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コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

Trip Tips in ASO Big Sky

スノーライド&阿蘇満喫ライド~小倉原牧野編

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今年のスノーライドは1回だけで終わりそうだ。
標高800mを超える阿蘇の草原(牧野)では、一度雪が積もると2~3日は解けない場合もありMTBやE-MTBで雪の中の走る「スノーライド」をすることができる。しかし、温暖化なのか、今年は雪の日が少なく、1月下旬に阿蘇五岳一帯が降雪した翌日の午後遅くの隙間時間を利用して下城さんと取材に行ったので紹介しよう。





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場所は箱石峠の北側に広がる400haを超える広大な町古閑牧野だ。牧野は私有地なので通常立ち入ることは出来ないが、許可を取ったところのみ牧野ガイドの案内により入ることができる。





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ロードバイクと違いMTBやE-MTBはスピードが出ないので、天気のいい日は防寒性の高いウィンドブレーカーや手足の末端の防寒対策さえしておけば寒さに震えることはない。ただし、太陽がない曇り空で風が冷たい大寒波の日には、厳冬期アンダーに防寒ゴアテックのアノラック、頭部はフルフェイスマスクの目出し帽、足元はアルパインの極厚ソックスにソレルのスノーブーツを倉庫から引っ張り出していたが、今回は軽装備だが足物が濡れると辛いのでソレルのスノーブーツを履いて行った。





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現地に着いたのは積雪後に晴れた暖かい翌日の15時過ぎだったので、日当たりのいいところには雪がなく草原の端や日陰、それに防火帯のため草を刈った尾根道がフィールドになった。





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ポコポコとタイヤが雪を踏む音が心地いい。





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雪が積もると動物の足跡が残り彼らの行動を見ることができるのも面白い。これは足が短いため苦労して雪の中で餌を探すウサギか。




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これが尾根道、野焼きの防火帯となる輪地と言い草がないので吹き溜まりになり雪が深い。





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下りだとこの深さまで走ることができる。





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平地ではこのくらいまでは何とか走れるが、





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こうなるとE-MTBでも走れず、






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雪の中に突き刺さる。
このスリルもスノーライドの楽しみだ。





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阿蘇の冬のサイクルスポーツこれ以上のものはないが、雪は残って3日なので遠くから来られる方に体験してもらうことは難しい。





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曜日、時間に関わらず都合がつく人で、牧野ガイドの資格があれば年に数回はスノーライドを楽しむことができるだろう。健康年齢ギリギリまで続けられる自転車のある生活、定年を迎えた方やフリーの方、阿蘇移住のひとつの目的にしてはどうだろう。





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2月1回目の阿蘇満喫ライドはエントリーされた方が多かったが雨天予報で中止になった。2回目は鹿児島から2名と福岡から1名の方の参加があり11日に開催したが、この日はPM2.5の影響でどんよりとした視界で阿蘇五岳はシルエットだけというさえない景観だった。なので予定のコースを変更して高森の小倉原牧野を目的地に選んだ。





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参加者が集まるまでのコースは、小嵐山からミルクロードで客室と外壁を改装してGW前にリニューアルオープンするエル・パティオ牧場を訪ねて話を聞き、町古閑牧野道で箱石峠。そして小倉原牧野を下って南阿蘇へ出て、日ノ尾峠を上り帰ってくるコースを考えていた。ところが鹿児島からのお2人は、えがお健康スタジアムから自走で来られていたので、小倉原牧野のあとは、帰り道となる長陽大橋の降り口まで案内して新阿蘇大橋の手前から赤水経由で帰ってくることにした。阿蘇満喫ライドに参加の方で、もう少し距離を走りたい方はこのような方法もありだろう。





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エル・パティオ牧場は自転車乗りの利用も多い宿だ。標高780mのミルクロード沿いの草原の真っ只中にあり、日の出の時間に付近を走るだけで鳥肌ものの感動だと常連の方が言われていた。また、城山展望所まで2.5kmなので北外輪山の東端から雲海を気軽に眺めることも魅力だろう。他にも自転車乗りにお勧めの食事や温泉は不要で、代わりに安くて、せわしい接客がなく、清潔で連泊する魅力がある宿として、阿蘇駅近くなら「ゲストハウス阿蘇の森」、「阿蘇ベースバックパッカーズ」、乙姫のトレーラーハウス「六月の風」、以上は私が利用した限り滞在型の宿にいいだろう。





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この日は寒くて昼食は温かいものが食べたくて、57号線沿いで町古閑牧野道の入口にあるドライブイン峠に行った。安くて美味しい店なので満席のときも多いが、ちょうど12時だったので入店することができたがあと30分遅かったら断れていただろう。





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人気のカツカレー





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すでに箸を付けたあとの写真だが私はスタミナチャンポン。生タマゴと卸したニンニクが表面だけでなく中層にもたっぷり隠されている。小皿に匂い消しのガムが一枚付いてくるが、効果はまったくないくらいのニンニクパワーのチャンポンだ。





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カラダの芯から温まった昼食のあとは、町古閑牧野道から展望所に立ち寄り、強烈な向かい風の265号で苦しんで大戸ノ口から218号へ左折した。阿蘇スカイブルーゴルフ場の先に以前工事中だった巨大な太陽光発電所が樹々の間から見えた。





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上りが多くてかなり遠く感じた小倉原牧野に着いた。ここの牧野組合は数年前の野焼き中に森林に延焼してから野焼きはされていない。阿蘇地域の野焼きは、県内外からボランティアが延べ約2000人の参加によって続いている。小倉原牧野は34ヘクタールの広さで牛が放牧されているが、2020年から管理運営する牧野組合員は1名となり、ボランティア無しでは野焼きすることはできない。野焼きをしないと草原は藪化し、荒れて手のつけようがない山になっていく。今年も野焼きはされないのだろうか。





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つづら折りの牧野道と、その先のらくだ山がこの牧野の素晴らしい景観になる。





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最後に野焼きされた2021年

小倉原牧野を降りて265号から325号の交差点に出ると、吹き曝しで真っ直ぐ走れそうにないくらいの強風だった。車も多いので危険と判断して歩道を走ることにした。266号の交差点から左折すると一本道でえがお健康スタジアムに行けるのでそこで鹿児島組みと別れた。





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向かい風が続いたが、最後の阿蘇谷の農免道路の一直線は追い風で40kmの勢いで突っ走ることができた。道の駅阿蘇にゴールすると94kmになっていた。ということは鹿児島組みは、えがお健康スタジアム往復が66kmなので160km、なかなかタフな方たちである。





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今月は24日が草千里の観光的に実施される野焼きと25日が五岳山麓一帯の野焼きが予定されている。1年に1度の千年続く阿蘇の風物詩なので是非とも目の当たりにしたいものだ。なので24日は9時集合で草千里に行き野焼きを見学、その後はフリーとし、25日は9時集合でこちらは道沿いに立ち止まっての見学は不可なので、野焼きされたあとの坊中線を下るコースで阿蘇満喫ライドを開催する。

ただし、野焼きが実施されるか否かは、草の乾き具合や当日の風の状況で判断されるので中止の場合も想定していただきたい。ライドは雨天の場合は中止だが、走れる場合は野焼きに関係なく開催する予定だ。3月3日は北外輪山一帯の野焼きがあるが、こちらは沿道となるミルクロードが全面通行止めなので、遠くから眺めるか野焼きの後を走るかになる。

タイトな阿蘇に千年続く歴史体験の連打になるがこの時期ならではである。道の駅阿蘇のサイトから2月の分はすでに募集しているので参加希望の方はご一緒しよう。






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  1. 2024/02/21(水) 09:49:38|
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グラベルライド試走~豊後街道編

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4月から開催の阿蘇グラベルモニターライドの2回目試走に行って来た。
今回は江戸時代に熊本藩主、加藤清正によって拓かれ、参勤交代の道として利用された豊後街道の三久保から狩尾までのグラベルと少しだけだが石畳、そして階段区間の3.2kをメインに、その先にある本格的な石畳を見学するコースを試走してきた。






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豊後街道は、熊本城から熊本藩の所領(飛び地)の豊後鶴崎(大分)を結ぶ全長約124kmの街道である。当時、熊本から鶴崎まで4泊5日で九州を横断したあとは、鶴崎の港から海路で瀬戸内海を通って大坂に至り東海道で江戸に向かっていた。熊本から江戸までの日数は早くて27日、悪天候になると55日かかったといわれている。





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未舗装路走行を目的とするこのライドは、慣れている人はロードでも可だが、故障等は自己責任で修復できる人に限り、グラベルロードまたはMTBを推奨していることから、私と下城さんはMTBで、井上君とミユキさんはグラベルバイクで試走している。しかしこの日、井上君がグラベルバイクで出ようとしたら、金属片がタイヤに刺さってパンクしていたため急きょMTBに乗り換えたので、ドロップハンドルでオフロードを走るグラベルバイクでのコース検証はミユキさんだけになった。
【未舗装路を走れるバイクのない人は道の駅蘇のe-MTB(有料)レンタルできる】






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この日はコースの打ち合わせもあったので内牧に着いたら昼食を取った。訪ねたのは地元の方が多い阿蘇プラザホテルの前にある阿蘇綜合食品市場だ。市場の名の通り地元食材を販売されているところで食堂を兼ねたコンビニサイズのディープな店になる。





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店に入ると沖縄の田舎にある共同販売所という感じで、隅にテーブルと椅子があって食堂にもなっている。





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手作りの美味しいそうな弁当やホルモン煮込みや天ぷらなど総菜も並んでいる。





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これがメニュ。無料の味噌汁はセルフでお代わりできる。





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私は肉うどん。肉がたっぷりでお母さんが作った優しい味だ。





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ミユキさんは野菜炒め定食、ボリュウームたっぷりでこれが650円。常連の方も注文されていた。下城さんはかつ丼、井上君はカツカレー、全部美味しくてリピート必須の食堂だ。定員は12名くらいか。満腹になったところで試走の続きだ。





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ここが三久保にある豊後街道の入口。歩いて登る田子山の「そらふねの桟橋」の入口にもなるので歩行者に注意が必要。豊後街道は加藤清正が1588年に初めて肥後国に入国した際に通った道であり、後に清正によって拡張され肥後国と豊後国との間の結ぶ主要な街道となって1635年から1867年までの約200年間続いた参勤交代のメインルートだ。





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森の道に分け入ると緩やかな上りが続く。ロードバイクと違って樹々に遮られて風の音はなく、
タイヤが石や小枝を踏む音だけが耳に残る。これがグラベルライドだ。奥へ、奥へと引き込まれるように進んで行く。




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田子山のそらふねの桟橋の登り口から先は、こぶしくらいの石が転がる荒れた下り道になり、グラベル本来の爽快感とスリルを感じることができる。ミユキさんのグラベルバイクも問題なく未踏の地をグイグイ走るようだ。





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しばらくグラベルを走っていると御堂があった。
立札には「切通地蔵」とあり、「豊後街道を通ってお伊勢参りに行く人をみんながこの地蔵のところまで見送りしていた」と書かれていた。ご存じの通りお伊勢参りとは、三重県の伊勢神宮に参拝することや参拝するための旅のことであり、江戸時代に伊勢神宮に行くのは時間的にも費用的にも困難を要し一生に一度は行きたいものとされていたという。




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伊勢神宮は2019年に972万人もの参拝者が訪れており現代でも人気観光地だ。では江戸時代は一体どのくらいの人がお伊勢参りに行ったのか。ネットで調べると最も多くの参拝者が訪れたのが1830年と言われているそうで参拝者数は500万人前後。当時の日本人口が約3千万人と仮定すると、なんと6人に1人が参拝したことになる。どれだけ多くの人々が「一生に一度はお伊勢さま」に憧れていたかがわかる。




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森の中を走っていると開けたところに出る。太陽光発電で山を切り開いたところだ。ここが唯一阿蘇五岳を眺めることができる。豊後街道沿いは戦後の植林された杉に覆われているが、400年前はこれと同じ景色を駕篭に乗った殿様が眺めていたのかも知れない。古道を走っているといろんな想像が湧いてくるのも魅力だ。






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ほんのちょっとだけの石畳区間に着いた。タイヤが滑りやすいので要注意。





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その先に長い階段セクション。
最初は急な段差が落ち葉で見えないので押して降りていたが、階段幅は広くなったところで乗ってみた。






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かなりの連続した衝撃が続く。






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MTBに慣れている人は最も楽しめるセクションになるだろう。グラベルバイクはサスペンションがないので厳しくて最後まで自転車を降りるか、担ぎかが無難かも知れない。





https://youtube.com/shorts/9D1drrwP0is?si=QWoH6_RX6H5rJ5YZ







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水無川の段差区間






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ここは担ぎで渡ろう。担ぎはグラベルライドのアクセントになる。ただし、MTBは重くて持ちにくいがグラベルバイクはそれも前提としたコース設計ができる。





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担ぎが終わると竹林の木漏れ日の中を走る快適なグラベル区間になる。





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並んで話しながら気持ち良く走ることができる。この先で狩尾峠、ラピュタの道を横切って149号へ。





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すぐ近くのカフェ「TORQUE(「トルク」)で気分直しのお茶休憩にした。バイク好きの方に人気の新しいカフェのようだが、食事もできるし眺めも良くて自転車乗りもおすすめの店だ。





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TORQUEの情報はこちら






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TORQUE から149号を車帰方面に進み、参勤交代の休憩場所として使われた的石御茶屋跡の先にある参勤交代道の石畳駐車場(トイレあり)から豊後街道二重の峠石畳になる。写真は駐車場から少し入った坂下お茶屋跡。立札には駕篭据場と書かれ、石畳の急坂を登る際の休憩したところだろうとあった。ここから石畳の上りになるが急なので行けるところまで押し歩きで行ってみた。





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ずっと上っていると採石場の道に出た。ここで一旦石畳は無くなり、その先から石畳が続いていたが残雪が深いのでここから折り返した。





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石畳に残雪の下りなので慎重に歩いて降りた。





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これが400年以上前に造られた現存する石畳の道だ。





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石畳の整備や修理は公役として農民に課せられていた。この上の二重の峠付近にある阿蘇市教育委員会の看板には、二重の峠から12kmも離れた岩坂村という現在の菊池郡大津町に合った村に峠付近の整備が割り当てられていたと書かれていた。





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側溝も整備されている。





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石が敷き詰められたまさに古道。この道を駕篭を担いで行き来していたとは信じられない。






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今回の豊後街道の試走は、狩尾のラピュタの道に交差するところまでは何度か走って少しの石畳は見たことがあったが、参勤交代道の石畳駐車場から続く本格的な石畳に行くのは今回が初めてで、その迫力には全員驚いた。

前回試走した田んぼ道で内牧に行き、三久保から豊後街道のグラベルと石畳からの階段と担ぎの渡河、柔らかい日差しが漏れる竹林のグラベル、ホッと一息のカフェ。そして400年前思い起こしながら歩いて散策する石畳みの古道、のんびりとした田んぼ道と黒川沿いの道を探しながら道の駅阿蘇に帰った。点が線になり古道を巡るグラベルコースの青写真が出来た。あとは退屈にならない歴史の勉強を少しと、遊びの区間を考えて膨らませれば完成だ。

熊本藩の参勤交代の人数は、少ない時で600名、多い時は2700名もの大名行列だったようだ。豊後街道は上方や江戸へ一般の人たちの往来する道としても賑わっていたのだろう。そんな時代の今も残る石畳に触れてタイムスリップするサイクリングが歴史の道を走る愉しみだ。それにこのような機会がないことには訪ねることもないだろう。グラベルライドという新しいサイクルスポーツにより一人でも多く豊後街道の魅力を体験してもらえればと思う。




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  1. 2024/02/14(水) 11:54:46|
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グラベルバイク特価販売~GINRIN

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明日、2月4日の阿蘇満喫ライドは雨天予報のため中止します。
エントリーされた方には残念ですが、2月11日はまだ空きがありますのでよろしくお願いします。
さて、4月から阿蘇満喫グラベルライドを開催します。ロードでは厳しい未舗装路が阿蘇には無数にありますのでトライしてみました。また、ガイド同伴では立ち入れない牧野も案内する予定です。その際には牧野保全料のみ必要になりますが、阿蘇の草原の維持活動になりますので協力ください。そんなタイミングでGINRINさんがグラベルバイクの特価販売をされていますので興味ある方はご覧ください。
GINRINさんの情報はこちら



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  1. 2024/02/03(土) 18:42:32|
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円安の釜山旅2024年

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毎年訪ねる冬の釜山に行って来た。
コロナ前のビートルは博多港から釜山港まで2時間55分で行っていたが、502席と2.6倍の収容になった新型船のクィーンビートルは、3時間40分も掛かるため友子さんの疲労を考えると飛行機も考えた。しかし、飛行機の場合の検疫や荷物受け取り、空港から釜山市内のホテルまでの時間を比較するとそんなに変わらないし、クィーンビートルは映画は以前通りないが、シートベルトが不要になって座席も旧BEETLEのグリーン席並みの広さになりかなり快適で、ラウンジや免税店、展望デッキなど船内を自由に歩けるし、Wi-Fiもあり船内で過ごす時間も有意義に使えそうなので船旅を選んだ。





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写真のスタンダードタイプの仕切りがある4人対面シートは、行きも帰りも空いていたのでこちらに移動してかなり快適だった。キオスクにはビールやハイボールなどアルコールとパスタやピザなどがあるが高い。ボロネーゼを注文したがまったく駄目で次回のビールと食べ物は持ち込み必須。キオスク前の共用ラウンジは飲食スペースに最高の居心地だった。




船内の動画はこちら





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2階にある10台収容の自転車スペース。自転車の方は行き2名と帰りに1名の人がいた。





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このスロープで自転車やベビーカーを上げるようだ。





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15時に福岡港を出て波が少し高かったので10分遅れの18時50分に釜山港に着いた。現在はこの便だけだが3月初旬からは9時出航の便になるので便利になるだろう。今回は入国検査で外国人専用のところに並ぶ日本人は数名でほとんどが日本観光から帰る韓国人だった。いつも見かける女性グループや社員旅行のグループがいないのは、遅い時間に着いて帰りは朝9時の便という滞在時間が短いためだろうか。

釜山港の自動ドアから出ると真っ暗になっていた。いつものようにホテルまではタクシーなので乗り場に行った。そこには以前はずらりと並んでいたタクシーがいなくて待っていても一向に来ない。どうしたのか。タクシーが降車するところには次々に来るのでそちらに移動して白い見慣れたタクシーがきたので乗ろうとすると、後ろから「それは私が予約したのよ!」みたいなことを女性から言われた。

客を降ろしたタクシーも先をこされ、今更電話で予約することもできなく焦りかけていたら、着いたときからチラチラと目が合っていた少し怪しげな男性が「タクシーは予約していないと乗れないよ」と、流暢な日本語で話された。その人は6~8名乗りのワゴン車を斡旋している人で行先を告げると3万ウォンと言われた。いつも4000~6000ウォンくらいなので無視していたがどうすることも出来なく、2万ウォンで交渉して何とか寒空から逃れることができた。

ホテルまで運転手と話していると日本人は円安でほとんど来ていないと言われた。そういえば釜山港の銀行で両替すると10,000円がたったの84,700ウォン、以前は13万とか14万ウォンだったのにこれが円安の悲劇だ。ドルやユーロ圏は円安で無理だと思っていたがウォンもだった。だから韓国の人が続々と日本に訪れているのだろう。






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今回のプランはすべて友子さんが選んだ。ホテルは釜山を代表する定番の観光エリアの南浦洞(ナンポドン)にあり、交通アクセスが良く、食堂、ショッピング、市場散策に便利な立地のアベンツリーホテルプサンだった。5階までが商業施設のビルで6階にフロントとラウンジ・朝食会場、7階と8階が客室となっており、繁華街のど真ん中だったが静かで眺めも良く、客室も新しく清潔、Wi-Fi完備、フロントは日本語対応という四つ星クラス並のホテルだった。






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さっそく夕食に出掛けた。
今まで釜山には、毎冬海の幸を目的に友子さんと20年くらい来ているが肉料理は日本が絶対美味しいと一度も食べたことはなかった。でも今回はホルモンに挑戦するのが友子さんの希望だったので最初の夕食に選んだ。

場所はチャガルチ市場の手前の路地にホルモン焼き専門店が軒を連ねるコプチャン通りで、店構えと地元客で賑わっていそうな店を私の長年の直感で選んだ。釜山に来た時に何を食べたいかは友子さんで、どの店にするかは私の役目である。





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ホルモン焼きの店は、一つの店舗の中に市場のように複数の店が入っているケースが多く、選んだ店には4人のおばちゃんたちのコーナーがあり、それぞれが自分の焼き場や冷蔵庫を持っていて、目の前で焼いて食べ頃になったら食べやすいようにハサミで切って皿に入れてくれるというものだ。客はホルモン焼きセットの量(大 中 小)を選ぶと、塩焼きかタレ(ヤンニョム)に漬けたものかを決めたら、ミノやハツ、タン、コプチャン、テッチャンなどいろんな部位を絶妙なタイミングで焼いてくれるのだ。






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私たちはホルモン盛り合わせセットの小(550g)40000ウォンを注文した。こちらのスタイルは刺身でもそうだが、サンチュなど葉野菜に巻いて食べるので身体にも優しい食べ方だ。





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動画はこちら






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今回は2泊3日なので夕食は2回だけになり、初日がホルモンで2日目はコムジャンオ料理になる。でも刺身も食べたいのでホルモンを腹八分にして刺身の店へはしごした。私たちの場合は刺身といっても釜山に来たら、ヒラメやタイなどではなく、ホヤ(右)とケブル(左奥・日本ではユムシ)だ。右の白いのはサービスで出してくれたアワビ、多分はホヤとケブルではお金取れないので付けてくれたんだと思う。磯の香りに満たされるホヤの刺し身と、コリコリとした歯ごたえと甘い味も漂うケブルを食べないと釜山を後に出来ない。






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ホテルへの帰り道にはこれも定番のコンビニでビールとマッコリ、それに屋台でつまみを買って帰った。






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翌朝、カーテンを開けると爽やかな景色が迎えてくれた。まったく外の音も廊下からの話し声も聞こえずによく寝れた。左上でひとつだけ光っているのは月、1Q84の世界ではなかった。






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私たちの釜山旅の一番の目的はカニ。
生け簀の中から1kg超のタラバやズワイガニを選んで値段交渉、決まったら店の人が蒸して食べやすいように切ってくれる。チャガルチ市場でも手軽に食べられるのだが、カニ料理専門店が軒を連ねる港町・機張(キジャン)の市場まで食べに行くことだ。

機張までいつもは地下鉄で釜田駅(プジョン)まで行って、5分くらい歩いて東海南部線の釜田駅から特急セマウル号かムグファ号の列車旅で行っていた。乗車時間は40分程度で海沿いの景色も眺められ、地下鉄みたいに混む事もなくちょっと優雅な気分にもなれるところが気に入っていた。料金は現在は知らないが数年前だとセマウル号が一人4700ウォン(554円)、ムグファ号が2500ウォン(295円)と安い。

しかし、今回は友子さんが膝を痛めているので歩きや階段を上らなくていいバスで行くことにした。バスの路線は電光掲示板と車体に大きな数字で表示されるので簡単に識別することができる。機張は1003番なのでバス停で確認してバスが来たら「乗ります」という雰囲気を出せばバスは停まる、出さないと止まらない場合もある。時刻表は特になくバスごとに数分間の間隔で運行しているその時に来たバスに乗ればいい。そのほかバス情報はこちら

バス料金の支払いはコンビニで買えて(Amazonでも韓流スター版が買える)チャージができる日本のJR東日本「SUICA(スイカ)」、関東私鉄「PASMO(パスモ)」、JR西日本「Icoca(イコカ)」などと同じような機能を備えている交通系プリペイドカードの「Cash Bee」や「T-money」が地下鉄・タクシー・コンビニも使えて便利だ。バスに乗ったら料金箱の横にあるカードリ-ダーにかざすだけ、降りる時には韓国語のあと英語でアナウンスがあるので、降車ボタンをおして「キジャンマーケット」で下車すると目の前が機張市場になる。降りる時にはバスや地下鉄への乗り換えがある場合は下車口のリーダーにかざす必要があるがない場合はそのまま降りる。私たちはCash Bee カードで南浦洞から機張までの料金は1400ウォンもしなかったように思う。





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日本にも輸入されて北九州交通局にも採用されている釜山市内を走る電気バス。南浦洞は熊本市内の市電ように24時間のバスレーンがあり、バス停も市電の駅のように道路の中に設置されている。なので朝夕のラッシュでもバスが渋滞することは少ないようだ。





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約1年振りの機張市場、いつもの通りの賑わいでやっと釜山にきたという懐かしさを感じた。






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20年以上通ういつもの店に
左のおじさんは新しい人のようだが右の彼は昔からの馴染みだ。





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2016年の彼





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2012年だから12年前の彼だ。





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今回の友子さんはタラバはいらなくて、ズワイのみが食べたいということで1kg超を2杯選ぶ。お値段17万ウォン。ここで両替の話だがこのカニの値段は釜山港の釜山銀行レートだと20,070円、南浦洞の個人両替(ネットで調べよう)のレートなら18,888円になる。そんな情報を集めると賢い旅ができるということだ。





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カニは生きたまま蒸し器へ、わたしたちは店内に案内され、時代の流れか昨年まで座敷だったのが靴のまま上がれる椅子テーブルになっていた。テーブルいっぱいに並べられる小皿のつまみを肴にソジュ、韓国ビールを飲みながらカニが蒸しあがるまで待つ。やがて湯気を立てたカニが運ばれ、真ん中にあるカニ解体用のテーブルで店員が食べやすいように取り分けて私たちのテーブルに厳かに運ばれてくる。





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まずはソジュ、韓国焼酎で口を洗ってズワイの足から始める。ウィンナソーセージのような身を口に押し込むと、蒸しただけに旨味が凝縮したフルパワーのズワイの真髄に覆われる。ミソや蒸した汁が入った甲羅はご飯と混ぜて炒めてくれるが、今回は1杯だけにしてもらい時折スプーンですくい凝縮したカニミソを堪能した。ズワイの爪は割った殻を外すと餃子くらいの真っ白な身が現れ迷いもなく一気に口に頬張る。感嘆のため息のあと皿いっぱいの湯気立つ蒸し蟹に夫婦の会話は終った。これからしばらくはただ黙々と食べるだけである。そして顔を合わせると笑顔なんだ。






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1杯はそのままカニ味噌を頂く






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もう1杯はカニ味噌たっぷりの焼きめしに





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カニの身が入ったラーメン





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生きたカニの蒸し焼きは甘い。優雅に甘く不思議なほど甘い。カニだけで満腹になる目的は果たした。
入店したのは11時頃で先客は1組だったが、その後5人のマダムグループが来て巨大なタラバとズワイをワイワイ言いながら笑顔で食べていた。老夫婦はまさを思えるようなタラバを注文していたがすぐに娘2人が来て楽しそうだった。カニを食べると笑顔になるのだ。





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帰りもバスにした。南浦洞に着くとそれぞれ自由行動にした。友子さんはショッピング、私はいつも朝ごはんを食べに行く噌チゲが抜群に美味しいドルゴレで翌朝早いので持ち帰り用のキムチを買いに行った。何度も釜山に来ているがここのキムチが最高に美味しくて値段も昔から1kg15000ウォン、今回は16000ウォンとほとんどほかの食堂が25%くらい値上げされているのに頑張っておられた。「明日は早いからキムチだけ買いたい」というと、笑顔で缶のお茶を一本差し出され、テキパキと念入りに梱包された。支払いをすると「いつもありがとうございます、少し多めに入れておきました」と言われた。まさか憶えておられたのだろうか。





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最後の食事は東海南部線の釜田駅隣にあるコムジャンオ専門店に行った。いつもはチャガルチ市場の2軒だけを選んでいたが、友子さんがで釜山在住の日本人主婦のYouTubeを見て今回はこの店に決め打ちしていた。





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ますは小40000ウォンで塩焼きに、次にお代わりしてタレに漬けたヤンニョムで賞味する。





コムジャンオの動画こちら






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塩焼きのコムジャンオ
コムジャンオは釜山沿岸から、対馬海峡、日本海沿岸を産地にするメクラウナギ科の魚で日本ではヌタウナギと呼ばれている。全体的にピンク色がかかり、ウナギのように長い胴体が特徴的。そして、目は退化して陥没し、吸盤のような顎のない口など誰が見ても気味悪くてエイリアンのモデルのよう。特に体に触れると身を守るために強烈な粘液を出す。





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料理方法は、ウナギのさばき方のように生け簀からまな板の上に取り出したら頭をキリで刺して皮と内臓を出しぶつ切りにする。食べ方はテーブルの練炭(この店はガス)の上にアルミホイルを敷き(この店は鍋)、おばちゃん(この店はお姉さん)が玉ねぎと混ぜ塩焼きはそのまま、ヤンニョムはコチュジャンベースのソースに絡めて炒め煮する。コムジャンオはピンク色のぶつ切りになってもその細切れがクネクネを動き気持ち悪い、しかしそこは考え方を変えて、それだけ生命力があるわけで、滋養強壮があるからこそ韓国の人が好む食事でありコムジャンオ通りと言われるように付近一帯に専門店が軒を連ねている。





最後にコムジャンオのエキスに包まれた焼きめしの動画はこちら





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翌朝は9時のクィーンビートルなのでただ帰るだけになる。行きは19時頃到着するので2日目だけが終日自由時間になる。それでも2泊3日の船とホテルと港使用料込みで1人28100円、2011年は20900円だった。ツアー料金の値上がりと円安に対応するのは、2年前他界した両親への土産がなくなって、知り合いと子供、それに自分への土産をやめて、孫ちゃんたちだけになりそれは5000円にも満たない。

今年もゆったりとした気分で自由気ままに過ごすことができた。それは4時間弱で行くことができる手軽な外国旅行であり、居心地のいい日本から離れて知恵を使い、勘を働かせ、刺激と孤独になることができるからだと思う。私は船内での往復の長い時間もたまらなく好きだ。誰からも邪魔されることなく1冊の本が読める。読むしか過ごすことはないのが気に入っている。まだ読んでいない本もいいけど自分に合った本を再読するのもわるくない。当時読んだ記憶が戻ってきたり、あらたな気づきもあって、年齢、環境、気分、そういったものによって感じ方の違いを知ることができる。これが申し分ない旅の土産となるので昼寝なんてもったいない。






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  1. 2024/02/03(土) 14:23:26|
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湯けむりの道と阿蘇グラベルライド試走

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大分県九重町と阿蘇郡小国町にまたがる涌蓋山(わいたさん)の麓には、わいた温泉郷と呼ばれる峐の湯温泉(はげのゆ)、岳の湯温泉(たけのゆ)、鈴々谷温泉、地獄谷温泉、麻生釣温泉(あそづる)、山川温泉の6つの温泉地がひっそりとした山あいに点在し、それぞれの温泉地には一軒だけの宿、数軒の旅館と一軒の共同浴場、日帰り温泉施設があり、まさに秘湯の湯の雰囲気を醸し出している。そのなかでも至る所から音を立てて噴き出す蒸気で集落が白煙に包まれる岳の湯温泉の湯けむり道を走ってきた。





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今回はわいた温泉郷岳の湯までなので少し遠出となった。
上りも②~③の小嵐山と⑧~⑨の385号と岳の湯までになり、帰りは⑬~⑮がそば街道の上りになって距離90km、獲得標高は1433mとスタートが1時間遅く、到着時間が30分早い冬時間には少しタフなコースになった。当日は風が強く予定していたファームロードで行けば獲得標高が1700mを超えるのでコースを変更したが到着は少し遅れた。






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スタートした時は無風だったが小嵐山の頂上付近では結構な風が吹き出した。それでも雲ひとつない好天なので寒さを感じることはなかった。この時期太陽があるとないでは5度、いやそれ以上体感温度が違うのではないだろうか。それに気持ちも明るくなって、幸せに満たされる気分(浮かれて陽気なプラス思考)になるのは、みなさんを観察すると私だけではなさそうだった。





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3ヵ月前に四国から熊本市内に単身赴任で、買って間もない自転車と一緒に来られた今回2回目の参加の方がいらした。さすがに会社の方に相談されてもプロショップを知っている方は少ないのだろう、メンバーにサイクルショップのことを尋ねられていたようだが、ミユキさんが他店で購入された自転車も整備してくれて、この日のライドの帰りに立ち寄れるGINRINを紹介されていた。

今、熊本では半導体受託生産の世界最大手、TSMCの新工場建設やソニーグループなど大手企業の設備投資が相次ぎ、全国から関連企業の進出が目白押しだ。その中の遠くから赴任されるサイクリストが昨年からこのライドで見かけるようになった。会社に近いプロショップの存在は頼もしいし、万全に整備された愛車による阿蘇サイクリングは何よりもリフレッシュになるのだろう。






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標高900mの牧野道は今は枯野、3月には野焼きで真っ黒、それから草が芽吹いて徐々に新緑になっていく・・・こういう環境がサイクリングコースになることを走りながら説明すると驚きの連続だ。





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ミルクロードを渡った草原の道からくっきり見える九重連山、ここで見せたかったのはこれだ。





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弱虫ペダルの作者、渡辺航さんのサインの先にある風力発電機5基があるのが「いちもくさん・ひとめやま」と呼ばれている一目山。2021年から野焼きが終わった4月に、年に一度だけ管理されている牧野組合から開放してもらい、弱虫ペダルファンの皆さんと一緒に阿蘇満喫ライドを開催させてもらっている。山の麓からスタートするコースは、何度も走っている私たちでも感動する絶景で毎年走るのを楽しみにしている。今年も30名募集で杖立温泉の鯉のぼり祭りに合わせて開催予定する予定だ。






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一目山から見たらこうなる。

昨年のライドはこちら





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草原の道から40号沿いの満願寺温泉でトイレ休憩後、212号から387号で木魂館のレストランで昼食にした。私がいつも注文するのは小国ポークのフキ味噌焼き。フキ味噌に絡む小国ポークと熱々のご飯の組み合わせが美味しい。特に走った後の味噌の濃厚さとフキの香りが絶妙だ。ここは大人数で来ても対応してくれるのでグループライドにおすすめだ。






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食事の後は387号からファームロードに入ると今回一番の上りが待っている。





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道が開けて湯けむりが見えてくると岳の湯温泉が近い。





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ゆっくりとした左カーブの先にゴーゴーッと噴き出す蒸気の音が聞こえてきた。
湯けむりで見え隠れする西里の集落に着いた。空き地にはいくつもの噴気孔があり地下から盛んに白い蒸気を噴き出している。家の軒先にも噴気孔があって、その上にはコンクリの土管が立っており、いつでも蒸し料理ができるように鍋が掛けてある。家の屋根には細い煙突みたいな水道管が突き出て、蒸気が勢いよく立ち昇っている。これは台所か風呂かサウナだろうか。そんないつもの光景が集落にあった。初めて来た参加者は、この環境に人が住むことにも驚くが、当然ながらの温泉や暖房、蒸し調理もできるという利点と、蒸気による電化製品の腐食という代償は厳しいと聞く。その全部がこの集落の湯けむり道を通ると一目瞭然だ。これを見せてやりたかったんだ。





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蒸気に触れたり、湯けむりを浴びたり、写真撮ったり、のどかな風景をそれぞれ楽しまれた。ただ風が強くて吹き出す蒸気が凄いので一瞬で目の前が真っ白になった。





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蒸気と温泉が泥を吹き出す「地獄」さながらのところで写真撮ってもらおうと思ったが熱くてこれ以上近づけない。






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かと思うと、風で湯けむりが邪魔してこうなる。





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集落は泥をかぶってそれが乾いたのか全体的に白っぽくなっていた。蒸した鶏料理を提供されていた白地商店は予約制のテイクアウトだけになっていた。後で知ったが温泉施設のゆけむり茶屋にはレストランがあって、アイスやうどん、焼きカレー、蒸料理が食べることができたようだった。また、土日のみオープンの「地熱珈琲」という自家製焙煎コーヒーの店もあり、ペルーやエチオピアの豆のコーヒーや、焼き菓子、地熱玉子もあるようだ。





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岳の湯温泉の近くのパン屋の「そらいろのたね」は美味しくてよく利用していた。ファームロードを降りたら387号沿いにハム専門店のデュッセルがあり、その隣にあったドイツパン屋「ダンケ」が近くに新しくオープンしていた。この日は自転車なので買えなかったが次回は車で来店したいものだ。





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小国のコンビニで休憩したあとは、最後の上りのそば街道で帰った。走っていない冬の時期もあって、長く感じてかなりキツかった。いつも全開で走る7kmの直線の農免道路も最後はフラフラになって失速して道の駅阿蘇へゴールした。
岳の湯温泉の湯けむりの道はいい感じで紹介できたが、こんなに走れないのかと思ったライドだった。でも私は今オフシーズンなので、太ったし遅くても気にしない。夏になれば練習を始めるのでもう少し早く走れるようになるだろう。そういう変化がないと、ツールド沖縄完走に向けて頑張れそうになれない。だから練習しない寒い冬の4ヵ月はとても大切だ。それと一昨年の暮れに10年振りに3台目になるロードバイクを買ったのもカーボンフレームの寿命もあるが自分の背中を押すためだ。






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前回も紹介したが、阿蘇満喫モニターライドに加えて、田んぼのあぜ道を繋いで走る林道や、舗装路を繋いで牧野を走ったりする未舗装路専門で募集する「阿蘇グラベルモニターライド」を4月から開催することになった。






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その背景には、冬季も自転車で楽しめるようにするためと、阿蘇カルデラをサイクルスポーツで楽しみ尽くすために、ロードバイクでは躊躇する、もしくは立ち入ることができない道を、未舗装路走行が可能なMTBやグラベルロードバイクで楽しもうという試みだ。






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阿蘇グラベルモニターライドの試走を重ねていると、私のMTBはタイヤが太いセミファットバイクといって、MTBクロスカントリーバイクのような機敏な走りを得意とする設計ではないタイプなので他の方と一緒に走ると苦労した。そこでオンロードとオフロードを走る上で私の趣味趣向に合うのは新たなMTBか、それともグラベルロードバイクか悩んだが、ロードバイク寄りのグラベルバイクだと思った。値段はロードバイクほど高価でないにしてもそれなりになるが、年間通して楽しく走れることと、新たなサイクルイベントの挑戦を考えると幸せになれる投資だと思った。





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グラベルロードバイクは、太いタイヤがついているので耐パンク性が高く、乗り心地がいいので未舗装路だけでなく、段差の多い街乗りや、通勤通学といった多くの用途にも活用できる。
また、MTBは長距離を走行することに不向きだが、グラベルロードは長距離走行も目的のひとつとしている点に違いがある。あと車に乗せる際にもMTBのようにスパースを取らないし、ロードバイクと同じような輪行もできる。ただし、オンロードだと高速巡行はロードに劣り、オフロードだとMTBほど万能ではないという中途半端なものでもある。





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グラベルロードと一口に言っても、まるでMTBのようにオフロードでの走行性能に振ったモデルから、私が選んだオンロードメインでオフロードもこなせる程度のロードバイク寄りのモデルまである。さらに、フレームやフォークに多くのダボ穴を設け、荷物を運搬するためのキャリアやバッグの取り付けを容易にしたアドベンチャー色の強いツーリングバイクに近いモデルもある。




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阿蘇グラベルモニターライド案内するのは、私以外の牧野ガイドもメインガイドとして得意分野を活かして登場してもらう。フランス菓子教室を主宰し、NHK BS1の「チャリダー」にもパティシエ・ライダーとして出演された清田あづささんは、ライドの途中にフルーツやトウモロコシなどの収穫を取り入れ、ランチは収穫した素材でお菓子や料理を作って食べるサイクリングイベントを開催されている。





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「サイクルピットぐるり」オーナーの山内健正さんは、新潟県にあるマウンテンバイクの専門学校で専門技術を学び、卒業後はMTBプロのライダーとして活躍された。競技の世界で培った経験は、上級者から初級者、それに子供さんのMTBスクールも専用のオフロードコースで開催されているので幅広い層を対象とした案内ができる。






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阿蘇グラベルモニターライドの試走もだが、グラベルコースのRide with GPSでの地図化は、田んぼのあぜ道などは地図上になかったりするので大変だが、ここはミユキさんの得意分野なのでお任せしている。





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自転車のトラブルについては井上君のサポートに頼っている。






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今回のトライも阿蘇満喫モニターライドと同じく道の駅阿蘇なので、ライドでいつも最後尾から支えてもらっている駅長の下城さんより後方支援をしてもらう。





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私が考えるグラベルライドは、急がず、ゆっくりと、変化に富んだ幾つもの道をシームレスに繋いで、通行不能なところは自転車を抱えながら楽しみたいと思っている。廃道の道なき道の先には歴史に消えた阿蘇の風景があるかも知れない。そんな探検気分で阿蘇グラベルモニターライドを開催したいと思っている。






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  1. 2024/01/28(日) 11:26:42|
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阿蘇三社巡りと阿蘇グラベルライドのお知らせ

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今年最初の阿蘇満喫ライドを令和6年1月7日に開催した。
2016年の熊本地震で倒壊した阿蘇神社の楼門が昨年暮れに復旧したので、年の初めのライドの最初は安全祈願に訪ねようと思っていた。その流れであと2か所の神社に行こうと「阿蘇三社巡りライド」という内容にした。二社はサイクリングコースを取れる位置にある南阿蘇村中松の阿蘇白水龍神權現(白蛇神社)と阿蘇市赤水の赤水蛇石神社を選んだ。サイクリストは快適な走行のために自転車やウェア類のアップデートもあるので、二社とも白蛇が祀られており金運のご利益も授かろうと思ったのがその理由だ。

阿蘇神社の楼門は1850年に建てられ、5階建ビルに相当する18mもあり細やかな造りと共に、どこから見ても人々を感嘆させるものがある。阿蘇神社の創立は、紀元前282年と伝えられ約2300年もの歴史があり、楼門は全国に約500社ある阿蘇神社の総本社を一層と際立たせ凛とした空気感を醸し出している。






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正月三ヶ日を過ぎた日曜だが楼門の先の拝殿には参拝者の長蛇の列が続いていた。私たちも行列に並び静かに拝礼し柏手を打った。





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阿蘇神社の次は車の少ない坂梨方面を経由して箱石峠を上る予定だったが、参加者に東京と千葉の方がいらしたのでツールド九州のコースを通って箱石峠に向かった。2人とも福岡から参加された方の友人になり3人で南阿蘇に宿を取られており、スケジュールが合ったので急きょ来られたようだ。それと先日参加したサイクリングと鉄道旅が楽しめる「おれんじシーサイドライド」で一緒に走ったお2人も初参加されていた。

「九州はこんなに寒いのか」と思われたに違いないが、この日の阿蘇の最高気温は5度の予報だった。これはJR内牧駅近くにある標高487mにあるアメダス阿蘇乙姫観測所を想定したもの。したがってこの日行く箱石峠の上にある町古閑牧野展望所は標高888m、100mで大まか0.6度下がるので2.6度。加えて風速1~10m/sくらいまでがほぼ「体感気温が1度下がる領域」なので阿蘇を走る際に注意が必要だ。
特に首回り、指先、足先が冷えるのでここはしっかりした防寒が必要。そうなると写真を撮ろうにも厳冬期用グローブを外すのが面倒になり極端に少なくなる。よって今回も集合写真のみになった。






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標高888mの町古閑牧野展望所に到着。
風速は立つのがやっとの強風。太って見えるのはウィンドブレーカーが風で膨らんでいるから。体感温度はもちろん氷点下。冷凍庫みたいなので長居はできないが、それでもひとりなら嫌だが、みんなと一緒だとこんな寒さも笑いになる。

ここから高森までの265号のダウンヒルが厳しい。ジッパーは首まで締めてありったけのものを身に着けてスタートする。途中、下りなのに押し戻されるような強烈な向かい風で横風にも煽られたのでゆっくり下りた。ツールド九州のコースとなる農免道路から粉雪が散らつき始め寒さで手が痺れてきた。






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昼食は予定していたところを変更して囲炉裏で暖を取れる高森田楽村に行った。以前台湾のグループを雨の日に案内して、上色見熊野座神社近くの高森田楽保存会に行った際に、囲炉裏の炭火で体の芯から暖かくなった。それを思い出したので急きょ一番近い田楽屋を選んだ。






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私たちは単品の高菜ご飯や団子汁、地鶏定食を注文し、東京や千葉の方は田楽定食にされていたようだ。窓の外を眺めると吹雪いてきてここに来て良かった思う反面、田楽料理屋は人数が多い飛び込みでも対応できて便利ではあるが時間がそれなりに掛かる。

食事が終わって案内する私たちも初めての南阿蘇村中松の阿蘇白水龍神權現(白蛇神社)を訪ねた。場所は325号沿いの一心行公園の降り道にあり、何度か通ったが気付かなかった。広めの駐車場は満車で多くの参拝者が来られていた。大きな石があってそれに両手を当ててパワーを授かるような人もいた。白蛇がいるところは行列で見るのは諦めた。道沿いには「宝くじ当選」の幟が並んでいた。





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白蛇神社を出てから325号、149号を通り赤水蛇石神社の手前にあり、サイクリングの途中によく休憩で立ち寄るテークアウト専門店「イタリアッソ」に行ってみた。ご主人は仕込みをされていたが、この日は定休日だったので挨拶だけで終わった。私の家で年始用の料理をこの店に頼んだのでついでに紹介しよう。





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昨年、クリスマスと年始用にとても好評だったので今年も1月2日の年始用でお願いした。大人8名と子供3名でサンドとオードブルが各2つで18000円はお得で元旦の和食から一変して大人も子供も美味しいと口を揃えていた。






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年始オードブルはこれが2つ






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サンドはこちらと





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こちら
既製品は一切なし、揚げ物も美味しくて、子供も大喜びで残すような料理はないところがイタリアッソのいいところだ。道の駅阿蘇にも単品で出されているので一度是非試されたらどうだろう。






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最後に阿蘇市赤水の赤水蛇石神社を訪ねた。







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参拝者はチラホラという感じでこちらの白蛇は見ることができた。普通、今の時期の蛇は冬眠だと思うが、こちらは21度のエアコンの部屋で元気そうにしていた。





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赤水蛇石神社から57号を渡り、7.6kmの農免道路の追い風直線の道(⑫の赤い区間)をいつものように全開で走り道の駅阿蘇へゴールした。
スタート10時31分、ゴール16時、タイム5時間31分、実走3時間13分、距離66km、獲得標高967m、平均気温5℃、最高11℃、最低0℃。
「この時期阿蘇を走るなんて」と、思うのが普通かも知れない。でも終わってみると、みなさん笑顔で明らかに「走って良かった」という満足感の表情だった。一人で走ろうという気にはなれないが、みんなと一緒だったらこうなるものだ。何事もやってみないと分からない。耐えられないようだったら引き返せばいい。次回も寒そうだが楽しんでくる。終わったら罪深いジャンクフードで乾杯だ。






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ここでお知らせだが道の駅阿蘇より、毎月2回開催の阿蘇満喫ライドに加えて、オフロード専門で募集するモニターライドを計画している。参加者は自分の自転車、もしくは道の駅阿蘇のE-MTB(有償)をレンタルする形で、グラベルロードまたはマウンテンバイクを推奨し、慣れている人はロードでも可だが、故障等は自己責任で修復できる人に限るという感じでまずは毎月1回実施の予定だ。






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コースは阿蘇に碁盤の目のような直線の田んぼのあぜ道を繋いで、豊後街道の古道や石畳、林道、そしてガイド同行中のみ立ち入れる牧野を案内するので牧野保全料のみ有償になる。





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案内するのは阿蘇満喫ライドと異なり、他のガイドもメインガイドとして得意分野を活かし登場してもらう。早速、コースの調査を行い、4月より「阿蘇グラベルモニターライド」として開催する予定だ。






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ロードバイクでは躊躇するようなフィールドも、MTBやクラベルバイクがあれば非日常体験ができる。






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ニッポンのじてんしゃ旅 Vol07 「阿蘇サイクリングガイド」(八重洲出版)に阿蘇グラベルライドについて紹介されている。





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世界最大級のカルデラを楽しみ尽くすために、今年の春から阿蘇満喫ライドはオンロードとグラベルの2本立てになる。阿蘇のグラベルついて私たちは点としての経験はあるが、線でつないで走るのは初めてなので試走してコースを検討している。「阿蘇グラベルモニターライド」開催に合わせて、距離や難易度別のコースを地図化して公に走れるようにもする予定だ。





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  1. 2024/01/23(火) 14:59:27|
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MERIDA BIG TRAIL 600

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グラベルバイクに買い替えることにしたので今持っているメリダを処分します。
雪山をMTBで走ったら一発で気に入り、スノーライドの目的で内牧温泉のナオズベースさんから2018年に購入しました。それから今まで、ロードバイクがほとんどだったので、冬季の牧野を少し走った以外は林間コースが数回、泥だらけになったことは一度もありません。保管は自宅の倉庫にビニール掛けていましたのでかなり綺麗だと思います。





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私の身長が167cm、ともて乗りやすく、MTBエントリーユーザーでも楽しめると思います。それに幅広タイヤと綺麗な色というルックスなので街乗りでもいい感じだと思います。自転車はミルクロード沿いにあるGINRINさんに置いていますのでお気軽に見に来てください。

MERIDA BIG TRAIL 600 
フロントシングルのSHIMANO SLX ドライブトレイン
ドロッパーシートポスト
タイヤ2.8インチ
販売価格 120,000円

詳しくはこちらを参考にしてください。

ギンリンさんのHPはこちら


購入した時のブログはこちら






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  1. 2024/01/17(水) 18:24:51|
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新年の有明のり研究所

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6年連続日本一価格で落札された河内漁協のブランド海苔「塩屋一番特等」が、過去最高値となる板海苔一枚1000円を発売した。となると行かないわけにいかない。ということで昨年「みかん山と有明海RIDE」でお世話になった河内港の前にある有明のり研究所を再訪問した。






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12月30日熊日新聞より






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それがこれだ。
製造した海苔ソムリエYUMIKOさんこと、有明のり研究所代表の嶋田由美子の代々続く海苔生産者に生まれ加工から販売まで一貫して取り組む熱意を感じる商品は「史上最高」の肩書となった。





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分厚く、香り、甘味、後味が素晴らしい。





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食べ比べもたっぷりさせていただいた。





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親戚の土産と自宅用を買って、嬉しい年の初めの買い物となった。





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店の前の嶋田さんの船では若い人たちが忙しく仕事をされていた。





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帰りに金峰山の麓にある横道ラーメンで初外食。

嶋田さんから「みかん山と有明海RIDE」で参加された方が2組来店されたとお聞きした。話を聞くとあの方とあの方で、福岡のあの方はお客さんまで連れて来られ、みかん狩りもされてたいへん満足されたという。
あと、海苔を追求する嶋田に友人が八女のお茶体験の取り組みが勉強になると誘われたそうだ。





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そう、星野村の木屋芳友園さんだ。木屋さんのティステングルームに併設されたカフェのような茶房星水庵で、一晩冷やして抽出した玉露をペリエで割って、リーデルのシャンパングラスで頂く奇跡の一杯から始まり、朝露のような玉露の一滴を肥前吉田焼の224の茶器で堪能するジョエル=ロブションが生前最後に認めた食材「八女伝統本玉露」の体験だ。

お茶に海苔、木屋さんと嶋田さんの日本の伝統食材に秘めた美味しさを追求する姿は同じように映る。木屋さんは品評会で優勝が定位置になったのにロマネコンティのようにならないのはなぜか、頂点を目指そうとジョエル・ロブションの店でメニュ化を提案、フランス料理とのペアリングに採用され海外進出が始まった。海苔もきっと誇りを取り戻せると思う。






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  1. 2024/01/06(土) 13:45:26|
  2. こだわりの逸品
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阿蘇満喫ライド2024年1月のご案内

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あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

わたくし事と1月の阿蘇満喫ライドのご案内です。
2024年も「ツール・ド・おきなわ」市民100km完走を目指します。
この大会の100kmのカテゴリーは私の体力にちょうど良く、レースでありながら危険度が少なく、1泊2日で参加することも可能です。このことから2013年、55歳の時から市民100kmを完走することを年間目標に連続9回(コロナ禍で2回中止)参加しています。

その理由は、「沖縄完走」という年間目標を持つと自転車の楽しいところがよく見えてくるからです。それは自転車に乗るメリハリであり、走りたくないときは無理に走らないとか、走らないことの焦りもなくなりました。11月の大会のあとは3月までゆっくりして、4月からゆるーく乗り始めて、9月から頑張るというパターンが定番になっています。ちなみにローラーは楽しくないので一切やりません。自転車に乗ると日常生活でのストレスの軽減や、健康管理にも繋がりますし、仕事以外の友人が出来ることも魅力です。

2019年から毎月2回開催している阿蘇サイクリングの魅力を伝える阿蘇満喫ライドは、大まか中級者の方を対象に冬季以外は80~100キロと私がお勧めしたい沖縄完走も目指せるライドだと思って開催しています。







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沖縄は11月なのに30度近くなり、1年間の集大成のレースのあとは半袖にレーパンでゆったり走る2回目の真夏のサイクリングも魅力です。





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2023ツール・ド・おきなわレポート






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2024(令和6)年 最初の阿蘇満喫ライド「阿蘇三社巡りライド」の案内です。
熊本地震で被災した楼門が7年8カ月ぶりに復旧した阿蘇神社を最初に訪ねます。次に箱石峠越えて南阿蘇村中松の阿蘇白水龍神權現(白蛇神社)、三つ目に阿蘇市赤水の赤水蛇石神社の三社です。サイクリストとして健康祈願と交通安全、そして白蛇神社、蛇石神社とも白蛇が祀られていますので金運のご利益も授かりたいと思います。

コースはこちら

走行距離 65km
獲得標高 950m

日 時 :令和6年1月7日(日)
集合場所:道の駅阿蘇情報・トイレ棟前サドルラック
集合時間:10時
終了時間:15時30分予定





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2回目は「湯けむりの道ライド」です。阿蘇・小国の涌蓋山の麓、岳の湯温泉一帯は、いたるところで音を立てて地下から蒸気が噴き出し近くを通ると熱さを感じるほどです。そこには湯けむりで見え隠れする真っ白な集落がありその中を走るライドになります。

コースはこちら

走行距離 80km
獲得標高 1795m


日 時:令和6年1月14日(日)
集合場所:道の駅阿蘇情報・トイレ棟前サドルラック
集合時間:10時
終了時間:16時00分予定

エントリーはこちら

※募集は各20名、2つのコースとも迂回路・ショートカットはありません。




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  1. 2024/01/01(月) 11:06:21|
  2. ロードバイク
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貸切列車で行く延岡サイクリングツアー

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「特別貸切列車で行く!延岡サイクリングツアー」に参加してきた。
1泊2日のこのツアーは、大分駅から特別貸切列車(キハ200系)に自転車は輪行袋でなくそのままで乗車して、秘境駅に停車したりしながら延岡駅までの往復の鉄道旅が楽しめる。延岡駅に着くとNPO法人ひむか感動体験ワールド所属の名物ガイドで、道の駅阿蘇の牧野ガイドの講習会でもお世話になっているミッチーこと三井寿展さん案内によるサポートカー付きサイクリングと延岡のグルメを堪能するツアーだ。





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2週間前に開催された八代海沿線のサイクリングと鉄道旅が楽しめる「おれんじシーサイドライド」に続く自転車+鉄道のハイブリッドイベントになるが、本来は「特別貸切列車で行く!延岡三蔵巡りとグルメ堪能ツアー」として50名限定で募集されたものを5名のみサイクルトレインの実証を兼ねて募集したサイクリングツアーになる。主催は一般社団法人延岡観光協会、協力は宮崎県観光協会と、延岡市と佐伯市が「食」と「連携」をキーワードとして新たな経済・文化圏の形成を目指す東九州バスク化構想延岡推進協議会となる。





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宿泊費、食事4回(朝食1回・昼食2回、夕食1回)、JR往復運賃(大分~延岡)、保険料、サポートカー付き2日間のサイクリングツアーを合わせて10,000円という破格値。しかし、暮れの2日間ということもあってか4名の参加者だったがメンバーは気心知れた自転車仲間だった。大分駅構内に受付があり延岡三蔵巡りとグルメ堪能ツアー参加のみなさんは年配の方が多く、私たちは一番最後から「輪行袋に入れてください」と言われはしないかと思いながら自転車の押し歩きで改札口に向かった。






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すでに新鮮な体験、ワクワク感が半端ない。






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エレベーターは狭かったのでエスカレーターで2階へ上がる。自転車抱えてだが何の問題もない。





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貸切列車は2両編成で鉄道旅は団体客に混じってということになる。受付をされていた延岡観光協会のお2人が団体ツアーをお世話する添乗員を兼ねられる。最後に乗車した私たちの席は列車後方の席を確保してもらっていた。






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自転車3台は車両の後ろに重ねて、1台は通路に置くよう指示された。
さて、これから鉄道旅が始まる。大分駅7時43分発、延岡駅10時23分着、それぞれ用意した朝食を食べながらやや年季の入ったキハ200系はゆっくりホームを出ていった。





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列車の通過待ちで8分間停車する佐伯駅に着くと、ホームには自転車仲間の佐伯の浜田さんと川部さんの姿が・・・





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お土産を持って来られていた!





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このサプライズにはびっくりした。
車内で写真を撮ろうとなり、
運転士さんもと言ったら後ろでしっかりポーズを決めてくれた。
JRの方の接客は通常と違い貸切列車の場合の大らかで驚いた。





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朝が早かったのでウトウトしていたら、貸切列車ならでの魅力と言われる秘境駅の宗太郎駅(そうたろうえき)に停車した。ここは大分と宮崎の県境にあり山間部深くに位置し、小さな集落の最上部にあることから、鉄道ファンの間では有名な秘境駅の一つに数えられているらしい。特に延岡方面へ向かう下り列車は、朝6時54分発の1本のみなので“始発が終電” になってしまうと年配の方が自慢げに説明された。





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みなさんは降りたらすぐに我先にという感じで駅名標や3本だけ表示された時刻表のところに行って写真を撮られていた。私たちは自転車を降ろして雰囲気の良さそうなところで写真を撮った。屋根が張り出した小さな待合所には、「あわてるな、列車はそのうちやってくる」などユニークなメッセージが書かれた石が並んでいた。長年にわたりたくさんの書き込みがある駅舎ノートもあって、年配の女性は何やら書かれて、それを写真に撮られていた。山深いひっそりとした無人駅が4分間の停車中だけ賑やかなになった。ここで参加された方は鉄道ファンが多いことを知った。





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10時23分、延岡駅に到着。
自転車の押し歩きで改札を出た。目の前には2日間ガイドをしてもらう三井さんとサポートカー担当の金子さんが笑顔で迎えてくれた。短い挨拶のあと歓迎セレモニーが行われる場所へ話をしながら案内してもらった。

延岡駅は東西に長くなって、スターバックス、蔦屋書店、コンビニ、待合室、キッズスペースなど複合施設のようになっていた。また、イベントなのかテントブースがあり食材や雑貨など販売する人たちで活気があった。駅の南側で歓迎セレモニーがあるとのことで一旦2階に上がり長い通路押し歩きしていると太鼓の演奏が聞こえてきた。





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延岡市長さんの挨拶のあと「延岡三蔵巡りとグルメ堪能ツアー」のみなさんは2台のバスで2日間の延岡観光へ、私たちは地元紙の取材のあと快晴無風で暖かい絶好の延岡サイクリングをスタートした。






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最初に向かったのは昼食場所の元祖チキン南蛮の店「直ちゃん」。
チキン南蛮は延岡が発祥の地、延岡の洋食店にいた2名の料理人によって生まれたといわれている。そのひとりが直ちゃんの創業者であることから「元祖」となっている。よって超人気店で長い行列となるところ、サポートカーの金子さんが早々に並んでいただき2番目に入店することができた。






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このようにサイクルツアーの内容は、延岡は料理の美味しい店が多く、三井さんが事前に提案されていた人気店と蔵元を訪ねながらの楽しいポタリングになる。





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湯気を立ててチキン南蛮定食が運ばれてきた。この店はソースらしきものがないが器の下には汁のようなものが見える。それに揚げたチキンはパン粉のような衣がある。チキン南蛮を生んだもう一人の料理人の元祖の店「おぐら」ではタルタルソースが掛けられているそうだ。





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爽やかな淡いタレが美味しい。普通の南蛮酢というより柑橘系の香りも感じられる。それと衣がタレをくぐらせたからか糸状みたいでパン粉らしくない。そこで思い浮かんだのが、チキンに薄い湯葉を巻いて揚げたという食感だった。南蛮酢の旨味がしみ込んでやや大盛りのご飯がすすむ。テーブルにはマスタードと柚子胡椒の小袋があったので最後はそれぞれ試してみたが確かに合う。2つある元祖チキン南蛮の店の「直ちゃん」は肉と衣とタレが混然一体となって絶妙な美味しさだった。





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ランチの後は旭化成の巨大な工場群の横を通りながら三井さんの説明を聞いた。途中、食事したばかりだが味噌ラーメンが絶品の「麺やふじ福」、地鶏が美味しい「矢野若とり専門店」も次回の参考に案内してもらった。お結びと米粉シフォンケーキの「梛(なぎ)」でシフォンケーキを買ってサポートカーで預かってもらい、河川敷のコースや路地裏の道を走りながら佐藤焼酎製造場へ見学に行った。





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「輝く焼酎」を追い求めて地元の農作物と、大崩山や行縢山(むかばきやま)を上流に持つ祝子川(ほうりがわ)の深層水にこだわった佐藤焼酎製造場は明治38年(1905年)創業。この日は休日だが三井さんのリクエストで担当の方がいらして説明をお聞きした。





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淡麗かつ旨口という高品質な本格焼酎を追求して生まれたのが、輝く水面の光の繚乱がコンセプトの銀の水。こちらが気になったが、サイクリング中なので試飲ができないのが残念だった。





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佐藤焼酎製造場に併設されたバルコニーから祝子川とその先が行縢山。ここから山を越えて延岡城・内藤記念博物館へ行った。






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延岡の歴史や文化に関する資料が展示されている延岡城・内藤記念博物館は令和4年9月に開館した博物館。建っているのは、歴代城主の居館が置かれた延岡城・西之丸跡地で延岡に城があったとは今回初めて知った。入館無料で延岡を石器時代から居心地良くに学ぶことができてここはお勧めのところだ。





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続いて訪ねたのが千徳酒造、サポートカーがあるのでこちらでも買うことができた。






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これはさすがに眺めるだけ、





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これは珍しいと今夜の試飲用に三井さんが買われて、社長さんみずから瓶詰めしてもらったのは、ブドウを部分乾燥させた稀少なイタリア赤ワイン、アマローネの樽に、3年間瓶で冷蔵貯蔵させた純米原酒をアマローネの樽で熟成させた18度の日本酒、「純米熟成酒2019アマローネ2022。お値段1.8ℓは12000円、三井さんが購入された300mℓでも2150円となかなか高価な酒だ。瓶詰めされていると、甘いフルーツの香りがふわっと漂ってきた。





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最後はシルバーのトレーラーが店舗のサンモンカフェのカフェメニュで一息入れて、





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宿泊地のエンシティホテル延岡にゴール、部屋は全員シングルで快適だった。
団体の方もこのホテルでバスツアーでも千徳酒造と延岡城・内藤記念館は行かれ、夕食は東九州バスク化構想延岡推進協議会加盟の6店舗に分散されるそうだ。





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今回の三井さん厳選の店は勇魚(いせな)。過去3回延岡ナイトに案内してもらっているがここが一番取りにくい完全予約制の店だそうだ。なかでもカウンター席は顧客のみになっている。こういうと気難しいご主人かと思いきや、単に恥ずかしくて緊張するからということだった。





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この日蔵元巡りで仕入れた酒や頂いた酒を試飲程度持ち込ませていただき残りはご主人にと三井さんが話されていた。





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SNSに出るのは苦手とおっしゃったが、この品だけはいいと言われたので紹介しよう。
料理はおまかせの和食のコースになり、最後に出された「だし巻卵と釜揚げシラスご飯」。





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だし巻卵と釜揚げシラスをご飯に混ぜて出される。
味付けはシラスの塩気とだし巻の旨味だけだが、だし巻卵の優雅で懐かしいを伴う美味しさと、上等な釜揚げシラスの柔らかな磯の香りが口いっぱいに広がり、思わずハフハフとかき込んで食べたくなる極上の逸品だった。





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締めの締めは、生卵をいれてゴマ油を一振りの雑炊風に味変。照りが出た卵の色彩の美しさと、上等な胡麻の香りには仰天、釜揚げシラスとご飯はだし巻卵の旨味で膨らみ混然一体と花開いたようだった。おそらく卵もこだわりのものだったのだろう。





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卵の持つ底力を知った。勇魚の余韻がいい感じで続いた。
ほろ酔いの私たちは店を出ると延岡ナイト必須のHidejiビールに立ち寄り宿に帰った。





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翌朝も天気良し。
朝飯はじゃらんや楽天の評価の高さの通り満足できるものだった。






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2日目は9時にホテルをチェックアウトしてサイクリングをスタートした。帰りの貸切列車の時刻が延岡駅14時14分なのでサイクリングは午前中までで、昼食後は駅までゆっくり走ってというのが2日目の予定だ。

まずは行縢山(むかばきやま)の麓にあるひでじビール醸造所まで少し上りコースを楽しんだ。行縢山がだんだんと近くに見えてくると岩肌が剥き出しの山容は独特だ。西側にある標高829.9mの雄岳と東側にある標高809mの雌岳からなり、その間には水の多い時には滝も流れると三井さんが走りながら説明してくれた。





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ひでじビール醸造所到着、すでに一緒のツアーの団体さんが来られてレジの前は長い長い行列ができていた。





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道の駅阿蘇の「ASO CYCLE BEER」もここで造られている。






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右から2番目ひでじビール社長。工場に併設してキャンプ場とMTBコースを作りたいと三井さんに相談されていた。来春は「ひでじビール&BBQ付きMTBライド」が実現するかも知れない。






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ここでもたくさん買った。






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山を下って次に向かったのは、こちらも人気店のそば乃井さんでランチ。
三井さんをサポートしている台湾の自転車メーカーのメリダから、プロロードチーム仕様と同じCF5カーボンフレーム、SCULTURA 9000ミッチースペシャルモデルが前後輪付いた完成車のまま巨大な箱で届いたそうだ。この日はイブだったので、最高のクリスマスプレゼントになったと感激されていた。






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こちらは30分ほど待っての入店だった。





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下りで冷えた身体に出汁の効いた蕎麦は最高に美味しかった。





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旭化成の工場の煙突が見えると街中が近い。





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最後にパワースポットでもある春日神社に参り、老舗和菓子屋おがわ饅頭でまたもや買い物をして延岡駅にゴールした。





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延岡駅では少し慣れた押し歩きで改札口を通った。





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行きと同じ席が用意されていたので今度は先頭車両の一番前だった。






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列車が動き出すとホームの先に三井さんと金子さん、それに延岡観光協会の岩本さんが手を振っている姿が見えた。「三井さんだ!」と知らせると、3人も窓際にいった。見送りする姿がだんだんと近づき、真正面になり通り過ぎていく。





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私たちも手を振った。
列車の別れは寂しく、もの悲しい。だから記憶に残る。





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16時49分大分駅到着、構内移動も慣れたものだ。
リュックは土産でパンパンに膨れた。






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今回、特別に利用させてもらったサイクルトレインは、袋等に入れて運ぶ輪行と異なり、自転車を分解せずにそのまま鉄道車両に乗せることができるサービスであり、沿線住民の足として日常的に使用されている路線もあるが、基本的には観光やサイクリング目的での利用を促進するためのものである。九州では、西鉄天神大牟田線、松浦鉄道、熊本電鉄、肥薩おれんじ鉄道が条件を満たせばサイクルトレインとして利用することができる。

自転車を袋に入れて運ぶ輪行の場合、分解や袋への収納、組み立て、それに肩に担いでの移動は初心者や女性の方のハードルになる。今回のように自転車をそのまま列車に乗せて、改札を出たらすぐにサイクリングがスタートするサイクルトレインの手軽さは、先日利用した肥薩おれんじ鉄道で身に沁みたが、自転車の歴史が古い欧米では輪行やサイクルトレインという言葉もなくごく普通のことである。





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三井さんによると、大分から日向までをサイクリングで盛り上げようと日豊海岸サイクルツーリズム推進協議会が設立されたそうで、大分、臼杵、津久見、佐伯、延岡、門川、日向の各市町長や関係者が集まった会合で三井さんとスパークル大分の黒枝監督がアドバイザーとして招かれたそうだ。日南海岸サイクルツーリズム協会がすでに設立されているので、日豊本線を利用することにより大分県と宮崎県を結ぶ縦長の地域が一体になればと思う。





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  1. 2023/12/30(土) 11:44:07|
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自己紹介
2019年6月1日より道の駅阿蘇サイクルアドバイザーに就任しました。
菊池温泉と2012年から阿蘇内牧温泉で旅館業の傍ら、2007年からロードバイクとブログを同時に始めて多くの自転車乗りの方と接することができました。この経験を生かし阿蘇で楽しむサイクルスポーツの魅力を発信しています。

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