コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクで走るの魅力を紹介します。

革新に挑み続けねば・・・

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「劇場版弱虫ペダル」のブルーレイ&DVDの発売に合わせて作られた「熊本ロケ地マップ」が届いた。

発行は熊本県観光連盟・・・スゴイな!

先日の「CYCLE SPORTS」誌への手厚い取材協力の大分県といい

このような行政のみなさんの積極的姿勢は

サイクルスポーツが地域経済に影響をもたらすアクティブ市場として九州でも認知されたのかな。

自転車乗りの四国の市長さんや、知事さんのいるところだけと思ったいたら、時代は変わったね。

まだのところは早く取り掛からないと数年後には

「革新を怠った」と、さえ言われかねないくらい競争は速くなっている。

例えば、ジャイアントさんのショップやサイクルステーションの誘致なんて

全国の市町村から問い合わせが凄くて争奪戦の勢いと聞いている。

でも、金太郎飴じゃね。







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単に比較することはおかしいが、中身は、弱虫ペダル新聞の熱さのようなものは伝わってこないなあ。

コース紹介の記事を担当された日刊スポーツの澤野さんは、

現在、産経新聞グループのデジタル事業会社「産経デジタル」が 運営する、自転車とサイクリングの総合情報サイト

「Cyclist」(サイクリスト)に転職された熱烈なサイクリスト。

こんな人だから、てんこ盛りのようなものが出来たんだと思う。

弱虫ペダルで宿を訪れる人のほとんどが女性

そんなアクションを起す層の人たちの意見が紙面に盛り込まれたら良かったのかも知れない。

多言語版に期待!








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注文していたD7200が届いた。

自転車とカメラは24時間体制の商売道具だし

失速しないためにも

金太郎飴にならないためにも

今、投資しないと「革新を怠った」と、後悔しないためにも、

D90とGRⅣを手放して手に入れた。

自転車と同じように、自己満足に浸った末を見せてあげたい。









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  1. 2016/02/26(金) 17:04:21|
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やがて阿蘇日和、CYCLE SPORTS 5月号をご覧あれ

2016221yP9150215.jpg photo by pedal N

以前ラピュタの記事でお世話になったサイクルスポーツ編集部の栗山さんから声を掛けてもらい阿蘇取材に同行してきた。

掲載は3月20日発売「CYCLE SPORTS 5月号」で、タイトルは『大分〜熊本「九州横断やまなみハイウェイ」をゆく』

今回の特集記事は大分県がメインというお話

大分のサイクルツーリズムの展開は目を見張るばかりで

自転車メディアにも熱烈な協力姿勢で、サイクルスポーツさんもびっくりされての今回の取材。

広島県尾道市と、愛媛県今治市を結ぶ「しまなみ海道」から、海を渡って続く別府・大分基点の「やまなみ街道」の構想に向け

まるでギャロップで疾走してくるかのような砂煙が牧の戸峠からは見えてきそうな勢いだ。

きっと行政に自転車に熱い方がおられるのだろう。

熊本県阿蘇は、やまなみハイウェイを自走した先にある存在として紹介されるが

「劇場版弱虫ペダル」のDVD・ブルーレイも発売になったし

壮大なコースと自転車乗りを応援する施設など

豊富な魅力あるコンテンツを全国のサイクリストの琴線に触れさせるような誌面になればと取材に参加した。

そこで、まずは「いまきん食堂」。









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チェックアウトする方に、「今日はどこへ観光に行かれますか?」

の答えが、「いまきん食堂」。

家族経営の食堂が、「あか牛丼」ひとつで年間を通して内牧温泉に集客できる施設になった。

ただし、自転車乗りにとってはいかに美味しいとしても2時間待ちの行列に並ぶのは現実的ではない。

そこで道向かいにある今は静かな本店跡の自宅で、弁当の販売がこの日から始まり、テイクアウトのランチとして紹介した。

白衣のさとし君(いまきん食堂代表)は、今回の取材を機会にキャノンデールでロードデビューするらしい。

190cmの体格だから、さぞやかっこいいだろう。








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試験的第一弾

鶏そぼろ弁当700円でスタート








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夜は、サイクルスポーツのみなさんと食事会

さとし君と、いまきん食堂にあか牛を提供するカルキさんも参加して大いに盛り上がった。








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翌朝、みなさんは早朝のミルクロードへ行かれ、雲海は出なかったもののいい感じのショットが撮れたらしい。

宿で朝食後、阿蘇神社へ。

境内に続く湧き水豊富な門前町の散策

一本の雑木を植えてから始まった門前町は多くの外国人で賑わっていた。

まずは、サドルラック設置の「とり宮」さんへ









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揚げたてのホクホクと美味しい馬肉が入ったコロッケ「馬ロッケ」を店の前のベンチに座って食べるシーン

いまきん食堂の行列近くで、カメラを前に弁当を食べていたら

「あの人たちって有名人?」なんか声も聞こえたりして

すでに門前町での視線にも慣れてきたような。







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お隣のお菓子工房「たのや」さんでは、一口サイズのシュークリーム「たのシュー」を店舗でいただく。

撮影が終わったら続々と外国人ですし詰め状態になった。

こちらでもオフシーズンに有り難いお客さんとなっている。







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南阿蘇に移動

輪行プランとして ① 熊本駅(豊肥本線)→立野駅→南阿蘇鉄道
            ② 熊本空港→無料シャトルバス→肥後大津駅(豊肥本線)→立野駅→南阿蘇鉄道

南阿蘇鉄道で降りる駅は、日本一長い駅名の「みなみあそみずのうまれるさとはくすいこうげんえき」









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誌面では列車の後ろにカメラマンさんいて橋の上のわたしたちを撮る。

「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」から「劇場版弱虫ペダル」のインターハイコースとなる吉田線を目指す。









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吉田線のベストビューポイントはおさえた。

草千里に向かうヘリポート付近で阿蘇山の白煙をバックに走るシーンも

坊中線の豪快なダウンヒルを撮って内牧温泉へ下る。








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自転車乗りの店員さんがいる「Zenカフェ」へ

こちらにもサドルラックがあり自転車乗りは気遣うことなく入店できる。

わたしはここで別れ、みなさんはミルクロードのシーンを撮って熊本空港に行かれた。

サイクルスポーツさんとは自転車とブログを始めた1年後の2008年に初めて声を掛けていただいた。

次が2011年に栗山さんのラピュタの記事で、このブログで「ラピュタ」と呼んでいたのが初めて正式に「ラピュタの道」と言うことを知った。

そのときのエントリーがこれで読み返すと実に懐かしい。 

今回もラピュタは通行止め区間外のところからデリケートに紹介されるが駐車場ができるまでは残念だが仕方がない。

この本の発売は3月20日、ちょうど野焼きが終わっている頃で阿蘇山や外輪山一帯は真っ黒のはず

これも1年に1度の景色なので目のあたりにする価値は大いにあると思う。

今年の野焼きも狩尾区民として参加する。

そして、ラピュタを燃やす。









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  1. 2016/02/24(水) 17:33:11|
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わたしの追い風

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東京からペダル女子2名が空港からタクシーをチャーターしてラピュタ経由でお越しになった。

空港に待機しているタクシーに乗り込み、運転手さんに行き先を「ラピュタ」と告げると

「ああ、天空のラピュタね、昨年から多いですよ」と言われ、車内で大いに盛り上がったそうだ。

しかし、着いてみると工事中の看板があって展望スポツトには行けず

小野田坂道君と巻島さんとの感動の出会いの場面に立つことは夢に終わってしまった・・・


ミルクロード沿いに駐車場が出来るまではこのような状況が続く。

遠路よりはるばるお越しになるファンの期待に沿えないことは非常に残念であり地元としてたいへん申し訳ない。

2月17日には劇場版弱虫ペダルのDVD・ブルーレイも発売され、シーズンオフにも関わらず阿蘇に追い風が吹いている。

しかし、現在の駐車スペースでは工事車両分しかなく、少しでも見れるようにすれば、またミルクロード沿いの駐車が増え危険

よって、打つ手はない。

現状最終的な対応を求められる結果となった阿蘇市は精一杯されていると思う。

今後、このような状況を解決するための提案、将来を見据えた阿蘇観光の全体像を担うような提案の場はあるのか

廃業された多くの施設を見渡せば、視点が偏る組織による今の施策の延長線では勢いを吹き返すには乏しい

タクシーで浮島神社へ向かう女性二人を見送りながらそう感じた。








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まだまだ外輪山を走る気にならず、ホームグランドは菊鹿町の矢谷渓谷やあんずの丘周辺

朝連は3日続けて只今休憩だし

背中を押してくれる追い風の季節になるまでボチボチとボチボチと。







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走ったあとは、クルマで移動して、『d-word for men's life(男性専科土橋理容店)』へ

追い風に乗りまくりの土橋さんにパワーを貰う。

県外の自転車乗り方も熊本にお越しの際には是非。








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土橋さんの帰り、ちょっと悩んで

かなり悩んで

相当悩んで

雲の中から光が見えた。

ピカッと・・・







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取り敢えず見るだけと思ってキタムラに立ち寄ると

思わずの衝動買い

レンズはSIGMA17-50mmに決めた!

追い風を得るには投資も必要。







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  1. 2016/02/20(土) 19:06:18|
  2. ロードバイク
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映画『オデッセイ』と肴屋『夢路』

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油紙に包まれたダニエル・デフォーの『ロビンソン漂流記』が最初に読んだ岩波文庫だった。
当時は中学の野球部で練習に疲れ果てても何度も何度も読み返し、無人島に漂着したロビンソンが独力で生活を築き、知恵を絞り故国に帰る姿に熱く感動していた。その後、映画化されたものを観たが小説を越えることは無かった。

映画『オデッセイ』を観た。
読んではいないが『火星の人』という小説が映画化されたもので、マット・ディモンの演技力と奇想天外の展開にスクリーンに釘づけになった。『ロビンソン漂流記』の無人島が火星であり、食料自給のためじゃがいもを栽培するのもロビンソンの麦と同じ。科学が進歩した時代になっても作物を収穫する喜びや、次々に立ちはだかる壁に知恵を絞って挑戦してゆく姿は2時間30分近い上映時間だったがあっという間に終わった。食料を補給するロケット打ち上げに失敗し呆然となったNASAに新たなロケットを提供したのが中国というのも今の時代ならでは。







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夜は夢路に行った。

夢路の大将が選ぶ鰹節、昆布、椎茸の最上級の材料から抽出される優雅で奥の深い旨味ある出汁は

「プロが選ぶ旅館100選」で、30年料理部門日本一の指宿温泉秀水園と

引けを取らないと拙いわたしの食の体験の中でそう思っている。



付き出しは自然薯の吸い物風

いきなりの風味豊かな出汁に一口飲んだビールは家内に任せ

あわてて熱燗二合を注文する。








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全部火を通すものを注文したので、「ちょっと時間がかかるからこれでも食べて」と大将から出されたのは

寒鰤。






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白子は湯引きにしてもらった。

出汁も抜群だが、素材以外に下処理が優れるのが旨さの秘訣か

こんなに美味しい白子は初めてだった。






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ほとんど丼サイズで出されたのは夢路の茶碗蒸し

蒲鉾や椎茸、肉といった具材ではなく、記憶を辿るといろんな海鮮だったような。








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名前は揚げ出し豆腐だが

野菜や魚や海老がたっぷりと彩りよく配されたこれも感動の一品






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最後の締めは大皿に威風堂々と盛られたのは鯛の煮付け

プヨプヨ、ホクホクで身もたっぷりで脇役の菊池水田牛蒡も美味しく

悶絶。





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夢路は大将と奥さんの二人でもてなす店だから、注文して料理が運ばれてくるまでそれなりの時間がかかる。

場合によってはかなり待たされることもあるからそれが嫌な方は店の暖簾はくくらないほうがいい。

すべてのメニュに、こだわりがあって、面倒な手間のかかるものばかりだから、安くはないがわたしは高いとは思わない。

いい店だから、これからも変わらず、元気に、小声で、「いらっしゃい」、と、さり気なくつぶやいてほしい。

映画『オデッセイ』の中でわたしが一番感動したのは

NASAがいろんな人材と協力してマット・デイモン演じるマーク・ワトニーの掟破りの救出作戦が実行されるところでかかる曲が

デビッド・ボウイ『スターマン』

このシーンには泣いた。

夢路でも頭のなかでずっと聞こえていた。








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  1. 2016/02/15(月) 18:29:08|
  2. おすすめ食事処
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記憶を辿る愉しみ

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暗い朝はまだ走っておらず、休みの日の9時半10時から山に走りに行っている。毎朝暗いうちに目覚め一瞬自転車に目がとまるが、まだ心は動かず愛犬を膝に乗せ新聞を開いている。しかし、走るときは100キロ、全力が目標。

ここのところ定番コースとなっている八方ヶ岳林道に行ってきた。矢谷渓谷から林道に入り、キャンプ場を抜け登山口を過ぎ薄暗い樹木が覆う道を上ったり下ったりしていると、やがて山が開けて陽が射す里山の懐かしい風景となり50年はタイムスリップした山の神の集落に着く。八方ヶ岳のカニ岩を背に山々が見渡せるポイントはいつ来ても和むことが出来る。

林道をどんどん進んでいると、また開けたとろこに椎茸のボタ木が並べてあり写真を撮っていると、すれ違った軽トラックおじさんと話し込むことになった。84歳、この当たりの山の地主。趣味はイノシシの罠猟。今期は24頭獲って大きいのは80キロを超えていたと自慢しながらタバコに火を点けられた。おじさんはこの道の先で猟犬で追うイノシシ猟をしているが、自分はひとりでする罠猟が性に合っているそうだ。この時期のイノシシは、シイやドングリ、クズやヤマノイモなどの根などを餌としているが、奥山の雑木山をどんどん切り開いてヒノキやスギの植林になったものだから餌がなくなり里へ下りて農作物も荒らすようになってしまった。「害獣」指定とになったイノシシは駆除の対象となり長期に渡り狩猟されている。「猟は面白い、終わってからの焼酎も旨くて唯一の楽しみだ」と話してゆっくりと山を見渡しながら下って行かれた。お陰で体がすっかり冷えてしまったが、山の地主と知り合いになることができて良かった。田舎は知り合いになることがとてもとても大切なことだ。

脱いでいたウィンドブレーカーを着て走り始めると、おじさんが言っていたイノシシ猟に出くわした。まずは獲物を追う猟犬の遠吠えが聞こえ、しばらく行くと谷に向けて猟銃を構え座り込むおじさん。その先にも要所に猟銃を手にするおじさん達が数名、おじさんたちはかなりの年配でこれだけの人に囲まれるとイノシシに間違われて撃たれぬよう目立つ色のウィンドブレーカーで良かった思った。ときどきニュースに山菜採りの人が獲物に間違われて撃たれる事件があるが、緊張感漂うこの状況で藪の中でゴソゴソしてたら撃たれてもおかしくは無い、山では派手な目立つ服を着るべきであると猟犬の声が近づく林道を逃げるように走りなら思った。イノシシを撃つときは散弾銃で玉はバラ玉ではなく一発で仕留めるスラッグ弾(ひとつ玉)だから当たったらひとたまりもない。


イノシシ猟の区間を抜け猟犬の声も聞こえなくなり、アップダウンが連続する走りごたえ十分の林道サイクリングを愉しんだ。菊池市に入りしばらく走っていると通行止めの看板があり試しにどの程度の状況か進んでみると法面工事の現場だった。崖の上には重機が並び、泥や岩の山が道を塞いでいた。強引にかついで泥だらけになれば行けたかもしれないが、通行止は通行止は、今来た道数キロを引き返した。やがて麓に続くセメント道の迂回路があり下る。かなり急な坂を慎重に行くとやがて民家が見えてきた。そこは「あれっー」とびっくり、我が家から5キロほどの菊池市竜門の白木の集落だった。さっきまで臆病なわたしは山深い木々に覆われたところをビクビクしながら走っていたのに、一気に平穏な世界に戻って緊張感が抜けてしまった。








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竜門ダムまで上って水の道から国道にて出て隊道トンネルから伊牟田の集落を抜け菊池人吉広域林道を走った。クルマもなく快適なコースだがここもアップダウンが微妙で懸命に走ると足が攣りそうになってくる。心肺筋力とも気持ちに届かず、急な坂になるとスローモーションのようになってしまうが、今日の一歩は必ず明日へ繋がると信じ顔を歪めて走り、四季の里から下って家路に。ジャスト100キロ、5時間半も掛かって林道2本終了。今の時期の山は椎茸用のボタ木としてクヌギの伐採や、スギやヒノキの
伐採のシーズンでもあるので、木に遮られて見えなかった新たな景色を目にすることができる。






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昨夜は宿の館主と自転車関連の方と三人で熊本市内で会食をした。どこにしようかと相談されたがほとんど阿蘇にいるので思いつかず、熊本名物はもう何度もとの返事もあり、男三人でコース料理もあり得ないし・・・さて、
前職のとき板前が入れ替わった際に料理を変えようと評判の良い食事処や旅館・ホテルを新しい料理長と一緒に食べ歩いたことがあった。その最初に行ったのが熊本市内の「串揚げ楯己」、客室でお座敷串揚げをするため参考にさせてもらい、以後試行錯誤しながら評判を得ることができた。そんなことを思い出し行ってみたら手塚治虫風のベレー帽の方も当時のまま、サプライズ的な雰囲気とトークも昔のままで味もよくゆっくり会食を愉しむことができた。







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揚げあがったら五種類の相性のいいタレの上に置いてくれるから迷わず食べることが出来る。








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最後の一品が終わると、追加としてアスパラガスと菊池水田ごぼうの紹介があって、それがまた注文しない人はいないだろうというくらい上手でまたまた食欲が湧いてきた。味の方は抜群に美味しかったのは言うまでもない。

ここで三人それぞれ分かれわたしは電鉄バスで帰った。何年振りだろう、乗客は高校生がほとんどで全員がスマホ中。各駅で停車し花房の坂を下るときには一人になった。菊池平野側を覆っていた桜や杉を低く選定してあり素晴らしい夜景を見ることができた。確かに隠れていた風景を見せるとより魅力ある景観となる。ななつ星in九州の運行が決まり大分-由布院間などの通勤・通学主体の路線沿線で竹や木が切られきれいになった。普通列車の車窓からの風景が新たな観光資源に加わったということもあるが、まさに花房の坂も徳富蘆花の「思出の記」で喩えられている弁当箱の底のような菊池平野を見ることが出来るようになっていた。まさに僕の揺籃(オルゴール)だ。

1946年5月、先の大戦で4年振りに南方の戦線から復員した父が、花房から見た菊池の景色を見て、「やっと生きて故郷に帰って来たんだと体中が震えた」と何度も聞いた。昔ながらの遮らない景色に保ってゆくことは地元の人にとっても大切なことである。

菊池駅到着、今は菊池プラザと何とも品のない名前になってしまった。家内に迎えの電話するとすでに娘と飲んだのでタクシーで帰ってと言われたが歩いて帰った。昼間の街並みと違い余計なものが見えなくて菊池高校生時代に夜間脱走して友達の家に遊びに行ってた頃を想い出した。引き締まった冷気が心地よい。「ゆべし本舗 泉屋」は無かった。「中原松月堂」の交差点を曲がりすでに店をたたんだ看板を見ながら40年前にタイムスリップしたような気分になった。「三木誠文堂」があった先を右折し正院町に入り、「藤吉ふすま店」には家の明かりが見えた。家内がのっぺい汁をするときに必ず必要という「廣田かまぼこ店」も健在のようだった。迫食料品店を左に曲がって木村燃料店の路地を見ると昔はもっと長かったように思えた。三苫理容店の前の路地から先は、長屋みたいな古びた家屋があって子供が多く活気あるところだった。腕白だったわたしもよく悪さをしながらここの仲間と遊んでいた。そんな記憶が蘇らせながら家に着いた。部屋のドアを開けると頬を赤くした笑顔の家内と娘がいた。まるで当時を見ているようで思わず笑ってしまった。







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  1. 2016/02/10(水) 18:52:00|
  2. ロードバイク
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初めての講演とは

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菊池地域観光推進協議会から「おもてなし研修」の講師の依頼があった。
内容は「菊池地域における外国人観光客のおもてなし」というもので、本来は宿の館主の分野だが、菊池在住ということでわたしが指名されることになった。最初はお断りしたが、「宿で毎日やっていることを話してもらえれば」ということからお受けすることにした。後日送付されてきた資料を見ると、40分の講演に質疑応答やグループワークへの助言・講評が60分で、開会の挨拶からするとトータルで2時間のゼミナール。謝金と交通費まで用意され、責任感が重くのしかかり講師席での孤独な2時間が垣間見えてきた。資料作りに取り掛かる。しかし、期末テスト前の心境で、来週から始めよう、明日から、と延ばしに延ばして、「個人旅行の外国人集客の必要性」を主題とした。最後は南小国町観光協会の森永君に資料のパワーポイントを修正してもらい実に久し振りにスーツを着て赴いた。会場では、かっての旅館の仲間や、懐かしいメンバーとの再会もあったが「講師席」という未知の舞台では上の空で落ち着いて話す機会もなかった。

10分もオーバーして見たくない正夢が終了して目が覚めた。補足説明用の資料も見る余裕もなく書き込んだ書類は一切必要としなかった。動画再生の8分間に飲んだペットボトルのお茶は美味しかった・・・終わった。

そのまま自宅に帰り、まだ日暮れまで50キロくらい走れる時間はあったが、本棚から一冊の本を取り出し、キャビネットから一枚のCDを選んで炬燵に入った、。いずれも憂鬱にやさしい本と音楽で、シューベルトのピアノ五重奏曲「ます」と、ヘミングウェイの短編「二つの心臓の大きな川」。優雅に泳ぐ鱒の風景をピアノが奏で、大きな鱒を釣り上げる躍動感の物語は、やがて40年御用達のセットとなっている。疲れた、久々のセットの出番となり、聞きながら読んで自分にやさしくした。








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かっこいいタイトルの17年前の本もいい。

今回は重傷だったのでこれも読んだ。



視界を開かせる努力

充実感のない人生を送っていたのでは

牙を抜かれ去勢されてしまい

早くにくたびれ果てヨボヨボになってしまうだろう

視界を開かせる努力は、ときどきは必要と心した。







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翌日、宿に来るとニタニタとするスタッフ

机にはこれがあった。








205B2_poster_151.jpg
視界を開かせる努力の結果は

早かったなあ。









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  1. 2016/02/06(土) 16:29:32|
  2. その他
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今年の初レースはオートポリス3時間耐久

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d-word for men's life(男性専科土橋理容店)より寒中見舞いが届いた。

「土橋さん、週休二日制、よろしいんじゃないでしょうか。」

その分、また予約が取りづらくはなるが、土橋さんが成長することが

顧客の思いを叶える多様なチャンネルを磨くことにつながることだから。







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今朝のスカイライン展望所

菊池渓谷過ぎたら山は白くなり、深葉の集落からは真っ白の雪景色だった。

週末は雪になるというから、また渋滞する国道の通勤になるのか・・・







201623okDSC04330.jpg
日曜は久し振りにミルクロードを走ってきた。

立門からオートポリスに通じる渓流沿いの道を走ると

ほとんどクルマも通らない清流を眺めながらのサイクリングはいい感じだった。






201623okDSC04325.jpg
滝を過ぎると後ろから猛烈な勢いで迫ってくるようなエンジンの爆音がしてくる。

オートポリストを走るクルマの音が山に反射して聞こえてくるのだ。

サーキットに近づくにつれフルスロットルのエギゾーストノイズが響いてくる。

山奥の静かな渓流沿いの道には不似合いだが、ここならではのサイクリングの効果音ともいえよう。






201623okDSC04334.jpg
4月29日の3時間耐久レースには、宿のスタッフが初参加のソロで出ると猛練習中、なのでエントリーしようかと思っている。

翌日は阿蘇望だが、連日なのでこちらはパスか・・・






201623okDSC04336.jpg
かぶと岩展望所の「Pig Fluke cafe 」で休憩

ここに来たら必ず注文するのが、「ジャージコーンスープ」320円

汗をかいて冷えた体には、塩気のあるとろりとしたいつまでも温かいスープは格別だ。

ここからミルクロードを走っていると道沿いで猟をしている地元の方に出くわした。

たぶん狙っているのはイノシシだったか、

以前はラピュタでも見かけたが、5~6人のグループが猟犬で藪や杉林から草原に獲物を追い、高台から仕留めるというものだ。

止まってその瞬間を見ようかと思ったが、緊張した雰囲気の血の気の多そうなオジサン達だったのでそのままスルーした。

二重の峠を下り赤水に出て、旧道から東海大学阿蘇キャンパスの脇を通り

栃木温泉から阿蘇長陽大橋を渡って大津経由で帰った。

走行距離は90キロ弱でそんなに目一杯走ったわけでないがヘトヘトだった。

体重もベストから2キロ増量し、週一ちょこっと走るだけの今の体力ではそんなものだろう。

そろそろ始動しようかと思っていたが、今日をきっかけに4月のオートポリス3時間耐久レースを目標に決めた。

昨年の31周を最低でもクリアし、できればあと一周。









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晴れてくれよ。








FLUCTUAT NEC MERGITUR 
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  1. 2016/02/03(水) 15:42:24|
  2. ロードバイク
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阿蘇内牧温泉の温泉旅館から欧州の山岳コースを彷彿させる阿蘇サイクリングの愉しみ方を紹介しています。

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