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コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

Trip Tips in ASO Big Sky

2018年最後のブログ

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今年最後の宿の新刊はこの二冊。

「挑戦するフォトグラファー」は砂田弓弦さんの30年間のイタリアでの歩みをまとめられた自転車乗りにはおすすめの一冊。
大学1年の時に立川の「なるしまフレンド」の方から、『自転車競技の本場はヨーロッパ』の一言で1985年2月イタリアに行き、クラブチームに入るも体調を崩して秋に帰国。その体験談を自転車雑誌に寄稿し、以後イタリアで自転車レースの取材を職業とすることを決意。大学卒業の1989年、自転車の代わりにカメラとワープロ持参でイタリアへ渡り、日本人初のサイクルフォトグラファーとしての苦労と現在に至るまでの貴重な体験が書かれている。

2017年、ツール・ド・フランスには選手・スタッフ・メディア・広告など4500人が一団となって移動し、その車両は約2000台、このうちジャーナリストは1700人で、フォトグラファーは300人の登録があり所属するエージェントだけでも100社。オートバイに乗って撮影するフォトグラファーの制限数は12台で世界の有名通信社であるAFPやAP、ロイター、さらには新聞社ですぐにその枠は埋まってしまう。2018年現在、大手エージェントに所属しない個人フォトグラファーでオートバイに乗って撮影できいるのは砂田さんだけで、イタリアに渡り16年後に仕事が認められとうとう夢を達成された。

以前、J SPORTSで白戸太朗さんだったか、新人選手の呼び名については砂田さんに相談しているという話を聞いたことがある。ところがNHKでツール・ド・フランスの特集があった際には、「ファビアン・カンチェラーラ」を「ファビアン・カンセララ」、「ロビー・マキュアン」を「ロビー・マクユーイン」などなどすでに一般的になった呼称なのに独自に解釈されて笑ったことがある。この本に砂田さんは、ジョス(ジオス)、ヴィリエール(ウィリエール)、コルナーゴ(コルナゴ)、チネッリ(チネリ)と現地の発音をそのままカタカナ表記されており、外国の方と話す際にはこのように発音しないと伝わらないので要注意だ。



「Haruki Murakami を読んでいるときに我々が読んでいる者たち」はまだ読んでいないので裏表紙の内容紹介を抜粋。
『村上春樹は、いまや世界で最も広く読まれている日本人小説家である。その世界的な人気の背景には、英語圏---とりわけアメリカ---での成功がある。日本文学の英訳の多くが政府や文化機関の支援を受け、限られた読者(主に日本研究者など)を対象に刊行されてきたなか、村上作品はアメリカの文芸出版の権威であるクノップフや「ニューヨーカー」などの出版社・雑誌から世に送り出され、大勢の読者を獲得し、多くの同世代作家に影響を与えている・・・・・中略
「ねじまき島クロニカル」での世界へのブレイクスルーまでの道のりを後押しした、個性あふれる30余名の人々との対話、そして村上本人へのインタビューをもとに、世界作家Haruki Murakami が生まれるまでのストーリーを追う。』


日本で最初のノーベル賞作家の川端康成は「一人旅はあらゆる点で私の創作の家である」と言葉を残した。そして、「私の小説の大半は旅先で書いたものだ。風景は私に創作のヒントを与えるばかりでなく、気分の統一を与える。宿屋の一室に座ると一切忘れて、空想に新鮮な力が湧く」と、一人旅の良さを語っている。貴方の書斎は旅先にあり、物書きでなくとも気分一新できる温泉旅をこれからもお勧めすべく、宿の蔵書を増やしてみなさんをお迎えしたい。





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作家の下重暁子さんが文藝春秋12月号の「孤独のすすめ」という特集に「群れない時間を過ごすための十冊」のタイトルで寄稿されている。その中で「孤独の友」といえばなんといっても読書であり、孤独を楽しむための本は二種類あって、「ますます孤独のどん底につき落としてくれるような本」と、「和やかに孤独を慰めてくれる本」であり、この両方を読むことが大切と書かれている。

サイクリングも一人で走る場合は「孤独の友」であろう。一人で走ることが多いわたしの場合は、天気が荒れたりすると孤独のどん底につき落とされるときもある。しかし、大げさながらも無事生還したときの達成感は得難い感動でもある。また、孤独を慰めてくれるかのような穏やかな天気や、素晴らしい景色に遭遇したときは、幸福な気持ちにさせてくれるのも一人で走るサイクリングの魅力である。難度の高いコースや追い込めるようなイベント、それと走りやすくて楽しめるコースの両方を組み合わせると、末永くサイクリングを楽しめるのではないかと今年還暦(終焉の兆しの第一歩)を迎えて思った。







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土橋さんで新しい年の準備完了。

来年の天草サイクルは息子の結婚式と重なり参加できず
今のところ初イベントは4月のオートポリスの予定。

今年は生まれて初めて入院(眼科)を経験した
担当医の院長さんが自転車乗りでとても良くしてもらった
その病院には合唱部があって
なんと顧問を福島雄二さんがされており
思わぬところでの面会となった。

今年も自転車を通じて
多くのみなさんとお会いすることができた
来年も準備を整えて新たな挑戦と
素晴らしい出会いを愉しみにしている

来年もみなさんに付いて行けるよう
練習しますのでどうぞよろしくお願い致します。






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 --- 漂えど沈まず ---




  1. 2018/12/31(月) 15:16:13|
  2. ロードバイク
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カベルネ畑から八千代座へ

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そんなに寒くもないよく晴れた休日だったが、年明けたら92歳になる母の買い物と郵貯銀行の手続きや、介護施設から一時帰宅した95歳の父の通帳の再発行と、出かけたついでに床屋など午前中は二人を車に乗せて用を済ました。母はまだ大丈夫だが、父はトイレや風呂や食事は一人で出来るものの、時代は30年前を彷徨い記憶は数秒ももたない。それでいて足腰とも丈夫なものだから突然出掛けて母がタクシーで捜索することもあったりする。そんなわけで午後から山鹿市菊鹿町のぶどう畑を眺めて八千代座までサイクリングに行くことした。

菊鹿町では19年前からぶどうの栽培が始まり、コツコツとシャドルネだけの契約栽培にこだわり続けた結果数々の受賞につながり、現在の菊鹿ワインのブランドとなっている。菊鹿町は丘陵地帯が多く、昔からの特産であるお茶や栗の木の混じってぶどう畑もよく見かけるようになった。といっても10年前から走っているところだが、昨年と今年とジロに行った際にぶどう畑をよく見かけたこともあり、それで樹形がわかるようになって今まで気にもしなかったものが、吸い込まれるようにぶどう畑に目がいくようになった。今年走ったバローロの広大なぶどう畑の記憶はわたしの宝のひとつでもある。





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県道200号から情緒ある豊前街道で八千代座へ。
ここに来たらガイドさんから施設内を案内してもらうとよい。八千代座の前が受付になっており、その歴史や館内の説明のほか舞台で写真も撮ってくれるのでおすすめである。






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千代の園酒造、名酒「菊池川」の酒造蔵でもある。
この酒造(資料館のみ)や味噌蔵、米蔵をガイドさんが案内する「米米惣門ツアー」というのがありこちらもおすすめ。(前日までに要予約)






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千代の園酒造を過ぎると菊池川が見え、豊前街道は旧鉄道の線路後に作られた熊本山鹿自転車道(ゆうかファミリーロード)につながる。左に行くと熊本・菊池方面になり、菊池川を眺めながらのんびりとサイクリングを楽しむことができる。寒い時期には地元の人も含めてこんなサイクリング体験も面白いと思う。
川沿いをしばらく走って鹿本高校方面(案内標識はない)に左折して325号の手前の大藪サイクルさんに立ち寄った。大藪さんは熊本地震の被害に遭われ熊本市内よりこちらへ住まいごと移転された。市内からやや遠くなったものの店を拠点に走るには絶好の環境で、大藪さんが作られたサイクリングコースはビギナーから上級者までその魅力を満喫することができる。
おおらかな大藪さんと、娘さんのサオリさんの二人のショップは、いつも穏やかな雰囲気でこの日も珈琲をいただきながらつい長居してしまった。






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走った夜は自遊亭へ
おすすめのごま鯖和え
肉厚ながら一切クセが無く鯖の旨味だけが凝縮されている






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ご主人は県南の海側の出なので
有明海や島原湾の魚介料理には長けており
一番美味しい時期の海の幸が手頃な価格で楽しめる
それと懐かしいフライ料理も大好きだ





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牡蠣と野菜の天ぷらで感激して
最後は馬のヒモ焼き
悶絶の旨さ
手頃な酒を見切って選別した今の時期なら日本酒
焼酎もいい、ワインもいろいろ
嗚呼、やっぱ自遊亭はいいな。






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  1. 2018/12/26(水) 17:26:34|
  2. ロードバイク
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お役に立てれば寒締めでも走る

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「阿蘇山に自転車で上りたいからご一緒していただけませんか?」と、お誘いを受けお話を聞くと単にサイクリングを楽しみたいということではなく、障がい者や心の病を持たれいる方に対して就労の支援をされている異業種のみなさんで、自転車を活用してリハビリ的なことができないか模索されており、多少なりともお役にたてることがあればとご案内することにした。

コースはルートラボで「コルナゴ部長」で検索してもらい、「内牧温泉から草千里」のコースを選ばれたので氷点下の極寒対策(ウィンドブレーカーは下り用にもう1枚)で案内しお越しいただいた。宿泊当日は朝から来館されたが、あいにくの雨でお話をしたあとは車での散策となった。翌朝は風が強く、結構な寒さだったが、それにもめげずスニーカーにフラットペダル、グローブは一般的な冬用、想定気温は5度~10度の出で立ちで挑戦された。

阿蘇駅前から坊中線を上ると観光バスもバイクもなく車も少ない。完全なオフシーズンのパノラマラインは自転車で走るには快適過ぎる。イノシシの親子も堂々と道を横切り、放牧の牛も道まで出てきている。気温は杉林を抜けた先の大曲りで3度、上りにはちょうどいい。風はやや強いがそれでもマラソンの旬が冬のように自転車で峠を登るにはこの時期は快適だ。ただし、暑くなったらウィンドブレーカーを早めに脱いだり、ジャージのファスナーを開けたりと、下りを想定して絶対汗をかかないよう頑張り過ぎずに走ると良い。なのでマイペースで走り、遅れても気にしないようにとみなさんに案内する。






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ファームランドへ降りる阿蘇公園下野線が合流するところから勾配がきつくなるので1枚脱ぐかファスナー全開で暑さ対策をする。カーブを5回曲がるとやがて草千里展望所に着くが、ここは吹きさらしになるので風の強いときは危険なほど煽られる。この日は強風プラス極寒で気温はマイナス3度、早々に下のレストランへ温かい飲み物とトイレに急ぐ。






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ニュー草千里と書かれた建物の1階に阿部牧場の直営のカフェがありここのミルク系の飲み物は美味しい。カップ麺のアベックラーメンもあって、お湯ももらえるので手軽に食事をとって温まりたいならおすすめだろう。
外を見るとどんよりしてきたので下ることにする。山の天気はみるみるうちに変わるので、雪でも降り出したらすぐに積もって自転車だと走行不能になり、運良く時間が合えば日に6便の登山バスに乗せてもらうしかない。(年に何度か宿泊の自転車旅の方で見かける)

ここから草千里展望所まで500mほどの上りだが勢いよく登って体を温めて平均斜度5.1% 12kmの下りに備える。わたしも下り用のウィンドブレーカーとベストを着てアンダーグローブをはめて下る。4キロ下り、多分みなさんはブレーキの操作ができなるなるくらい手がかじかんでいるだろうと休憩する。手に温もりが戻ってきたら再スタートし、旧いこいの村の前を通り阿蘇神社経由で帰ろうかと思っていたが道の駅阿蘇まで一気に下ることにした。.本来は壮大な景色を堪能しながらのダウンヒルだがこの時期は装備がゆるいと修行に近い。

道の駅阿蘇で休憩したら内牧まで一直線の国道212号を通らず、集落の中や畑の中を走って、地震でまだ段差がある道を体験してもらい内牧へ。裏道を通りいまきん食堂の行列を眺めて、ナオズベースでマウンテンバイクにさわってもらい、ナオくんからその魅力も話してもらって宿へ到着、冷えた体を温泉で温めて終了した。このあとみなさんは阿蘇市役所で自転車への取り組みなどを訊ねに行かれた。





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障がい者の方々が作られた心温まる品々を
お土産にと頂戴した
参加されたみなさんは弱虫ペダルのファンでもあり
例えばそういったつながりで
蘇山郷やわたしでお役にたてることがあったら
できる限り応援したいと思っている






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さて、身体の芯まで冷えたであろう今回のサイクリングの最後の感動が温泉であったことはみなさんの様子から間違いない。
寒くなってくると、標高が高く一段と冷え込む阿蘇は、地域全体として平日はゆっくりした日が多くなる。自転車の方はもちろん、多くの方が寒さを敬遠されているのかも知れないが、冠雪した阿蘇山はそれはそれは美しいものだし、温泉は寒くなるほど旬を迎える。湯気に包まれた大浴場はサウナのように暖かく、木漏れ日や間接照明によって浮かび上がる湯気は宝石のように輝き幻想的ですらある。
浴槽には地下にあるままの、一切手を加えない源泉が、豊富な湯量で満たされ、夜通し、惜しみなく溢れている。泉質は九州には数少ない硫酸塩泉で、温泉の持つ自然の治癒力を楽しむこともできる。深く息をして、金気臭のミストを身体に取り込み、翡翠色の湯と共にじっくりと芯まで温まり、水圧により圧迫された腹部は、マッサージ効果もあり、朝な夕な幾重にも阿蘇の恵みを愉しむ贅沢が魅力である。数泊の滞在でなくとも、このように温泉に集中するのであれば身体の休養となる湯治になるのではないだろうか。家族風呂もあるが、温泉を堪能するなら冬の大浴場がおすすめ、この日のように、なるだけ寒に当たると、より濃厚な体験とともに、男性はよりたくましく、女性は美しくなること請け合いである。





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  1. 2018/12/18(火) 16:42:26|
  2. ロードバイク
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西薗良太監訳本

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今月の宿の新刊はこの3冊

「美女と拳銃」
スマホで映画撮影を始める兄弟の物語で主役は何とカトリーヌ・ドヌーヴ。カンヌを舞台にスピルバーグや北野武ら有名映画人が実名で登場、彼らの言動や映画業界の内幕が書けるのは著者はフランスの映画評論家と知れば納得する妄想癖てんこ盛りのストーリー。(映画好きの方ならいいかなと。パラパラっと超斜め読みなのでこちらも妄想)

「スウィートビター 恋とワインと人生のレッスン」
オハイオの田舎から新たな生き方を探しにニューヨークへ、様々な思惑が交錯する有名レストランで職を得てサーバー(ウェイトレス)として働き、出会い、苦悩、恋・・・レストランビジネスを舞台にした女流作家のデビュー作。(女性のお客さんならこんな本もいいかなと。こちらもちょっとだけの斜め読みなので多分こんな感じかと)

「世界最高のサイクリストたちのロードバイク・トレーニング : ツール・ド・フランスの科学」
ジェイムズ ウィッツ著、西薗良太監訳、アスリートとして取り組むならこの一冊かなと、半分読んでの感想。
2018年9月にリリースされた全日本選手権を3度制覇した日本初の東大卒の元プロロードレーサー西薗良太さん初めての監訳本。原著は2016年にイギリスで発行されており、2016年時点での最新のプロロードレースを取り巻く環境とそれを支えるトレーニング理論が紹介されている。

具体的には、アスリートとしてロードレースに取り組む際の最新のトレーニング方法や、機材・栄養学などの知識が、満遍なく、広範囲に、UCIワールドチームのメンバーや、学術関係者への綿密な取材をもとに科学的に検証されており、その多くがアマチュアでもスキルアップする可能性と、高度なサイクルスポーツへの取り組みも視野に出来るのではないかとを感じた。また、サブタイルにもあるように、ツール・ド・フランスの裏方の情報もたっぷりあるのでより深い観戦が楽しめそうだ。

このような本は、サイエンススポーツのバックグラウンドを持ち、現場取材においてはサイクルスポーツの本場欧州のライターなど関係者でなければできないだろう。そのような少な本ゆえに、昨年まで国内外でも活躍した現役のプロロード選手としての経験を生かし、感覚的なことを言葉にすることが上手な西薗さん自身でなければ監訳できないのではという熱意を感じた。それは「翻訳は究極の精読」と、本人が言われることが何よりの根拠でもある。

目からウロコだったのは、わたしは上り坂でキツくなると上体を伏せる癖があって、いろんな方に指摘されていたがこの一説で解決できた。「なぜ上体を伏せ過ぎると出力が低下するのだろう? エアロポジションを取ろうとして頭の位置を下げれば下げるほど、胸と腹の境界に位置している横隔膜は圧迫される。そして横隔膜が圧迫されればされるほど、酸素使用量や一回換気量・呼吸頻度への悪影響も大きくなっていく。この結果、疲労が増大し、出力が低下するのだ。」

『「冬場はジムに入り浸っているよ」これまでマイヨ・ヴェールを何度も獲得してきたペテル・サガンは言う。「中心にやっているのは脚のトレーニングだね。スクワットがすごく大事なんだ」そしてキッテルは、「冬はスクワットによる体躯トレーニングでスプリントに持続性を加えているんだ」キッテルもサガンと同様に冬はジムに通う・・・・』 ということで「ハムスタースピン阿蘇」で習ったもののサボっていたスクワットだが、福田昌弘さんの「ロードバイクスキルアップトレーニング」を読み直さなくては・・・・






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3泊でお越しなった千葉のウチダさん夫妻は、トリムカンパニーの橋本君ガイドのもと、牛や馬の放牧地である牧野の中をレンタルのマウンテンバイクで走るという感動的かつ貴重な体験をされた。これは放牧されていた家畜を山から下ろしたこの時期のみ限定された牧野で楽しめるもので、今年がはじめての開催となりその最初の参加者となられた。その模様はこちらで。





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山口からお越しのタムラさん夫妻は、モンベル主催の「第2回ジャパンエコトラック ライドイン阿蘇」のため前泊された。お二人とは昨年9月のLaCorsaでご一緒し、奥様がボランティアで参加された宮澤崇史さん直々に俵山の麓でポジション調整をされたのでよく憶えており懐かしい再会となった。

ライドイン阿蘇は前日受付なので宿泊を伴う参加者が多くなり宿泊施設としては有り難いイベントである。モンベルは熊本地震の際に被災者支援のためアウトドア義援隊というモンベルらしい協力の呼び掛けをされた。その後もこのようなイベントを興していただき、「阿蘇の大自然を全身で感じながら汗をかき、人と自然の関わり方の在るべ姿を改めて考える」というテーマのもと継続的な復興の応援をしてもらっている。







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沖縄が終わって20日振りにいつもの菊鹿町の朝練のコースを走ってみた。
真っ暗な6時前に自宅をスタートし、少しづつ明るくなって自転車に乗ってだから見える景色が高くて新鮮だった。スピード感もちょっと緊張するほどだったし、ブレーキもこんなに効くんだとあらためて感じた。コースには二つの丘があり毎回全力で登るようにしている。

ひとつは「あんずの丘」、ここは短いので引き足でグイグイ漕ぐと意外と消耗しないものだがこの日は最後の直線で息絶えた。荒い息を回復させながら丘を下って右へ曲がると集落の中を通る。明かりの点いた家からはときおり朝ごはんを作るいい匂いが漂うゾーンがあってヨダレが出てきそうだった。最後の家に過ぎたら右に曲がると本命の上り坂となる。ここは600mだが直線なので長く感じて上を見ると辛くなので下を見て登ることにしている。カーブを曲がるとフラットになりひとつだけ街灯がある葡萄畑をゴールとしている。Google Mapではそこは建物もないんだが菊鹿葡萄振興会とあり、菊鹿ワインの30軒の葡萄栽培者が菊鹿町葡萄生産振興会というのでここは菊鹿ワインの葡萄畑であるわけだ。前置きが長くなったがここを「シャルドネの丘」と名付けてひとりご満悦なのである。





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この日はコースの先にある11月10日オープンしたばかりの「菊鹿ワイナリー」へ行ってきた。
まだ7時過ぎなので外から眺めただけだが、なかなか大きな施設で入荷が難しい銘柄も購入できるそうだ。また、レストランもあるので菊鹿方面のサイクリングには貴重なランチスポットとして立ち寄りたいところでもある。場所は相良観音の手前、県道9号線からの850mの上り坂もなかなか、車が少なくて信号も少なく一直線の平坦路と短い上り坂が無数にある菊鹿町、2008年にはあんずの丘を中心に周回する「ツール・ド・コリア・ジャパン」がこの地で行われ、2009年と2010年にはUCIアジア1.2のグレードを冠に、日本国内ではジャパンカップに次いで2番目となるUCIワンデーレース「熊本国際ロード」が開催された。現在では全国高等選抜自転車競技大会が開催されている。
2009年の熊本国際ロード優勝は逃げが決まって中島康晴さん、2010年はあんずの丘の上りで畑中勇介さんと競り合い写真判定で勝った宮澤崇史さんだった。よく憶えているのは中島さんの優勝賞品のひとつに菊鹿ワインがあったことだ。当時はそんなワインがあることも知らなかったし、「何、そのワイン? それにスポーツ選手に酒?」みたいな感じだった。それから10年近くなり、ワインが日常的に親しまれ、ご当地産の日本のチャンピオンワインを、ワイナリーを駆け抜けた優勝者に贈呈ということには大いなる価値があるように思う。







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  1. 2018/12/04(火) 13:56:20|
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プロフィール

Author:コルナゴ部長
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自己紹介
2019年6月1日より道の駅阿蘇サイクルアドバイザーに就任しました。
菊池温泉と2012年から阿蘇内牧温泉で旅館業の傍ら、2007年からロードバイクとブログを同時に始めて多くの自転車乗りの方と接することができました。この経験を生かし阿蘇で楽しむサイクルスポーツの魅力を発信しています。

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