コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園の中央に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクを通じて阿蘇の魅力を紹介します。

気持ちをひとつに阿蘇の峠を走る

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阿蘇応援のプライベート・サイクリング『元気だけん阿蘇』は総勢10名で阿蘇の風景になりました。
(写真外に別途お一人方)

キャンバスに描かれたのは、福岡の「ちくし医師会自転車部」さんから2名様、pingさんとお友達、前日から災害ボランティアの自転車旦那さん、東京からサルトさん、それにシニア日本代表の福島雄二さんも鮮やかな風景になってくれました。
























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自己紹介兼ねた挨拶の最中も多くの自転車乗りが地蔵峠・俵山を目指して走っていました。
























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まずは福島さんを先頭に吉田線を目指してスタート、久木野周辺では普通と変わらず災害らしき痕跡は全く見当たりません。
























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樹林帯を抜けると崖崩れの跡が至るところにあり、

火の山トンネルの入口では大規模な崖崩れの跡、

しかし、いずれも砂利や石は取り除かれ自転車で走るに問題はありません。























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峠から見た火の山トンネル

その他にも大規模な土砂崩れに圧倒されながらそれぞれのペースで草千里へ






















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今回一番ジャージが目立ったのは、熊本のみかん産地河内町からお越しの、文字通りみかん農家を営む中川さん、「中川英幸果実」のブランド農園のジャージはさすが。

ローカル色たっぷりのジャージにボーラにレコードのバランスには脱帽です。
























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草千里に着いた中川さん

背中の大きく描かれたみかんになにやら付いている
























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ヒグラシ!

まさしく美味しさの証拠、

迷わず電話してヒグラシを夢中にさせるみかんを注文されては如何でしょう。
























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草千里から坊中線を下り、湯の谷・赤水方面への三叉路を過ぎた当たりから崖崩れの跡の連続です。
























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往生岳の山容が激変していました。

徐行して下り265号へ通じるいこいの村の手前には、道路を横断する4m程の乾燥した泥がありここは危険。

また、この当たりから見える高岳は、まるで爆撃にでもあったかのよう、

サルトさんはゴルフ場のバンカーにも見えると、大きな崖崩れにより異常な山容に変わっていました。

265号に近ずくと、坂梨地区の幾筋もの崖崩れが見え、甚大な被害の跡を物語ります。























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箱石峠、白く垂れ下がっているのはガードレール

一部道路の隅にはパウダー状になった泥が危険です。

しかし、ズタズタに裂かれた道路を見事に車が通れるようにしてあります。























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箱石峠から高森に下る大戸の口付近が凄かったです。

あの桜並木が完全に無くなっていました。

路面は根子岳の麓から落ちてきた岩であちこち陥没し、

景色を見渡していたこともあり、

危うくハンドルをとられそうにそうになりました。
























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上色見の広域農道は通行止めだったので325号経由で久木野へ帰りました。
今回走ってみて被害の大きさ、その生活に与える影響はまさしく激甚災害であると思います。

また、熊本県サイクリング協会の出された阿蘇望中止の結論は、現時点においても正しい判断でした。
走って判ったことは、安全に走れるかというより、修復工事の妨げになるということです。今回程度の人数ならともかく、安全に走れる幅が狭くなった道路を、大人数で通過すると工事を一時中断しなくてはなりません。そのような全体像から考えて結論すべきことであると思いました。
























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旧制学校の教えのポーズでかがむ今年90歳になる父に見送られたサイクリングはハーフで終えました。
これ以上の走行は熱中症など危険と判断しました。この日救急車を呼ぶなんてできません。



今回走って得る物は大きかったです。
父以上の歴史を持つジロやツールなど公道を走るサイクルスポーツは、地元と連携したものでなければなりません。まだまだその点について日本はお互いにおいて未熟ですが、まずは自転車乗りが襟を正してスポーツと認知してもらうしかありません。阿蘇を走る場合、対象は田舎の方ですから、「黒眼鏡の怪しい連中」と見間違われぬよう、すれ違う人には笑顔で声掛けて走ることが前提です。

それと、甚大な被害の阿蘇のみなさんに我々が応援できることは現地でお金を使うことです。

とりあえず、7.12以降それが阿蘇サイクリングの第一歩です。








日々是好日



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  1. 2012/07/30(月) 12:47:42|
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明日はプライベート・サイクリングの集い

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今朝の出勤、菊池を出るときは29度、もやっと湿気ムンムン。

立門で27度、窓全開が気持ちいい。

菊池渓谷では24度でちょっと肌寒いくらい。

北山展望所23度、これぞ阿蘇。

ミルクロードのドライブ通勤には、エアコンも、CDも、ラジオもいらない。

通勤じゃなかったらエンジンもいらない。

ロードバイクで草原の峠道を上ったり下ったり、

阿蘇山と外輪山に広がる3キロの直線道路なんてまさに欧州のプロレースの景観だ。

そういえば、先日閉幕したツール・ド・フランス、

平均斜度7.9%、最大18%のぺゲールの壁が盛り込まれたコースの地元観光協会は、

ツールが峠を通過するおかげで、2日間で7000万円の観光収入があったという

内訳は、ホテル25%、レストラン22%、キャンプ場10%・・・・・

ツールが通る恩恵だ。

宇都宮で開催されるジャパンカップは運営する宇都宮市で6億円の経済効果を出している。

また、鹿屋体育大学の黒川監督は、『2001年世界室内自転車競技選手権日本大会』では、

3日間で10万人を呼び込み10億円の経済波及効果があったという。

阿蘇にはそのスペックが存在する。
























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水害後初めての自転車のお客さん

神戸からお越しになった川村様ご夫妻

3日間の九州自転車の旅を満喫されていました。
























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明日は『元気だけん阿蘇』を合言葉にプライベート・サイクリングの集いをします。

水害の影響で閉ざされた阿蘇が元気を取り戻しています。
『私たちにできること』として、補給食は持たずに、道々のお店でおいしいものをいただきながらのグルメライドという趣旨で、まずはいつものようにサイクリストでにぎあう阿蘇の風景になりたいと思います。
コースは「あそ望の郷くぎの」をスタートゴールに、吉田線で阿蘇山、坊中線、箱石峠、高森、地蔵峠付近の走行距離100キロくらいの予定です。

■ 開催日   7月29日(日)
    
■ 集合場所 「あそ望の郷くぎの」9時集合 9時30分スタート予定

※ 酷暑が予想されます。こんなときはあまり急がず、このくらいがよさそうですね。






日々是好日


  1. 2012/07/28(土) 14:18:40|
  2. ロードバイク
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六月の風は8月10日オープン、我々は7月29日だ。

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六月の風さんの復旧の手伝いに行って来ました。

RED ROCK BURNERSの荒木さんたちも来られており、にぎやかな復旧作業となりました。
























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トレーラーハウスの奥にある杉の木立に絡んだ流木の除去も人手があるとみるみる片付くものです。























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チェンソーで木を切るのはエルパティオ牧場の女性スタッフ

巧みな扱いで作業もはかどり

夕方近くには何となく目途がついた感じです。

今後も地道な作業を続け、8月10日のオープンを迎えると多少笑顔もほころぶオーナーの宇野夫妻でした。

一刻も早く、元の生活を、もとの風景を取り戻したいと思うのは、直接的・間接的に被災した皆さんの声だと思います。























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そこで、29日は『元気だけん阿蘇』を合言葉にプライベート・サイクリングの集いをします。

今のところ、東京の自転車仲間と二人です(笑)

趣旨は『私たちにできること』として、補給食は持たずに道々のお店でおいしいものをいただきながらのグルメライドです。コースは吉田線で阿蘇山、坊中線、箱石峠、高森、地蔵峠付近の走行距離100キロくらいの予定です。

■ 開催日   7月29日(日)
    
■ 集合場所 「あそ望の郷くぎの」スタートゴール 9時集合 9時30分スタート

穏やかに愉しみたい真夏の阿蘇、ご一緒しましょう!






ツールハ終ッタ、次ハブエルタ、

梅雨モ空ケタ、イヨイヨ阿蘇天空ノ旅ダ!

日々是好日
  1. 2012/07/27(金) 16:35:52|
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六月の風が・・・

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阿蘇駅前からの阿蘇東登山道(坊中線)は通行止めでしたが、23日正午から片側交互通行に、265号の箱石峠は本日全面開通しました。

阿蘇北登山道(赤水線)、阿蘇南登山道(吉田線)、阿蘇西登山道も通行可能です。

今回の豪雨で記録的な降雨量だったのが阿蘇乙姫地区、付近一帯は今でも折り重なる流木や土砂など無残な爪痕が残ったままです。そのような中、乙姫の交差点角にあるコンビニは50~60cm高いためか不思議と被害はありません。

六月の風さんが乙姫交差点から山に入った高台にあり、コンビニが無事だから大丈夫だろうとお邪魔したところ、
























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ひっそりとした森に木漏れ日が射すいつも景色

奥へ進むと























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芝生のジュータンが

泥に覆われている。

トレーラーハウスの中から工具を抱えたオーナーの宇野さんと奥さんが出て来られて

「滅茶苦茶だぁ!」
























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杉林の奥の普段水が流れていない川が荒れ狂い
























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鉄砲水が六月の風を襲った・・・・
























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杉林が流木を防いでくれたが、


























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4台のトレーラーの内、この1台のみドアの下まで水で何とか助かった、

8月10日まで休業し、以後1台のみで営業再開を目指すと宇野さん

「現金収入を得ないと生活できからね」

と上を向き、力強く云われました。
























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この先に宇野さんのお住いがあったのがすべて流されました。

その日、たまたまお客さんがなく、自宅に居て幸運だった、

「もしここに泊まっていたら間違いなく死んでいただろう、命があるだけでも・・・」























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別棟の倉庫も無残な姿に

芝生の泥を手ですくい取りながら奥さんが、

「泥を取ってやらないと芝生が枯れてしまうからね」

宇野さんにボランティアは来てくれないのと訊ねると、

「ここを開業するとき、資金を融資してもらうため法人化した。ボランティアは一般家庭しか来てくれないらしく、僕らは夫婦二人きりなんだけど駄目なんだ。」

従業員を抱える大きな会社も、六月の風も同じ・・・・・






















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杉林に囲まれた芝生のなかのトレーラーハウスが六月の風、


この姿に戻すため、明日手伝いに行く。








日々是好日

  1. 2012/07/24(火) 18:02:30|
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212号が開通

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ミルクロードと内牧温泉(阿蘇谷)を結ぶ212号線が開通し今朝早速出勤で通って来ました。
























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まだ信号式の片側通行ですが混むこともなく菊池から内牧温泉まで50分、57号経由よりやや短縮は発見です。

それに朝のミルクロードは最高のロケーション、

もちろんクーラー要らずの窓全開!

贅沢なドライブ(通勤)です。
























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昨日からロビーの床の一部が急に盛り上がりました。

床板が水で膨張したのでしょう。

明日休館して修理です。

災害ボランティアの方の入浴は18時まででしたら従来通りご利用ください。






日々是好日




  1. 2012/07/23(月) 18:34:36|
  2. 観光情報
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今日から新たに

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7月20日発売の「BICYCLE NAVI]

記憶に残る海ライドと山ライドの各三選にラピュタが紹介されました。
























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お話しがあったとき、迷いましたが、

上り専用と農耕車優先の峠道であることを記載してくれたのでお手伝いしました。
























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しかし、先日のエントリーの通り、7月12日の豪雨災害によりラピュタは通行止めになりました。

世の中にはかくもすごいことがあるものです。
























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内牧温泉のこと、宿のこと、ロードバイクのことを

何がどうなっているかを自分の目で確かめ、

そして、「なぜ」を5回繰り返し、考えてみようと思います。

今日から新たに。







日々是好日


  1. 2012/07/22(日) 19:14:19|
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変わるものと変わらぬ友情

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阿蘇山の形が変わったような感じがします。
























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多くの皆様から応援して頂き感謝致します。

宿も今日から再開しお客さんを迎えることができました。

ラピュタを走れる日が来たらご一緒しますよ。!

待っててください。
  1. 2012/07/20(金) 17:42:28|
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無念の阿蘇望、宿はご安心の程

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大工さんのボランティアが来てくれました。

トラックには大工道具一式にコンパネ等材料も!

助かりました!
























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商工会青年部さんから救援物資も届きました。

箱を空けると、乾いたタオルの手触りがいいこと、

首に巻くといい香りしてなんか温もりを感じます。
























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阿蘇望が中止になりました。

坊中線、箱石峠、俵山峠などいたるところが崖崩れで通行止め、

走るところがありません。

高森ではまだ行方不明の方も・・・・

この状況ですから残念です。

遠くから楽しみにされた方も多く、地元として申し訳なく思います。
























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宿は21日の営業再開に向け、

笑顔いっぱいです。

全力邁進、ご安心の程。

  1. 2012/07/19(木) 18:41:26|
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宿の営業再開のお知らせと交通情報

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宿をいつもご利用されているNOK株式会社の皆様が突然トラック持参で災害復旧に来て頂きました。

女将は泣いて感謝していました。

「お礼の言いようがありません・・・・」

熊本工業高校陸上部の生徒さんもお越し頂きました。

宿は今月21日より営業いたします。

皆様のおかげです。

























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県外の方の情報として18日熊本日日新聞記載記事より抜粋しお知らせします。

交通網は今だ復旧の目途がたっていません。

JR豊肥本線は肥後大津から緒方(大分県豊後大野市)が不通

国道57号は宮地駅の先、滝室坂から通行止めです。(9月上旬復旧の見通し)

北外輪山から阿蘇谷に下るやまなみ道路、及び国道212号が通行止めで、ミルクロードの大津より二重の峠を下り赤水に出るしかありません。

県道23号(菊池赤水線)も通行止めです。

JR阿蘇駅前から阿蘇登山道の坊中線、一の宮から南阿蘇・高森方面の峠超えの265号も通行止めです。

大分方面から内牧温泉に来るにはミルクロードの西の二重の峠です。

熊本市内からは国道57号で大丈夫ですが休日は渋滞が予想されます。

九州道からならいっそ植木ICで降り、菊池経由で387号・45号でミルクロードを右折し二重の峠も。

























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18日熊本日日新聞記載記事より抜粋

多くの情報を皆様にお知らせするのが大事かと思います。

阿蘇豪雨より1週間経ちました。

多くの犠牲者と交通網に深く爪痕を残しました。

陸の孤島などとは云われぬよう、最善の道、交通機関を案内して参ります。


  1. 2012/07/18(水) 17:11:07|
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ラピュタは通行止め

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今日はミルクロード経由で内牧に行った。

それどころじゃないが、20日全国誌でラピュタが紹介されその情報として。

菊池から北山展望所まで特に水害の影響はない。

ただ、道路の端には砂利が流れているので要注意だ。

北山展望所を右折し、かぶと岩展望所を過ぎラピュタの下り口へ。

予想通り通行止め。


























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ミルクロードから見るといつもの景色だが・・・・・

























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峠の真下は落石、

ガードレールは落下している。

























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いつもの景色の突端は問題ない。
























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そこから道を右に追って行くと、橋は大丈夫だがその先が落下した樹木が道をふさいでいる。
























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山がさえぎってよく見えないが、右上からがけ崩れの跡が見え左下まで続いている。

道には石が散乱しているように見える。

ここは相当ひどそうだ。

























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その下を見ると、がけ崩れで恐らく30mくらい砂利や石で道をふさいでいる。

これを遠くから見る。

























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この夏、希望は薄い。





  1. 2012/07/16(月) 19:23:58|
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内牧温泉水害3日目

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12日朝、黒川が氾濫し水が押し寄せた蘇山郷の玄関前、水位は60cm、道路では1.3mを超えていました。
























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壁にうっすら残る増水の跡、

コーラの「C」まで来ていました。

























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宿の裏を流れる増水した黒川。

この川が氾濫し内牧温泉は

・・・・・・・水没しました。
























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女将さんの身内の方が天草から20人以上応援来てくれ、

別館の畳やじゅうたん、布団、座布団、浴衣類など

まだやまぬ大雨の中、運び出すことができました。

なんとなく光が見えてきた感じです。
























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お茶室は骨董品類の避難所
























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昨日の夕食

スタッフだけの一家団欒でした。

そして、

今日の昼食は、
























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ロビーで大賑わいでした。

このような賑わいを再び宿に取り戻すため、

内牧温泉の各旅館はお互いを励まし合い、

全力で復活を目指しています。

運良く被害が軽微な蘇山郷は、

内牧温泉最初の営業再開を目指します。

阿蘇観光の復活ののろしをあげることを目標に小さな宿ながら先頭を引きたいと考えます。

そこで不安なのが「自粛」の二文字。

安全な環境が担保できたら、

是非とも各種イベントの開催は、

予定通り行って欲しいと今は個人的な意見ですが考えています。

とりあえず、

阿蘇の地に、

人が集まることを願います。



  1. 2012/07/14(土) 18:15:10|
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内牧温泉および宿の状況

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今朝、赤水の交差点から左折し阿蘇平野を横断する農道を走っていると、田んぼの中にあちこちに大量のサイレージが散らばっています。草刈りしてビニールに包まれたあの牧草です。黒川から流れ着いたものでしょう。
内牧に近づくにつれ流木が道路脇に片付けられています。そして、水没したあとが生々しい車が放置されていました。

宿に着くと玄関横に1台の軽乗用車が側溝に突っ込んだままこれも放置されてたままです。
スタッフと5日振りの再会は泥まみれのロビーでした。

昨日午前7時30分過ぎに水が押し寄せてきて、あっという間、20分でロビーの超え浸水したとのことです。
黒川が氾濫したためです。近くの旅館では事務所の机を超えた、屋根近くまで浸水など無残な宿も多いなか蘇山郷はまだ被害は少ないようです。

別館の1階客室が浸水、ロビー・食事処が床上浸水、温泉ポンプ、空調機の異常などで、幸い一般客室も被害はなく20日まで閉館し以後営業再開の予定です。

応援のコメントありがとうございます。

まだご返事することはできませんが20日の営業再開に全力を向けています。





















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杉の間は無傷でした。

今日から7日間、私たちの憩いの場となります。



  1. 2012/07/13(金) 11:45:59|
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内牧温泉の状況 12日17時現在

宿より途切れ途切れ連絡がありました。

内牧地区は宿の裏を流れる黒川の氾濫でほとんどが床上浸水の甚大な被害のようです。

あの水位が低く、両岸をコンクリートで覆われた川が氾濫することが考えられません。

宿も床上まで水が押し寄せたようです。

明日は社長の友人知人が応援に来てくれて復旧作業を急ぎ14日の営業に備えたいとのことでした。

内牧温泉地区全体のダメージはひどく旅館関係者によると完全復旧には1ヶ月はかかるのではないかと状況はたいへん厳しいものがあります。

菊池では山間部や泗水地区に被害が及びましたが隈府地区は平静ないつもの夕刻です。

自然災害が身に及ぶのは始めての経験、以前の蘇山郷に戻すべく明日から内牧です。


  1. 2012/07/12(木) 18:33:06|
  2. 宿のこと
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内牧温泉の状況

内牧温泉地区における水害の状況報告です。(12日11時57分現在)

昨晩からの大雨で内牧温泉地区は中心を流れる黒川が氾濫し大半が床上浸水、もしくはそれに近い状況のようです。

今朝7時40分、出勤しようとしたら宿から電話があり「黒川が氾濫し水が押し寄せてきている、危険な状況なので自宅待機を」との連絡でした。宿にもやがて浸水するような危機的な内容で、9時頃の連絡で「床上浸水した、すでに電気・電話などライフライン寸断のため何も出来ず、水が引かないと手段を高じられない」ということでした。

その後、付近の知人に連絡をとり、阿蘇ネイチャーランドも膝下まで浸水しその数百メートル先当たりから通行止めになっているとのことでした。そこからの内牧温泉の景色は完全に水没したした様子、恐らく温泉街付近の水位は腰近くまであるらしいとのことでした。

とり急ぎ内牧温泉地区の状況です。
緊急連絡は私個人のメールへどうぞ。
kenkaiko@yahoo.co.jp



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12日12時45分現在の状況

建物への水は引いたものの一帯はまだ孤立しています。

蘇山郷ホームページに以下の告知がアップされました。

「2012年7月12日(木)早朝の豪雨被害について
只今九州地方にて豪雨被害が出ており、当館も冠水・床上浸水の被害から停電・電話不通となっているため、お客様とのご連絡が取れない状態となっております。お客様には復旧次第ご連絡をさしあげますので何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

なお、当館へのご連絡はメールでのみ対応できる状態でございます。
緊急のご連絡の際には以下のメールよりご連絡くださいませ。

sozankyo@aso.ne.jp

お客様には大変ご迷惑をおかけしておりますが何卒よろしくお願い申し上げます。」




  1. 2012/07/12(木) 12:05:02|
  2. 宿のこと
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自分誌

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久し振りに天気が良かったので、

杉の間の縁側に座り、庭を愉しんだ。

セミが一匹鳴き出し、

夏到来の予感だなんて考えてたら

いつの間にか寝てしまった。

風が爽やかだった。
























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茶室にある風鈴の音で目覚めた。

風鈴は「チリーン、チリーン」と鐘の音のように長く響き渡るものだが

この宿の風鈴は「チリン、チリン」枯れた音がする。

たぶん女将さんの好みだと思うが

BGMのない無音のロビーにはよく似合う。

宿の謎のひとつだ。


























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築80年を超え、全く手を加えていない杉の間には

当時の職人の技が隠されている。

それを捜すのが推理小説のようで時間を忘れる。
























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たまらん。
























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客室に泊まった。

「夕月」という名の部屋である。

宿には二年前に改装した露天風呂付きの部屋が二室と、「故里、草原」

一年前に改装した,リニューアル客室が五室、「紫雲、青風、紅葉、山彦、高嶺」

それと、昔ながら部屋が二階に九室、「新緑、雲海、名月、夕月、朝霧、白雲、波野、蘇峰、山鳴」

大変だが階段で上がる三階に六室、「日輪、明星、若葉、十六夜、外山、東天」

いずれも風格のある名ばかりだ。

昔ながらの客室には今は使われていない据え置き型の空調機が床の間に鎮座している。

配管が床に埋め込まれ、結構大掛かりな工事になるので改装の際一緒にとの考えだ。

私はこんな趣がある部屋は好きだ。

昔ながらの客室、夕月はいい部屋だった。

水廻りなどやり変える所と、風情あるそのまま残す所がある。

同じ年の友人が泊まったとき、部屋のリクエストがあった

「素にして体に沁みる系を希望」

まさしくこのタイプの部屋だ。
























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昔ながらの客室はすべて造りが違う。

宿主と職人とが盃をかためながら、

粋と技が相まってできだんじゃないだろうか

二人の遊び心が見えるように思う。
























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今年の夏、数部屋改装するそうだ。

できたら一室、そんな昔の再現をしてみたい。

自分の趣味が込められた部屋なんて・・・・

























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明日から今年九十になる父と二人で釜山に行ってくる。

父は幼少の時、養父母と共に朝鮮に渡った。

今の境界線なら北朝鮮になる。

テグ(大邸)の高校を出て、こちらで言う県庁に就職し、慶州近くに住んでいたようだ。

その後、先の大戦に生き残り、故郷に帰ってきた。

父は何度も書き直し、自分誌を書いた。

十人程の身内に配りたいと製本を頼まれている。

幼少期から出兵までの前編と戦争から帰還するまでの後編、その最後の文はこう終っている。

『記念すべき満九十歳を句日に控え、私は今も壮健であるが、・・・・・先は見えない。多くの友人を失ってしまったが、「私だけは幸運に恵まれた」と、今でも思っている。
私の唯一の運動、朝の散歩は五キロ五十分だったが、いまでは四キロで五十分になった。
兄の形見の杖はもらっているが脚が丈夫で、まだ一度も使ったことはない。』

戦争の話は何十回も同じ話を聞いた。母も家内も二人の孫もそうだ。

20歳ちょっとの青年の戦争体験、

まだ生きている人から聞ける真実、

情報をすべて閉ざされるあってならない時代の事実は、

語り部にはなれないので、

本として父の体験が残ることは貴重なことだと思う。




正面に見える鼻が小嵐山、

帰ったらこの峠を走る。







日々是好日


  1. 2012/07/08(日) 18:31:08|
  2. 宿のこと
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ラピュタを考える

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雨の合間に
























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雲が一瞬消え、顔を出した天空の峠ラピュタ

地元ではラピュタは、「狩尾坂」「狩尾峠」「狩尾牧野道路」と呼ばれており牧草を運ぶ農道です。
人が通るだけだった道を、昭和40年代に「原野を管理する道路」として今の道幅に拡張され、草刈りや清掃など維持管理は狩尾地区の方々がされています。

ミルクロード一帯の牧草を、梅雨前から秋までの間に4回刈り取り、ロール状に巻いた1個200キロから400キロの牧草を運ぶ農耕車両が往来します。牧草は雨で濡れたものは使えず、乾いた状態で刈り取るため、今の時期晴れると日曜祭日連休に関係なく多くの農耕車両が頻繁に行き来します。

また、道路の目的により一般の車両の通行は想定されていません。
断崖絶壁を縫うように走るこの道は、ガードレール、・カーブミラーは限定された上、舗装は荒れ、落石により小石が散らばり、下ることは最も危険であり上りのみ走れる峠道と認識したが良いと思います。
ちなみに錆びたガードレールが印象深い峠道ですが、ところどころに新しくなっていますが、いずれもそれはガードレールを突き破って谷底へ落下した事故の証です。

私も経験が浅い頃、何も知らず下ったことはありますが危険です。手が痛いほど痺れこわばります。危ないと察知しブレーキをかけてもロードバイクの細いタイヤでは急には止まりません。危険を回避することばかりに集中し景色を見る余裕なんてなく辛いだけです。
よって、ここはゆっくり景色を愉しみながら上り専用の峠道であり、農耕車両が来たら左脇に一旦自転車を降り、すれちがうようにすべきと思います。もしくは、ミルクロードから300m降りるとこの撮影スポットになりますので、マイカーの方などは上らず下らずここから見るだけもありかと思います。

多くの人数で下るグループがあると聞きます。きっと愉しくなかったはずです。
事故がありラピュタが通行禁止になる前にルールを決め安全走行を心がけたいと考えます。ミルクロードから阿蘇谷に下らなければならないなら、ここから最も近く安全な道は10キロ先の212号になります。

この峠道は地元の方にもいつまでもこのままの姿で残したいと耳にします。私も地元として、自転車乗りとして、日本ばなれしたロケーションのラピュタを是非上って欲しいと思っています。

そのためにも今後、地元としてラピュタを紹介する際には必ずこの文言を付記して注意を喚起します。


          「ラピュタは上るところ!下り転落事故多し!農耕車両最優先!」


さて、時を同じくして自転車専門誌からラピュタの取材がありました。喚起する文言を入れてくれるならとの条件に了解を得ましたので迷いましたが協力することにしました。

またこれにはもうひとつ理由があります。現在もラピュタはいろんな雑誌紹介されていますが、今後配布される阿蘇の観光パンフレットにラピュタが大きく紹介してあるとの情報を知りました。何も知らない方が来られると地元の方々の仕事に影響を及ぼすことになるかもしれません。無秩序になる前にまずは自転車乗りからルールを発信することができればと考えた次第です。


ラピュタに暗雲立ち込める今、一筋の光に期待しております。




日々是好日


  1. 2012/07/06(金) 18:58:15|
  2. ロードバイク
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雨降って阿蘇色に染まる

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雨がやんだ。

空が明るくなったような気がする。

16時過ぎ、スタッフに「すまん、1時間走ってくる」と言い残し宿を出る。

外輪山は中腹から雲の中、視界ゼロは走りたくない、坊中線の上り口にある西巌殿寺往復にする。

田んぼの道に入ると強風でまっすぐ進まない。強烈な横風、スピードなんて20キロもでない。

聞こえるのは「ゴーッ、ゴーッ」と風の音だけ。

すぐにタイヤの水しぶきで尻から背中にかけてひんやりしてくる。

そんな状況でも久し振りにペダルを回すのは気持ちがよい。

田んぼ道をアピカ方面に曲がると風の音が消え、追い風となり今度は背中を押されるように時速45kmで巡航。

アピカ沿いに右折、するとまたもや横風、見上げると暗い雲に覆わている。

やがて大粒の雨が降り出すエリアに突入したのだろうか、横殴りの雨粒が石か氷のようにヘルメットを叩く。

ジャージからむき出しの足や腕が痛いほどだ。



嵐・・・・

逃げ、帰る。
























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別世界のような穏やかな宿に着く。

ずぶ濡れ部長を見て、大丈夫かと優しく気使われ、我が自転車部室へ急ぐ。


























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着替えも持ってひと風呂浴び、何事もなかったかのように事務所へ戻る。

節電する、節電のお客さんに協力してもらうとは、こういうことだ。

と自論を説き、今日の脱走終了。

(雨の中を走ること < 団扇で涼しく見せ冷涼感を与えること)

























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雨の60分はなぜに爽快?

きれいさっぱり不埒なものが流れるから。

清き心には微炭酸赤ワインで「チーン」なんか、

すっかり阿蘇色に染まります。





日々是好日



  1. 2012/07/04(水) 19:02:40|
  2. ロードバイク
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篠山紀信展 「写真力」

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この前の自遊亭。

馬刺しが炙りになっていましたが、一手間の工夫はまた違う馬刺の食べ方でした。

生の馬刺しの流通が途絶え、冷凍になったための職人の知恵です。

馬の炙りはおすすめです。

























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しゃくの天ぷら

天ぷらに尽きる食材です。

有明海付近の干潟には変わった生き物が生息していますがしゃくもその代表格。

頭や殻から独特の旨風味を発し、身やら味噌やら丸ごと食べられる揚げ物が一番愉しめます。

ふふふの魔味の一撃をどうぞ。
























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いつもコメントを頂くkenさんが宿に来られました。

俵山から吉田線で阿蘇へ上ると大雨だったとのこと。

着かれたときもまだジャージはびしょ濡れでした。

でもこの時期は雨にうたれても寒くもなく、逆にカンカン照りが余程つらいものです。

雨の阿蘇を走った黒のコルナゴがより精悍に目に映りました。

大雨の坊中線の下り、リアブレーキが泥で詰まりアームをいっぱい広げて下って来たそうです。

そうなるとカンチブレーキのシクロバイクの存在価値がますます頭をよぎります。


























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一番難しい人を撮る見本です。























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各時代を象徴する人々がモデルのポートレート

特に三島由紀夫

カメラの一番大事な構図も目の辺りにしたい

「写真力」。



日々是好日
  1. 2012/07/02(月) 19:50:03|
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