コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園の中央に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクを通じて阿蘇の魅力を紹介します。

執念に心打たれた日

20151028samuIMG_2287.jpg
NHK熊本放送局の番組「クマロク」のなかで阿蘇サイクリングを紹介したいとお話があり

アナウンサーの方とミルクロードを走る取材(話の方が多かった)をしてきた。

番組は11月6日に阿蘇神社周辺から生放送される60分の特別枠だそうだが、ちょうど沖縄に発っているので今回の収録となった。

一緒に走る佐藤アナウンサーはロードバイクが始めて

バイクは銀輪さんからデ・ローザをレンタルし、乗り方をレクチャーされての出演だった。

かぶと岩に集合し、ラピュタまではいい天気だったが、北山展望所では風が強くなり、震えながらのインタビュー

大観峰で佐藤アナウンサーお手製おにぎりでランチをし、ミルクロードを何度か走るシーンを撮って終了。







220151028samuIMG_2286.jpg
感心したのはいい絵を撮るまで妥協を許さないカメラマンさんの執念

その粘り強くさには感服した。

わたしのインタビューは全く駄目で、阿蘇山も霞んであまりいい条件ではなかったが

それをどんな風に番組としてつなぎ合わされるのか、愉しみだ。







20151029japa_DSC0271.jpg
友人よりジャパンカップ土産が届いた。

ロビーの一角に回覧用に置いている。

「国際大会って凄いなあ」というより

交通規制など山のような諸問題をクリアした主催の宇都宮市の執念に感服する。







20151026kakaIMG_2282.jpg
寒くて芯まで冷え切った体にと、家内がラムチョップを作ってくれた。

大きな梨を丸ごと1個使った芳醇な旨みある爽やかな逸品だった。

牛や豚肉にはないラムの独特なクセを、見事に美味しさに変える梨の力は

そのまま食べるだけではもったいない。

家内には、その時々の体調や疲れ具合、それに「今夜食べたい物」のリクエストに応えてくれて感謝しているし

それを29年間、実現してくれるのは、これも執念のような。








FLUCTUAT NEC MERGITUR 
--- 漂えど沈まず


スポンサーサイト
  1. 2015/10/29(木) 15:48:04|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

2回目の挑戦の幸せ

20151015fkMG_2238.jpg
もう一度100キロ想定練をやったが、菊池グリーンロードからの四季の里までの平均勾配8.4%、3.7キロの続く上りで、終わった。

菊池から、あんずの丘、矢谷渓谷、一旦下って石の風車、八千代座、自転車道で川沿いを旭志まで戻って

走行75キロでこの坂に挑んだが、よだれを垂らして、撃沈。

以後、菊池人吉林道ではヨロヨロ、菊池渓谷麓の念仏橋から自宅までは回復したものの、沖縄完走は遥かに遠い。

しかし、目の前の課題が沖縄完走とは幸せことでもあるし、まだまだ時間はあるので瀬戸際まであきらめず愉しもうと思う。





20151027conDSC03774.jpg
そこで夜はコントルノ食堂へ








20151027conDSC03778.jpg
彩り鮮やかな地物サラダと、サラミやレバーペースト、それに一味違うオリーブのマリネの前菜はすでに学習済みなので

今夜は泡から。

メニュは菊池健一郎シェフのおまかせで。







20151027conDSC03783.jpg
自家製塩漬豚と菊池産のヒラ茸と椎茸のソテー





20151027conDSC03798.jpg
リクエストしていたリゾット

ズッキーニーとその可憐な花が美味しくてお洒落で幸せな一品






20151027conDSC03792.jpg
走る豚の自家製サルシッチャ(腸詰)






220151027conDSC03815.jpg
コントルノ食堂得意の生パスタはパツパルデッレ((幅広い リボン状の麺)

ゴルゴンゾーラと生クリームソース







220151027conDSC03821.jpg
歩いていける家の近くに、気さくで美味しいイタリア食堂があると、交通費も掛からず、経済的にもうれしい。

それに、行き帰りの時間も節約できるのが何より便利この上ない。

ただ圧倒的に常連客が多いから店側は定番メニュと新しいメニュとのバランスが悩むところかも知れないが

食材の野菜やキノコが地の物だから旬を追求していけばいいのかも

あとは欲を言えば菊池は山の幸なので、個人的には菊池シェフの海の幸を食べてみたい。

一般的な魚、アジやイワシなどを材料にしたのが一品あればと思う。

オイルサーディン、トマト煮込み、ラタトゥイユなんか原価の負担が少ないものがいい。

ああ、考えただけでよだれが出てきそうだが、このパルマ産生ハムのあとのコントルノ食堂は記憶が遠く

ここでも撃沈したような。








FLUCTUAT NEC MERGITUR 
--- 漂えど沈まず

  1. 2015/10/26(月) 17:06:00|
  2. おすすめ食事処
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

TEAM KIDS

20151024kidsIMG_8312.jpg
今日から「チームキッズ」の仲間入り、メンバーのみなさま、よろしくお願いします。

自身の年間目標である「ツール・ド・おきなわ」の大会において

バイスクルキッズオーナーで、チームキッズ代表の大城店長さんのはからいにより、メンバーと同じ宿に泊めてもらい

手厚いサポートで行動を共にさせていただいている。

今回、大城店長さんより念願のチームジャージを送っていただいた。

これで沖縄で最も歴史あるチームの仲間入りとなり

このジャージを着たときは、チームキッズの看板を背負っていることを意識し

交通マナーや安全走行、それにレースではガッツある走りを心掛けたい。

ジャージの正面と背中には、沖縄らしい青い海と輝く太陽をイメージしたデザインが描かれているが

それはまた後日、峠を登って堂々としたときにでも。








FLUCTUAT NEC MERGITUR 
--- 漂えど沈まず


  1. 2015/10/24(土) 17:11:21|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ひとつの趣味のなかで積極的に常に新しいことを追求することが大切

20151021supDSC03761.jpg
ミルクロード付近では草原の牧草刈りのシーズンとなり朝夕大型の農耕車両をよく見かける。

真っ暗になった時間帯には、道路から遠く離れた垂直に落ち込む外輪山の丘を

闇夜の中を明々と六灯のライトを照らしながら走る農耕車を見てびっくりしたりもする。









20151021supIMG_2253.jpg
翌朝行ってみると、やはり外輪山の端から落っこちそうなところだった。








20151021sup_DSC0268.jpg
福岡から自走のSさんご一行は到着が予定より遅れて薄暗くなって着かれた。

単独走の横浜のSさんはこのあと1時間後に着かれた。

自走ではだいたい遅くなることが普通で早く着く人なんていない。

今後計画をされる方は頭に入れておかれたらと思う。

せっかく温泉旅館に泊まるわけだから、なるだけ早く着いてゆっくり温泉を愉しまれたが得

自転車旅の目的が、どこそこで美味しいランチを食べる > 1時間でも早く着いてゆっくり旅館で過ごす、なら別だが。

自走の食事は携帯食にして、早く着いて温泉に浸って、浴衣姿で缶ビールを 「プシュ!」

そして、うたた寝、なんて最高だと思う。







20151021supDSC03752.jpg
こちらは弱虫ペダルファンの鹿児島からお越しのお嬢さんお二人で自転車はわたしの。

翌朝はタクシーをチャーターして日の出を見にラピュタへ行かれた。

劇場公開されてから熱烈なファンの聖地巡礼が続いている。

「熱烈」って、ただ漠然と、「たぶん」とか「おそらく」じゃなくて、ファンの方と会って、話して、絵コンテ見せて、その結果感じたこと

二人に絵コンテ見せたら、興奮のあまり泣かれたから。

これがDVDでアジアの国々に渡ったら、さて・・・。






20151013yuji_DSC0213.jpg
男泣きしそうなブルースはいかが、細野晴臣さんのベース演奏の2曲もあります。






FLUCTUAT NEC MERGITUR 
--- 漂えど沈まず


  1. 2015/10/21(水) 17:39:31|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

走行90キロで身体の燃料尽きる

20151019nkoDSC03736.jpg
8日前に熱が出て、治まったかと思ったら4日前にまた発熱、肺炎じゃないかとレントゲンまで撮られた。

そんな病明けに福岡のタカスさんと久し振りに走ってきた。

タカスさんは7年前、このブログ開設して始めてコメントをもらった方で、以後一緒に走るようになった。

当時、三つの峠を越える「阿蘇カルデラ一周135km」という阿蘇山を360度から眺めるコースを作ってよく走っていた。

しかし、互いに仕事が忙しくなり、なかなか走る機会が少なくなったが、来月、一緒にエントリーする沖縄を想定して長距離ライドを思い立ち
昨日、雲ひとつない秋晴れのなか二人で懐かしいコースを走ってきた。

菊池発→菊池渓谷→ミルクロード(北山展望所)→やまなみ道路→宮地→265号箱石峠→高森月廻り公園→白川水源

あそ望の郷くぎの→俵山→萌の里→大津町運動公園→本田技研→325号菊池着






20151019nokDSC03720.jpg
菊池から出発して25キロ地点のミルクロード沿いにある北山展望所

堂々と敷地のど真ん中に固定型のバイクラックがあった。

社長さんに感謝!

菊池から25キロかけて900m近く上る素晴らしい道であり

樹林帯を抜けたらフラットな草原の道となる絶好のコース、何度走っても飽きることはない。

ここから阿蘇北外輪山の稜線をなぞるミルクロードは、やまなみ道路に出会うまで全開モードで走ることができる。








20151019nokDSC03723.jpg
城山展望所

ロードバイクを始めて3年目だったか、タカスさんとカルデラ一周をしていてここからの下りの180Rのコーナーで落車した。

ちょうど舗装したばかりの道は朝露で路側帯が濡れており

それを踏んだ瞬間、まじまじと露の一滴一滴が見た瞬間、前輪が宙に舞い道路に左肩から叩きつけられ

道の端まで転がりヘルメットが割れた。

身体ひとつの無防備なまま一瞬呆然としたが対向車が無く命拾いした。

久し振りに落車地点を通るとあの時のシーンが昨日のように蘇った。

未だに痛む左肩、割れたヘルメットは教訓として机の上の壁に飾っている。







20151019nok2DSC03729.jpg
宮地から箱石峠を越え南阿蘇に出て90キロを越えた俵山の手前で

急に力が出なくなって前を走るタカスさんから徐々に離れて行った。

峠道になると異常な脱力感にハンバーノックじゃないかと一旦停まってジェルを補給

残り少ないドリンクを呑んだらボトルは空になった。

今までに最も厳しく感じた上りを7~8キロのフラフラとした速度で何とか頂上へたどり着いた。

下りになるとやや力が戻った感じだった。

感覚が鈍っているのか、コーナーでバイクを傾け過ぎて石が露出している荒れた舗装とタイヤの側面が接触し、パンク。

以後気を取り直して怪我でもしたら沖縄に行けないと慎重に帰った。

気になっていた降灰は箱石峠の道路脇の草むらは灰色に覆われていたが車が通っても道路で灰が舞うことはなかった。

久木野では風で灰が舞ってきたのか口の中が多少ジャリジャリしたがそこまでひどくはなかった。

総じて現時点では、阿蘇サイクリングにおいて降灰の影響はなし、走るには最適の条件だった。

菊池に着いて風呂に入って片付けが終わったら倒れるように横になってそのまま爆睡した。

久し振りに全力を尽くした1日だった。

待ち合わせ時間にタカスさんが今日泊まる望月旅館に迎えに行った。

最後の仕上げは菊乃家だ。






220151019nkoDSC03739.jpg
生ビールで乾杯、脱力した身体がほどけるように麦のエキスがしみわたってゆく。

事前に頼んでいた馬料理が運ばれる。

まずはビッシュ。

馬の腸、ホルモンの刺身でコリコリと歯ごたえが楽しい稀少な部位で酒好きにはたまらない逸品

ポン酢に柚子胡椒で食す。

最後の一滴まで走ったあとは野菜料理も煮物も魚の刺身も、焼いた肉でさえ似合わない。

生肉が唯一欲望を満たしてくれる。







20151019nkoIMG_2247.jpg
馬レバー刺し

ほとんど四角に切られたレバーを胡麻油に浸し、砕いた岩塩をパラッとふって、がぶっと食らう。

レバー自体は甘くて旨みが濃縮し食感が良く、胡麻油の香りが鼻腔に届くと魔法のようにそれぞれが渾然一体の妙味となる。

そこに、汗をかき過ぎて塩分不足の身体は旨みのある岩塩をこよなく欲し、生レバーを言い訳ができない旨さに格上げするのだ。

走らずしてこの味を体験することはない。







20151019nkoDSC03742.jpg
そして、分厚く切られた馬刺し。

激しい消耗にて損なわれた身体の一部が瞬間に補填される、そんな掟破りの馬。






20151019nkDSC03747.jpg
冷たいものばかりでは身体に優しくない。

そこで揚げたて天ぷら各種、菊乃家は揚げ物の実に美味しい。






20151019nko2DSC03751.jpg
最後の〆は馬にぎり

シャリは新米の菊池の米、言うことなしでカルデラ一周が完結。

今回は病み上がりの不安があったが90キロまではそこそこ走れた。

俵山でハンガーノックのブレーキがかかり、以後、足攣りと格闘しながら走った。

腹が立つほど情けなく苦しいライドだったが終わったらすべて忘れた。

村上春樹さんの「走ることについて語るとき僕の語ること」の一節

『20数回フル・マラソンを完走した今でも、42キロ走って僕が感じることは、最初のときとまるで変化していないみたいだ。今でも僕はマラソンを走るたびに、だいたいここに書いたのと同じ心的プロセスをくぐり抜けている。30キロまでは「今回は良いタイムが出るかもな」と思うのだが、35キロを過ぎると身体の燃料が尽きてきて、いろんなものごとに対して腹が立ち始める。そして最後は「からっぽのガソリンタンクを抱えて走り続ける自動車みたいな気分」になる。でも走り終えて少し経つと、苦しかったことや、情けない思いをしたことなんて忘れて「次はもっとうまく走るぞ」と決意を固めている。いくら経験を積んだところで、年齢を重ねたところで、所詮は同じことの繰り返しなのだ。
 そう、ある種のプロセスは何をもってしても変更を受け付けない、僕はそう思う。そしてそのプロセスとどうしても共存しなくてはならないとしたら、僕らにできるのは、執拗な反復によって自分を変更させ(あるいは歪ませ)、そのプロセスを自ら人格の一部として取り込んでいくことだけだ。やれやれ。』

やれやれ。







FLUCTUAT NEC MERGITUR 
--- 漂えど沈まず


  1. 2015/10/19(月) 18:08:11|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5

雲海遭遇のようなチャンスかも

20151017suiDSC03718.jpg
スイスからお父さんと二人でお越しのレオナードさん

2泊目の今朝は宿近くのバス停から登山バスで阿蘇山へ行かれた。

今の時期の私たちの服装は、肌着にヒートテックのタートルネックに上着

それでも阿蘇の朝は寒い。

しかし、スイス人のお二人はこの格好、「寒くないの?」と、聞くと、

「スイスは5度くらいでここは暑いよ」・・・








20151017suiDSC03716.jpg
ななつ星も2年目を迎えた。

強烈な集客力がある観光施設は点に過ぎないが

九州各県を線で結ぶ「ななつ星」ほか水戸岡鋭治さんデザインの列車による経済効果は

停車駅のみならず、九州全域の田舎まで浸透する勢いは増すばかりではないかと思う。

ただし、その気になれば。







20151017sui_DSC0262.jpg
今日から始まるジャパンカップサイクルロードレース

オフィシャルスポンサーのSUPER SPORTS XEBIOのブースで販売している大分県産カボスドロップスを入手

爽やかでなかなか美味しい。

製造は大分市で刺しゅうやプリントを主な業務としている自転車仲間の会社。

本来はXEBIOから依頼があった野球やサッカーのユニフォームに刺繍やプリント施工して納めているが

自転車乗りとしては地元名産品で補給食を考えついたのか、今からはこのような発想が大切なのかもしれない。







20151016unkai_DSC0229.jpg
昨日の雲海

ラピュタの新たな展望スポットも定番化したような。

ここなら農耕車両の通行の妨げにならず終日風景を楽しむことができる。





20151016unkai_DSC0232.jpg
展望ポイントまでの小道はスニーカーであれば問題ない。

自転車の方はビィンディングで歩くには辛いのでいつものところがおすすめ。






20151016unkai_DSC0244.jpg
雲海の背景に俵山の風車というアングルも面白い。






20151016unkai_DSC0235.jpg
日の出の頃が雲海が一番満ちた、言わば満潮とすれば、以後徐々潮が引くように雲が消えていき

写真は8時30分頃で外輪山からかなり遠ざかり9時過ぎにはすべて消滅する。






20151016unkai_DSC0240.jpg
新たな展望スポットからちょっと降りるとこんなアングルも。

さて、そろそろ宿に行こう、212号からこの雲の中に突っ込んで、霧で真っ白の内牧へ。







20151017sui_DSC0249.jpg
シスメックス女子陸上競技部さんの10日間の合宿が今日で終わった。

来週から選考会、この笑顔を忘れず悔いのない試合(陸上のみなさんレースとは言わない)に挑戦していいただきたい。



さて、10月20日から阿蘇市の宿泊施設で利用できる旅行券の第2弾が販売される。

1枚2500円で購入したものが5000円の宿泊券として使え、1人当たり14万円(額面)まで、利用期限は来年1月末までとなる。

半額で泊まれる、もしくは予算内で露天風呂付きの部屋に

弱虫ペダルの小野田坂道君が泊まった部屋(蘇峰)に泊まることができる。

熱烈にそんな考えだったら雲海遭遇のようなチャンスかも。

ただし、前回は販売3日目には売り切れとなり、今回も1日・2日で完売になるかも。






FLUCTUAT NEC MERGITUR 
--- 漂えど沈まず


  1. 2015/10/17(土) 16:37:45|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

村上春樹さんの熊本旅行記

20151013yuji_DSC1172.jpg
スカッと晴れた日が続く。日中は山々の襞まではっきり見え、陽が沈んだ頃の草原の景色がこれまた芸術的に美しい。ごくたまに自転車で移動するには厳しいそのような時間帯に、ミルクロードをライトを点けて黙々と走る黒い影を見掛ける。必ずリユックを背負ってるから、別府からやまなみ道路を経由して赤水か長陽あたりの宿を取っているのか、時間配分にしろ、宿泊地にしろ、地理的に無謀なルートと普通考えるが、以外とブルベをやっている人かも知れない。でもそれにしてはライトが貧弱。やっぱり何か途中トラブルがあったのか、単に無謀な計画か、212号の降り口を見過ごしてしまったのか、クルマで追い越す時、スピードを緩めた一瞬に眼のシャッターを押して想像しまくるのが面白い。わたしも一度でいいから陽が沈んで内牧の灯かりを横目で見ながら走りたいと思っているが、「では」と、考えると、そんな冒険心、てんで沸いてこない。








20151013yuji_DSC0218.jpg
「読書のすすめ」みたいな本って最近多いような。でも真剣に本を好きになる人は全人口の5%くらいと言われている。宿の宿泊者に喩えると2日間で3名位にしかいない。でも温泉旅館に旅行に行こうと思う人はもう少し多いような気もするが、その倍としても1日6名が本好きのなのか。そのために本を充実させるというのもいかがなものかと思うが、少し本が好きという人や、ややファション的な要素として興味あるという人がこのような雑誌が出てくるとハードルが低くなり、旅行という非日常的な体験のお供に似合うと思うようになるのかも知れない。








20151013yuji_DSC0222.jpg
今年の6月、村上春樹さんが48年振りに熊本にお越しになった。

いつも目にする熊本の地を、どういう風に感じられるのか、物凄い興味。

しかし、ページを開くと足を運ばれたのは、熊本の友人の案内されるままだったが

熊本城付近のランニングと夏目漱石の旧家以外、意外なところばかりで大いなる疑問。

長年の習慣として毎朝は走る村上春樹さんにミルクロード沿いの日本一過酷なクロスカントリーコースを是非走って欲しかったな。

多くの長距離の日本代表選手が本番前になると必ず仕上げにくるところだから走ってその感想を読みたかったな。

あと湯浦の田園地帯を早朝走って、どうして陸上の実業団が阿蘇で合宿するのかその理由を想像してもらいたかったなあ。

でも熊本を見た視点が面白かった。








FLUCTUAT NEC MERGITUR 
--- 漂えど沈まず

  1. 2015/10/13(火) 18:35:41|
  2. その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

復活には睡眠13時間

2015109winDSC03657.jpg
英彦山の大会3日前から喉痛と咳が出ていた。レースの帰りには脱力感があり病院に行こうと自宅に着いたら休日担当の病院は午後でクローズ。仕方なくドラッグストアの薬飲んでその日は安静に。回復が見えた翌週には60キロ全力で走って気持ち沖縄練した気分になった。でもその後、咳が止まらず大いに反省。三日前の寒い早朝、もういいだろうとしばらく振りに走ってみた。








20151011poDSC03674.jpg
出発しようとしたらタイヤに細い針金が刺さっていて後輪がパンクしていた。そこでやめたら良かったのに予備のホイールに変えて決行。そして一昨日、熱っぽくなってやばそうになるも一応宿に行く。着いたらいよいよ悪寒がして節々がだらしくなり、内牧の病院へ。熱を測ると37.8度・・・早退する。家では何年ぶりかの完全な風邪状態でベッドにもぐり、苦しんだ。
ここにきて沖縄完走できるかブルーな気分、完治を怠った結果、ますます乗れない日々が続きそう。4日間分の薬をもらったので飲み切るまではおとなしくする。レースまで1ヶ月を切り、走れない事態にはかなり焦りを感じている。しかし、奥のスタートラインに立ったとき、目の前にせまるやんばるの森を堂々と眺められるよう気持ちをコントロールしたいものである。








220151011poDSC03668.jpg
13時間寝た今朝、

復活。

自転車が縁で知り合いになった人吉市で製茶会社を営む寺本君が先日宿を利用された際に頂いたお茶を目覚めの一杯とする。

「美味い!」

身体中に染み渡る深い旨みに奮い立った。

歴史ある寺本君のお茶は地元のみならずネット販売で好調とのこと

おすすめの茶逸品、「寺本製茶」。








20151011poDSC03679.jpg
早朝、菊池では猛烈な雨だったが内牧でも相当降ったらしい。

そんなときでも走ったのか、玄関横には新聞で乾かすランニングシューズがあった。






20151011poDSC03695.jpg
合宿5日目を迎えたシスメックス女子陸上競技部

ずぶ濡れで帰ってくる完全燃焼したアスリートを見ていると

追い討ちをかけるよう風邪で無駄にした1日を後悔、しかし大会直前でなくてよかったことが何より救いだ。








20151011poDSC03685.jpg
宿の第2駐車場にはクラシックカーがずらり

よく見るとステッカーに目が行き・・・






20151011poDSC03688.jpg
福岡にある欧州車・クラシックカー専門「ガレージ横欧」の専務さん一行だった。

アルファ145のときお世話になっていて何よりオチマサさんのショップだ。









20151011poDSC03693.jpg
懐かしい人に会うと力が湧いてくる。

好きなことをして人を見ていると元気になってくる。

そうありたいものだ。

しばらくは美味しいお茶を飲めるからそれも愉しみ

とりあえず、パンク修理をしよう。







FLUCTUAT NEC MERGITUR 
--- 漂えど沈まず


  1. 2015/10/11(日) 15:48:45|
  2. その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

もらった爽快感は手を差し伸べる人にお返し

2015107bh_DSC0202.jpg
写真と文章が目を引くPedal さんのブログ 「海こえ山こえペダルを踏んで」にManfrottoのミニ三脚 POCKETの紹介を見て

即アマゾンで購入、送料込みで1,898円。

かさ張らずジャージのポケットにも収まり自転車乗りには究極の三脚だ。

ライカ風の赤いマークにもやられた。






22015107bhDSC03649.jpg
土橋塾塾長の男性専科土橋理容店にて快適のメンテナンス

居心地のいい空間には、パリ-ダカールを走りそうなDUCATI、走りに徹して仕上げられたANCHORのマウンテンとロードバイク、

洗髪リクライニングシート前には水草とネオンテトラのアクアリウム、それに今回はコンガセットが珈琲メーカー下に鎮座していた。

椿ヶ鼻ヒルクライムレースマウンテン部門で無念の2位になった話・・・

12月のHeaven Rideに狩野さんがエントリーする話・・・

ツール・ド・おきなわ、来年出たいなーの話・・・

弱虫ペダル見た話・・・

イタリア行って得する話・・・

秘密の話・・・

そんな世間話が知って得をする土橋理容店は敷居が低くて自転車乗りにはおすすめのスポット、とも言える。

予約制、土日は混むので平日に爽快になりたい人はどうぞ。








2015107bh_DSC0195.jpg
朝、宿に来たら2組の方がお話をと

島根からお越しの弱虫ペダルファンで映画は9回見られた女性二人、

それと写真の静岡からお越しのBMC乗りのMさんは早朝フィギィアと走って雲海に遭遇

熊本駅まで自走とのことだったが、いつもの通り「やめさない」と、リユックを宿に置き

もう一度ミルクロード走って満足したら宿に帰って輪行袋に入れ、温泉でさっぱり、阿蘇駅にはクルマで送ってあげた。









2015107bh0.jpg
御礼に頂いた映画のワンシーン・・・

みなさんの、はち切れんばかりの夢を叶えることができて、幸せです。







FLUCTUAT NEC MERGITUR 
--- 漂えど沈まず


  1. 2015/10/07(水) 18:13:22|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

走るといろんな得に満たされる

2015105soR0014723.jpg
まだやや風邪気味の咳き少しの鼻水タラタラだったがミルクロードを走ってきた。

朝早くと思ったが暖かくなってきた9時に出発、コースは通勤と同じ菊池渓谷経由

毎日通う道でもクルマと自転車の景色はまったくの別物で、特にこの季節は野鳥が素晴らしいBGMを奏でる。

ちょっと肌寒かったがミルクロードまでの25キロは上りなのでオーバーヒートしないよう半袖ジャージにレーパンを選択

ベストとアームウォーマーはポケットに押し込んで出発した。

立門を過ぎると山深くなり念仏橋を渡ったらぐっと冷え込み坂も急になる。

深葉の集落から木漏れ陽の中を走っていると時々小動物が藪の中を駆ける気配を感じる。

路側帯には湯気が立ちそうな彼らの糞が自分の縄張りを主張しているかのようだ。

そうこうしているうちに森を抜けた。

長い上りが終わり草原の道の激走、激走せざる終えない草原の道が続く。

北山展望所の信号は青、そのままミルクロードに飛び込んで212号入り口までトップギアで走り大観峰ゴール。

しかし、外輪山のオアシスはクルマとヒトで溢れ、早々に退散。






2015105soR0014962.jpg
やまなみ道路まで行こうかと思ったが大事をとってささやかな冒険は諦めた。

引き返し、北山展望所の信号を左折、かぶと岩展望所を過ぎてラピュタの降口には駐車整理の警備員の姿。

ついにそこまできたか・・・










2015105soR0012528.jpg
自遊亭の馬ヒモの炙りを無性に食べたかったが定休日で断念。

焼き鳥の是空で煙に炙られて熱燗で乾杯した。

走ったからこその愉しみ

満足感が得られるだけ走ると肉が旨くて酒が沁みる。

そして、疲れているからあっと間に酔ってしまい、ベッドに横になったら5秒で寝てしまう。

気がついたら朝、起きたら腹がぺコンと薄く平らになって、シュッと細くなったようで気分も爽快。

それにたった1日の休日が1日半くらいに長く感じるのも得した気分だ。

なぜだろうと考えたら、走っている間はずいぶんと長く感じる

その間、内面の自分とずっと語りあったから、なんてこともあったりするのかも

走るといろんな得に満たされる

絶好のシーズンだから、なにはさておき山へ繰り出そう。







FLUCTUAT NEC MERGITUR 
--- 漂えど沈まず


  1. 2015/10/05(月) 18:31:28|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

初阿蘇にして、初ラピュタに、初雲海

2015103bg_DSC0187.jpg
「ようこそ、日出ずる国へ」

女将さんと一緒に写っているのは

宿で結婚記念の写真撮影をするため、わざわざ韓国から来られたハネムーンの二人とカメラマンの兄弟さん。

衣装はレンタルで持参され、宿では美容と着付けを手配

館内のお気に入りのところ、特に杉の間で念入りに写真撮影をされていた。






2015103bgDSC03631.jpg
「日の沈むところに我が家あり」

通勤ミルクロードには最高の季節となった。

新たな仕事を阿蘇ですることになり、三年は根を張ろうと決めていたらいつの間にか7ヶ月、通勤にして14000キロ越えていた。

一番好きな夕陽のミルクロードはもうしばらく愉しみたい。

さて、弱虫ペダルが上映されて毎日多くの方が、玄関前まで、ロビーまで、新聞買いに、立ち寄り湯で、お泊りでお越しになった。

わたしがそこにいた場合は、「映画何回見ましたか」と、質問していたが7回という方が数名いらっしゃったが

最高は東京のKさんの30回、当然ながらほとんど毎日、仕事がある日には会社が終わって見てたという・・・

映画の上映は終わったようだが巡礼の旅は減速しながらもまだまだ続いている。










2015103bgDSC03626.jpg
「日の出ラピュタに遭遇する条件」

予定ではもっと遅くなるはずだったが、木漏れ日が玄関をまだ照らす頃お越しになったのは、阿蘇1泊旅の大阪のNさん、

フェリーで別府入りし、自走で初秋のやまなみ道路を愉しみ夕刻お着きになった。

当初、予定をお聞きした時、あまり効率的でなく目的が不明瞭だったため明確にする3つのポイントを掲げた。

① 「宿にはなるだけ早めに着いて温泉と夕食を愉しむ」
② 「早朝ラピュタで日の出を見る」
③ 「自走で熊本駅をやめ、阿蘇を満喫して阿蘇駅からJRで熊本駅に行く」

①をするために・・・
やまなみ自走途中に「美味しい名物のランチ」の希望だったが、昼時にどこに居るのかが読めない、食べ過ぎるとそのあと走るが辛くて速度も遅くなる、そのような時間の遅れが宿到着を遅くして宿ではなく居酒屋での食事になって温泉旅が半減する。慣れない重いリュックを背負っての峠越えの100キロは想像以上の疲労となることを忘れてはいけない。

②をするために・・・
「これも見るために来た」という信念でぜったい寝坊せず多少の天候でも行く。朝は1分たりとも無駄にせず出発したいので準備万端にしておく。それに、もし絶景を長い時間愉しみたかったら朝食はパスする旨宿に連絡してもらう。疲労回復と睡眠不足は帰りの車中で。

③をするために・・・
15時に熊本駅から新幹線で帰路のため当初は阿蘇から自走の予定だったがこのコースは全く楽しくない。それよりギリギリまで阿蘇を満喫して阿蘇駅からJRで帰る。

以上を伝えて早めに着かれ、翌朝のコースを綿密に教えて、温泉と宿の夕食を愉しまれたようだ。
そして今朝、予想通りに雲海が出現し、初阿蘇にして初ラピュタに初雲海という大当たりを手中にされた。宿に帰って温泉と朝食、その後阿蘇神社にでもサイクリング、もしくは力が残っていれば小嵐山からミルクロードという思案もあったが、完全燃焼されたのか、わたしが宿に着いた時には輪行袋に入れられていたので、予定を変更し宿の前から直行する登山バスで草千里に行って阿蘇山を愉しみ、26分後の折り返しのバスで阿蘇駅に帰って早めに熊本駅に着き、徒歩5分の行列の出来る黒亭ラーメンで締めくくるというもの。あとは新幹線で缶ビールでも飲みながら阿蘇旅を反芻し完結。



 



2015103bgDSC03633.jpg
「日はまた昇る」

あなたにもチャンスはある。






FLUCTUAT NEC MERGITUR 
--- 漂えど沈まず


  1. 2015/10/03(土) 16:22:57|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

雲海をロードバイクで走る。

2rcc2015828002.jpg
10月初日の昨日は、とんでもなく風が強くて嵐のような日だったが、今後朝夕の寒暖の差が大きくなると雲海が出現する可能性が高くなる。それも一度出たら3日、4日続くから遠くから訪れる自転車乗りにも遭遇するチャンスは多くなる。

例えば内牧温泉に泊まって朝起きたら霧で真っ白だったとする。それが雲海。5時起床で迷わず即効で出かけよう。走る準備は前日からすぐ行けるように完璧に整えておくことが大事。街灯の無い山道のなのでライトは必須。雲の中は湿気が高いので乾いたハンドタオル等があればメガネやカメラを拭くのに便利だ。早朝の峠は想像以上に寒いので防寒対策は万全に。







2015102unkIMG_9074.jpg
霧で真っ白だからその写真はないが、平均感覚がおかしくなるような一寸先は闇と霧のなかを峠を目指して走っていると、徐々に明るくなってそれとともに視界も薄っすらと見えてくる。









2015102unkIMG_9090.jpg








2015102unkIMG_9113.jpg
そして、白い朧な闇から霧が突然スカッと消えると、薄暗い淡い青空が見える。振り返ると下界に雲海が漂っている。それが雲を抜けた瞬間だ。







2015102unkIMG_9136.jpg
逸る気持ちを抑え頂上付近のビュースポット着く。そこで刻々と迫る日の出の瞬間を待つ。日が出てしばらく経つと光が雲に反射して雲海の魅力は薄れる。だから日の出前後が最大の見所たる場面となる。








2015102unkIMG_9169.jpg
ここで雲海とセットの自分の写真を近くにいる三脚立てたカメラマンに写してもらおう。フラッシュ無しと強制フラッシュで撮り分けるとまるで違う写真になるので忘れずに。







2015102unkIMG_9170.jpg








2015102unkIMG_9176.jpg








2015102unkIMG_9180.jpg







2015102unkIMG_9263.jpg
感動が落ち着いてきたらそのまま青空のミルクロードを走る。







2015101ioiDSC03515.jpg
朝陽を目指して走る。阿蘇谷は雲海に覆われ音の無い世界に風を切る音だけが聞こえる。新鮮な引き締まった空気を深く吸う。五感の快感が頂点に差し掛かると思わず叫びたくなる。究極の達成感を得るためにここは恥を捨てて大声で何度も叫ぼう。








2015102unkIMG_9177.jpg
下る。雲の中に突っ込んで行く。あっという間にまた真っ白い世界に飛び込んでゆく。湿気でメガネに水滴が付くから注意が必要だ。宿に着く。玄関を開けると暖かい穏やかな空間がそこにあり、「雲海、どうでしたか?」のスタッフの問いに、堰を切ったように鼻水垂らしながら遭遇した感動を話し、たった今の出来事が夢でないことを確信する。

これが早朝ライドの雲海体験、クルマで来て峠で見てた人、カメラ撮影の人と比べると、比較で出来ない感動を得られるのは間違いない。








FLUCTUAT NEC MERGITUR 
--- 漂えど沈まず


  1. 2015/10/02(金) 11:58:42|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

プロフィール

Author:コルナゴ部長
コルナゴ部長のブログへようこそ!


自己紹介
阿蘇内牧温泉の温泉旅館から欧州の山岳コースを彷彿させる阿蘇サイクリングの愉しみ方を紹介しています。

最近の記事

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

カテゴリー

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー

09 | 2015/10 | 11
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数: