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コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

Trip Tips in ASO Big Sky

新たなE-MTBと草の道の整備

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道の駅阿蘇に新しいE-MTB、電動アシストマウンテンバイクが仲間入りした。
今回はトレックのフルサスマウンテンバイク「Rail 5(レイル5))2台と、パナソニックのハードテールマウンテンバイク「XEALT M5(ゼオルトM5)1台で小柄な方でも乗れるよう3台とも最小サイズになっている。それでもXEALT M5E-MTBは157cmが適正最低身長になっているため150cm前後でも乗れるようにショップでカスタムしてある。

ではそれぞれ紹介しよう。
トレックRail 5はバッテリーがフレームチューブに内装されて、電動バイクとは気付かないくらいスマートかつ精悍なフォルムだ。そして誰しも美しさにため息が出るのは、濃く明るい赤色に青みを含んだ紫がかったCrimson(クリムゾン)という深紅色に輝くビジュアルの良さだろう。





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走りに関しては絨毯の上を走るような快適な前後のサスペンションと、パワフルなBoschのドライブシステムにより、阿蘇の大草原の上りでは、ふっと軽くなるようなアシストにより身体に負担がなく何度もダウンヒルのスピード感を楽しむことができる。





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パナソニックXEALT M5は、2019年に最初のE-MTBとして導入したXMシリーズを引き継ぐもので、スポーツバイクの経験が無い方や小柄な方でも乗りやすさと、E-MTBの楽しさを兼ねたポテンシャルになっている。詳しくはメーカーの動画があるので紹介しよう。














こちらは阿蘇の外輪山や道の駅阿蘇も出てくる動画。






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トレックRail5とパナソニックXEALT M5は女性利用を意識したものなので、ガイド仲間のミユキさんに参加してもらい、根子岳の眺めながら広大な牧野フィールドが広がる町古閑牧野を走ってきたので紹介しよう。





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町古閑牧野は道の駅阿蘇から30分のところにあり、前日降った雪を楽しみ行くとスノーライドのフィールドになっていた。





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ミユキさんの身長159cm。サドルの上下は2台ともハンドル付近のレバーで調整するドロッパーシートポストなので、走りながら好みの高さに合わせることができる。感想を尋ねると、乗りやすかったのはトレックRail5でパナソニックXEALT M5は小さい感じがしたそうだ。




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XEALT M5は今までE-MTBに乗ることが出来なかった、もしくは乗れても少し怖かった小柄な方でも楽しめそうである。道の駅阿蘇の身長153cmの女性スタッフに乗ってもらっても全く違和感なく走れたそうだ。





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丘の稜線沿いにある野焼きの防火帯となる輪地はE-MTBの絶好のコースになる。





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167cmの私はシートポストを高くすることで2台とも普通に乗ることができた。





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乗り出しが強いアシストのXEALT M5は、脚力があまりない方に向いていると感じた。Rail5の笑ってしまうようなゴージャスなサスペンションと、豪快なダウンヒルの安定感は荒れたセクションも臆せず突き進める感じだった。

2台ともゆっくりと阿蘇の大自然を踏みしめて走るのも、さまざまな地形を大胆に攻めて走るのも、それぞれの好みで牧野を走るポテンシャルを秘めているので是非とも体験してほしいものだ。





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道の駅阿蘇のサイトからエントリーする牧野ライドはレンタルでハードテールやフルサス、自分のバイクを持ち込むことができる。





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このような牧野でのアクティビティは、減少していく牧野(草原)を観光資源として利用することにより保全することに目的がある。牧野は牛馬を放牧する放牧地や採草地であるため専門のガイドの案内が必須で勝手に立ち入ることはできない。ガイド料には牧野保全料として一人1000円が含まれるので草原の維持活動に参加していることになる。




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道の駅阿蘇のガイド付きツアーでレンタルできるE-MTBは今回紹介した3台以外に、パナソニックXM(ハードテール)5台、パナソニックXM-D2(フルサス)3台、MERIDA(フルサス)4台がある。












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阿蘇谷の集落と外輪山の上にある草原を結ぶ坂道は、かって人と牛馬が往来した古道で「草の道」と呼ばれている。実際に歩くと高低差400m以上を駆けあがる急な坂道で、ぬかるむところは石畳で整備されたり、石垣の補強や山を掘削した切通しがあったりする。草の道は生活道でもあるため石仏や地蔵が置かれたり、湧水のあるところや眺めのいいところを選んで造られたようだ。





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2021年2月に道の駅阿蘇の呼びかけにより、一の宮町坂梨の浄土寺牧公園と波野の町古閑牧野を結ぶ願成就坂(がんじょうじゅざか)を牧野ガイドのメンバーで整備を試みた。





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目的は町古閑牧野で牧野ライドをするためにはE-MTBを軽トラックに車載する必要があり、この坂で行き来することができれば、車載できる台数に関係なく牧野ライドを楽しむことができるためだ。





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整備を進めていると、2012年の九州北部豪雨や2016年の熊本地震により途中から道は崩壊し、迂回するコースもなくE-MTBでの走行は不可能と諦めた。そのレポートとしてブログに波野の郷土史家の方からお聞きしたことを書き加えた。それは波野方面の女学生が、宮地にある明治に開校(1902年)した裁縫学校(神山学院)に願成就坂を通って通学していたということだ。

写真は昭和20年代、神山学院創設者の神山エツさん(前列右より5人目)は明治3年、坂梨生まれ。私立東京裁縫女学校で学び、同35年に私立宮地裁縫学院(後の神山学院)を創設、阿蘇の女子教育に大きな足跡を残した。

阿蘇ラウンドトレイルや阿蘇ヒルクライムで連携していたスポーツイベントの企画運営をする株式会社Local Gainに、願成就坂の存在を道の駅阿蘇の下城さんが紹介し、先ず牧野を使ったトレランのPR動画を作ったのがきっかけとなり「阿蘇トレイル女学院」の大会へと発展していった。そして、開校から120年の2022年4月に、「阿蘇トレイル女学院」というかっての通学路を走る女性限定のトレイルランニングの大会が開催され87名の参加者が阿蘇の野山を駆け抜けた。











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このような古道は阿蘇市一の宮地区だけでも25以上もあり阿蘇の文化遺産であると思う。ただし、ほとんどが現在利用されることはなく廃道になっている。そこでLocal GainのASO FIELDS RUNNING実行委員会が、古道の維持と再生促進を目的にイベント開催に取り組んでいる。その取り組みのひとつに古道を活用した「阿蘇トレイル女学院」に続くトレイルランニングなどの開催を予定されている。





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そこで第3回となる古道整備に参加してきた。
主催するのはASO FIELDS RUNNING実行委員会、運営サポートが株式会社Local Gain、
1回目は手野地区、2回目は湯浦地区、今回は坂梨地区の馬場坂(栗の木坂)で牧野ガイドメンバー4名とあそBE隊、トレイルランをされている熊本市内や水上村、福岡から参加された方、そして地元の方3名も参加されていた。





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地元の方も道を見失うほど竹が覆い水害や地震で崩壊しているところも多かった。





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先頭はチェンソー、のこぎり、斧で切り開き、それを取り除くグループが続いて、最後は熊手グループが落ち葉や小枝を払うと土が現れて完了。これが3kmほど続く。





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急斜面がなのでつづら折りになっていた。





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雑木を切り開いていると溶岩で造られた見事な石垣が現れた。このような発見が古道整備の面白さでもある。一緒に整備に参加されていた方が、以前整備した際に石垣や岩に年号が刻まれているところもあったと言われていた。





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牧野ガイドメンバーは午後から打ち合わせがあったので頂上の牧野までは行くことは出来なかった。作業しながらの少しの時間にみなさんと話すことができてトレランも面白そうだと思った。





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馬場坂整備終了。素晴らしいコースが出来上がった共に地域資源が発掘された。
このような古道はマウンテンバイクでの走行は難しいがトレランなら活用することが出来る。定期的に整備して毎年大会を開催することで古道が維持され地域資源が受け継がれ残されていくことにつながる。

地域にいるために地元の地域資源の魅力についてあまりにも普通過ぎて気付いていない場合が多い。地域の新たな魅力を発見するには、地域外の新たな視点や考え方を取り込んで、地域の価値の向上につなげることも大事ではないかと今回のLocal Gainさんのイベントに参加して思った。






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以前、願成就坂の整備した際に中腹にあった石像の台座には「享保4年」「11月18日坂梨村」と彫られていた。享保4年とは徳川吉宗の江戸時代の1719年、304年前になる。宮地の洋裁学校が開校した183年にすでに願成就坂は生活道として利用されていたのだろうか。





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先日、願成就坂の入口に行ったら中腹にあった石像を参拝しやすいよう集落の近くに移動されていた。





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今年も4月に第2期生として「阿蘇トレイル女学院」が開校(開催)され、1月30日から願書受付(申し込み)が始まるそうだ。洋裁学校は現在カフェや雑貨店が校舎の中で営業し賑わっている。明治の女学生気分になって、その足跡を再現するとは何と素敵なイベントだろう。






最後にホットな学校案合動画を見て2期生入学式に出てみよう!




FLUCTUAT NEC MERGITUR 
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  1. 2023/02/03(金) 18:55:05|
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菊池・山鹿にエリアを広げた納車記念ライド

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昨年暮れに自身3台目のコルナゴが納車された。
そこで自転車仲間が納車記念ライドを1月14日と15日の2日間企画してくれた。14日は私の自宅近くにあるイタリア家庭料理の店「コントルノ食堂」でお祝いの食事会と、15日は一般の方も募集してコントルノ食堂の弁当付き記念ライドというものだった。ところが15日は降水確率が高いため3日前にライドは中止したところ、当日の朝は嘘のように晴れたので、食事会に参加して宿泊された方と当日朝募集して来られた2名の方と開催した。今回の納車記念ライドはkeiさんがかなり盛り込んでくれて、サプライズのビデオメッセージも用意されていたので紹介する。

















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渡辺先生からは色紙も頂いた。




軽木さんからは雨天にてライドを中止したので土曜のお祝いを楽しんでという曲






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今回たいへんお世話になったコントルノ食堂菊池シェフ。
開店当時から通っている店でブログに何度も紹介していたのでかなり期待されていた。





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店の入口の看板。
店内の黒板にはこのように書かれている。
「イタリア料理は身近な素材をシンプルに食べてその物を味わう料理です。可能な限り菊池の食材を、できれば身体に優しい食材をできるだけシンプルに、シンプルだけど真似できない、それがコントルノ食堂です」

食材については、
「ろのわの自家製粉有機小麦粉:旭志、鞍岳のふもと、豊かな大地でオーガニック栽培、自家製粉、コントルノ食堂の自家製パン、手打ち生パスタはこの粉が無ければ成り立たない分厚い風味を持った地粉です」

「走る豚:菊池渓谷にほど近い放牧地で武藤さんの愛情と、豊かな自然に育まれた放牧豚は旨味が凝縮、安心安全、ここでしか食べられないコントルノ食堂のメイン素材です」





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コントルノ食堂は4名用のテーブル席がひとつと、カウンターに6名ほどの菊池温泉街のスナックを改装した小さな店だ。菊池シェフが惚れ込んだ菊池の食材を、イタリアの家庭料理を提供する店としてオープンして8年、リピーター客を中心に市外からの客も多い。メニュは2種類のコースの予約制だが、今回は賑やかな会なので貸切って店としては初めての立食スタイルで受けていただいた。

写真はコントルノのメイン食事、走る豚の自家製ハム。白菜と菊芋のポテトサラダが絶妙の取り合わせだ。





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菊池産モッツァレラは、同じ菊池のミシュラン店「イルフォルノドーロ」の商品で、菊池市にある牧場の隣に工場を構え、搾乳からモッツアレラチーズに加工されるまでの時間が日本一短いと言われている。これも金柑との相性がびっくりするほど素晴らしく「こんなに美味しいモッツアレラは初めて!」とみなさん口を揃えて言われていた。





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走る豚の自家製生ハム。ナスとトマトのローストマリネを包んでいただく。次回コントルノ食堂のランチ付きのライドをするならこの生ハムでパニーニにしたい。




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米を飼料に混ぜた菊池産えこめ牛のローストビーフ。育てているのは同級生やコントルノ食堂を応援する若い農家さんだ。




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走る豚のボッリート、「茹でた豚」だが、フランス料理のポトフとか、日本のおでんのような感じの肉料理でイタリア北部の伝統料理。私はこの料理が一番美味しかった。あっさりとして走る豚の味と食感の魅力が堪能できる逸品だった。




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コントルノ食堂の名刺代わりの品、ポルケッタ。あっという間にみなさんのお腹におさまった。強い料理で赤ワインがもっとも合うローストポークだ。




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最後の締めにきたのでパスタの紹介は忘れた。




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料理の一部を紹介したが、いずれもワインがすすむものばかりだった。この日は9人で、うち2名はノンアルコールなので7名で10本空けたと思う。菊池シェフが選ぶワインは見事なもので、さすがワイン食堂である。それにこの時点では明日のライドは雨で中止と思い込んでいたので思いきり飲んだ。




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フランス菓子教室「ADU-kitchen」を主宰する清田あづささんから、サプライズのセレブレーションケーキ!ケーキ入刀の演出ではちょっとウルっときた。





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私がコントルノ食堂を勧めるのは、豊かな良質の水の宝庫である菊池において、こだわった農業に挑戦する若い農家と料理人が一体となってイタリア家庭料理という一般のレストランでは食べることができないイタリアの郷土料理の体験にある。是非一度みなさんも菊池シェフおすすめのワインと一緒に試していただきたい。






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15日、雨の天気予報は見事に外れた。前夜祭の宿泊組と念のため当日の朝、募集サイトにその旨連絡すると博多と北九州から2名の参加があったので10時過ぎに菊池武光公銅像前からスタートした。





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私が予定していたコースと同じ山鹿で折り返すルートを案内した。山鹿までは菊池川沿いを下って八千代座から不動岩や菊鹿ワインの五郎丸のブドウ畑、岩隈山の切通し、鞠智城、菊池神社、城山公園展望所で帰ってくるコースになる。





https://ridewithgps.com/routes/41725153





今回のkeiさん企画の募集サイトには菊池一族の歴史について触れてあった。南北朝時代に菊池氏が九州を平定できた理由のひとつとして一説には、菊池川で豊富な砂鉄が取れることから、京都から一流の刀工、延寿一族を招いて刀剣を作っていた歴史があった。菊池氏は菊池川を利用して大陸と活発に貿易していたことから、強い刀剣などを輸出し大量の兵や騎馬隊などの軍資金を得ていたのではないかということにある。

私は菊池一族で思い浮かぶのは、菊池軍4万、少弐軍6万の兵力を擁した九州の合戦史上最大の戦い「筑後川の戦い」で傷ついた菊池武光が、太刀についた血糊を小川で洗ったことから「太刀洗」(現福岡県三井郡大刀洗町)という地名になったり、箱根・竹ノ下の戦いで1,000の槍で3,000人を倒したという菊池千本槍など延寿一族が作った日本刀だ。そこでライドの最後に菊池神社にある歴史館でその日本刀をみなさんに見てもらいたいと考えた。





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ここはツール・ド・おきなわを想定して練習するアップダウンの直線。





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菊池川の支流合志川沿いの道を菊池川本流と交わる分田橋までのんびりと走る。





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分田橋。この橋は熊本市と山鹿市を結ぶ旧鉄道の線路跡に作られた自転車道「ゆうかファミリーロード」の橋でここから山鹿までは自転車専用道を走る。





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広くなった自転車道のこの付近の土手でコントルノ食堂の弁当を菊池川を眺めながら食べる予定だった。





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豊前街道の散策




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千代の園酒造の酒造り資料館や隣の味噌や酢を作る木屋本店を見学。





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続いて店主さんのトークで盛り上がる「せんべい工房」へ。
ここでは少しの時間で楽しめる一人100円の手焼きせんべい体験が面白い。





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店主さんに感謝、楽しかった。





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ランチは温泉プラザにある華北飯店へ
「熊本セット」という定食があって、太平燕、高菜炒飯、馬すじの煮込みという県外の方におすすめだ。私はこの店にきたら豆乳担々麺と決めている。





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今回のメインとなる八千代座には14時前に到着。
コロナの影響でガイドツアーの予約は現在されていないが、1日1回11時からガイドさんの説明があると聞いていた。念のため受付でガイドツアーが出来ないか尋ねると、14時15分からと言われたのでそれまで見学することにした。




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廻り舞台では結婚式の前撮りが行われていた。
明治44年こけら落とし、坂東玉三郎や市川海老蔵、中村勘九郎が公演する八千代座、和装が似合うこれ以上の会場はないだろう。木戸口から花道に入り、どこからでも舞台が見やすいような勾配が付いた桝席から全体を見渡して簡単にみなさんに説明した。




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舞台や花道の床下の奈落へ。
ここは廻り舞台、直径8.4m重さ3.2トン、4カ所の棒を押して回す日本発祥の仕掛けだ。
支えているレールはドイツ製で1910年の刻印がされている。この先にスッポンがある。花道の七三の位置にあり、奈落から役者が登場する仕掛けで男性4人が神輿のように持ち上げる。





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そうこうしているとガイドさんが来られた。「よく来られる方ですね」と言われて、今まで10回くらいは自転車の格好で案内しに来ているので憶えてくれていた。特別に私たちだけ当時のトイレなど案内してもらった。この方の話が面白くて前にも書いたと思うが吉本出身じゃないかと思ったくらいだった。やはりガイドツアーでなければ本当の魅力は伝わらない。




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八千代座から出てくると微かに雨、雨雲レーダーでは15分に降ってきそうなので、先を急いだ。





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今回是非走ってもらいたかった不動岩はパスした。みかん畑の上り道は金峰山みたいで2kmほどで岩の真下に着く。そこからは阿蘇山や金峰山を眺めることができるおすすめスポットだったが残念だった。菊鹿ワイナリーや私の練習コースの菊鹿ワインの地域ブランド、五郎丸のぶどう畑もパスした。



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岩隈山の切通しは帰り道だったので立ち寄った。
丘陵だった地域を通行できるように人力で切り開かれたもので、30mはありそうな崖の迫力と付近の静寂さは圧倒される。





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こちらも帰り道になる鞠智城。
663年の朝鮮半島における白村江の戦いで大敗したヤマト政権は、西日本の守りを固めるため鞠智城は九州を統治していた大宰府やそれを守るための大野城、基肄城に武器や食糧を送る基地だったと考えられている。





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ジャージも濡れてきたので残念だったが菊池神社もパスして隣接する城山公園の練習した最後に立ち寄る展望所へ行った。ここは菊池平野が一望できて普賢岳も見ることができる素晴らしいところだが、散歩する人がたまに来ているくらいで実にもったいない。数年前までは前方に大きなクスの木が数本あって風景を閉ざしていたが、伐採したらこのような景観が蘇った。

私には南北朝時代に活躍した菊池一族が、征西府を置いた山城からの眺めが再現されたように感じる。この景色を見ながら懐良親王と菊池武光が九州を平定する夢を語っていたように思えてならない。菊池一族をテーマにした小説に北方謙三さんの「武王の門」がある。北方さんはハードボイルド小説で有名だったが、武王の門の出版後から歴史小説家にシフトされた。そのきっけとなったのは、自身のルーツである長崎県松浦の歴史を辿っていたら、水軍(倭寇)として高麗や中国に行き来していた東松浦党であり、菊池一族と東松浦党の出会われを知り、何度も菊池に訪ねて取材されこの本が出版された。

菊池の窓口が郷土史家だった私の父だったので2人で盛り上がった話をされていたのを覚えている。武王の門の構想については手紙でやり取りされていたようだった。そのなかで菊池一族の軍資金は菊池川を利用し、外海では東松浦党と組んだ貿易によるものではなかったのか、この本の主人公である懐良親王と菊池武光の夢が、勢力争いに明け暮れ海外の魅力を知らない日本に嫌気を差し、九州を独立国家にしようとしたのではないか、そんな2人の話を思い出すと菊池に残る歴史的なものよりここが一番タイムスリップすることができる。





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その夢を語る現代版として素敵なベンチも用意されている。





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今回のライドは参加された方がコントルノ食堂の料理と菊池・山鹿のライドコースを高く評価されたので、阿蘇からサイクリングエリアを拡大したコースのひとつとして自信を持って紹介できると思った。

例えばコロナ禍になる前に案内したシンガポールやマレーシアのサイクリストのグループから阿蘇で走る計画を相談されている。いずれも10日近く日本に滞在されるので、食事の変化という意味ではイタリア家庭料理もいいかも知れない。気分転換としての江戸時代から伝わる芝居小屋八千代座をメインしたライドは、この日のフラットなサイクリングコースの反応を尋ねたいものだ。

今回のスポット以外に上質なスパークリングワインのような日本酒を造る花の香酒造も山鹿から近いのでおすすめだ。菊池には市営の弓道場が菊池神社の裏にあり、延寿派の日本刀とともに今後外国の方にも体験できるようになればかなりインパクトがあると思う。

エリアを拡大したサイクリングメニュとして2月11日と12日に阿蘇市に隣接する大分県竹田市と連携して阿蘇満喫ライドを開催する。ここは竹田の城下町や岡城跡、世界有数の炭酸温泉長湯温泉にも近く、阿蘇と組み合わせると魅力的なサイクリングコースになるのではないかと思う。日本人のみならず外国からのリピーターに備えてしっかり準備しておきたい。






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  1. 2023/01/23(月) 16:35:06|
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阿蘇満喫ライドwithスパークル大分は延期開催

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本日開催予定だった「スパークルおおいた」のみなさんが阿蘇満喫ライドにゲスト参加してくれるイベントは雨で延期した。降水確率が高くて4日前に下城さんと悩んだ末に中止の方向で黒枝監督に相談したところ2月5日(日)に延期することができた。





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スパークルのみなさんとのサイクルイベントは4回くらい参加しているが、一緒に走るといっても1対1なら別だがグループ走行なので選手も分散していた。それより選手のみなさんと一緒にランチやお茶しながらのQ&Aや、選手が自転車で遊ぶのを見るのが絶対いいと感じていた。なので今回のイベントは走るのは20~30km程度にして、選手と近い距離で接する交流の時間を長くしている。この日の体験であらためて自転車の楽しさ、素晴らしさが伝わるならばと思っている。
https://www.aso-denku.jp/event/2023/01/20230205ride/




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  1. 2023/01/22(日) 17:40:32|
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2023年最初の阿蘇満喫ライド

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1月9日、今年最初の阿蘇満喫ライドを7名の参加者を迎えて初詣三社巡りライドとして開催した。そのレポートの前に前回紹介した熊本に進出する台湾半導体企業TSMC関連の補足ニュースと、関西からやまなみハイウェイを走る交通機関として利用が多い「フェリーさんふらわあ」に新造船されたフェリーの情報について紹介する。




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昨年の12月13日、アップルのティム・クックCEOが熊本空港に降り立った。台湾半導体企業TSMCの巨大な建設現場に隣接した自社の半導体工場で出迎えたのは、ソニーグループの吉田憲一郎会長兼社長だった。iPhone14のカメラに使う画像半導体CMOSセンサーはソニー製で、現在の半導体工場の数キロ先の合志市に、数千億円を投じて、スマートフォン向けの画像センサーの工場が建設されると昨年12月15日報じられた。画像センサーをTSMCに近い工場で製造することにより、一貫生産体制が構築されるというアップルとソニーのトップセールスは、半導体の「世界の工場」となる日本、そしてこの地域が世界中から注目されるというきわめてインパクトあるニュースだった。





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関西方面から、やまなみハイウェイをサイクリングするために欠かせないのが「フェリーさんふらわあ」だ。仕事を終えた夕方遅く大阪を出港し、フェリーで一夜を過ごした翌早朝に別府に帰港というサイクリングで阿蘇に向かうには絶好のスケジュールが立てられる。その大阪~別府の航路に、温室効果ガス排出量が大幅に削減できる国内初のLNG(液化天然ガス)新造船「さんふらわあ くれない」が2023年1月13日に就航した。そして、2番船となる「さんふらわあ むらさき」は今年の4月14日から就航というニュースだ。
https://www.ferry-sunflower.co.jp/news/article/press230113hp.html






フェリーは航空機や列車に比べると輪行が容易で団体でも問題ない。輪行袋に入れないで自走のままでも2500円~3400円前後の追加費用で乗船することが出来る。フェリーを利用した九州への遠征旅が、LNG燃料という環境対応と、女性社員の意見を取り入れたパブリックスペースや快適な客室により、やまなみハイウェイを走る女性や外国人、それにグループライドのサイクリストが増えてくるのではないだろうか。





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さて、初詣三社巡りライドに戻ろう。
正月気分がまだ残る朝だった。切り取ったような青空を背景に高岳は薄っすら雪化粧して美しかった。集合場所でも氷点下近かったので火口や草千里に上る坊中線は間違いなく凍っていたに違いない。でもカラっと晴れたおかげで分刻みにポカポカ陽気になっていった。阿蘇神社、国造神社、隼鷹天満宮の三社詣を自転車で行くには絶好の日となった、





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まずは阿蘇神社に行った。
本殿は参拝の長い行列になっていた。さすが人気の神社だけに9日になっても人が絶えない。仕方ないので脇から参拝することにした。





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阿蘇神社の次は3kmの一直線の道を北に走って国造神社に行った。
グーグルマップにはこの道が「幸せの1本道」と表示されている。何が幸せなのか、キーワードになるものはこの近くでは思いつかないので、チューリップの「青春の影」の歌詞に「君の心に続く長い一本道は・・・君を幸せにする・・・」なんてあるがどうなのだろう。





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阿蘇五岳は涅槃像に喩えられるが、国造神社からだとこの先に阿蘇神社、宮地(宮の地)駅、その先は涅槃像の首元になる日ノ尾峠を越えて高森に続く。





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国造神社は速瓶玉命(はやみかたまのみこと)など阿蘇4神を祀る西暦88年創建の古社。





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ひっそりした神社で参拝に来る人は少ない。




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三社目に行く前にitalisso(イタリアッソ)にランチに行った。ここは昨年8月にオープンしたパスタやサンドイッチなどのテイクアウト店で、イートインも出来るのでサイクリングで立ち寄るには貴重な店だ。




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私がよくリピートするのはタマゴサンド。阿蘇の隣町の竹田にある養鶏場「藤野屋」の新鮮な卵をふんだんに使用されており、卵の味付けには高森の「マルキチ醤油」の醤油が使われて風味がとてもいい。パンは内牧の「スーパーみやはら」にあるベーカリーのフワフワしたパンが抜群の相性となっている。




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Italiasso(イタリアッソ)は道の駅阿蘇にパスタやサンドを出されているので是非ご賞味を。





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食事を終えたら陽がかげり一気に気温が下がってきた。ここに着いた時はかなり暑かったので腰に貼ったカイロを捨てたことを後悔した。




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三社目は的石御茶屋跡の横にある隼鷹天満宮(はやたか)へ。(写真を撮り忘れたのでこの写真は以前撮ったもの)

隣接する的石御茶屋跡は、江戸時代に肥後藩主が参勤交代に使った豊後街道の通過地点にあり休憩昼食をとったところだ。隼鷹天満宮は肥後藩主細川綱利公が建立され、敷地内には北外輪山からの伏流水の泉水がある。




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拝殿の右には滾々と湧き出る伏流水に満たされた泉水は紅葉の季節は素晴らしい。





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この写真の撮影11月19日、阿蘇の紅葉スポットとしてサイクリングで訪ねるにはおすすめだ。




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安全祈願した三社巡りは、この1年間落車や自転車事故防止のための佳き日となった。
次は走行時の心掛けである自分の気持ちをコントロールして安全に走ることが大切だ

サイクルベースあさひのサイトに2022年版自転車安全五則が紹介されていた。
それによると自転車事故の原因は、
第1位「路面状況の見落とし」47%
第2位「スピードの出しすぎ」33%
第3位「整備不良」10%
第4位「第三者によるもと」10%となっている。

路面状況の見落としでは、道路の段差でハンドルをとられたり、砂利や濡れた路面、マンホール、グレーチングは滑るので要注意だ。それにカーブが加わると落車の確率が高くなり、スピードの出しすぎで落車確実になる。グループライドの場合は自分の不注意で他の方を巻き添えにすることもありお詫びしようもない。

阿蘇ライドでは信号や車の少ないところを走るので、他の地域に比べて厳重に注意すべきは峠の下りになる。よく言われる「心のブレーキ」を大切に、1年間事故なく楽しいサイクルライフを過ごせるよう気持ちをコントロールして幸せの道を走ろう。




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  1. 2023/01/22(日) 17:28:43|
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2023年を迎えて

新年あけましておめでとうございます。
昨年も多くの方に阿蘇満喫ライドに参加いただきましてありがとうございました。今年も阿蘇を楽しんでもらえるよう試走を重ねて案内するとともに、道の駅阿蘇が主催する安全講習等のガイド研修で学んだことを、みなさんにもフィードバックすることが出来ればと思っています。今年もよろしくお願いします。





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さて、私事ですが自身3台目となるロードバイクが昨年暮れに納車されました。
いつも「モノからコト」とサイクリストの方に言っていた本人が「モノ」に大きな投資をしてしまいました。「自転車や機材ばかり追わずに遠征などの体験にお金を使うのもいいですよ」という私自身が経験した価値の変化なんですが・・・





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「コト」については、2017年に100回大会となるジロ・デ・イタリアに自転車仲間と行きました。世界三大ツールというサイクルロードレースの世界最高峰の大会がイタリア・フランス・スペインで毎年開催されています。私は100回という記念すべき大会であることからイタリアを選び、選手が来る前に有名な峠道を自分の自転車で上り、超一流選手の走りを目の間で観るという至上の体験ができました。





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この感動は今でも忘れることができませんし、以降は他の大会が色あせたほどの「コト」の体験でした。






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3台目の自転車を買ったきっかけは、ホームコースの阿蘇は10km以上の長い下りが多いため、ディスクブレーキの制動力を評価していました。一昨年、坂を上っていたら急に雨が降り出し、峠を越え下り始めてブレーキをかけると、まったく効かない恐怖の体験をしました。そもそも雨の日には走りませんが、急に雨に打たれることは避けられないので、現在のリム仕様からディスク仕様のロードバイクを検討することにしました。
と言っても現在の社会情勢を受けて、自転車の値上げラッシュには驚くばかりです。そこで冷静に考えるために、今までの仕事と自転車の両立というサイクルライフについて振り返ってみると、「起承転結」という言葉が当てはまるよう思いました。





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2007年、菊池の旅館業時代にロードバイクを始めるために「起」となる1台目のコルナゴのロードバイクを買い、走り方やマナーを理解するとともに、九州各地で開催されるサイクルイベントに参加することで多くのサイクリストと知り合い、同時に始めたブログにより旅館に集客することができました。





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2012年には上りが多い阿蘇に向いた2台目のコルナゴは、54歳の阿蘇の旅館に転職する機会に購入しました。この時点で自転車は仕事道具という認識で2022年まで10年間乗りました。






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その間には阿蘇の旅館を2019年に退職するまで、菊池での「起」を継承し広く深めて集客に繫がる仕事と、国内や海外のサイクリストや自転車業界の方とお付き合いできる「承」となりました。





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2019年退職の翌月から道の駅阿蘇で現在の立場になり、自転車による本業は新鮮であるとともに、阿蘇市や道の駅阿蘇が取り組むサイクルツーリズム事業に対して、「起~承」で得た経験と出会ったみなさんにより挑戦することが出来ています。このことは2台目のコルナゴのポテンシャルを活かした「転」であると思います。





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そして、「起~承~転」の流れを締めくくる最後の「結」が2022年12月からの愛車3台目のコルナゴになります。よく走る、天候に関係なく止まるというスポーツと安全を担保している「モノ」になり、新たな年を迎えてこれからのサイクルライフにワクワクしているとともに、多くのみなさんと一緒に走ることが楽しみでなりません。






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長くなりましたが新しい自転車で迎えた2023年について思うことが2つあります。まず、大分・熊本間のやまなみハイウェイは、西日本のナショナルサイクリングルートであるビワイチ、しまなみ海道と同等のサイクリングルートであり、利用される方は2016年の熊本地震前がピークだったように思います。このようなサイクリストのニーズに応えるため、境界を越えた地域との交流を深めて、広域なサイクリングコースの造成にも挑戦してみたいと思っています。





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次に1月4日の蒲島熊本県知事年頭記者会見において「地方創生の実現に向けてTSMCの進出を契機とした・・・」という挨拶がありました。世界最大の半導体受託製造企業であるTSMC(台湾積体電路製造)に関わる方が、昨年より私が開催するライドや阿蘇の隣町のサイクルショップに来られています。

設備投資額86億ドル、約1兆円、従業員数1700人で内300人が台湾TSMCという阿蘇駅から25kmのところに衝撃的な企業が今年9月竣工予定ですから、この影響力は阿蘇においても計り知れません。台湾は自転車産業でも世界一です。それに比例するサイクリスト人口も多く、TSMCのハイテク技術者やその家族の方をサイクルスポーツで迎える年になると思っています。

『ティ―ウェイ航空「熊本-ソウル」路線定期便の運航再開について』蒲島知事が話されました。2019年8月から運休となっていたティ―ウェイ航空の「熊本-ソウル」定期便が3年5か月ぶりに会見日の翌日となる1月5日から運航再開ということでした。韓国にも自転車仲間がいるのでこのニュースは驚きでした。





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また、1月11日には蒲島知事が台湾を訪問されると聞いています。
2019年12月に高雄市のサイクルブロガーを迎え、翌月には阿蘇市観光課さん、道の駅阿蘇の下城さん、それに私の3人で高雄市と台南市を訪問し阿蘇市のプレゼンと、阿蘇に来られたみなさんの体験をプレゼンしてもらいました。





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2021年6月には阿蘇サイクルツーリズム学校「コギダス」と、高雄市国際サイクルツーリズム促進協会は、相互に連携強化を図ることで地域に根付いたサイクルツーリズムの発展及び地域の活性化を推進することを目的に協定が締結されています。

蒲島知事のトップセールスにより「熊本-高雄」路線定期便の運航に加えて、TSNCを想定すれば電子機器の輸出拠点になっている台湾桃園国際空港の就航にも大いに期待し、台湾のみなさんとの交流を今年こそ再開したいものです。





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  1. 2023/01/12(木) 18:07:15|
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2023年はこのバイクで走る。

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恭賀新年
今年もよろしくお願いします。
年末に3台目の自転車がやっと納車されたので正月は山鹿方面を試走していました。
1台目のCLXは2007年、次のM10が2012年、そして今回のV3RSが2022年12月でした。M10は2012年のツール・ド・フランスで8位になったピエール・ローランが新人賞を獲ったバイクで、その後V1-r、V2-R、そしてV3-RSと進化していったので思いは確定していました。厚生労働省による健康寿命は男性72.68歳、ツール・ド・沖縄を走れるのもうまくいって7~8回、いい値段だったので10回は走りたいと思ってます。




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  1. 2023/01/06(金) 14:01:54|
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2022年今年最後のブログです

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2019年6月より道の駅阿蘇サイクルアドバイザーに就任して3年目となった2022年最後のレポート。昔から3年という区切りがあるが、小学校は3年を境に低学年と高学年があり中学、高校も3年と子供から大人になる教育については、3年をひとつの区切りとして生活してきた。

『石の上にも三年』ということわざがある。
『たとえ冷たい石の上でも三年間も座り続ければ暖かくなってくる』ことを表し、ご存じの通り、つらくても我慢強く耐えればいつかは必ず成功するという意味だ。ただし三年とは具体的な期間としての三年間を指しているわけではなく、『三年』とは、『ある程度の長い年月や期間』の比喩であると物の本にある。

私の場合は「我慢の」とか「辛い」とは真逆の、楽しい学びと多くのみなさんと接することができた3年だった。今後は新たな時代の流れや様々なニーズを沿って、阿蘇をサイクルスポーツで楽しむ活動に挑戦したいと思っている。





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阿蘇サイクリングの魅力をより深く紹介するために、阿蘇カルデラの成り立ちなどの牧野ガイドのスキルアップ講座を阿蘇ジオパーク協議会事務局長の永田鉱樹さんを講師に招きASO田園空間博物館により3日間開催され参加してきた。





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阿蘇は2014年にユネスコにより世界ジオパーク(貴重な地形や地質が残る自然公園)に認定され、4年に1度の審査において永田さんが海外のシンポジウムに登壇されるなど、阿蘇の国際的な存在感の向上に尽力され、2023年から4年間、阿蘇世界ジオパークの再認定に貢献された方だ。





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阿蘇サイクリングの際に、北外輪山でよく見ることができる色の違う断層が噴火の際の火山灰である説明や、カルデラ湖について存在はあるものの、規模についてはネットで知ったことはひとつの「説」であることなど多くを学ぶことができた。

写真は永田さんの資料による阿蘇カルデラ北部の約2万年前から現在の内牧温泉付近から宮地付近と外輪山の環境変化イメージ図である。左上が21000年前以前でカルデラの斜面には針葉樹や落葉樹の存在があり、平地は沼で外輪山の上には草原があり、カルデラ床西部では河川や沼の水域環境であったとされる。

左下は12000年前で平地には常緑広葉樹が加わり阿蘇谷西部には湖が形成されている。右上は7000年前、湖がなくなり樹木が多く平地には沼があったとされる。右下が現在で草原は人の手で維持され、カルデラ斜面は落葉樹の2次林でスギやヒノキの人工林が多い。

21000年の縄文時代の草原の存在とはすでに人が野焼きをしていたのか、12000年前のカルデラ湖の存在、樹木や地層による永田さんの説は実に興味深く3日間の講義はあっという間に終わった。今後は学んだ知識をもとに阿蘇カルデラの案内に役立てたい。





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12月27日は自転車で走行中の落車時の対応や応急処置などを学べる安藤隼人さんの「サイクルセイフティ」が北九州のドライビングスクール折尾で行われ、将来牧野ガイドのスキルアップ講座として活用できるかを視察するため、道の駅阿蘇から下城さん、サイクルイベント担当の東谷さん、阿蘇市役所観光課の宮岡さん、それに私の4名で参加してきた。

「サイクルセイフティ」は、スマートコーチング代表の安藤隼人さんと消防局の現役救急隊の講師のもと、事故が発生した際の安全確保や、サイクリストが車を止める際の視認性の高い動作と車側からの視点の体験など、頭で分かっていても現場では身体は動かないため、自動車学校を貸し切って車を入れたシナリオトレーニングとなっている。





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座学として自転車事故における二次災害防止と安全確保について、サイクルスポーツ特有のファーストエイドの知識と技術について、地域医療に即した救急体制の理解と救急隊に引き継ぐまでの対応と搬送の連携について講義と実習があった。




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事故発生から安全確保、状況評価、初期評価、全身観察、救急隊の到着まで詳細観察・処置、救急隊へ引き継ぎの流れとなるが、安全が確保できなくても呼びかけに応えなかったら119番通報となる。





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搬送実習と一般のCPR(心肺蘇生)・AEDの実習





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座学や室内実習のあと屋外の教習コースで安全確保実習と総合シナリオ実習となった。






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座学や室内実習で学んだことは現場では緊張と動揺で身体が動かず、繰り返すことや客観的に見ることで理解を深め、車を入れてトレーニングすることの重要さが分かった。






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安藤さんのサイクルセイフティ講習会は、セレクション南九州が主催された2018年以来2度目だった。現在は一部上場の自転車販売企業の社内研修にも採用され、今年は全国で一般公募開催が3回、企業や団体誘致開催が5回あっている。
来年のツールド九州のレースに伴うサイクルツーリズムも盛り上がりを見せており、今回は鹿児島、熊本、大分、長崎福岡、山口など近県から16名の参加があり有意義な研修であったと一同感想を述べられていた。それぞれの立場で視察した私たちも、非常に素晴らしい内容だったので次年度以降阿蘇での開催を検討していきたいと思っている。





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日本自転車競技連盟ルールブック(ロードバイク・マウンテンバイク・クロスカントリー競技)、日本トライアスロン連合救護規則に定められている安全対策や救護体制の要約を今回のテキストで知ると地域におけるサイクルイベント開催のハードルの高さが分かる。今後、サイクリングガイドの養成や検討をされている自治体や企業、サイクルスポーツに取り組んでいる団体などサイクルセイフティの講習は大切なことだとも感じた。












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  1. 2022/12/31(土) 13:03:52|
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スパークルおおいたシーズンエンドパーティ2022

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道の駅阿蘇がサポートする「スパークルおおいたレーシングチーム」のシーズンエンドパーティに参加してきた。今期チーム5勝、チーム総合は2位という堂々たる好成績を収め大に盛り上がったパーティだった。会場に入ると熱気ある雰囲気とともに、スパークルのメンバー全員がスパークルカラーの淡いスーツで決められていた。新たなアパレルメーカーのスポンサーからのもので他にもサポート企業が増え来季への期待が高まっていた。





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会場は西大分のライブハウスでスパークルのファン層にぴったりのところで、監督の挨拶から始まり、全選手の感謝の言葉、乾杯は恒例のスパークルメンバーが参加者全員にスパークリングワインをサービスされた。





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料理はこちらも恒例のとなる竹田市のレストラン「Osteria e Bar RecaD」のデリバリーで桑島シェフ自慢のスぺインから取り寄せた巨大な鍋で作る具だくさんのパエリアなど地元素材の料理が並んでいた。





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来季の新たなチームキャラクター





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佐伯の浜田さんのゴジラの着ぐるみや姫野さんのサンタクロースも会場を沸かした。






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沢田選手のハイラックスに飛び乗ったのは黒枝咲枝選手のゴジラ






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最後に今期をもって退団する孫崎選手の挨拶は会場に涙をもたらした。メンバーも監督も泣いていた。特にメカニックの吉田柊哉さんは終始泣いていた。自分の実力を試したいとUCIコンチネンタルチームのキナンに移籍され、年明け早々ニュージランドのレースで走られる。スポーツ選手である以上仕方ないことだ。残念だがファン一同これからも応援されると大きな拍手を送られた。






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スポンサー企業の挨拶では下城さんがスピーチされた。「九州をひとつに」をテーマに掲げるスパークルに県境はない。年明けて1月22日(日)にはスパークルメンバーが阿蘇満喫ライドにゲスト参加される。スポーツによる地域の活性化を今後とも協力して新たな時代に挑戦したいものだ。

黒枝監督からサプライズの挨拶があり来季はUCIチームとして戦われるそうだ。新たな加入選手については1月1日に発表されるとのことだった。大分という地方にプロサイクルチームを誕生させ、3年目にはUCIチームに格上げされる黒枝監督のチャレンジャー精神には頭が下がる思いだ。来年も大分詣でが多くなることだろう。

最後に退団される孫崎大樹選手の挨拶で2022年の私のレポートを終わりにしたい。今年もたわいもない内容に多くのみなさんに読んでいただき感謝しかない。2023年は3台目となる新たなバイクで阿蘇を走る。たまたま移籍されるキナンのバイクが来季から私と同じバイクになるということで孫崎選手と話が盛り上がった。チームは変わるがこれからの孫崎選手の活躍を応援したい。













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  1. 2022/12/31(土) 12:52:51|
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阿蘇くじゅうサイクルフェスタ2022

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昨年、大分に誕生したプロサイクルチーム「スパークルおおいた」のサイクルイベント、『阿蘇くじゅうサイクルフェス』が阿蘇サイクルガイドと連携して11月26日・27日の2日間開催され、ガイドとして道の駅阿蘇の下城さんと私と、あそたんガイドツアーズの藤原夫妻が参加された。

1日目は私が監修したチェックポイントをサイクリングで回遊するトレジャーハント、走行後は地元のシェフが腕を振るうスペシャルランチや、選手たちがバリスタとなりオリジナル焙煎コーヒーの提供、2日目はビギナー向けとローディ向けのサイクリングを選手と一緒に楽しむ2DAYイベントとなる。





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今年のチームの活躍は素晴らしかった。
チーム5勝、チーム総合は2位という好成績で個人総合では孫崎選手が3位、沢田選手が9位になり、スプリント賞でも孫崎選手2位、沢田選手4位となった。






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チームを牽引した孫崎選手は今期で退団することになった。たいへん残念だが孫崎選手のこれからの挑戦を心から応援したい。





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天候に恵まれて1日目がスタートした。
スパークルキャプテンの黒枝咲哉選手、チーム運営会社3SEEDS株式会社代表の黒枝士揮選手、住吉宏太選手、孫崎大樹選手、沢田桂太郎選手、黒枝美樹監督、メカニックの吉田柊哉さんがサポートして、九州はもとより、四国や中国地方からの参加者91名を迎えられた。





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スタッフと一緒に受け付けも選手が担当。このホスピタリティがスパークルの魅力でもある。たっぷり用意された選手が使っているジェルやサプリメントも配られていた。





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選手とガイドの紹介のあとレジャーハントの説明があった。絶景スポットや立ち寄り拠点を「トレジャースポット」として設定してあり、そこに着いたら専用アプリでチェックインするとポイントが加算される仕組みだ。獲得したポイントに応じての豪華景品や、獲得標高や距離に応じた特別賞など参加者にもれなく用意されていた。





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参加者の希望を募り4つのグループでスタートした。
どこを走りたいか、どこに行ってみたいかもあるが、どの選手と走りたいかも多いようだった。距離や上り坂が苦手の方用にe-BIKEが用意してあったので沢田選手の長い上りがある長者原コースも人気のようだった。






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私は住吉選手と大観峰方面を担当し参加された方はツール・ド・SAIKIでお世話になった佐伯のメンバーの方だった。遠くから来られているので走ってもらいところもあったが、一番距離が長く、ゴールの時間が定められていたため来た道を往復することにした。でも景色はまったく変わるので、やまなみハイウェイとミルクロードの走行感を楽しんでもらえたようだった。





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メインのビュースポットは扇谷展望所にした。
正面に阿蘇五岳、右の谷が蛇の道、その先に大観峰、左には屏風のように広がる北外輪山。
素晴らしい眺めだがそこでの記念写真はこれだ。





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何とか成功!





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大成功!





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他のチームの写真





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こんな感じで選手にサポートしてもらいながら贅沢なサイクリングを楽しまれた。





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予定時間にゴールすると美味しそうなランチの準備がされていた。





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料理を担当されるのは、昨年のこのイベントやスパークルのシーズンエンドパーティでもお馴染みの、竹田市のレストラン「Osteria e Bar RecaD」より桑島シェフを招致され、竹田市、産山村など近隣の食材を中心にこの日限りのスペシャルランチを用意されていた。メインとなるのは、スペインから取り寄せた桑島シェフ自慢の大鍋で作る豪快なパエリアだ。






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具材も準備万端
下味のついたエビと新鮮なパプリカ





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桑島シェフの料理は自転車の車輪をイメージした丸いものをテーマにされていた。
パエリアの具材には必須の肉やエビ、ムール貝、パプリカ、ブロッコリー、ナス、干しブドウの他に、輪切りにしたレンコンやキウイ、そして車輪の形が特徴のショートパスタ、ルオーテ、英語名は「ホイール」!





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パエリア完成!
食べて美味しく、見て美しい桑島シェフの料理を楽しみに来られている方も多い。





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美味しいに加えて料理の盛り付け方や演出の仕方にも驚きの声が聞こえていた。





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スパークルの選手がそれぞれの料理を取り合分けて、最後にシェフがパエリアを盛り付けてこれが1人前。野菜たっぷりで、ボリュームもあり、食欲そそるカラフルさも自転車乗りには完全無欠なランチとなる。





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選手一緒に走って、美味しいランチでみなさん大満足!





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スパークルおおいたが運営するカフェ「COLORS Bike&Cafe」では、選手自らコーヒーのローストを監修したオリジナルブレンドコーヒーやオリジナルマカロンを販売している。会場ではカフェの雰囲気のまま選手がコーヒーをサービスしてくれる。

このあとトレジャーハントの獲得ポイントによる抽選会が行われ、その後トークセッションがあり適宜解散となった。スパークルの皆さんは会場に設営されたテントでキャンプ泊をされ、参加者も事前予約で手ぶらでテント泊が出来たのでキャンプされた方も多いようだった。





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2日目も快晴。
この日は早朝からあそたんツアーズさんの案内で雲海を車で見に行くツアーが開催された。
受付をすると朝食用の弁当が配れて、9時30分から産山方面の40kmと黒川温泉方面の20kmのサイクリングの希望をとられた。2つのコースの案内は下城さんと私で黒川温泉が細かいところを行くので私が担当し選手は黒枝咲哉選手が同行された。





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20kmに参加されたのは長崎の自転車仲間のSさんと大分から来られた親子の方、それにこのイベントのスタッフで参加されていた肥後銀行の方2名。ロードバイクはSさんと大分のお父さんであとの方はe-BIKEだった。瀬の本からまずは牧野の道でスタートした。





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すぐに放牧の牛出会う。
あか牛が草を食むのを間近で見るのは初めてらしい咲哉選手と大分の娘さん。






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田舎道の旧道で黒川温泉到着。温泉街は押し歩きで巡った。焼き菓子や季節のロールケーキがおいしい洋菓子専門店「パティスリー麓」で塩麴シュークリームを買って隣の黒川地蔵尊で食べた。久し振りに外国の方を多く見かけていよいよコロナ前が戻ってきたようだった。




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黒川温泉のイメージがピッタリのいこい旅館を訪ねた。
あし湯はシューズカバーやレッグウォーマーがあり素足になるのが面倒なので諦めた。硫黄臭の温泉に浸る1個50円の温泉玉子は、囲炉裏から立ち昇るかすかな煙の匂いや雑木林を再現した玄関の雰囲気の中で食べると旅行者気分になれるようだった。





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黒川温泉がお似合いの咲哉選手。
帰りは旧道から「和らく」の前から右折して茶屋の原キャンプ場の前を通って帰る予定だったが、ずっと私の後ろを走るe-BIKEの小学生の娘さんが楽しそうだったので、上りはあるが「ゴンドーンシャロレー」の前を通って「ぐるっとくじゅう周遊道路」から木立の道を走り、星野リゾート「界」を過ぎ「シェ・タニ」からやまなみハイウェイに出て帰ることにした。






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予定時間の12時30分頃ゴール。
その後、40kmに幾つかの班に分かれてスタートしたグループも到着して怪我無く2日目も終了し解散となった。1日目が91名、2日目が62名の参加者がありスタッフを入れると延べ200名が瀬の本高原に集まり、自転車を活用して阿蘇くじゅう国立公園の大自然を楽しむことができた。

「九州をひとつに」をテーマに新たな文化を創造し、世界に挑戦するスパークルおおいたレーシングチーム。サイクルスポーツによって地域を盛り上げるこのような活動も2年目になり定着しチームとしての結果も残された。今回は阿蘇ガイドと連携した初めてのイベントだったが、今後も継続して活動を共にしたいと黒枝監督が話されていた。

来年1月22日には11月に開催予定だったが雨で延期された阿蘇満喫ライドにスパークルおおいたの皆さんがゲスト参加される。参加費は無料なので今回のような豪華なランチや景品はないが、選手に監督、メカニック、それにサポートカーまで用意されていので同じような雰囲気で楽しむことができそうだ。ロードバイク30名とMTB10名を募集、詳しくは下記参照。

https://www.aso-denku.jp/event/2022/12/20230109/






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自転車仲間の長崎のアリサさんとツーショットは今回のイベントにゲスト参加された元ロードレース選手の平塚吉光さんだ。平塚さんはチーム・ブリヂストン・サイクリングをキャプテンとして支えてきたが、2019年に退団され同時に選手としても引退された。以後は#13cRR 代表として、サイクルロードレースの解説や、サイクルツアー、トレーニング、フィッティング、自転車教室など初心者からプロレベルまで対応した活動をされている。平塚さんは一般社団法人日本サイクリングガイド協会(JCGA)公認ガイドで、受講実績と検定結果、総合的な活動状況等により7つのガイドクラスの中でも難易度の高い上から2番目の「Elite」に認定されている。

平塚さんと一緒に走ったことはなかったが、今回のイベントで大きな声で的確に完璧なガイドをされている平塚さんを見て、下城さんも私も安全と楽しさをサポートするこのようなプロフェッショナルなサイクリングガイドが出来ればと思った。そこで平塚さんのガイド講習会を、主に阿蘇ガイドメンバーを対象に開催される準備をASO田園空間博物館で検討されており是非実現できればと思っている。

私がガイド講習を強く感じたのは、2日目のサイクリングのときだった。参加者に2つのコースの希望を訊ねられた際に、私が案内する20kmは誰も手を上げられないので40kmだけになろうかとしていたところ、長崎の自転車仲間のSさんが手を上げられた。一緒に走ることはあんまりなったが、佐世保や伊万里方面を走る際に何度もお世話になった親しい友人だった。なのでSさんは本当は40kmを走りたいところ私への「思いやり」だとその時感じた。直後に大分から参加のお父さんと小学生の娘さん親子の方も手を上げられて、スタッフとして参加されていた2名もご一緒することになり5人の方を黒枝咲哉選手と案内することになった。

ロードバイクはSさんと親子参加のお父さんだけであとの方はe-BIKEだった。小学生の娘さんは、私の後ろに常にピッタリと付いてe-BIKEの走行感や風景を楽しまれていた。その後ろには娘さんをサポートするお父さんが走られ、娘さんが積極的に走る姿に満足そうだった。その後ろにe-BIKEのスタッフ2名と、Sさんはスパークルの大ファンなので咲哉選手との会話が弾んで後方を走られていた。

そこで参加された中で注意するのは娘さんとお父さんであり、娘さんにもっといい景色を見せてあげたかったので、お父さんに了解を取ったあと他の方にもラスト近くからコースを変更して上りになることを案内した。ところがSさんの両足が攣ってしまい咲哉選手がサポートしながらやっと上ってこられた。親子の方ばかり見ていたので普通に走れると思ったSさんの様子を見過ごしてしまったのだ。終わった後も笑顔のSさんが「次は軽いギアのスプロケ替えるのでまた案内してください」と言われたがガイドとして大いに反省すべきであった。

ゴールしてからずっと気になっていたので平塚さんのガイドされる姿が目に留まった。その後もこのことを悔やんでいたので、もし平塚さんの講習会が実現したら、交通法規、走行技術、公道での引率技術、自転車メンテナンスなど、ガイド業務に必要な基礎技術とともに、この日のミスのようなことを2度と繰り返さないような学びを得たいと思っている。





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  1. 2022/12/31(土) 12:33:33|
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「あかうしのあくび」の最新号が完成

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道の駅阿蘇から季刊発行している「あかうしのあくび」の最新号、冬号vol.33が完成した。
その中で私のコーナーが毎号掲載されているのでブログ形式で紹介をしよう。
タイトルは「感動の絶景ライド、冬の阿蘇の楽しみ方を教えます!」





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ひときわ寒い阿蘇になりましたが旬を迎えるのが牧野ライドです。MTB(マウンテンバイク)でも楽しめますが、阿蘇でレンタルできる電動アシスト付きのE-MTBツアーなら疲れ知らずで体力に関係なくグループやファミリーで冬の阿蘇を満喫することができます。究極は雪の草原を走るスノーライド、年に数回だけのチャンスになりますが、日陰に残った残雪だけでも感動の連続です。






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「ポクポク」と雪をタイヤで踏む音だけが聞こえるまさに白銀の世界で走り出すと、夜から早朝にかけて歩いた鹿やウサギの足跡が点々と残っています。走行は雪の抵抗があるためあまりスピードは出ないのでそんなに寒くはなく、ネックウォーマーで首回り、長めのグローブで手首、シューズカバーで足首の3つの首を防寒すれば快適に楽しむことができます。





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フィールドは車で30分ほど行った根子岳近くの町古閑牧野と、ミルクロード沿いのかぶと岩展望所付近の西小園牧野の2か所があります。道の駅阿蘇から自走で行けるのは、阿蘇農村公園あぴか近くの本塚と、阿蘇ハイランドゴルフ場の上にある狩尾南牧野になります。





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遠くから阿蘇に来られる際の交通アクセスについて紹介しましょう。
新幹線など利用でJR熊本駅からは豊肥本線で阿蘇駅へ、飛行機で阿蘇に来る場合は、空港とJR肥後大津駅を15分で結ぶ空港ライナーが便利。フライトに合わせて約30分に1本運行し、予約不要で無料の10人乗りのくまモンのジャンボタクシーです。
阿蘇駅で下車したら隣が道の駅阿蘇になり、サイクリスト更衣室で着替えて荷物は受付に預けることができます(いずれも無料、道の駅阿蘇のサイトから要予約)。レンタカー会社は道の駅阿蘇の隣に、走った後にサッパリしたい方は阿蘇駅の前に温泉施設もあります。






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牧野ライドはガイド同伴が必要で一般の方だけでは牧野に立ち入ることができません。牧野ガイドツアーの紹介は道の駅阿蘇のサイトに紹介してありますが、初心者の方におすすめなのが「あそたんガイドツアーズ」です。阿蘇の牧野に魅せられて自転車を始めたメインガイドの藤原千草さんと、実際に牧場の仕事に携わっているご主人のツアーは、体力に自信のない方や女性・お子様も無理なく牧野ライドを楽しむことができます。






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ロードバイクやグラベルロードで広大な阿蘇のどこを走ったらいいのか、答えは一冊のガイド本に集約されています。それは昨年秋に発売されたCycle Sports特別編集「ニッポンのじてんしゃ旅・阿蘇サイクリングガイド」です。






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すでにこのガイド本を見て阿蘇ライドに来られた方に何人かお会いしましたが、ページをめくるだけで阿蘇カルデラを訪ねた気分になれるといわれていました。出版にはかなり念入りに2年間コースサポートしてきましたので太鼓判を押すとともに、食事処や宿泊施設の情報も自転車乗り目線で細かく紹介されています。特に自転車を部屋に持ち込み可能なサイクリストウェルカムの温泉宿情報は見逃せません。





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寒い阿蘇ですがその日の気温や温度変化を考慮して防寒対策さえしっかりしていれば、凍てつく厳冬期や、氷点下になる朝夕を除けば冬の阿蘇のサイクリングを楽しむことができます。寒さ対策に必要な機能は、吸汗速乾性のインナーと保温性のジャケット、そして防風性のウィンドブレーカーの組み合わせでしょう。走り始めたら身体が冷えるので休憩時間は短く、峠越えはあまり汗をかかないような走り方も大切で、ウィンドブレーカーは脱ぎ着するのでコンパクトにたためるタイプがお勧めです。





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阿蘇は飛行機やJRで来られる方も多く、輪行によるダメージで自転車のメカトラブルになった方の相談は何度もありました。特に最近ではディスクブレーキのトラブルが多く少しでも制動力が落ちると危険です。そこで輪行のトラブルはあると想定して阿蘇ライドの際には以下のショップのメモをお勧めします。

CYCLE SHOP Naos BASE(サイクルショップナオズベース)
阿蘇市内牧255-2(道の駅阿蘇より6km 車で10分)
電話 0967-32-5820
※内牧温泉街にあるMTBの専門店ですがロードバイクも見てくれます。

GINRIN(ギンリン)
菊池郡大津町高尾野265-5(道の駅阿蘇より19km 車で20分)
※実業団登録チームのオーナーショップで空港から12km、JR肥後大津駅から4.6km
電話 096-294-3139






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全ての装備を知恵に置き換えて挑む冬の阿蘇。寒さを求めて、寒さを探して走ろうと考えるのもサイクリストならではでしょう。正しい装備は、謙虚に、強靭に、自転車乗りの真ん中である「心地よく」を確保し、自分で選んだ阿蘇の道を迷わず走る方の挑戦を応援したいものです。

最後に町古閑牧野のスノーライドの動画をどうぞ!












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  1. 2022/12/30(金) 16:20:13|
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プロフィール

Author:コルナゴ部長
コルナゴ部長のブログへようこそ!


自己紹介
2019年6月1日より道の駅阿蘇サイクルアドバイザーに就任しました。
菊池温泉と2012年から阿蘇内牧温泉で旅館業の傍ら、2007年からロードバイクとブログを同時に始めて多くの自転車乗りの方と接することができました。この経験を生かし阿蘇で楽しむサイクルスポーツの魅力を発信しています。

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