コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクで走るの魅力を紹介します。

2014九州合同合宿 其の一

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8月30と31日の2日間、セレクシオン南九州の和田さんの呼びかけで九州地域の合宿が阿蘇で開催され参加してきた。

運動公園アピカに7時に集合し、峠を越えて20数キロ先のコースまでのアップはすでに限界を超えたペースだが

遅れないよう必死で走った。

初日は産山での15キロの周回コース、2日目は波野での15キロの超アップダウンの往復コース

ともに2~3時間ほどの短時間の集中した練習はみなさんの半分の距離で終わってしまった。

しかし、わたしにとっては120%の燃焼となり恍惚となりながらも異様な快感を得た。

今日はじっくり疲労の繭に包まれたい、

よってレポートは明日。





FLUCTUAT NEC MERGITUR  --- 漂えど沈まず ---

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  1. 2014/08/31(日) 18:36:31|
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おすすめのルート

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午後から雨とは知りつつも久し振りに長い距離走ろう、いや走らねばと雨に打たれても1時間で帰って来れる家から半径25キロの周回コースに出た。しかし、スタートして1時間半ほどで雨が降り出し徐々に本格的になり寒さも感じたので自宅へ戻った。

風呂に入って生き返り自転車も整備して、さて。
予定無しの休日の雨の日にすることを考えたら、床屋ですっきりしようと土橋さんに電話する。しかし、当然ながら予約でいっぱい。ならば、たまった本でも読むかと決め込み部屋に寝転ころんで体勢を入る。するとあまりにもの気持ちよさにウトウトとしだし、そのうち爆睡のシエスタ。家内が帰ってくると目が醒めて外を見ると曇り空だが空は明るい。乗れると思ったが、今日はもうよかろう。家のことをした。





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自遊亭の馬ひもたたき

この前、竜門ダムからの帰りにご主人とすれちがった。「やってるな」とお互い手を振ったが、この当たりで自転車乗りを見るのは珍しくて驚いたの先だった。

菊池では今、観光戦略の構築のひとつとしてサイクリングコースの策定に取り組まれている。目的は菊池の自然や文化といった魅力を感じてもらい菊池市を回遊してもらうことで市外へPRを行うというもの。提案者は一昨年就任された市長さんで欧州を中心に16年間、都市銀行の支店長として海外勤務された経験を生かし何事も積極的で、あれよという間に実行に移され結果を出されている。

菊池市在住の熊本県サイクリング協会会員ということでわたしもこの策定メンバーとして案内を受け最初の会議に出席した。市役所の方はロードバイクの経験や知識がなく、ただ「サイクリングコース」を教えて欲しいというもので、「誰に」という対象を考えなくてはならないことが不明だ。その後、菊池を含んだよく走っているおすすめのルートを教えて欲しいと文書が届いたので、これもひとつの方法かと物語性のあるコースを紹介しようと思っている。





サイクリング基地としてなかなか良さそうなのが菊池市旭志にある「四季の里旭志」。
菊池人吉大規模林道沿いにあり車の通行はほとんどない。この施設に車で行くメインのルート林道を通らずに直接旭志から上ってくるので施設利用者の通行もほとんどない。

園内設備として、温泉、温水プール、売店、土日営業のバイキングレストラン、BBQハウス、バンガロー、キャンプ場、屋外ステージ、そして駐車場は200台収容。回りに何もなく鞍岳の麓という静けさから訪れる人も少ないという自転車にとってはベストな環境。この林道は名前からして人吉までつながっているはずだが、地図の範囲をコースとする。菊池渓谷の麓から県道23号を結ぶ距離は22キロでミルクロード沿いの森の教会のすぐ近くにつながっており、菊池渓谷経由や23号、ミルクロード経由で阿蘇へのルートにも便利で走り応えのある道であり四季の里旭志をスタート&ゴールにしても面白そうだ。




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  1. 2014/08/26(火) 15:02:25|
  2. ロードバイク
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阿蘇の貴重な峠道

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朝7時に宿を発たれた大阪からお越しのFさん

3日目の最終日は自走で浮島神社へ行かれた

神社の方がサイクリストのためメンバーからの要望でできた自転車御守

濡れてもいいように防水加工がほどこされ、デザインも山岳賞の水玉模様やアルカンシェルの虹色のライン入りとお洒落

自転車専門誌に何度も紹介され今や多くの自転車乗りが訪れている

また、定期的に自転車(概ねロードバイク)のフリーマーケットが開かれ

乗らなくなったロードバイクやパーツが自転車乗り同志で格安に売り買いされている

サイクリストのみなさんが聖地化を目指すならばそうなるであろう神社であり

遠来より訪れる阿蘇と浮島神社のセットはとてもありうるものだと思う。




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最近、朝走らないと、どうもその日の調子が出なくなった感あり

体が目覚めないようなそんな感じ

今朝も雨が降っていたので二度寝してこんな風に全くはかどらない

習慣になるとは・・・・




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わたしにとって朝走ることは「何分に縮まった」なんて目標を立てるのは嫌だからサイコンは見ない

ただ、「あそこまでは頑張る」、という程度だから早く走れるようになる練習にはほど遠く現状維持が目標

それと終わったあとの快感が得られること

それは「頭がすっきりした、目覚めた」ということと「三文の徳という優越感」




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ちょっとご無沙汰の狩尾峠。ユウスゲの次はやがて訪れるススキが見事。

日ノ尾峠が通れるかという阿蘇合宿における質問について
今年の6月1日に走った際には宮地から上って頂上までは問題なかったが、高森側に下ったらすぐに30mくらいセメント道に泥が流れてオフロードになっていた。そのときはある程度乾いていたので乗ったまま通れたが、少し先の陽が当たる2箇所は泥が乾いてパウダー状になりハンドルを取られて危険。数日前に走ったカルキさんはここで落車したという。よって天気がいいときは数箇所注意すれば通れるが最近のように雨が続いたあとは通れるにしても泥まみれになるかも知れない。
そのときのエントリー「日ノ尾峠が開通」 http://kikuchinokoto.blog88.fc2.com/blog-entry-1317.html

この峠道は車はほとんど通らず風の音と鳥の声だけの秘境に行くような道だ。上ってすぐの別荘地からの高岳の眺めはダイナミックで素晴らしいが頂上付近からは森の中になるので景色はない。下りの高森側は中腹から放牧地になり牛が出て行かないようゲートが2箇所あり自転車をかかえて渡る。ゲートが空いているときはそのレールのリベットでパンクするから注意が必要。牛たちのすぐ横を通り抜けなくてはならないときはちょっと怖いが襲ってくることはない。そのような体験ができるこの道はたぶん阿蘇でもここだけだろう。そういう意味からすると多くの人に走って欲しい道だが好天が続いたあとに是非挑戦してもらいたい。





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  1. 2014/08/22(金) 15:52:53|
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盆が空けたら涼しくなって自転車乗りがやってきた

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結局、ペットボトルに餌を入れたワナを仕掛けてもメダカしか掛からず、

杉の間池の鮒取りはあきらめて小川で捕ってきた鮒とアブラメ、それにドンコを水槽に入れた

以外と美しいアブラメの泳ぎもかっこいいが、警戒心が強いのか鮒はじっとしたまま動かない

ドンコは藻に隠れてその姿を消した

ならば照明を落として自然観察、いつの間にかの少年の夏。




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大分からやまなみ道路でお越しのKさん

途中のどしゃ降りの雨にもめげず自走で来られた

チェックアウトして宿に荷物を置き、ラピュタ~ミルクロード28キロコースを今走られている

帰り着いたら風呂で汗を流し、わたしに時間があったら宿で輪行袋に詰めてもらい阿蘇駅まで車で送ってあげる予定

帰りはJRで大分に帰られるそうだ。


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同じく大分からやまなみ道路でお越しの大阪のFさん

早朝ライドは寝坊されたが2泊なので余裕の自転車阿蘇旅

ラピュタ~ミルクロードのコースを走り、天気次第では阿蘇山まで足を延ばされる予定

内牧温泉を基点にすると、急に天気が悪くなってもすぐに山から下りてきて

風呂に入るなり、昼寝するなり、自然に逆らわず時間をやり過ごして、天気を見計らって再度アタックできるのがいい

18時30分までに帰って来れば風呂入って夕食という夕焼けサイクリングも可能

せっかくここまで来たのなら朝夕の素晴らしい景色を独占されたらいかがだろう

それは貴重な旅の結論を導き出すに違いない簡単な手順ではないかと思う。






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  1. 2014/08/19(火) 12:25:20|
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珠玉の短編集

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朝走るときは5時30分に家を出るのだが、休みだったので30分遅れて走ったらどうも調子がでない

体の時計のせいなのか、休みという緊張感の無さなのか、帰りは水の道を上って下ってあんずの丘まで行って帰ってきた

すっきりしない1時間45分、ガーミンはスタートとしたら充電切れというそんな日。




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走ったあとの最近の愉しみは東京の友人から頂いた小平のブルーベリーを風呂上りに食べること

ブルーベリーが日本で初めて農産物として栽培されたのが小平市であり

その歴史には今でも揺ぎ無い上質なブランド品となっている

まさか東京に農産品・・・・と思うのだが

大粒で上品な甘さと、豊かな香り、そしてはんなりとした酸味は他を圧倒する美味しさだ

これが継続の理由のひとつでもある。





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へミングウェイの短編 「二つの心臓の大川」 

これはD&G・パナウル著開高健編集「雨の日の釣師のために」という世界の傑作釣文学35のひとつとしてこの本に収められている。釣りをしていた中学のときからの愛読書で、わたしの釣りのバイブルでありキャンプの愉しみもこの本で学んだ。主人公ニックがひとりでキャンプをしてフライで鱒釣りをするだけの短編。しかし、ニック・アダムス=へミングウェイが竿を出すまでの儀式のような語り、そして鱒を釣ったとき、逃がしたとき、魚をさばくとき、それにキャンプで食事を作るシーンが素晴らしくて心臓が高鳴ったり生唾がわいたりしたものだ。
当時は大久保康雄訳で父の書棚にあったものを読んでいた。その後、野崎孝訳や高見浩訳を読んで微妙な表現の違いにやはり大久保訳が自分の実体験と重ねてもしっくりと馴染んだ。



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右がバイブルの大久保康雄訳の「心が二つある大きな川」と題名も訳者によって違う。次に読んだのが左の高見浩訳の「二つの心臓の大きな川」だが今は行方不明。最新が中央の2012年に発刊された柴田元幸訳の短編集にある「心臓の二つある大きな川」本の帯には「まったく新しいへミングウェイ!」とあるがさて。

訳の違いを好きなシーンで比べてみると、
まずは肩に痛みを感じながら大きな荷物を背負いやっとのことで絶好のキャンプ地を見つけそこで料理をして食べるシーン

大久保康雄訳 「苦労して運んできたんだから、おれはこいつを食う権利があるんだ」 

野崎孝訳 「こういう物だって、おれは自分の意思で持って来たんだからな、食う権利はあるよ」 

柴田元幸訳 「これを運ぶのを厭わないなら、僕はこういう食べ物を食べる権利がある」 

やはり大久保訳がしっくりくる。やはり他の訳では違和感がある。



続いて鱒が釣れたときのシーン

大久保訳 「ぐいと長い引きがきた。ニックは身がまえた。竿にはいのちが通い、折れんばかりにまがった。」

野崎訳 「強い引きがきた。ニックが合わせをくれると竿に生命がかよい、山なりに曲がって危険をはらみ・・・」

柴田訳 「長い引きを感じた。ニックも引っぱると、竿が息づいて危険な状態となり、大きく曲がって、糸がピン張り・・・」


「竿にはいのちが通い」という名言、やはり大久保訳だな。



続いてその鱒をばらしたシーン

大久保訳 「ニックは手がふるえた。ゆっくりと糸を巻いた。刺激が強すぎた。軽い吐き気のようなものを感じた。すわりこみたくなるような気持ちだった。」

野崎訳 「ニックの手は震えていた。彼はゆっくりとリールを巻いた。なにしろスリルが大きすぎた。少し気分が悪い。腰を下ろしたほうがよいかもしれない、漠然と彼はそう思った。」

柴田訳 「ニックの手が震えた。ゆっくりリールを巻いていった。さっきの興奮はあまりに大きかった。何となく、気分が悪くなった気がした。座った方がよさそうだった。」

釣りをしたことがあるならこの気持ちはわかるだろう、やはり大久保訳の「軽い吐き気のようなものを感じた」なのだ。




釣れた鱒の内臓を取って持ち帰るシーン

大久保訳 「ニックは二匹を肛門から顎のさきまで切り裂いて、きれいにした。はらわたも、えらも、舌も、ひとかたまりになって出てきた。二匹とも雄魚だった。長い薄鼠色の白子の筋が、なめらかで、きれいだった。はらわたは、全部いっしょに出てきたので、こぢんまりとしていた。ニックは、いたちが見つけやすいように臓物を岸に投げた。」

野崎訳 「ニックはそれらの鱒の肛門から顎の先までナイフの刃を入れて、中の臓物をとった。はらわたから鰓から舌から、いっさいがひとかたまりになって出てきた。二匹とも雄だった。灰白色をした細長い白子の筋がすべすべしてきれいである。堅くしまった臓物が、みんなつながりになってそっくり出てきた。ニックはそれをミンクの目につくように岸に向かって放り投げた。」

柴田訳 肛門からあごの先まで切れ目を入れて、二匹のはらわたを抜いた。内臓、鰓、舌がすべてひとかたまりになって出てきた。内臓は清潔で引き締まっていて、すべてひとつにまとまって出てきた。ミンクが見つけるようにと、臓物を岸に投げ捨てた。」

山で釣れた魚は鮮度を保つためさばいて内臓や鰓を取り出す。その臓物はそこに住む動物へのおすそ分けをし、魚の命を無駄にしないという意味として重要なシーンだ。だから「放り投げた」でもなく「投げ捨てたでもない、やはり「岸に投げた」なのだ。



「心が二つある大きな川」は大久保康雄訳がわたしのへミングウェイだった。まったく新しいへミングウェイとして紹介されている新訳の 「こころ朗らなれ、誰もみな」 はこれからゆっくりほかの作品を愉しんでみよう。シンプルな短編は訳次第で「おやっ」と変わるのが面白い。喩えるとフレームで乗り心地が変わるロードバイクのようなものか。




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  1. 2014/08/17(日) 11:59:53|
  2. その他
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わたしの盆

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この2日間の夕焼けは久し振りに見応えがあった。でも車だと駐車するところも限られるし走りながらでは早回しのようにしか見れなかったのが残念。やはり景色を愉しむには自転車のスピードが一番で、ここはというときには停まって見たり、写真を撮ったりと感動の瞬間に行動を移せるところがいい。それと空気感というか肌に感じる風が気持ちよくて、味覚は走った後とすれば五感のすべてで愉しむことがをできるのが何度も走る阿蘇のサイクリングだ。

ただし、阿蘇サイクリングといっても阿蘇山周辺、特に阿蘇駅前から上る坊中線はシーズン中の休日や盆などの日中は大型バスなどが多いからやめたがいい。カーブをフラフラ上りながら内輪差で大型のバスの後輪がすぐ横を掠めることになる。これは道幅が狭いから仕方がない。マイカーだって追い越そうと思ったらセンターライを超えるかギリギリでないと危なくて越せない。渋滞の原因にもなるしそこでドライバーがイラッとするのは仕方がないと思う。

だからそんな道はやめて、比較的車が少ない箱石峠で超えて吉田線で上って渋滞の坊中線を下るならまだ危険は少ないと思うが、いつものように景色を愉しむことはあんまりできないと思うのでこっちもやめたがいい。

だったら阿蘇のどこがいいかというと、国道をはずした、小国・南小国・産山・波野・地蔵峠あたりは車が少ない。阿蘇の周辺では菊鹿町の矢谷渓谷を通る県道9号線の林道から兵戸スーパー林道を通りオートポリスまで続く道は怖いくらいに日中でも車が少なくてタフなコースだ。それとこれらの道は日陰が多くて真夏向きでもある。

また、みなさんがよく走られる9時から16時までのサイクリングの時間帯をこの時期は早朝からスタートして昼過ぎにはゴールするのもいいのでは。たとえばサイクリングの目的を阿蘇の日の出を見ることにしたらどうだろう。誰もいないラピュタの幻想的な日の出の風景は感動を超えたインパクトがあると思うんだが。





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さて、わたしはというと、最近雨が続いたり台風だったりですっかり走っておらず、天気がよくなったと思ったら盆で宿が忙しかったり、我が家の盆だったり、家内の実家の盆だったりでサイクリングはとんとしていない。でも暑いしどこも車が多いから涼しくなってから走ろうと思っている。

やや涼しげな写真は杉の間の庭にある池で罠を仕掛けているところ。罠といってもペットボトルの底を切って餌をいれたもの。宿の水槽で飼っていたランチュウの調子が悪くなったので池の小さなフナを入れようという計画。フナといっても銀鱗が鮮やかだから鑑賞にいいだろうと簡単に取れるものと思っていたが、メダカは罠に入るが警戒心の強いフナはなかなか入らない。そこで網で取ろうとするも水草に逃げて取れない。悪ガキの頃だったらこんなの朝飯前だったが、服を汚さないようにとか濡れないようになど上品ぶると駄目。明日は釣り竿を持ってこようかと思っている。すでにスタッフの期待を裏切らない少年となっている今年の盆である。




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  1. 2014/08/12(火) 18:49:34|
  2. その他
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慣れたときの慣れない状況に要注意

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今朝の竜門ダム

週3回を目指す早朝練習24k。沖縄100kの完走を目指すには距離不足の練習だが週1回のロングも厳しく、とりあえずやろうと思えば毎日できる朝の小一時間の練習を増やすのが最大の目標。逆に沖縄がなかったら朝からこんなヤル気も出てこないはず。モチベーションを上げるためにも年に何度か大会に参加するというゴールをセットすることが必要。わたしの場合。

いつもの朝と違い台風の影響で風が強く、道路に飛ばされた木の枝を見ながら、帰りは気をつけないと思いながらいつもの朝連コースを上った。大きな竹が道をふさぐように倒れているところもあり要注意と確認した。ダムを渡りボート倉庫の手前のトンネルに入った瞬間、強烈な向かい風、というより風洞実験のような風でほとんど止まった。湖畔に舞う風が山肌一帯を伝い唯一の抜け道となるこのトンネルに集中するようだ。おそらく後続がいたらいきなり止まったも同然なので追突されたであろう。ギアをインナーに落とし何とか通り抜けたほど。いきなりの想定15%以上の激坂は今までに無い体験だった。湖を横断する班蛇湖大橋の中央で写真を撮っているとまさに飛ばされそうであわてて橋を渡った。自転車に乗っていると以外と風の強さは感じないものだと感じた。まあ50キロで下る坂で体験する風は普通だから。

さて、下り。飛ばされた枝を避けながら普段よりゆっくりと走った。一旦上って下りになるコーナーで気が緩み普通のスピードで入った。そのとき道を横断する竹が見え、あわててブレーキかけるも後輪がロック、スリップ音とともにタイヤが左に流れた。落車を避けるためブレーキを解除し車体を立て直しすでに選択肢もなくそのまま竹に突っ込んだ。幸い車が踏んで割れていたので衝撃も少なく何とか乗り越え一瞬の奈落を避けることができた。慣れたコースの慣れない状況こそ要注意と肝に銘じた朝だった。






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スイス人ファミリーは4泊

ご主人は歯が痛くて午前中は病院通いだった。その間、子供さんは折り紙を覚え、奥さんは着物が着れるようになった。箸の使い方も上手になり挨拶も日本語。フランス語と英語を使い分ける子供たちは、わたしたちにはゆっくりと英語を話してくれる気の使いよう。旅館での滞在用に近くのスーパーで買ってもらったストライプの甚平が涼しげでさまになっていた。

夕食はほかのお客と一緒の食事処だったので奥さんは正装であると考えられたYUKATAに着替えさせられていた。毎日、フランス人やスペイン、ベルギーからのお客さんもいたがほとんど話したりされなかった。でも、日本語の勉強のためにスタッフにはよく話しかけられ「着る」「切る」、「折る」「織る」などの違いをよく質問された。

4日間とも朝夕旅館での食事で英語で書かれた献立を見ながら残さず食べられていた。そのような日本通だったのでわたしたちもできる限り想像をめぐらし応えるようにした。おかげでより外国の方が身近になるいい機会だった。

しかし、風呂に関しては大浴場は一度も利用されず、いつも貸切風呂だけだった。玄関で靴を履き替えられるときは椅子がないと駄目かそこに一旦座らないと無理のようだった。そんなわたしたちには普通のことがあり得ないと感じられたことがあったはずだ。、もしかしたら良かれと思って知らずに対応したなかで、失礼があったかも知れないとあとになって思った。しかし、それを口に出されるような方ではなく距離が近まったからこそ気兼ねなく教えて欲しいと言うべきであったと反省した。壁がなくなりそうになったときこそもう一段階ステップアップする機会であり、慣れたからこそ状況をよく見て判断すべきとあらためて思った。あの下りで落車していたら英彦山のヒルクライムも沖縄も無理だったに違いない。





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  1. 2014/08/09(土) 18:23:12|
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人生折り返しの自転車旅

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Mさんの大人の自転車旅3日目は早朝ラピュタでスタート

すでに2回目だから余裕で愉しまれ峠道に群生するユウスゲもしっかり見られたそうだ

宿に着いたら朝風呂のあと浴衣姿で朝食

すでにスタッフとも打解けて滞在型の旅館の過ごし方を満喫されていた

朝寝のあとのサイクリングは、二重の峠からミルクロードを下り大津の工業団地を抜けて菊池温泉へ

実はわたしが一番好きな阿蘇への道として紹介する菊池渓谷経由の阿蘇北外輪山・ミルクロードを走るのも今回の目的

「愉しんできますよ」と日焼けした笑顔で元気に出発された



大雨と台風接近の危うい天気予報だったが終日奇蹟的に晴れまだ明るい夕刻に宿に帰ってこられた

開口一番、「暑かった!」

菊池市内は日中36度の猛暑で水の駅で水をかぶり体を冷やして走ったと勝利者の顔だった

菊池渓谷の入り口の念仏橋を渡ると、ブログの前情報のとおり一気に温度が下がり木漏れ日の森の道を愉しまれた

森を抜けると風景は明るい草原になり北山展望所の絶景で達成感に浸られたようだ

阿蘇平野をサドルの上から見下ろし212号線を下って宿に帰ってこられた

起承転結の今日のライドの感想を聞いてわたしも一緒に走ったような気分になった

風呂から上がられてゆっくりお話をした

明日は5時過ぎには宿を発ち自走で熊本空港へ行かれる

こだわりのルートは国道ではなくミルクロード、大津に出たら国道を突っ切って旧道という凝りよう

最終ゴールの空港のロッカーには輪行袋と着替えが置いてあり周到な計画には感服するばかりだ

天草2泊阿蘇3泊の熊本自転車旅は完結した

明日は神戸の自転車仲間と行きつけのスナックで今回の報告会があるそうだ

盛大な打ち上げにふさわしいように、この日の19時着でカルキさんの店に宅配の馬刺しを注文してある

おそらく、みなさん熊本を走ったような気分になられるにちがいない

もしかしたらこの5日間、耳に馴染んだMさんの下手な熊本弁も出てくるかもしれないな。





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午前8時30分、今朝のラピュタ

自転車乗りが一人いた

誰も来ない絶景ポイントを悠々と独占

まるで朝飯のように補給食を食べていた

話しかけようと思ったが一応通勤中にて遅くなるのでそのまま下った。




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今朝は俵山の風車もしっかりと見える




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峠道の脇まで覆っていた草もきれいに刈られ左端を走れるようになった




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ユウスゲが陽が高くなり花を閉じかけていた

わたしは阿蘇の野の花でこれが一番好きだ

朝と夕方しか開花しないため日中は見れないという稀少さがいい

時間帯からして花に人が群れられないところもいい




最後にMさんに聞いた

57歳、まだまだ現職の働き盛り、土日の休みと有給3日を取り、はじめて挑戦した自転車5泊旅の感想

第一に阿蘇を満喫する日数は3日間必要ということ

第二に、晴天や雨や風の季節に応じた標高500mから1000mに対応できる高機能な衣類が必要であり

特に夏は疲労を避けるため炎天下の日中は走らない、もしくは日陰が多いコースを選ぶことも大事

準備周到で無理はしないこと

第三に、空港から強い雨のなか俵山の下りのコーナーで道に流れ出していた小石に前輪をとられ落車された

その際、ジャージのポケットに入れていたポンプにより脇腹を強打された

幸い骨折には至らなかったが重症の原因となるようなものはジャージのポケットに入れるべきではない

その日の夜は目が覚めるほど痛くこれだけ準備したのに初日で終わるかと思ったとMさんの言葉は重い

最後に自転車旅はひとりがいい

走るも走らないも、休むも寝るも、好きな行動をするためにも自由な身がいい

それに群れると普段の雰囲気のままで現地に溶け込めない

自分と語ることもできないのは実にもったいない

そんな話をしながら再会を約束した

人生折り返しの自転車旅、すなわち一人旅と思ったがいい。






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  1. 2014/08/07(木) 18:14:34|
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雨の日は笑って阿蘇

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神戸からお越しのMさま

熊本空港到着後、天草エアラインに乗り換え海の道天草へ

2日間走られたあと同じ便で熊本空港に戻り

輪行袋や帰りの着替えをロッカーに預け、小さなリュックひとつ背負い自走で俵山を越え内牧温泉へ

疲労軽減の軽装移動のため阿蘇での衣類はもちろん宅配便で宿へ届けられていた

阿蘇は3泊

お気に入りのタイタニウムバイクで頭に描かれた道をトレースされる






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到着後、荷物を空けられ

「どうぞ」と言われて差し出されたのは自転車本

またもや宿のコレクションが増え、自転車旅のみなさんの

走ったあとや、雨の日

しみじみと読まれることになるだろう

感謝。




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早朝ラピュタは生憎の霧

しかし、切れ間からは感動の景色も

ゆっくりと帰って来られたのでジャージのまま朝食

満腹で風呂、そして昼寝、うたた寝でやり過ごし

降ったり止んだりの合間もみて阿蘇神社と国造神社へ

帰りは途中からどしゃ降りで着かれた時には大笑い

「馬鹿だね、子供だね、でも面白いね」

雨も愉しむ少年となった2日目終了。





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  1. 2014/08/05(火) 17:42:10|
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まだ見ぬ色彩を求めて

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昨年秋の狩尾峠

昔のガードレールが懐かしい

盆を過ぎると早朝はグッと涼しくなりいよいよ雲海遭遇のチャンスとなる

すでに何度か阿蘇走った方は、9時から16時までという一般的に走る時間帯から

5時から12時の早朝型に変えてみたらどうだろう

常識にとらわれると同じ景色、同じ感動のくりかえしばかりではないだろうか

しかし、早朝だったら劇的な日の出や雲海を愉しまれるかも知れない

それは時間の厚みと、まだ見ぬ色彩であり、きっとあなたはその場に立ち尽くすに違いない

心揺らめくに違いない。




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市民100キロオーバー40

申し込み完了

今年も秋は沖縄だ。



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2013年のコース図

100キロのスタートは奥(共同売店前) 

210キロが通過した後に100キロのスタートとなり、例年は10時位だが昨年は9時35分と早く、そのためわたしは完走できた

いきなりの山はヤンバルクイナの生息地、その後5箇所の足切り関門を制限時間内に通過しなければならない

与那まで22キロ(22.0 k) 
足切りは11時20分

普久川ダム前まで33.7キロ(11.7 k) 
足切りは11時50分

宮城まで61キロ(27.3 k) 
足切りは12時30分

安部まで83.1キロ(22.1 k) 
足切りは13時15分

川上まで100.6キロ(17.5 k) 
足切りは13時40分

21世紀の森体育館にゴール107.7キロ(7.1 k)



結果は4時間14分、267位でゴール、455名中317名が完走(完走率69.6%)

その体験記を5回に分けてアップした

今、あらためて見てもそのときの辛さが甦ってくる

と、同時に最後の関門を通過したときの様子には、恥ずかしながらまたもや涙腺が緩んでしまった。



ツール・ド・おきなわ 前日編

ツール・ド・おきなわ レース編

「ツール・ド・おきなわ」 打ち上げ編

ツール・ド・おきなわ 南部サイクリング 最終編

我が人生の傑作、第25回「 ツール・ド・おきなわ」




FLUCTUAT NEC MERGITUR  --- 漂えど沈まず ---

  1. 2014/08/02(土) 16:27:01|
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阿蘇内牧温泉の温泉旅館から欧州の山岳コースを彷彿させる阿蘇サイクリングの愉しみ方を紹介しています。

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