コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

阿蘇くじゅう国立公園に位置する阿蘇内牧温泉からロードバイクで走るの魅力を紹介します。

パン工房「豆の木」さんの新製品「木の実の阿蘇パネトーネ」

2017818pDSC_2476.jpg
明日は「オートポリス3時間耐久レース第2戦」に沖縄の伊佐さんとそれぞれソロでエントリーする。
今までの自己ベストは4年前の第2戦の33周が最多で、だいたい31周がいいところ。今回もそのくらい走ることができたらと思っている。

菊池からのルートだが、菊池渓谷を通る菊池スカイラインは7時から19時まで通行できるがその時間帯以外は通行止めになっており、開会式及びライダーズミーティングが7時30分からなのでこの道だったら間に合わない。あとは387号で立門を通り下筌ダムの手前から12号線での40キロ超。もしくは本田技研の横を通りミルクロードを上って北山展望所から左折するこちらも40キロ超となる。菊池スカイライン以外で近いのは立門から左折しすぐに右折し菊池高原CC方面に行く原 立門線・県道205号(写真左上)だが震災以降通行止めになったいた。念のためネットで調べると通行できそう、電話で振興局に尋ねると間違いなく通れるとのことだった。このコースなら菊池から20キロで40分もあれば着くだろう。九州道で来られるなら植木ICから菊池まで20分だから1時間もあればオートポリスに来ることができる。また、この道は夏涼しくて秋もおすすめの車が少なく自転車にはおすすめのルートである。







2017818pIMG_0164.jpg
8月12日に阿蘇のパン工房「豆の木」さんが新製品「木の実の阿蘇パネトーネ」を道の駅阿蘇で販売された。これは道の駅阿蘇の「新製品開発助成制度」を用いて開発された商品で、デザインも熊本産業支援財団のよろず支援を受けてプロのデザイナーに作ってもらったそうである。パネトーネとはイタリアの伝統的な菓子パンでミラノの銘菓だそうだが、豆の木の泊さんは、阿部牧場の阿蘇ミルクを乳酸発酵させた酵母をつかい、アーモンドクリームにアーモンド、クルミ、カシュナッツ、カボチャの種、クランベリー、チェリーをトッピングし阿蘇の銘菓にされていた。







2017818pDSC_2472.jpg
泊さんのパンは大好物なので駅の駅阿蘇に買いに行った。
「木の実の阿蘇パネトーネ」はパン売り場から少し離れたところにあった。20センチ程の籠に入ったなかなかの大きさで、自転車で来られた方は2~3等分されるとランチや補給食にもいいし確かに土産にも良さそうである。一口食べてみると甘いのが苦手のわたしでも問題なく、多分本場のはボソボソしているような気がするが、これは日本人好みのモチモチ感があり、独特のなんともいえない甘く濃厚な香りがあって、それはきっと阿部牧場の牛乳を使った乳酸発酵の奇跡かもと思ったりした。ミラノの銘菓の阿蘇バージョンは試食程度だったが、明日の朝オートポリスを走る前に食べるため袋に戻した。もしかしたら31周以上の奇跡も起こるかもしれないし・・・






FLUCTUAT NEC MERGITUR
--- 漂えど沈まず ---


スポンサーサイト
  1. 2017/08/18(金) 17:35:34|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

旅するジャージ

2017814k_DSC0468.jpg
今年、熊本市内でCycle Shop WBLをオープンした10年来の友人である山下君がショップライドの下見を兼ねて宿へ自走で来られた。久し振りに会ったのでいろいろと話したが、転勤で顧客との付き合いを失う自転車販売も扱う大企業を辞め、お客さんと近い距離で末永い付き合いが出来る自営業を選択、裸一貫からのスタートだが好きな道を歩まれている姿がひとまわりもふたまわりも大きく映った。

その後、里帰り中のRaPhaの窪田さんが秋のライドの打ち合わせに来られた。「ロンドン・エジンバラ・ロンドン 」を走られた三船雅彦さんのサポートをされたラファジャパン矢野社長の体験談など貴重なお話を聞くこともできた。

また、自転車旅のジャージについて大窪さんに尋ねると、RaPhaだったらいろんなラインナップのなか、レースフィットのプロチームジャージなどタイトなものよりも、ゆとりのあるクラシックジャージが長時間着ても疲れないし暑さ寒さにも対応できるのでおすすめとのことだった。それに旅するジャージは見た目にも違和感なくて、やはり、Time、Place、はともかく、Occasion(場合)を考えて選ぶことも昭和三十年代生まれのわたしには必要かと思った。






2017812kIMG_0145.jpg
大分からやまなみハイウェイを自走に到着されたのは東京からお越しのMさん。猛暑と途中雨に打たれながらも、やっと辿り着いた安堵か暖簾をくぐるなり満面の笑顔だった。明日は早朝ライドをおすすめし翌朝5時過ぎに宿を出発、9時に帰って来られるなり幻想的な日の出を大観峰で立ち合い、誰もいない無風のミルクロードを突っ走る快感の体験をお聞きすることができた。立ち話もそこそこに温泉で汗を流し身体を温め、浴衣に着替えて朝食を勧めた。チェックアウトは11時だからゆっくりとくつろいで、最後の1分まで今朝の風景を反芻してもらいたい。

この日は熊本駅近くに宿を取られていた。チェックアウト後は阿蘇山に上ってそれから自走で熊本駅へ行かれる予定。しかし、猛暑のなか車の多い熊本市内は、特別な理由がなければ全く楽しくない。そこで阿蘇駅から1日7便の九州横断バスでの輪行もあるが、予約制ではなく、盆で混み合うこの時期は満席の可能性もあり乗車できないかもしれない。そこで自走で肥後大津駅まで行ってJRで輪行をすすめた。肥後大津駅までは30キロ、二重の峠を上って339号・ミルクロードをではなく、車の少ない県道23号を下り、本田技研の裏を通れば迷わずに着く。







2017815kDSC_2460.jpg
始めて阿蘇へ自走でお越しの方へ最寄りの駅や空港から上りと距離の参考として

内牧温泉からJR肥後大津駅まで自走ルート 30.8km (肥後大津駅~阿蘇駅間は震災以降不通)
迷わず行ける阿蘇くまもと空港から内牧温泉 36.7km (大津から国道57号迂回路339号・ミルクロードは車が多く自走は不適)







2017814k_DSC0177.jpg
5年間、自転車旅の方に接してきた結論は、最低2泊以上の滞在型の自転車旅が理想ということ。なるだけ早く着いて、リュック等荷物を宿に置き、身軽になって指すルートを初日に押さえたらどうだろう。翌朝は朝食前に1時間から3時間素晴らしい景色の中を走れば、「遠征に来たのでいろんなコース走らねば」という欲望は完全に満たされ、あとは優雅にひとりバカンスを過ごすという、スイッチの切り替えができるのが滞在型のいいところだろう。1泊だと自分の影が届かないうちに帰らなくてはいけない。

例えばこうだ。2日目の早朝ライドのあとは、朝寝なんか愉しんで、昼前あたりからわたしの行き付けの整体マッサージに行ってみよう。女性整体師が個室でおこなう施術は落ち着いた雰囲気ながら地元価格。日頃からダメージのあるところを60分間揉みほぐし恍惚になることができる。バカンスだからこのくらいはいいのではないか。ランチは「いまきん食堂のあか牛丼」を是非とも押さえておきたい。行列の店だがペア客が多いのでカウンター3席のうち1席はいつも空いている。なので行列にひるまずに受付に尋ねてみよう。即入店の確率は高い。食事のあとは一旦宿に帰り好みの本を1冊選んでもらいたい。そして選んだ本の続きは旅の土産としてアマゾンでポチッと購入だ。

さて、午後のサイクリングは2~4時間愉しんでもらおう。夕景のミルクロードの黄昏感はこのような行程でないと体験はできない。走りながら夕陽を背に阿蘇谷を見下ろせば内牧温泉の灯りがうっすらと漂っている。今から我が家へ帰るんだという安心感、「おかえりなさい! どうでしたか?」と家族のように声を掛ける宿のスタッフ、これこそが滞在型の醍醐味ではなかろうか。

このような自転車旅にわたしがジャージを2セット持って行くなら、現地サイクリング用が茶のこジャージ、移動用がRaPhaのクラシックジャージだ。シューズは輪行でも問題ないSPDがいい。自転車は好みで輪行か、荷物も宅配なら楽。ひとつひとつ万全の準備を整えてゆくのも楽しみである。日常と離れた2泊3日(ひととき)、いつもと違う刺激の中で自分を見つめることも大事なのでは。
孤独な部長、でも誤算にあらず。夕飯前にちょいと走ろうか。







FLUCTUAT NEC MERGITUR
--- 漂えど沈まず ---



  1. 2017/08/15(火) 14:18:23|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

夏の八方ヶ岳林道

2017807pIMG_0003.jpg
6日、熊本震災により途中で通行止めになっていた八方ヶ岳林道に行ってきた。
すでに台風の影響で強い風が吹いており、ミルクロードや河川敷など吹きさらしのところは風にあおられて危ないが、木々に覆われた林道は防風林に囲まれているようなもので風には強い。なのでこのような日には絶好なのだが、まあ物好きのちょっとした冒険でもある。

ルートはあんず丘経由で山鹿市菊鹿町の矢谷渓谷から入ったが、アプローチとして威地区から左に行く本線と、右からキャンプ場の受付を通る二つがありこの日は右から行った。受付の小屋を過ぎると道が細くなり3%以上の上りが続く。杉林の暗いところでは目を狙ってまとわりつくコバエ、メマトイが煩かった。この日、林道の薄暗いところには必ず湧くように出没し、刺したりはしないものの、しつこくてとにかく不快なコバエである。これから逃れる方法は13キロ以上のスピードで走ること、兵戸スーパー林道はアブの襲来だったが、いずれもダラダラと景色を愉しみながら走れない林道はひとりでもいい練習ができる。






2017807pIMG_0118.jpg
前日は娘夫婦が盆で泊まりに来ていた。
菊池は夏祭りの日だったが、台風の影響で花火大会は中止になったものの、温泉街にある我が家周辺は大混雑、タクシーで逃れるように街外れの自遊亭へ急いだ。






2017807pIMG_0120.jpg
イサキは今が旬の夏の魚
それを炙る自遊亭
皮の下の美味い脂を溶かす工夫
なので生温かい
淡い独特の旨味に、ほのかな香ばしさ
一手間に納得






2017807pIMG_0123.jpg
大胆すぎるほど大きく切られたごまサバ
その大きさが口に入れると
たまげるほどの幸せ感に浸れた
漬け具合もちょうど良く
肉のねっとりした熟れ具合もいい
二手間の納得







2017807pIMG_0132.jpg
秋田の生酒
店が選ぶ酒と料理が素晴らしく合う
この料理あってのこの酒






2017807pIMG_0124.jpg
自遊亭の濃ゆい味のひとつがレバニラ炒め
これには特製のハイボールと思いきや
今日は熱燗にしてみた
旨いな






2017807pIMG_0133.jpg
今が旬のシャクの天ぷら
「特有の甘味が、天ぷらの衣の油の濃味と絡まり合ったコントラストがよい」
とは小泉武夫さんの言葉だが、まさに
サクッと噛み込むと、シャクの甲羅や細い脚や
内蔵やミソが甘い肉質と渾然一帯となったコントラストがいい






2017807pIMG_0019.jpg
久し振りに娘夫婦と飲んだ
馬刺しを美味そうに食べる笑顔の婿
華やいだ夜だった
翌朝は酒が抜けるまでゆっくり走った

八方ヶ岳林道に入るとゴーゴーと山が唸りをあげている
強風に枝や木の葉が飛んできてボヤボヤしていられない
「シャキッ」と気を引き締めて走り始める
大型台風は間違になく近づいている






2017807pIMG_0007.jpg
いつも下り坂のように体に向かう風は一方向からではなく
四方八方から吹いたり止んだり
木の枝の折れる音や落石や道を塞ぐ木々に
緊張感とスリルを感じ出した






2017807pIMG_0017.jpg
アップダウンの林道はなかなかタフだが
風が吹き涼しくて思いのほか頑張れた







2017807pIMG_0013.jpg
震災で崖崩れで通行止めになっていたところは見事に復旧していた
道はアスファルト舗装になっているし
菊池側の終点である穴川まで難なく走れると明るい気持ちになった






2017807pIMG_0010.jpg
竜門ダムを見下ろしながら小便すると
放物線のおしっこが強風で直角に曲がり宙に消えた
ツールやジロで
いよいよ本格的な風になってきた

乗り始めるとランドナーに乗った見知らぬ40歳代の男性とすれ違った
ヘルメット無しでジャージも着ていない
いろんなものが飛んでくるのにサングラスもしていない
まずこの林道で自転車乗りと会うことは一度もなかったので驚いたが
その無防備な恰好が不思議だった
きっと菊池の方からだったら近いので車載か・・・

道案内の看板がある三叉路があった
上の道は急な上りが2キロほどあり登山道に続いてそこで終わっている
下の道が本道で下るとやがて穴川地区に着き林道の終点となる

下の道を下る






2017807pIMG_0024.jpg
1キロ先にまさかの土砂崩れ

震災によるものではなくその後の大雨で崩れたのだろう
せっかくここまで来たのに・・・心折れた
残念ながら引き返すしかない






2017807pIMG_0022.jpg
ペダルの重いこと、向かい風の上りのつらいこと
補給食を食べながら引き返す

ところでさっきのランドナーは何処から来たのか
わたしと同じように引き返していたのか
それにしかないのだが
台風だというのにここを走るか
軽装だしランドナーで走るような道でもないのに不思議・・・
ちょっとゾクゾク、まさかのまさか・・・

道案内の看板がある三叉路によく見ると通行止めの小さな案内看板があった
ここから1キロくらいだろうか一度通ったセメント道がありそこを下る
13%以上の長い急勾配は手の感覚が無くなるほど続き無事竜門ダムに着いた









矢谷渓谷から始まる八方ヶ岳林道は麓に下りる道がいくつもあり
このような通行止めや天候の急変があっても
すぐに集落があるところと結ばれているから安心だ
山の神からは9号線の山の神の看板のところに
あと山鹿側に3箇所あって
菊池側には小木、虎口、それにこの竜門ダムに続く道がある








2017807pIMG_0141.jpg
家に着くと娘夫婦が帰り支度をしているところだった
休日に走る朝食前のサイクリングはこのところ定番で
昼頃帰ってもまだ時間を使える
台風対策のあと母の実家に届け物をして
主のミッション終了
あとは愛犬ミラノと昼寝を貪った
ウトウトとランドナーの男性の顔が思い出しながら







FLUCTUAT NEC MERGITUR
--- 漂えど沈まず ---



  1. 2017/08/08(火) 10:41:36|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

滞在型一人旅大歓迎

22017731jDSC_2447.jpg
神奈川から2泊の自転車旅でお越しの弱虫ペダルファンのNさんが猛暑のなか熊本駅から自走で到着された。まずはずっしりと重いリュックを置き、身軽になったところでそのまま牧ノ戸峠を目指された。最近は一人旅の方が多くて、それも2泊3泊される方が増えてきた。旅館にとっては理想的な姿で、将来は常に3割の滞在者を目指したい。

また、あまり写真で紹介することがない女性の弱虫ペダルファンの方や、阿蘇を走りに来られる自転車の方を合わせると、今でもほぼ2~3日に1組は自転車関連の方にお越しになっている。貴重なお客さんであり、ありがたいことだと思っている。

弱虫ペダル劇場版が公開されてすでに2年、当時は連日多くの方がお越しになっていた。その頃から比べると下火になったものの、まだまだ根強いファンの方が全国から聖地巡礼のようにお越しになっている。映画のことをスタッフに尋ねられ場合も多い。その際には取材の経緯や絵コンテや登場する部屋などわたしが紹介するようにしている。

それと、これが難しいんだが、尋ねられなくても、何となく雰囲気を読んでから、こちらから話しかけるようにもしている。、その場合、余計なお世話感にならぬようしているが、それが中々難しい。






2017804oimage5.jpg
翌早朝、ミルクロードへ行かれ幸運にも雲海に遭遇された







2017804image8.jpg
はじめてのミルクロードでの雲海ライド
良き想い出になったことだろう






2017804image4.jpg
雲海を見ながら走ったミルクロード
興奮されて帰って来られた
そのあとは至極の温泉に空きっ腹の朝食
極めつけが朝寝
お帰りの際、時間があったので阿蘇駅まで送ってあげた
九州横断バスで熊本駅から新幹線で帰られ
お礼のメールと共にこの写真が送られてきた









2017804kDSC_2449.jpg
由布院から自走でお越しの東京のブロンプトンさん
いまきん食堂のあか牛丼は並ばずに食べられたそうだ
理由はカウンターは3席
カップルが多いから1席はよく空いている
一人旅の方は行列を諦めず是非





2017804kDSC_2450.jpg
上り坂が苦手の改造のキモは





2017804kDSC_2451.jpg
この中に収まった8速ギア、インター8

帰りは自走で空港へ行かれる計画だったが
最後の空港の上り坂とトンネルは楽しくないので
肥後大津駅から無料で走るジャンボタクシー での輪行を勧めた
それにフライトが遅いとのことから
サッパリして帰れるよう
空港から2キロのエミナースでの立ち寄り湯を勧めた
そこにはレストランもあるし
時間をつぶすには絶好だと思う






2017804lDSC01991.jpg
5回目のツール・ド・おきなわ
市民100kmエントリー完了
11月10日よりヤンバルを走る昨年と同じ日程
チーム・キッズのみなさん
また遊んでください






FLUCTUAT NEC MERGITUR
--- 漂えど沈まず ---



  1. 2017/08/04(金) 17:05:50|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

夏の兵戸スーパー林道はアブとの戦い

2017731hIMG_7131.jpg
急に休みが取れたので真夏でも涼しい矢谷渓谷から宿ヶ峰尾峠の林道を走りに行った。
菊池から矢谷渓谷に着くまで物凄い暑さだったので、アスファルトの熱でタイヤがバーストしないか心配だった。渓谷に着いたら勢いよく流れる側溝の水でタイヤを冷したが、今思えばそんなことってあるのか。それとも暑さの妄想か。






2017731mIMG_7134.jpg
菊池(標高60m)を出て番所(標高350m)までが20km、そこから矢谷渓谷を通り宿ヶ峰尾峠(標高800m)までが8.8km、峠を下って133号までが3.2kmで、穴川峠を下り竜門ダムを抜け帰る予定だったがもうひとつの林道に行くか迷った。






2017731oIMG_7135.jpg
そのもうひとつ悩ましい林道を行くことにした。
それは穴川峠の手前から左折し兵戸峠までの兵戸スーパー林道12.4km。「悩ましい」というのは、ここはアブが多く、ほとんど襲ってくるといってもいいくらい10匹以上の群れで後ろから追ってくる。知らずに走っていると、足や臀部をジャージやビブショーツの上から刺し体液を吸い1週間も2週間も腫れむず痒くなる。それも複数箇所、体のあちこちだからたまったものではない。だからこの時期は怖くて行くのを避けていた。しかし、この日はちょっとした考えと少し風もあったので試しに行くことにした。

作戦は最深部のアブの生息地である湿った日陰をゆっくり走るとアブに見つかる。
恐らく吐く息や汗の匂い、それに体温を感知し集まるのではないか。よって見つかりにくい陽が射して風の抜けるところはゆっくり走り、アブのレーダー網に引っかかりそうなところは18キロ以上の速さで上るようにした。時々後ろを見て追ってきてたらスピードを上げて逃げるようにした。誰もいない峠道を、後ろを振り返りながら走る様は、人が見てたら怪しく思われそうだが、車もほとんど通らない山奥だからまさに単独レース、緊張感あり過ぎの練習にもなりそうだ。

本番はというと、最初13%以上の坂が100mあり、その後5%から10%の上りが続き2キロほど山奥に入るとアブの生息地となる。危険地域に入ったら気配を察知しつつ、山の開けたところではいつでも全力疾走できるよう力を蓄え上り続ける。後ろを振り返ると何度か追ってくる場面があったが何とか逃げをかわし、刺されることなく兵戸スーパー林道頂上の酒呑童子山の登り口1018mを越えることができた。ここから先は下りなので襲われる心配はなく日田市上津江町兵戸峠に着いた。兵戸スーパー林道はオートポリスまで続くが、すでにアタックのようなアブからの逃げで力を使い果たし帰ることにした。








ある意味勝利者、夏の兵戸スーパー林道で単独レース。黒いアブの集団が追ってくる様は恐怖、体に止まったあの感触、刺される前のコンマ何秒の間に手で振り払うことも。揚げ句力尽きたら引き返せばがいいが、そのスピードが緩んだ瞬間に何箇所か刺される覚悟は必要。なので緊張感に満ちた要所の逃げで12.4キロ愉しめる。標高960m付近で脚が終わり大減速したが生息地を抜けたのだろうかアブは追ってこなかった。8月いっぱいはアブは哺乳類の体液を求め飛び回っている。無防備に近い自転車乗りは格好の餌食となるが、複眼野郎と対決はスリル満点、緊張感溢れる冷汗必至の真夏のライドを貴男貴女もどうぞ。








FLUCTUAT NEC MERGITUR
--- 漂えど沈まず ---



  1. 2017/08/01(火) 10:29:16|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

王道、菊池阿蘇スカイラインを走る。

201772607IMG_7127.jpg
1年3ヶ月振りに菊池阿蘇スカイラインを走ってきた。
この道は10年前、自転車を始めたときから飽きずによく走った。広葉樹に覆われた阿蘇くじゅう国立公園の中を走ると、やがて開けた草原の風景になり、峠を上った感が心躍る25キロで900m上るわたしの王道である。

この日の予定では朝7時に出発するはずだったが、休日らしく寝っ転がってウダウダしていたら時間が過ぎ10時に家を出た。この日、思い描いたコースは、ミルクロードに出たらそのまま真っ直ぐ進み産山から国道57号を渡り、根子岳を眺めながら箱石峠へ出る牧野道を上り、265号に出たら下って赤水経由で二重の峠を上り県道23号で帰って来るルートを考えていた。
しかし、湯気が出るような暑さに耐えきれず超ショートカットしたものの、最後のひと登りに選んだ菊池人吉林道のアップダウンでは全力を出し切り走り、概ね満足することができた。70km 獲得高度1591m 3時間20分







2201772601IMG_7124.jpg
菊池渓谷の麓、念仏橋までが暑かった。そこを過ぎると冷房エリアに入ったように急激に涼しくなるが、この日はそれほどまで気温は下がらない感じだった。それでも日陰が続くこの道は真夏には気持ちのよい峠道である。




726MX-2514FN_20170726_14360.jpg
グリーンウォーク 2005年秋号より

菊池渓谷はまだ立ち入り禁止のままだった。以前は菊池渓谷からミルクロード沿いのかぶと岩展望所まで未舗装路が続いていた。わたしも2005年には歩いて往復したことがあるが、途中には野鳥の森があってグラベルを想定したバイクならロードバイクでも行ける素晴らしい山道だった。当時はこのような本にも紹介され菊池渓谷が復活した際にはこの道是非通れるようにしていただきたいものだ。







201772603IMG_0104.jpg補給として菊池物産館を出て6.7キロにヤマザキディリーが最後のコンビニになる。ここが8.9キロ先の深葉の集落で最後の自販機となる。菊池阿蘇スカイラインは現在も菊池渓谷付近で片側通行のままで、7時から19時まで念仏橋と深葉の集落のゲートを時間内に進入したら通行できる。






201772605IMG_0106.jpg
深葉の集落にある阿蘇町立内牧小学校深葉分校跡
1954年に「阿蘇町」となり
2005年に「阿蘇市」に新設合併された。
卒業生が見たらさぞや懐かしいだろう。





201772605IMG_7125.jpg
草原に出るまで木漏れ日の中を走る。
通行する車両は少ないので車もバイクも飛ばす。
なのでリアのライトは点滅すべき。





201772606IMG_7126.jpg
スタートする菊池が標高60m
ゴールの北山展望所が標高960m
距離は25キロ





201772608IMG_4280.jpg
北山展望所信号を右折し1.7キロでかぶと岩展望所に着く
気温25度、涼し過ぎる
ここにはカフェがありフランクフルトやコーヒで休憩することができる
また、公衆トイレや自販機もあるので補給にはいい

ラピュタの降り口を過ぎ、鞍岳無線中継所まで来ると下りとなり
車帰り交差点を右折し県道23号を下る
そのままだと旭志の集落に着いてしまうので
ここで最後の頑張りと菊池人吉林道に入る
矢護山ゴルフパークから8キロほどアップダウンが続く
これがなかなかタフで堪えるのだ
沖縄100k想定には良き練習コースである
四季の里からは下りが続き菊池へ到着
2時間半ほど非日常の世界を満喫した

先日の休日に続き風呂に入ってヘルメットを洗って
一息着くと14時
夕方まで誰もいないし
今日もどこにも行かない設定の缶ビールで喉を潤し
午睡を貪る・・・

と思いきや宅配が届き、受取サインをして
ついでにポストを見ると







2017727kDSC_2440.jpg
ツールが届いていた
今年も市民100k完走を目指す

2013年 4時間14分         
(完走率69.%)

2014年 4時間00分             
(53%)

2015年 第四関門阿部でタイムオーバー
(24%)

2016年 3時間43分             
(71%)







FLUCTUAT NEC MERGITUR
--- 漂えど沈まず ---


  1. 2017/07/27(木) 16:01:33|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

阿蘇は自転車乗りを笑顔でウェルカム

2017723yDSC_2437.jpg
イワイスポーツサイクルのみなさんが遠征のクラブライドでお越しになった。
途中、日田では38度の猛暑だったそうだが、100~120キロの自走にも元気よく到着された。岩井社長もメンバーとしてお越しで、数日前には本番と同じルートを単独自走で雨に打たれながらも大観峰まで下見に来られていた。

イワイサイクルさんは、このような旅館の温泉旅から、もっと安くて距離も短い遠征や、初心者などクラス別のクラブライド、レースを前提としたハードな朝練など、自転車を売ったあとにそれぞれの志向に沿うアフターフォローを用意されている。このことは多くのサイクルショップがされていることであり、売って終わりのネット販売にはない重要なところである。
また、目的外のことではあるが、同じメンバーで走ることによって異業種交流という目線の違う発想を得ることや、独身だったら結婚まで至った現実があることもこの目で見てきた。ショップの定価とネットでの売って終わりの価格の差、普段ネット買うものとロードバイクはそこが大きく違うところであり、購入後の「得」をどう読むかであろう。







2017723yIM<br />G_0096.jpg
イワイさんグループが発たれてしばらく経ったら淺木さんのグループのみなさんがお越しになった。暑かったので役犬原の水源で水浴びをされてから来られたようだ。弱虫ペダルファンの方もいらしたので館内の定番コースを案内した。この人数でランチの店を探されていたので道の駅阿蘇を教えてあげた。

メンバーの中に道の駅阿蘇の下城さんも来られていた。下城さんが道の駅の仕事をされてから自転車乗りの発想らしいサドルラックの設置が図られ、現在阿蘇市内に18箇所の施設に設置してある。これがあると自転車乗りを歓迎するサインでもあり、私たちは気兼ねなく訪ねることができるし、施設も震災以降不安定な経営が続くなか希少な自転車のお客さんは大歓迎である。

また、道の駅阿蘇では事前に連絡すると専用駐車場の確保と、阿蘇地域連携店舗でのサービスクーポン券のついた「とことん満喫 阿蘇サイクリング」という阿蘇サイクリングを応援するプランを利用することができる。これは道の駅阿蘇をスタート&ゴールとしてサイクリングを楽しみ、終わったら歩いて道の駅のすぐ前にある温泉でサッパリして帰ることもできるというわけだ。何度かそのプランを利用したが、最後には道の駅で家人用にお土産の買い物までできて(これは大事なこと)好評なのは言うまでもない。

このように地元のみなさんが立ち上げた企画は継続性があり自転車乗りには浸透してゆくもの期待する。それに阿蘇を訪れるみなさんに影響されたのか、ひとり、またひとりと阿蘇に自転車乗りが増えていることも大いに嬉しいことである。

とことん満喫 阿蘇サイクリング http://www.aso-denku.jp/cyclingform/
サドルラックマップ http://www.aso-denku.jp/saddlerack/






2017723yIMG_1538.jpg
ツール・ド・沖縄が終わってしばらくすると阿蘇はこんな景色になる。
今のうちに暑さを楽しもう。






FLUCTUAT NEC MERGITUR
--- 漂えど沈まず ---



  1. 2017/07/24(月) 17:18:37|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

梅雨明けのサイクリング

2017720lIMG_1706.jpg
休日の朝7時、朝食前に走りにいった。
天気予報は雨なのでウィンドブレーカーではなく、カッパをジャージのポケットに押し込み、大雨でも引き返すまいと矢谷渓谷を目指した。最近雨が続いたこともあるが、朝走るのをサボっていたので全力で走りに行った。番所から矢谷渓谷入り口まで行き、そこから先はこの時期ブヨの大群がいるので折り返し、竜門ダムの麓から菊池人吉林道へ上り四季の里旭志へ。一瞬、ここから鞍岳林道をさらに上りミルクロードまでというコースも浮かんだが、すでに力を使い果たしそのまま帰ることに後悔はしなかった。83km 3時間48分 相当上った気分で2000はいったかも思っていたら、結果は1493mで鞍岳林道分のマイナスだった。11時前に家に着き、体力と感は鈍ったいたものの久し振りの達成感に浸ることが出来た。






2017719kDSC_2429.jpg
走ったあとのひとりで過ごす理想的休日は続く。風呂でサッパリしたあとは今日はどこにも行かない設定の缶ビールで喉を潤す。それからは夕方まで気になっていた野田知佑さんの新刊を読んだ。たぶん野田さんの本は全作手元にあると思うが、なかでも「ユーコン漂流」は何度も何度も読み返す一冊、その30年後の続編とも言うべく(単独ではないが)、75歳にしてユーコン川を700kmの筏下りをしたというから驚いた。24日間のユーコンにおいて体力も文体も衰えは一切なかった。






2017719kDSC05540.jpg
夜は家内と近くの焼鳥屋に行った。
ちゃんと走ったあとは、食べたいものを、食べたいだけ食べることにしている。それは魚ではなく肉、それも性分からして、生焼けだったり、焼きすぎだったり、食べたい時に焼けていない自分で焼く焼肉ではなく、ちょうどいい塩梅に焼けたものを「ハイどうぞ」と食べさせてくれるものだ。なので今夜は「是空」。最初はホルモン煮込みに生ビール、そして焼き物が次々とテーブルを埋める。






2017719kIMG_0080.jpg
厚揚げ納豆は口直しに、飲み物は芋焼酎のお湯割り






2017719kIMG_0084.jpg
仕上げは、衣パリパリ、中はジューシーでケチャップがとどめを刺す「チキンカツ」。、これが抜群に美味しい。

野田知佑 「ユーコン川を筏で下る」より抜粋
「アメリカ本土に安楽に過ごしてきた人間が、人生に物足りずにアラスカやユーコンにきて、本当の人生に目覚める。そして、生きがいのある人生について思考するのだ。いろいろな猥雑なものがないシンプルライフを送っていると、ある日、自分の生活がすっきりして、しごく単純なものに要約されることに気づく。本当に必要なものはごく少ない。少しの肉と塩、自分の思考を保つに足りる少しの良書、それで十分生きていけるのだ。自分の贅肉がどんどん取れていく。極北の地で全力をあげて生きる痛快さ。彼らはそれをFull Life(フルライフ)と呼ぶ。」 
カヌーでユーコンを下る冒険心にはまだ到達していないが、自分にとってのアラスカやユーコンがひとりでサイクリングすることであり、サドルの上でぼんやりと、時には深く考えたりもする。今日みたいな日がわたしのFull Lifeだ。







FLUCTUAT NEC MERGITUR
--- 漂えど沈まず ---




  1. 2017/07/20(木) 18:19:07|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ミルクロードのゆうすげが見頃

2017714IMG_0030.jpg
狩尾峠・かぶと岩展望所から、北山展望所・大観峰・やまなみ道路に至る標高800m以上のミルクロードでゆうすげが見頃を迎えた。ゆうすげ「夕菅」は、ユリ科の多年草で高さ約1 メートル、初夏に鮮やかな淡黄色のユリに似た花が咲き、夕方開いて翌朝 しぼむミルクロードではこの時期定番の草原に咲く花だ。






2017714IMG_0053.jpg
夕方開いて翌朝しぼむ花は
日中はこのようになって見ることはできないし
そこにあることすら判らない花である






2017714IMG_0063.jpg
ゆうすげは群生して咲き
旬を迎えた朝夕はそれは、それは見事である
ただ、車窓からだと一瞬なので
サイクリングしながら鑑賞するのが一番






2017714IMG_0065.jpg
北山展望所の営業時間内だったら草原に下りる突端までが
群生しているゆうすげを見ることができる






20177144IMG_0061.jpg






2017714IMG_0048.jpg
わたしの季節感として、この花が多く見れるようになると
梅雨明けで夏の始まりとなる
週末のサイクリングいかがだろう

菊池から菊池渓谷を経由してミルクロード(北山交差点)
を結ぶ菊池阿蘇スカイライン(県道45号線)はすでに開通している
菊池側のゲート(菊池渓谷麓の念仏橋)、阿蘇側のゲート(深葉集落)
をそれぞれ7時から19時までに進入すれば通行できる

九州道植木IC~菊池温泉まで20分
菊池温泉~北山展望所まで30分
北山展望所~内牧温泉まで20分






2017714IMG_0072.jpg
宿では杉の間の泉水の修理が完成した
コンクリートのアク抜きが終わる19日には
宿のお父さんがスイレンを植える(浮かべる)
これでやっと弱虫ペダルのシーンが復活する







2017714IMG_0069.jpg
女性大浴場は泉源がすぐ前にあり
湯量の調整のため行き来するのですりガラスだった
なので景色が見えず
圧迫感のある浴場と評判はよろしくなかった

そこで透明ガラスにし、その先に塀を造り
間に植栽して多少とも雰囲気をよくする改装工事が完了した
あとは植栽とライトアップが出来たら完成である

自然災害が繰り返す
厳しい状況は変わらない
しかし、期待だけは裏切らないようにと館主の挑戦は続く。






FLUCTUAT NEC MERGITUR
--- 漂えど沈まず ---



  1. 2017/07/14(金) 17:41:00|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

スモールライド阿蘇を開催

p0135835209865_2a8a7c8878_k.jpg
真夏の炎天下に阿蘇の四峠超えで有名だった阿蘇望は震災の影響で開催されず他の大会も今のところ耳にしない。ならばと個人的な阿蘇ライドを3月に開催し野焼きの後を走った。2回目となる今回は、先日遠征したジロ・デ・イタリアの報告も兼ねて、記憶と感動が薄れぬうちと、梅雨の合間を狙って計画した。たとえ雨に降られてもこの時期だったらさほど寒くもなく、早めに切り上げて温泉に入ればそれもまた阿蘇らしい楽しみではないかと思っていた。ところが直前に九州豪雨が福岡と大分を襲った。迷ったが当地では幹線道路や土砂崩れもない。それよりこの5年間、身近に起こった自然災害における自粛を嫌った。また、わたしがジロで不在中に、阿蘇ライドにお越しの方を代わりにもてなしてもらった高巣さん・軽木さん・井上さんにどうしてもこの日に感謝申し上げたいことから、最悪報告会とBBQだけでもと7月9日予定通りに開催した。







ppp35446790020_d494b64f1a_k.jpg
集合時間前にはライド参加者9名が集まった。しかし、雷雨となり道の駅阿蘇でしばらく様子見となった。大分から自走で来られた後藤さんたちは(片道100km)、今後の天気予報が思わしくないため、道の駅で食事のあと引き返えされた。小雨になったところで7名でスタート、コースは予定を変更し箱石峠を上り牧野道を下って57号に出たところでその後の判断をすることにした。







p1035794559126_7553afe195_k.jpg







p0434994723944_1b99da850e_k.jpg







p0535835140585_9f51db4514_k.jpg







p07DSCN3125.jpg







p06DSCN3119.jpg








p0835794644256_d403c8df30_k.jpg







p1135665962642_c5238ef797_k.jpg
峠るに着くと雨が降り出し一時バス停に避難






p12DSCN3137.jpg
軽木さんに教えてもらった箱石峠の展望スポットは今回が3回目
根子岳と高岳が目前に広がり雄大な景色が楽しめる
しかし、今日は厚い雲に覆われ頂上付近は見えず高岳は雲の中





yyyy35835075125_68458b2787_.jpg






yyyyyDSCN3133.jpg







p09DSCN3127.jpg
そうこうしていると、あっという間に霧に覆われ
雨も激しくなり牧野道を下った






p1335446546890_d969371d49_k.jpg
長閑な牧野道が一挙に緊迫







p1435794423716_924962b2de_k.jpg
本来なら根子岳の眺めが素晴らしいはずだが・・・







p1834994560464_6d86a605c4_k.jpg






p1534994462734_ca83c5985f_k.jpg
放牧の牛の移動を止める「牛止め」
必ず自転車を降りてクリアすること
牛止めは鉄製のローラーで出来ており
クルクル回って足を着けるとビンディングは危うい






p1634994484884_aa88a781c0_k.jpg
二つ目は草に隠れているので要注意
乗ったまま突っ込めば確実に落車するだろう

今に思えば大袈裟だがその時の状況では
山の中で霧と雨という幾多の苦難に遭遇するも
地元の山道に精通する軽木さんの先導で
緊張と不安に包まれながら牧野道を走り
国道57号に出合うと夢から覚めたようだった
悲壮感や危機感は時々必要
プチ冒険は終われば妙な快感に浸れる





p1735024907533_98a4af7e5d_k.jpg
国道を下ってゆくと霧と大雨の灰色の世界から
眩しいほどの新緑と青空の晴天に変わり
このあたりの拠り所、門前町のカフェに立ち寄った
濡れたジャージで身体は冷えていたので
店内の冷房を切ってもらいホット・レモネードを注文
美味しくてみんな笑顔になった






p1834994285754_ec7ecf2a3a_k.jpg
道の駅阿蘇でランチを目指し快適なサイクリング
この天気の変わりようが阿蘇らしい
井上くんが車の少ない田舎道を選んでくれた






dpppd35794225276_7126c5800c.jpg







p1835024803813_1b8d6ae6ba_k.jpg







pppIMG_4255.jpg
道の駅阿蘇に到着
バイクラック横のテーブルが定番の席







p1935702324361_e49b59aa23_k.jpg
ランチは「あそ兵衛の2種のあか牛丼」(部位の違い)
1250円とやや高いが食べたら納得
特製タレを掛けた状態でこのあと中央の温泉卵を割って食す
本場いまきん食堂を彷彿する味とボリューム







p2035702281151_f99731005b_k.jpg
あか牛丼のあとは干していたジャージも乾いて草千里へ
爽やかな風が心地良い
午前中とは雲泥の差に何事もやってみないと判らないと痛感







p20019718831_78802241135500.jpg
この日の阿蘇は何処に行っても車も人も少ない
天気予報が幸運だった








p2135665555922_fdff179899_k.jpg







p2235665497712_2239bb3509_k.jpg
草千里到着
震災後初めて来たが崩れ落ちた斜面はそのままに
道路は阿蘇山側に拡張してあり
何事もなかったかのようだった





p2122DSCN3152.jpg







p2335702196261_0869dc46ae_k.jpg
しばらくしたら、またもや霧に包まれた
この天気の変わりようには驚くより笑えた





p24DSCN3166.jpg
霧対応にフロントとリアのライトを点けてダウンヒル開始






lplp35665432322_ddfcf6e583_.jpg







p2535024497683_6c1507ab50_k.jpg
霧が晴れた
久し振りに見る米塚の緑が美しい






p2635024405443_ce3f8c7c98_k.jpg
最高に気持ちのいいダウンヒルだった







p26635834316455_ac3a9da4eb_.jpg
阿蘇駅から3分程で井上くん宅
板金塗装屋さんなので雨と泥に汚れた自転車の洗車の提案
ほとんどが車載なので有り難い
洗剤つけて洗車なんて初めて
最後はコンプレッサーで水を飛ばしてピカピカになった








p29S0380248.jpg
温泉でサッパリしたあとは軽木さんのバーでジロ報告会






rrr35793774026_bbe14d0819_k.jpg







p27IMG_0011.jpg
BBQのはずだったが、また雨になるかも知れないので
軽木さんが外で焼いたものをバーで食べるという贅沢

(軽木さんのバーとは、自宅に併設した大型のコンテナ冷蔵庫を改造したもので、音楽スタジオと兼務する離れのようなもので営業するものではない)






p2835793757676_bb2b6d78c2_k.jpg
乾杯の音頭は友子さん
もしかしたら、ステルヴィオ峠とジアウ峠を
e-bikiで上った初めての日本人女性かも知れない
宴会は大いに盛り上がった






p30IMG_0014.jpg
最後は軽木さんのギター演奏で完結
帰りは宿まで下城さんに送ってもらったついでに
ルーフトップバーで締めた

参加のみなさんにはお付き合いいただき感謝
また懲りずに3回目に挑戦したいと思う







yyy35834681795_361786edc7_k.jpg
今回のライドを振り返ると、初めて雨と霧の中を走ったのは、この日も東京からお越しでジロも一緒だったサルトさんと初めてミルクロードを走ったときだった。北山展望所ではほとんど視界ゼロで1m先の白い路側帯を見ないと真っ直ぐ進めないくらい濃い霧だった。それにまだ経験が浅く、ライトも気持ち程度の明るさしかなく、照らすとは言えない代物で、急に車が現れてビックリした思い出も鮮明に残っている。そんな風にオロオロ走るしかないものだから、結局ライドの案内役が経験豊富なサルトさんと和田さんの後を付いて行くしか無かった。車帰り交差点から旭志方面の下りでは、アウトコースするほど道が見えなくて、雨もひどくなり川のような水没した箇所を走るようなこともあった。そして民家が見え出すと見慣れた景色に安堵し、一気に恐怖心が何処かに行ってしまい、代わりに傘も差さずにずぶ濡れで遊んでいた悪ガキグループの頃を思い出し愉快な気持ちになった。何歳になっても真剣に遊ぶのは冒険心を忘れないことだと思ったライドだった。時折遭遇する霧と雨のシチュエーションこそ自転車乗りの愉しみなのである。








FLUCTUAT NEC MERGITUR
--- 漂えど沈まず ---



  1. 2017/07/12(水) 17:54:45|
  2. ロードバイク
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
次のページ

プロフィール

Author:コルナゴ部長
コルナゴ部長のブログへようこそ!


自己紹介
阿蘇内牧温泉の温泉旅館から欧州の山岳コースを彷彿させる阿蘇サイクリングの愉しみ方を紹介しています。

最近の記事

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

カテゴリー

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数: