コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクで走る魅力を紹介します。

阿蘇は僕のクレドオル

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PAPICROSSさん主催の阿蘇ライドで参加者のみなさんと久し振りの阿蘇を走ってきた。
初日は西日本を中心に記録的な大雨により牧野道を走るライドはすべて中止となったが、阿蘇山の麓にある坊中公民館に宿泊し、地元精肉店謹製BBQ&自転車談義は予定通り行われ、翌日は小雨が降ったり止んだりであったが、想像以上というか雨の日だからこそ楽しめるサイクリングとなった。






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主催するPAPICROSSの牧瀬さんは、過去実施してきた阿蘇サイクルツーリズムの宿泊施設の、旅館・ホテル、キャンプ場、公民館の中から坊中公民館を選択、駐車場や運営については道の駅阿蘇さんのサイクルプランを利用された。また、夕食となるBBQは軽木フーズさんから提供してもらい、朝食は地元婦人会さんに用意してもらった。






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雨が降っていたので急きょ軽木さん宅の車庫が会場となった。






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右手前がバーカウンターでここで料理や飲物が提供される







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カウンター担当はトーマ君
店のTシャツもお似合い





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サラダは食べやすいようにカップに入れてサービス





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肉は軽木さんが焼いてくれて
食べ頃になったらこちらもトーマ君がサービスしてくれる






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肉の専門家が見立てた牛肉は熟成されたブロック
熟成前は5.5キロあったそうだが、この日計ったら5キロジャストだったそう






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それをステーキサイズに切り分け
食べやすくカットして提供される






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鹿児島の方が多かったので
あえて霧島産黒豚のスペアリブ
特性タレを何度塗って焼き上げられる






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最後のシメは、おにぎりでも
焼きそばでもなく
リゾット!






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これが地元精肉店謹製BBQ






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翌朝は公民館のキッチンで作られた地元婦人会さんの朝食
本番の高菜漬は別格の美味しさ
お袋の味の味噌汁も阿蘇米の御飯にピッタリだ





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翌朝は小雨の降る中サイクリング開始。
みなさん雨でもヤル気満々、なのでお付き合いした、というのが正直な気持ち。
しかし、そのうち苦痛が普通になって、まさに雨の日だからこそ楽しめるサイクリングとなった。





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265号を上って箱石峠へ






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箱石峠から牧野道に行ったところにあるビューポイント






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霧に覆われたり
根子岳の雲が飛んで姿を見せようとしたり
高岳の裾野が見えてきたり
見ていて飽きることがない景色だった





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熊本地震で崩壊した阿蘇大橋の近くの黒川地区にある復興カレーの店「まどか」さんが昼食会場になっていた。ここは57世帯ほどあった集落のほとんどの家屋や、東海大学阿蘇キャンパスの学生アパートが、押しつぶされたり、横倒しになったり、甚大な被害があった地区だ。ジロ・ライドのコースとして何度も、何度も訪ねたところだが、止まって見るには気が引けるほど悲しい姿をさらけ出していたが、今はすべて更地になって人影はなかった。

不思議なことにこの店だけが崩壊を免れ、避難された方やボランティの方々に水や食事を提供されていた。どうしてここだけが被害を少なかったのかご主人に尋ねると、基礎のコンクリートに鉄筋を多く入れてあるからだろうと言われた。
店内には熊本地震に関連した資料が多数置いてあり、震災後の特別番組など当時の模様を録画されテレビで見ることができる。この店はもともとカラオケスナックで震災後は猪カレーのみ提供されている。





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これが猪カレー、獣臭もなく普通に立べられる





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阿蘇大橋の崩壊現場。
工事は進んでいるようだが、頭上の山の崩壊がひどく、国道57号も、豊肥本線も、まだまだ復旧の見込みはなさそう。






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代わりに着々と進んでいるのが、大津方面からトンネルを掘って赤水に抜ける、国道57号北側復旧ルートの二重峠トンネルの工事現場だ。トンネルは8時間の3交代制で24時間掘り続けられている。トンネルから赤水に繋がるのはこのような陸橋になるらしい。






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赤水からの農免道路もまだまだ荒れている。
このような地震の復旧箇所を見て回るジオ・ライドのコースをオフィシャルサポートのCROWS BIKESさんのサポートカーが帯同された。これにより雨具や着替えを乗せたり、万が一のリタイヤに備える事もできて安心して走ることができた。







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阿蘇西小学校前の断層に久し振りに来てみたところ








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3m近くあった断層が普通のなめらかな砂利道になっていた







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2年前の熊本地震後の写真がこれ







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農免道路の阿蘇らしい5キロ直線や、運動公園アピカ前の阿蘇山に向かってまっすぐの直線を走って坊中公民館到着。時間が早かったのでCROWS BIKESさんによるポジション調整や、雨の後のメンテナンス(水気の拭き取りにはキッチンペーパーで油汚れはレンジ用のペーパータオルは目から鱗)を習った。






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自転車で走ることに自分の領域や条件などで囲ってしまいがちだが、そうすると得られる体験の幅は限られ、いつのまにか刺激の少ない退屈な遊びになってくる。例えば私の場合だと普通なら走らないのが雨、サイクルイベントでも雨なら帰る。しかし、今回はサポーターであり、みなさんが走る以上お付き合いしなくてはならない。ということで雨の中走ってみたら、濡れても寒くもなく、曇っても暑くもならず、走るには快適な平均気温21度、風景も雨が止むと突然根子岳が目前に見えたり、五岳の全容が薄っすらと浮かび上がったりと、七変化する光景はまさに大自然の中を走っている感に満たされることとなった。

我が故郷である菊池のことが書かれた徳富蘆花の「思出の記」の一節に、『僕の故郷は九州、九州の一寸真中で、海遠い地方。幅一里長さ三里と云うもっそう(竹で編んだ弁当箱)の底見たような谷は、僕のクレドオル・揺籃(ゆりかご)です。』、というのがあって、5時間半走って、やがて終わりに近づく時に感じたのが、その「ゆりかご」というフレーズだった。走って揺られながれ見ている風景は、変わっている筈がまるで同じような景色の繰り返しで、それは阿蘇山の麓を一周したからだろうけど、揺りかごに揺られる赤ちゃんのような、そんな気分になった。ハンガーノック気味の朦朧とした意識なのか、いや、それはあと20数日足らずで孫が生まれるという心理の片隅のことかも知れない。そんな予感はあるものか諸先輩に尋ねてみたい。(命名苦戦中、走りながら名前をずっと考えていた)







FLUCTUAT NEC MERGITUR 
 --- 漂えど沈まず ---



  1. 2018/07/10(火) 16:48:31|
  2. ロードバイク
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阿蘇内牧温泉の温泉旅館から欧州の山岳コースを彷彿させる阿蘇サイクリングの愉しみ方を紹介しています。

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