コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクで走る魅力を紹介します。

春のコントルノ食堂

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沖縄のチームキッズのメンバーでチームイトマン代表の安田さんが福岡に転勤になられ、仕事が落ち着いたところで阿蘇を走りに来られた。沖縄では散々お世話になっているものだから、是非ご一緒したかったが宿の浴場スタッフが欠けてからは、湯守のトーマ君が休みの日は温泉の管理をしなければならず、この日も都合が付かず申し訳なかった。しかし、安田さんは短くても2年はいらっしゃるだろうから、我が家泊まりでご招待したいものだ。







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東京の片山さんが3泊で熊本に来られ、2泊目はコントルノ食堂の食事希望にて菊池泊となった。

菊池の人が育てた食材を、できるだけシンプルに菊池の人が作った、菊池のイタリア料理を楽しめる店がコントルノ食堂だ。ただそれだけのことがだが、されどであり、熊本県外からもこのように訪ねてこられる隠れた名店だとわたしは思っている。

最初の一品は「走る豚のリエット」、やまあい村の豚は、狭いゲージ飼いではなく、拓いた放牧農場で自由に走り回ることから「走る豚」の名前で出荷されている。自然な餌に炭を混ぜて育てられているので獣臭もなく豚肉の旨味だけが凝縮されたブランドポークである。自家製パンとの相性も抜群、片山さんも名刺代わりの一品目に目が輝いた。






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牛レバーの煮込みだったか・・・
写真は撮り忘れたが、
これに合わせてもう一品が、
高田賢三さんも食べに来られた
菊池産モッツアレラには塩トマト
ビーズに白インゲン
走る豚の冷製と平飼有精卵のゆで玉子
それに味の濃い野菜
いずれもここを訪ねないと味わえない菊池産の品々






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パルパルデッレ、平打ち自家製パスタに走る豚と菊芋
モチモチの麺は極上






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自家栽培玄米リゾット、グリンピースに生ハム
玄米って、こんなに美味しいものだったか・・・
グリンピースって、こんなに味が濃かったか・・・





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走る豚の詰め物
締めと濃厚赤にドンピシャの逸品






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コントルノ食堂オーナー菊池健一郎さん
たいへん美味しくいただきました
東京から訪ねられた片山さんも大満足
春の菊池の素材の
シンプルかつ濃縮な味わいに完全にハマったようです
これからもコントルノ食堂を求めて菊池に訪れる方に
エッジの利いた料理で熱狂させてください





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  1. 2018/04/22(日) 16:49:29|
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熊本の新町、船場橋界隈を訪ねる

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熊本城復興城主の感謝状贈呈式に来られた東京のサルトさん夫妻と新町の松葉に行ってきた。
阿蘇に仕事を移して6年、娘の結婚式以外一度も足を運んだことがない夜の熊本市内、さて何処で食事をするものやらと誘われて今日までずいぶん悩んだが、築150年の歴史ある元旅館であり、料亭としては手軽に楽しめる松葉を選んだ。それと、ここ新町や船場町は、家と家の狭い路地のようなところを市電が通り、繁華街から道一本離れただけで懐かしい昔ながらの風景が楽しめるのも同年代には喜んでももらえそうだと思った。

二人とは上通で待ち合わせ、下通りから新市街を散策し、楽しみにしていた池澤夏樹さんや村上春樹さんも訪ねる橙書店は残念ながら定休日だったが、創業明治7年の長崎次郎書店のセレクトされた上質な書籍には感心されていた。船場橋隣のサイクルショップWBLの山下君に会い、土橋塾塾長のヘヤーサロンや、ブルゴーニュへワイン蔵の訪ね歩きをして前日帰ったばかりの木村屋酒店も訪ねることができた。






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案内された松葉の個室は、どっしり腰を据え、食事と会話が楽しめそうな大正ロマン溢れる空間だった。職人の遊び心溢れる窓の格子の先には、チンチン電車が通り、掘り炬燵の横の火鉢は150年燻された跡が艶々と輝いていた。上を見上げると、黒光りする大きな梁が幾重にも組まれ、「二度の地震に耐えたのは俺だよ」と言っていくかのように逞しかった。この辺りは熊本震災の被害が多かったところで、古い家屋が多いため鰻の寝床のような細長い更地が土を露わにしていた。






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白い大正ロマン溢れる清潔な出で立ちのお嬢さんが担当され
「ご予約をお受けしたのはわたしです」と言われて何となく恐縮した
料理の説明では、「天草の・・・八代の・・」と熊本の産地名は出てきたが
菊池と阿蘇が出なかった






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美しく盛られた料理もだが、器の鑑賞も楽しみ






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車海老とウニの茶碗蒸しは絶品だった






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撮った写真はたったこれだけだが
記憶はまだ鮮明に残っている
女将さんがご挨拶に来られ
熊本震災の深いお話を明るく話されて
語り部のようでもあった






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7年振りの料亭松葉
期待以上で想像以上だった
歴史ある空間と、洗練された料理
それに心温まる接客が素晴らしかった

帰りは歩いてすぐの新町駅から市電に乗った
最後に乗ったのが予備校の時だから実に40年振りだった
車内は昭和30年、40年の頃へタイムスリップしたかのようで
レトロ感に溢れていたがSuicaで乗ることができた
チンチン電車は熊本市内をゆっくりと進み
車窓から見る城下町の夜景を観光気分で楽しめた
賑やかな通町でわたしは降り二人と別れた
これで熊本城復興城主の案内がつつがなく終わった







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  1. 2018/02/12(月) 07:30:08|
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コントルノ食堂と熊本輪事国会

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年始の食事会に参加できなかった息子たちと今年初めてコントルノ食堂に行ってきた。
菊池出身のオーナーの菊池健一郎さんは、修行を経て自身が育った菊池の食材の質の高さに魅了され、菊池を訪れる人にイタリア料理を通じてその美味しさを知ってもらうきっかけと、生産者がブランドとなってもっと元気になってもらいたい一心で2015年、温泉街の古びたスナック街の一角にイタリア家庭料理を提供する「コントルノ食堂」をオープンされた。

一生懸命愛情を込めて育てられた特別な食材は、それなりの仕入れ価格にはなったが、素材の力を活かした料理を提供していると客が付き、その噂で県外からも客が訪れるようになったようだ。
最初の一品は、「走る豚の田舎風パテ」(走る豚とは起伏のある山林に放牧された豚)菊池産有機小麦と天然酵母の自家製パンの香りも絶妙






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写真がボケていたので以前撮った和牛トリッパのトマト煮
添えてあるのはひよこ豆だが、この日は白いんげん







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メインは「自家製腸詰サルシッチャと走る豚のポルケッタ」
菊池の恵みが凝縮された独創性優れる逸品だった






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東洋経済オンラインに菊池市のUターン転職組や、移住者の新規就農者、それにコントルノ食堂、ナポリピッツァのイルフォルノドーロを例に、「地方は稼げないという常識を覆せるか」を問う取材記事が掲載されている。答えはコントルノ食堂の黒板いっぱいに書かれた菊池産の顔が見える食材で作られた料理を食べれば一目瞭然、多様なポテンシャルを持つ果敢なパイオニアを今、菊池市は歓迎している、そのように感じた。







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熊本ではじめての自転車乗りのパーティが2月11日に開催される
主催は創立10周年を迎えた土橋塾
趣旨には熊本震災復興における応援のお礼など色々とあるようだが
九州を中心に各地から集まった自転車乗りが集結するその名も「熊本輪事国会」
いかにも土橋流のネーミングだが、いたって真面目な交流会が狙いのようだ
抽選会では土橋さんの人脈による豪華な商品も空くじなしで提供されると聞いている
わたしも参加して商品はいろいろ考えたが5月に2度目の遠征となるジロ土産にした
パーティ参加は紹介制でまだ募集はされているようだ
場所は熊本城となりの「KKRホテル熊本」
土橋さんはこれが終わるとロンドン、ミラノ、フィレンツェへ理容の修行に行かれる
なので散髪したい方は早めに






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  1. 2018/01/27(土) 10:23:19|
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スリランカ料理「わさんたらんか」

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今年最後の実業団、シスメックスさんの合宿が終わった
あとは本番の大会で応援するのみ
1週間以上、毎日お会いしていると親近感もひとしお
それぞの目標の達成祈りたい






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雨もあって友子さんの希望で和水町のスリランカ料理「わさんたらんか」へ行ってきた







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場所は以前の店から移転されたとうことで、江田船山古墳公園内の肥後民家村の入口の横にある古民家というちょっと不思議なところにあった。この公園は5世紀後半に築造された全長61mの前方後円墳や、その出土品など歴史的に貴重なものを見学することができる。しかし、時代の流れか、当初の目論見から外れた公園内の施設もあり、その有効活用と古墳等に興味を示さない客を公園に引き込む効果もある。また、メニュは隣の道の駅や、近隣施設と競合するものではないので、箱物の再生と移住者呼ぶ込む方法として視点を変えた手段ではないかと思った





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店内に入ると、もともとそば屋だったところをシンプルに改装してあり、小上がりが2テーブルと、あとは学校の教室の机と椅子を使ったテーブル席が並んだオープンキッチンの素朴な造りが、低価格で美味しいスリランカ料理とメキシコ料理が愉しめる理由に期待が胸ふくらんだ。席に座るとすぐに満席になったが、並ぶ人は公園内を散策できるところがここのいいところのようだ。






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最初に頼んだ単品が「ソパデマリス」海の幸のスープ
トマトベースのシーフードスープで濃厚でピリ辛、
プーンで口にいれる度に汗が吹き出すも
癖になる初めての美味しさだった






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友子さんが頼んだのは「エビのアロス」
スペイン語圏のシーフード炊き込みごはんは
辛くなく普通に美味しい







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わたしのはスリランカの「ヌードルカレー」
そんなに辛さやパンチ力は感じないのだが
首から上は汗がどんどん吹き出てくる
これも癖になる旨さで今考えているだけで唾が出る

スリランカから日本に来て16年のワサンタさんと
奥さんのふみさんの二人の店「わさんたらんか」は
BGMもなく素朴でスローな雰囲気と個性的なメニュがいい

雨の日曜日ではあったが
公園内に駐車中の車はこの店の客ばかりのようだった
わたしたちは店に来ることが目的で和水町を訪れ
帰りには近くの「スーパー菊屋」で珍しいものがあったので
夕食の食材を買って帰った

きっとまた近いうちに食べ損なったメキシコ料理「モーレ」と
「スリランカカレー」を食べに行きたい
その時もまた近くで食材を買って帰ろうと思っている
一軒の店でその地に呼び寄せる威力
伝える相手はやはり女性だ








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  1. 2017/10/16(月) 16:27:39|
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八方ヶ岳林道とコントルノ食堂の休息日

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まったく予定がない二日間の休息日、定時に目が覚めたのでいつものように走りに行った。
番所に着いた時には少し明るくなって、朝もやがキラキラと輝いていた。
さて、ここから何処に行こうか、真っ直ぐ行けば兵戸スーパー林道でオートポリスからミルクロード、菊池人吉林道だったら鞍岳林道を通ってミルクロード、いずれも毎朝通勤のミルクロードに行き着いてしまう。西側、岳間渓谷方面は先週行った。東側の矢谷渓谷から八方ケ岳林道はしばらく振りなのでこっちへ決めた。ただ、道が荒れている、沖縄を前に落車は避けたいのでコーナーと下りは慎重に走ることにした。

山女魚養魚場を過ぎてしばらく行くと、鬱蒼とした杉山だったところが伐採され、拓けた上に空まで見え、樹木のトンネルが延々続く道から様変わりしていた。それに道路脇の草も綺麗に刈られ、写真は撮り忘れたが、以前とは想像できないサイクリングにはうってつけの林道になっていた。明るくなるとともに気温も上がり、長袖ジャージでは暑過ぎて引き上げることにした。林道から麓に降りるには広くて舗装の良い上永野集落を通る道(写真)を選んだ。ほかにもいくつか降り道はあるが、殆どの落車は下りが多いので安全な道の選択が大切だ。

家に着いたのが8時過ぎ、2時間の朝食前のサイクリングは気持ちがよい。このあと何処にも行かないと決め、本を開いたり、録画したジロやツールやを見たり、昼寝をしたり、実に有意義な休息日となった。






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唯一の用事は友子さんと三人で娘の誕生日を祝うこと
休息日の冠はコントルノ食堂

走ったのでまずはビール
いや、お祝いの乾杯
モレッティのあとはスコットランドのブリュードッグ
独特の苦味が魅力でそのパンチ力に
思わず「嗚呼!」







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走る豚の生ハムだったかな
菊池産のイチジクと相性は二重丸
今日は熟れたアケビを至る所で見たが
生ハムにアケビもいいかも





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トリッパと白いんげんの煮込み
普通はトマト煮のところ
出汁で煮込んだ上品な逸品
泡か白か・・・






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菊池産猪のラグーと自家製生パスタのキタッラ
それに菊池産有機小麦と天然酵母の自家製パンがセットになっている
猪とキタッラの相性もいいが
自家製パンは下処理の良さが際立つ猪肉のソースの旨さを堪能できる






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一番美味しかった葡萄酒





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自然栽培の菊池米と菊池産栗
それに走る豚のベーコンを配したリゾット
コントルノ食堂の栗ご飯に悶絶






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締めは菊池産「えこめ牛」イチボのロースト
今日走った野山の草の香りのような風味
米の需要を増すために米パン
同じ理由で米を飼料にした「えこめ牛」
確か由来はそんな記憶がある
時間をかけ熟させたエージングが肉の旨味を増す
インパクトあるアンチョビーバターも印象的





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吟味に吟味された菊池の食材のイタリア家庭料理
家族の通過儀礼に良い
ひとりで行くにも
気取りがないので気持ちがいい菊池シェフ
それでいて深く工夫と苦心が隠してある
熊本・菊池温泉に行ったら一度立ち寄りください





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  1. 2017/10/11(水) 18:18:27|
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