
阿蘇サイクルツーリズムの普及促進を図る「コギダス協議会」の主催のもと、NPO法人ASO田園空間博物館(道の駅阿蘇)の協賛により、サイクルツーリズム定着モデル事業の第一弾となる「阿蘇サイクルツーリズム2017 Vol.雲海と遭遇」を11月25日から1泊2日で蘇山郷をベースに草千里や大観峰をサイクリングするツアーを参加者と一緒に体験してきた。
阿蘇山が積雪したことで参加者は少なくなったが、ガイド役の阿蘇の自転車乗りのみなさんと総勢17名でパノラマラインやミルクロードを走ってきた。残念ながら雲海は望めなかったが、ぐずついた天候のお陰か解散後の昼前後に雲海に遭遇できた参加者もいたようだ。

全国の自治体に広がる自転車による街興しにおいて最も重要なことは、その土地にいる自転車乗りの人たちが動き出し、地域の人々を巻き込んでいくことが大切であり、そのことが継続性につながっていくと考えている。今回参加していただいたツアーガイドのみなさんが、この事業に理解を示し参加者をもてなした経験が次のステップに必ずや繋がるはずである。

ベース基地も旅館やホテルだけではなく、公共の宿や民宿・ゲストハウス・公民館など阿蘇市の多様な宿泊施設で取り組んでいくことも大切である。それはサイクルツーリズムの対象が、ひとり旅や家族・友人知人のグループ旅という「旅行」を兼ねたものから、プロチームやアマチュア・学生チームなどの「合宿」スタイルも取り込んでいくことが、サイクルスポーツとして絶好のポテンシャルを持つ阿蘇におけるサイクルツーリズムの可能性だと考えている。

20年以上に渡り長距離陸上の実業団チームを受け入れてきた経験が阿蘇にはある。阿蘇五岳を背景にランナーが走る姿は阿蘇の風物詩でもある。自転車に乗る方を迎えるということは、実業団選手を受け入れることと同じであり、阿蘇の宿泊施設だったら必ず出来るはずである。

次回開催となるVol.2は、来春、野焼きの頃を予定している。千年の歴史を持つ野焼き、真っ黒に焼けた草原を走る醍醐味は阿蘇ならではの風景であり千年前にタイムスリップすることができる。その景色を見るには車では早すぎる。歩いて見るには遠すぎる。自転車が一番似合っている。

さて、初めて取り組んだ今回のツアーだが正直のところたいへんだった。いつも参加するばかりなので受け入れる苦労をあらためて身を持って知った。これがまともに定員いっぱいの参加者があったらと思うと阿蘇山に雪が降って良かっとさえ思っている。Vol.2では今回の経験を活かして取り組みたいと考えている。

募集が遅れたにも関わらず参加していただいた方々、それに急な呼びかけにも快くお手伝いしていただいたツアーガイドのみなさんに心より御礼を申し上げたい。それにしても寒さに震え宿に帰ってからの温泉は、みんな唸り声をあげて浸り、絶頂感と温泉の極致を味わったようだ。その突き抜けたゆらめく湯気が雲海に見えたような気さえした。
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--- 漂えど沈まず ---
- 2017/11/30(木) 10:35:53|
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Kinofit の木下智裕君が立ち寄られいろんな思いを話した。
木下君は本業のフィッティング以外にも、GARMINや英国のサイクルウェアブランドVELOBICIのアンバサーダーなど自転車関連の多彩な仕事をされている。現在は本拠地の神奈川から、自然豊かな仙台にプチ移住のような形をとられ、二つの拠点をもとに全国を行き来されている。将来的には阿蘇にも来てもらい一緒にロード・マウンテン・クルマ(赤のアルファ145クアドリフォリオをお互いに以前所有)、それに一緒の趣味だった渓流での鱒や山女魚のルアー釣りなんかもして遊びたいと思っている。

さて、寒くなってきた阿蘇だが、11月25日の宿泊を兼ねた
サイクリングツアーに空室が出た。お値段はけっして安いとは言えないし、早朝は確実に零度に近いと、まあいろいろとマイナス要因はあるやも知れないが、それでも阿蘇山や早朝の雲海ライドを一緒に走って見ようという方がいらしたら1室2名から4名までだったら予約できる。サポートーカーが付くのでウィンドブレーカー等冬物も詰めるし、いざとなったらサポートカーに乗られてもいい。一緒に走るのは地元の男女の自転車乗りで、坂が苦手な方も途中離脱にもサポートするのでその点の心配はない。あとサイクルスポーツの栗山さんも一緒に走ってカメラマンも同行するので記事にされることは承知されたい。わたしも25日走ってその夜の会食にも参加して翌朝も走る。朝食の後は解散だがどこか走りたい方はご一緒しようと思っている。宿泊や会食に参加できなくて走るだけの参加も大丈夫だ。もちろんこちらは費用は掛からないが一応人数把握のため事前に申し出てほしい。
FLUCTUAT NEC MERGITUR
--- 漂えど沈まず ---
- 2017/11/21(火) 17:05:15|
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レース翌日はキッズメンバーでチーム糸満代表の安田さん一行と回復ライドに行った。
コースは戦跡や城跡などを辿るためスニーカー、もしくはスニーカー持参のサイクリングを楽しんだ。

南城市の玉城城跡(たまぐすくじょうあと)や
糸数城跡へ

南城市にある「糸数アブチラガマ」(写真撮影不可)、全長270mの自然洞窟(ガマ)で、沖縄戦における住民の避難場所や陣地として利用され、のちに陸軍病院の分室となって米軍の攻撃を受け、多くの死傷者や悲しい逸話も残る戦跡である。ガイドさんから真っ暗な洞窟の中を自転車のライトで足元を照らし案内してもらった。洞窟本来の暗さを体験するため全員ライトを消すと平衡感覚を失うほどの暗闇だった。

雨が降り出したのでサイクリングを終えキッズ店に帰ってくると福島雄二さんが来店されていた。福島さんといえば鈴鹿のレースで大腿骨粉砕骨折で救急車で運ばるというもらい事故をされていたはず、その後、熊本の病院に転院されたが時期的にも今年の沖縄は無理だろうと思われていた。ところが当の本人は「表彰台で松葉杖を掲げる」と宣言されているという噂も飛びっかっていた。

歩く時は松葉杖を使われていたものの
やはり有言実行
オーバー60堂々の2位
実走は2回だけとお聞きした

着替えて14時30分にモノレール旭橋駅に集合し安田さんの案内で歩いて国際通りに行った。自転車仲間の店に立ち寄ったりしながら迷路のようなアーケード街を歩いていると、一人、また一人と安田さんの友人が増えていった。そして、15時30分、薄暗い路地の赤提灯で早め目の飲み会がスタートした。店の仕組みは「センベロ」と言って、前金の千円で飲み物を4杯が飲めるというもの。10名だったので40杯からスタート、その名の通り千円でベロベロに酔えるものだった。

場所を移して2次会もセンベロ

帰りは沖縄初の路線バスで230円
最後まで楽しい夜だった

最終日は朝から雨
この日はひとりの行動なのでホテルでゆっくり寛いだ
サイクリングは諦めて自転車と荷物をホテルに置き
国際市場付近を散策することにし
気になっていたソーキそば専門店へ立ち寄った

「そば代金は(小銭で)前払い」
「食べ終わった丼はカウンターに」
こういう店のルールは格式を想う
サッと出てきて
サッと集中して食べて
「御馳走さん」と帰れる気持ちのいい店だった

懐かしの昭和を残すこの店は
自分の経験のなかで一番美味しかった
昨日と同じバスに乗って帰った
雨も止んでホテルからリュックを背負い自転車に乗ってキッズ店へ(5分だが)
預けていた輪行袋OS-500に梱包してもらい店長に空港まで送ってもらった
最後の最後までお世話になりっぱなしの沖縄だった

昨年より早く完走できて二重丸
沖縄のみなさんにお会い出来て三重丸
怪我なく帰れて五重丸、満点の沖縄だった
来年は60歳での沖縄
今年のリザルトを見たら
66歳で136位3時間28分の方がいらした
他にも180位同じく66歳の方
福島さんを含め、そういう先輩諸氏を知ると
まだまだ、まだまだ、伸び代があるはず
マイペースで人生の後半戦を戦いたい
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--- 漂えど沈まず ---
- 2017/11/20(月) 18:10:53|
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4時40分起床
5時00分朝食
5時45分自走にて出発、オクマリゾートにてシャトルバス乗車
奥到着、3時間以上の待機
共同販売所にて1本から計り売りのバナナを買う、1本購入36円也
レース補給食
水ボトル2本(750ml + 500ml)
メイタンとカフェインプラス各2本をフラスコへ
2Run2袋
スポーツようかん1本
キッズ店おすすめのVESPA SPORTS 1袋
エンライテン4カセット

210kmが通過したあと100キロレースの3つのカテゴリーがスタートする
国際女子 9時46分スタート
アンダー39 10時11分スタート
そしてオーバー40が10時18分スタート
足切りの関門時間は同じだがこれがルールだから仕方ない

奥の登りをクリアし海岸線は20名くらいの集団で走った。与那の登りの手前の緩やかなカーブで前に出ろうとしたら、沖縄のチームジャージの方から静止され、「???」と、思った先に集団落車があっており難を逃れることができた。登りは大城店長に言わた通り軽いギアで回して後半の連続するアップダウンに備えた。下りは得意じゃないし危ないので追い越され、上りは追い越すパターンで関門を過ぎていった。安部の足切り関門13時35分は、24分残した13時11分に通過、いい感じの集団だったので絶対千切れないよう走った。
危険な走りをする人があり、「ヒヤッ!」とした場面で、「あの人さっきから割り込んで来るので近寄らないがいいですよ」と集団のひとりにアドバイスを受けた。あと、何度か「この坂あとどのくらいありますか?」とか、そう言えば国際女子のスタートの時は「キッズさん、これ処分してください」とラップに包まれた食べかけのおにぎりを差し出された。キッズジャージを着ているとそれだけ地元として信頼されているところがわかった。あと応援も熱かったが、その前を通り過ぎると、知らない顔を見て「あれ誰?」みたいな雰囲気も面白かった。

もちろんこれには鳥肌モノの最大のパワーをいただいた。
UCIのチャンピンロードレース210kmがライブストリーミングされたが開始から2時間10分あたりに写されていた。
https://freshlive.tv/cycling/166078

ツール・ド沖縄の魅力は、公道を封鎖して走れるレースであり、なかでも100km、140km、210kmのカテゴリーの最後の関門川上から沖縄本島を縦断する国道58号に出てゴールするまでの区間は、海岸線や森の中の景色から一変し、3車線の堂々たる道を走ることができる。ただし、ここに来るまでにはバイクトラブルや落車事故、体調不良などで制限時間内に関門を突破できない人も多い。わたしも集団内で何度か落車を目の当たりにした。ちょっとしたはずみに斜行し、それが原因でバランスを失い身体をアスファルトに叩きつけられ、自転車は宙に舞い、後続が次々に将棋倒しのように崩れてゆく。下りのコーナーでは落車して座り込む選手やエマージェンシーシートで身を包む人も多く見た。途中一緒だったキッズの吉田君はコーナを曲がりきれず藪に突っ込んだが大事に至らなかったものの川上の関門で終わった。
そのような事故にも遭わず、幸運に足攣りも予兆だけで終わり、自分の力を最大限に発揮することが出来た。キッズメンバーの沿道の応援や走りながら選手の方の声掛け、それに伊佐さんの熱い元気付け、最後の難関の羽地ダムでの大城店長ほかみなさんの熱い声援も挫けずに挑むことが出来た大きな要因でもあった。
最後の川上関門を拍手で送ってもらい国道58号、ゴールまでのレッドカーペットに踏み込み、完走した。

3時間42分
昨年より1分54秒短縮
完走率69.1%
平均時速26.98km
サイクルスポーツをやっている時は
「自分」以外の「もう一人の自分」になれる
その複眼的な視線により
二人の自分が天秤のように揺れ動くところがいい
来年、いつのまにか還暦を迎える自分だが
もう一人の自分は少年のままだと思う
沖縄から帰ってきて今日で4日目
自転車はまだ輪行袋に入ったままだ
そろそろ、もう一人の自分が退屈してきたのか
明日は竜門ダムの朝練に行こうかと思っている
自分の心安らぐ場所は・・・
自宅の居間と
会社のデスクと
サドルの上
これに間違いない
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--- 漂えど沈まず ---
- 2017/11/18(土) 11:28:46|
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5回目の挑戦となるツール・ド・沖縄市民レース100kmに行ってきた。
那覇空港に着くとレンタカー会社の送迎バスでフジレンタカーへ行った。この店の隣がいつもお世話になっているバイスクルキッズさんなのでとても便利だ。今回はガソリン満タン返しが不要のプランで3日間9000円と安くて時間も節約できた。輪行袋から自転車を出すと左のブランケットが内側に曲がっており他にも異常が無いか大城店長に点検してもらった。

取り置きしてもらっていた店のカレンダーをいただき、阿蘇遠征に来られたキッズメンバーの忘れ物を預けた。輪行袋を店に置かせてもらって今日から2泊する国頭村のやんばるくいな荘を目指した。途中、道の駅おおぎみで島の果物を自宅と友人宅に送り、
自分用には食べ頃のドラゴンフルーツがあったの買ってみた。
宿に着くと荷物の仕分けをした。明日は名護で受付したあとレンタカーは駐車したままになるので、2日間の身の回りの品と明日朝走るジャージや本番に必要な物以外は車に載せたままが荷物が少なくていい。いつもはこのあと名護から国頭村の宿まで35キロ自走するのだが今回は沖縄の自転車仲間が送ってくれる。
レースは沖縄本島の真ん中あたりにある名護がゴールでスタートは北端の奥。宿から2キロ自走し、オクマリゾートホテルのシャトル発着場で名護で受取る荷物と、奥まで運んでもらう自転車をトラックに預ける。スタートまでの補給食や防寒着等持参しシャトルバスに乗り込み27キロ先の奥へ、着いたら3時間以上の待機時間をやり過ごす。スタート直前に不要な物を預けてゴールしたらそれぞれ預けた荷物を受け取り、名護の港に置いているレンタカーに乗るというかなり面倒なスケジュールとなる。

夕食のうな丼は美味かった
豚肉と冬瓜のソーキ汁も滲みた
カンパチの刺し身とオリオンビールの組み合わせも絶品
夕方は蝉の鳴き声、少し暗くなると虫の音
国頭村の静かな星が見える夜
やんばるくいな荘はタイムスリップしたような沖縄が愉しめる

部屋に戻って夜風に涼みながら
たっぷり絞ったシークワーサーの残波で一杯
肴は女将さんから頂いたパパイヤイリチー
共同販売所で買ったチラガーなんぞもわるくはない
ドラゴンフルーツはこの日は眺めるだけにした

翌朝5時30分、真っ暗な中、奥まで往復50キロのサイクリング
沖縄本島を縦断する国道58号線はちょっと行くと街灯もない
ここで失敗したのは、ライトをいつも使っているVOLT800ではなく
まだ自転車に慣れないとき買ったVOLT100を持ってきてしまった
これでは薄暗くてほとんど道路状況が判らず
明るくなるまでゆっくりと走った
本番前に危ないことはしたくなかったが・・・
磯のにおいがしない海岸線
鳥が住みついて鳴き声がする明々としたトンネル
仕事の準備をはじめたお年寄り
徐々に明るくなって海が見えてきた
雲は黒くて赤くて黄色くて、なんか不気味な感じだった
海の遠くを見ながらスピードを上げた
叫びたくなるほど気持ちがよかった
阿蘇だったら早朝のミルクロードか坊中線のダウンヒルのよう

海岸線から畑の平地になり、やんばるの森へ入る
車も通らず野鳥の声が森にこだまするだけ
ヤンバルクイナかノグチゲラに遭遇するのか
そんな期待をしながら濡れた路面に注意し下り続ける

奥のスタート地点に到着
明日になると700名以上の選手で賑わうこの地に
今朝は誰もいない
写真を一枚撮って宿の朝食に間に合うよう帰った

今年は見やすいよう関門の足切り時間と距離をフレームに貼り付けた
与 那 22.0km 11時30分
普久川 33.7km 12時00分
宮 城 61.0km 12時50分
安 部 83.3km 13時35分
川 上 100.6km 14時00分
スタート時間は210kmの選手通過後の10時15分頃
名護のゴールまで107.7km
給水ポイントの慶佐次まで65km
平均時速の目標は27km

7時30分過ぎに宿へ到着
ジャージ類を洗濯機に放り込んで
シャワーを浴びたら国頭村のお母さんの朝食
待ってましたと湯気が立ち昇るご飯と味噌汁がたまらない
ご飯はけっして新米のような味ではないが、美味しい
2杯めは卵ご飯にしてかき込んでご馳走さま

名護で仲間たち落ち合い安田さんの案内でオリオンビール工場へ

歴史と製法を学びオリオンビール格上げ
工場見学の最後は出来たて生ビールとクラフトビールの試飲
クラフトビールが印象的な飲み心地だった

名護市屋内運動場で受付を済まして

ひがし食堂で昼食

上段が食事のメニュで
下段がかき氷(ぜんざい=かき氷)

ラーメン丼で盛られたのは
沖縄風ちゃんぽんで具材の下はご飯

安田さんは別メニュ表にあった「たまごやき」を注文

わたしは沖縄に来て初めてのそば
出汁が旨い!
人気店らしくみるみる行列ができていた
安田さんに国頭村まで送ってもらって
わたしと高巣さんはやんばるくいな荘へ
井上くんはすぐ近くのホテル国頭へ
岩本くんはここから自走で奥の民宿へ
それぞれ別れて明日のスタートの準備に取り掛かった

大城店長も来られて8名の夕食
明日のこともあるので
やや静かに、穏やかに過ごした
其のニへ続く
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--- 漂えど沈まず ---
- 2017/11/16(木) 12:18:18|
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地元ラジオの生放送に出演したが
立ちごけの落車のようだった
誰も見ていない(聞いていない)感じで安心
明日からいよいよ沖縄入りとなる
本番の12日走るのは市民レース100キロ
完走が目標だがここでは落車しないよう
無事に帰ってくるのが第一
沖縄のみなさんや自転車仲間との再会も楽しみのひとつ
あとは有機栽培の大宜味産の島バナナ
これも楽しみだな。
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--- 漂えど沈まず ---
- 2017/11/09(木) 15:50:21|
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福岡から自走で来られた宮田くん
大観峰への早朝ライドでは感動的な風景に満足されたようだ
それとひとりで過ごす温泉旅にも開眼されたよう
帰りは来た時と同じルートの予定だったが
ふたつのコースを提案
阿蘇山に上って南阿蘇から長陽大橋を通って肥後大津駅に行き
JRで熊本駅から帰る列車旅
それと阿蘇山から南阿蘇をサイクリングして
箱石峠を上って阿蘇駅に着き九州横断バスで熊本駅に行くコースだ
いずれも帰りの日も阿蘇山周辺を十分走って楽しみ
あとは悠々と電車で帰るというひとり旅だ

2泊で東京からお越しのSさまご夫妻も雲海ライドを楽しまれた
昼間は阿蘇神社など平坦なルートや
車載して産山や波野周辺を走られたようだった
奥様の自転車はディスクブレーキだが
軽く引けてよく効き快適だと言われていた
女性など握力がない人にはディスクは必須だろう
友子さんもステルビオ峠の20キロ以上続く下りでも
問題なくダウンヒルを楽しんでいた

今朝のスカイライン展望所
最近、雲海が連続して出ている
9時前でもこのくらいだから
日の出の時はさぞや見事だったろう

昨日、家を出て14キロくらいの菊池人吉林道に入る8%の坂を上っていたら、ペダルに軽いショックがありそのあと空転した。偶然だが昨年の沖縄でチェーンが切れて呆然と立ちすくむトリウさんのことを思い出していた。なので即チェーン切れと連想した。自転車を降りて確かめるとチェーンに異常はなくちゃんとループのまま、そこでペダルを回すとチェーンに掛かったリアのギアが空転していた。よく見ると上から4枚目だけがスプロケット本体から脱落したようになっており、他のギアには異常はないようなのでそのまま自宅に戻ることにした。イワイのコイデ君に電話してみたら、そのようなことは初めてとのこと、一応今から行く旨を伝えCS9000の11S11-28Tの在庫を確認してもらった。ついでにFacebookにあげると多くの方から貴重な情報を得ることもできた。ずっと下りなのでゆっくり走ることしたが、脱落したギアが空転する音がちょうどカウベルのようだった。

イワイさん到着、さっそくコイデ君に見てもらう

右が正常なスパイダーアームで一体化されたギア、左が今回破損したスパイダーアームで21Tだったかな、アームから外れて宙ぶらりんとなり空転状態になっていた

イワイさんでも初めての事例のようだった
本番でなかったことが不幸中の幸い
スプロケットとついでにチェーンを新調
ホイールも見てもらって
タイヤとチューブも新しいものに交換したので
完璧な足回りで沖縄を迎えることとなった
ただエンジンは走り込み不足と経年劣化で
出たとこ勝負となる

夜は居酒屋菊乃家へ

美味そうな白子が入っていた
ポン酢と天ぷらの二品を熱燗でいただく
この日はほとんど走っていないのでビールは美味しくない
カロリーも消費していなくて馬刺しは別として肉料理は控えた
このようなことは習慣となっているので辛いと思ったことはない
食べ放題飲み放題したいのなら
4時間で100キロを全力で走ればいいだけのことだから
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--- 漂えど沈まず ---
- 2017/11/06(月) 16:57:47|
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先週末から雨が続いて
やっと草原の牧草が乾いてきたのか
ミルクロード沿いの牧草刈りが再開した
巨大なトラクターが走ったあとは
みるみる坊主頭になって山肌が露わになっていく
見ていてスッキリして気持ちがいい

草原の草だけでは塩分が無いので
農家さんはたまに特製の味噌などをこのようにやりに来られる
そのとき「ヨ~オィ、ホ~イ」と呼声をあげると
待っていたとばかりに、あっちの山、こっちの山に
散り散りになっていた牛たちが一斉に集まってくる
その時の雰囲気は殺気だっているような感じさえし
おとなしい牛たちが野生化したようにさえ見える

最近毎日のように出る雲海
通勤で9時前に見るときは
だいたいこんな感じでほとんど消えかけている

道の駅阿蘇を運営する「NPO法人ASO田園空間博物館」の阿蘇周遊推進支援事業の一環として、阿蘇中央高校グリーン環境科の生徒さんが作られた木製のサドルラックを、阿蘇市の観光施設や商店19箇所に配布され、当館にも設置していただきその贈呈式があった。

木製なので宿にも似合って玄関前がすっきりした
この日ちょうど2組の自転車の方がいらして
さっそく利用していただいた

道の駅阿蘇で販売しているあそ兵衛さんの「あか牛丼弁当」
お値段は1000円を越えるが絶対食べて損はない
温玉付きで肉の部位は2種類で量も立派
店内にはレンジ付きの畳席や
店の前にはテーブル席があるのでその場で食べることもできる
それに家人の土産にも喜ばれるんじゃないだろうか

同じくあそ兵衛の「あか牛ローストビーフ丼」
盛り付けに負けずこれも絶品
また、道の駅阿蘇と
阿蘇中央高校の生徒さんとコラボした弁当もあって
まだ食べたことがないので次回試してみようと思う
雲海をまだ見たことがない自転車の方にはこんなチャンスもあり
「阿蘇サイクルツーリズム2017 Vol.雲海と遭遇」FLUCTUAT NEC MERGITUR
--- 漂えど沈まず ---
- 2017/11/02(木) 17:56:47|
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