コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園の中央に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクを通じて阿蘇の魅力を紹介します。

阿蘇サイクルツーリズムに向かって

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昨年より阿蘇市はサイクルツーリズムを推進しており、その事例視察として滋賀県のびわ湖一周サイクリング、通称「ビワイチ」の取り組みにを学びに、阿蘇市観光課・阿蘇市商工会青年部・道の駅阿蘇・阿蘇ネイチャーランド・以上のみなさんと、今回の視察をコーディネイトとされ現地で合流されたトレイルバックスの仲間さん・エスティ環境設計研究所の赤星さんの案内で参加してきた。目的としては県の支援体制(滋賀県庁)、県内自治体の推進体制(彦根市・米原市・守山市)、サイクルステーションの運営(彦根「めぐりんこ」・米原駅サイクルステーション)及び民間事業との連携、それに1時間ほどのレンタサイクルでの実走体験は積雪で無理だったものの1泊2日には盛りだくさんの内容だった。

びわ湖は昨年、東京の友人としまなみ海道とセットの2泊3日で実際に走り、阿蘇に自転車でお越しの多くの方が選択するルートである関西からフェリーで大分に渡ってやまなみハイウェイを自走する体験をしてきた。(以下3編)

しまなみ・びわ湖遠征日記 其の一

しまなみ・びわ湖遠征日記 其の二

しまなみ・びわ湖遠征日記 最終







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滋賀県自転車利用促進協議会の提言は、「自転車でかえる湖国の暮らし」であり、マイカー中心の交通体系(渋滞・事故・環境への負荷)から、人と環境に優しい利便性の高い交通体系へかえること。自転車は人と環境にやさしい乗り物であることから、健康増進・経済的・環境負荷の軽減・緊急災害時の有用性があり、私的な移動手段から地域における公共交通体系への位置づけとして捉え、暮らしのなかで常に自転車を選択肢のひとつとして考え、自転車だけを強調するのではなく自転車の可能性を考えたり、自転車という選択肢を常にあるものとしてとらえていこうというものである。そのためには滋賀のまちを見た時に自ら自転車を利用したくなる印象を受けるまちづくりや、自転車で移動し暮らせる地域イメージや、観光地まで自転車が利用できるイメージを定着させ、利用者のニーズに合った質の高いレンタサイクルや、電車・バスに自転車を乗せて移動などを推進しながら「公共交通+自転車」で県内各地へ移動できる社会を目指し、自転車を公共交通体型の中に位置づけるというものだった。







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懇親会には滋賀県庁・NPO法人五環生活・彦輪の国びわ湖推進協議会のみなさん方から貴重なお話を聞くことが出来た。








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翌日、宿泊地の南草津から彦根に移動中すぐに雪景色となった。








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23日午後8時現在の積雪量は、滋賀県高島市朽木中牧で134センチ、米原市甲津原104センチ、長浜市余呉町柳ケ瀬93センチを記録、33年振りの大雪となっていた。彦根駅に着くと4日経ってもまだこのような状態。







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積雪でレンタサイクルによる彦根エリアのサイクリングは中止。







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道路の先の左に雪化粧の彦根城。レンタサイクルができたら岐阜の大久保さんから教えてもらった彦根城のお堀近くにある「あゆの店きむら」に行って鮒鮨のスライスを食べるはずだったが残念。








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輪の国びわ湖推進協議会事務局長・滋賀大学環境科学科非常勤講師の佐々木さんには彦根・米原を同行していただき感謝。







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最後に守山市を訪問。こちらはジャイアントストアさんの存在が大きい。誘致に向けては自転車乗りの市長さんの熱意の成果か。プライベートで台湾を走られてサポートカーの便利さを知り、守山市の公用車を時としてサポートカーにも使えるようにとペイントとし、ルーフキャリアも設置されていた。

滋賀県の自転車による取り組みは、まさに近江国・滋賀県出身の商人である近江商人の思想・行動哲学の基本である「三方良し」の心得のようだった。「売り手よし、買い手よし、世間よし」は、売り手と買い手だけが儲かる商いは長続きしない。周りの皆が良くなるのが良き商いとされるように、その土地の人々まで巻き込む県民市民ファーストであった。そして、実現に向けては、外部から吸引された熱意ある人の力を大きく感じた。








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  1. 2017/01/29(日) 17:01:46|
  2. ロードバイク
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阿蘇リバイバルのために

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寒い日が続くが放牧のあか牛は終日この寒空で過ごす

マイナス10度までは大丈夫と聞いたことがある

寒さより暑さのほうが苦手らしいが

明日の阿蘇地方の最低気温はマイナス7度・・・






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ここは菊池渓谷経由で上ってミルクロードに合流する北山展望所交差点

行きの上りはこのくらいの積雪でも大丈夫だが

帰りの急な下りの連続が怖いので

13日以降は大津から二重の峠経由の国道57号線の迂回路で通勤している








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熊本震災前の冬の二重の峠(県道菊池赤水線)はこんなものだが







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震災後は国道57号線の迂回路となったため国道並の維持管理がされている

厳冬期でも凍らせないという国交省の宣言通りである

山間部の迂回路には街灯が点灯し、10台のライブカメラで監視及び利用者で状況確認ができ

2箇所の大型トラックを想定した安全地帯ではチェーンの装着や

除雪用に重機も数台待機している

粉雪かと思うほど巻かれた凍結防止剤により下りも安心して通行できる






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今朝の阿蘇西小学校前の断層






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気温はマイナス2度

池のように水が溜まったところはスケートが出来そう







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8mの広域農道はスタッドレスタイヤなど装着していないと怖いので

ノーマルタイヤのクルマは国道57号に出たらそのまま走って

国道212号で内牧温泉へ








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県道175号の断層はまだそのまま







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がんばってください、工事関係者のみなさん!







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道路か豊肥本線の橋脚の工事現場

復旧ルートは大津方面からトンネルを掘って、二重の峠の麓に出て、赤水へ抜けるという壮大な工事らしいが規模が規模だけに完成はまだまだ先の話。これから先のときを考えて、凍結防止剤の塩カリまみれになるクルマのためにはガソリン補給の際に必ず洗車機で洗うようにしなくては。

カルロス・ゴーン氏の言葉
「ブランド力の強化は持続的な成長のために最も有効な取り組みだ。私はよくターンアラウンド(再生)とリバイバル(復活)は違うと言っている。ターンアラウンドは一時的に良くなることだ。それに対しリバイバルは企業が常に向上し続けることである」 
震災以前の阿蘇は個人旅行の外国人が多かった。それもオフシーズンの冬期にも訪れる貴重なお客さんだった。阿蘇への足はレンタカーや九州横断バスもあったが、やはり厳しい気候に強くて周遊プランなどがあるR豊肥本線が基本だった。高齢ドライバーによる特異な事故が増えてきたような報道を目にするが、運転免許の年齢制限等が実施されると日常の足は公的交通機関、阿蘇ではJR豊肥本線による熊本市内方面への買い物や病院通いが主役になるはずだ。そのような外国人旅行者や高齢者のためにも快適な車両を是非阿蘇リバイバルのために考えていただきたいと思っている。






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  1. 2017/01/23(月) 18:18:45|
  2. 観光情報
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南阿蘇を走る

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南阿蘇を走ってきた。
久し振りだと思ってブログを振り返ると昨年2月にCYCLE SPORTS さんの取材以来の11ヶ月振りだった。コースは大津から県道28号に出て、阿蘇望のコースと同じ萌の里の前を通り俵山を上って久木野村に入ろうと思ったが、途中の迂回路に問題ありと聞いていたいので自走をやめ、車載して久木野村の「あそ望の郷」からスタートすることにした。28号の交差点に出たら俵山方面は通行止め、迂回路はそのまま真っ直ぐとありグリーンロード南阿蘇方面に行くとすぐに左折の標識。そこからしばらくすると、1車線道路を2車線に拡張した新しく造った道がジェットコースターのような高低差と急カーブが続き、「早急に、絶対、南阿蘇へ通じる道を造らねばならない」という強い意志と使命感が伝わる迂回路だった。そう感動していると一旦28号に出た。そこは28号に出た交差点から2kmほどの二つ目の橋を渡った大切畑溜池の先だった。道路沿いのカフェや食事処はかなり地震の被害を受けているように見えた。X橋は復旧工事中で右側の迂回路を通り28号に戻ると、その先の橋も工事中らしく俵山に上る旧道を2車線にした迂回路になっていた。






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風力発電機も震災で修理・・・






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上って来た道を振り返るとこんな感じ。凍結防止剤が巻かれていた。
ここからは旧道を上らず、左へほとんど直滑降のような急な下り坂の迂回路を通ると俵山トンネルの入り口に出た。







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二つ目のトンネルを抜けると懐かしいとさえ感じる久木野村。
俵山を上る旧道は途中で通行止めになっており、熊本市内・大津方面から自走でここに来るにはファ-ムロードは冬期通行止めなので今日来たルートになるが、迂回路は交通量が多く路側帯の無い急勾配の連続で自転車で走る道には適さないように思う。加えて勾配がありクルマの排気ガスが充満した長い俵山トンネルを二つ抜けることを考えると自走は無理、久木野まで車載、自走ならば赤水から長陽村へ、もしくは宮地・坂梨方面から265号で箱石峠となる。






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閉まっている店もあったがパン屋のグランツムートは健在。品揃えも多くいつものスモークベーコンのパンを家人土産に購入。






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「あそ望の郷くぎの」到着。震災前はいつも満車の勢いだったがこの日はパラパラ。しかし、隣のあか牛専門の焼肉 レストラン「あか牛の館」は賑わっていた。震災後も継続して営業を続けて来たからだろうと現地の人が話していた。






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俵山トンネル近くにあるギャベ専門店「ASOシルクロードギャラリー」に立ち寄ると、ご主人の鳥越さんと娘さんが笑顔で迎えてくれてお茶を御馳走になる。ギャベとはペルシャ絨毯の原点とも言われる絨毯でイランの山間部で遊牧生活を送るカシュガイ族が作る希少な世界にひとつだけの絨毯だ。昨年は5月に買い付けに行かれる予定だったが震災でそれどころではなく、今年は超長旅覚悟のイラン南西部ザグロス山脈へ行かれるそうだ。






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長陽から阿蘇大橋跡に行ってみた。震災後9ヶ月、初めて崩壊現場を見てから半年になるが、傍から見る限り復旧工事に目ざとい進展は無かった。砂山の下に国道と鉄道が埋まっているような現状は、巨大な砂山もろとも取り除くしかなさそうで、やはりこの地の復旧はない。現在工事が進行している大津方面から山を貫き国道57号と豊肥本線を赤水に通す方法しかないと、復旧は数年先の不透明な見通しを覚悟せねばならないと感じた。







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久木野からアスペクタに行ってみるとその先からグリーンロードは通行止めになっていた。アスペクタは震災にも無傷だったようで阿蘇望のメイン会場として大いに期待ができそうだ。帰りは「あそ望の郷くぎの」に隣接するモンベル南阿蘇店をのぞいて久し振りの南阿蘇を後にした。






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家に帰り山口の友人からもらった東洋美人で乾杯した。この酒の純米大吟醸は日ロ首脳会談後のワーキングディナーに出された地酒で、プーチン大統領は非常にうまいと大絶賛、あのラブロフ外相も一本欲しいといってきたと文藝春秋に書かれていた。すでに純米大吟醸は売り切れているが、それ以外はお手頃価格で手に入る。頂いた東洋美人は新酒の『一歩 直汲み生』、極上の幸せな美味しさだった。山口県と言えば獺祭が浮かんでくるが山口県萩市の銘酒もお忘れなく。道路復活の南阿蘇に乾杯。







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  1. 2017/01/19(木) 16:54:56|
  2. ロードバイク
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菊池で食すあか牛のTボーンステーキ

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菊池農場のあか牛のTボーンステーキをコントルノ食堂で食べてきた。

4人分としても1.2キロ、厚さはなんと4cmのボリューム

牛が本来食べる牧草や稲わらを食べて育ったあか牛は

サシの少ない赤身の美味しさが特徴で

口に入れたらとろけるよう食感とは真逆で

噛めば噛むほど旨味が迸る肉本来の味を楽しむことができる






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コントルノ食堂は、菊池温泉街にある昭和レトロな六軒街の中にある店だ

このスナック跡を改装した異色のイタリア料理専門店オーナーは菊池出身の菊池健一郎さん

店内は4名掛程のテーブル席とあとはカウンター席

スタッフは菊池さんとアルバイト生が一人の小さなほのぼのとしたイタリア料理の食堂

食材は主に地元のこだわりの農場や菊池さんの同級生の農家の後継ぎが提供していると聞く

愛情込めて育てた農産物が、丹精込めたイタリアンになるものだから農家さんも面白いに違いない






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今回は東京の友人夫妻が是非ここで食事をしたいと阿蘇で一泊のあと菊池に宿を取り

わたしと家内の四人で究極とも思える菊池の食材を堪能した







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大皿の盛り合わせは

やまあい牧場の走る豚のパテ、

菊池産モッツァレラ(菊池で作られたとはびっくり!)と八代産の塩トマト

合志産仔牛のトンナートと、サラミは・・・聴き逃した

あと白いんげんも美味しかったなあ








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トリッパトマト煮とひよこ豆

トリッパは友人リクエストの品

これもコントルノ食堂の良さ








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堤さんの自然栽培米と石原さんの原木しいたけのチーズリゾット

標高の高いところで作られた原木しいたけはまるでアワビ






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そして今宵のメイン料理となる1.2キロ厚さ4cmのあか牛のTボーンステーキは

まず火を通す前の肉の塊を鑑賞して

焼き立ての香ばしさとともに運ばれてきたら、記念撮影

笑顔は美味しさをよりいっそう高める







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大皿にステーキの付け合わせも驚き







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Tボーンの部位はロースとフィレの二種類が楽しめ

淡白さゆえ岩塩とレモンだけでいただく

4cm厚の歯ごたえはまさに口福感に浸れる

希少なあか牛料理は予約制

東京の友人のように、どの店で何を食べてみたいという理由だけで

その地に泊まるのも、これからの旅になるのかもしれない







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  1. 2017/01/17(火) 18:08:06|
  2. おすすめ食事処
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道具は、謙虚に、強靭に

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菊池渓谷付近の片側通行箇所

菊池から菊池渓谷経由でミルクロードに繋がる道は7時から19時まで通行できるが、菊池側は渓谷麓の念仏橋、阿蘇側は深葉集落にそれぞれゲートがあり、時間外は閉まってしまい通行することはできない。昨年末、この道が開通してからは毎日車通勤で通っているが、帰りのゲートが閉まる19時に間に合うためには18時30分には内牧を出なくてはならず旅館という客商売ゆえ大変である。昨日は夕方から雪が降り212号を上ったミルクロードは吹雪だった。当然前を行く車はノロノロ運転で北山展望所の交差点に着いたときには間に合わないかもと思ったが、すべての車両が左折し大津方面に帰る中、そのまま猛吹雪で積雪した真っ暗な道を進んだ。カーブが連続する下りの積雪した道、気温はマイナス2℃、当然先行したタイアの跡もなく慎重に走らなくてはならないが、ゲートが閉ざされる19時までに着かないと4.5キロ引き返し北山展望所交差点から大津方面に超廻り道をしなくてはならない。心拍上昇しながらもタイヤのグリップ力を確かめながら何とか5分前に通過することができた。安心の4WSとスタッドレスタイヤの組み合わせは、謙虚に、強靭に、車の真ん中である安全を確保し、自分で選んだ阿蘇の道を迷わず走ることができる。








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そして今朝は積雪もなく日陰は多少凍結箇所もあったものの快適な通勤ドライブだった。途中、白い息を吐きながら坂を上る自転車乗りを見かけた。この条件でこのコースを選ぶとはチャレンジャーだなあと追い越す時に拍手を送りたい気持ちだった。今年になって2回ここを走るチャンスがあったが、モタモタとスタートする時間が遅くなって途中でコース変更し、逃げてしまった。明日は休みで夜は友人夫妻とコントルノ食堂で美味しい菊池の食材のイタリアンだ。湯気を上げるパスタやあか牛のロースト思い浮かべて走ろうかと思うが、天気予報を見ると寒そうなのでやっぱり八千代座往復あたりでまたもや茶を濁すかもしれない。というのも土橋塾厳冬期マイナス10℃対応ユニフォームセットが27日に届く予定だ。それを着るまでは底冷えする日に走るなんて全くヤル気が出てこないしチャレンジャーになるのはそのあとでいい。届いたらそれこそ寒さを求めて、寒さを捜して走ろうと秘かに考えている。正しい道具は、謙虚に、強靭に、自転車乗りの真ん中である「心地よく」を確保し、自分で選んだ阿蘇の道を迷わず走ることができる。すでに気力だけで挑戦する歳ではないので物欲滴る道具を揃えて背中を押し、気持ちよく身体に優しい挑戦するのもいいではないかと思っている。









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  1. 2017/01/14(土) 17:43:45|
  2. ロードバイク
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神様のご褒美

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2013年12月9日 脳外科医さん撮影

今日は脳外科医さんの命日、早いもので3年となった。
病名と余命宣告を受ける前の脳外科医さんとは一緒にサイクリングしたことも食事をしたことも電話で話したこともない。ただ「脳外科医の秘かな愉しみ」というブログをされていたのでわたしはその熱烈なゆるがない読者だと自分で思っていた。その繋がりがあって、自転車でどこを走るか、じゃなくて、どう走るかを追求しそのことにお互い共感していたのかもしれない。しかし、脳外科医さんのブログは豊富な知識と絶妙な文章に溢れており自分のものとは比較にならない濃厚さに惹かれていた。お会いしたのは仮退院のお祝いの席に脳外科医さんの友人の計らいで招かれたときだった。そこでお互い妙に照れながらの初対面となった。その後、手紙のやり取りをし、昔からの友人のような思いにもなってきた。亡くなられる1ヶ月程前、突然ご夫妻で宿にお越しになり食事のあとにバーで飲んだ。ただこのときはすでに病状が悪化したご様子で、すでに「死」を覚悟されていたことを淡々と話されるものの、ガラス細工のような繊細な本心も垣間見え、ただ聞くだけの読者でしかなかった。翌早朝、車で念願のラピュタへ日の出の写真を撮りに行かれた。帰って来られたら「雲海は出なかったものの良い感じでしたよ」と、興奮気味に笑顔で話された。その様子は疲れやよどみを全く感じさせない、艶やかにリセットされたアクセル全開の脳外科医さんだった。それが最後、まさかの最後の姿だった。この日のことをブログにエントリーされ、わたしのコメントの返信には、「わたくしも日の出前後の外輪山を経験するのは生まれて初めてでいい経験ができました。ほんのちょっとだけ神様がご褒美をくださったのでしょう。」と書かれ涙が止まらなかった。わたしもこの日、偶然にも宿にいることができて神様のご褒美に感謝している。







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  1. 2017/01/10(火) 16:47:13|
  2. ロードバイク
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ほとんど奇跡のこと二つ

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2007年12月、このブログは菊池の旅館時代に趣味的な仕事の延長線として始めた。そして昨日の1月5日、ついに100万アクセスに到達した。期間にして9年、最初の頃のアクセス数は50以下の2桁だったが、最近では500超えもあったりして、見ていただいて方には、意味不明の内容にお付き合いいただいて本当に感謝している。

始めたきっかけはロードバイクに乗り出したこと。当時は菊池・阿蘇のサイクリング情報が少なかった、というよりほとんどネット上で探すことができなかったため、自身で走ったコースの体験談やエイドポイントとしての食事処や菊池に泊まった際の居酒屋情報、それと自転車乗りとして職を置いていた旅館が食事や温泉、自転車乗りに対しての理解度が高かったことから利用する価値を紹介していた。

そして、最初のお客さんは福岡の髙巣さん。初対面の夜はどこかの居酒屋で乾杯し翌日菊池渓谷経由でミルクロードを走った。飛行機輪行の最初の方はサルトさんこと東京の松澤さん。メールのやり取りだけでどんな人か顔も判らず、到着ロビーで待っていると輪行袋を担ぎジャージ姿の笑顔で不安は消えた。旅館に着くと松澤さんの友達である鹿児島の和田さんとすでに友人になっていた髙巣さんもお越しになっておりの4人で菊池阿蘇方面を走った。

サイクリングコースとして大きな発見となったのはラピュタだろう。すでにバイクの方には知られていたようだが、自転車乗りでこの峠道を知る人はわたしの範囲ではいなかった。ラピュタを見つけたきっかけは、2010年8月29日ミルクロードを一人で走っていたらこの峠の降り道を見つけ途中まで下り写真を撮って翌日ブログに紹介した。その後、何度か行くがまだ「あの坂」と呼んでいた。11月20日、ブログを見ている方から非公開のコメントで「阿蘇ラピュタの道は実際に走ってどんな状況でしょうか」と尋ねられ、その名前を大いに気に入った。ラピュタはスウィフトの「ガリヴァー旅行記」に登場する架空の空に浮かぶ島の名前で、ここに雲海が出たときの感動に相応しい名前と翌日のブログで正式に「ラピュタの道」とした。以後、短縮して「ラピュタ」と呼ぶようになった。

2010年12月23日、27年間勤務していた旅館が競売に掛りこの日で閉館することを通告されていた。そこで慌ただしい中ではあったが19日ここで知り合った髙巣さんと越智さん角田君と最後のサイクリングに行った。正直朦々とした思いだったが、みなさん気兼ねしてか閉館のことは一切振れられず黙々と坂を上った。ラピュタ着いて雄大な景色を目の当たりにしたら失う仕事のことはすっかり忘れてしまった。以降、自転車で走る効能のひとつに「悩み解消」を加えた。

2012年2月10日より現在勤める阿蘇内牧温泉蘇山郷より同じ内容で継続している。








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昨年11月にくも膜下出血で倒れた松山直樹君こと「サイクルショップ Nao's BASE」のナオ君が5日より復帰し店を開けた。そこで早速ヴァンヘイレン仕様のマウンテンに冬用タイヤを誂えてもらった。ナオ君は手術が成功し奇跡的に後遺症もなく元気一杯、ショップは蘇山郷の前の路地を真っ直ぐ50m行ったところにあり、本職はマウンテンだがロードの整備もできるので阿蘇で困ったときには尋ねられたらいい。







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  1. 2017/01/06(金) 18:12:25|
  2. ロードバイク
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5日からはオフシーズン

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正面から見ると普通の昔ながらの旅館だが

ちょっと視線を変えると

「自転車乗りの宿」という流れも自然に板についてきたような

サイクリストに特化したサービスや設備を備えていないものの

初めての方でも思いを共有し

ハグして受け入れるお友達の宿とお考えの程

ただし、不意打ちはご遠慮、不在はご勘弁

元旦に暖簾をくぐったのは地元代表カルキさん

翌日が土橋塾塾長御一行

1月5日からはオフシーズンとなるので

新しい価値の提供を目指し、じっくり腰を据えて再始動を目論む

ジャンプする時にかがむ感じかな






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  1. 2017/01/03(火) 16:34:52|
  2. ロードバイク
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2017年 元旦

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恭賀新年 
仕事は元旦より始動しています
今年もよろしくお願いします
2017年 元旦


今朝は雲海が出ておりスカイライン展望所は多くの方で賑わっており、晴天だったので雲海から差す日の出はさぞや感動的だったのではないだろうか。ミルクロードには県外ナンバーのクルマが多くバイクも数台見かけ、2017年の始まりを阿蘇に選ばれた方は良きスタートとなったことだろう。

さて、内牧温泉 蘇山郷のこと
熊本震災で温泉を失うも、再掘削に挑み2ヶ月後、見事温泉を掘り当てることができた。その1ヶ月に営業再開し、阿蘇への主要なアクセスとなる国道と鉄道が無いなか順調な集客を保つことが出来たことは、温泉を失った日のことを振り返ると奇跡の復活とさえ感じる。しかし、外輪山を超えて通勤する者にとって初めて経験する日々の渋滞や、震災で休業したものの8割の給与をもらいながらの3ヶ間の休暇は突然出現したクロスロードとなり、営業再開後しばらくして退職するスタッフが多くなった。そこで求人するも現在の阿蘇での雇用は厳しく多くのスタッフを入れ替えるべく2017年の新たなスタートとなった。

元旦の日経の最初の前文
「当たり前と考えていた常識が崩れ去る。速まる一方の技術の進歩やグローバリゼーションの奔流が過去の経験則を猛スピードで書き換えているからだ。昨日までの延長線上ない「断絶(Disruptions)の時代が私たちに迫っている」

蘇山郷も昔から受け継がれてきたものを見直し、湖に新しい水を張るかのように見通しの良い環境にして新たな船出としたい。
昨年末に館主念願のルーフトップバーが完成した。スタッフにとっては客室の改装やロビーの手直しのようなものなら理解できるが、階段で上がる3階客室のそのまた上の昭和の時代のまま朽ちた展望所跡にバー?。ドアを開けると屋上にテーブルや椅子が並びこの寒風の中の施設?。理解に苦しむ非日常的施設には正直疑いの視線さえ飛び交うのが現実。しかし、客室の改装やロビーの手直しなど当たり前と考えられる改装は常識であり、従来、JR豊肥本線の利用が多い阿蘇内牧温泉は開通見通しの無いJRの代替えの交通機関もなくまさに陸の孤島であり、そこに多少の改装するだけではモノは輝かない。ルーフトップバーの目的はは地域の人や旅行者が交流できる場であり単に旅館への集客のために造ったのでない。旅行者、特に個人旅行の外国人観光客と地域の人達が交流し、そこで一人でもスパークしてくれたら世界に向けての灯火となると信じて、ファンドというみなさまの応援により館主は挑戦したと思っている。






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  1. 2017/01/01(日) 17:44:24|
  2. 宿のこと
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阿蘇内牧温泉の温泉旅館から欧州の山岳コースを彷彿させる阿蘇サイクリングの愉しみ方を紹介しています。

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