中年の女性グループと若いカップルは消えていた。実際に韓国に行くというだけで、「大丈夫か」と、心配する人さえいる今の状況だから仕方ないかも知れないが、私の滞在中の感想はみなさんが想像されるような「嫌な事」は一度もなかった。不快に思うことも全くなく、会った人はみんな優しく、いつも通りの散策と食べ歩きを楽しむことができた。

新型コロナウィルスについては、中国に次ぐ日本の患者数の多さは検疫の甘さにあると先月末行った台湾の親しい人は言っていた。そして「君だけに言うけど日本にはしばらく行きたくないという人が多いのではないかと思う」と、優しく言っていた。その言葉の裏には日本人が中国人旅行者と会いたくない人がいるように、視点を変えると諸外国からは日本人も同じように見られているのではないだろうか、それが現実であることを考えなければならないと思う。

日本に帰るとホッとするのが税関の人の優しい印象が伝わる対応だと思う。確かに韓国に限らず外国の税関はそこまで無愛想な態度を取らなくてもと感じるが、前職に中国人の若い女性スタッフがいてその話をしたら、福岡の税関の人はそうじゃなかった寂しく言ったのを思い出す。自国の人と外国の人との対応に差があるのか、それは判らないが、何事も両方の意見を聞いて判断することも習慣付けないと今の時代、愚かなミスとなりかねないのかも知れない。

釜山港国際旅客ターミルナルに着くと下関や大阪からのフェリーが停泊し賑やかな印象だった。下船し税関までのアクセスが実に綺麗に整備されており、帰りの福岡港の施設が古くてちっぽけに感じた。入国検査の最初は赤外線カメラによる体温測定だった。そこで呼び止められ両耳に柔らかいスポンジに包まれた体温計みたいなものを入れられもう一度測定されたが無事通過することができた。入国審査も終えドアが空いた瞬間、広いターミナルには数人しか人がいなくて、びっくりというか何事かという印象だった。

ウォンへの両替レートは1.020W、10,000円で102,000ウォンとなりお得感は過去のもの、以前の円の恩恵は少なくなるばかりに感じた。タクシー乗り場に行くと待機しているのはたった3台でワゴン車もバスも見当たらずまさに閑古鳥状態だった。お陰でここまで混みあうことも急いで歩くこともなく快適過ぎる釜山への第一歩となった。8時30分に出港し両替を終えてクシーに乗ったのが11時40分だった。




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タクシーでホテルに荷物を置き最初に食事するところと決めているチャガルチのコムジャンオ専門店に歩いて行った。




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コムジャンオとはヌタウナギのことで、見かけは気色悪いが味は特別、栄養も豊富で決して安くはないけれど地元の人も大好物だ。まずは淡白な炭火焼きを注文、30,000ウォン。




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続いて注文するのはアルミホイルの上でヤンニョムというタレにつけて焼くコムジャンオ料理の定番。最後は韓国海苔とご飯を混ぜて締める。タコ刺しを食べたかったのでもう一軒立ち寄りいい気分でホテルに帰った。





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バブルの時はロッテホテル、以降はチャガルチに近いホテル、常宿そしてとしていたのが釜山観光ホテルだった。ただここは古くて改装されたが街中に次々に新しいホテルが建ち今回はGnB HOTELを選んだ。静かで快適だったがチャガルチを散策していて見つけたのがこのスタンフォードイン釜山、場所も良く次回はここにしよと思った。
友子さんがアカスリしようとホテルの女性スタッフに、「あなた自身がよく行く店を」と、教えてもらった。歩いて行けるところは多くて断れたが、次におすすめのタクシーで10分のところが大正解で日本語は通じないものの安くて最高に気持ち良かった。地元の人にまぎれてロシア人がけっこういてどの人も体がシャープなので兵隊かと思った。




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夕食はホテルの近くでカキとエビのチヂミが専門のいい雰囲気の店を見つけた。サウナで汗をかいたのでビールと粉系がベストマツチして実に旨かった。




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翌日は地下鉄に乗って釜田駅に行き新しく開通した電車で機帳へ、30分で着き2600ウォンと安くて便利だった。
今回はいつものオンドル式のカニ専門店ではなく、水槽のカニを選んで2階の食堂で食べる地元の人御用達のスタイルに挑戦。当然言葉は通じないが20数回目だから無問題である。




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水槽のカニ(今ならタラバよりズワイ)を2杯で2.5kgと赤カニを選び値段交渉。成立したら蒸して店員がパーツごとにバラし大皿で運ばれてくる。爪や足はそのまんま、甲羅の味噌は半分啜って残りはご飯いれて焼きめしにしてもらう。腹側はカニ酢の入った皿にカニフォークでひたすら身を落とし、ある程度たまったら口をあんぐりと空けて一息に頬張る開高健方式。合わせた酒は百歳酒、完璧だった。たらふく飲んで食べて140,000ウォン、私たちの想定では安い。

市場でクワッメギやホヤとカキのキムチを買って電車で帰る。
釜田駅から地下鉄で帰ってチャガルチで下車の際に友子さんのハナロカード(こちらの交通カード)が追加チャージしても使えなくて、切符を買って一旦出て駅員に交渉しても追加チャージして消えた1000ウォンは戻らなかった。たった100円程度の問題だが最初に話を聞いてくれた若い駅員は日本語が話せて何とかしてあげようという態度だった。でもその後に出てきたおじさん駅員が若い駅員の代わりに対応したものだから言葉が通じず諦めた。




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ホテルで休憩後、富平市場を散策中にエビの大きな水槽がある数軒の店を見つけた。カニとイカの水槽もあるがエビ専用の水槽は初めてなので夕食はここにした。メニュを見たらエビは2種類あって、あの独島エビと表記されたのはとても高価で、半値のエビを、塩焼き・天ぷら・蒸し焼きのなかから蒸しで注文、これが実に旨くて30,000ウォンと安く今回の新たな発見だった。




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エビ屋を出て散策していると小さな店に赤貝の看板があり、まだ腹には余裕があったので2軒目はここにした。
中に入ると上品なお母さんが一人の店で中はキチンと整理整頓されこのような店にはずれない。大皿に盛られてきたのは赤貝を蒸して身を外し、味付けして殻に入れたもので韓国らしくとても美味しかった。これを肴に延々話続けるOLの二人や若いカップル、それに静かな老夫婦など店内もいい感じでディープな店をまた一軒探すことができた夜だった。





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翌朝は毎回通う安定の朝食をドルゴレで。
味噌チゲとスンドゥブチゲ、それにナクチポックン(タコ炒め)、それとここのキムチは絶品で、持ち帰り用もあり1㎏15000ウォンでいつも買うようにしているが、今回は材料を買って家でキムチを漬けようとチャガルチの農協へ行き唐辛子やらタレやら買うことにした。いつもの定番と新たなものへの追求、このバランスが飽きずに毎回面白いのだ。




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帰りのビートルもこの少なさ、免税店の向かいのテナントは2軒とも撤退されていた。大きな食堂は港のスタッフや近くのビル工事の人、それに数名の一般客がまばらにいるだけ。そのようななか今年7月には同じ航路に新型高速船「クィーンビートル」が就航する。座席は2クラス502席で免税店のほかキッズルームに授乳室、サンデッキに自転車スペースも設けられる豪華船。しかし、このままの状況が続けば就航はおろか航路自体危機にもなるかも知れない。昔ながらの釜山だったがこれほどまでとは思わなかった。




FLUCTUAT NEC MERGITUR 
 --- 漂えど沈まず ---



  1. 2020/02/16(日) 18:41:06|
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Author:コルナゴ部長
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自己紹介
2019年6月1日より道の駅阿蘇サイクルアドバイザーに就任しました。
菊池温泉と2012年から阿蘇内牧温泉で旅館業の傍ら、2007年からロードバイクとブログを同時に始めて多くの自転車乗りの方と接することができました。この経験を生かし阿蘇で楽しむサイクルスポーツの魅力を発信しています。

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