コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園の中央に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクを通じて阿蘇の魅力を紹介します。

親孝行のすすめ

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神戸から自転車仲間が両親と家族旅行に来られた。

前職の時からのお付き合いで以前はバイクで阿蘇ライドを楽しまれていたのだが、病気になったのをきっかけに健康維持のため自転車を始められた。そして思いはかってバイクで走った阿蘇の山岳コースを走りたいとネットで検索しているうちに当方のブログ、前職の時だがそれを見てお越しになり単独で走られた。
その後、私が職を阿蘇へ移し再度阿蘇を走られ今回の家族旅行となった。





老いた両親は体が自由のとき、いわば健康年齢までにチャンスがある限り後悔しないよう、やれることをやっておくことと私も日々感じている。見送りの時に彼のお父さんがとてもいい顔されていたのが印象的で心底いい親子旅だったように思った。

ただ、親孝行はこのような従来の幸せを体感するものから、大切に貯めた老後資金を守りための助言も必要な時代にあると思う。我々でさえ騙されそうになる、騙されたことがあるのに、老いた人はその道のプロにとって容易なことであろう。

そこで文藝春秋の季刊冬号に「あなたのお金は狙われている-金融マンからお金を守る15の金言」というものがあったので紹介する。


金言1 「定期よりもお得」は「定期よりも危険」

金言2 「年金代わりに受け取れます」は預金を取り崩しているのと同じ

金言3 「夢」のある商品では「悪夢」を見ることが多い

金言4 「あわてて解約しないほうが得」で「得」をするのは金融会社

金言5 「元本保証」を匂わせた商品の元本は決して保証されていない

金言6 「こんないい話を断るのですか」と言われたら、断ったほうがよい

金言7 仰天する金利にはリスクのある商品がついてくる

金言8 水曜日に契約を迫られたらその商品は疑ってかかるべし

金言9 「次は上司と一緒にうかがいます」と言われたら、断るのが無難

金言10 「今が買い時」と言われたらいったん頭を冷やして考えよう

金言11 「あなただけ特別に」と言われたら詐欺をを疑え

金言12 「ブームになっている事業への出資を誘われたら、確認作業を忘れずに

金言13 「無料で〇〇します」と言われたら「只より高いものはない」と心得るべし

金言14 「いずれ必要になる」は「今、必要ではない」

金言15 すべての教訓は古くて新しい











日々是好日


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  1. 2012/11/29(木) 15:29:33|
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天空を駆けるかのごとく・・・M10

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今朝8時30分の北山展望所、もちろん通勤時に車で来たのだが

「マイナス一度」

メッセージは「凍結注意」・・・・

日陰では濡れた所が凍っており明日から通れそうにない。

ロードバイクで来るなら晴れた日の午後からという季節になった。


























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雲の切れ目から陽が射す北山展望所

そして、私の心にも光が射し天使が舞い降りてきた。



























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我がエンジェル

M10納車。


























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ショップ裏を試走する。

直進性は想像以上

物もさることながら、信頼できるメカニックの仕事はパーフェクト。


























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自宅で鑑賞。




















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オーバーフィフティーンの阿蘇使用は、

11-28Tの11速、

重さは7.1キロ。





























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納車祝いは自遊亭


























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興奮冷めやらず、

スプロケに見えたタコ



























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南蛮漬けで正気に戻り



























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「馬ひもたたき」

このあたりにくると何の飲み会か忘れてしまった。
























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「カキフライはやっぱソースだね」

「アタシは絶対タルタルよ!」と宴はいよいよ深まって

























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後半定番の自遊亭のモロキューを注文

こいつは特別に旨い

キュウリの切り方と諸味に特徴があり、まあ切り方は見れば判るが、

諸味はどこの?と家内が訊くと

「マヨネーズを少し混ぜるのよ」とあっさりとルミちゃん

「ウソーそれだけ!」丸秘情報を知った家内は手放しで喜んでいたが

でもそれだけではこの味はでないと思うのだが・・・

「来年の壱岐のフェリーにはこれをマスターするから」と自転車の話し戻り、

やっと今夜の宴の目的を思い出す次第。

幸せに酔った一夜だった。



















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エムテンをパナメーラ風に云うならば、



『コルナゴという心高ぶる生き方。

私は、M10と走る。

気持ちが欲するままに、ロードバイクの走りに心を解き放つ時間。

身をゆだねる全ての時を、上質なエキサイトメントで満たす至福の空間。

妥協なき人生がコルナゴを選ぶ、コルナゴが妥協なき人生を走らせる。

M10、自分らしさを貫く道へ、誇り高く駆ける歓びを。』



嗚呼、天空を駆けるかのごとく、エムテンに酔ってしまった記念すべき日

素晴しく豊かな達成感が今から始まる。

Aso Symbiosis.











日々是好日





  1. 2012/11/27(火) 17:46:53|
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1129KARUKI

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福岡からの自転車仲間との夜の部は1129(いい肉)カルキさん宅のバンケットホール屋根付駐車場で焼肉。

焼肉といっても軽木さんは阿蘇登山道の登口近くにある肉屋さん、

平日でも行列が目印の「いまきん食堂のあか牛」はこちらから厳選したものを提供されている。

よって、ただの焼肉にはあらず

「今夜は腹いっぱいあか牛を喰わんですか」とはカルキ弁

部位の説明に早くもヨダレを流す面々は無邪気な子供のようだ。




























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新聞によると、「あか毛和牛(あか牛)の飼育頭数は全国でも24500頭と黒毛和牛の1%強にすぎない。2シーズンの放牧や国産飼料のみで育て適度な脂肪と赤身の旨さが特徴」























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赤身の味が濃く、牧草のようないい香りも特徴で、黒毛とまた違ったうま味を堪能する試食会のよう























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定番の牛タン、ホルモン、ブランドポークに骨付きウィンナー、それに馬肉も揃う。

























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そして、いろんな部位を取り混ぜ、

焼く。



























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さて、焼肉に夢中の諸君、ここを何処か忘れてはいけない。

阿蘇山の麓、古坊中、

西巌殿寺を中心とした山岳信仰の地だ。

あいにくの天候で山は走れなかったものの、遠路より一夜を過ごしに訪れたことに我々は歓迎する。

活火山の阿蘇は古くから神の宿る山として信仰され多くの僧が集まり、

僧が移住する坊舎と山伏が結ぶ庵は、

36坊52庵にも及んだという。

その参道で感謝の印として阿蘇の恵みを愉しんでもらいたい。

その後は恒例カルキバーとなる。
























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カルキさんの愛器、Gibson Johnny Smithがレストアから帰ってきた。

想定プライス200の逸品

























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愛用のオリジナルのアンプ

























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音楽の進化、ジャズの歴史など実演しながら演奏が始まる。

カルキーバーと呼ぶこの部屋はカルキさんが個人で愉しむ離れであり営業用ではない。

音が漏れないよう冷凍庫を改造した趣味の部屋だ。





















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シングルモルトで気分がよくなるとリクエストが飛ぶ。

そのさわりをことごとく弾いてくれるものだから夜は更けグラスがまた傾く。













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2日間とも天候に恵まれず走りについては残念だったが焼肉&バーは好評だったようだ。

時間を割いて泊まるとこんな過ごし方もあるということ。

夜の部しかご一緒できいなかったのでサイクリングことを含めみなさんのブログで感想を見られたらいいだろう。

風の住処さん 、 自転車旦那&ひろまみさんご夫婦 、ワッキーさん ようさん&かずさんご夫婦




















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すべてはカルキさんに感謝。







日々是好日
  1. 2012/11/25(日) 14:54:25|
  2. こだわりの逸品
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期待に沿うために

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原鶴温泉「やぐるま荘」の師岡さん、小国経由の自走でお越しになった。
プライベートのチャリ旅ではなく、同業者の会合の上での宿泊でチャレンジされたというのが素晴しい。
海外のことを実際目で見たわけではないが、そういった個人主義、自己主張、生き方に日本人もなりつつあるのかと師岡さんに拍手を送りたい。

先週末は、おおすみのため不在の際、送別サイクリングの4名様がお越しになった。会社の同僚の方が関東に転勤されることになり、ならば雄大な阿蘇を走って想い出に残そうとお仲間の優しい友情である。

そして、今日は福岡の自転車仲間が阿蘇を走っている。泊まりは「六月の風」。私も案内を兼ねて走る予定だったが宿が忙しく、申し訳ないがMAPを渡してコースを説明しようと今朝集合場所に行ったら沖縄を前にしたpingさんが来られ一安心。夜だけの参加となった。


























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玄関のマユミの木の紅葉が終った。

一昨日までは真っ赤だったが今日気づいたときにはすでに遅かった。

この木の紅葉を楽しみにしていた宿から嫁いだ家人に、

ブログで見せて欲しいと期待されていたのにたいへん申し訳なく思う。

























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でもこっちの方が喜んでもらえるに違いない。

娘さんは水害直後、宿が心配で会社を休み遠路こちらに来られた。予定していた休暇が過ぎ後ろ髪を引かれる思いで玄関を後にされた。帰り際、「宿を頼みます、元気に頑張ってください」とうっすら涙目で去られた。この年になるとそんな状況には弱いので「引き受けた!」という気持ちになった。その後元気で病気にかからぬようどこかで見たこんな言葉を漂わせている。



ノミの天井
自らの限界を設ける「病気」。チャレンジして失敗したらすぐにあきらめて二度と挑戦しない。「組織がこうだから」「上司がこうだから」と批判や愚痴をこぼすだけで自らの限界をつくってあきらめる、そんな風に自分の限界を決めれば業績の向上はもちろん、自分自身の成長もない。


ゆでカエル
変化に鈍くなる病気。重大な変化が周りで徐々に生じているにもかかわらず、それに気付かず、あるいは気付かないふりをしていると、取り返しがつかない結果を招くことになる。ビジネスの現場では、少しの変化にも対応できるよう、意識を敏感にしておくことが重要だと肝に銘じておく必要がある。

落とした餅
リスクを取らなくなる病気・・・










日々是好日



  1. 2012/11/23(金) 17:25:08|
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2012年ツール・ド・おおすみECOサイクリング大会 其の二

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ジロ・デ・イタリア2009第3ステージ、お国柄の違いと言えどもさすが自転車大国。


























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この大会の魅力はプロサイクリストと一緒に走れること、愛三工業の中島康晴選手やブリヂストンアンカーから清水都貴選手、西薗良太選手などレースの雰囲気とはうって変わって気さくに話しかけることができる。



























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また、黒川監督以下鹿屋体育大学自転車競技部が完全サポートしてもらえるのも他の大会にはない魅力だ。


























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自転車専門誌用の記念撮影もクレーン車使い大掛かりに


























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pjさんほか地元セカンドウィンドの皆さん
例年ツール・ド・沖縄などと開催が重なり今回が初めて参加。鹿児島市内からフェリーを使った自走組と、半島を廻って片道100km走ってきた自走組がいるという。いったいこの日何キロ走るのか。

他には一緒に来たへボーネンさん、それにhori君がいるだけで九州の最南端という距離のリスクもあってか、よくサイクルイベントで見かける顔はない。逆に普段参加できない鹿児島や宮崎を中心に690名の参加があったという。




























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鹿屋体育大学自転車競技部の山本元喜君を先導にスタート


























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久し振りのDRCCのジャージ

























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航空基地滑走路の端ではあるがその環境は遮るものがなく爽快そのものの貴重な体験。

基地を出てサイクリング専用道みたいなところ走り街中から海に出て左に折れると山越えとなる。

長く続く上り坂にまとまっていた先頭グループもバラバラとなり同じ力のものだけが集まり抜いたり抜かれたり。

なんとなくあきらめる訳にはいかず、へボーネンさんの背中を追いすがるコバンザメとなる。



























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第2エイドポイント

補給食は一般的なバナナやみかんの他、薩摩揚げや蒸しパンのような「ふくれ」など鹿児島名産品が揃う

そして、恒例とも云える・・・・



























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バイクスタンドに貼られた名言集が尻を叩く


























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耐え忍ぶ能力、歯を食いしばって耐えればいい・・・・・

今、平常時は理解できるが、その場ではただ文字にしか見えない。


























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山を越えたら太平洋、

断崖絶壁の眼下に広がる紺碧の海

車も走らない貸切ロードのダウンヒルも大会の魅力のひとつ


























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11時35分昼食会場着

そこは静かな静かな漁村だった。



























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噂に聞く伊勢海老のダシに満たされたうどん

ダシと云うよりソースみたいな濃厚さに驚く

補給食といい、このうどん、それにゴールしてからの丼に溢れんばかりのだんご汁、手作りウィンナーなど

「食」の魅力も実に大きい。



























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防波堤に座り、太平洋を見ながら食べる伊勢海老うどんは何よりの御馳走だ。

ここで全員到着するまで待って午後の部がスタート


























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午後からの上りは厳しい

中島選手が優しく声を掛けながら走って行く。真にいい人だと思った。ただ軽快すぎるその姿は恨めしくさえ感じた。

ヨロヨロで遅れをとってひとり旅をしていると

トンネルでpjさんに拾われ引いてもらって何とかへボーネンさんに追い着く

ここから最終エイドのパン屋さんまで長いこと、

街中では信号で一息、地元のみなさんの応援に最後まで励まされながら「おおすみ」を満喫した。

「道に迷ってゴールに間に合わなかった------、ゴメン!」と家内がゴール後に駆け寄ってきた。

そんなこともあって今回走行中の写真は少ない。

テントブースのだんご汁は最高に旨かった。根菜類たっぷりの具沢山で箸が立つほどであった。

腹におさめると失った栄養素をみるみる体が吸収しているような気がした。

ちょいと七味をかけ過ぎたのか唇が熱くなったがおかまいなしに丼を傾け最後の一滴を飲み干し蘇生した。

これで「ツール・ド・おおすみ」が完結した。
























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ゴールしたら300kmの帰りが待っている。

だからすべてを出し尽くし、早くゴールしなくてはならないということになる。

早々に大隅半島を後にし余韻は車中となる。


























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垂水を過ぎて夕陽に包まれる桜島の噴煙は鹿児島市内方面に向かって延びていた。
そういえば朝、鹿屋のホテルを出るとき車にヨナが薄すっら付いているのを思い出した。この地は風向き次第で火山灰のヨナが舞い生活感が変わる。車中から洗濯物を取り込む老婆が物干しから手にすると、まずはたいて灰を落としていた。各家庭の入口にはレンガ二つほどの土嚢袋が置いてある。庭先や家の周りを掃いてでた火山灰だろう。

道の駅に立ち寄った。職場にと家内が土産を選らんでいる間に「かいこうず」という焼酎を見つけた。その名がどんな意味か知らぬが私にとっては「開高S”」という珍品なので即買い求めレジを済まして外に出た。家内の土産と一緒のレジ袋を持ち替えたその時、「カシャッ」と私のカメラと同じシャッター音がした。
今回、ゴールも撮れなかった家内の「ゴメン!」という声が気持ちの奥底にあったのか、何故か「撮られている」と感じた瞬間、足元を見ると芋焼酎のいい匂いがしていた。









日々是好日

  1. 2012/11/20(火) 14:06:43|
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2012年ツール・ド・おおすみECOサイクリング大会 其の一

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ここは海上自衛隊鹿屋航空基地

「2012年ツール・ド・おおすみ」の会場である。

この大会の魅力はいくつもあるが、この数年中止になっていた基地滑走路をスタートするというアクロバット飛行隊がイタリアントリコローレの煙幕をはってスタートとした2009年ジロ・デ・イタリアのようだ。

スタート時のBGMはたぶんトップガンのテーマが聞こえてくるではと読んでいたのだが、実は自衛隊の方の開会時の挨拶で、尖閣諸島問題による航空機の緊急離着陸のため予定していた滑走路は使えなく、端の方のコースに変更になった旨説明があった。対潜哨戒機や救難ヘリコプターの本土最南端の航空基地であり、南西海域及び離島など広大なエリアを管轄する基地であるから当然のことであろう。浮かれ気分をハッとさせる世の実情が我が身に及ぶことであった。


























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続きは明日・・・・








日々是好日


  1. 2012/11/19(月) 19:28:21|
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たまには出ることも出らぬことも

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朝食処に続き食事処にも団欒の声が聞こええるようになった。

座敷は4分割の畳式とフローリングが一箇所

畳式は通常和椅子にテーブルだが、胡坐(あぐら)に座卓もできる。

私は胡坐派だが、宿の客層は普通が逆転している。


























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男性用の大浴場

昔を知る人はその違いに驚かれるはず。

私としては大正ロマン的雰囲気の延長線が好みだが洒落た現代風もなかなか、

現宿主とは齢はひと回り以上違う。

今回の改装に使い勝手・経年劣化など後を考えるか、それとも今を優先するか、

守りを優先する私は前者、厄晴れて打って出る主は「今」で夢を追う

気づけば人生を賭けた潔さに惚れているような。

温泉のこだわりは、頑として古希の二代目が守り通したところにも背筋が伸びた。

求められれば二者に意見したい。


























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明日から鹿児島入り

「ツール・ド・おおすみ」に行ってくる

宿もトップシーズンの週末は特に忙しいが

生き方優先で愉しむ

影がやや残せるところ、わずかながらその感触に幸せを感じる

「おおすみ」が終ると、

その翌日だが2台目のバイクが出来上がるそうだ。

そのタイミングに「ニヤリ」としたが、走る道具としては来期だ。

季節として走るより眺めることが多くなるが、それもまた今後の愉しみのとひとつになる。

「今後」とはこれからの先のこと、20年は乗りたいものだが

日割りしたら自販機のペットボトルより安くて家内と苦笑した。





日々是好日

  1. 2012/11/16(金) 20:02:09|
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庶務の日常の必須

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伝説のノートと言われるMOLESKINE、実はカルキさんからこのメーカーのリポータープレーンという縦めくりの携帯型の手帳を貰ったのがきっかけだが実に使い勝手が良く、はまった。
MOLESKINEとはフランスで200年以上の歴史があるノートで1997年に伝統的な製本とデザインをそのままにイタリアのMoleskine社によって復刻されたものが現在のモレスキンノートだ。

製本された上質の本のようなオイルクロスにおおわれ、ゴムバンドがトレードマークのこのノートは、ピカソやマティス、ゴッホ、ヘミングウェイ、チャトウィンなどが愛用していたという。
詳しくはこんな本やネットで調べれば判るが、機能的なシステム手帳とは全く別物で愛着が湧くエルゴデザインに優れたノートだと感じる。いろんな種類があるので使途に応じて一度試したらその使い勝手が判るかと思う。
また、このノートならこの筆記具なんて触手を伸ばしてゆくと、最も相性がいいのはモンブランのマイスターシュティックにたどり着くそうだ。ロードバイクと同じウィルス感染のような深みに填まる趣味となりそうだ。私の場合150円のボールペンから三菱のピュアモルト1050円までの進行で止まっているが・・・・

























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宿の目標にしたい、BOOK&BAR


























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ローリング・ストーンズ結成50周年記念ウイスキー
サントリーより今年発売された限定150本

お値段は50万円

先日、ストーンズのコンサートでよく会っていた方から、「知人がこのボトルを譲ってもいいと話があり如何かと」と電話があった。プレミアム価格とはなっているものの熱狂的なファン同士の真剣ながらもコソコソ話しの結果、低調に辞退した。ストーンズにおいての投資は別経済の我が家でありその存在は庶務の日常の必須だが、なんせ2台目の自転車を注文しているものだからそういう訳にもいかず涙した。

























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写真-文藝春秋12月号より



「開高健の文学論」より

『へミングウェイを初めて読んだ。短編集。「男だけの世界」だったか、たんなる「ヘミングウェイ短編集」だったか定かではない。が、その中に「異国にて」とか「殺し屋」とか「不敗の男」とかが含まれていた。それを読んで、じつに新鮮だった。目を洗われる思いがあったものだ。
ご承知のように、へミングウェイの英語は簡明で率直、中学三年生ぐらいの英語の読解力がなくても、なんとかかじることができるので、その後も彼の短編集を探して「われらの時代に」や「勝者にはなにもやるな」などを読み、つくづく感心した。それまでいっぱしヨーロッパ文学-----フランス、ドイツ、イギリス、ロシアの文学というようなのでヤワおつむを養われてきた感覚でいきなりヘミングウェイの短編にふれると、本当にフレッシュな読後感がえられたのだが、壊れやすい、傷つきやすい、感じやすい魂を極端に節約した文章で書き、そして会話が見事に生きていて、いまも頭にしみついて離れない。

AUDIBLE

VISIBLE

TANGBLE

短編とはなにか----という問いに対して、「瞬間の人生である」という定義のしかたがある。したがって、短編は切り口でみせなきゃならない。その点、ヘミングウェイの短編は一言一句ゆるぎなく鮮烈で、長い、煩わしい、暑い、汗みどろの夏の午後の果てに、氷のように肌を刺す冷たいシャワーを頭から浴びたような感じがした。』





フロリダのキー・ウェストからアイダホ州のサン・ヴァリーに居を移したヘミングウェイ、

キャパによるこの一枚は、猟銃を横に息子グレゴリーと水辺に佇む仲睦まじい親子そのものを語る。

しかし、このときから20年後、ここサンヴァリーで猟銃を口にくわえて自殺することになる。

パパ へミングウェイも愛用したモレスキンノート、

何かが違うこのノートを手にすると、巨匠が見えない人から遠い人のように感じてくる。

そんなオイルクロスは、私にとって庶務の日常の必須のようになってきた。






日々是好日


  1. 2012/11/15(木) 19:04:22|
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不思議な出会い

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今朝8時20分の北山展望所

案内板は気温1度

サインから表示されるのは「この先、凍結注意」

昨日19時過ぎも同じ気温で霧と大風でまるで嵐のようだった。

でも日々その緊張がたまらない。

しかし、そろそろこの通勤路も限界のよう、となると退屈な国道か・・・・
























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通勤途中のこんな写真遊びもできないし、

自然との出会いもない

そして常に単独で走るドライブもできなくなる。

往復90分、とりあえず何を聞いて時間をうっちゃるか・・・・
























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宿の玄関を飾るのは紅葉の落ち葉と掛け干し米

この米は近所の方が持ってきてくれたもので牛丼の吉野家からの契約米だそうだ。

神戸に出荷されるこの米は、品種は聞きながらも忘れたがササニシキでもヒノヒカリでもない

背が高く特殊な米のようだ。



























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宿の米は地元の内田農場の掛け干しの新米

これは誰もが美味しいと感想を述べる。

手間隙かけ厳選した今年古希の二代目のこだわりだ。

私は料理にはいっさい口出ししていない。

しかし、箱が出来たならそれに相応しい料理をまずは朝食から意見しようと思う。


























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部屋の名は昔からのものだが、主に朝食を提供する「木もれ陽」の夜の様

偶然には驚くが、前職に手掛けた最後の部屋が、同じ名で、同じ目的持ち、同じような雰囲気だった。

演出的に書籍も数冊、格子で仕切った部屋は終焉の話し合いの場となった。

それが今、水害で復活した宿の集いの場として完成した。

不思議な出会いである。








日々是好日



  1. 2012/11/14(水) 14:32:57|
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雨の日の愉しみ方 其の一

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紅葉の通勤

ここをサイクリングする予定だったが休みと天気が合わず走れていない。

今度の日曜はツール・ド・おおすみ、とりあえず青い景色を愉しんで来よう。
























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これからの季節はシクロクロスのシーズンだ。

こんな道、無性に走ってみたくなる。
























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宿の足場はあと数日で取れる予定



























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今日の天気は

曇り時々晴れ、強風が吹き荒れ、のちに雨、その後いきなりカミナリが「ヴァーン!」と鳴り

嵐となる。

雨音がうるさいと思っていたら雹(ひょう)になり、阿蘇山では雪がちらついたという

不思議な写真は紅葉の天気雨。
























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昨日から3泊されているシカゴからの新婚さん

雨模様に女将からの着物体験


























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着物体験のあと女将さんと通訳の若女将さんがいまきん食堂にご招待、

今度はあか牛丼体験

ミスターには大盛りで注文するよう助言

さすがのいまきん食堂もこの天気なら並ぶことはない

そんな雨の日の過ごし方は受け身の姿勢が得

何かしてあげたくなるものだ

旅人はそうあるべし。










日々是好日



  1. 2012/11/13(火) 17:47:56|
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明日に架ける橋

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10月28日に福岡県宗像市で開催された実業団女子駅伝西日本大会のあと、大会に参加されたシスメックスの野口みずき選手と監督が急きょ合宿にお越しになり昨日宿を発たれた。
お二人と話す機会があった。それは宿にある自転車を修理している時だった。夕方の練習を終え先に着かれた監督が「故障ですか」と話しかけられた。雑談しているうちに実家が自転車店であると話された。そこから自転車談義となり、欧州に遠征で行くと自転車がスポーツとして盛んに行われており羨ましいと結構熱く語られた。宿に自転車の本があることも知られており読まれているようでもあった。そのうち野口選手が帰って来られクールダウンのあと話しに仲間入りされた。ニコニコ笑顔で「部長さん」と言われるからどうもブログもご存知のようでもあり、野口選手はルイガノのクロスに乗っておられることも話された。心拍数について聞いた。普通と言われた。でも最大心拍は200だがそこから頑張れると笑って話された。それは科学では判明できないらしいと監督が言われた。少し暗くなるまで立ち話、貴重な体験ができた。


今朝、監督にラン旅の構想を話した。

是非と目を見て云われた。


















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今日から宿の食事処がオープンする。

ここはダイニングルーム「木もれ陽」、おもに朝食を提供する部屋となる。
























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食事処の踏み込み
























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食事処の五部屋の名は、いろいろ考えたあげく女将さんの案で五岳の名を命名

阿蘇らしく判りやすくてとても良いと思う。

こった造りなので名はこれくらいがお似合いだ。

笑顔で見送った監督と野口選手、

新しき宿の誕生で、

守り人も今日2度目の笑顔で今夜の宴を迎える。









日々是好日


  1. 2012/11/10(土) 20:03:35|
  2. 宿のこと
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パパが見る景色

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いつものミルクロード

欧州の道は走ったことはないが

この道はきっと世界でも稀な究極のドライブコースだろう。

9ヶ月通っているが一番好きなのは夕刻

前も後ろもいない、ただ一人で走るこの時間帯は

あっという間に暗闇に覆われ

ライトの先に現れる景色はまるで映画のよう。
























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早い朝もいい、

谷から上る霧や雲を抜けると、伝説のような劇的光景にも出会える。

それはタイムマシンで時空を超える瞬間のようでもある。























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「へミングウェイを読んでいると、本のページに描き出された風景へ読者を連れていく、その類いまれな才能に驚かずにはいられない。実際にその場所を訪れたわたしは、彼の作品を読んで想像したのとまったく同じように感じることができる。それはまったくすばらしい経験で、へミングウェイを読むとまるで私的な冒険をしているような気にさせられる。」 クレイグ・ボレス著 「へミングウェイ美食の冒険」より

パパに見てもらいたかった・・・・









日々是好日



  1. 2012/11/08(木) 15:19:47|
  2. その他
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替えても変わらない価値

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菊乃家の菊ちゃんのニコン、イオスから変えたらしい。

朝の通勤時に菊池渓谷やその先の野鳥の森付近で路肩に止まった菊ちゃんの車をよく見る。

彼の好きな被写体は渓流に射す朝陽。

万華鏡ような光が織り成す芸術を求めてウェイダーと三脚姿で通っているのだろう。

カメラは変わってもやることは変わらないようだ。
























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何度も書くが菊乃家のタコは特別に美味しい。

刺身も茹でもネタケースで見ない日はない。

経験をもとに全国の旬を迎えたものを仕入れ適切な処理をおこない提供する。

ここに来るたびにタコの旨味を教えてあげたい思う。
























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ウニは天然塩で

























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馬ホルモン焼き

とびっきり旨くて部位は大腸




























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〆は馬刺しの握り

菊乃家はもともと寿司屋さん、

時代の流れを経て現在の居酒屋に変わった。

しかし、寿司職人としての腕はもとより威勢の良さ、気風は昔と変わらない。

昨今の日本企業のことや人の考えとして「変わらなければ替えられる」という庶務の日常の必須心得があるが、

それを自ら先見し実行し

替えても変わらない価値を残した菊乃家には客が途切れることは無い。


























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そんな期待に応えてくれそうな店を見つけた。

それは大分市の「ダイドコロ ばらもん」さん

私はまだ行ったことがないのだが、菊乃家にも通う友人から教えてもらいチャンスを狙っていた。

ところがそのオーナーご夫妻が宿に泊まりに来られた。

ご主人は自転車乗りで、久留米にあるハンドメイドのオーダーフレームショップ「自転車工房ばらもん」の名を冠し、店名までにされた生粋のサイクリストである。

穏やかな奥様は秋田小町、店のメニュにも北の幸が反映され地酒を揃っているという。

ならば行くしかない。近い内にお邪魔することにしよう。


























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「なぜ」が多い「ばらもん」さんだが、初対面なのになぜか昔からの友人のようだった。

当日は生憎の雨で走ることは次回への持ち越しとなったが、久し振りの家族旅行ゆえ二人の時間を温泉場でゆっくり過ごされたことは明日への活力になられたのではないかと期待する。商売人にとって年に何度もない貴重な2日間の休みに宿を選択されたことは感謝に堪えない。これからも替えても、替えられても、変わらないものを残してゆきたい。







日々是好日


  1. 2012/11/05(月) 17:57:55|
  2. おすすめ食事処
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秋景色の内牧

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ミルクロードでは今年最後の牧草の刈り取りの真っ盛り、

風になびくすすき野から坊主頭の草原になり、

3月になると野焼きで真っ黒になる。

阿蘇に千年も続く物語が今も続いている。
























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昔はもちろん手で刈り牛に運ばせていたという。

その季節になると年寄り子供を家に残して草原にわらぶき小屋を建て、数日間泊り込みの牧草刈りだったという。

その間、残された子供たちは、寂しくて、悲しくて、幼な子は夜な夜な涙したと聞いたことがある。
























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牧草は乾燥したときでないと刈れない。
晴れの日が続く今、延々と広がる外輪山の牧草刈りは、陽が沈んでも農耕車両のライトを頼りに、うねった山肌で行われている。真っ暗なミルクロードから見る断崖でのその作業はたいへん危険であろう。
朝その場に置かれたまま姿が物語っている。
























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ここは宿の近くにある親和苑。作業服姿は息子さんで調理長の松岡君。
7月の豪雨被害で甚大な被害を受け現在休業し復旧作業中。
こちらも水害に背を押され、復旧というより骨格を残しただけの完全リニューアル。

ここは施設の中央に位置し木立の中に囲まれたパティオのようなスペース、図書の小屋や寛ぎ処など居心地よさそうな空間は黒川温泉や湯布院の施設でも見ることができない。
























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旅館なのに専用の重機もある。敷地が広いので人件費が掛からない自力での作業ということだろう今回の内牧ではよくある光景だ。

阿蘇プラザホテルが今月一日リニューアルオープンした。水害のあとすぐに社長の稲吉さんは古いトラックを買い自ら復旧作業を続けられた。ボロボロに疲れ果てたあとは蘇山郷の風呂に家族全員で毎日来られた。宿は靴からスリッパに履き替えねばならないが、遠慮してみなさん素足のまま一度もスリッパを使われることはなかった。お会いするたびに戸惑うほど低調にお礼を言われる日々だった。

ホテル休業中はパートさんは仕事がなく当然ながら一旦解雇された。しかし、正社員40数名は基本給を出し続けられた。そのことに我々は驚きと再起へ決意を感じた。




先日、オープンまでのことがテレビで放送され、全員を集めた総決起大会では第一声にパートさんに謝られた。

「ごめんなさい」と。

頭を下げ、顔がくしゃくしゃになり、ついに涙された。最後の男泣きだった。























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久し振りに六月の風にお邪魔した。
























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オーナーの宇野さんは水害で駄目になった小屋を自力で壊し奥さんと二人して新たに作られていた。
バルコニー風の寛げるスペースも出来ておりそこで珈琲を頂いた。森に響く小鳥の声を聞きながらの一杯は格別だ。ここに来るたびに以前焚き火を愉しみながら一夜を過ごした時を思い出す。























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トレーラーハウスは2棟稼動している。六月の風は今まさに旬を迎えていた。






















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宿も順調に工事が進んでいる。

今回の水害は各施設の絆を深めた。

建物も人の心も、すべてが元に戻ろうとしている。









日々是好日



  1. 2012/11/03(土) 17:21:42|
  2. 観光情報
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私のルーティング

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昨日は紅葉でも見ようかと八方ヶ岳の北側を抜ける林道に行った。
菊池から20キロ走ると9号線(日田鹿本線)の番所集落、右に折れると道幅が狭くなり勾配がある林道となる。
ここから先は車の通りは極端に少なくなる。静かな山道には鳥の声が谷間に響き、杉林の間からは時折八方ヶ岳の切り立つ山容が見える。上るにつれ落葉樹の山となり紅葉が愉しめる森の道だ。
























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道脇には皮だけ残ったアケビが所々に落ちている。

薄透明のジェル状の果肉はねっとりと甘く、この季節の鳥やイタチ、テンやタヌキなどの好物だ。
























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道に残る縄張りを誇示する動物たちの糞にはその種がいっぱい残っている。
























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これはウベだ。アケビは割れて熟するがウベは割れない。

熟する時期はアケビのあと、厳しい冬を前に動物たちの貴重な栄養摂取は続く。
























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熟れたやつを2個見つけひと口食べた。今年初のウベはほんわりと甘く懐かしい風味に満たされた。

残りは彼らに見つけやすいよう草の上に置いて行った。
























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林道を進むと何やら動く物を見つけた。

カラスか・・・・

























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四足でこちらに向かってくる。

自転車から降りカメラを向けても気づかず、下を見ながらゆったり、

というか、とぼとぼという表現が正しいかも知れない。

タヌキ、いや足が短い、それにこんなにのんびりしていない。
























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アナグマだ!

目線が合うとしばらく立ち止まり、2mほどくるりと引き返しその後ガードレール下の谷に行った。

もちろん、とぼとぼと慌てることなくである。

























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紅葉はもうちょっとだった。それでも落ち葉を「サクサク」と踏みしめながら走るのはこの時期ならでは愉しみだ。番所の上り口から10キロで宿ヶ峰尾峠だ。標高も800mあり徐々に風が冷たくなりウィンドブレーカーを着た。

今日、家を出るときは結構暖かかったので、冬用インナーに長袖ジャージ、下はレーパンにレッグウォーマー、グローブは全指にした。それでも大げさかなとも思ったが、日田鹿本線の林道から兵戸スーパー林道に出てオートポリス、ミルクロードとなるとこれかなと選んだ。ところが頭、耳、それに足元が冷え我慢できず結局オートポリスをあきらめ兵戸峠から立門に降りた。
























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今日のコースは兵戸スーパー林道の峠である酒呑童子登山口で標高1030mになる。木々に覆われて風もそんなにないがこの寒さである。今から阿蘇を走るには、耳までのヘッドカバーに起毛ジャージ、グローブは真冬用、それにシューズカバーが必須である。

兵戸峠を下り立門の途中まで来ると寒さもなくなり平地でも走ろうかと旭志方面に向かった。
























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菊池川沿いまで来ると河川敷きのコスモスが最後の見頃となっていた。

今日は冷えて昼でも10度ちょっと、宿のロビーにはストーブの火が着いた。もちろん空調の暖房もだが、杉の間の隙間風にはストーブはかかせない。毎年厳冬期に自転車に乗るたびに思うことだが、「家に帰ったら、温泉に浸り、おでんと熱燗!」と断じて宣言しながら帰ってくる。とことん寒さを味合えばこその欲望だが、それが満たされると異様な快感に満たされる。

往々にして平穏な居心地ばかりの日々は、そんな強い確固たる欲望もあらわれない。カラダに刺激が薄い日々は、我慢することもなく、「ちょっと喉が渇いた、小腹がすいた、少し寒そうな気がする」そんなことを習慣にしているといると、起伏がなく味気ない時間を過ごす生き方になっていくような気がする。時には季節を正面から受け止めるこんな遊びは私にとって大事なルーティングである。


  1. 2012/11/01(木) 18:56:50|
  2. ロードバイク
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