コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクで走るの魅力を紹介します。

ソクラテスになって走れ

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立正大学山西哲郎教授が新聞に寄稿された「ランニング哲学」、

サイクリングにもあてはまるので紹介しよう、

『 「ソクラテスになって走れ」 「走りながら哲学しなさい」 それは走る時間は「考える時間」であって「自分と対話する時間」です。タイムばかりを追求せず、たまにはゆっくり走って自分と対話してほしい。すると見えていなかったものが見えてくる。風景であったり・・・・ 結果を求める走りとは別に五感で心地よさ感じながら情緒的なものを探求し、その過程を楽しむ走りもある・・・ 』

ソクラテスになって走ると思いもつかぬ閃きや悩みが解決することもあるだろう、

まるで座禅みたいなものか、

そうなると原始時代から火山信仰として崇められ山岳仏教の聖地だった阿蘇は静かで風景もよく

哲学サイクリングが似合うのではなかろうか、



「修行僧がこもるように」、とは言っても愉しく実践するため、

木曜日に阿蘇で宿泊し金曜の朝から阿蘇を走ってきた。

このパターンは今回で2度目だが目覚めたら阿蘇という新鮮な景色と自分との対話に集中できる平日の静かな体験となった。

もし試してみようと思う人がいた場合、平日だと休みが都合つかないという方には、

土曜に泊まって日曜に走るのも中味は同じだが宿が高くて混むということだけ、

いろんなところが人や車が多くてせわしい、

そんなやや精彩に欠けるが愉しさは変わらないだろう。



今回使ったバイクは宿に置いたまま久し振りに走らせる07年式CLX、

やや重くてコンポも旧世代だが5年の愛着を思い返しながら走ってきた。





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木曜日は六月の風でオーナーの宇野夫妻とカルキさんの4人で薪ストーブのあるリビングで乾杯した。

すでにストーブの季節は終わりつつあるが、あえて窓を開けて夜の風を入れストーブの情緒を満喫した。

逆に言えば寒いのにヒーター入れてオープンカーで走るようなものだ。

つまみは非売品謹呈カルキフーズあか牛稀少部位、

こちらがセンボンで千本サシがあるという意からこの名、

一頭から500gが2本しかとれないというモモの部位はカルキフーズのオリジナルローストビーフで食す。

味は淡くてとろけそうだがあか牛の旨みを主張する逸品。

じゃぶじゃぶ、じゃぶじゃぶと、赤ワインを飲んでしまった。





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赤身のランプの塊を見た宇野さんはそれを持ったまま厨房に消え、

15分後、寿司となって出てきた。

馬刺しの寿司は口にするが、あか牛のもも、赤身のランプ、生まれて初めて寿司、

鑑賞もそこそこに、けっこう大きめのシャリと分厚い炙ったラムをパクンとほおばる、

すると、うっすらと酢飯の第一波、次に薄い塩味の第二波、

そして、ねっとりまったりとしながら、爽やかなあか牛の芳醇かつ上品な薫りの第三派が鼻腔に到達する。

食感はレアで噛めばスルスルとどこかへ消えてしまう、なんだかもったくて仕方がない。

草原の王様たるこのあか牛料理は阿蘇のフードマイレージのチャンピオンではなかろうか。



「ちょいと一口この肉つまみ食いしたらこれだと思ったね」と宇野さん。

炊飯器のご飯を寿司飯にして、なにやら一工夫も二工夫もされて、

醤油をつけないで食べられるあか牛の寿司となった。

元和食職人の宇野さん夫妻はトレーラーハウスのエアストリームでアメリカを長らく旅された。

そんなダッジオーブンなど使ったアウトドア料理で生活された経験と、

丁稚奉公から体に沁みた和食料理をミックスして六月の風ではオーベルジュのような食を提供されている。

阿蘇に来ていい話を聞かせてもらっている。

そしていい経験を得ている。

なかでもこの夜は光り輝いた。

深夜まで話は続き、記憶も飛び飛びなった頃にお開きとなり予約していた阿蘇駅近くのゲストハウス阿蘇楽に泊まった。





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翌朝は快晴の日の出で目覚めた。

阿蘇楽のリビングではバイク乗りの若者が大観峰で雲海の日の出を見てきたと興奮して話していた。

ならばと早々に宿を出て阿蘇駅隣の道の駅に車を置きそこからスタートすることにした。

途中、アピカ運動公園の方向に熱気球が上がっているのが見えた。

近寄って見ると、







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阿蘇ネイチャーランドの熱気球だ。

実に気持ち良さそうに舞っている、





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坂田君と目が合い「お客さんはもう終わりだから乗っていきせんか?」


・・・・・!




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ということで初熱気球の体験となった。

バーナーの轟音が凄い、





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乗ったのはインストラクターのマサヤ君とリンリンさんの三人、





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上空40mからの阿蘇山方面

下がアピカ運動公園





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狩尾峠、ラピュタ方面






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大観峰方面、

薄くなった雲海を超えた、

いい景色だった、ソクラテスになるためにも是非挑戦していただきたい、

リンリンさんから「今日はどこを走るんですか?」と聞かれると、

根子岳上って、高森から阿蘇山上って、ラピュタ上って大観峰から帰ってくると指差しながら教える

上空からだと実に説明しやすく、今から走る広大なコースに我ながら驚くほどだ。







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撤収。

熱気球体験は前日17時までに阿蘇ネイチャーランドに事前予約が必要、

上空40mから阿蘇を360度眺められ今から走るところを確認できるから走りながら哲学するためにもおすすめ、

さて、どうして前泊かと言うとこのような有意義な時間と体験が得られるから、

1時間なり2時間なり、車の運転で疲れ、すでに不浄のまま、朝の新鮮さも薄れた状態での哲学はない、

起きたら朝日の当たる研ぎ澄まされた阿蘇を目にしないといけないのだ。

そのために自分への投資としての数千円をケチってはいけない。









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スタートの阿蘇駅

なぜ金曜と日曜の朝から走るかというと、

クルーズトレインななつ星が6時から9時まで停まっているから、





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朝陽に当たるななつ星は想像以上の見応えがある、

道の駅は9時からオープンなので朝食は駅前のローソンで買ってくるのだが、

3泊4日でひとり当たり43万円~125万円で旅する車両を見ながらの朝食はなかなか、





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ななつ星専用バスでオプションの観光組、

ここで見るのはスタッフの接客姿勢、

笑顔、振る舞い、挨拶、どこを見てもよく教育されている、

サービス業の人は必見の価値あり



阿蘇駅隣の道の駅はトイレは綺麗だし箱石峠を上って高森から吉田線で阿蘇へ上り坊中線でまたここに戻ってくるので、

ここをベースにすると荷物の出し入れなどにも便利だ




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8時過ぎに出発、

旧道で265号へ

のんびりした道は車も少なく朝陽も心地よい




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いよいよ箱石峠へ




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野焼きは中腹まで、上の方は枯野のまま、

どうしたんだろう、いつもは焼いているのに、





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峠を越え色見まで下ると阿蘇南部広域農道で325号へ

そこから吉田線で阿蘇山への峠道が車も少なく気持ちよい

1キロほどある火の山トンネルでは声をあげるとこだまする、

最初は「あー」とか「おー」とかだが、自分の名前を大きな声で言うと

呼びかけられているようで何か不思議な感じ、

今日は火口へは上らず草千里を抜けて坊中線のダウンヒル、

この道は大型バスが多いのでふらつく上るには不適、下りに限る。

阿蘇駅に着くと暑くなり余計な装備を車に置き道の駅で豆の木さんのパンやら惣菜でのランチ、

この日は車の中で食べたが道の駅には畳敷きのスペースがありそこで食べてもいい、

準備が整ったら午後の部スタート、狩尾峠、ラピュタを目指す。






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貸切の狩尾峠

野焼きの黒焦げの山肌に咲く黄色の絨毯のようなキスミレの群生




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頂上付近の舗装は20mほどで一安心、




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ラピュタがいつもと違うのは、




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ここでは普段あまり見かけない人たちだった。

舗装は半島のように出っ張ったところだけで終わりそう

最後はミルクロードに出て212号を下り阿蘇駅に帰ってきた

走行距離は100km、

いいコースだった、

六月の風、阿蘇楽、熱気球、ななつ星、そして一人で走るサイクリングで得たもの、

閃きは何もなかったが自分で決めたコースだから文句も愚痴も後悔もなかった、

ただ熱気球から指でなぞったコースを心が折れてショートカットせずに完走した達成感は大きかった、

それと、この楽しい1日半はずいぶん長く感じた、

いつもと違った時間尺というような不思議な感覚だった。

カザフスタンのことわざに「馬は人の翼」とあるが、

わたしにとって「自転車は人の翼」であり LCCみたいな存在である。





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  1. 2014/03/30(日) 18:43:47|
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阿蘇の自転車屋

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内牧温泉にある阿蘇サイクル&クライミングベース「クランプ」





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二つの顔を持ちそのひとつがボルダリング、

雨などでアウトドアスポーツが出来ない時の強い見方、

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そして「クランプ」のもうひとつの顔がサイクルステーション。

マウンテンバイクを中心したレンタルバイクとサイクルツアー、

それとロードバイクを含めたメンテナンスを手掛けるサイクルステーションだ。

輪行中や自転車宅配便によるディレイラーの破損、思わぬタイヤのバースト、チェーンやワイヤー切れなど

阿蘇周辺での自分で修理できないアクシデントがあった場合の見方、

昨年このショップができるまでは大きなトラブルの修理に50キロ先の熊本市内か100キロ先の大分へ行くしかなかった、
先日も千葉からお越しの方の思わぬタイヤのバーストや

東京からお越しのご夫妻のメンテナンスが滞っていたハブの修理とタイヤの交換により、

念願の阿蘇サイクリングが安全に楽しくできて旅人の限られた時間を有効に使うことができたようだ。

また4月には海外のグループの方より阿蘇サイクリングのサポート依頼があり、

メンテンス及び救護・補給のサポートカーを同行するサービスもクランプの種目に加わわることになった。










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パンク修理した際に適正空気圧なのかそのまま走るには不安、

クランプではゲージ着きポンプ使用はもちろん無料、

また、宅配便による自転車の受け取り発送、及び組み立ても受け付けている。

自分で輪行した際やしばらくメンテナンスしていない場合など安全に走るための車両チェックとして

ディレイラーの調整を含めて1500円のサービスパックもある。

ただし、カンパの道具はない。




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店長の松山直樹さん、バイクトライアルプロライダーで通称ナオとみんなから親しまれている。

宿を利用された方がからものすごく優しくしてくれたと感動の声も、

敷居は高くないので気軽に立ち寄ってもらえるといい。







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  1. 2014/03/28(金) 18:35:01|
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目的に向かって、

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久し振りに結婚式に出席した。

オルガンとハープの演奏は心地よく、

外国人神父による挙式は退屈どころか時間を忘れるほど新鮮だった。







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招待客は甥の新郎と新婦の互いの勤務先の上司や先輩同僚、それと二人とともに成長してきた友人たちのみ、

両親の関係者はごく限られた近い身内だけという芯から祝福する人たちばかり、

ゆえに終始和やかで素晴らしい結婚式だった。

二人が描いた結婚式を実現するため普通・一般的と言われる慣習を排除したコンセプトは大正解だった。







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天草サイクルマラソンの後半、強いアゲインストの海風を耐えながら走っていると、

綺麗なコルナゴを見かけた。思わずその方に声を掛けると初おろしの今年のモデルだと話された。

そんな10分程の会話がきっかけに福岡のM10さんとお会いすることになった。

実はわたしには内緒で宿に予約の問い合わせをされたところあいにく満室だったため空港の近くに前泊されたそうだ。

一見大胆な行動のようで遠慮がちなところが自転車乗り特有な癖、

自転車をきっかけに見ず知らずの人とこのような形でお会いするのはすでに7年目となりすでに慣れていることである。



さて、約束の時間にコルナゴM10が玄関に到着。

初めてお話しすると他人のような感覚は一切なく、以前どこかでお会いしたのではと思ったほど、

さあさあと珈琲を飲みながら自転車のことやコースについて談笑した。





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お薦めのコースは、狩尾峠からミルクロード、マゼノミステリーロード、茶のこで休憩、満願寺温泉経由の草原の道、

最後はミルクロードを夕日に向かって走り212号で帰ってくる外輪山の道。




16時に宿に帰ってこられた。

一目見ただけで外輪山を手中に入れた感が溢れ、我がミッションコンプリート。

もう一度珈琲を飲みながらコースの感想を聞いた。

そこで情報。狩尾峠の舗装は終わっていたそうだ。

温泉で汗を流しさっぱりされたところで宿を発たれた。

17時くらいになっていたので国道の渋滞を避けるべくいつもの通勤路のミルクロードで菊池に下り植木インターの道順を教えた。
内牧から植木まで70分この道は絶対渋滞がない。

それと今自転車で走ってきた道を反芻するように車で通るのも気分が良いものだ。




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M10さんの狩尾峠での感想、

「真っ黒の山はまだ焦げ臭く煤さえ舞っていた・・・」



それを再現した宿の女将さんの活花。

たぶん日本中でもここだけ通じるお題目でありテーマじゃないかな。




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ワルキューレが終わり春一番のわたしのCD、

ずらりと並んだギターリストの面々、

特にシニアとなるギターリストの演奏を聞くと、

体はおとろえるけど、心はさびないことを教えてくれる。


1. Tears In Heaven / Eric Clapton
2. Lay Down Sally / Eric Clapton with Vince Gill
3. Green Onions / Booker T. with Steve Cropper, Keb’ Mo’, Blake Mills, Matt “Guitar” Murphy & Albert Lee
4. Heavenly Bodies / Kurt Rosenwinkel
5. This Time / Earl Klugh
6. Mirabella / Earl Klugh
7. Great Big Old House / The Robert Cray Band
8. She’s Alright / Doyle Bramhall II with Gary Clark Jr.
9. Bullet And A Target / Doyle Bramhall II with Citizen Cope
10. Queen Of California / John Mayer
11. Don’t Let Me Down / John Mayer with Keith Urban
12. Next Door Neighbor Blues / Gary Clark Jr.
13. Damn Right, I’ve Got The Blues / Buddy Guy with Robert Randolph & Quinn Sullivan
14. Why Does Love Got To Be So Sad / The Allman Brothers Band with Eric Clapton

1. Congo Square / Sonny Landreth with Derek Trucks
2. Change It / John Mayer with Doyle Bramhall II
3. Ooh-Ooh-Ooh / Jimmie Vaughan
4. Save The Last Dance For Me / Blake Mills with Derek Trucks
5. Don’t Worry Baby / Los Lobos
6. I Ain’t Living Long Like This / Vince Gill with Albert Lee
7. Diving Duck Blues / Taj Mahal with Keb’ Mo’
8. When My Train Pulls In / Gary Clark Jr.
9. Mna Na Heireann / Jeff Beck
10. The Needle And The Damage Done / Allman, Haynes, Trucks
11. Midnight Rider / Allman, Haynes, Trucks
12. Key To The Highway / Eric Clapton with Keith Richards
13. Gin House Blues / Andy Fairweather Low with Eric Clapton
14. Got To Get Better In A Little While / Eric Clapton
15. Sunshine Of Your Love / Eric Clapton






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ひとりだからできる天気予報をよみながら快晴の平日を狙った阿蘇旅、

M10さんのように泊まって走ろうと計画されている方だったら宿選びは直感でもよし、

最近多い若い女性の自転車乗りだったら安心して利用できる阿蘇駅周辺のゲストハウスがおすすめ。

阿蘇び心  4000円

阿蘇楽   3000円

ASO BASE 5500円

いずれもオーナーは知り合いにて安心。

限られた荷物での輪行、もしくはくつろぎを求めるなら客観的に判断しても当館、蘇山卿が便利であり家族のように暖かく迎える。

朝食付で9150円、2食付では13150円、チェックアウト後に走って仕上げに温泉でさっぱりとして帰ることができる。

いずれの方もご相談歓迎、

貴方の目的達成のお手伝いをしましょう。






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  1. 2014/03/25(火) 19:04:59|
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山微笑む

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菊乃家ご主人の永遠のアイドル!

その一途な思いは店内はおろか、




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ここにも!

トイレはとっても大事なところと考えるのはわたしも同じ、

我が家にも写真やら新聞の切り抜きやら壁一面に貼っている。

菊乃家のトイレにはご主人が撮った季節の写真で飾られ軽快なジャズが結構な音量で流れている。

だからドアを開けるのがいつも愉しみですらある。

昨晩は家族で菊乃家、

何度も何度もこの店は紹介して来たので今回はトイレ、

しかしながら、トイレにはその店の考え方やもてなしの度合いが顕れているからとても大事なポイントでもある。






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今朝は天気も良くそんなに寒くもなかったので、

菊池渓谷経由のミルクロードから212号で内牧温泉に行く通勤コース。

深葉の集落の手前からうっすら雪景色となり、

やや不安・・・




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ミルクロードに出ると道路はシャーベット状の雪、

かなり不安、

スカイライン展望所に立ち寄る。




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ドアを開けると強烈な風、

それもマイナス感度の寒さ




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阿蘇平野には積雪はないようで一安心。




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ミルクロードを進むと徐々に雪が深くなり

かなり不安・・・




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やばい雰囲気にも先頭を行く自衛隊車両が心強い。




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下りのきついコーナーでは事故も発生、

ちょっと心拍上がったが無事内牧温泉着。




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一昨日、3個のシクロエキスプレスが玄関に届いていた。

事前に連絡をいただいていた千葉からのひとり旅の方と東京のご夫妻の自転車だ。

野焼きも終わったしいよいよサイクリングシーズンが聞こえたのか。

シクロエキスプレスは集荷、配達、最集荷、再配達ができる自転車専門の宅配便で

申し込むとダンボールケースが送られ中にはエアバッグも入っている。

梱包はシートポストとペダル、それと前後輪を外すという簡単なもの。






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ラピュタを走った千葉のYさん

満面の笑顔だがミルクロードでハプニングがあったそうだ。

まずは後輪パンクし強風のなかのパンク修理、

パンクの原因が気になったので内牧のサイクルステーションクランプに立ち寄り空気を入れていると

大音響とともにタイヤがバースト!

宿で自転車を組む際にホイールに装着するクイックリリースのスプリングを逆にはめてしまい、

25cのタイヤがフレームに干渉したまま走行したのが原因、

さてここからが問題、裂けたタイヤは使えない、ならば内牧温泉にロードバイクのタイヤを売っているか?

宿にはわたしが使ったクリンチャータイヤやチューブラタイヤの中古はある。

しかし、今から1週間かけて鹿児島まで自走するYさんにとって一時しのぎのタイヤでは不安、

そこで昨年暮れにクランプに諭しておいたので、

パナのタイヤやチューブ、CO2ボンベ等パンクに対しての備品は揃えてあるのだ。

加えて店長のナオ君は当然ながらの自転車整備士だからメンテナンスや違和感がある場合にも相談できる。

翌朝は早く出発されたのでお会いすることはできなかったが、大分・宮崎経由で最終地指宿を目指された。

宿に置かれていた箱は午後に佐川急便のシクロエキスプレスが回収し、

指宿にとってある最後の宿に届けられそこから自宅へ発送し帰宅も悠々の手ぶらだ。






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東京のSさんご夫妻もハプニング発生、

タクシーで到着され届いている自転車を組まれていたら奥さんのホイールのガタつきを発見、

クイックリリースもスプリングも異常ないがこのままではどうみても危険、

ということでクランプへ、

するとハブの緩みが原因であり修理完了。

それにも増してご主人のタイヤのゴムが磨耗し下の層が露出、

これも危険ということでタイヤ交換し一安心された。

初日は天気もおもわしくなくメンテナンスと明日のコース計画で終わった。

しかし、お二人のバイクをそのままの状態で走っていたら大きな事故にもなったかも知れない、

そう思えば成果ある日だったようだ。




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翌朝は、晴れたり、曇ったり、雪が降ったり、小雨になったりと不安定な天気、

よって近場の阿蘇神社までサイクリングして、

いまきん食堂のあか牛丼。




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午後から天気も良くなりいよいよ念願のラピュタへ

たぶん積雪箇所が多いだろうから十分気をつけてと見送った。

16時くらいにはと思っていたが、ちょっと遅く17時に帰って来られた。

玄関に着くなりお二人とも大きく目を開き満面の笑顔で、

「凄かった!感激!」

「有り得ないわ!」

「まだ焦げ臭かったのよ」

雪が残る狩尾峠、寒かったろう、雪のところは押して上り、よろめきながらも感動の光景に浸れたようだ。

鼻水流されていたがそれは勝利者の証、



自転車をバイクスタンドに置き、次の一言は「すぐに貸切風呂にはいりたいの」

達成感とともに温泉を堪能されてください、

東京からの阿蘇旅、山が微笑みましたね。

良かった!







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  1. 2014/03/21(金) 17:16:06|
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野焼きのラピュタを走る。

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外輪山の野焼きの翌日、狩尾峠はまるで史前期の大火のあとのような光景が・・・

千年続く野焼きだから千年前と同じ景色が正しい喩えか、

そんな煤が舞い煙燻ぶる阿蘇の野焼きの跡をこの目で見、匂い、肌で感じてきた。






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菊池から阿蘇へは菊池渓谷経由でミルクロードが絶対おすすめの道だ。

ミルクロードから阿蘇平野には手野の名水・国造神社の看板から右折し坂梨地区へ下る。

この一直線の道が実に気持ちいい。






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両脇には延々と田んぼが続いていたが2年前の北部九州豪雨の被害は未だこの状態だ。

阿蘇山を一直線に結ぶこの道は何度も何度も通った、

合鴨農法の田んぼもあって田植えのあとは可愛い合鴨が群れをなしていた。

そこには下手な字で書かれた手製の看板もあって、

「合鴨農法で収穫した米を売ります」なんて名前と電話番号が書かれていた。

しかし、いまでは重機が唸りをあげ土煙の舞う建設現場のようになっている。

もとにもどるのだろうか。





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狩尾峠、ラピュタへ。

よく燃えていた。

わたしたちの燃え残しはなかった。

静寂の黒焦げの山の麓、

わたしは風もなく千年の時が止まった世界に足を踏み入れた。




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記録映画「サッチモ世界の旅」を見た開高健。

「アームストロングのトランペットはすばらしかった。タバコのけむりと人いきれのなかで私はひさしぶりに海岸通りの夕暮を思いだすことができた。叫び声は長く、短く、するどく、やわらかく、うねったり、走ったり、炸けたり、潜ったりした。どの音も純粋で刃物のように無駄がなくて力にみちているようであった。これは期待どおりのものであった。が、おどろかされたのはサッチモの肉体である。




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これはなんともすさまじいばかりで、呆気にとられて仰ぐよりほかなかった。ごらんになった人はそういっただけでも苦笑まじりにうなずかれるにちがいない。






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まずは河馬のお化けである。ギョロリとした大目玉のひしゃげた鼻の厚いくちびる。重い肩の厚い胸。それがだんだんクローズアップされてせりだしてくる。グローブのような手でトラッペットを鷲づかみするとまるで子供の玩具である。




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その玩具の吸口へサッチモはくちびるをあてて必死になって吹きたてる。吹いて、吠えて、叫ぶのである。すると見る見る白い粘っこい泡のかたまりがくちびるのはしにあらわれ、べとべとと顎へ流れだす。唾である。たまったものではない。





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額、眉、目じり、頬、顎、いたるところに汗が吹きだし、毛穴がひらいて、ライトのなかで湯気をたて、皮膚のブツブツが一粒ずつ浮いて見え、醜怪ここに極まると見えた。




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河馬、蟇、猿、穴居人、男根、オットセイ、なんでもかんでもそのあたりのおよそ精力のシンボルとなりそうなものをかたっぱしから巨大な肉袋のなかにつめこんだと思えばいいのである。フロイド氏なら一目見て嬉しさにオイオイ男泣きしそうな御面相である。そのお化けが額に血管を走らせ、白い目玉をギョロリ、パチクリさせながら息もたえだえに呻吟するのである。息をのむよりほかなかった。」




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半島のように飛び出した空に浮かぶ島を回ると最後の坂が正面に見えた。

その先には車が数台と人の姿。






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水害の土砂崩れで放置されていたグニャグニャにひしゃげたガードレールが撤去されている。




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ガードレールは運びやすように切ってある。

2台の車を通り越すと何と工事現場、

20mほど舗装が剥ぎ取られ2トン車のダンプがこっち向いていた。

ダンプの先にはパワーショベルが道路を掘り返している。

狩尾峠入り口に工事中の看板があったが前日何もなかったので無視していたらこのことか、

しばらく待っていると現場の作業員が「通れ」の手招き、

自転車を押し、段差があるところは抱え急いで通り越す、

するとまたその先には10トン車のダンプが待機していた。








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定番スポットの手前からまた舗装が剥がされ、




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いつもと変わらぬ野焼きの跡の狩尾峠、

天空の峠ラピュタ、



しかし、




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ここは市道だが放野道としての役目を担う農耕車両の道。

地元の生活用の道でもなくあえて舗装する必要はない。

あえて凹凸がハンプみたいなものだから。

熊本県の配布用マップの表紙に掲載され紹介されているから当たり前の結果という集客力により、

休日の定番スポットは農耕車両が通れないくらい人と車、バイク、自転車でごった返している。

ならばその対策として観光客用の舗装か。

綺麗になりすぎると何かしら無残、

わたしたちのパヴェが消えた。








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  1. 2014/03/19(水) 18:59:16|
  2. ロードバイク
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2014年 外輪山の野焼き

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2014年3月16日、阿蘇北外輪山野焼きの本編

午前8時30分に公民館に区民全員が集合し区長さんより出席の確認と注意事項の説明。

その日の風向きによって火の入れる場所が変わるため火入れ担当者とリーダー格の方が入念な打ち合わせをされていた。

狩尾地区の野焼きは午後から火入れする狩尾峠一帯は急斜面や岩場となり火が廻る勢いは恐ろしいの一言。

よって区民以外は絶対立ち入ることはできない。

午前中はミルクロードの北側を焼くがこちらは平原なのでさほどの危険はない。




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隣の区では早くも火入れしていた。

車があるところが防火帯で草を10mほど刈って火がこれより先に行かないようにしてある、

しかし、風が強いと火が飛んでしまう、

そのために人力での火消し棒や消防団が背にからう水の入ったシューター、

それと四駆の軽トラに積んだ水タンクをエンジン式のポンプで消火する。




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平原の草はまだ完全に乾いておらずなかなか燃えない。





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くぼんだところには残雪の塊もあり風が冷たく寒い寒い、

普段は10mほどの炎が立ち上がり熱くて背中を見せないとやり過ごせないのだが、

今年ばかりは「野焼きに来て風邪ひいたら笑わるっばい」とみなさん口々に笑われる。

たぶん「初心者」のように思われるという意味なんだろう。





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撤退。




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最後の丘に火を入れる、




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360度煙が立つ。




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午前の部終了。




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狩尾峠近くで昼食。




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午後の部開始と同時に事前に許可を取られていたけっこう大掛かりなテレビ局の取材も参加




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まずはミルクロード沿いから火入れ




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車やバイクの人も降りて野焼き見物




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ロードバイクのグループも、



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東からの風のため最初に防火帯の2m先を焼く、

それが焼けたらその先2mを焼く、

防火帯の防火帯を広げてゆく、





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それを繰り返し消防団や若者が急な崖のような峠を下まで降り、





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防火帯の防火帯ができたら

最後に下から火を入れたらクライマックス。




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若者以外は狩尾峠の麓に移動、

ミルクロード沿いの担当は次々に火を入れ進む。




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紫煙に包まれるミルクロードを100台の軽トラコンボイが進む。




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狩尾峠、通称ラピュタも火が廻っている。




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野焼きの次の日、ここを走ったのだがとんでもないことになっていた、

次の機会に紹介しよう。




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長寿が丘公苑の先、

杉林との境界から野焼きするため我々は待機。

ヘリも飛び空からの映像を撮っているようだ。

この間ミルクロードから防火帯を作りながら降りてくる消防団と若者グループが下までたどり着いたら

次は下から違う班が火を入れ、

同時に無線が入りここから焼く。




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無線から怒鳴り声が響く

「焼け! 焼け! 焼け!」




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東側から火を入れ、




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一気に燃え広がり、




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焼けたら東に移動し火を入れて行く。




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これを繰り返し進む。




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斜面の萱は背が高く、その炎の勢いは驚くばかり





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燃えた直後は落石が続き、

見上げる数十メーター先から人の頭ほどの石が転がり落ちてくる、

名前を呼んで「来たぞ! 逃げろ!」

「逃げろ!」

まだ煙の上がる黒焦げの石が足元に転がる。





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このとき足元では大騒ぎだった。

茶色の生き物が防火帯の人の合間をぬって駆け上がってくる、

「何!!!」




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ウサギだった。

いくつもの火消し棒で抑えようとするもそれを避け駆け上がっていった。

火に追われて逃げてきたのだろう、やや焦げていた。





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長寿ヶ丘公苑の真上に火が入り終了した。

危険の度合いが尋常でなく、今回与えられた持ち場を離れることはできずこの写真で終わった。

ヘリも飛ぶ取材はどのような映像を残したのだろうか

迫力ある野焼きが伝えられることによって、

毎年縮小する草原の野焼きが少しでも食い止められることが正直な住民の本意だろう。





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2年この地の野焼きに立ち会い村の掟の意味するところも知った。

男性がいる世帯が欠席した場合は罰金

代わりに女性が酒宴の準備などで公民館の作業に参加したら半額の罰金

女性のみの世帯は公民館で可

80歳以上の世帯は参加の必要はない。危険なので参加してはいけない。



彼らは狩尾峠が大好きだ。

どこにでもあるような木々の生い茂る山、

すでに多くの外輪山もそのような姿になってしまっているがそんな山になって欲しくないと思っている。

峠や峠道からの眺めは昔から残る貴重な思い出であり、いつまでも残したい、我々の時代までは残るはずと考えている。

数人に聞いただけだがバイクや自転車の人の通行も今のところそんなに否定的ではない。

逆にワシらの道に興味を示してくれて嬉しいとさえ思っている人もいらっしゃるようだ。

峠で村の人の車が来ると自転車を降り脇に止まり挨拶すると笑顔でかえしてくれる。

そのような付き合い方をしていつまでも今の姿の狩尾峠を見続けたいものだ。



猛火と煤を浴びた証拠に鼻をかんだ真っ黒のティッシュを見せてやろうかと思ったが、まずいだろう、

耳の中も恐らく真っ黒のはずで、煤で黒くなっためん棒を見せようかと思ったが我が家のめん棒はすべて黒、

愛犬用は白いがデカイくて諦めた。

帰ってきた家族から顔が赤いと笑われた。

鏡を見たら鼻の頭も赤くてまるで焼酎焼けのようでみっともない、

しかし、ワシらの仲間入りとなる立派な野焼き焼けである。










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  1. 2014/03/18(火) 16:42:55|
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3月16日野焼き決行

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今は午前6時40分、やっと今日の外輪山の野焼き決行の電話が入る。

昔から阿蘇北外輪山の野焼きは、狩尾地区から坂梨地区の各区長や牧野組合の方々の話し合いで日時や延期が決まる。

今回は3月2日は降雪で延期、9日に延期され好天だったが坂梨地区より残雪があるという意見で再度延期、

そして今日、昨日の話し合いでも決まらず今朝6時から再度話し合いをして決定するということだった。

恐らく地区の住民、どうだろう、1000人、2000人、3000人、ただ黙って待つしかない。

欠席すると罰金だが地域の絆が深いから金の問題じゃない、

それは時々火や煙にまかれて亡くなる方もいるという危険な村民総出の行事であり、

千年の歴史がある村の掟でもある。



8時40分狩尾峠上り口に集合し100台ほどの軽トラックのコンボイで峠を上り午前中はミルクロードの北側平野を焼く。

午後から狩尾峠一帯を焼き、参加者全員煙に燻されたところで公民館に集まり酒宴となる。

ではワルキューレー鳴り響く狩尾峠へ出動する。













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16時00分、野焼きが終わり宿に帰ってきた。

午前中は曇りで残雪の残る吹きさらしの原野で寒さに凍え、

午後からは猛火の緊張でヘトヘトに疲れたので公民館での宴会は遠慮した。





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石の多い山の斜面が燃え広がりと落石が発生する。

この高さから勢いよく転がってくる石は人の頭ほどもあるものだから危険きわまりない。




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今年は特に落石が多く火消しの区民たちは互いに山にこだまするほどの大声で危険を知らせ落石を避けていた。

わたしもこのときばかりはカメラどろこではない。

どこどこの誰が何年前に落石で亡くなったという話も聞こえてきた。

狩尾の野焼きは危ない。






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ひとりの怪我人もなく狩尾峠の野焼きは無事終了した。

公民館では緊張感がほぐれてさぞや盛り上がっていることだろう。

そのような意味での酒宴であるのだ。

わたしも早々に家に帰って節目として野焼きの酒宴をしよう。

明日は休憩する。






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  1. 2014/03/16(日) 07:32:45|
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東京土産

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森美術館のアンディ・ウォーホル展は5月6日まで無休で開催中、

今朝の宿のミーティングでこの展示会には若い人は足を運んだがいいと話した。

宿には阿蘇出身の8人の20歳から30歳代の男女のスタッフがいる。

毎日毎日山篭りの温室にいるだけじゃあしたが見えないだろうし、

通じない考え方やアンバランスな感覚を虚勢するためにも

ごちゃごちゃ言わんととりあえず東京に行けとミーティングのあとでも彼らの背中を押した。

東京まで早割りの往復と地下鉄と宿泊代、それに飢えを凌ぐ程度の食事ならば合わせて3万でお釣りくる出費だ。

くだらないお金の使い方をするより得難いものがあるとほとんど脅迫。

毒素を抜いていい仕事してもらいたいからね。

それは宿に訪れるお客さんの逆行動。



展示会場では自分みやげも充実しており、

わたしはウォーホル展オリジナルのモレスキンを購入、












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それと赤い牛のファイル

スマホのケースも家内がいなかったら買ったはず、

日頃使うことがないからやめたが布製のポーチやトートバッグも欲しかったな、

関連書物も時間があれば選びたかったがまあ今回は我慢、

ささやかなながら自分用はこのふたつで大満足。










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PANDANIに行ったら阿部さんから上質なトートバッグを二つと最新号のフリーペーパーNAPITAをいただいた。

ショップの商品はきめ細かな縫製やグラデーションの色使いなどネットではその質感を感じることはできない。

手に取り間近で見ないとプライス以上の価値も伝わらない。

予約販売中の防水バックパックやブルーのチームジャージも欲望をそそった。



NAPITAは価格の設定がないフリーペーパーであり中味は類を見ない稀少本じゃないかな、

手に入れられる人は少ないだろからちょっと中味を紹介すると、



フォトグラファー和田かずやさんの「ツール100回記念大会で挑んだバスク魂」のモン・ヴァントゥでのサンチェスの写真は目が点となった。たなびくバスクの旗がほんとに風に揺れているよう、その躍動感がサンチェスや応援する人に息を吹きかけるかのようだ。

自転車ライター安井行生さんの「DURA-ACE WHEELを通して真のホイールの性能を読み解く」はホイールに迷っている方は必読。

宮澤崇史さんの「イタリア de カフェ」はイタリアの珈琲事情と宮澤選手の珈琲感に共感を得た。

ワインバーオーナーでソムリエの一柳季与修さんの「きっかけとなったワイン」ではワインのポテンシャルを引き出すデキャンタージュにより生まれ変わり「ワインが開く」という表現を体験したくなった。

フリーランス編集者の高 成浩さんの「石垣島通信:ほんの戯れ言」を読んだら今年は石垣島アースライドに是が非でも行きたくなってしまった。

コンサルタントの板野泰士さんの「フランスのシティバイキング フランスで考えたこと」、フランスでは車や自転車を道具として使い倒すものであり、日本人の多くがよく目にする神経質なほど大切にする考え方に「モノにはこだわっても、それに振り回されない生き方の方が少し素敵に見えます」の言葉に思わず納得。

最後に中野マッサーの「サポートカー」は現地ならでは情報。ツールやジロを見ていると選手はすぐ前を走るオフィシャルカーやサポートカーに終日排気ガスを吸わされていることになり、わたしは電気自動車やハイブリッド車に変えればと思っていたのだが、何とほとんどの車がディ-ゼル車。理由はその燃費。サポートカーは当日のコースだけでも200~300キロ走りそれに移動も加わると相当な距離を走ることになる。運転手兼用の監督やスタッフはただでさえ忙しく毎度毎度給油の時間はもったいない。それにスタンド探すのでさえ面倒。ならばできるだけ燃費の良いディ-ゼル車になる。最近のディ-ゼル車は満タンで900~1000キロ以上走るのでガソリン車の比ではない。ましてやハイブリッド車の充電など山岳の田舎では有り得ないだろう。

他にもサポートカーの条件として選手の飛行場への送迎もある。そのためにはスーツケースが4個載せられることが大事。これはほとんどのUCIレースの参加人数が8名であり選手のピックアップが2台のサポートカーで対応可能となる。ではメーカーはというとヨーロッパの各地を転戦するためヨーロッパのどこぬい行っても修理可能なメーカーが条件、ならば壊れにくい日本車ではなく欧州車となるのである。

そんな目から鱗のNAPITA3。




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  1. 2014/03/14(金) 18:13:25|
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ちょっとブレてます。

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先週開催された阿蘇の火祭りを通勤の帰りにミルクロードから写真に撮ったが三脚無しではこの通り。

往生岳とにべ山に前日動員されたボランティアが燃料を入れた一斗缶を山の斜面に延々と並べたものに火をつけると、

それぞれが「火」の文字になり遠くから見ると重なって「炎」の文字になるというもの、

そして「炎」の文字が完成したとき花火が上がってクライマックスとなる。

212号の要所にはすでに見物客が陣取りミルクロードにも車が並ぶ。

なかでもスカイライン展望所の先端はびっしりと車で埋まっていた。



この日は火祭りに合わせてアマチュア写真家の方々が全国から集まり大型バスを仕立てて宿にお泊りになっていた。

カメラはというともちろんみなさん一眼レフだが2台目は意外とミラーレスが多かった。

翌日は日の出の時間に合わせて大観峰へ、

その後、宿に帰り朝食取ってチェックアウトしたあとは阿蘇山方面の野焼きの撮影に行かれた。

来られた目的が写真撮影というグループの方は初めてだったが今後このような旅のニーズも増えてくることだろう。



お越しになったのはブログを見た幹事さんが宿に立ち寄られてお話したのがきっかけ、

火祭りの撮影ポイントの情報は阿蘇の観光窓口に尋ねても皆無で、

野焼きの情報に関して市に問い合わせると、

危険であり混雑の元になるということで開催日すら教えてもらえなかったと幹事さん。

当日は着かれてから野焼きの情報を教えたので急遽予定されていたシーズンオフの菊池渓谷の撮影をやめ

全国からお越しになった26名のカメラマンは世界農業遺産たる阿蘇の草原の野焼きを被写体に選ばれた。

この日は外国の方も多くいらっしゃったが英語で示す情報もなく世界を目指すにはブレた阿蘇のように映った。

野焼きはボランティで参加するもの、もしくはそのために寄付するものであり見るものではないということか、

わたしは阿蘇の野焼きを興味を示す映画関係者などに撮らせて自由に使ってもらえばいいじゃないとさえ思っている。

CGじゃないリアルな、それもお金のかからない映像は迫力あると思うのだが・・・

もちろんそのことは世界中の人に教えてあげたい。





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野焼きの翌朝の二重の峠、

真っ黒のはずが野焼きのあと降り出した雪でその光景は判らない。

この一帯は跡ヶ瀬地区のエリアで残雪がなかったため野焼きされていたようだ。



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ツンと焦げ臭くも1年ぶりにて懐かしい。



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下から見ると野焼きの跡が判る。



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今朝は菊池渓谷経由ミルクロード通勤の解禁、

実に3ヶ月振りだ。



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懐かしく新鮮にさえ見えたスカイライン展望所

下りるとポカポカだが北山展望所では気温1度。



今夜から雨の予報だが16日にこの一帯の野焼きはできるだろうか。

毎年、雨や強風で3回は延期になるから慣れているが、

もし23日になったら前日が親戚の結婚式なので段取りが面倒、

ブレずに決行望む。










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  1. 2014/03/12(水) 17:26:03|
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明日の野焼き

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内牧を出ようと車のイグニッションキーを回すがウントもスントも、

ライトなどつけてないのにバッテリー上がり?

バッテリーの寿命だろうがその予兆も

前触れもなく一切なく、

いきなりの即死、

さすが伊太利亜車。

車を内牧に置き、カルキさんに送ってもらい途中で家内に拾ってもらった。

翌朝は自走しようかと思ったが荷物が多くて肥後大津駅から初のJR通勤。
















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2両編成のローカル線には10人くらいの乗客

立野駅に停車すると運転手さんがハンドルを外して最後尾車両の運転席へ移動

ハンドルを持ちながら車両を移動する姿はここならでは、

シートに腰を下ろし「発車します」と言うと逆方向に発進する。

これがスイッチバック!

立野の坂を上るために一旦バックし勢いをつけてジグザグに走る峠超え

峠に差し掛かると列車のエンジン音が甲高くなり、

さも、「ゼエゼエ、ハアハア」と喘ぐように聞こえ、

峠を超えた赤水付近で心拍が正常になったようなエンジン音となる。

内牧ではドアが開いたまま7分も停車し寒いこと、でも阿蘇の景色が愉しめるローカル線はなかなか

阿蘇駅に着くと人が多くて現実に目覚める。

たまにはこんな通勤もいいかも知れない。
















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宿の玄関前

3月2日の野焼きが積雪で明日9日に延びたが、

夕方遅く有線放送で雪が融けず16日に延期になると放送された。

阿蘇山周辺は予定通りだが、明日の外輪山の野焼きは中止となった。

準備万端だったが残念、

宿の玄関前、

玉砂利の両脇を野焼きした。














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3月16日に外輪山周辺が予定通り野焼きされればこのような交通規制となる。

午後からラピュタを上ると強烈な景色に遭遇するはず、

昨年、走られた風の住処さんのエントリーを見たらその臨場感が判る。

当日は風の強さや向きで火を入れる場所が代わり、規制時間外でも通行できない場合があり案内に従わなくてはならない。

ラピュタは長寿ヶ丘公宛のゲートの開閉に従うこと、

たぶん煤が舞っているし、道路上には灰も積もっているはず、

目も口の中も灰だらけとなることを覚悟しジャージや愛車はもちろん汚れるに違いない。

デリケート、いや普通の感覚の方はご遠慮されたし。















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撮影:風の住処さん


野焼き直後の狩尾峠、

刻々と変わる目の前の情景は冒険心のある方だけの領域

わたしの世界遺産でもある。












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  1. 2014/03/08(土) 19:06:34|
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ローリングストーンズ&アンディ・ウォーホル

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チャーリー・ワッツ72歳

全く衰えない独特のドラムスタイルを貫くストーンズの要。

チャーリーが「もうやりたくない」と言えば、

ミックもキースも「じゃ、やめようぜ」と、いとも簡単にローリング・ストーンズは終わってしまうだろう。

それはチャーリーのドラム抜きにストーンズがライヴ活動を続けることはありえないから。

「ア・ビガー・バン」のときはキースの説得でやっと参加したが今回のツアー以降はもう限界じゃないかな。

チャーリーは家にいることが大好きで自分の家を離れたくない、そんな人なのだ。

ただやるからには年齢を全く感じさせない完璧な準備をして

それは例えばひとけた台の体脂肪率のようにさえ見える鍛えた体でドラムを叩きオーディエンスを圧倒させる。













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ミックは、毎日必ず10キロ走っているとか・・・・

でなけりゃ2時間歌い続けて走り回ることなんてできはしないだろう。

キースもロン・ウッドも見事な体躯をしている。

それに比べ五十の半ばになる私は、

「年だから」と諦めたり、いい年こいてとふざけた考えを言ったり、

いやもう恥かしい。

いい目標ができた、75歳までは自転車を続け走る。

あと20年は阿蘇の山々を上り、オートポリスでは30周回を維持し、サイクルイベントも挑戦し続けよう。

そんな確信を得た東京ドーム初日だった。














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ストーンズ公演2回目となる東京ドームに再び家内と行って来た。

前回はスタンド席の前から6列目だったが今回はアリーナで8万円のゴールデンサークル席にもほど近い。

最後になるかも知れない来日公演にふさわしい絶好のポジションだった。













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アリーナ後方にやぐらを組むのは2基の4階建てのスポットライトのタワー、

これに命綱を介して5人が上り、ライトチェックが終わるとライブ開始が近い。

そろそろ時間となった。

たまりかねた観衆はジェイムズ・コットンのBGMにさえ歓声が上がる。

そして会場は暗転し、いきなりのオープニングのバンドコール!











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Ladies & Gentlemen・・・・

The・・・・Rolling Stones!!!!

1発目は「Start Me Up」

前回とは全く違うセットリスト













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You Got Me Rocking
It’s Only Rock ‘N’ Roll (But I Like It)
Tumbling Dice
Angie
Doom And Gloom













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Silver Train
Honky Tonk Women
Band Introductions
Slipping Away












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Happy
Midnight Rambler
Miss You
Paint It Black














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Gimme Shelter
Jumpin’ Jack Flash
Sympathy For The Devil
Brown Sugar













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ENCORE
You Can’t Always Get What You Want
(I Can’t Get No) Satisfaction

もちろん2時間立ちぱなし

ステージ上部の幾重にも連なるスピーカーから流れるドラムとベースの重低音、

それはズシリと腹の底に響き渡った。















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互いのリズムを確認し合うキースとチャーリーは微笑ましかった。

豊満なリサ・フィッシャーから絞り出される歌声は強烈でソロになると会場が大いに盛り上がった。

ベースのダリル・ジョーンズのソロもかっこよかったな。

洗足学園音楽大学のコーラス隊、誰しも羨ましく思ったに違いない。

ボビー・キーズとティム・リースのホーン隊もこのライブにはなくてならない存在でかな。

ロン・ウッドはキースが変なコードを弾くとうまい具合にカバーしているようにも見えた。

ミックには、ただ、ただ圧倒された、

2時間浴び続けたミック・ジャガーのオーラーは、眠っていた細胞が呼び覚まされるような刺激となった。

わたしの「ザ・ローリング・ストーンズ『14 オン・ファイアー』」が終わった。

今回の2度の投資で得たしたたかな知恵を今後に生かしたい。















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Andy Warhol













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「スピードというものを、視覚的に表現したかった。

車が高速で走れば、すべての輪郭や線や色がぼやけて、ひとつに融け合うんだ。」



これは1979年アンディ・ウォーホルがペイントしたBMWアート・カーだ。

森美術館10周年記念展 「アンディ・ウォーホル展」の会場入り口に展示してある。

ここは53階、

車を鑑賞する前にどうやって運んだのかという疑問














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今回の上京のもうひとつの目的はアンディ・ウォーホルの初期から晩年までを総覧する400点の展示会を見ること。

帰りの時間もあり2時間ほどしか見学できなかったが丸一日じっくりといても見ごたえのある作品ばかりだった。

シルクスクリーンの名作にある有名人のスナップショットやポップアートはわたしなど絵が判らないものでも愉しめた。

特にウォーホルのスタジオ「シルバーファクトリー」に興味があったがほぼ原寸大で再現してあり、

ベルベットアンダーグランドの曲が流れる退廃的な雰囲気を醸し出し圧倒された。

土産物、記念品、お宝グッズに書籍も充実しておりレアなものに目が回った。

この展示会は5月6日まで開催されてこれを見に行くだけでも東京に行く価値は十分にあると思う。




















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ランチは同じフロアに設けられた「アンディ・ウォーホル カフェ」















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アンディ・ウォーホルにちなんだメニュが愉しい。












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窓側は雲の上のこんな席でランチできる。















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わたしはハンバーガーセット

焼印がいいじゃないか。












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53階で食べるセットは1580円

もちろんあのキャンベルスープもあり3種類から選べる。












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家内はホットドッグセット1280円

他にもサングラスセットやバナナケーキもあった。














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ローリングストーンズ&アンディ・ウォーホル展

ダブルの東京イベント終了。

Cheers!












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  1. 2014/03/06(木) 20:00:19|
  2. その他
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第21回天草下島一周サイクルマラソン

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「第21回天草下島一周サイクルマラソン」前夜は、3年連続お邪魔している奴寿司さんのカウンター席で愉しんだ。

この店については2回も紹介してきたので美味しさの感動とネタの熟成の驚きは省略するがとにかく旨い。

ネタケースにはよく見る鮮魚や活きの良さそうな切り身はなく

しっとりと熟成された魚の切り身が整然と並びここだけの魔味を味わうことができる。












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寿司の前に刺身を数品。

クエも絶品だったがこれには驚いた。

2日や3日ではない。

1週間以上熟成させたサバをちょっと炙ってある。

いつも訪れるのはこの季節なので旬を迎える魚は同じだが寝かしたサバは初めて、

秘伝の熟成は経験のない味と見事な薫りに変化し皆を黙らせた。

ねっとりとまろやかな食感、同時にサバの風味がより深く醸し出され、

惚れ惚れと一癖が大化した逸品。

















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毎回そうだがここに来て話すことは寿司のことだけ、

どんなに美味しいか、

なぜ美味しいか、

何がそうさせるのか、

明日の大会のことはもちろん

世間話もない。

ましてや、ややこしい話など思いも付かない。















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「何をどうして、タレは、薬味は、味付けは、

何を思い浮かべ、何を想像しながら、どうぞお召し上がりください」とご主人

そのトークを聞くためには絶対カウンター席でなければならない。
















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石鯛にわさびの茎

クエにもみじおろし

イカに梅塩とレモン

こはだに板昆布

タコに胡麻塩と黒七味

アジに柚子胡椒

カンパチに炙ったガーリックチップ

記憶はそこまで。













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三度目の奴寿司はますます魅力的であり食に対する感動を経験できた。

ただいつも同じ時期なので季節を変えて訪れたいものだ。

ご主人のおすすめは10月に地元で獲れる海老、その名は忘れたがとにかく美味しいらしい。

今回ご一緒した、ひろまみさん夫妻とカルキさん、2回目となる浮世雲さんも奴寿司を堪能されたようだ。

いつまでも変わらずという言葉はこの世にはないがいつまでもこの暖簾をくぐりたいと切に思う。















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さて、大会当日、

実は写真担当の家内が今回欠席のためその写真はない。

私は全力でゴールを目指すのが目的だから止まってまで写真を撮ることはしない。

ましてや走りながら撮るような危険な行為はできない。

それに今回の大会はある理由で参加できなかった自転車仲間と一緒に走るという思いがあるからひとりで走る。

前夜の寿司屋では私たちが占拠したカウンターの空いている端の1席に途中から一人の男性が座られた。

それは友人じゃないかとびっくりした。

東海岸の向かい風で四苦八苦しているときには綺麗なコルナゴを見かけた。

走りながらその自転車乗りに話しかけると今日が初おろしだという。

何と友人が考えていたことと同じじゃないか。

それに話し方の癖やイントネーションまで似ており兄弟かと思った。

彼が「風が強いから後ろに付かせてください」としばらく一緒に走った。

「なぜにこんなんですかね、たまりませんわ」とブツブツと彼の独り言、

何から何まで笑ってしまうくらい似てて、まさに友人と一緒に走っているようだった

そのうち「足休ませるんでしばらくゆっくり走りますわ」と風音に混じり聞こえたが

私はペースを落さず相槌打ってそのまま走った。
















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夜の打ち上げは家内も加わり菊池の夢路。

カルキさんも浮世雲さんもあの強風のなか見事に完走された。

目出度い、目出度い。
















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疲労の体には旺盛な食欲と














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生絞りの銘酒菊池川で乾杯













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夢路の天ぷら、

その天だしが体に沁みた。

2L、3Lのお二人の最後の締めには名物メガカツ丼、

たじたじとなりながらもいい想い出となられたようだ。














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明日からまた忙しくなるので今回は大急ぎのアップとなったが最高に愉しい天草の旅だった。

それに私の思いも完結できてあとは彼の誕生日に走ろうと思っている。















FLUCTUAT NEC MERGITUR  --- 漂えど沈まず ---


  1. 2014/03/03(月) 19:14:17|
  2. ロードバイク
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