コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園の中央に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクを通じて阿蘇の魅力を紹介します。

自転車力を高めるために

2014627stDSC00889.jpg
C60のテストモニターは7月4日迄。3週間ちょっとの期間ではあったが、走って眺めて自分のバイクのように愉しむ事ができた。ちょうど梅雨時で乗れない日も多かったが、コルナゴ社が目指す究極のゴールである「ライダーの疲労を軽減し早く走らせる」という意味をC60に乗るたびに体験することができた。結果、「高価なバイクだがいつかは手に入れたい」という明確な目標ができたことは大きい。C60の能力を堪能するために、現状の力を維持しこれからもガンガン乗りこなしたい。だから朝練をし、友達と競い、サイクルイベントで納得のいく成績を収め、自転車力を高めて行くことを今後とも課題としたい。

「自転車力」・・・・都合の良さそうな字面なので勝手な造語だが、誰とでも走れるようになること。
ある程度走れると、より多くの人と一緒に走ることができたり、参加するサイクルイベントの門も広くなる。そうなると自転車を介して多様な人と知り合うチャンスが多くなる。今、お付き合いさせていただいている人たちは、自転車をしていなければ出会うことができなかった方がほとんど。井戸の中の蛙のような環境で性格だから助かっている。




pp2014625damuDSC00921.jpg
いつも準備を整え、多くの方と出会うチャンスに備えたい。

自信たっぷりにお薦めする王道のコースは、菊池発の菊池渓谷経由の阿蘇北外輪山。

森を抜けると景色が一変し開けた草原になる、やがて信号が見えてくるとそこが雄大な阿蘇の入り口となる

左に曲がってマゼノを下るか

まっすぐやまなみ方面に突き進むか

右に曲がって頂上からラピュタを眺めるか

三つの道のどれを選ぶかを考える阿蘇のクロスロードだ。




2014625damuDSC00925.jpg
今日は右に曲がってラピュタを眺めてみよう




2014625damuDSC00929.jpg
異常なし

ただ、道の先端には砂袋が敷き詰めてられていた

何だろう?




2014627st_DSC0583.jpg
宿では改装工事が進行中




2014627st_DSC0582.jpg
調理場の改装が進むと、一見近寄りがたい職人気質の調理長にも笑顔がほころぶ

古い設備で使い勝手悪い間取りだったが、料理に対するお客さんの評価はすこぶる高い

出来合いを使わない手作りの料理を続けていただきたい、それと健康に気をつけてこれからも頑張っていただきたい

そんな主のメッセージが形となっている。




2014627st_DSC0568.jpg
明日から社員研修旅行で7月1日深夜に帰ってくる

その日は宿に泊まり早朝のラピュタをC60で走ろうと思っている

宿の仕事は2日からで今回に合わせてパソコンのメンテナンスを依頼し今から宅急便で送る

よって、ネットにつながるのは7月2日から。



2014627stDSC00608.jpg
5日は福岡の旦那&ひろまみさん夫妻とお友達が菊池合宿というサイクリング

わたしはその日の夜の前夜祭から合流し翌日は一緒に走る

もし、この日にC60をという方がいらっしゃたら大変申し訳ない、すでに4日に手元を離れている

女性の方4名を含む12名くらいのサイクリングで、懐かしい方との再会や、はじめての方と出会いがあったり

今からとても愉しみしている、それと3週間振りのM10の乗り心地はいかなるものだろうか・・・・

たぶん「やっぱりM10はいいな」という感想で終わるような気がする。

ではジャイアントの国へ行ってきます。








FLUCTUAT NEC MERGITUR  --- 漂えど沈まず ---

スポンサーサイト
  1. 2014/06/28(土) 13:51:42|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

自分の居場所

2014625damu12IMG.jpg
宿の改装がはじまった

倉庫からは懐かしいものが続々と

これは絵描きだった初代が描いた阿蘇山が表紙の昭和30年代のパンフレット、



2014625damu55IMG_0001.jpg
パンフレットに記載の宿泊料金は

1泊2食1500円~5000円(税・奉仕料別)

「税」とは当時消費税はなかったので入湯税150円のこと

「奉仕料」とはサービスのことで、宿泊料金や追加料理・飲み物など単価の15%

当時の奉仕料はすべて仲居さんの給料

仲居さんは「ねえさん」と呼ばれ、収入を増やすため宴席を賑わし積極的にお客さんと一緒に飲んでいた

だから威勢がよくて元気のいいのが当時の仲居さんで宴会が終わると凄く酔っ払うのが普通だった

現在は仲居さんも奉仕料制から給料制となり、旅館ではその言葉自体が消え、仲居さんも飲まずおとなしくなった

「税」の入湯税は昔と変わらず150円だが新たに消費税が導入されプラス8%

いずれ15%くらいなるのは近い将来のこと

消費税=奉仕料。





2014625damuDSC00937.jpg
「あんか」

見つけた若い子が、『あのー 「あんか」とはいったい何ですか?』







2014625damuDSC00934.jpg
7月3日まで休館となる

工事の内容は、調理場・配膳室・スタッフ休憩室・社員食堂など

スタッフがより働きやすくするためのバックヤードの改装工事である

言い換えると人に対する投資であり、貴重な労働資源がより高い付加価値を生み出すための環境整備

お客に選ばれる旅館であり、働く人に選ばれる旅館にしなければと思っている






2014625damuDSC00871.jpg
久し振りに長男が帰って来たので昨晩は家内と三人で自遊亭






2014625damuDSC00880.jpg
たまに見ると成長したなと思う反面





pp2014625damuDSC00873.jpg
「わたしたちも歳取るはずよねー」

なんて・・・




2014625damuDSC00876.jpg
考えてもどうにもならないことは考えない

余計な念を継がない




2014625damuDSC00895.jpg
サントリーの社長に就任したローソン会長の新浪さんが記者会見で言った言葉

「社員のみなさんと新しい価値をつくっていきたい」

わたしの場合、「劣りつつある自分の体と新しい価値をつくっていきたい」

精神に見劣りしない体

「精神=体」が理想。




damu625DSC00900.jpg
だから走るよ!




2014625damuDSC00892.jpg
「どれだけ頑張れましたか」という大人の運動会は7月13日のオートポリス

ここで体力測定の結果が出る




2014625damuDSC00908.jpg
その目標のために走る




2014625damuDSC00914.jpg
「文藝春秋」のモットーとして菊池寛が掲げたのが

「六分の慰楽、四分の学芸」であり

娯楽六割、学問四割、楽しく学ぶことを提唱している

わたしのロードバイクも遊び六割、練習四割と愉しいものとして捉えている

それに、ひとりでストレスのない道を走っているときは、自分と向き合うことこともできて

心の位置を定めるという自分の居場所を定め

私の復元力の源でもある。




FLUCTUAT NEC MERGITUR  --- 漂えど沈まず ---

  1. 2014/06/25(水) 17:24:44|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

溺愛の自転車ロビンソン

2014623weDSC00853.jpg
ミルクロードのスカイライン展望所

車から出してはみたものの

雨では・・・・・





2014623weDSC00856.jpg
景色が愉しめない

霧では・・・・・

腕組して眺める絶景の阿蘇を

乗れない日が続く

梅雨では予定が組めず、たまに晴れても単独走ばかり

しかし、7月になれば6日に福岡のみなさんと

13日はオートポリスの3時間耐久レース第2戦

27日には阿蘇望の四峠超えにエントリーし

自転車ロビンソン・クルーソーから脱出の予定。




2014623weDSC00862.jpg
今のところの朝練の目的は

3時間耐久レースで昨年の33周回に並ぶため



2014623weDSC00863.jpg
それと、

自転車力のピラミッドの中低層に位置するわたしレベルでのC60インプレッション。

これは同じ50代の眠れる獅子のためにも貴重な体験を自分なりに伝えたい

まずは我々にも乗りこなせることができること

そして高価なポテンシャルをも引き出せること

単純に云えばギア27T=25T

2週間手元にしての感想は

絶対的な安定感に相対する軽い乗り心地と維持される速度、踏み込めば背中を押されるようなパワーを秘める

上りになるとその推進力は顕著となり、極めつけは軽快なダンシングを可能にする

そんな誰もが語るインプレッションより自分なりのC60の試乗結論として

このバイクだったら現役にピリオドを打つのは果たして何年後だろうかと考えた

「現役にピリオドを打つ」ということは「もう競い合うことはできない」ということ

その意味でわたしの現役は20年後。




2016234weDSC00865.jpg
自分自身に定めた基準に照らしそれに見合うパフォーマンスができないと悟ったとき

自らの潮時を知るのが75歳

得意の日割り計算にすれば、ペットボトル1本分より安い?




2014623weDSC00860.jpg
さて、明日6/24から7/3まで宿は改装のため休館となる

調理場とスタッフ休憩室、社員食堂、社員専用トイレに洗面所などバックヤードの改装という人材への投資である

その間を利用して29日から台湾へ社員旅行に行く

よって29日から7月2日までは不在、それ以外は宿にいるので御用の方お気軽に

今回の改装は競い合うためではなく宿の価値を高めるため

そんな選択理由もC60にあるのかも。




FLUCTUAT NEC MERGITUR  --- 漂えど沈まず ---

  1. 2014/06/23(月) 18:58:12|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6

長距離も雀躍して喜びたり

2014620nokoDSC00773.jpg
梅雨の晴れ間にC60で120キロの峠超えをしてきた

コースは菊池から兵戸峠を越え久し振りに南小国の茶のこさんへ

雰囲気・ランチ・甘味・日本茶それぞれのクオリティの高さからいつも賑わっているが

今朝はワールドカップなので自転車乗り1名でも大丈夫だろう




2014620nokoDSC00778.jpg
この道はあんまり走らなかったが

車も少なく特に今からの時期は日陰が多くておすすめのコースじゃないかな





2014520nokoDSC00789.jpg
茶のこさんに着くとテレビの取材があっていてちょうど終わったばかりで幸運にも貸切

久しぶりにゆっくりお話することができた

4月、小国で開催され茶のこさんも関われたRapha Gentlemes's Raceのこと

それから近々BSで流れる企業CMに出演されたこと、これは凄いよ

広告主の商品に関連性は皆無だが日本茶を提供するために店を出した九州男児というスタンスだったか

ローソンの新浪会長はお茶をされており

「茶道を知らずして日本文化を語るなかれ」と文芸春秋7月号で熱く語られている

シリコンバレーでは日本文化の憧れの強さに驚かされ

ベイエリアの富裕層の間では日本建築の家や庭園、茶室を作ることがステイタスになっているとも書かれていた

そんな情報の最先端を行く人たちの思考に今回の企業CM出演の理由付けがあるのではとは考え過ぎだろうか。




2014621nokoDSC00796.jpg
茶のこランチは「茶のこご飯」と「ハヤシライス」の2種類だけ

いずれもサラダとスープとお茶とデザートが上質かつ美味しく、それを愉しみにという人も多いのではないだろうか

単品の旨さの連続じゃなくバランスの良さが茶のこランチだ。



2014620nokoDSC00802.jpg
ロードバイクに対して知識と経験が豊富な茶のこさんもC60 に試乗

「久しぶりの目の覚めるようなバイク」と乗り味に感動されていた。

写真も撮らせてもらったが仕事着にヘルメットという井手達はCM出演者のイメージでなかったので茶のこさんは非公開。

ゆっくりさせていただいて心地よく午後の部のスタート

満願寺温泉からいつもの草原の道へ。




2014620nokoDSC00819.jpg
草原の道の放牧の牛たちはすばらしくご機嫌で猛然と並行して走ってくれた




2014620nokoDSC00828.jpg
カメラを向けてだからスピードは遅い

いつもだったら馬に乗ってツールやジロの集団に並行して走る映像があるがまさしくそんな感じだ

そのときの牛の目は怖いほどギラついている。



2014620nokoDSC00838.jpg
峠超えもアップダウンの草原も何十回も走る道だがC60ではいとも簡単に攻略し愉しめた

いつものペースでは疲れないとさえ感じたのが正直なところ

その後、外輪山の天辺を縫うように続くミルクロードでは、

すべての、すべての力で走った

やや下りになると風を切るホイルの音が変わった

それはまるで、愛車アルファ145の4速4000回転で甲高くなるフラット4ように

ある域に達してはじめて眠りから覚めるか

わたしにも体験できた刺激的なCOLNAGO60のポテシャル。




2014620nokoDSC00836.jpg
眠れる獅子たちよ---

There is still time・・・・Brother

同朋よ、まだ遅くはない。









FLUCTUAT NEC MERGITUR  --- 漂えど沈まず ---

  1. 2014/06/21(土) 18:30:40|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

いとも簡単に魅了

2014619giDSC00763.jpg
小雨の朝連

島旅から帰り久し振りにC60に乗った

軽く踏んでもスーッと

強く回すとグッと背中を押されるように飛び出す

スピードにのったら、

すでにわたしの領域ではない風景が流れ

日本人体型の50歳半ばをも、いとも簡単に魅了してくれる

明日も艶やかな予感、すでに危険な匂いを醸しだしている

何故ここに在るのかC60

欲しい。





2014619gi_DSC0575.jpg
昭和7年、九州旅行に来られた与謝野寛・晶子夫妻が泊まられた杉の間

当日は霧と強風で念願の阿蘇山頂まで行けず、現在の草千里当たりで断念されたようだが

樹齢千年の綾杉で造られたこの部屋に魅了され多数の歌を残された



大いなるひと木の杉を阿蘇に斫り君がつくれる万年の家    寛

ひとひろく山の夕映入りてきぬ阿蘇氏びとの軒たかき家     晶子




2014618gi_DSC0580.jpg
うす霧や大観峰によりそひて朝がほのさく阿蘇の山荘    晶子

「朝がほ」とは「桔梗(ききょう)」のこと

昭和33年、夫妻の歌を彫った庭にある石碑の周りには今でも桔梗が囲みやがて愛らしい花に包まれる






2014619giDSC00768.jpg
2013年モスクワ世界陸上1万メートル銅メダリスト

ポール・タヌイ選手

九電工陸上競技部のメンバーで宿で合宿中だが明日が7泊目の最終日となる。





2014619giDSC00767.jpg
もちろんこのあとC60に試乗

彼もいとも簡単に魅了されご機嫌だったことだけ紹介しておこう。





FLUCTUAT NEC MERGITUR  --- 漂えど沈まず ---

  1. 2014/06/19(木) 19:16:44|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

僕たちの島

14aoaoDSC00729.jpg
長崎県松浦市の御厨港から定期船で20分、伊万里湾に浮かぶ人口250名の青島

信号も標識もない、道路も路地や農道しかなく、車は軽トラックと昔ながらのテーラーだけ

まさにタイムマシーンで20分、昭和の時代へ帰ることができる

青島に通い続けて12年、すでに故郷のような、というより我が家にとってここはまさに故郷の島となった

そんな懐かしい人たちに会いに行ってきた。




14aoaoDSC00615.jpg
フェリーが着く港のすぐ前にある加工所ではウニの瓶詰め作業で賑わっていた

いつもは島の婦人会の人たちが名産品である蒲鉾の製造しているが

ちょうどウニのシーズンと大潮が重なり、3、4日かけて全島民総出で収穫から加工までされていた

翌日には港にテントが張られ、お年寄りから若い者まで並んで収穫したウニを殻から取る作業があっていた

商品になったウニの瓶詰めは、買取先である大手メーカーにすべて卸され売上金は島の公共のものに使われるらしいが

このウニ漁が島民の心をひとつにする歳時記のように感じた




14aoaoDSC00668.jpg
お年寄りが担当のおきゅうとの天日干しもこの時期の島の歳時記




14aoaoDSC00716.jpg
島の大切な交通機関、テーラー

腰の曲がったおばあちゃんも運転する島の足






14aoaoDSC00660.jpg
これが民宿川上

島で唯一の宿泊施設兼食堂

スタッフは経営者である女将さん(かあちゃん)と娘さんのちあきさんとなおみさんの三人

あとはかあちゃんの友達がたまにお手伝いに来る程度




14aoaoDSC00653.jpg
部屋からの景色







14aoaoDSC00651.jpg
青島の港が一望でき、出漁する船や魚を獲ってきた船など島での出来事がすべて判る





14aoaoDSC00630.jpg
島に着いたら長女のちあきさんが車で迎えにくれていた

荷物だけ預け家内と久し振りの島を歩いて民宿まで行った

着いたらまずはかあちゃんからアジェンダ

我が家の家族の健康報告や子供の成長振り、続いて島の近況報告

経済と労働と厚生の分野に及ぶ

井戸端会議をわたしは途中で退席し部屋で釣りの準備をする

そうこうしているうちに食堂で昼飯

生ビールで乾杯すると、

何も言わなくとも獲れたての刺身にバリのみそ焼き、それにウニの一夜漬けがテーブルに置かれる

食堂名物懐かしい味のチャーハンとやきそばで腹を満たし12時30分釣りへ

といっても磯釣りじゃない、釣堀でもない

もって行くのは竿とリールに2.5号から5号までのハリスと6号から15号までの釣り針程度





14aoaoDSC00633.jpg
小一時間の釣果

最初にいい型のイサキが釣れ家内にもヒット、後はチヌが連れ続けた

真鯛は目の前で逃がしたが満足の釣りだった




14aoaoDSC00647.jpg
かあちゃんが釣れた魚をさばいてくれチヌは3枚におろしてもらった

「一軒先の独り者のばあちゃんに頭やアラはやっていいか」と、かあちゃん

みんなで分け与える助け合いの習慣

地引網の船を着くと出荷できない魚はまっさきにそんなお年寄りに配られている




14aoaoDSC00670.jpg
まだ明るいうちから夜の宴会

オール地物の魚介類は、すべて漁師さんや養殖屋さんから仕入れたもの


14aoaoDSC00674.jpg
潜りの海女さんから仕入れたウニ

当然ながらの獲れたてだから、甘くて磯の香りが小さな身に凝縮している




14oaoaDSC00675.jpg
以前は捨てられていた地引網にまぎれる小さなカニは揚げると何とも香ばしく絶品

この島に捨てる海の幸はない

食べ初めて30分くらいするといつも誰か訪ねて来てくれる

今夜はかあちゃんの弟のまさるさんと、しんごさんが来てくれた



14aoaoDSC00679.jpg
まさるさんは焼酎片手にアワビを差し入れてくれ、すぐにちあきさんが刺身にしてくれた




14aoaoDSC00697.jpg
しんごさんはサザエを、これはつぼ焼きに



14aoaoDSC00676.jpg
しんごさんは夏牡蠣の養殖に挑戦されていた

「味見するか」と言ったかと思うとすぐに海に出て行って10個ばかり獲ってきてくれた





14aoaoDSC00693.jpg
一口に頬張るのがやっとの大きさ、ミルクたっぷりに満たされる贅沢

来月当たりから出荷もできるようだ

それに牡蠣養殖も体験もののメニュなれる





14aoaoDSC00702.jpg
かあちゃんとしんごさん

しんごさんは定年退職後、島に戻り鶏を飼ったり小さな船で出漁したり島暮らしを愉しまれている

また、かあちゃんが先頭になってはじめた体験の修学旅行の受け入れの後継者としても頑張られている

漁師体験、かまぼこなどの加工体験など行い、民泊する都会の学生の受け入れは島の経済に大きく貢献している

どこでも聞かれる不漁と燃料の値上げで漁師は減る一方

島に若い人たちを残す、島から出て行った人たちを帰ってこさせるためにも青島も1次産業から脱却する時期にきている

海で収穫するものを売るだけでは島で家庭が持てない

人を呼ぶためにも生産するだけではない野菜やフルーツを体験収穫する農園のようなものを島に展開できないか

その体験の源となる人、漁師という海の巨匠に学ぶ・・・・

いつものそんな話は夜遅くまで続く。




14aoaoDSC00706.jpg
しんごさんの姪っ子の島にあるデイケアセンターで働くさっちゃんにエギング一式を借りて翌朝はイカ釣りに

防波堤にはイカ墨のあとがあり釣果を物語っている

昨日からここで一夜を明かした釣り人や朝一番のフェリーで意気揚々堤防に向かう釣り人で以外と賑わう




14aoaoDSC00709.jpg
堤防の近くに船が着くと、昨晩お世話になったしんごさんだった

タコツボ漁から帰って来られたところで生簀からガラカブをすくって

「もって帰れや、あとでタコも民宿に置いとくけ」

せっかく獲られたのに申し訳ない・・・・




14aoaoDSC00721.jpg
よって、朝食にはガラカブの活造り

またもや飲まずにはおられない




14aoaoDSC00725.jpg
ご飯はウニ丼

昼飯にはガラカブの味噌汁で島の食は完結した



14aoaoDSC00731.jpg
島の別れはいつも悲しい

特に今回はちあきさんの娘のあんちゃんがなついてくれて

「じい」と呼んでくれ、もっと遊んであげると「パパ」に格上げされた

「また来るからね」

あんちゃんと約束した



フェリーの時間まで散歩していると貢のかあちゃんと会い長いこと話し込んだ

居酒屋にいた貢は佐世保で船の塗装で頑張っているらしい、とうちゃんは今島を統括する班長さんでとても忙しいようだ

釣り好きが高じて旦那さんを残し単身で借家暮らしをしているママもわざわざ声を掛けに来てくれた

いつも釣った魚を土産にくれるのが最近不漁でごめんとねと、今度来たとき飲もうねと別れた

潜り漁の川上さんは体験の旅行会社と先生の案内で忙しいようだった

養殖のワキタさんは景気が良くないと嘆いた

ハーブ鯖のにいちゃんは今回会えず仕舞いだった

以前民宿に手伝いに来てたフェリーの切符売り場のおばさんは笑顔でまた来てねと




p14aoaoDSC00659.jpg
島のひとたちにもだが、子供に調子のいい愛想言葉はいけないから

あんちゃんのために近いうちにまた来よう。




FLUCTUAT NEC MERGITUR  --- 漂えど沈まず ---

  1. 2014/06/17(火) 10:48:07|
  2. その他
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

成長を止めてはいけない

6014612dmDSC00602.jpg
C60で初めての竜門ダムの朝連

昨年の壱岐があまりにも不甲斐ない成績だったので、その反省から朝の練習をするようになった

といっても、目に炎があるときは雨以外毎朝だったがそんなの続く訳がない

今では週1回、多くて2回程度

それでも気分転換になるし朝飯が旨くて三文の得の効果は大きい

1時間弱だが走ったあとの達成感は1/24hの次元ではない

一般的に達成感の原因は、脳内物質が分泌され、その指令によりいろんな臓器の細胞が刺激されるらしい

爽快になって頭も冴える覚醒は午前中までは続くからたいしたものだ

そしてその効果に対して失うものはない。

ただし、わたしのような根気のない者には練習を継続させるというその気にさせる刺激が必要となる

たまに買い換える、ボトルだったり、グローブだったり、シューズとかヘルメット・・・

それはいつも言ってるが、自分だけの達成感だけではなく

夫婦仲がうまくいったり、健康を維持したり、健康のための改善となったりという家族に対してもプラスの要因であり

二人の心と体の健康年齢を長くするためへの投資でもある

で、結論。

自転車関連への投資は、家計に対するマイナスではあるが、回りまわって結局チャラとなり、失うものはここでもない

だから自転車に通じたものへ投資しよう

健康を取り戻せば、健康を維持すれば、きっと仕事もうまくいき、家の経済も豊かになるはず。




20146012dmDSC00583.jpg
たかが自転車、されどである。



20146012dmDSC00595.jpg
C60のダウンヒルは---刺激的---




2014612dmDSC00601.jpg
ドーパミンに溺れそう・・・・





2014612dm_DSC0546.jpg
椎名誠さん大感動の一冊

極寒のシベリアからモンゴル、ゴビ砂漠、ヒマラヤ山脈を徒歩で越えたすべて実話の脱出記は凄い

雨の休日に一気に読んでしまおう

これも気分転換のひとつ、明日への鋭気の源。



15日は「ツール・ド・宮古島」が開催される

昨年、50歳代で福島さんが優勝し、バイシクルキッズの大城店長が3位入賞の大会だ

今年は南の島の大会であるツール・ド・沖縄に続いて絵に描いたが、宿の改装の日程と重なりそうだったので一端は断念

しかし、実際は工期が23日からとなり一安心したところ

今度は29日から台湾へ社員旅行となり、ゆとりの限度を越え諦めた

そこで明日からは毎年訪れる長崎の島へ脱出する。




20146012dmDSC00586.jpg
早朝練習ができない理由はない

遠征してサイクルイベントにエントリーできない理由はつくらない

成長を止めてはいけないということ

眠れる獅子たちよ・・・・

物語はすぐそこにある。



FLUCTUAT NEC MERGITUR  --- 漂えど沈まず ---

  1. 2014/06/13(金) 17:24:07|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

C60で走る早朝ラピュタ

2014610karioDSC_0003.jpg
阿蘇市立体育館近くに咲くショウブ

公園の小川沿いに地元の人たちによって植えられ、今見頃を迎えている

しかし、かなりの規模で一面に咲いている割にはどこからも紹介されず、当然ながら訪れる人はいない

人を呼ぶための目的ではなく、地域の人たちが鑑賞するためなのか

もったいないので、いまきん食堂の時間待ちの人にはうってつけじゃないかな。


2014610karioDSC00540.jpg
5時過ぎに起き、C60初の早朝ラピュタへ

宿に泊まった人におすすめしている早朝ラピュタのコースはミルクロードを回って212号で下ってくる28キロ

誰もいないラピュタと、目一杯走るミルクロード、それに車が少ない早朝の212号の下りが魅力で

外輪山から見る幻想的な日の出や、運が良ければ雲海に遭遇することもできる

それに何より宿に帰って来てから気持ちのいいこと、興奮の後の温泉に朝食だからね

そして、部屋でゆっくり過ごす・・・・

究極の3時間だと思うね。



2014610karioDSC00547.jpg
ラピュタはというと、静かで鳥の声が美しかった

これはいつものこと

獲得標高467m、平均勾配8.2%、距離5.6kmの峠道をC60で走った感想はというと

「いつもより断然軽快に上れた」

理由は、坂でもよく進むこと、それとダンシングの安定感だな





2014610karioDSC00552.jpg
「おやっ」と思ったのは、坂の途中で平坦になったときペダルを回すとスピードの勢いに驚いたね

涸れさせないバイク、50歳をとうに過ぎても競い合わせてくれる

前に向かって進んでいけるという希望に満ちた夢を与えてくれる

生き方さえもね。





2014610karioDSC00555.jpg
「俺の潮時はまだまだ」と、

このクローバーマークのビチクレッタは酔わせてくれるよ。





2014610karioDSC00563.jpg
峠を上りはじめて軽トラックを先頭に数台の車が追い越していった

早朝から何だろうと思ったら若い人達が長寿ヶ丘公園に集まっていた

ラピュタのビューポイントを過ぎたところで軽トラックに越された

荷台には若い人達が乗ってミルクロードに合流する駐車スペースで彼らはゴミ拾いをしていた

濃霧の中、よく見るとこちらでお世話になっているガソリンスタンドの鎌倉商店さんや、いまきん食堂さん・・・・

地元商工会青年部のみなさんだ

彼らは下からずっとゴミ拾いをしながら上まで来られていたのだ

鎌倉商店さんに話を聞くと「人が多くなってゴミが目立ってきたので」ということ

これってどう思う?

誰もいない濃霧のなかで早朝での若い人たちのゴミ拾い、

わたしは、鎌倉石油さんでガソリンを入れ「ラピュタの早朝のゴミ拾い、ご苦労様です」と言おう

この日のことは阿蘇市商工会青年部さんのフェイスブックにもアップされており

共感する方は「いいね」やコメントでもどうぞ。




2014610karioDSC00567.jpg
ミルクロードの霧は地形からだろうか

いつもスカイライン展望所付近まで深いが今朝もその先は薄れていた

初めて走るC60のミルクロード

力の限りの全開で駆ける




2014610karioDSC00570.jpg
一瞬にしてうす霧となったミルクロード、このあと早送りの映像のように下から霧がどんどん湧き上がってきた

さて、C60でミルクロードという平坦な道を走った感想

ホイルの影響も大きいだろうが、今まで感じたことがない安定感で、まっすぐ風を突っ切ってゆく

212号の下りも素晴らしい

これって決して誇大ではなく、すべてが何度も走ったコースでの体験という事実

なのでC60のポテンシャルとは、簡単に言うと「わたしでも愉しめる」ってこと

CLXもいいよ、M10も何の問題もない

でも、官能的に乗りこなせる最上のビチクレッタ、それがC60ってことかな。




FLUCTUAT NEC MERGITUR  --- 漂えど沈まず ---

  1. 2014/06/11(水) 17:04:49|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

六月の、六月の風

2014609roku_DSC0522.jpg
Aso Country Life 六月の風さんから料理の試食会に誘われお邪魔してきた

予約制のランチを視野に新たな挑戦をしたいとオーナーの宇野さん

阿蘇の恵みを包み込んだ逸品は、

和食料理人の経験と、トレーラーハウス エアーストリームで長らくアメリカを旅した体験を生かしたもの

メニュは決まり、あとは見せ方の意見交換となった

阿蘇の旅館や飲食店の若い経営者はよく人に相談する

相談された側は親身になって話を聞き自分のことのように意見する

そして、覚悟を決め新たな事業や改装に挑戦するのが自ら自分達を阿蘇人と呼称する阿蘇の人の所以である

普段、彼らはぶっきら棒だが、人肌脱ぐときは親身になる、この点は感心するばかりだ

大先輩である宇野さんでさえこのような場をもうけられるのだがら。




2014609+roku_DSC0530.jpg
久し振りに訪れた六月の風

ティーピーは痛んでいたテント部が撤去され、

木立の中のエアストリームは日当たりの良いところに移動されていた




2014609roku_DSC0525.jpg
六月の風食事処へ




2014609roku_DSC0531.jpg
ここはすでに改装され、調理する宇野さん夫妻の姿が見えるオープンキッチン風になっていた





2014609roku_DSC0538.jpg
帰る頃には森の夜になっていた

我が部屋となるエアストリームを見ながらワインやウィスキーなんて

ここだけの愉しみ




2014609roku_DSC0541.jpg
宇野さん夫妻とカルキさんに見送っていただいた




2014609roku_DSC0532.jpg
Aso Country Life 六月の風

国道57号乙姫交差点からちょっと入ったところに、森に囲まれたこんな静かなところがあるなんて驚くばかり

ホテルのような設備のエアストリームが3台

1台4名まで泊まれて2食付きでも普通の旅館よりもお安い

朝食付きや素泊まりもあるので時間の取れない方にも選択肢は大きい

いままで3泊したが快適そのもの

翌朝の小鳥のさえずりは、ほとんど感動間違いない。




2014609rokuDSC00536.jpg
その夜は宿に泊まった

内牧商店街で唯一ワインセラーのある岡本酒店でワインを仕入れ

コンビニでつまみを調達

宿に帰ったらまずは湯守としてお客目線で温泉確認

温度・清潔さ・備品とも万全、窓からのライトアップされた夜景が美しく情緒は思いのほか、

皆お湯に浸り、じわっと眺めている

女性はすりガラス、風景はない、次回の改装目標に決めた

泊まった部屋の不具合をメモし、24日から7月3日までに、出来ることを出来るだけ計画する

気分も良くなるとほとんど妄想

明日は早朝ラピュタを走るのでそこそこに布団にはいる





2014530tai_DSC0399.jpg
大好きな漂流物語のなかでも最上のプレミアム傑作小説

『荒れ狂う波間にさまようソロ(愛艇)、そのようすを見つめながら「状態はもっと悪くなるかもしれない」とつぶやいた。そのとき、過去からの声が語りかけてきた。「その言葉をお前が口にするたびに、事態は確実に悪い方向に向かってきたのだよ----』

5時起床なのだが止まらない、本の選択を間違ってしまった・・・・沈まず。



FLUCTUAT NEC MERGITUR  --- 漂えど沈まず ---

  1. 2014/06/10(火) 17:45:10|
  2. 観光情報
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

C60見ながら何をする

2014609c60_DSC0510.jpg
大阪からお越しのTさん

大分までフェリーの船旅のあとは、やまなみ道路を自走して内牧温泉へ

途中、土砂降りの雨はこの時期はシャワーのよう




2014609c60_DSC0516.jpg
翌朝はラピュタからミルクロードの28キロを走って宿の温泉で汗を流して帰り仕度。

ランチはもちろんいまきん食堂、

受付をし30分待ちの間に宿で輪行の用意

ちょうど終わった頃に荷物を置き歩いていまきん食堂に行ってあか牛丼を堪能。

食べ終わったら宿に戻りタクシーを呼んで阿蘇駅へ

熊本駅着いたら荷物を置いて黒亭ラーメンで熊本旅の終了の予定。




2014609c60DSC00506.jpg
1日早く届いたC60は箱を開けるとシートポストとステムが外されペダルはない

メンテナンスでイワイスポーツサイクルさんに預けていたマビックのSLRが出来上がったと連絡があっていたので

ついでもあってイワイさんへ

メカニックのコイデさんが壱岐のレースのため不在もあったが岩田店長自ら組んでいただいた






2014609c60DSC00534.jpg
家に帰ってM10のペダルをC60に移植し準備完了

07年式CLXは阿蘇に置いているので、

家内のARTEとM10、それにC60を見ながら昼飯の冷たい素麺をすする

しばらく乗ることがないM10で早朝30キロ走っていたこともありちょっと気が緩みC60見ながら今度は昼寝。




2014609c60DSC00510.jpg
16時に初試走

迷った挙句、菊鹿町の矢田渓谷を目指す

最初の写真は鞠智(きくち)城の楼閣

663年、日本は朝鮮半島で百済の再興を目指すため共に「白村江の戦い」に挑み唐と新羅の連合軍に敗れた

ここ鞠智城は海を越え、攻め込まれる場合に備えて大和朝廷が築いた軍事拠点という歴史的な経緯により建造されている

日経新聞には白村江の戦いが百済の要請に応えたという説が正しければ

日本が集団的自衛権を本格的に行使した初のケースであるというコラムがあったが

世界を視野にした建造の経緯を示すこここそC60と共に写真におさめたかった

何故に

いまから二つとも話題になるから





2014609c60DSC00513.jpg
盆栽自転車店御用達「TenSpeedHero」のボトル

東京の友人が今回のC60用にプレゼントしてくれた。

梅雨時のデザインもだが、ボトルの飲み口が柔らかく、水の出る水量というか水の太さが素晴らしい

いままで使ってきたのは、大会記念のボトルばかりで、本来の目的である機能性を見失っていたことが判る逸品だ。

家内にも使わせたが飲むという心地よさに目を丸くして驚いていた

東京土産に是非。




pp2014609c60DSC00526.jpg
田植えの準備がはじまったばかりの菊鹿町

こういうところは朝夕の陽が穏やかな時がいい

大きな道ではなく、あえて村の路地を選んでのんびりとサイクリングするのが好きだ。




2014609c60DSC00521.jpg





2014609c60DSC00518.jpg
松尾神社で写真を撮っていたら「一緒に撮りましょうか」と声を掛けていただいた

こういうのが嬉しい




2014609c60DSC00530.jpg
C60のインプレッションは多くの専門家が書かれており、メンテナンスさえできないわたしは未知の分野

よって自転車歴7年目の55歳で以下の力量の者の感想として判断していただきたい


☆☆☆ 最近のレース結果 ☆☆☆

13年壱岐50k  1時間46分
13年英彦山ヒルクライム15.1k  55分49秒
13年オートポリス3時間耐久第2戦  33周
13年ツール・ド・おきなわ100k  完走(たぶん足切りギリギリ)
14年オートポリス3時間耐久第1戦  29周


あんずの丘を過ぎ矢谷渓谷まではゆるやかな上りが続く

一応ここから本気で走ったが、

「嘘のようにグングン前に進む、特にダンシングが顕著」という上りでの感想

特に判りやすいのが、アップダウンでやや疲れた頃、

平坦路から軽い上りがありダンシングで超えたとき、よく足に虚脱感があらわるのだが

それがない。

よって、いままで以上の走りができた。

C60第一日目の感想、あとは徐々に「良さに」慣れてくるので今日の感想は貴重だと自分でも思う。

下りは苦手で上りが勝負と考えるので今後も峠専門で試走をする。



FLUCTUAT NEC MERGITUR  --- 漂えど沈まず ---

  1. 2014/06/09(月) 18:06:57|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

コミットメントは

2016607yu_DSC0439.jpg
創業当時から続く女将の日課は、アンケートを取ることにより、多くの方からその苦労を理解していただいていることを本人が知ることができる。アンケートを見たスタッフも、日頃の女将の物言わぬ後姿を見て、訪れるお客に与える価値を共有することができる。それだけではない。アンケートを書いてもらうのは宿らしく鉛筆、その鉛筆で書かれた筆跡は、大きさ、美しさ、力強さ、弱さ、癖字、強弱、かすれなど書いた人の顔の表情や声色さえ想像できるところに鉛筆直筆の良さがある。





2014607yu_DSC0453.jpg
女将が草花を採っていた玄関の同じところでカルデラマラソンに参加される宿泊の方が絵を書きはじめられた。お聞きするとこの大会の常連の方でいつもは100キロだが体調をくずして今回は50キロということであった。絵を描く趣味も長く「絵になる旅館」だと褒めていただいた。ひとりで参加し完走を目指す前日、静かにスケッチブックに向かう気持ちにあせりはないのだろうか。わたしが毎年参加していた明日開催の壱岐のレースの前日を思うと、とてもじゃないが3時間もそんな余裕はない。





2014607yu_DSC0451.jpg
このあと色もついた





2014607yu_DSC0457.jpg
阿蘇カルデラスーパーマラソンはまだ寝ていた5時に100キロがスタート、

ハーフは波野を11時にスタートした、

午前中は晴れていたので選手にとってより過酷であったろう、

午後から曇ってやや穏やかとなった、

15時前には100キロをゴールした人がポツポツと入浴にお越しになった、

大会参加の方は全国からお越しになりその多くが夕方頃ゴールされる、

よって2泊される方が多く宿泊施設などは金曜と土曜の利用があり大会がもたらす地域への恩恵は大きい、





2014607yu_DSC0465.jpg
東京の友人がハーフにエントリーし目標が5時間、16時ゴール予定

よって15時50分に大会会場へ

ゴールする人は最後の直線の前にゼッケンで名前をアナウンスされる

自転車と違って知り合いはまったくいない------と思った聞いたことのあるお名前・・・・

ZENさんだ!





2014607yu_DSC0466.jpg
100キロにエントリーされゴール目標は12時間だが




2014607yu_DSC0470.jpg
目標達成!




2014607yu_DSC0471.jpg
おめでとうございます!




2014607yu_DSC0476.jpg
さて、友人も帰ってきたぞ!




2014607yu_DSC0479.jpg
同級生御見事!




2014607yu_DSC0487.jpg
スタート地点やエイドポイントは行っていないので知らないが

ここゴール地点ではたくさんの地元高校生ボランティアが戻ってくる選手を爽やかな笑顔で迎え

フルーツや飲み物の「おもてなしブース」には婦人会とお見受けする方々が優しく声をかけられていた

苦悩が幸せに変わる瞬間だ



20414607yu_DSC0493.jpg
カルキさんもお祝いに駆けつけてくれた




2014607yu_DSC0496.jpg
前泊の友人は宿で汗を流したあと陽の沈むミルクロードをドライブして空港まで送った

東京へは最終便で

真っ赤な太陽も彼を見送った




2014607yu_DSC0502.jpg
その日の午後に自宅から「大きなダンボールが届いた」と電話があった

帰ったら一日早くC60 が迎えてくれた



2014607yu_DSC0506.jpg
コルナゴ少年の最初の夜は

箱から出すまで

明日から3週間、

コミットメントは乗りこなせること、だな。




FLUCTUAT NEC MERGITUR  --- 漂えど沈まず ---

  1. 2014/06/07(土) 16:23:35|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

アスリートの街

6014606fd_DSC0422.jpg
地元テレビ局の夕方ワイド番組「テレビタミン」の取材風景、

担当は宿の二代目、

タレントの英太郎さんと古希を過ぎた二代目とのお笑いの掛け合いには音声さんも抱腹絶倒、




6014606fd_DSC0426.jpg
そのまま二人はのれんをくぐって玄関へ




2014606fd_DSC0431.jpg
女将さんもお笑いに参加していよいよ盛り上がる




pp2014606fd_DSC0432.jpg
次は杉の間へ





2014606fd_DSC0436.jpg
与謝野夫妻の掛け軸を英太郎さんが詠むも滅茶苦茶でこちらも笑い転げてしまう

普段静かで物腰の低い二代目だがノリの良さにはびっくりした

そのあと一緒に風呂に入ったり食事したりするシーンを撮って遅くまで賑わったようだ、




2014530bbb_DSC0405.jpg
明日は第24回 阿蘇スーパーカルデラマラソンが開催される

100キロの参加者は1000名

50キロが600名




2014606fdIMG.jpg
100キロは阿蘇山の裏側の南阿蘇ウイナスを午前5時にスタート、

20キロ地点の高森から一気に400m近く上り、

そのまま外輪山のアップダウンから産山村を過ぎてやまなみ道路を横断、

草原の道に出て小嵐山を下る、

そして内牧にゴール、

昨年トップの方のタイムは7時間28分、10位の方で8時間28分、




2014606fdDSC00472.jpg
今日と明日の宿泊者は1部屋以外すべてマラソン参加者

数日前から陸上実業団の女子チームも近くの旅館で合宿され

宿にも来週から九電工チームやトヨタ九州チームの合宿がはじまる

いよいよ内牧温泉は大人のアスリートの街となる。





FLUCTUAT NEC MERGITUR  --- 漂えど沈まず ---

  1. 2014/06/06(金) 14:59:25|
  2. 宿のこと
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

霧の阿蘇を想う歌人の息づかい

2014604vgDSC00444.jpg
今朝の通勤ミルクロード、

昨日からの強風が、ゴミや埃を吹き飛ばし、さぞや澄みきった眺めだろうと北山展望所まで来ると、

霧、それも濃霧、

ライトを点灯してしばらく走っていると、霧は晴れたが下界は見えず、雲に隠れたミルクロードだった、






gg2014604vgDSC00448.jpg
大観峰の手前から象ヶ鼻に寄り添うように212号を下る、




2014604vg_DSC0416.jpg
すぐに霧が晴れ、水を張った田んぼに喩えられる「千枚鏡」は見えたが、今度は阿蘇山が雲に隠れている、

外輪山は週に数回このような天気、

霧の阿蘇もしっとりして風情があるのではないだろうか、


2014604vgIMG_5841.jpg
昭和7年、与謝野寛 晶子夫妻は娘さんと三人で杉の間にお泊りになり多くの歌を詠まれた、

その30周年を記念し昭和36年、宿の庭に与謝野夫妻の歌碑を建立、イタリア製大理石が埋め込まれた石碑には、

大きな石碑に、「霧の色ひときは黒しかの空にありて煙るか阿蘇の頂」    寛

小さな石碑に、「うす霧や大観峰によりそひて朝がほのさく阿蘇の山荘」    晶子



与謝野晶子さんは宿泊した感想を手紙に記されている (近藤晉平著 「寛と晶子 九州の知友たち」より)

「--前略-- 泊めて頂いた永田氏は此の地の旧家で、氏は此の地にある加藤清正時代の城址の古木である綾杉の一本の大樹を材として、三年振りで広い新邸を建てられ、まだ内部の設備が十分出来上らないので引移られないのですが、私達を泊めるために月の初めから新しく畳を入れたりして待受けて下さるのでした。主自らの工夫で、綾杉の巨材と美とをいろいろに利用して造られた立派な建築は、私達のやうな素人にも現代に少ない代表的な建築だと感歎せられるのでした。主人のお話に由ると、この建築を見て、土地の人々に樹木を尊重する気風が今更の如く生じたと云ふことです。阿蘇の外輪山のなかで此の地だけが豊富に温泉が湧き、この新邸の浴室にも溢れて居ました。--後略--」 



2014604vgDSC00412.jpg
「今や外国の方にも感歎せられるのでした・・・」

杉の間はブエルタの国からやってきた若者4人が癒されていた、




2014604vgDSC_0235.jpg
庭の池に咲く睡蓮はご年配の方々に




2014604vgDSC_0233.jpg
万葉集にも詠われたアサザはお若い方々に




2014604vgDSC00455.jpg
イタリアンロッソのロードバイクはわたしに




vg2014602vg_DSC0415.jpg
「今日仰ぐ大観峰は霧深し阿蘇つ媛来て遊ぶ日ならん」  晶子

阿蘇の山々の神秘性を象徴する歌とされる、

82年の時を経て山の情景はほとんど変わっていない、

C60で走る霧の阿蘇はもうすぐ、

エルネスト・コルナゴ殿、

御懇情を承り候。


FLUCTUAT NEC MERGITUR  --- 漂えど沈まず ---

  1. 2014/06/04(水) 17:00:15|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

日ノ尾峠が開通

2014602qDSC00419.jpg
先週末は高岳と根子岳の境にある日ノ尾峠に行ってきた、

宮地と高森を結ぶこの峠道は、昔から南阿蘇の人々が阿蘇神社へ参拝に行く巡礼の道でもあり、

1950年代までは火野峠とも呼ばれていた、

阿蘇が観光で栄え登山道路が作られるなか、この道は拡張も整備もされずほとんどがセメント道のまま現在に至っており、

たまに通るのは農耕車両か根子岳や高岳へ登山する人たちだけで、いつもひっそりと静まりかえっている、

2012年7月の九州北部豪雨により通行止めになっていたが何とか通れるとの情報により早速梅雨前にと行ってきた。



2014602qDSC00415.jpg
ちょうど12時に菊池を出発、今年初めて猛暑の中を走るため日陰の多い県道23号で二重の峠へ、

下ってからは外輪山の麓のこちらも日陰の多い149号で内牧温泉、

212号から先は峠に入るまで慣れない炎天下が厳しい、

ブルベがあっているようで数人追い越したが彼らもこの暑さに苦しそう、

旧57号を走っているとミニチュア・シュナイザーを2輪のカーゴでけん引して走るカップルと遭遇、凄く可愛い、

日ノ尾峠に入り別荘エリアの開けたフォトポイントで撮影、

正面の根子岳に向かって走るのが峠道、




2014602qDSC00416.jpg
稜線まではっきりと見える高岳、

望遠で見るとロッククライミングしている人さえ見えることも、

サングラスを取ると日差しが強烈、



2014602qDSC00420.jpg
しばらく行くと新しいアスファルト舗装となり、左が従来の道だが谷川が氾濫しその先は崩壊し新しい道ができていた、







2014602qDSC00422.jpg
谷川の先には重機とダンプが見えた、

この峠道にはダンプの通った形跡がないから265号から道を作り出入りしているのだろう、




2014602qDSC00423.jpg
谷川の氾濫で壊れた見覚えある小屋・・・・

これは根子岳登山の登山計画書の提出箱の小屋だ、

ということは車を数台停めるスペースがあったところでヤカタガウドルートと見晴新道ルートに続く入口付近、

今は見る影もない、

ここから先は水害前の道となっていた、



2014602qDSC00424.jpg
振り返って一枚、

こんなに勾配があったと思うほどきつい上り坂が続く、

頂上までは以前のままで高岳登山口も無事だった、


2014602qDSC00426.jpg
下りに入るとセメント道路にうずたかく積もった泥のオフロードとなる、

数十メーター続くが轍を走れば何とか通れ降りずに普通に走れた、

セメントが見えるようになってもパウダー状の泥が積もっているところはハンドルをとられて危ないから注意が必要、

好天が続く今は特に問題ないが雨の後ではぬかるみとなりロードバイクでは厳しいだろう、

チームでダートを含む険しい山岳コースを越えゴールを目指すRapha Gentleman's Raceにはうってつけか、



2014602qDSC00427.jpg
放牧地帯になるとゲートがあり扉を開けて通るかバイクを持ち上げて通るか、



2014602qDSC00430.jpg
放牧の中は牛が道路にも出てきているのでちょっと怖い、

が、何もしない、

でも急いで下り、2番目のゲートを超えたら鍋の平キャンプ場、

集落を抜け南部広域農道を突っ切りガンガン下るとあっという間に高森のローソン、

ここから325号が平坦のようでアップダウンがあり炎天下では消耗する、




2014602qqqDSC00431.jpg
阿蘇長陽大橋を通っていると陸橋を渡る南阿蘇鉄道の列車に遭遇、

めったにないチャンスだが17時には帰りたいので先を急ぐ、というか暑さで疲れて感動が湧かない、どうでもいい、

大津の運動公園を過ぎミルクロード入口のローソンでたまらず休憩する、

店の横の日陰に座り込んで、冷たいペットボトルで首筋を冷やし、アイスを食べているとおじさんが近寄ってきて、

「気分でも悪いの?」

余程疲れて見えたのだろう、

「休憩してるだけか」なんて笑って話しているうちに、

サイレンを鳴らした救急車がスピードを緩め近づきびっくりしているとそのまま通り過ぎて一安心、

ここから15キロ、力を抜かず走って16時40分やっと帰り着いた、

いつもと違うけだるさはやや熱中症なのか翌日まで続いた、

まだ暑さに慣れていないのか、猛暑の長時間のサイクリングは要注意だな。




2014602qDSC00433.jpg
もちろん、その夜は最後の力を振り絞って自遊亭に行った、

刺身という気分ではなく、肉を喰らい、冷酒という気分でもなく、焼酎ハイボールを飲み、体を冷やした、

やや体のことを思い早く帰ったら21時前だったので、ワインで飲み直し豆腐の味噌漬を食べたら回復したような気分になった、

もしかしたら、翌日のけだるさは、軽い二日酔いだったのかも知れない。

サイクリングの感動の反芻は要注意だな。



FLUCTUAT NEC MERGITUR  --- 漂えど沈まず ---

  1. 2014/06/02(月) 17:24:55|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

プロフィール

Author:コルナゴ部長
コルナゴ部長のブログへようこそ!


自己紹介
阿蘇内牧温泉の温泉旅館から欧州の山岳コースを彷彿させる阿蘇サイクリングの愉しみ方を紹介しています。

最近の記事

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

カテゴリー

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー

05 | 2014/06 | 07
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数: