今年の春、東京から阿蘇と菊池にホームステイしていた友人の大学生の女の子が、家内のロードで竜門ダムまで初乗りしたのをきっかけにロードバイクを始めた。取り合えずお父さんのバイクでローラーでの練習しているとは聞いていたが、なんと阿蘇望のBコースにエントリーしていた。
23日から一人阿蘇入りし、下見がてらに阿蘇を走り友人とは大会前日に合流し、コースは違うがともに阿蘇望に参加するという。自転車を愛する我々のような父親からすれば、同じ趣味を介して大人になった子供と再び遊べることは理想的なこと、羨ましいとさえ思うものだ。彼女の自転車だが友人もよほど嬉しいのだろうオルベアに電動デュラだから。
彼女のホームステイ期間中は私とカルキさんが父親代わりの保護者となっていた。今回の彼女の初サイクルイベントである阿蘇望は、ロード実走1ヶ月という浅い経験、何かできることはないかと考えて手紙を添えこんなプレゼントをした。
『 ○○ ○○子 様
・・・・略
さて、いよいよ阿蘇望が近づきましたね。
この大会は何といっても暑さ対策、ハーフといえども塩分補給など先輩の指導のもと完走を目指してください。
私からできることして同封のステッカーを贈ります。
もしかしたら、どこぞの安全祈願のお札より効き目があるかも知れません。
効き目の使用範囲は一応九州内、効能は無礼な者を寄せ付けず、親近感を得る可能性の期待。
仮に万が一「娘さんですか?」と尋ねられたら、
阿蘇では父親代わりという事実。
「はい、そうです」と笑顔で答えてください。
人は地獄の四峠超えと恐れる灼熱の阿蘇望、
これが初サイクイベントとはさすが○○家、○○子嬢。
阿蘇の大地に貴方の汗と涎を滲み込ませ威風堂々と峠を走りなさい。
そして、コルナゴ娘として天空を舞え!
コルナゴ部長 』
そんな皆さんが楽しみにしている阿蘇望に暗雲が!
これは26日、宿の前を流れる黒川。昨年の水害をような大雨にて氾濫をも思わせる危険な状況だった。激しい雷鳴が続き恐怖のような時間が過ぎていた。多くの人達は黒川の氾濫により内牧温泉が水没し、車を廃車した苦い思い出から水が来なかった市立体育館へ移動していた。
JRも肥後大津~宮地間が止まり宿に来られる方もタクシーとなった。私もさすがに帰路は山道を避け国道で帰ったくらいだ。
北阿蘇側の道路(坊中線、265号)が全面通行止となった。そこで28日開催の阿蘇望について熊本県サイクリング協会では、Aコース後半の2峠のみで開催できないかと検討したり、天候の回復がなければ大会中止をも考えられる状況だと協会のフェイスブックから情報を流していた。
そして今日の午後、道路が全面回復し自転車の通行に支障がないか現在確認中であるとの一報。
さて、どうなるか、以後の状況は熊本県サイクリング協会の
フェイスブックで確認していただきたい。
吉報来た。今のままの天候なら予定通りの開催!
阿蘇は今晴れているし開催は間違いないようだ。
ただし、雨で流された砂利や浮石、泥などそのままの状態だから走行には要注意のこと。
Festina Lente - 悠々として急げ -
- 2013/07/27(土) 14:30:13|
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