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コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクで走る魅力を紹介します。

遠方より菊池の食材を愉しみに

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次男坊の高校入学のお祝いに、岐阜の大久保さんは愛車で大阪からフェリーで九州に渡り、やまなみハイウェイで阿蘇へ来られたその親子旅の目的が究極で、菊池でイタリア家庭料理を食べること・・・もちろんオープンエアーで九重や阿蘇をドライブしたり、MTBのツアーで草原を走ることもあるが、一昨年と昨年ご一緒したジロに感動され、今年は是非親子で思わえていたが、やはり入学したばかりで1週間超えの休みのハードルは高く、ならばと菊池でイタリア家庭料理を提供するコントルノ食堂で味覚だけでも愉しもうとなったそうだ。





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車はフェラーリ製のV8エンジン搭載だが
おとなしい小柄な跳ね馬娘のマセラティ
こいつで阿蘇や久住を駆けられた。






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坊は天草を走りに来た3年前に比べて
身長が20センチも高くなっていた
こっちは縮みつつあるのに・・・





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大久保さんの趣味のひとつにグライダーがあり、この日はたまたま仲間がミルクロード沿いの阿蘇クロスカントリーにある飛行場に降りるとの情報に偶然の再会となったようだ。

ここには日本一厳しいクロスカントリーコースもあり、宿ではちょうどシスメックス女子陸上部の合宿があっているように、実業団陸上部の内牧温泉での合宿の目的になっている。また、大切な大会においては、最後の仕上げの場ともなっており、2016年リオ五輪の際にはマラソン代表選手の7名のうち5名が最後の練習をされていた。






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君はまだ無理。






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阿蘇クロスカントリーの広大な敷地には、ヘリコプター、グライダー、セスナ、マイクロライト、各種ラジコン等の利用ができる飛行場があり、その外周に草牧地を刈り込んで整備された1周3キロ(高低差33m)のクロスカントリーコースがある。開けた視界には草原の緑が気持ちよく、路面のほとんどが草地なので足に優しいといわれている。ここを走ってみたいという方は内牧温泉のほこすぎ荘で利用券(200円)を販売されている。






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内牧からダッシュで帰って菊池温泉街にあるお目当てのコントルノ食堂へ行った。
ここは今まで何度も紹介してきたが、菊池出身のオーナーの菊池シェフひとりで切り盛りする店で、食材は菊池産にこだわったイタリア家庭料理を提供されている。なのでそんなに安くもないし、注文してすぐに料理が出てくるわけでもない。追加で注文するときは菊池さんの手が空いた頃を見計らってのオーダーとなる。
食材は知人の農家の方を中心に丹精込めたものが集まり、素材の味を生かした料理として味わうことができる。菊池市はわたしの故郷でもあるから思いが深いかも知れないが、水がいいところで食材の良さでは定評があると思っている。
また、食材を提供する農家の方も、自分が作ったものがどのような料理になるかここに食事に来られるというからクオリティは益々上がるばかりではないだろうか。そのような条件が揃って気さくに楽しむことができるのがコントルノ食堂である。






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まずはオーガニック栽培小麦粉の
自家製パンが薫り高い「走る豚のパテ」は
すでにコントルノの定番であり
小麦粉も放牧で育った走る豚も菊池産






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前菜一品目は完熟金柑とオリーブ







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二品目は走る豚の自家製生ハム
野菜の葉の虫食い穴が素晴らしい






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最初のワインはマルヴァジア イルヴェイ






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菊池産モッツァレラと塩トマト

初めての塩トマトに坊感激、
「送ってやるかならな」





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トリッパと白いんげんの白煮






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パスタの最初はリガトーニのカルボナーラ





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続いて山葵の花のパスタ






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三品目のパスタが究極
タリアテッレの原木どんこ椎茸ポルチーニクリーム
菊池の原木椎茸は全国的にも有名で
分厚くて食感が良く香りが高い





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走る豚と自家製腸詰めのサルシッチャ
これは坊も絶叫の逸品

これでお腹いっぱいになったと話していたら・・・






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菊池シェフのお仲間か・・・
ショコラトリー メゾン・ド・キタガワさんが厨房に立ち
賑やかに創作ドルチェ作りが始まった・・・





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大久保さんはというと
イタリアで振る舞ったのは抹茶だったが
今回は高価な水出し茶のサービス






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水出しのお茶を楽しんだ後
お茶殻も美味しく頂けると大久保さん
何しろ100グラム1万円だし
キタガワさんのホットチョコーレートも絶品だった






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生産者の顔が見える菊池の食材でイタリア家庭料理を追求するコントルノ食堂。カウンターは7名ほど、テーブル席はひとつで5名まで、店のスタイルは気さくに楽しめて、演出重視の料理とは真逆の家庭料理、だからこそ技量と熱意が伝わって、店の信頼の象徴である菊池の食材が進化し続けているのがここに来れば判るはず。
そんなぶれないコントルノ食堂を、菊池の観光に少しばかり携わった者が思い浮かべると、菊池シェフが最も食べてほしい特別な一皿、スペシャリテは、料理に凝縮された菊池の歴史と自然ではないだろうか。だからこそ、菊池に興味がある方に是非食べに来ていただきたいものである。






FLUCTUAT NEC MERGITUR 
 --- 漂えど沈まず ---



  1. 2019/03/26(火) 12:12:34|
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アルプス小説とコントルノ食堂

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以前紹介した『帰れない山』の著者パオロ・コニェッティは1年の半分を北イタリアのアルプス山麓で過ごし、『荒野へ』の著者ジョン・クラカワーもイタリア北西部のアルプス山中の山小屋でひとり暮らしをしながら執筆活動をしている。そして、この本『雷鳥の森』のマーリオ・リゴーニ・ステルンは、2008年に亡くなっているが北イタリアの山里に暮らしながら執筆活動していた。御存知ヘッセは、コモ湖にほど近いアルプス南麓の村モンタニョーラの自宅に43年間過ごして死去した。モンタニョーラは昨年訪ねたギッザロ教会から車で1時間30分の距離で、コモ湖畔をサイクリングした経験から、この本で描写される多くの人が移住したくなる風景や、伝統的なイタリア北部の料理にはとても親しみがあり、アルプスを舞台にした小説はまだまだ続きそうだ。







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悶々と北イタリアの本ばかり読んでいたら
無性にその地の料理が食べたくなって
自宅から歩いて5分の
イタリア家庭料理の店「コントルノ食堂」へ行った







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しばらく振りに行ったら店の雰囲気が変わっていた
以前、メニュが書かれていた黒板が店の紹介になって
希望に叶うスタッフが集まらない、長続きしない
ならば時代の流れに逆らわず
路線変更・・・




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菊池シェフ一人で迎える店になっていた
お客も料理が出てくるまで待てる人で
あまり時間を気にせず
ゆったり構えられる顧客を中心に
おまかせコースにワインを含めて
1万円くらいが想定





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少し遠回りだったが
あるべき店の姿にたどり着いたらこの笑顔
益々心地良い店になっていた






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最初の一品が出来るまでは
名刺代わりの定番
自家製パンに走る豚のパテ






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おすすめワインは
イタリアの長靴のかかとにあたりに位置する
プーリア州のタートル・プリミティブ






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前菜
柔らかくボイルしたブロッコリーはパセリソースで
塩トマトとイタリアンサラダは濃縮の味わい
自家製走る豚のボイルハムと生ハムは
小さな経験だがイタリアで食べたものより格上
モッツァレッラチーズは安定の旨さ
菊池の生産者は素晴らしい






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自家製パンの歯ごたえは硬さと適度のモチモチ感が絶妙。香り深い不思議な美味しさは自家製粉有機小麦粉にある。生産者の東君はかって菊池の将来について語り合った仲。彼の生まれ育った菊池市旭志は鞍岳の麓にある集落でその名も「麓」。有機栽培の会社「ろのわ」を興し、25年以上農薬・化学肥料を使わず生産し加工販売まで自社内でされている。






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菊池川産鮎とじゃがいも
鮎は昨シーズンのものだが
良い状態で保存されていたので仕入れ
1時間、じっくり弱火で焼きながらも
水々しさを残してあり
鮎独特の香ばしさが楽しめる逸品







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パスタ料理はコルツェッティという直径5cm~6cmほどの平べったい円形のイタリア北西部発祥の珍しいパスタ。
スタンプして模様をつける円形の手打ちパスタ専用木型は、知人の職人の方に作ってもらわれたという。依頼されたスタンプの模様は、菊池家の家紋である揃い鷹の羽と、もう片面は麦を描いてもらった手掘りである。
そしてお味の方はパスタのもちもち感と小麦粉の風味に菊池産猪肉がこれも絶妙に絡み合う品だった。最後は自家製パンで皿をい綺麗に拭き上げたのは当然のこと。





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続いてのワインはピエモンテのア・ユート!ビアンコ・トリンケーロ
果皮ごと浸漬することで赤ワインのように仕込まれた琥珀色の白ワイン






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メインは走る豚のロースステーキと自家製ソーセージにポレンタ添え
走る豚とは菊池渓谷近くの「やまあい村」のブランド豚でその名の通り山を切り開いた広大な土地で放牧で育った豚。

11年前にやまあい村に走る豚を見学に行ったときの感想
「さて、走る豚ですが、山を切り開いた広大な《運動場》がいたるところにあり、それぞれ10数頭飼われていました。奥さんに案内され、山を少し登ったところに行くと、いました、鼻で土を掘り返す豚を発見、近づくと突然奇声を上げ、一気にすごいスピードで走り去りました。まさしく野生の豚だ! しばらくすると我々《侵入者》を安全とみたのか近寄ってきました、今度は愛らしく、ブヒブヒと鳴きながら《野生の豚》が《ペット豚》に変身しおねだりしたりします。そして、予想していたあの獣臭が全くありません。体も綺麗だし、これは豚の別物ですね。皆様も一度見学に行かれる価値はありますよ。ほんと、犬みたいに走ってますから。」

イタリア家庭料理によって、菊池の生産者が追求する食材を、できるだけシンプルに楽しめるステップアップしたコントルノ食堂。シェフの話を聞きながら、厳選したワインと素朴な料理に舌鼓、今夜幸せになりたかったら、是非足を運ばれたし。






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  1. 2019/02/02(土) 15:17:34|
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入院そして退院、禁酒解禁はコントルノ食堂

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台風に備えて雨戸で守りを固めた杉の間
1年振りだがガタつくこともなく勢いよくレールを走り
杉の間の明治の波打ちガラスを鎧のように覆った
築86年、以来1枚のガラスも割れることなく
杉板の雨戸は雨風を跳ね返してきた







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経年劣化により艶を失い木目が消えた雨戸
しかし、寸分の狂いもなく
ピタッと、それぞれが吸い付くように収まる
当時の職人技には感服するばかりだ
台風が過ぎ天気が良くなったがしばらくはそのままにして
陽に当て深呼吸させてみよう






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ジロ遠征の記録を綴るためそれ以外のブログの更新は休んでいた。その間、多くの自転車乗りのみなさんにお越し頂いていた。綾さん石井さん、大礼さん、林さん、岡さんに、今回自転車は無しで奥さんとご一緒の山野井さん、他にもお名前は聞かなかったが、阿蘇を走りにお越しいただいていた。写真は住田さん、永年勤続の休暇を利用して九州旅に挑戦、7月から海外転勤ということで、長らく頭の片隅に描いていた自転車旅を満喫されたようだ。宿に泊まられた翌日、早朝ライドを勧めて、大観峰からの日の出と、草原を突き抜けて走るミルクロードを体験された。その感動の様子を聞いているとわたしも嬉しくなって、いつのまにか昔からの友人のような気分になった。







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昨日今日と宿はメンテナンスのために休館でわたしは留守番。誰もいない事務所は普段できないことに集中できて快適。先月末にも4日間の休館があり貸切風呂の改装など行い、その休みを利用して今となっては懐かしい「社員旅行」もあり、一般の社員や派遣、パート、アルバイト、それに外国人などいろんな雇用形態のスタッフが参加した。人口減少で働き手、特に若い人が少ない阿蘇においては、このような様々な働き手によって宿は成り立っている。昔のように一般社員じゃないと戦力や責任感に欠けるなどという考えは、それこそ今となって風化した社員旅行全盛の時代の話であろう。

宿では社員旅行が毎年恒例で、雇用形態に関係なく誰でも自主的に参加し、みんなでワイワイと楽しんでいる。宿で働く若い人にほとんど地元はおらず、全員寮もしくは借家住まいで、阿蘇というフィールドが好きな人が移住しているようなものである。なので「阿蘇の人の心のこもった接客」というのは、東京や福岡や鹿児島や中国の人が阿蘇の人に成り代わってのことである。







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ジロから帰ってすぐに左目の手術のため5日間入院した。人生初の入院であったが、退屈な時間はジロの膨大な写真の整理をして過ごすことが出来た。ジロの前にと思ったが、術後1ヶ月は絶対安静を告げられたので帰国後にすることにした。担当医でもある院長先生は自転車乗りというという不思議な人生の巡り合わせだった。手術は網膜にできたかさぶたみたいなものを除去するもので、局所麻酔で意識がある中、レーザーではなくメスを入れるという身の毛もよだつことに不安は、なかった.。病院には合唱部があり、指導されているのがあの福島雄二さんで、これもまたびっくりで入院中お会いすることもできた。3階の病室の窓からは、土橋さんの店が見え、山下君の自転車屋、木村屋さん、長崎次郎書店がほど近く、退院のときでも立ち寄ろうと眺めていた。

術後1ヶ月アルコールは感染症予防のために絶対禁止、軽い運動は2週間から解禁となり朝ボチボチと走り始めた。酒をやめたらそんなに運動もせず2キロ体重が減った。友子さんも禁酒に付き合ったのでこちらも大幅の体重減、飲んだら食欲が増すので禁酒≒減量と判りやすい。7月に入ってアルコール解禁となったが、ビールについては感動するほど旨くもなく、季節もあるかも知れないが、今のところはあえて飲まなくてもよさそう。他のアルコール類も「沁み渡る旨さ」までの感動もなく拍子抜けの感じ。365日飲まない日はなかったことが嘘のよう。






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息子夫婦とコントルノ食堂に行った
酒についてはまだウブなので
居酒屋の雰囲気にはまだ馴染めそうになく
食事の際にワインを嗜む程度とイタリアンにした






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名刺代わりの最初の一皿は
自家製パンと走る豚のリエット
はじめパリッと
口の中ではフワッと香り立つパンと
ねっとりとした走る豚のリエット
経験のない複雑な迷路のような旨味は
すぐに謎解ける笑顔になる美味しさだ





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菊池産茄子とアンチョビー
95歳になる父が南方の戦線で飢餓状態になった時
一番食べたいと思ったのが茄子だったという
解らぬではない、アンチョビーバターがキモの逸品






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高田賢三さんも絶賛の菊池産モッツァレラに白桃
白桃の贅沢な甘みとモッツァレラは
生ハムとメロンを超えた融合・・・
かも






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糖度13%超えの肥後グリーンは生ハムに覆われて見えない
メロンと生ハムは負けていない






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菊池産野菜のサラダ
久しぶりのワインの酔に思い出せない






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菊池米のリゾット
トリノで散々食べたが
コントルノの方がきめ細やかな美味しさがあり
米の旨さはやはり日本名水100選の名の通り
それと菊池の農家さんの研究熱心さが伝わってくる





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自家製平打ち生パスタ
どんなパスタがいいか訊ねられ
そこは息子嫁のリクエスト通りにと
トマトソースベースに






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菊池健一郎シェフのコントルノ食堂は
菊池産の食材にこだわりぬいたイタリアン
ここまで追求した店は日本で一軒かも知れない
今回あか牛は食べなかったが究極である
内蔵料理も絶品である
バローロも菊鹿ワインもあった
ただしメニュが少なっていた
理由はスタッフの欠員
穏やかなシェフの店が募集しているぞ
定員は1名
急いで応募されたし






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  1. 2018/07/05(木) 16:32:36|
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春のコントルノ食堂

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沖縄のチームキッズのメンバーでチームイトマン代表の安田さんが福岡に転勤になられ、仕事が落ち着いたところで阿蘇を走りに来られた。沖縄では散々お世話になっているものだから、是非ご一緒したかったが宿の浴場スタッフが欠けてからは、湯守のトーマ君が休みの日は温泉の管理をしなければならず、この日も都合が付かず申し訳なかった。しかし、安田さんは短くても2年はいらっしゃるだろうから、我が家泊まりでご招待したいものだ。







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東京の片山さんが3泊で熊本に来られ、2泊目はコントルノ食堂の食事希望にて菊池泊となった。

菊池の人が育てた食材を、できるだけシンプルに菊池の人が作った、菊池のイタリア料理を楽しめる店がコントルノ食堂だ。ただそれだけのことがだが、されどであり、熊本県外からもこのように訪ねてこられる隠れた名店だとわたしは思っている。

最初の一品は「走る豚のリエット」、やまあい村の豚は、狭いゲージ飼いではなく、拓いた放牧農場で自由に走り回ることから「走る豚」の名前で出荷されている。自然な餌に炭を混ぜて育てられているので獣臭もなく豚肉の旨味だけが凝縮されたブランドポークである。自家製パンとの相性も抜群、片山さんも名刺代わりの一品目に目が輝いた。






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牛レバーの煮込みだったか・・・
写真は撮り忘れたが、
これに合わせてもう一品が、
高田賢三さんも食べに来られた
菊池産モッツアレラには塩トマト
ビーズに白インゲン
走る豚の冷製と平飼有精卵のゆで玉子
それに味の濃い野菜
いずれもここを訪ねないと味わえない菊池産の品々






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パルパルデッレ、平打ち自家製パスタに走る豚と菊芋
モチモチの麺は極上






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自家栽培玄米リゾット、グリンピースに生ハム
玄米って、こんなに美味しいものだったか・・・
グリンピースって、こんなに味が濃かったか・・・





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走る豚の詰め物
締めと濃厚赤にドンピシャの逸品






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コントルノ食堂オーナー菊池健一郎さん
たいへん美味しくいただきました
東京から訪ねられた片山さんも大満足
春の菊池の素材の
シンプルかつ濃縮な味わいに完全にハマったようです
これからもコントルノ食堂を求めて菊池に訪れる方に
エッジの利いた料理で熱狂させてください





FLUCTUAT NEC MERGITUR 
 --- 漂えど沈まず ---




  1. 2018/04/22(日) 16:49:29|
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熊本の新町、船場橋界隈を訪ねる

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熊本城復興城主の感謝状贈呈式に来られた東京のサルトさん夫妻と新町の松葉に行ってきた。
阿蘇に仕事を移して6年、娘の結婚式以外一度も足を運んだことがない夜の熊本市内、さて何処で食事をするものやらと誘われて今日までずいぶん悩んだが、築150年の歴史ある元旅館であり、料亭としては手軽に楽しめる松葉を選んだ。それと、ここ新町や船場町は、家と家の狭い路地のようなところを市電が通り、繁華街から道一本離れただけで懐かしい昔ながらの風景が楽しめるのも同年代には喜んでももらえそうだと思った。

二人とは上通で待ち合わせ、下通りから新市街を散策し、楽しみにしていた池澤夏樹さんや村上春樹さんも訪ねる橙書店は残念ながら定休日だったが、創業明治7年の長崎次郎書店のセレクトされた上質な書籍には感心されていた。船場橋隣のサイクルショップWBLの山下君に会い、土橋塾塾長のヘヤーサロンや、ブルゴーニュへワイン蔵の訪ね歩きをして前日帰ったばかりの木村屋酒店も訪ねることができた。






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案内された松葉の個室は、どっしり腰を据え、食事と会話が楽しめそうな大正ロマン溢れる空間だった。職人の遊び心溢れる窓の格子の先には、チンチン電車が通り、掘り炬燵の横の火鉢は150年燻された跡が艶々と輝いていた。上を見上げると、黒光りする大きな梁が幾重にも組まれ、「二度の地震に耐えたのは俺だよ」と言っていくかのように逞しかった。この辺りは熊本震災の被害が多かったところで、古い家屋が多いため鰻の寝床のような細長い更地が土を露わにしていた。






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白い大正ロマン溢れる清潔な出で立ちのお嬢さんが担当され
「ご予約をお受けしたのはわたしです」と言われて何となく恐縮した
料理の説明では、「天草の・・・八代の・・」と熊本の産地名は出てきたが
菊池と阿蘇が出なかった






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美しく盛られた料理もだが、器の鑑賞も楽しみ






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車海老とウニの茶碗蒸しは絶品だった






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撮った写真はたったこれだけだが
記憶はまだ鮮明に残っている
女将さんがご挨拶に来られ
熊本震災の深いお話を明るく話されて
語り部のようでもあった






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7年振りの料亭松葉
期待以上で想像以上だった
歴史ある空間と、洗練された料理
それに心温まる接客が素晴らしかった

帰りは歩いてすぐの新町駅から市電に乗った
最後に乗ったのが予備校の時だから実に40年振りだった
車内は昭和30年、40年の頃へタイムスリップしたかのようで
レトロ感に溢れていたがSuicaで乗ることができた
チンチン電車は熊本市内をゆっくりと進み
車窓から見る城下町の夜景を観光気分で楽しめた
賑やかな通町でわたしは降り二人と別れた
これで熊本城復興城主の案内がつつがなく終わった







FLUCTUAT NEC MERGITUR 
 --- 漂えど沈まず ---


  1. 2018/02/12(月) 07:30:08|
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阿蘇内牧温泉の温泉旅館から欧州の山岳コースを彷彿させる阿蘇サイクリングの愉しみ方を紹介しています。

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