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コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

2019年6月より道の駅阿蘇サイクルアドバイザーに就任し阿蘇をロードバイクで走る魅力を紹介します。

TOMOKABAN

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手作りサコッシュ専門店「TOMOKABAN」さんを初めて訪ねた。
以前より宿にお越しのお客さんが、この店オリジナルの可愛いジャージや、帆布生地のしっかりしたサコッシュを身に付けて来られていたのでよくは知っていた。というか、クオリティの高さで有名な店で、特にサコッシュは普段用でもいけるし、自転車用としてはメッセンジャーバッグみたいに身体にフィットさせることもできる。それに何よりも独特なお洒落なデザインが目を引いていた。
昨日、ちょっとしたご縁があってお邪魔する機会があり、ショップ兼アトリエに立ち寄り、自転車乗りでもある代表の藤原さんとブランドオーナーのカバ子さんことヒラカワさん(写真)にお会いし、いろんな帆布製サコッシュを見せていただいた。実はカバ子さん熊本県サイクリング協会の主要なスタッフさんで、3月3日に迫った天草下島一周サイクルマラソンの準備にも忙しいご様子、当日も運営スタッフとしてスタートやエイドで参加されるとのことだった。






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サコッシュのクオリティの高さに感激したが
個人的にその発想に感服したのがこれ
右下のが「まめてる」といって
福岡の「まめぞう屋」さんの手による
TOMOKABANオリジナルのまめてるだ
毛糸で編まれた鈴入りのてるてる坊主で
サイクリングの晴天祈願もさることながら
自転車から提げれば
控えめな気づきベルとして使用できる優れもの
浮島神社の自転車お守りと双璧の熊本印

※まめぞう屋さんのツイッターアカウント
素敵な商品が面白い
https://twitter.com/mamezouya?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eautho






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こんな素敵なトリコロールのサコッシュを頂戴した。
TOMOKABANさんの、ひと針ひと針の手作りの希少品は、帆布だけに限らず、ストラップ、バックル、サスペンダー、マグネットホックにいたるまで日本製にこだわる、考え抜かれた合理的かつお洒落な逸品だった。言葉では言い尽くせないが、トモカバンさんを訪ねた自分なりの感想は、「Made in Japan of kumamoto を追求し、みなさんの大きなポケットになって、便利なものや、夢なんかも入れてもらって、自転車ライフの愉しみをお手伝いすること」・・・お二人に見送ってもらいながら、そんな風に感じた。






アトリエは熊本市中心部なので訪ねられても便利
WEB STOREもあるのでご覧の程

TOMOKABAN 公式WEBサイト
https://www.tomokaban.jp/
住所 :〒860-0811 熊本市中央区本荘5丁目13-15やっこビル1F
TEL :096-371-4311(株式会社シクロス)
MAIL :info@tomokaban.jp
営業時間:12:00〜18:00
休業日 :不定休(Facebookページ等確認)





FLUCTUAT NEC MERGITUR 
 --- 漂えど沈まず ---




  1. 2019/02/28(木) 18:16:02|
  2. こだわりの逸品
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野焼き直前、枯野の牧野道を走る。

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今シーズンはまだサイクリングを始めたばかりなので、例えば峠がひとつある50キロ程度のコースあたりがちょうどいい。いきなり幾つもの峠を登って100キロ超えなんてやると走るのが嫌になって乗りたくなくなる。徐々に、ゆっくり乗り出して、劣った体力が主導する自転車からの逃避の流れに逆らいながら、頭の隅には今年も、ツール・ド・沖縄にエントリー出来るだけの体調にしたいとはこっそり考えている。

ということで、この日も自走せず南阿蘇村の「あそ望の里くぎの」まで車載し、寒さが薄れた午後近い時間から走りはじめた。目標の峠は高森の牧野道、そこまでは川沿いと南阿蘇鉄道沿いの、ほとんど車が通らない平らな道を、阿蘇山や外輪山を眺めながら、のんびり春のような陽光を浴びサイクリングを愉しんだ。





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高森駅の前を通り抜け、325号を渡り高森町役場を過ぎた少し先から右折してコットンクラブの角を右折して265号に出る。そこから少し下り、休暇村南阿蘇を過ぎて牧野道に入る。ここからは上りで枯野の草原を堪能することができる。212号から218号で阿蘇高森ゴルフ倶楽部を過ぎて265号に合流、一旦箱石峠方面に下って日ノ尾峠を登ろうかと思ったが、17時前には家に着きたかったので色見方面に下り、阿蘇南部広域農道から39号に出て「あそ望の里くぎの」へ帰った。







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前日の24日、阿蘇五岳北側斜面一帯で野焼きがあった。先日走った坊中線は真っ黒になっていることだろう。ここ高森の牧野は北外輪山と同じ来週には火を入れる予定だが、天気が崩れれば翌週へ延期になる。





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スタートした時は13度程だったが
徐々に気温が上がり
頂上近くでは21度、裸になりたい気分だった







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一番好きなビューポイント
遠くのコブのようなところが「らくだ山」
その先が高森町






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峠を越え少し下ると2箇所の牛止めがあり
自転車から降りて通過したが無難






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阿蘇南部広域農道沿いの放牧地







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牧野道の日当たりのよいところにはフキノトウがたっていた。
阿蘇の春の到来は野焼きであり、焦土となった真っ黒の山肌にはすぐにフキノトウが立ち、やがてキスレミの可憐な小さな黄色い群生を見ることが出来る。そんな頃走るのはとても気持ちがいい。野焼き直後は風に舞った煤が吹き荒れ、気流で渦を巻いて立ち昇ったり、まるでCGのような景色を目の当たりにすることもある。そんな体験を思い出すと、3月はいても立ってもおられず、自然と自転車に乗りたくなるんだ。






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 --- 漂えど沈まず ---



  1. 2019/02/26(火) 15:33:46|
  2. ロードバイク
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今年のサイクリングがスタート

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冬季にて休止していたサイクリングを再開した。
解禁初日ということで、ミルクロードや阿蘇山へ登る坊中線(東登山道)・吉田線(南登山道)ばかりでは脳がないので今年おすすめしたいルートを走ってみた。阿蘇は結構走っているが、なぜかしらあまり縁がない栃木線(西登山道)から赤水線(北登山道)で登る阿蘇と、小国のわいた温泉郷を結ぶ100km~120kmのコースになる。

阿蘇山へは熊本地震の被害が大きかった東海大学阿蘇キャンパスがある南阿蘇村河陽地区や、阿蘇大橋の崩落の現状を見つめ栃木線から赤水線を上って坊中線に合流(146号→299号→298号→111号)、そこからは草千里方面に上らずパノラマダウンヒルを楽しんで212号、国造神社の上り、やまなみハイウェイなど好きなルートでわいた温泉郷を巡って帰ってくるコースになる。






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この日のスタート&ゴールは道の駅阿蘇、ここには事前に申し込めば駐車場を無料で利用できる「とことん満喫サイクリング」というのがあり、安心して車を停められ道の駅でのトイレや補給食などの購入もできて便利だ。また、最近では道の駅阿蘇からの申込みでエルパティオ牧場にも2台駐車できるようになっているのでここをベースにすることもできる。

さて、2.5キロの増量し、3ヶ月振りとなり、120kで獲得標高2000m以上を、何度も立ち止まって写真を取りながら走ってはとても無理そうなので、阿蘇とわいた温泉は車で移動することにした。






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道の駅阿蘇から赤水まで一直線の農免道路を走った。
途中、ジオ・ライドで立ち寄っていた阿蘇西小学校前の断層跡は平坦になっていた。






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工事中の大津方面と赤水を結ぶトンネルから国道57号への道路工事がかなり進んでいた。






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震災でほとんどの家屋が崩壊していた南阿蘇村河陽地区では、ほとんどが更地か工事関係者の仮事務所となっていた。





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そんな中よく見渡すと新築の家も建っていた。
震災前は東海大の学生寮やアパート、それに場違いなスナックなんかもあったがその面影はない。





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阿蘇大橋崩壊現場、山の天辺付近に車と人影が見えた。






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149号から栃木線に出てファームランドの先の赤水線に合流、くまもと阿蘇カントリークラブを過ぎると阿蘇らしい景色になる。







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このゴルフ場は以前は熊本ゴルフ倶楽部の名で熊本で最初に造られたゴルフ場だった。特に記憶に残るのが3番のパー5、「馬の背」と呼ばれる丘超えのホールは最初は散々な目に遭った。
現在は11番12番の被害が激しく今年の秋に営業再開するらしい。






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米塚
看板は早く何とかしないと・・・





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阿蘇ライド終了






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続いてわいた温泉郷へ移動
わいた温泉郷とは大分の九重町と熊本の小国町にまたがる涌蓋山の麓に点在する岳の湯、はげの湯、山川温泉、地獄温泉、麻生釣温泉、鈴々谷温泉の6つの小国町の温泉地で、あまり観光地化されず、昔ながらの雰囲気が残る山あいの温泉エリアだ。周辺は道が細く、アップダウンの連続で、たどり着くまで不安になるほどのまさに秘湯。






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なかでも魅力はこの湯煙
この中を走る体験は他で出来るものではないのでは






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ここの集落には家ごとに専用の蒸し場があり
調理用に使われている






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湯溜まりは地獄絵のよう
轟々と蒸気の音と沸き立つ泥湯のさまが凄まじい。
住民の方の話を聞くと、温泉は心地よく、蒸気での調理は便利だが、湯煙には硫黄などが含まれているため電化製品や車両の劣化が激しく、テレビや冷蔵庫は5年、エアコンの室外機は2年が寿命と言われていた。






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今回訪ねたのは小国町西里岳の湯地区の集落でこの先のはげの湯も湯煙の風景が楽しめる。
道は入り組んでいるが、国道387号の岡本とうふ店(おすすめ)の看板から入り、しばらく上っていくとここに着く。その先が三叉路になり、左に行けば豊礼の湯がありその先にはげの湯、そのまま進んで山越えも出来る。三叉路を右に下ると「そらいろのたね」(このパン屋もおすすめ)があり、そこから左がファームロード、左に曲がらずそのまま下ると立ち寄り湯の裕花があり、その先がはげの湯の看板がある387号となる。
地元の方が雪景色の時には湯煙で空まで真っ白の世界となるそうだ。寒いほど湯煙が見えるのでなるだけ早い時期がよさそう、阿蘇は栃木線と赤水線で上って坊中線のダウンヒル、わいた温泉郷では湯煙に包まれる体験を、次回もまた訪ねてみよう。






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 --- 漂えど沈まず ---










  1. 2019/02/23(土) 15:29:41|
  2. ロードバイク
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枯野の草原を走ってきた

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サイクルスポーツ誌の牧野ライドの取材と、道の駅阿蘇(ASO田園空間博物館)が主催する牧野ライドの動画撮影を兼ねて、阿蘇市一の宮坂梨地区内阿蘇北外輪山の東部滝室坂と、箱石峠の間に位置する町古閑牧野を走ってきた。





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枯野の草原を走る牧野ライドは、専門の講習を受講したガイドのもと、トレッキングや自転車により参加できるアクティビティだ。今回はMTBツアーを主催し、牧野ライドも商品化しているトリムカンパニーの橋本君のツアーに参加する形での取材となった。橋本君の牧野ライドには、単に延々と広い牧野を走るだけではなく、このようなテントを張って、そこをベースに走ったり、休憩したり、予備の荷物を置いたりできるツアーもあってピクニック気分でも楽しめた。







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ツアーにはいろんなものもあるそうだが、この日は淹れたてのコーヒも楽しめるもので、地元ひばり工房のサンドイッチと豆の木さんのパンやパネトーネは道の駅阿蘇さんから手配してもらっていた。単に走るだけではなく、大自然の中でこのような休憩するスポットに飲み物や食べ物があると、より充実して牧野を満喫することが出来る。ただし、飲食物等のゴミの持ち帰りは当然ながら、ラップやレジ袋等は放牧の牛馬が牧草と一緒に誤食する場合があるので風に飛ばされないよう注意が必要。そのようなことから牧野内は研修を受けたガイド付きでないと立ち入ることは出来ない。また、立ち入る際にはガイドが石灰を持参しているので、家畜伝染病の予防のため靴と自転車のタイヤを念入りに消毒しなくてはならない。





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では、牧野ライドスタート。
最初は広々とした丘陵地で放し飼いの気分を味わう。サイスポの栗山さんとカメラマンさんは、トリムカンパニーのレンタルMTBで参加。わたしも枯野の時期の牧野は初体験だったので、無心に50年前にタイムスリップして悪ガキになりきり走り回った。

ここは農耕車で草を刈って、そのまま白いビニールに丸めて飼料として保存するための360度視界を妨げるものがない採草地と言われるところだ。なのでフラットだったり緩やかな斜面があったりと自転車で愉しむにはちょうどいい。機械が入れないや急な斜面には茅(カヤ)が生い茂り立ち入りは困難だ。






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続いて尾根沿いの野焼きの延焼を防ぐための
「輪地切り」と言って、茅を刈られたところを走る
アップダウンのスリル感がたまらない





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一旦、テントを張ったところに集合して
補給後次のエリアへ






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途中、橋本君が茅(カヤ)を刈っている人を発見、事前に京都から茅を取りに来ている人がいると聞いていたのでその旨尋ねるとまさにその方だった。茅は主にススキを指し、茎の部分に油分があるので耐水性が高く屋根材に使われる。茅葺屋根と言えばピンとくるが、上質な茅は毎年火を入れたところのものでないと使えず全国でも阿蘇の茅が有名とのこと。それでわざわざ京都から来られていた。




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こちらは町古閑牧野の農家さんが茅を収穫されていた。





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太さと、長さの、規定サイズのススキのみを束にされるのはたいへんな重労働、加えて乾燥した状態の時しか収穫が出来ず、3月には野焼きがあるのでそれまでの期間が勝負とのこと。





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続いて上級者向けエリアへ
見本は橋本君
斜面を勢いよく下って






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最後の難関を向かえ






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クリアするか・・・







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大回転で爆笑!

草原は柔らかい地面なので
めったに怪我することもないが
ヘルメットとグローブは必須





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いろんなコースを案内してもらい
日没の時間が近づいてきたので
夕陽が見れるスポットに移動







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色が抜けた草原が夕陽を浴びて黄金色に輝く







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ファットバイクとノーマルのMTBの
いいところ取りのセミファットバイクバイクは
タイヤの太さを生かしたグリップ力で
大いに牧野ライドを楽しめた





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最後のステージは根子岳に向かってのダウンヒル
人影の先にはコブのようなジャンプ台があり
夕陽に浮かぶ絶妙なジャンプが
奇跡のような写真を生み出したよう
近日発売のサイスポをお楽しみに





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打ち上げBBQはカルキバー
そう言えば今年始めて






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お肉屋さんのブッチャーKことカルキさんの自宅には、屋根付きのスペースや離れのバーもあって、BBQをしたり、カルキさんのプロさながらのギター演奏を楽しめのがカルキバーだ。しかし、これは営業しているわけではなく、自転車仲間だけの隠れ家であり、そこでは上質なこだわりの肉とカルキさんの魅力に浸ることができる。





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BBQのほかに開催の度にプログラムがあって





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今回は中抜きの丸鶏







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丸鶏のさばき方講習
二種類の包丁で巧みに部位別に分けられる
一匹からは手羽は2本だけ
ささ身もたったこれだけというくらい小さく
せせりにいたっては串一本か二本だけ
ぼんじりも希少品
そんな食育の場でもあり
部位ごとに丸ごと一羽堪能した






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夕方のゴールデンタイムまで、見て、走って、笑って、ころげて、阿蘇の大自然と遊んだ。コースは力量に応じて楽しめるので初心者でも安心であり、現在ではここ以外にもう一箇所走れるようになっており、エリアを拡大される予定だ。
何度も言うが牧野ライドはガイドの同行が必須で、MTBガイドは地元のトリムカンパニーさんや大藪サイクルさん、福岡では正屋さん、大分はオールウェイズバイシクルズさんがされている。トレイルウォーキングもガイドさんがいらして、詳しくはこちらをどうぞ







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  1. 2019/02/14(木) 17:52:57|
  2. ロードバイク
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いだてんのあの橋へ

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42日振りにサイクリングに行ってきた。
10度くらいだったが2キロの脂肪を蓄えたせいかまったく寒くなかった。自宅から竜門ダムを市野瀬方面から上って、折返しは雪野の集落の手前の水の道から357号へ出て、立門の分岐で県道45号、菊池渓谷方面に進むと最後の集落の永山地区にある永山橋へ降りた。

NHKで放送中の「いだてん」の中村勘九郎演じる金栗四三の実家として出てくるのが永山橋の先にあるこの御宅だ。父亡き金栗家を守るのが四三の兄、中村獅童で畑仕事の場面は家の横にある畑になる。水遊びは永山橋の下を流れる菊池川で、その源流は菊池渓谷にあり、水温は5キロ下流の永山地区でも年間通して15度以上にはならないだろう。というのもわたしが中学の時、友達の家がこの地区だったので何度も遊びに来てその時泳いで水温の低さに驚いた記憶がある。わたしは冷たさ過ぎて川にはしばらくは入れなかったが、友人は普通に泳いで鉾で尺鱒を突いてきたので驚愕したことを憶えている。

番組のなかでも川遊びのシーンがあるが、スタッフの方も川の水に驚かれたのではないかと思う。もしかしたらそれがヒントになって、四三が真冬でも奇声を発しながら井戸の水をかぶるシーンになったのでは・・・と、想像するのは考えすぎか。そのくらいこの川の水は凍りつくように冷たい。






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この橋は文政6年(1823)に130m下流に架けられたが洪水で流失し明治11年(1878)にこの地に完成した。当時、永山橋は熊本と大分を結ぶ交通上重要な交易の要路であったが現在はこの橋の先の家の前で道は終わっている。場所は菊池温泉から11.5km、逆方向の菊池渓谷麓の念仏橋からだと1km弱の県道45号沿い永山地区の真下にあり、渓谷経由でミルクロードにサイクリングに行く際には景色の良さからよく訪ねている。






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菊池渓谷方面から橋への降り口
歩きや自転車だと下まで行けるが
車だったら右側に道路が広くなっている所があるので
そこに駐車したらいいだろう
橋の先は行き止まりで私有地となるので注意されるよう

永山集落は47年前とまったく変わっていなかった
ジブリ作品に出てくるような村は
金栗家の屋根が石にさえ変われば
北イタリアにいるようだった
橋を眺めながら一息できる
農家カフェなんてあったらいいな







FLUCTUAT NEC MERGITUR 
 --- 漂えど沈まず ---




  1. 2019/02/07(木) 16:19:41|
  2. 観光情報
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RIDE AID in ASO

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Papicrossさんがサイクリストによる復興支援 『RIDE AID project』 を始動され、その第1弾として熊本地震をテーマに 『RIDE AID in ASO』 を企画された。熊本地震以降、熊本と大分を結ぶ豊肥本線は、肥後大津~阿蘇間は不通のままであり、国道57号線もまだ迂回路利用で観光への影響、特に外国人集客についてのダメージは依然として続いている。このような状況のなか、一人でも多くの方が阿蘇にお越し頂くことはとてもありがたいことで、自分に出来ることだったら可能な限りお手伝するつもりだ。またイベントの内容はとても濃厚なので下記のサイトを参照の程。

RIDE AID in ASOの総合案内
https://www.facebook.com/papicross55/posts/356227848294885

Papicross
https://ja-jp.facebook.com/papicross55/

RIDE AID in ASOのエントリーサイト
https://goo.gl/forms/HwXIl5FuiBnonTb22

ライドコース案内
https://www.facebook.com/papicross55/posts/363277667589903

ゲストライダー
神楽坂 つむり さん
国内外問わず自転車で訪れ、ロードバイク、グラベルロード、マウンテンバイクなど、多様なジャンルでの自転車旅を楽しむ方。
つむりの悠々自適ライフ
http://tsumuri5.com

ゲストライダー
おおや ようこ さん
ヨガインストラクター。サイクリストの特徴やニーズに合わせた『サイクリストヨガ』を考案。東京都内を中心に各地で定期開催中。イベント登壇や自転車情報誌掲載、プロ自転車選手へのヨガ指導も行なっている。また、『チャリダー★ 』内で結成されたユニット「坂バカ女子部」のリーダーとして、日本各地のヒルクライム大会に参戦。現在はライターとしてサイクルスポーツなどで連載をもちながら、Youtubeにて動画を通して自転車の魅力を発信している。
おおや ようこの自転車×ヨガ
http://www.oyayoko.com

蘇山郷 4月14日宿泊プランのご案内
https://www.facebook.com/papicross55/posts/362760064308330
  





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アルプスの続編
児童向けの童話シリーズということだが
普通に北イタリアの森ににトリップできる大人の一冊






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猟犬を使ったウサギ猟の場面は
昔、自分も父に連れて行ってもらっていたので
ページをめくる度にハラハラドキドキで
吠えながら追う犬の迫力と賢さと
可愛さが懐かしく伝わってきた

コジュケイや山鳩、雉猟もよく連れていってもらった
銃は水平2連のウィンチェスターの散弾銃で
彫刻が鮮やかで惚れぼれしていた






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山に入ると野鳥の鳴き声も愉しみだった
人と同じように上手下手があって
たまに流暢さが欠ける父とよく笑った
獲物次第では崖を登り降りするので
「ここで待っていなさい」と一人になると
急に寂しく物音に敏感になって怖かった






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まったく理解できない文字
海外旅行に来てもドリルを持って
子供さんに勉強させるのは
もしくは
子供さんが勉強したがるのは
日本もそうだけど旅先までというのは
アジアや欧州のお客さんでは
見たことがなかった
たまたまかも知れないが
どこの国かと言うと







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タイ
成長してる国だから
子供の教育にも熱心なんだろう
ところで足し算引き算を習う時期に
大なり小なりの「<」 「>」不等号も
この頃習ったかな
もう少し先だったような記憶だが
これもお国柄の違いなんだろうか






FLUCTUAT NEC MERGITUR 
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  1. 2019/02/06(水) 17:46:33|
  2. ロードバイク
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アルプス小説とコントルノ食堂

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以前紹介した『帰れない山』の著者パオロ・コニェッティは1年の半分を北イタリアのアルプス山麓で過ごし、『荒野へ』の著者ジョン・クラカワーもイタリア北西部のアルプス山中の山小屋でひとり暮らしをしながら執筆活動をしている。そして、この本『雷鳥の森』のマーリオ・リゴーニ・ステルンは、2008年に亡くなっているが北イタリアの山里に暮らしながら執筆活動していた。御存知ヘッセは、コモ湖にほど近いアルプス南麓の村モンタニョーラの自宅に43年間過ごして死去した。モンタニョーラは昨年訪ねたギッザロ教会から車で1時間30分の距離で、コモ湖畔をサイクリングした経験から、この本で描写される多くの人が移住したくなる風景や、伝統的なイタリア北部の料理にはとても親しみがあり、アルプスを舞台にした小説はまだまだ続きそうだ。







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悶々と北イタリアの本ばかり読んでいたら
無性にその地の料理が食べたくなって
自宅から歩いて5分の
イタリア家庭料理の店「コントルノ食堂」へ行った







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しばらく振りに行ったら店の雰囲気が変わっていた
以前、メニュが書かれていた黒板が店の紹介になって
希望に叶うスタッフが集まらない、長続きしない
ならば時代の流れに逆らわず
路線変更・・・




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菊池シェフ一人で迎える店になっていた
お客も料理が出てくるまで待てる人で
あまり時間を気にせず
ゆったり構えられる顧客を中心に
おまかせコースにワインを含めて
1万円くらいが想定





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少し遠回りだったが
あるべき店の姿にたどり着いたらこの笑顔
益々心地良い店になっていた






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最初の一品が出来るまでは
名刺代わりの定番
自家製パンに走る豚のパテ






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おすすめワインは
イタリアの長靴のかかとにあたりに位置する
プーリア州のタートル・プリミティブ






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前菜
柔らかくボイルしたブロッコリーはパセリソースで
塩トマトとイタリアンサラダは濃縮の味わい
自家製走る豚のボイルハムと生ハムは
小さな経験だがイタリアで食べたものより格上
モッツァレッラチーズは安定の旨さ
菊池の生産者は素晴らしい






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自家製パンの歯ごたえは硬さと適度のモチモチ感が絶妙。香り深い不思議な美味しさは自家製粉有機小麦粉にある。生産者の東君はかって菊池の将来について語り合った仲。彼の生まれ育った菊池市旭志は鞍岳の麓にある集落でその名も「麓」。有機栽培の会社「ろのわ」を興し、25年以上農薬・化学肥料を使わず生産し加工販売まで自社内でされている。






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菊池川産鮎とじゃがいも
鮎は昨シーズンのものだが
良い状態で保存されていたので仕入れ
1時間、じっくり弱火で焼きながらも
水々しさを残してあり
鮎独特の香ばしさが楽しめる逸品







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パスタ料理はコルツェッティという直径5cm~6cmほどの平べったい円形のイタリア北西部発祥の珍しいパスタ。
スタンプして模様をつける円形の手打ちパスタ専用木型は、知人の職人の方に作ってもらわれたという。依頼されたスタンプの模様は、菊池家の家紋である揃い鷹の羽と、もう片面は麦を描いてもらった手掘りである。
そしてお味の方はパスタのもちもち感と小麦粉の風味に菊池産猪肉がこれも絶妙に絡み合う品だった。最後は自家製パンで皿をい綺麗に拭き上げたのは当然のこと。





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続いてのワインはピエモンテのア・ユート!ビアンコ・トリンケーロ
果皮ごと浸漬することで赤ワインのように仕込まれた琥珀色の白ワイン






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メインは走る豚のロースステーキと自家製ソーセージにポレンタ添え
走る豚とは菊池渓谷近くの「やまあい村」のブランド豚でその名の通り山を切り開いた広大な土地で放牧で育った豚。

11年前にやまあい村に走る豚を見学に行ったときの感想
「さて、走る豚ですが、山を切り開いた広大な《運動場》がいたるところにあり、それぞれ10数頭飼われていました。奥さんに案内され、山を少し登ったところに行くと、いました、鼻で土を掘り返す豚を発見、近づくと突然奇声を上げ、一気にすごいスピードで走り去りました。まさしく野生の豚だ! しばらくすると我々《侵入者》を安全とみたのか近寄ってきました、今度は愛らしく、ブヒブヒと鳴きながら《野生の豚》が《ペット豚》に変身しおねだりしたりします。そして、予想していたあの獣臭が全くありません。体も綺麗だし、これは豚の別物ですね。皆様も一度見学に行かれる価値はありますよ。ほんと、犬みたいに走ってますから。」

イタリア家庭料理によって、菊池の生産者が追求する食材を、できるだけシンプルに楽しめるステップアップしたコントルノ食堂。シェフの話を聞きながら、厳選したワインと素朴な料理に舌鼓、今夜幸せになりたかったら、是非足を運ばれたし。






FLUCTUAT NEC MERGITUR 
 --- 漂えど沈まず ---




  1. 2019/02/02(土) 15:17:34|
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自己紹介
2019年6月1日より道の駅阿蘇サイクルアドバイザーに就任しました。
ロードバイク歴は12年ですが同時に始めたブログと旅館業がミックスして多くの自転車乗りのみなさんと接することができました。この経験を生かし阿蘇で楽しむサイクルスポーツを発信していています。

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