コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園の中央に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクを通じて阿蘇の魅力を紹介します。

しまなみ・びわ湖遠征日記 最終

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神戸から車で100キロ走ってジャイアントストアびわ湖守口店に着いた。開店少し前だったがレンタサイクルを予約していたカップルや女性グループがスタッフから説明を受けていた。しまなみでもそうだっが、レンタサイクルのお客は断然女性が多い。今やサイクルスポーツのセンターに立つのは女性なのかもしれない。
写真は店長の佐藤さん。前日にはジャイアント社トップの劉会長がびわ湖サイクリングの体験に来られており、それを迎える滋賀県知事や守山市長もサイクリングに参加され、気遣いでお疲れのところだったが笑顔で応対していただいた。走るコースについては、帰着時間から琵琶湖大橋を渡り左回りの周回コースを提案していただいた。






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橋を渡ってしばらく走ると城下町の風情がある街並みに入った。サイクリングコースの案内看板があるので碁盤の目のような迷路も、湖畔に沿う神社仏閣や歴史を感じる家屋を見ることも、鮒寿司屋はないかと探し回ることも、好みに合うサイクリングを時間を忘れて楽しむことができた。






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平安時代に建立された近江八景「堅田の落雁」で名高い浮御堂






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琵琶湖の風景は季節なのか場所なのか、職漁師さんの姿はなく、ボートや岸からのバスフィッシングだった。

そして、バスの陸釣りの多くがこれを目当てに来日した若い外国人だった。







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道の駅草津でイートイン、子持ち鮎の甘露煮は疲れた体に甘く辛く滲み渡った。遠征のサイクリングは、このような土地の味覚を屋外のベンチで食べることも楽しみのひとつ。








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しまなみ、びわ湖ともサイクリング専用コースと一般道を結ぶ素晴らしいサイクリングコースだった。車道とサイクリング道を備えた橋を結ぶしまなみは別としても、びわ湖のコースはどこにでもできそうな感じだった。それはサイクリングと地の利を生かしたもの、びわ湖の場合、釣りやボート遊びといったアクティビティの連動だ。サイクリングコースを作るにあたり、看板や道路のラインなどのインフラは必要だが、地元の人の健康寿命を延ばすことと、外国人を含めた観光客が集客できるツールになり得ることは投資の見返りとしては高くないものではないかと思った。見どころ走りどころの点を線でつなぐコース作りがサイクルツーリズムの根幹であり、潮目が変わる今後の観光としてタイムリーな体験であったことを実感した。そして、わたしたち自身において、旅先でしかできないサイクリングがいかに価値があるものか知ることができた。次はしまなみを完走し高知まで走ってみようと約束した。







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神戸に帰り夕食は高槻市の「料亭きんなべ」さんへ電車で行った。
玄関で迎える女将さん、歴史ある建物、伝統的な部屋など、きんなべさんの空気感に圧倒された。








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女将さんがちょうどのタイミングで料理をよそおい酒を聞いてくれる。







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胡麻ダレで食す佐賀牛のしゃぶ、一塊にして贅沢に堪能する。






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素晴らしい料亭だった。







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2部は自転車乗りのご主人のコレクションを拝見

2008年ツール・ド・フランス仕様Princeバルベルデモデル








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2006年ブエルタ仕様Time VXRSulteamボーネンモデル

弱虫ペダルの巻島さんのバイクはこれがモデルとなっている。

巻島ファンの方、聖地巡礼を兼ねてどうぞ!

ご主人優しいお方です。






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翌朝は六甲へおはようサイクリング

この地のアクセスにより早朝は少なく10時あたりからが多くなるとか

二本目をサクサクと日焼けガードの女性もいらした。







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最後の神戸、元町アーケードで涙腺がゆるんだ。






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サルトさんと大丸地下で有名店の寿司を買いお世話になったご自宅でランチ

観光客が多い日曜はこんな愉しみ方も似合う街

今回、輪行による荷物を少なくした遠征のため洗濯機が有り難かった。

宿にも洗濯機付きの客室にしたいものだと痛感した。

8キロ弱のリュックを背負いフェリー乗り場の六甲アイランドへ自走した。

地理が不安だったので早めに行き多少迷ったが16時には港に着いた。

17時からの受付だったのでゆっくり自転車を輪行袋に入れた。

その後、人のいない乗船待ちのロビーでこの二日間のことを考えゆっくりした時間は心地よかった。

食堂が開いたので生ビールを飲んだ。

これまでの旅のことの妄想に浸った。

受付が始まり乗船書類を書き部屋は事前に予約していた通りで精算できた。

乗船待ちのロビーに人が増え始めた頃、電話が鳴った。

神戸の大礼さんが港に来てくれた、初めての地で自転車仲間との再会、有り難かった。

フェリーに乗るとすぐに大浴場で汗を流し部屋飲みで過ごした。

夜、甲板に出ると強烈な風で寒かった。

シングル部屋だったのでよく眠れた。

6時20分、大分港着。

自転車を担ぎ、出口右の自販機の横でジャージや手が汚れないように組み立てた。

結構上手になってきた。

目の前にセブンがありリュックの宅配をした。

1088円で、明日着くという便利さ、その流儀に大満足した。

スマホの地図を見てルートを確認しながらおにぎり2個とゼリーを腹におさめ出発した。







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海岸線の10号線は気持ち良かった。

左折し宿に来る方と同じコースでやまなみを目指し走った。

杉乃井ホテルが見え始めると湯煙が見え九州に帰って来たんだと思った。

緩やかな上りが続いた、長かったなあ、よく女の子が頑張れるものだと感心した。

由布岳登山口で写真を撮った、海抜ゼロから上りここで標高780mだ。

寒いくらいで迷ったあげくジレをリュックから出さなかったことを後悔した。でもすぐに暖かくなるはずだ。

下っていると道路工事のため迂回路に出るように言われ狭い道を下ると金鱗湖に出た。

久し振りの湯布院、新緑に包まれた亀の井別荘の前を通り少しウロウロして国道に出た。

ここから先の道はよく知るところで不安はないが自転車でははじめて。

水分峠の分岐点で車が激減した、震災の影響だろうかここから先開いている店が少ない。









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飯田高原 九重長者原で休憩したがここも人気がない。

牧ノ戸峠は熊本方面からの登山者だろう唯一駐車場の車多かった。

瀬の本高原は寂しい、1台のバスもなく異常な静けさだった。

しばらくは熊本の観光は無理だろうと感じるやまなみ道路の状況だった。






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ミルクロードに出て212号で内牧温泉に降りてみたかったがそのまま自宅の菊池を目指した。

スカイライン展望所、かぶと岩展望所、そしてラピュタはロープで閉鎖のままだった。

ラピュタで山口ナンバーの単車乗りの方に写真を撮ってもらった。

ここだけ人口密度が高いような、平日なのに続々と単車乗りが訪れていた。

車帰り交差点では、いつものことだが二重の峠方面と国道57号の大津から上ってくる車が渋滞していた。

自転車はこのルートは駄目、右折し旭志へ下る県道39号で無問題で家に着いた。

大分港から6時間140キロだった。

フェリー泊も入れて3泊4日のしまなみ海道&びわ湖ライドが終了、57歳で初の自転車旅が完結した。

今回の輪行で多少コツが判った。

行きは新幹線や飛行機で早く、帰りは旅人になっているからフェリーと自走でゆっくりと遅いほうがいい。

贅沢なことだがそれがいい。









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  1. 2016/05/29(日) 18:08:18|
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しまなみ・びわ湖遠征日記 其の二

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KinoFit の木下智裕さんが表紙の CYCLE SPORTS 7月号

5月号に大分・熊本のツーリングルートの特集をしていただいたが、

今回の震災の影響で通れなくなったところがあり編集部の栗山尚久さんにきちんと明確に紹介していただいた。







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しまなみ・びわ湖遠征日記 其の二
今回は2日間でしまなみ海道(愛媛まで行けず)とびわ湖のサイクリングコース(南回り)のさわりだけを走り、宿の食事の参考店もセッティングしてもらい、なおかつ休職中の身ゆえ、宿泊は2泊とも神戸のサルトさん宅という何から何までお世話になりっぱなしの遠征となった。

向島で次に立ち寄ったのは、立花海岸のヨットハーバーにある可愛いパン屋『Sorire(スリール)』. さん。こちらにもバイクラックがあり「自転車乗り歓迎」の目印が心地良い。








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イートインができる2階はヨットハーバーが一望。3つ選んだパンのうち八朔デニッシュがこの地らしくて美味しくて、すべての値段も地元の方御用達価格。こんな立ち寄りスポットがいたるところにあるものだから、なかなか前に進まないものの、魅力満載の日本一のサイクリングロードだから、ゆっくりペダルを踏むところと、見通しのいいところはそれなりに巡行するところと強弱をつけて走れば濃厚なサイクリングになるのではないかと感じた。






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脇道からブルーライン戻り因島大橋へのアプローチ。
ほとんど海抜ゼロのブルーラインから橋まで、3%くらいの上りに押さえてあり、初心者の方でも走れる勾配になっていた。






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因島大橋のサイクリングロードは、しまなみ海道で唯一自動車道の下にあり、パノラマ的な景色は望めないものの、全長1270mの走行感はSF的体験。







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こんな看板にひかれて「サークルKサンクス」に寄ってみた。ペットボトルを買うと、普通のコンビニでくれる紙おしぼりをいただいた。ところがそれが凍らせてあって「暑いですが頑張ってください」と店員の女の子が笑顔で渡してくれた。友人と二人でびっくりするほど嬉しかった。というか感動だな。しまなみ海道は自転車乗りの受け入れるソフトもまさに日本一。






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生口橋はこれぞしまなみ海道という感じ。
残念ながら神戸まで車で230キロ走って帰らなくてはならないため今回はこの橋を渡って引き返すことにした。愛媛まで行くことはできなかったが、しまなみ海道は事前に想像していた数倍も魅力があり、やはり自分の目と足で確かめないと迂闊に判断すべきではないと、ものを言うべきでないと、今まで舐めて講釈を垂れていた自分に猛省した。






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ONOMICHI U2にあるHOTEL CYCLE、次はここに泊まってみよう。

さて、神戸へ230キロのドライブ。

夜は山本通りのキュイージ フランコ ジャポネーズ マツシマさんへ

松島シェフのフレンチは醤油や味噌といった和素材を取り入れ日本酒とぴったりだった。

阿蘇の牛が神戸上陸することを願う。






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宿では営業再開まで追っかけ取材があっている。

わたしのインタビューは・・・

落車。





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館内の工事が始まった。







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温泉掘削の搬入路の工事も始まった。

地鎮祭は31日、いよいよ。

立教大学観光学部橋本俊哉教授の『観光地の「災害弾力性」』の論文には、災害復旧のエンジンとなる観光は3種類があり、まずは地域の光や生きる勇気や誇り、さらには連帯感を取り戻す「精神的エンジン」、次に生きるための経済基盤、産業としての観光の「経済的エンジン」、そして、防災教育や震災ミュージアム等の「教育的エンジン」とある。蘇山郷の温泉掘削がスタッフだけにとどまらず、内牧温泉の復興の精神的エンジンとなればと願う。







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  1. 2016/05/27(金) 14:17:54|
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しまなみ・びわ湖遠征日記 其の一

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東京の友人のサルトさんから、しまなみ海道と、びわ湖のサイクリングロードの視察を提案され3泊4日で遠征してきた。
新尾道まで輪行で来さえすれば、あとのコースセッティングや移動、それに宿泊などすべて手配するからとその言葉に甘えさせてもらった。新幹線での輪行は初めてで、まずは自転車を輪行袋に入れる手順をネットを見て練習、新幹線に自転車を置くには車両の一番後ろにちょうど良いスペースがあるなど、宿に自転車旅に来られる人たちの苦労を今更ながら知ることとなった。5月20日熊本駅5時57分発さくら540号に乗車、広島駅で8時24分発こだま730号に乗り換え8時58分新尾道駅到着した。








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新尾道駅に到着するとサルトさんに迎えられこちらに案内してもらう。
構内の売店奥に自転車ウェアに着替える更衣室と空気入れまで完備、さすが尾道。駅に着いたら着替えてそのままサイクリングにスタートできるという便利さには脱帽。







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サイクリストに必要なサービスを提供する複合施設「ONOMICHI U2」へ移動するとその半端ない規模の大きさと快適な空間にびっくりした。ジャイアントストア尾道店にお邪魔しレンタサイクルのことなどを訊ねた。








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優良記念品的土産がこの上質なボトル。
しまなみトリコロールのテイストは、すでにディスティネーション到達の悦びに浸れる。すぐに使うと言うと洗って冷水まで入れてくれた。





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スタートする前にリュックをロッカーに預ける。
ここにはトイレ以外にシャワー室(1室)もあり、サイクリングが終わったらサッパリして帰ることもできる。






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ウッドデッキをスタート





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見栄えのいいカフェやレストランに青い海、その先には情緒ある港町の風景。

これぞ期待以上のしまなみ海道。






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向島を結ぶ連絡船が駅前渡船。

地元の人達の大切な交通手段であり乗船した瞬間にほのぼのとなる。

その地の人びとの日常感に接することこそ観光客が非日常感に浸ることであり、これぞサイクルツーリズムの醍醐味であろう。







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乗船するとおじさん集金に廻り大人100円と自転車10円の110円也。

ONOMICHI U2やジャイアントストアは地元の若い人たちの雇用を生み渡船関係者は年配の職となる。

国策たる総活躍社会は尾道にあった。







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これがかの有名なブルーライン。

従来の道のまま、「街つくりの一環として自転車が通ります」という宣言的な雰囲気が漂い、自転車と車が違和感なく走れる。






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さて、しまなみ海道らしい橋を渡る。

最初は向島大橋で脇道の散策。






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岩子島の集落の中の道は昭和にタイムスリップしたよう





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トンネルもあるし





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ネギ畑を抜けると海に出て堤防沿いを右に折れる。







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海岸線に朱塗りの鳥居

満潮に石燈籠と賽銭箱が沈んでいる。






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岩子島厳島神社だ。

境内が白い砂浜、朱塗りの鳥居は左右不対象

夏には海水浴場としても賑わうとか

本殿の軒下には忠臣蔵の赤穂浪士47士の描かれた勇壮な絵もあるという

そして、映画「男たちの大和/YAMATO」のロケ地になっている。





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ここに来るまで案内看板は確か、無かった・・・

恐るべし厳島神社

しまなみ海道ちょこっと脇道、ディープ過ぎる。







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  1. 2016/05/25(水) 16:30:14|
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明日から遠征します。

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明日からしまなみ海道とびわ湖のサイクリングコースを走って、帰りは神戸からフェリーで大分に入り、やまなみ道路を初自走してきます。関西からフェリーで阿蘇に来られる方が多く、営業再開後には、多少なりとも同じ苦楽で接したいということと、一度は個人的に走って見たかったというのが理由です。

温泉掘削のものすごく面倒な手続きも着々と進み、もしかしたら今月中に温泉を掘るやぐらが組めるかも知れません。震災で温泉が出なくなったための温泉再掘削における国の災害援助はたいへん有り難いものですが、それは「復旧」という温泉を汲み上げるポンプやパイプなどの備品が対象であり「掘る」のはその費用は含まれないようです。当然ながら温泉は施設の財産ですから掘って温泉を得るのは個人の資金になります。自然の恵みたる温泉はそのような大きな資産ですが、蘇山郷ではまだまだ活用されていなかったように思います。よって今回の震災を経て蘇山郷を従来の姿に戻すのではなく、今まで以上の売上を目指して温泉や館内のリニューアルに投資し復興します。

震災の影響で客足の遠のいた観光地における「復興」は、旅館・ホテルに対してのプレミアム旅行券の発行などがあります。ただこれは日本人向けの期間が短いものであり、長期的にオフシーズンにも集客することができる外国人観光客に向けての施策も大きく期待します。震災のあった夜、外国の方の初めて見る異様なパニック状態に遭遇したわたしたちは、彼らを再び呼び寄せることは簡単なことではないと想像しますが、まずは外国人の方の意見を集めることが必要ではないかと思います。もちろん自分たちでできること、しなくてはならない外国人向けの復興対策は順次行って参りますが、この規模の自然災害において前例踏襲のレベルではなく、あらたな観光地を造るようなデザインが必要になってくるのではないかと思います。








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  1. 2016/05/19(木) 16:55:19|
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みなさんの応援で第一歩を踏み出します


沖縄の安田慶さんと森美恵子さんがこんな映像を作ってくれてました。そして阿蘇を走られたみなさんから感動的な提唱もいただきました。このような熱いサイクリストの方々の応援に応えるために、阿蘇で一番にやぐらを立て、温泉掘削に挑戦しようとを思っています。どのくらいの湯量があるのか、何度の温泉なのか、どのくらい掘るのか、はたして温泉が湧くのか、不安を考えればきりがありませんが、とにかく蘇山郷はみなさんの応援で第一歩を踏み出そうと思っています。







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  1. 2016/05/16(月) 13:36:52|
  2. 宿のこと
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田植えの季節のサイクリング

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内牧温泉には熊本中核工業団地の中を通りミルクロードに出て二重の峠で来ています。毎朝まだ閉まったままの聖フランシス森の教会当りから赤水まで延々と渋滞が続くため峠を降りたらすぐに左折し149号を通っています。






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それはラピュタの麓の道になります。ラピュタ入り口の民家が崩れていましたが、今朝には跡形もなく更地になっていました。






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狩尾集落では着々と田植えの準備が進んでいました。






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震災後、最初の自転車乗りはカルキさんでした。








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あまりにも天気がいいのでサイクリングに出てみました。
湯浦の右廻りはすぐに通行止めになっていたので左廻りで走ってみました。田んぼや村中を通る道路には亀裂や段差があり注意が必要ですが、阿蘇らしい風景が楽しめました。七夕橋の短さ、いいでしょう。






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小嵐山の道は通行止めでした。
手野の名水を通りミクルロードに続く道に期待しましたが国造神社の先から通行止めでした。ミルクロードに上る道は二重ノ峠と212号、それにやまなみ道路の三本になります。

阿蘇の道の中でも象徴的なのが手野から宮地へ続く一直線の道。以前は一面の田んぼでしたが、4年前の水害で半分くらいに減り、今回の震災でまた減ってゆくのかも知れません。カルガモ栽培の田んぼも見当たりませんでした。






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旧57号に出て坊中を通りアピカの横から帰ってきました。車が少ない38キロの平坦コースはのんびり走って景色を楽しむには絶好の阿蘇の道でした。ただ、「見世物ではない」という被災者のこともありますから震災で傷んだ家屋はあまり見ないほうがいいかと思います。阿蘇神社も壁で見えなくしてありますが、本来は盗難や危険防止のためでしょうが、地元民にとって無残な形となった姿を見せたくないということもあるのではないかと思います。震災前の景色だけを切り取る視線で、もし良かったら阿蘇にお出でください。従来通り営業されている旅館やホテル、それに食事処も多くが営業再開されています。営業再開ということはみなさんをお迎えしたいということですから心配ご無用、笑顔でお越しください。






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  1. 2016/05/13(金) 14:16:52|
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蘇山郷営業再開予定日は7月1日

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文藝春秋6月号より
熊本日日新聞編集局による熊本震災の被災1周間の記録。まさに「喜べないスクープ」、報道を伝えるプロによる県内各地であった熊本震災のドキュメントです。阿蘇市内に自宅がある植木記者が遭遇した潰れたばかり阿蘇神社の楼門や、土のにおいがする落ちた阿蘇大橋のその時。

高森支局長の堀江記者が、東海大学農学部阿蘇キャンパスの崩壊した学生アパートに行くと、レスキュー隊員の呼びかけに瓦礫の中から小さな声で答えていた亡くなった女子大生のその時。時系列であの夜のことが淡々と書かれており、涙が溢れました。






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阿蘇でも小学校中学校が始まり学校の避難所が閉鎖されました。同時に炊き出しや風呂を提供していた自衛隊の方も帰られ、後方基地となっていた運動公園アピカのキャンプも元の状態になっていました。阿蘇地区の生活再建に関する各種受付窓口が、10日から15日までの午前9時から午後4時までの期間、阿蘇保健福祉センターに開設されました。そのほとんどが「り災証明書」の発行ですが、一刻も早く手続きしたい被災者の方々が集中したため昨日は午後4時までの予定が午前中に、今日も午前中に受付が終了されました。知らずに午後から訪れた人は、テレビで見る毅然と冷静さを失わない姿、そのようなものではなく、悲しく、怒りをあらわして帰られたのではなかったと思います。わたしだったら間違いなくそうしたはずです。被災者の方も、対応される市役所の方も、想定外の日々はまだまだ終わりません。ちなみに阿蘇保健福祉センターの受付の方は災害派遣の宮崎県の職員さん方でしす。

昨日、蘇山郷では従業員を集めて今後のことを話しました。それは新たに温泉掘削をすること、震災で痛んだ建物の修理をリニューアルを兼ねて行うこと、温泉湧出が前提ですが7月1日を営業再開の予定日としその間は休業手当を支給すること。そして、ひとりも欠けることなく、営業再開日に集まることを約束しました。

国道57号と豊肥本線不通という道の問題と、熊本城・阿蘇神社の傷みと阿蘇山へのルートも不通という観光スポットの問題を考えると、営業再開後の集客に不安はあるものの、従来の考え方を変えて新たな取り組みにより挑戦したいと考えます。






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同じ文藝春秋の京都大学生態学研究センター鈴木俊貴研究員さんのコラムに「シジュウカラにも言語があった」に目が止まりました。春先に繁殖期を迎えるスズメの一種、シジュウカラにとっての天敵は、カラスやヘビなどがあり、カラスなどが巣箱に近づいているのに気づいた親鳥は「ピーツピ、ピーツピ」と鳴くのに対し、ヘビの場合だけ「ジャージャー」に変わるそうです。
さらに、巣箱の内部に設置した小型カメラの映像を見ると、親鳥の「ピーツピ」という鳴き声を聞いたヒナはうずくまったのに対し、「ジャージャー」のときは巣箱から一斉に飛び出したそうです。
ヒナがうずくまるのは、巣穴から差し入れられる敵の嘴などから身を守るためですが、巣箱に侵入するヘビの攻撃を避けるには外に飛び出すしかありません。つまり、シジュウカラはヒナに捕食者の「種類を鳴き声で伝え、ヒナはそれを理解して危険を回避したと考えられるのではないかと書かれていました。

4年前、北部九州豪雨により当館は床上浸水の甚大な被害を受け1週間の休業と営業しながらの改装でしのぎました。しかし、今回はヘビ。壁にぶち当たりました。旅館の命である温泉を失った訳ですから一旦巣箱を離れるしかありません。でも、その偶然の機会で得る経験によりピンチをチャンスに変える時と考えることにしました。先の予測は難しい。だからこそ過去にとらわれず懸命に雲を突き抜けるように考えて工夫することが大切であると思っています。







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  1. 2016/05/11(水) 19:04:01|
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Ride For Kumamoto

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2日間に渡って阿蘇・小国で開催された熊本震災チャリティーライド「Ride For Kumamoto」に参加してきました。

小国・玖珠の杉山と、南小国・阿蘇の大草原

目を奪われるような明暗の景色は、ひっそりと静かな山の道の連続でした。

この感動のコースと、復興の第一歩を踏み出すライドを提案してくれたのは写真家の丹野さんでした。

熊本の観光に携わる者としてこの恩は忘れません。








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そして、参加された皆さんも忘れません。

心より御礼申し上げます。

阿蘇ライドのスイッチを入れていただいて

感謝致します。







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  1. 2016/05/09(月) 16:56:43|
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震災後、外輪山から阿蘇を眺めるルート

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Photo by uehara
すべての力を出し切って150km走ってきました。
それも一緒に走った水曜会の上原さんのお陰、走行後は久し振りに超絶ホルモンに浸ることができました。

菊池発で矢谷渓谷側から八方ヶ岳林道に入り、終点の穴川集落の直前で崖崩れで通行止めになっているため竜門ダムへ迂回するルートでダム湖畔の道に出て、水の道で国道387号、立門から先は菊池渓谷付近で崖崩れで通行止めのため、兵戸峠越えで小国に出て「茶のこ」さんへ行き、来店されていた自転車つながりのみなさんから応援の熱い言葉をいただきました。帰りはそば街道からミルクロードに出て最近通っていないミルクロードを走ると、眼下に広がる景色に不思議な感動を憶えました。









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北山展望所には観光ヘリが待機しており、そんな需要もあるものだとちょっと感心、この際ラピュタを上空から見るのもいいかもと知れません。ラピュタは警備の方が常駐されており入口より通行止めで景色は一切見れない状況でした。あの崩壊を目にすれば仕方ありません。スカイライン展望所も入れなく、外輪山からの展望は大観峰・北山展望所、それにかぶと岩展望所に限られています。ここから大津方面に下り車帰の交差を右折し県道23号を下り旭志経由で帰ってくる震災後の通行止めや渋滞を避けたルートで阿蘇周辺を満喫してきました。
国道57号が通行止めのため阿蘇に行く熊本市内や菊池方面からのコースは、大津からミルクロードを上り車帰交差右折し二重の峠を下って赤水に出るルートに限られます。よって、災害救援の車両や一般車両が集中し常に渋滞しているため自転車で上るには不可、よくありません。なので自転車の方は、県道23号(四季の里を目指して菊池人吉林道で県道23号に合流)を上り車帰交差に出てミルクロードを上るか、菊池から素直に387号で小国に出るルートがおすすめで従来と変わらず外輪山から阿蘇を眺めることができます。






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  1. 2016/05/06(金) 08:53:03|
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菊池人吉林道/八千代座/土橋理容店

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鞍岳の麓を通る菊池人吉林道は問題なく走れました。
菊池市伊牟田から上り県道23号まですれ違う車もなく貸し切りのアップダウンを走りました。23号から旭志を抜け伊坂のセブンの脇から325号の下をくぐって合志川沿い走り植木温泉を抜け分田橋を渡り「ゆうかファミリーロード」で豊前街道に行きました。






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震災後の八千代座に来ると、周辺の古い家屋はブルーシートで覆われているのに瓦一枚も落ちていない様子。ちょうどそこに山鹿サイクリングのタカさんがいらっしゃって、耐震構造になっていると教えていただきました。なるほど、人間国宝のような役者を呼んで公演するには、古い建物でも耐震が必須ということでしょうか。お陰で今後も遠来の自転車乗りを案内することができます。帰りは石の風車がある一本松公園経由で帰りました。約100キロのこのコースはなかなかの走りごたえと、のんびりとしたサイクリングの両方が楽しめておすすめです。






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震災後2週間休業されていた男性専科土橋理容店の営業再開を知り早速行ってきました。この周辺は古い建物が多く、被災したところが度々目に入りましたが、土橋さんの店は大丈夫、さっぱり生まれたての気分を味わいに是非どうぞ。県外の方もウェルカム、来店の際にはご予約の上お越しください。≪予約専用ダイヤル 090-1366-4141≫







FLUCTUAT NEC MERGITUR 
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  1. 2016/05/03(火) 18:58:36|
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大好きな林道は最後の数キロで閉ざされていた。

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内牧から三久保の交差点を内牧駅・8mの農免道路方面に左折し、しばらく進むと「段差あり」の看板があります。その段差は1m以上もあり、勾配をつけて片側走行で通れるようにしてありますが、最徐行しないと車の腹を擦りますので注意が必要です。この地盤沈下というか異常な断層の変化は今回の地震の凄さを垣間見る個所でもあり一度目にしてみるものいいかも知れません。そのような生々しい状況ながらも近くには節句祝いのこいのぼりが泳いでいます。農家では被災の片付けをよそに田植の準備も進んでいます。子供の成長も、梅雨も、待ってはくれません。






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正面から見た狩尾峠

一昨日、二重の峠を下っていたら何台もの大型バスとすれ違い、それには「中部電力」さんの名前、最後に見たバスには11号車とあり、中に乗っていらっしゃるのは200人から300人の方でしょうか、その数にびっくりしました。100台を超える電源車により被災地に電気が通り、その後、赤水から新たな鉄塔を立てて送電線から先日安定した電気が供給されるようになりました。10日を超える復旧作業、ご苦労さまでした。

昨日は多くの自衛隊車両が任務を終え峠を下っていました。インフラ整備が終わり、残るは避難所への炊き出しと、お風呂や水の配給をされる隊員さんが残られています。





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5月1日と2日は休みを取り、家の片付けと久し振りに家族と一緒に過ごします。今日1日は、おはようサイクリングで菊鹿町のあんず丘を経由し八方ヶ岳林道に行ってきました。林道の麓の集落には一軒たりとも屋根をブルーシートで覆った家はなく道路の崩壊も見ることはありませんでしたが林道は相当やられているはずなので行けるとこまで行こうと思いました。ところが阿蘇で見るような景色はなく、崖崩れは一ヶ所道の半分まで砂で埋まっているだけで、あとは野鳥の鳴き声と新緑を愉しみながら快適なサイクリングでした。ただ、あの震度でしたから、林道の所々に落石がありますが、まあ呪い師が念仏を唱えながら石ころをパアーっと散りばめる、そんな程度、この林道にとってはいつもの風景でした。






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菊池市の境界に入ると崖崩れの個所と規模が多くなりましたが、この道路地図があるところまで来ると、あとは下り一辺倒で林道の終点穴川地区に着くjことができます。腹も空いてきたし、炊き立てご飯と味噌汁に焼き魚あたりで朝飯を楽しみに家を目指しました。






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ところがあと数キロというところで完全に道を覆う崖崩れ。通行止めの案内は一切なかったので安心していたんですが、この震災で人がほとんど通らない林道の道路告知は仕方ないところ、諦めて引き返すことに。しかし、ここからの上り返しは心が折れ、朝飯は諦めて補給食を取り迂回路を捜しながら来た道を進みます。するとセメント道があり竜門ダムの文字、舗装面はツルツルではなく敢えてざらついたようにしてあるくらいの急勾配でした。握力を失うくらいの下り坂が続くとダムと集落を結ぶ旧道に出て、これから先は道路崩壊がないことを祈りながら無事竜門ダムに着くとこができました。あとはいつものコースで自宅に着き、朝飯前の林道はややサバイバル的な緊張したサイクリングになりました。

3日は営業を再開した土橋さんでさっぱりしに行きます。5日は上原さんと小国ライド、そして7日8日はどっぷり小国に浸ってきます。こんな時ですがいつものルーティング通りに減速することなく進みたいと思います。

蘇山郷は水道管の配管修理中にバルブを壊し、部品が届くのが9日になり、それまでずっと水が無い日が続いています。支援物資により飲み水の配給に行く必要はありませんがトイレが大変です。それと賄食が作れず住み込みのスタッフが離散した状態です。温泉の復旧の目途が立たないため救済をメディアに訴えようかと思っています。しかるべき行政は、もっと困っている方を優先するのは当然であり、一企業の営業再開に手を差し伸べるのはまだまだ先のことでしょう。ただしスタッフの不安はぬぐいきれません。その狭間の立場であるわたしは、行政や近くの旅館との協調よりも現実的な視線に目を向けるべきと考え、災害ボランティアとして温泉の専門家に地下の状況を推察してもらい、何百メーター再掘削すれば温泉が湧出する可能性があるのか、その診断により館主の決断の一助になればと思っています。出過ぎた行為と知りながらも苦悩のスタッフのためにわたしにできることをしたいと考えます。







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  1. 2016/05/01(日) 18:00:25|
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