
7月20日ライド予定の小国方面の岳の湯・黒川温泉に続いて、21日予定の阿蘇山の南側中腹に湯煙が見える垂玉温泉・地獄温泉と高森の牧野道を試走してきた。

道の駅阿蘇をスタートしたら坊中線(阿蘇東登山道)を上るんだが、当たり前過ぎるので集落の中を通ってあそら食堂(旧阿蘇市ユースホステル)の横に出るルートは良かったんだが、ここから細いセメント道の杉林の中を抜けるルートはタイヤが空転するほどの斜度であまりにもマニアック過ぎるのでこちらは採用せず、多少車は多いが緩やかな坂を上る坊中線で杉林を抜けることにした。いこいの村方面の分岐まで来ると阿蘇らしい広々とした景色に変わり、右へ大きくカーブする大曲の先には放牧の牛や馬と草原の風景となる。


のどかな景色を見ながら上って今度は赤水線(阿蘇北登山道)のダウンヒルを楽しんで垂玉温泉・地獄温泉方面へ

集落を抜けると熊本地震で傷んだ道の復旧工事の看板が見えてきた。

井上君が工事箇所はあるが通れることは確認していたが工事は予想以上。
しかし、車の往来はほとんどないので、ところどころの砂利道を上りは大丈夫だが下りは止めたがいい。



滝のある見覚えのある風景だが土石流の激しさが凄い。

垂玉温泉山口旅館はまだ休業中。
もっとも阿蘇らしい温泉地だったのでとても残念だが、営業再開に向けて進まれているようなので、このようなサイクリングという機会によって少しでも多くの方に知って欲しいと思っている。

少し上ると地獄温泉青風荘(旧清風荘)へ到着。

湯治場として200年の歴史があった地獄温泉だったが、熊本地震とその後の土石流で甚大な被害を受け3年の休業期間を経て今年4月に営業再開された。ご主人がいらしたので自転車で訪ね入浴はしないが立ち寄らせていただく旨お話をさせていただいた。

清風荘の上には土石流の跡が生々しいが湯煙は以前と変わりなく上がっている。

湯だまりからはブクブクと温泉が湧き出ていた。

最頂部の工事現場では谷間にケーブルを張って工事材料が運ばれていた。

しばらく行くと草原の風景が広がり青風荘から3キロで吉田線(阿蘇南登山道)につながり、一旦下って325号に出て農免道路で265号、休暇村南阿蘇の裏の牧野道が次の道となる。

日差しを遮るものがないが今回是非走って欲しい道として選んだ。

生々しい牛の糞があると思いきや想像通りの遭遇。
これは通り過ぎたあとに撮ったもので、正面から向かい合ったときは道の真中だったが少しどけてくれて何とか通れた。

このライドの目玉は赤水線のダウンヒルと垂玉温泉と地獄温泉を訪ねて吉田線のダウンヒルと高森の牧野道、そして箱石峠から265号のダウンヒルというルートとなる。日ノ尾峠も迷ったがまた次回としよう。あとは天気がどうなるか、どうにかなるだろう。
FLUCTUAT NEC MERGITUR
--- 漂えど沈まず ---
- 2019/07/16(火) 15:06:50|
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