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コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

Trip Tips in ASO Big Sky

Velobiciの新作Velvet

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英国製のサイクルウェアvelobiciの新作Velvet(ヴェルヴェット)シリーズが届いた。サーマルロングスリーブ、サーマルビブショーツ、サーマルベースレイヤー、ジップサーマルレッグウォーマーのセットだ。いずれもストレッチ性のあるvelobiciの高級素材で、防寒性でありながら汗冷え解消の速乾性を兼ね、ソフトなシルクのような着心地と鎧のような耐久性、抗菌防臭性に優れる“Made in England”の精神を体現できるクラシカルかつシンプルなデザインとなっている。

サイクルスポーツは長時間陽に照らされ続けるが、いずれも紫外線UVA/UVBカット機能を持ち、全身を防護して安心して楽しむことが出来る。個人的に極めて優秀だと思うことが、内側のタグや洗濯表示など余計なものは完全に排除されていること。特にビブは縫わずに生地を圧着させ、パッドには最新の抗菌布で覆われ、着心地を最優先に走ることに集中できそうだ。お値段はそれなりだが、生涯もののライディングジャージと考えれば、体の健康と魂の健康という広義のサイクルライフの1ピースになるのかもしれない。

Roadside station 道の駅 ASO;Cycle Trip Advisor
Trip Tips in ASO Big Sky (Blog)
velobici Ambassador
Koichi Nakao



FLUCTUAT NEC MERGITUR 
 --- 漂えど沈まず ---


  1. 2019/11/01(金) 09:37:43|
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大観峰の日の出、火山として眺める阿蘇山、そして復興の力

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10月2回目のモニターライドは、前回と同じく大観峰で日の出を見て、ミルクロードを駆け抜ける朝5時からの早朝ライド50キロと、朝食のあとは西風で降灰がなさそうだったので参加者の了解を得て阿蘇山火口近くまで行き、帰りは熊本地震で崩落し、2020年度完成の阿蘇大橋架替工事の現場を見に行った。

大観峰で繰り広げられる日の出の光景は、外輪山と眼下に広がる阿蘇平野、そして正面に立ち並ぶ阿蘇五岳を背景に、地形的な現象による雲海や朝霧が加わり、幻想的かつ豪華絢爛な美しさになる。真逆に、噴煙を吐き続ける阿蘇火口に近づくと、火山としての眺めがそこにあり、爆発の連続が噴煙であり、迫ってきそうな恐怖に思わず後退りしてしまう。地震によって地面が暴れ、崩壊した山、道、そして橋を、再建する人の力。いずれも目の前で見ると圧倒される今の阿蘇がそこにある。






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朝5時、道の駅阿蘇のサイクルラック前に集まったのは、福岡のイワナガ君と北海道から久留米に赴任中のイシマル君、それにわたしの隣町のシミズ君の3名。案内するのはわたしと井上夫妻、大観峰で合流する下城さんの6名のライドとなった。コース案内のあと街灯の無い真っ暗な国道212号を、VOLT400と800を最後尾から照らし大観峰を目指してスタートした。

気温は13度、ウェアーは厚手の半袖とビブにサーマルウォーマーを合わせ、やや厚手のウィンドブレーカー、大観峰での日の出鑑賞用にボトルゲージにダウンジャケットを入れ防寒対策をした。内牧まで緩やかな下りが続き、はな阿蘇美を過ぎると上りが始まる。身体が温まるとウィンドブレーカーのジッパーを開け、中腹からはジャージのジッパーも全開にした。汗をかくと外輪山で凍りつくあの寒さの苦痛は絶対避けたい。





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5時50分に予定より早く大観峰に着いた。
やはり人が多い。車とバイクでゴチャゴチャしているが静かだ。迷惑にならないようすぐにライトを消す。




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まだ真っ暗だが目が慣れてくると眼下に街の灯りが見えてくる。前回ほどではないが冷たい風が吹いている。





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気温は8度、ボトルゲージに入れていたダウンをすぐに羽織る。






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東の空が明るくなってきた。阿蘇山には薄らと雲海も。





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黒い東の空が紺色になった。オレンジの光が射すと山が輪郭を現わし、瞬きするたびに雲は曙色に染まる。幻想的な日の出が目の前で始まりだした。





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阿蘇山と阿蘇平野にも色が射した。





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白い噴煙は東に流れている。





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外輪山も姿を現し日の出セットが出揃ったが雲が多く雲海薄い。東にある城山展望所付近には濃い雲海が出ていそうだ。移動も考えたが、留まった。





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クライマックスに近づくと雲に覆われてきた。輝きが増すはずの日の出がここでフェードアウト、陽は消えた。





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大観峰の日の出は終わり移動開始。二重の峠まで早朝のミルクロードを駆け抜けよう。防寒さえしていれば明るくなる風景に浮かび上がる阿蘇山を見て走るのは実に気持ちがいい。

ここでお知らせだが、大観峰の隣にある扇谷展望所跡は麓の地区名で立入禁止の看板が数日前から設置されている。北山展望所は営業時間外立入禁止と確認した。よって北外輪山から終日展望できるスポットは東側から城山展望所、小嵐山、大観峰、スカイライン展望所、かぶと岩展望所(トイレ・自販機あり)、そして二重の峠展望所になる。

北山展望所の交差点を左折し、かぶと岩展望所でトイレ休憩する。走る前に装備を点検し長いダウンヒルに備える。大きなアンテナがある鞍岳無線中継所を過ぎると視界がいいダウンヒルが始まる。ススキの先の雄大な景色を見ながら豪快な下りが続く。急カーブになったら同じような下りのカーブが連続するので減速しなければ危険だ。





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県道23号との交差点を左折すると二重の峠となりこれを下って阿蘇平野に降りる。
この道は熊本震災で国道57号が崩壊した後の国道の迂回路となって交通量が多く、大型貨物車両も頻繁に通るため日中の上りはやめたがいい。3.2キロの急な坂を、道路幅いっぱいで上る大型車両は、対向車も多く自転車を追い越すことはできず、渋滞の原因となる。





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二重の峠を下り二重峠トンネル工事の現場に行ってみた。
震災で通れなくなった国道57号の新たなルートとして、大津から新たな道を作り、二重の峠を貫通する工事が震災の翌年の2017年6月から北側ルートの工事と合わせて24時間体制で行われ2020年度に完成する。阿蘇大橋の架け替え工事と合わせて阿蘇における大規模な震災復興工事である。





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国道57号には陸橋で繋がるようだ。
ジオ・ライドの見学箇所の阿蘇西小学校前の農道の陥没は、何事もなかったかのように舗装され、なだらかな道になっていた。ただ、側溝はそこだけ急勾配になったままで断層による陥没を残していた。小学校は新しく新築されていた。農免道路の凸凹や砂利のグラベルもなく、簡易の鉄塔も、露出された水道管も跡形もなく震災の痕跡は消えていた。そのようなことを説明しながら走り、道の駅阿蘇のサイクル専用駐車場に着くと防寒具を車に入れ身軽になって朝食を食べにあそら食堂に行った。





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6時から食べられる朝定食は4つあり、いつもは和食か米粉パンのトーストだがチキンスパイスカレーを食べてみた。さらっとしていてもたれず、50キロ走ってきた空腹感を満たせ、今から50キロ走るにもちょうど良かった。

風向きは西、予定通り坊中線で阿蘇火口へ向かった。杉林を抜けると車が通るたびに降った灰が舞い上がるかと多少覚悟はしていたが、バスや工事用のトラックが通ると少し口の中がジャリッとするだけで目や喉に影響は全くなかった。





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放牧の牛に草原の草だけでは摂れない塩分などを飼料に混ぜて食べさせてきた農家の方がいた。「ドーイ、ドォーイ」と叫ぶと、どこからともなく牛が現れて、喜びの雄叫びあげるかのように「ブォーッ」と吠えながら集まってきた。下城さんが親しく話され道の駅阿蘇近くの焼肉の「小次郎渕」のご主人だった。ここで放牧し育てた牛を店で使っているとのことだった。参加された方から牛を間近に見ながら放牧についていろんな質問をされた。強い阿蘇の方言で面白可笑しく答えられたが、このような地元の方との会話こそが無防備だからこそ近寄れるサイクリングのいい点ではないだろうか。

あまり長く止まると冷えるのでお礼を言って早々に出発する。赤水線の分岐を過ぎると勾配がキツくなりカーブが連続する。ここから平均斜度7%を2.6キロ上ると草千里展望所、そして5.5キロ先が目指す阿蘇山に再接近する阿蘇山西駅となる。





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阿蘇山西駅到着。
遠くからだと噴煙は煙突の煙のように吹き出すように見えるが、近くからだと火口の中で爆発が起こり、噴煙が空に勢いよく立ち昇り、それが連続して起こっているのがよく判る。そして、こちらにも爆風や噴煙が来そうな気がして後退りしそうだった。これこそが火山として眺める阿蘇であり、単なる山の景色ではないことが参加された方もあらためて解ったことだろう。





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坊中線を下り、赤水線、栃木線、149号で阿蘇大橋の崩壊現場を久し振りに訪ねた。
震災で325号への道が閉ざされた中、河陽地区を抜けると阿蘇大橋に行くことができた。その角にあるのがもともとはスナックで震災以降は「猪の復興カレー」を提供している食堂「まどか」さんだ。地震による数メートルの陥没に見ることによって、何万年という時間軸の火山活動で形成された1000m規模の地殻のギャップのカルデラ大地を知ってもらおうという「ジオ・ライド」を考え、震災後、阿蘇でサイクリングができるタイミングに合わせてお客さんを案内してきた。
その際に食事と震災の語り部であるご主人の話を聞きに何度かお邪魔したがこの日も元気に営業されていた。河陽地区は断層の真下だったためか、コンクリートで強化されたまどかさんの店以外家屋はすべて爆撃の後のように崩壊していた。今は更地も多いが新築の家が所々建っていた。まどかさんの隣にはグループの自転車乗りにうれしい弁当屋が営業されていた。その先には定食や赤牛丼の「おふくろ亭」ものれんを出されていた。次回は是非この地区で昼食を食べるライドをしよう。

阿蘇大橋崩壊現場は山の中腹まで工事用の道が行き交っていた。この山が崩れ真下の国道57号とJR豊肥本線が阿蘇大橋とともに消滅した。ここがどのように工事されるのか想像できないが、現在、肥後大津駅から阿蘇駅まで不通のままのJR豊肥本線は2020年度には開通されるようだ。





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すぐ近くから阿蘇大橋の架け替え工事現場が見えた。しばらく見ない間に着々と橋が架かりつつあった。この工事の完成も2020年度、国道57号の開通、豊肥線の開通、全部2020年度、それまでに何をしたら良いのだろうか。阿蘇が生まれ変わるまでに、発想を変えて、新たな取り組みに備えなくてはならないことだけは、ハッキリとしている。

阿蘇に5時集合という参加するには壁の高いライドではあったがそれに見合う圧倒的な感動は参加者を見ていて感じた。前回の早朝ライドは2名、今回は3名で普通の時間に開催すれば1回で募集定員の20名は集まる。「2回でたった5名」と否定するか、それとも「5名も」と未来を感じるか、わたしは後者で今後参加された5名の方に詳しく改善策を聞き、3回目、4回目を開催し、多くのみなさんに三つの阿蘇を見て欲しいと思っている。






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  1. 2019/10/31(木) 17:43:25|
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太宰府への道、博多への道

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東日本大震災の復興に向けて陸前高田商工会女性部が全国から寄せられた着物の生地で桜の花を作り、震災の犠牲者数とされる18430個の吊るし飾りした「願い桜プロジェクト」にちなんで、願い桜の飾りを付けたたすきを、沖縄県・北海道・青森県のルートから陸前高田市で桜が開花する5月にサイクリストによるリレー形式で被災地に届けるプロジェクトに参加してきた。前回は熊本から久留米間、今回は久留米から博多間をイワイサイクル社長やメンバーのみなさんと走ってきた。

JR久留米駅をスタートする前に高良山にある高良大社を訪ねた。ここは地元の自転車乗りの練習コースというから熊本で言えば金峰山のようなものだろう。この日は麓にある陸上自衛隊の幹部候補生学校の高良山登山走が行われていた。この地域はわたしが住む菊池市とゆかりがあって、天下分け目の「関ケ原の戦い」に指摘する10万人が組み合い菊池一族が勝利した「筑後川の戦い」の場であり、当主の菊池武光が血のりの付いた刀を川で洗ったことから「大刀洗」の地名になり、そこには菊池小学校や菊池保育園や菊池簡易郵便局など「菊池」の名が残っている。大刀洗公園には1937(昭和12年)年に菊池武光の銅像が建立され、それを参考に1992年(平成4年)に菊池武光の騎馬像が菊池市民広場に建立された。

1359年、後醍醐天皇が征西将軍として派遣した懐良親王と、菊池氏15代当主菊池武光の宮方4万人が、足利尊氏勢の少弐頼尚ら武家方6万人と、九州を二分する覇権争いとなった大原合戦(筑後川の戦い)が、筑後川を南北にはさんだこの目の前で繰り広げられた。今年、生誕700年を迎える菊池武光は、筑後平野を一望できる高良山に布陣し綿密な戦術により打ち勝ち、勢いに乗って太宰府、次いで博多を落とし九州を統一、懐良親王と武光ら菊池一族の最盛期を迎えることになった。

菊池武光によって創建された菩提寺、正観寺はわたしの家の前にある。ここには武光の墓があり、墓標とされる樹齢千年の樟は私の部屋の窓の景色となっている。早朝、小雨に打たれながら、ゆかりのある地に立ち、高良大社に参拝した。菊池武光が馬で駆け抜けた太宰府への道、博多への道を自転車で辿ってみるというのも今回の目的である。





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イワイスポーツは今年創業100周年、ツール・ド・フランスが106回、ジロ・デ・イタリアが102回というからその歴史には驚くばかりだ。わたしは2007年にコルナゴのCLXの赤黒が欲しくて九州内の自転車屋を探しまくり、イワイスポーツに実車があり即購入した。2010年には現在のM10を購入し以来エースとして使っている。年に一度、ツール・ド・沖縄の前にメカニックのコイデさんにメンテナンスしてもらっているが、彼にかかると別物の自転車に変貌し、ペダルを踏めばスーッと静かにまっすぐ流れるように進むようになる。動くものには経年劣化というものがあるが、新車に生まれ変わるこのアシスト感を知ると自転車は自転車店で買うべきである。





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スタートはJR久留米駅、ゴールは太宰府天満宮を経由して博多駅という自転車で走るには交通量の多いコースとなる。筑後川を渡ると西鉄天神大牟田線の宮の陣駅の横を通った。ここは筑後川の戦いの際に懐良親王が陣を張ったところで地名として残っている。銅像がある大刀洗はコースから外れたが太宰府に向けてわたしの歴史街道を進んだ。





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来たぞ、太宰府天満宮






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食べたぞ、お石茶屋の梅ケ谷餅






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以降、菊池一族の足跡を辿る聖地巡礼であり
思いを巡らしただ走るのみ・・・





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敵も、進んできている。もはや一里距離しかない。それが、すぐに半里に縮まった。魚鱗に構えた七千はさすがに壮観で、圧倒してくるような迫力があった。

「怯むでないぞ」
武光の声が、全軍に響き渡った。

「菊池の力を見せてやれ。武時公以来の無念を晴らすのは、いまをおいてない。城武顕。行けっ」
先鋒の騎馬槍隊から、土埃とともに鯨波(とき)があがった。槍の穂先を揃えた騎馬槍隊が、魚鱗の中央の旗にむかって突撃していく。

「騎馬一番二番、右翼。徒は、城武顕に続け。恵良惟澄、左翼より迂回」
武光の下知は、その場の戦況を見て下すものだった。判断の速さに、いつも唖然とさせられるほどだ。阿蘇外輪山の原野で、鍛えに鍛え抜いた精兵である。下知を受けた時の動きは素晴しかった。

「雑兵には眼をくれるな。狙うは大将の首のみ。征西府と、菊池の命運を賭け戦ぞ。生きて帰ろうと思うな。」

武光は太刀を抜き放った。

「御所様、参りますぞ」

ひときわ高く、武光の叫び声があがった、二百五十の騎馬が、一斉に走りはじめた。先頭に赤星武豊以下十数騎。それに忽那重明の十数騎。次にはもう、懐良と武光と頼治が並んで続いていた。


北方謙三著 「武王の門」より






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  1. 2019/10/24(木) 14:18:00|
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秋の早朝ライドは朝露に濡れた草原の匂い

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第5弾となる阿蘇満喫モニターライドを開催した。
今回は雲海のシーズンということで、朝5時に道の駅阿蘇に集合して大観峰から早朝の阿蘇を眺めミルクロードを駆け抜けるというライドだ。大分や長崎で大きなサイクルイベントと重なっていることもだが、早朝5時集合ということで、参加者は極端に少ないだろうとは承知の上で1人でも走ってみたいという人がいたら案内するつもりでいた。わたしも3時半に起きなくてはならず、県外だったら前日に宿に泊まるか車中泊でもしなければ無理だろう。そのような壁はあるものの、 早朝の阿蘇は酔いしれるような魅力があり、緊張感のない昼間の景色とは比較にならない別世界を体験できる。それを思い出すとわたしも久し振りにミルクロードを駆け巡りたくて仕方なかった。

参加者は神奈川から単身赴任で広島在住のワタナベさんと、最近面白いライドイベントを企画される久留米のkeiさんの2人でいずれも車中泊で挑まれた。道の駅阿蘇は車中泊公認で、トイレや洗面も出来るし、自販機はもちろん、目の前にはLAWSONもあるので車中泊にはたいへん便利なところである。

コースは早朝と午前の2部構成で、早朝は5時にスタートして9時くらいに道の駅阿蘇に程近い「あそら食堂」までの56km。午前は朝食後、早朝ライドで使った防寒具等を車に直して10時30分から再スタートして50kmで14時に終了した。気温はスタート時10度で大観峰5度、最高気温は29度まで上がった。装備はウォーマー類とウィンドブレーカーだが、日の出を見る大観峰での待機中は寒がりなわたしはボトルゲージにダウンパーカーを入れて防寒対策をした。





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朝5時、道の駅阿蘇から街灯が無い暗闇の道を3人で走っていると、一番後ろを走るワタナベさんのヘルメットに付けられたライトで、わたしとkeiさんの巨大になった影が田んぼや樹木のスクリーンに映って、まるでローリング・ストーンズのコンサートに出てくる空気で膨らんで揺れ動く人形のようだった。樹木に覆われた暗闇の道を抜けて、視界が広がる山田展望所まで来ると微かに明るくなってきた。ピンク・フロイドの『エコーズ』を頭の中で聴きながら夜明けの前触れを感じると、スパイラルな立体感と遠近感ある曲調によって、無意識だけど少しだけペースが上がっていった。






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ミルクロードに出たら、東の空が明るくなって、日の出がはじまりだしていた。久住方面の地平線は、淡い赤色とオレンジ、ピンク色のグラデーションとなり、その先からは薄い青空になって、まばたきするたびに明るくなっていくようだった。360度の視界が広がる外輪山の一角を、ペダルを踏みしめながら日が昇る光景を『エコーズ』を聴きながら眺めていると、目も澄んできて、朝露に濡れた草原の匂いがしてきそうだった。





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大観峰に着いた。ちょうど6時・・・・騒がしい。
今日は何かのイベントか、クルマとバイクと人で溢れている。わたしの『エコーズ』はフェイドアウトではなくいきなり消え去った。





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日が昇る東側はカメラを持った人の壁で、ここに割り込む気持ちは出てこない。





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阿蘇山は雲海も朝霧もないものの、涅槃像に見立てた阿蘇五岳に後光が差したように美しく輝いていた。





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しばらく眺めていたが、風が強く、女の子の髪が逆立つ強風で気温は5度。ボトルゲージに入れたダウンパーカーを風に煽られながらすぐさま着込んだ。ウィンドブレーカーだけのkeiさんとワタナベ君はうずくまって風を避けていた。ここでじっと待っていても寒いし、今以上の感動もなさそうなので大観峰から850m東側の扇谷展望所跡に移動した。





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ミルクロードから扇谷展望所跡に入る細い砂利道の先に4駆が1台入っており、車の横には三脚に望遠装備の年配の夫婦がいた。小高くなったその先にはバイクの若者が1人、目指す先端にはバイクが3台あり、カップルと中年の人がスマホをいじっていた。ビューポイントは風もなく、穏やかで、わたしたちを優しく迎え、足元から広がる早朝の阿蘇の情景を心ゆくまで堪能することが出来た。





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扇谷展望所跡にいたカップルのライダーは福島から、大観峰でも県外ナンバーがほとんどで九州以外も多く見受けられた。
十分景色を楽しんだのでミルクロードを駆け抜けよう。「叫びたくなるような気持ち良さ」と、よくわたしは言っているが、すれ違ったバイクから感動のあまりだろう絶叫している人がいたから誇大な喩えではない。





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大観峰まで14km、北山展望所まで23km、トイレと自販機があるかぶと岩展望所まで25km、32kmからダウンヒルがはじまり、二重の峠で阿蘇平野へ降り、あとはのんびり風景の異なる平坦路を選んで帰ってくる。





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早朝のゴールは朝6時から開いている「あそら食堂」、そして朝食。





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バイクの人が多く、この日も売り切れのメニュが多かった





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朝食のメニュにはカレーもあって人気






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阿蘇駅前から阿蘇山・草千里へ上る坊中線沿いにある阿蘇ユースホステル跡地にある『あそら食堂&カフェ』は、朝6時オープンで道の駅阿蘇から1.2kmと近く、ゲストハウスを利用される方やバイクの方に人気だ。この日も大阪の自転車乗りのカップルの方がたまたま通りかかり、バイクラックがあったので入店されたそうだ。町外れの阿蘇山の麓で温かい朝食で空腹を満たすことができてを大満足の様子、そこで声をかけたら、これからおすすめしないコースを迷走されそうだったので修正し、この日は博多泊まりということで熊本駅までの輪行と自走のコースを教えて別れた。





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朝食のあとは駐車場に戻って早朝使った装備を車に置き、身軽になったところで午前の部は下城さんも加わってスタート。





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すでに朝から感動しっぱなしだったのでゆったりとリラックスしたサイクリングとなった。






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小嵐山





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阿蘇らしい草原の道も体験してもらい、阿蘇神社の境内の門前町でレモネードやシュークリームを食べ、追い風のアシストであっという間に帰り着いた。





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14時ゴール、あとはゆっくりの帰宅。
今回、雲海は見えなくて残念だったが、素晴らしい景色に感動されたようだった。







早朝ライド56km、おまけみたいな午前のライドが50km、合計105kmで獲得標高は1566mだった。






0000spec01d6e8fb784d7b196d884b751179a71606a50a5ad4.jpg次回は10月26日(土) にもう一度同じ早朝ライドをやる。今度こそ雲海遭遇したいものだが、出たら儲けもん、なくても感動だ。
申し込みは下記の道の駅阿蘇のサイトからどうぞ。

https://www.aso-denku.jp/2019/10/%e7%ac%ac7%e5%bc%be-%e3%82%b3%e3%83%ab%e3%83%8a%e3%82%b4%e9%83%a8%e9%95%b7%e3%81%ae%e3%80%8c%e9%98%bf%e8%98%87%e6%ba%80%e5%96%ab%e3%83%a2%e3%83%8b%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%89%e3%80%8d/






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  1. 2019/10/21(月) 10:50:01|
  2. ロードバイク
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朝6時オープン『あそら食堂&カフェ』

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阿蘇で朝食が食べられる店、『あそら食堂&カフェ』の紹介です。

まず店のオーナーで一人で営業している奥村さんの考えは、
『阿蘇の玄米ごはんと阿蘇の野菜を食べて欲しいと思っているお店です。すべてというわけにはいきませんが、できるだけ阿蘇で育った季節の野菜や阿蘇産の食材を使っています。味噌、醤油、砂糖、塩などの調味料にもこだわりを持って、「身体が喜ぶ」ヘルシーな食事提供を目指しています』

と、あるから自転車乗りには好感がもてる食堂ではないだろうか。奥村さんはお母さんの実家を改装してゲストハウスも経営されており、宿泊されたお客さんが阿蘇駅周辺で朝食を食べられる店と言えばヒライかコンビニしかなく、阿蘇らしい朝ごはんを外国人にも対応出来る店として、閉鎖したユースホステルの一部を借り今年3月オープンされた。店内はゆったりと寛げるスペースで、無料Wi-Fiがあり、スマホやパソコンの充電もできるというゲストハウスの経験を活かしたつくりになっている。
場所は阿蘇駅から1.2km、阿蘇山に上る阿蘇東登山道(坊中線)沿いの阿蘇ユースホステル跡で朝6時からオープンしている。

この日は早朝ライドに参加されたお二人と朝ごはんを食べに来たら、大阪から来た自転車乗りのカップルと出会いサイクリングのコースを教えてあげた。このように単なる食堂ではなく、バイクや自転車乗りの情報交換の場としても貴重な存在となるかもしれない。





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玄関を空けると「ユースホステル跡」という雰囲気だが、外国人対応の手作り感満載の看板。ゲストハウス利用の一人やカップルの個人旅行の外国人が多い。





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改装費は最小限にするため外観はそのままだが、中に入ると開放感ある広い室内と個室がひとつ、それに奥にはカウンター席があり、グループや一人での利用も気軽にできるゆったりとした雰囲気。





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奥村さんひとりでの営業のため、券売機で注文したあとブザーが鳴ったら厨房カウンターに取りに行き、食事後は食器返却口まで持っていくセルフサービスの店。







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玄米ご飯と旬野菜定食
もちもちっとした柔らかい玄米ごはんは阿蘇谷のおいしい水で育ったコシヒカリ使用。
なるべく阿蘇で育った季節の野菜を使った野菜惣菜の盛り合わせとグリーンサラダ、水と飼料にこだわった卵で作る温泉玉子、それに手造り味噌の味噌汁が美味しい。





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玄米パンのトーストセット
阿蘇産の玄米ごはんと小麦で作るモチモチ食感の「ごはんパン(牛乳、玉子、バター不使用)」、ひばり工房の阿蘇産ベーコン、水と飼料にこだわった卵、グリーンサラダがセットになったワンプレートと飲み物。 (コーヒー、紅茶、ASOMILK、カフェオレ、オレンジジュース)
※ベーコンはツナに変更可






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チキンスパイスカレー
オリジナル配合のスパイスで作るスパイスカレー。ごはんは美味しい水で育った阿蘇産コシヒカリ。グリーンサラダと水と飼料にこだわった卵付き。ホロホロになるまで煮込んだ手羽元チキン、朝カレーの注文は意外と多いらしい。





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『あそら食堂&カフェ』は6時オープンで阿蘇サイクルベースの基地となる道の駅阿蘇にも近く、サイクルラックもあり自転車乗りにウエルカムの店だ。ただし、オーナーひとりで営業されているからグループで違うメニュの場合は料理が同時出てくることは無理、大人数で行くときは前もって連絡しておくとスムーズになるようだ。

あそら食堂&カフェ
阿蘇市黒川922-2
070-2343-5888
asorasyokudo@aso.ne.jp
営 業 6時~14時
定休日 毎週火曜





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  1. 2019/10/17(木) 15:23:59|
  2. おすすめ食事処
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風のマジムを読んで泣いた。

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この本読んで泣いた。
9年前に出版された本だが、少し前に福岡の方から沖縄産のラム酒を頂き、これができるまでを題材にした小説があったような気がして、ネットで探してタイトルと作者は探していた。ラム酒はとっても美味しかったが、小説はどんなもんかと買わずいたところ、たまたま立ち寄ったブックオフで偶然にも発見し、昨日一気に読んでボロボロ泣いた。

南大東島のサトウキビを使って、島の中でアグリコール・ラムを造るという実話を基にしたサクセスストーリーで舞台は沖縄。先週、阿蘇であったZEKKIライドに沖縄の自転車仲間も参加し、前日はユンタクで盛り上がって、沖縄の言葉が耳に残り、会話に出てくる方言も新鮮だった。それに何と言っても来月は7回目の「ツール・ド・沖縄」という思いも本に寄り添っていたし、いいキャラ出してる主人公の伊波まじむの祖母「おばあ」が、ツールで毎年お世話になっている国頭村の民宿のおばさんのイメージと重なったこともハマった理由かも知れない。来月の民宿の部屋飲みは、沖縄・南大東島の風の酒「ラム酒コルコル」、それと一冊の本は原田マハさんにしよう。





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  1. 2019/10/10(木) 18:06:12|
  2. こだわりの逸品
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八女伝統本玉露

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東日本大震災において甚大な被害を受けた陸前高田市の復興を願い全国をリレーするサイクリストのプロジェクトに参加してきた。今回の区間は熊本駅から久留米駅までで、自走で熊本駅まで行き、帰りは調子が良ければ自走か、時間が押したらJRで輪行する予定と考えていた。
しかし、久留米で解散したのが15時過ぎで、前日のZEKKIライドの疲れもあるので自走はやめて輪行で帰ろうと思っていたら、Keiさんから以前訪ねた八女市星野村の木屋芳友園に行こうと誘われ玉露体験のあとそのまま車で自宅まで送ってもらった。




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星野のお茶体験は、2回目だったので身構えてはいなかったが、またもやお茶の極楽の世界に知ることになった。それは甘く濃厚な旨味に酔うことであり心をも洗われてお茶の真髄に寄り添うことだった。大袈裟ではない。濃縮された香りと味の圧倒的な存在感に、福島さん、カーボンさん、マリさんも絶句し、気品あふれる日本の味を還暦を過ぎて初めて知ることになった。




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木屋芳友園さんのティステングルームに併設されたカフェのような茶房星水庵で、一晩冷やして抽出した木屋さんの玉露を、ペリエで割ったリーデルのシャンパングラスから始まり、奇跡のような玉露の一滴を肥前吉田焼の224の茶器で堪能し、最後に茶葉を糸島の塩で食すジョエル=ロブションが生前最後に認めた食材「八女伝統本玉露」の体験だった。

Keiさんが近いうちに星野村ライドを企画し、そこではこの玉露体験と、星野の新米のおにぎりが昼食という星野村を味わい尽くす至福のライドが開催される予定だ。サイクリングは「どこを走るか」ではなく、「どう走るか」で、これこそが「どう」なのである。




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  1. 2019/10/08(火) 18:12:51|
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ASO絶景満喫ライドにボランティアで参加

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ASO絶景満喫ライドにボランティアとして参加してきた。
沖縄の友人の森さんと、博多に単身赴任中の安田さんもエントリーされていたので、前日に坊中の井上君宅で合流し、軽木さんの馬刺しや、ミユキさん手作りのホルモン煮込みを食べて懐かしい再会だった。



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当日朝は城山展望所で気配を感じてたらやはり雲海に遭遇し、ASO絶景を参加者と運営側という違う視線で堪能してきた。瀬の本高原で沖縄は南城市のなんじぃジャージと那覇のキッズジャージが見れるなんて、実は雲海以上に感動したんだな。




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実務はボランティアとして崇城大学のサイクリング愛好会の学生を預かっていたので、多分おじさんに合わせてくれたであろうペースで100キロ走り抜いた。明日は久留米駅まで自走するお約束のイベントがあるんだけど・・・またもや5時起床で100キロか。




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  1. 2019/10/05(土) 22:14:26|
  2. 未分類
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早朝にミルクロードを駆け抜けたい人

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道の駅阿蘇をベースに「阿蘇満喫モニターライド」というのを月に2回やっていますが、雲海シーズンになったことだし、10月13日(日)に早朝ライドをやろうと思ってます。見れるか、見れないかはさておき、早朝にミルクロードを駆け抜けるのは、阿蘇ライドの中でもスケールが違って、遭遇した感動を鼻水垂らしながら、堰を切ったように話す人を多く見てきたからね。

朝5時集合なので、寝不足で行くか、阿蘇駅近くのゲストハウスや車中泊公認の道の駅阿蘇に前泊するか、そのあたりを覚悟なり工夫すれば、「荘厳な夜明けの情景」なんてやつに立ち会って、まだ手垢のついていない道を走る贅沢な体験が出来るかもです。

自分がいつも考えてる阿蘇ライドは、「どこを走るか」じゃなくて、「どう走るか」なんだよね、場所によって緩急つけたり、「いつ」という季節や時間帯だったりで、同じペースで9時から17時までなんてのは性に合いません。5時から8時に、時にガッツリ走る早朝ミルクロードが理想です。

ということで、単に自分が走りたいだけのことなんですが、終わるのは昼ぐらいで、速攻で帰ってシェスタを貪るか、買い置きの本を読む、なんていうのも有効な休日な過ごし方ですよね。走行距離は70~100キロ、1500~1800くらいの上りを想定、途中離脱も考えてます。


申し込みは道の駅阿蘇のサイトから
https://www.aso-denku.jp/2019/10/%e7%ac%ac4%e5%bc%be-%e9%98%bf%e8%98%87%e6%ba%80%e5%96%ab%e3%83%a2%e3%83%8b%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%89%e3%80%80%e3%81%af%e3%81%92%e3%81%ae%e6%b9%af%e7%b7%a8/

今は行けないけど、懐かしいラピュタで雲海体験のお話しです。
http://kikuchinokoto.blog88.fc2.com/blog-entry-1521.html




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  1. 2019/10/04(金) 14:35:14|
  2. ロードバイク
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第4弾 阿蘇満喫モニターライド はげの湯編

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4回目の阿蘇モニターライドを下城さんと井上君と私の3人で案内してきた。
前日から天気が思わしくなく、開催か中止か迷ったが、午前中雨なら中止、天気次第ではショートカットになるかもしれないと事前に連絡し開催した。そのため県外の方はキャンセルされ今回は県内の方4名の参加となった。人数には関係なくやっているので今後もひとりでも参加者があれば一緒に走ろうと思っている。阿蘇山へ行く坊中線・赤水線は降灰によってクルマが通ると火山灰が舞い上がり、風向きに関係なく自転車で行くにはおすすめできない。よって今のところコースから外して阿蘇山の近くからでは日ノ尾峠や箱石峠が定番となっている。

今回は阿蘇山から離れて阿蘇郡小国町のはげの湯へ行ってきた。
大分県九重町と小国町にまたがる小国富士とも呼ばれる涌蓋山の麓には、岳の湯・山川温泉・地獄温泉・麻生釣温泉・鈴々谷温泉、そしてはげの湯の6つの温泉地があり、それを総称してわいた温泉郷と呼ばれている。いずれもあまり観光地化されず、昔ながらの雰囲気が残る山あいの温泉エリアで周辺は道が細く、アップダウンの連続で、たどり着くまで不安になるほどのまさに秘湯だ。なかでも集落が湯煙に包まれるはげの湯に隣接した西里地区は風情があり旅館があるエリアよりも断然見所がある。
この日は午後から天気が怪しく雨が降り出しそうになったら黒川温泉や瀬の本方面をカットして引き返す旨ブリーフィングで説明してスタートした。






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噴煙を眺めながら小嵐山の道へ





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クルマが通らない農道のサイクリングが気持ちがいい
阿蘇では稲刈りの真っ最中





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小嵐山頂上、ここで汗が一気に出てスカッとするが気温17度で肌寒い。
Stravaに「小嵐山TT」があって、現在トップは前回参加された岩男さんの16分11秒





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ここからミルクロードまでの草原(牧野)の道が心地いい。






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人が来ないため鳥獣が多く今日は雌キジが目の前を羽ばたいた。




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扇谷展望所跡
大観峰の麓にあるクネクネした蛇の道は現在通行禁止




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阿蘇山を眺めるスポットの中でも個人的にはナンバーワン
大観峰より標高は低いが観光客のザワザワ感がなく自転車乗りはくつろげる。




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前回から始めた参加者のみなさんに協力してもらうゴミ収拾は大観峰に行ってすぐの砂利の展望所で行ったがタバコの吸殻が多かった。
ここからミルクロード、212号に出て、そば街道を下り、南小国のコンビニで休憩したあとは開店前の茶のこさんの横を通って442号へ。387号に出たら上り坂が続く。木魂館の前を通り、すぐ裏にある北里柴三郎記念館(生家)が見えないかと思いながら通過し、北里川を渡って国道のクルマが多い坂を上る。こんなところ走らせたくないが「湯けむりの集落」を見るためには我慢。





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わいた温泉郷(はげの湯)の看板から右折するとまたもや上り坂が続く。岳の湯地獄谷温泉裕花の看板があるところ左に折れ下ったら右へ。田んぼのような道を上るとやっと湯けむりが見え、西里集落に到着。ここまでずっとキンモクセイの匂い包まれていたが、一気に硫黄臭が漂い風景の画面が変わる。





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これを見せてやりたかった。
地下から蒸気が吹き出す音、熱さを感じるほど、湯けむりで見え隠れする集落、絶句する。この環境に人が住むことにも驚くが、当然ながらの温泉や暖房、蒸し調理もできるという利点と、蒸気による電化製品の腐食という代償は厳しいと聞く。その全部がこの集落の道を通ると一目瞭然だ。これから寒くなるほど湯けむりが多く見えてくる。

白地商店の前の自販機で休憩していたらポツポツと雨が落ちてきた。天気予報的中。黒川温泉の露天風呂巡り気分の温泉街の散策も、瀬の本のトリムカンパニー訪問も、草原の道のダウンヒルも、すべてカットして最短コースで帰ることにした。アップダウンのファームロードから南小国、そば街道は木々に囲まれているからあまり濡れなかったが、霧に包まれた212号のダウンヒルは寒かった。



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ミルクロードや阿蘇の峠道はスタートした道の駅阿蘇より3~4度は確実に気温が下がる。そして風があり、それで気温以上に寒くなる。汗をかいてのダウンヒルは予想以上に冷え、雨に濡れたとなると指が硬直し凍える。なのでこれから先はウィンドブレーカーや雨具は阿蘇ライドの必須アイテムとなる。










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ずぶ濡れでのゴールだったがみなさん満足されたよう、雨でも楽しい阿蘇ライド、10月も2回開催するので参加希望の方は是非。
Strava : 走行距離94.32km 獲得標高1927m





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今度はここから雲海を見ようかな






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  1. 2019/10/03(木) 16:15:36|
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プロフィール

Author:コルナゴ部長
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自己紹介
2019年6月1日より道の駅阿蘇サイクルアドバイザーに就任しました。
菊池温泉と2012年から阿蘇内牧温泉で旅館業の傍ら、2007年からロードバイクとブログを同時に始めて多くの自転車乗りの方と接することができました。この経験を生かし阿蘇で楽しむサイクルスポーツの魅力を発信しています。

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