コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクで走るの魅力を紹介します。

色の無い寒い季節にはこの2曲を

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レコードが磨り減ってしまったほど聴いていた吉田拓郎の最強かつ傑作名盤「LIVE’73」。

知る人ぞ知る、いや、42年前だからすでに知らない人が多いであろう1973年中野サンプラザで収録されたもの。

ビブラート無しのシャウトした絶叫の吉田拓郎のボーカルは、

以後続々と出現する何を言っているか発音不明な哀れな日本語を操る悲しい歌い手と違い

威風堂々と聴きやすくロック魂に満ち溢れている。

ボーカルに負けじとグルーヴする豪華なバックバンドも素晴らしい

ギターに高中正義、オルガンが松任谷正隆、ドラムスに田中清司など当時でも一流のメンバーにブラスセッションという

おそらく日本で始めての大編成のライブアルバムだ。

特に第1曲「春だったね’73」から「マークⅡ’73」へ続くムーヴ感たっぷりの怒涛の2曲は今聴いても粟立ち痺れてしまう。

特にエフェクターの利いた高中のギターと日本人離れしたビート感ある田中清司のドラムは今でも全く通じるものだ。

実は前々から思っていたのだが、

この2曲をジミー・ペイジに弾かせ、ボンゾ、ジョン・ボーナムにドラムで演奏させたらどんな曲になるんだろう。

ジョン・ボーナムはすでに亡くなっているから息子のジェイソン・ボーナムに叩いてもらいたい。

ツェペリン風にアレンジしたらそざやカッコいいだろうと思うんだが・・・・

そこで宝くじが当ったら何をするかって話には、拓郎のボーカルはそのままに二人に演奏してもらうギャラに遣いたい。

色の無い寒い季節、気持ちだけでもバラ色になるためにはそんな夢想とこのCDがおすすめだ。






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  1. 2015/01/29(木) 16:55:37|
  2. 前職の出来事
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走馬看花

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めったにない秋晴れのような陽気だった。ならばめんどくさい所用は後回しするしかない。

山で苦しむのはやめ菊池川沿いのほとんど車の通らない河川敷を下って山鹿までがこの日のコースと点が線になった。

ぼんやりのんびり風に吹かれ、枯れ草と釣り人とキラキラ輝く川面の景色を見ながら

カルキさんと縦じゃなく横に並んで話しながらのサイクリングを愉しんだ。

昨年から「走る」というと「練習」という年甲斐も無くおおらかさに欠ける自転車思考だったがこの日ばかりは目が覚めた。

いろいろ目標を立て達成感に浸るのもいいが、わたしの目指す自転車の心得をちょっとばかり忘れていたようだ。

いい日だった。






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ゆうかファミリーロード」(熊本山鹿自転車道)の終点で折り返し豊後街道の街並みを眺めて

八千代座の入り口にある自家焙煎珈琲と手作りパイの専門店「タオ珈琲」で一息

充填するところってサイクリングには大切





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パンが美味しくてわたしはホットサンド。

カルキさんはこの店自慢のアップルパイ。





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とんでもなく、とか、実に素晴らしい、とか、そこまでは言わないが地元の人がふらりと立ち寄る良店。





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最近どうも時間をゆっくりと過ごすことの尊さをすっかりと忘れていたようだ。

 「人生の時間はできる限り売りたくはない」と誰かが言っていた。

「走馬看花」 馬を走らせつつ花を見る、なんてことも上の空。

あたふたとせわしく過ごしていたことを反省しつつ混まなかったので長居させてもらった。

プルーストがマドレーヌのお菓子にふれて十八年間を一挙に思い出して過去を取り戻した

カッコよくいえばそんな日だった。







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  1. 2015/01/26(月) 18:01:20|
  2. ロードバイク
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酒肴を選ぶなら

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太田和彦さん著 「居酒屋を極める」より抜粋

『まずは居酒屋選びから-----。
日本中どこの町にも居酒屋はある。繁華街には軒並みだ。夜の一杯を楽しみに、いざ繰り出したもののあまりの多さに圧倒され、さてどこに入ったらいいんだろうとなるのが、誰にとっても最初の関門だ。
チェーン店は安心だが、いい大人が入るところではない。呼び込みの兄さんに声をかけられてもちょっと。白暖簾一枚だけの上品な店はよさそうだが値段も気になる。若いのが騒ぐ店はもちろんだめだが、格式に気疲れするのも敬遠だ。いい酒と気のきいた料理、雰囲気もなごやかな所はないかな。美人女将ならなお結構、などの欲は言わない。ネットで調べておく手もあるが、あれは信用できないと知った。
長年居酒屋に通っている私もまったくその通りだ。その経験から得た良い居酒屋選びの結論は、「古くて、小さな店」だ。






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「古い店」は、良心的な仕事で正直に、手ごろな価格でおいしいものがあるから続いてきているんだろうという期待がわく。つまり信用だ。あこぎな商売や感じの悪い店は長くは続かないはずという認識でもある。居酒屋は空腹を満たすというよりは、酒を飲んで気分よい時間を持ちたいわけだから居心地がとても大事で、いくら味がよくても店の愛想や客層が悪いのは失格だ。ラーメン屋などは味さえよければ無愛想でもかまわなく、きちんと作ってくれれば愛想なしくらいがちょうどいい。店が少々汚くても食べ終わればすぐに帰る。しかし居酒屋はじっくり酒を楽しんで長居するところだから、そうはゆかない。メンタルな面が大切。「腹がふくれて安く、そこで騒ぎたい」若いのとは違う大人は、店選びに注文が多くなる・・・・』




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わたしのささやかな経験で太田さん流の選択肢によって地元で選ぶとしたら・・・・

自遊亭だな。

全国の居酒屋探訪歴三十年の本、おすすめです。





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映画のこと

文藝春秋昨年12月号のミック・ジャガー独占インタビューの記事。

ミックが映画製作会社を持ってるは知らなかったが、

最初に手掛けたのがロバート・ハリスの小説 『暗号機エニグマへの挑戦』 を映画化にしたもので

日本では2003年公開された『エニグマ』





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内容は第二次世界大戦時、ドイツ軍が誇った世界最強の暗号「エニグマ」を解読するサスペンスドラマ。

Uボートが出てきて確か見た記憶はあるのだがもう一度じっくり見たいものだ。

同じくエニグマもので、3月中旬から全国ロードショウとなる『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』

これも押さえておきたい。

また、ミック・ジャガー製作プロデュースするジェームス・ブラウンの伝記映画『Get On Up』は今年の夏に見れるようだ。






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そして、史上最大規模のチャリティーコンサートであり、そのバックステージを追ったドキュメンタリー 『12-12-12/ニューヨーク、奇跡のライブ』 は熊本では2月6日より上映される。

出演はポール・マッカートニー、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・フー、エリック・クラプトン、ビリー・ジョエル、ボン・ジョヴィ、ブルース・スプリングスティーン、ロジャー・ウォーターズなど豪華な顔ぶれ面々には酔うしかないだろう。18歳の時に初めて見たロックコンサート、「RAINBOW RISING~虹を翔る覇者~」 リッチー・ブラックモア 、ロニー・ジェイムス・ディオ、コージー・パウエルの強烈過ぎるインパクト、1976年総立ちの水前寺体育館を髣髴するかもしれない。
そして、そのあとは、おもむくまま、居酒屋で、我流で、興奮を抑えて、店の空気を見ながら愉しみたい。






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  1. 2015/01/23(金) 18:29:13|
  2. その他
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南阿蘇はロードで走れるか

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昨日は南阿蘇方面の阿蘇山の降灰による影響をこの目で見てやろうとジャージのポケットにマスクをしのばせ

久木野の「あそ望の郷くぎの」 をスタートゴールとする阿蘇望の前半2峠超えを計画した。

しかし、久木野の行き付けのパン屋グランツムートさんで降灰のことを聞くと

途中の高森市内がひどくて自転車ではどうも無理のよう

ならばと265号に近い高森の月廻り温泉まで車で行ってそこで判断しようと行ってみる。

途中、高森市内は車が通る度に灰が舞い、月廻り温泉の日陰には固まった降灰が至るところにあり、

とても自転車で走る環境ではなかった。





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自転車をあきらめ車で265号を箱石峠方面に向かうと積もった降灰で路側帯やセンターラインが見えない。






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パウダー上の泥ではロードバイクは無理






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陽が差すところで車が通るとパリダカールラリーのようになる。





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箱石峠の下り

降灰は粉雪のように軽くて滑りやすくロードバイクなら一発で落車だろう。

下りきったら降灰は無く阿蘇五岳を境に北と南では全く違った環境となっていた。






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坊中線を上って登山バスの終点でロープウェイ乗り場の阿蘇山西駅に着くと溶けた雪と降灰でドロドロの田んぼのよう。






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たまに外国人を乗せた大型バスが着くも、

火口までのロープウェイが休止しているためだろうか、それとも魅力に欠けるのだろうか(まだ見たことない)

入場500円の阿蘇山巨大ジオラマ「阿蘇スーパーリング」がある建物内には入らず写真を撮って終わり、バスは帰って行く。
草千里もここも日本人は見かけなかったが外国人は想像以上にバスやレンタカーで訪れていた。





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突風寒風の状況だから自転車はあきらめた。

このあと内牧に行ってそこから久し振りのラピュタへ。







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何ヶ月ぶりだろうか、懐かしいとさえ感じた。

「阿蘇山越えると別世界だった」なんて、今はのん気に構えていれるが、夏にはここも箱石峠のようになる。

そのときは・・・・

南阿蘇を走ってもらおう。

阿蘇五岳を境に両方が駄目になることはないから。






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  1. 2015/01/20(火) 17:21:04|
  2. ロードバイク
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負けない一手

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昨年九月の御嶽山の噴火、十一月には長野県のフォッサ・マグナ地帯(白馬村など糸魚川-静岡構造線)の地震、火山活動が高まった状態で推移する十勝岳(北海道)と吾妻山(山形 福島県)、噴火活動が活発化した阿蘇山、それに爆発的噴火の桜島。これらの一連のおおきな地殻変動的現象をまとめて、日本は東日本大震災以来、確かな地震活動期に入ったとする学者もあらわれている。

火山活動の兆候が見られる地域ではイベントの中止が報じられ、サイクルイベントでは「日本の蔵王ヒルクライム」や「ツール・ド・草津」がすでに中止とされた。火山による事故があった場合、責任の行方を問われると主催者は危険回避をとらざる終えない。当地でも6月の阿蘇カルデラスーパーマラソンや7月の阿蘇望も現状なら絶望的であるかも知れない。

最近、求人募集に対して急に応募が多くなった。偶然かも知れないが、現在降灰がひどい南阿蘇から2名住み込みで雇い入れた。阿蘇山の火口に近い観光施設からは派遣社員が観光客が少なくなったという理由で契約更新がされずに応募された方もあった。阿蘇山噴火による影響が1ヶ月半を超えじわじわと身近なところに押し寄せてきているような気がする。

将棋に喩えるなら、一手、また一手と徐々に詰められているよう。考える時間、持ち時間がなくなるのは風向きが変わる夏。南風に乗って降灰が押し寄せ阿蘇観光が不利な局面になるのは一目瞭然。相手が手を緩めるのを待つ無策ではなく、時間があるうちによく考え、形勢を読み次の一手を打つべき。大切な駒を捨ててでも負けない一手を打たなくては。







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ウエルカム抹茶を・・・・


自分で立ててもらうんだ・・・・





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そうしたら何も言わなくてもトリップアドバイザーで拡散・・・

取りあえずは外国人相手に地道なところから。




「マッチャセットヲ、ミヤゲニカイタイ」

「ドコニウッテルカ」

(阿蘇には茶筅は売ってないし・・・困ったなあ・・)

「イギリスのアマゾンにも売ってるよ!」

「ソウカ!」






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  1. 2015/01/16(金) 15:54:36|
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峠道は自足と空から

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珍しくラピュタ付近に熱気球が飛んでいた。

フワフワと浮かんでラピュタの景色を愉しんでいるように見えたが、気球は風まかせだからどうだったんだろう。

しばらくしたらどこかに飛んでいったが実に気持ち良さそうだったな・・・

北風だったので南小国あたりから飛んで外輪山を眺めて赤水付近に降りたのかも知れない。



熱気球には一度乗ったことがある。

運動公園アピカでネイチャーランドが飛ばせているものでロープで固定され40mくらい浮くだけの気球体験だった。

それでも凄く気持ちよかったが、やはり外輪山を超える(1000m以上)くらい高く浮いて、

フワフワと風まかせで浮遊するものに乗りたいものだ。





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ラピュタの北側上空からの景色

たぶん気球からはこんな眺めだったはず、

外輪山を飛ぶ良さは真下は40mそこそこだが、その先の陥没したような阿蘇平野までは1000m以上もある。

怖いが立体感ある迫力はまるで鳥になったような気分になれる。







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南側上空1100mの阿蘇平野から

怖くて下は見たくないがそれでも見たくなって、背中がゾクッと・・・






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外輪山のヘリ遊覧が復活しないものだろうか。

ロードバイクで走った軌跡を辿る空からの眺めは素晴らしかった。

峠道は自足と空から攻略してこそ完結する。

とりあえず入門編として手軽にできる阿蘇ネイチャーランドの熱気球体験をおすすめする。

体験は朝5時30分から7時30分まで、前日17時までの予約制

高いところは苦手、高所恐怖症なんて言わずに

ひとは毎朝新しく生まれるものだから

・・・・大丈夫。







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  1. 2015/01/13(火) 14:55:23|
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懐かしい友

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1月10日は昨年亡くなった自転車仲間の脳外科医さんの命日だった。

友人と言えども1年経つと記憶もおぼろに、感情も乾いたようになるが、その時に書いたブログを読み返すと水を打ったように鮮明に蘇ってくる。

一昨年の三月に義理の父を失った時もそうだったが、ブログやってて本当に良かったと思うのはこんな時だ。


これは脳外科医さんからいただいた手紙だ。
内容は一時退院をされた際に祝いをしようと自転車仲間からお誘いを受け出席したお礼と、後日ラピュタの写真を送ったこと、それから今後のことについて書かれている。
一年経ち、脳外科医さんを知る自転車仲間のみなさんに懐かしい軽妙な口調で書かれている手紙の一部紹介しよう。


「先日は思いがけずお目にかかれて光栄と言いますか恐縮と言いますか、兎に角ありがとうございました。その上今回はご丁寧なお手紙までいただきまして深謝致します。コルナゴ部長さまのみならず、yuujiさん、ターザンさん、ZENさんと別世界(笑)の方々にわざわざ足を運んでいただだいて恐縮しましたが、でもお目にかかれてお話しできて嬉しかったです。おかげさまで今のところ順調な経緯をたどり、これからも幾度となく退院記念?の酒宴が開かれることになりそうですが、そのうちに再度お目にかかることもあるかと思います。”自遊亭”さんにも一度お伺いしてみたいですね。その際にはご案内いただければ幸いです。
写真は驚きましたね。どうやって撮ったのかと不思議に思ったのですが、なるほどヘリからの空撮ですか。素晴らしい作品で羨ましいです。まあ高所恐怖症のわたくしにはまず撮れない写真ですね。」



                                   脳外科医さん、
                                       ありがとうございました。





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  1. 2015/01/11(日) 13:49:36|
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二百十一日の阿蘇

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今朝、国道57号で通勤していると大津を過ぎた当たりから猛烈な噴煙が視野に入った。

いつもは北側に位置する内牧から、北風に流れる噴煙を見るため、その太さ・幅だけしか判らないが

大津からだと噴煙の流れる全体像が見えて、爆発したんじゃないかとさえ思ってすぐさまFMに聴き入った。

宿に着いてその話をすると館主のお父さん(会長さん)が早速見に行かれてこの写真を撮って来られた。

会長さんの口癖は、「ヨナ(降灰)が降ると雨樋を詰まらせ腐らせて(腐食)しまうから度々掃除しなくちゃならん」

聞けば20年、30年のサイクルで今の阿蘇山のように火山活動が活発になりヨナが降ってくる。

それは日中でも陽が霞むほど、パサパサと聞こえるほど、そんな歴史を懐かしむような口癖のようにも感じる。

ヨナが降るとやや仕事が減速した会長さんの出番でもある。





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写真右下にある建物が登山バス終点の阿蘇山西駅とロープウェイ乗り場、

そこから上っている道が阿蘇山公園道路で、自転車でも火口まで上ることができるが今は立入禁止となっている。

勾配のきついこの道を何度と無く、誰彼誘って上ったが、すでに懐かしいとさえ感じる。

火口より半径1キロ圏内が立入禁止となっている。

西駅やロープウェイ乗り場がちょうどその境界でロープウェイは休止してるが食堂や売店は営業している。

だから見に行けばとは言わないが、このようなチャンスはまたとない、ということも事実である。

阿蘇を走る場合、風向きに従ってコースを決めれば今のところは問題ない。

しかし、今は寒くて私は冬眠してるが、1キロ圏内の規制が解除されたら誰より先に自転車で火口に行くと決めている。



阿蘇山(中岳)上空の風情報
http://www.jma-net.go.jp/fukuoka/tsushin/aso/



阿蘇を愛した夏目漱石は、明治32年内牧温泉に逗留した。
阿蘇の圧倒的な存在に自然の畏敬を感じた漱石はその時の旅をもとに明治39年小説「二百十日」を著し
その中で主人公に阿蘇をこう語らせている。

『「雄大だろう、君」と云った
「全く雄大だ」と碌さんも真面目に答えた
「恐ろしい位だ」暫く時をきって碌さんが付け加えた言葉はこれである
「僕の精神はあれだよ」と圭さんが云う』

そして最後の一文は、

『「そこでともかくも阿蘇へ登ろう」
「うん、ともかくも阿蘇へ登るがよかろう」
二人の頭の上では二百十一日の阿蘇が轟々と百年の不平を限りなき碧空に吐き出している。』





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  1. 2015/01/07(水) 17:15:58|
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三十七景

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今朝の二重の峠から見た阿蘇

波打つ雲海とは対照的に、霧の湖のような雲海に阿蘇五岳が浮かんでいた。

この下に人の暮らしがあるとは到底思えない景色だった。







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葛飾北斎「冨獄三十六景 凱風快晴」
今朝の日経新聞掲載 映画監督 篠田正浩氏のコラムより抜粋

「中略・・・富士山は世界遺産である。しかし自然遺産ではなく、文化遺産として登録された。人間が余りにも多く足を踏み入れ、山中は荒れ放題だからである。それでも世界遺産に登録されたのは、北斎の絵のためであったと私は想像する。

恐らく選定者の多くは富士山に関わる日本文学に馴染はないが、北斎の版画「冨獄三十六景」を見たことで、富士山が世界の美術史に大きな役割を果たしたことを無視できなかったはずである。・・・後略」


遺産として選定する外国人の心理を読んだ篠田監督の面白い推理だと思う。例えば阿蘇を外国人観光客に目を向かせる象徴的な写真として、もしかしたら日本人目線に映る神秘的な雲海や、五岳を涅槃像に見せるようなものではなく、「たしか阿蘇山も浮世絵にあったよな」と思わせる北斎風の絵のようななものでもいいのかも知れない。

チラッとでも光が射したアイデアが浮かんだら、今までにない斬新な発想であろうと迷わず挑戦すべきだろう。何しろ外国人誘致とは全く新しいビジネスチャンスのことだから。それに写真にせよ心に根を下ろすようなものでなければならないと思う。





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  1. 2015/01/05(月) 16:28:01|
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恭賀新年

2015101DSC_1206.jpg
新年あけましておめでとうございます。

昨年は多くのみなさまに蘇山郷にお越しいただき感謝申し上げます。

内牧温泉は年末から冬の阿蘇らしい雪景色となっています。

今朝はマイナス10度と記録的な寒さとなりました。





2015103lDSC02375.jpg
国道57号から国道212号は凍結防止剤を撒いてありますので普通タイヤで通ることができます。






2015101DSC02373.jpg
脇道に入ると午前中までこのような状態ですからくれぐれもご注意ください。

また、阿蘇山や大観峰へ行こうと思ったら普通タイヤでは行くことはできません。

しかし、このタイミングで阿蘇の噴煙を草千里や阿蘇西駅など安全圏内のより近いところから見ない手もありません。

特に火口に一番近い阿蘇西駅内の迫力あるジオラマの阿蘇スーパーリンクは是非体験しておくべきでしょう。

アクセスは阿蘇駅から登山バスが出ていますのでこちらを利用されると安心です。



さて、阿蘇山の噴火について正確な情報を提供しご期待に沿うようなインフォメーションをして行かねばならないと思っています。昨年は日本マグドナルドの仕入先が起こした鶏肉の品質問題による既存店売上高が、問題発覚直後の8月に前年同月比25%減と上場以来もっとも落ち込んだ事件があり現在も回復の兆しが見えていません。安全・安心をないがしろにしたとみなされた企業への消費者の制裁は容赦ないという時代です。よって、噴火による観光客減少に対する安易な誘致は断じてすべきではないと考えています。多少時間は掛かりますが、外国人他みなさんの信頼を得て今までにない方法で世界スケールのポテンシャルを持つ阿蘇を紹介できるならと思っています。本年もどうぞよろしくお願い致します。





FLUCTUAT NEC MERGITUR 
 --- 漂えど沈まず ---



  1. 2015/01/03(土) 15:36:21|
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阿蘇内牧温泉の温泉旅館から欧州の山岳コースを彷彿させる阿蘇サイクリングの愉しみ方を紹介しています。

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