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コルナゴ部長の阿蘇天空の旅

Trip Tips in ASO Big Sky

出雲から菊池へ親子の自転車旅 其の2

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日本茶鑑定士 木屋康彦さんの星野村「茶房 星水庵」に自転車旅を終えた大久保さん親子を案内して八女茶のフルコースを愉しんできた。水出し煎茶はリーデルのワイングラスを使った新たな飲み物として、八女伝統本玉露は濃縮した旨味をすすり茶で、香貴の陶器に包まれた焙じ茶は和らぐ癒しの一杯として、そのような様々な飲み方でお茶の真髄にふれてきた。





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菊池温泉の旅館をチェックアウトして桜が見頃の菊池神社を初めて訪ねた大久保さん親子は、菊池に来たら必ず足を運ばれる正観寺の菊池武光公の墓前で手を合わせたあと我が家に来られた。この日は友子さんも一緒に大久保さんの2つ目のリクエストである八女市星野村の木屋芳友園さんの「茶房星水庵」に八女茶の体験に行ってきた。




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茶房星水庵は販売と試飲と、こんな居心地のいい喫茶コーナーもあって八女茶のすべてを楽しむことができる。事前にネット予約すれば私たちが体験したプランも体験出来るので本来のお茶の魅力を知るためにもおすすめしたい。急須で入れたお茶を飲む家庭は減り、ペットボトルのお茶が一般的となった現在、コールドブリュー、「水出し」と呼ばれる抽出方法は簡単にペットボトルのお茶より安くて美味しく飲むことができる。リーデルのワイングラスで飲む煎茶もまったく同じ方法で抽出されており、水と茶葉を専用のフィルターインボトル(2000円くらい)に入れると翌朝には美味しいお茶になっている。(木屋芳友園HPより 750mlのボトルに20gの茶葉)また、お湯で抽出したお茶は菌が繁殖しやすい温度帯を通るので痛みやすいが、水の場合容器さえ清潔ならそのリスクは減り日常的に持ち歩ける飲み物になる。





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では八女茶の真髄を始めよう




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玉手箱を開けたような木屋さんのお茶の話に引き込まれる。





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水出しの煎茶は、木屋さんの祖父の名を冠した茶葉「茶ノ匠 芳友」と星野の水によりフィルターインボトルで抽出、リーデルのリースリングタイプの中でも一番薄いグラスに注がれる。木屋さんは口当たり重視されて、ほかのタイプのグラスも磁気や陶器も器の口縁が薄いタイプを選ばれている。




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気品ある爽やかなお茶の旨味はこれぞ日本、
会話もはずむ食事しながらの飲み物に最適。





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農水省の「地理的表示保護制度」に登録された八女伝統本玉露、熟成1年の星野しずく





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この数滴に濃縮された香りと味の圧倒的な存在感、
まさに奇跡のような玉露の一滴を
飲み口を極限まで薄くした磁器で戴く




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ニ煎目にはマイルドな美味しさになり
五煎目まで味わえ
最後は茶葉を糸島の塩を掛けて食べる
おひたしみたいでとても美味しく
何も残さない日本の文化である。
ノーベル平和賞を受賞したケニアのワンガリ・マータイさんが提唱するまさに「MOTTINAI」。





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ここでお茶菓子、前日に特別なお茶会があり、その際に木屋さんのイメージを菓子職人に伝えてできた美しすぎる逸品。翌日に私たちが来るので、その分まで揃えていただいたと感謝するしかない。こだわりは菓子を乗せる漆塗りの銘々皿にもあり、逆さ富士ならぬ菓子が映るように出来ている。時代の流れで需要が減った友人の仏壇屋に特注で作ってもらい、もう少し大きなサイズは寿司を乗せるゲタにも使えるよう提案したと言われた。





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それぞれに色も異なるこの菓子に
大久保さんも絶句するのみ





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「メニュにはありませんが少しお遊びをしましょう」、と出されたのは炭酸水を作るソーダマシンに入った煎茶





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まさにスパークリングワインだった。
以前来たときはペリエで割られていたが煎茶によっては星野の水で作った炭酸水が美味しい言われた。これはレストランのノンアルコール飲料の極致じゃないだろうか。世界中の人がお茶の真髄に寄り添うことができるはずだ。





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最後は焙じ茶 星之音




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これも特注の陶器で薄くて丸く整った形が包み込まれるようにお茶の香りも高めてくれる、
添えられたお茶菓子は・・・





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これも木屋さんのアイデアで菓子職人に作ってもらった上用饅頭。ツクシが描かれたすりおろした大和芋と米粉の厚めの皮に包まれているのは、今が旬のタケノコにフキノトウ味噌、それにカライモ、究極はイタリアの代表的なチーズのゴルゴンゾーラだ。試行錯誤の結果、ブルーチーズの独特の風味と塩味が、厚めの、少し甘味がある皮と玄米のお茶の香りにぴったりと合ったといわれた。茶葉と水と器と茶菓子のジグソーパズルだ、





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星野村の帰りに菊鹿ワイナリーによって見たらゲートが閉ざされていた。貼られた紙には週末は営業自粛にて休館とあり、坊の野外学習を兼ねて五郎丸のブドウ畑を見学に行った。




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千三百年前に築かれた古代山城 鞠智城も坊の野外学習





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菊池公園は満開の桜だが自粛要請に応えて人がチラホラいるだけで飲み会する人はいない。




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空港に送って別れた。大久保さん親子は飛行機輪行にも関わらずエンド金具も不要でジャージのポケットやボトルゲージにも収まるモンベルの「コンパクトリンコウバッグ」で来られた。知らなかったがFDAは直接予約すると自転車を収納する段ボールを貸してくれるそうだ。なので定番のオーストリッチ OS-500など、自走の場合到着したらロッカーに預けるしかないものではなく、簡易的な輪行で飛行機に持ち込むことができる。FDAは関東の路線はなく関西は神戸となるがその他の地方から熊本に来られるならとても便利だろう。

さて、木屋さんのお茶体験は、3回目だったのでそこまで身構えてはいなかったが訪ねる度に確実に進化していた。今回もお茶の極楽の世界に吸い込まれ、甘く濃厚な旨味に酔い、似合わない言葉で喩えるならば、「心が洗われお茶の真髄に寄り添うこと」だった。お茶に詳しい大久保さんも、この濃縮された味と香りを、思いもよらぬ手法で提供されることに圧倒されたのでないだろうか。友子さんも気品あふれる日本の味を初めて知ることになった。ジョエル=ロブションが生前最後に認めた食材「八女伝統本玉露」、素晴らしかった。木屋さんの手のひらでコロコロ転がされて、感謝、感謝。


木屋芳友園
https://www.horyouen.co.jp/

緑茶のインフルエンザウィルス対する効能
https://horyouen-online.com/hpgen/HPB/entries/9.html





FLUCTUAT NEC MERGITUR 
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  1. 2020/04/02(木) 11:54:16|
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出雲から菊池へ親子の自転車旅

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岐阜の大久保さんは高校1年の次男坊と楽しみしていた海外遠征が出来なくなり出雲へ家族旅行に行かれた。出雲で奥さんと兄と別れたあとは男2人の冒険旅行となり500kmの自転車旅を計画された。しかし、しまなみ海道は最高の天気で楽しまれたが八幡浜からフェリーで別府へ渡ると天気が崩れた。雨天のやまなみハイウェイは走れず九州横断バスに乗って南小国役場前で降り、阿蘇ライドは出来なかったがバス停のすぐ近くにあり今回の目的のひとつの茶のこさんを訪ねられた。翌日も雨のためで車で迎えに来ると言っていたが、坊は「コルナゴ部長の家まではどうしても自走する」と気合十分で、宿泊していた山川温泉から雨のなかゴールとなる菊池温泉の私の家へ無事到着された。その後は特別メニュを用意して2人の冒険旅行をお祝いした。





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四国は絶好の天気でサイクリングだった。




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九州は雨、でも温泉は最高に楽しめた。






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新型コロナの影響でローカル電車は動かず、
泊まった旅館はどこもスカスカ、
フェリーは2等の広い船内に数名、
別府の街中は閑散として
横断バスは貸し切りで運転手さんのガイド付き
茶のこにはお客さんがいてホッとされ
わいた温泉から雨の中33km午後過ぎにゴール!

坊への気遣いが終わったお父さんのために、私の菊池の旅館時代に大久保さんの大好物だった朝食バイキングの松尾さんのおはぎを思い出したので、家から100m先ににある「お菓子の紅梅」の陣太鼓バーガーをご馳走した。ミニフランスパンに挟んだ特性陣太鼓にバターをトッピングした熱々のあんことバターは自転車旅の終わりの最初の一食。




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濡れて疲れて冷え切った2人には
まずは我が家の温泉で暖まってもらい、
お菓子の紅梅の向かいにある人気のラーメン屋桂仙へ






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高校の時は3日に1回は食べてたが
ここ数年は2年に1回くらい。
久し振りに食べたら
この店の特徴で大好きだった臭味と濃厚さは消えて
まろやかであっさりした上品なラーメンに変わって旨かった。




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菊池は桜が見頃だったが夜桜見物客もいなくて静か
灯篭に照らされる菊池神社のレッドカーペットは
寂しげだがこれも情緒がある。
大きな旅館も休館のところも多かったようだが
家族経営の旅館で良かった。
自転車旅の親子は歓迎されて何よりだった。




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夜は大久保さんのリクエストに応えてコントルノ食堂へ
父のDNAを引き継ぐ感性豊かな坊は2度目で、塗る走る豚のクロスティーニを一口食べて「懐かしい!」と感動していた。




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今回のコントルノ食堂の食べる以外の大久保さんの目的は、ソフトドリンクとしてのお茶の可能性を菊池シェフに尋ねたいということだった。イタリアレストランでの飲み物は、様々ワインを料理と組み合わせることができるが、飲まない人、飲めない人は水(ガス入り・無し)しかない。フランス料理の巨匠ジョエル・ロブションは生前最後に認めた食材が「八女伝統本玉露」だった。2017年このお茶を体験しその場で「このお茶を世界中に伝えたい」と言ったという。

大久保さんの実家はすでに辞められているがお茶屋だった。だから今でも趣味としてお茶の可能性を追求されている。コントルノ食堂では私の退職記念として静岡の銘茶「東頭(とうべっとう)」を戴いた。そしてその私の東頭を私から菊池シェフ夫妻に体験してもらうというのが大久保さんの配慮だった。





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お茶は店が明けてから、料理を楽しもう。
まずは前菜に菊池産モッツァレラチーズとイチゴ
写真は撮り忘れたが前菜2皿目は走る豚ボイルハムに自然栽培ルーコラ、トンナート
薄く小皿くらいの大きさの走る豚のボイルハムは初めてで特に素晴らしかった。坊はこれに合わせて出された自家製パンに巻き「ウマい!」と感激して食べていたが、飲めない高校生はウーロン茶なので、このようなガッツリした食べ方もイタリア家庭料理を提供するコントルノ食堂ならではだと思った。





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菊池産有機小麦粉と平飼い有機卵の手打ち生パスタ太麺「キタッラ」には、最近デビュの菊池産羊とパプリカのソースが絶妙だった。





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肉料理は菊池産の放牧豚 走る豚のスペアリブ炙り焼きと菊池産ホゲット ロースのアロッスト
ラムとマトンの間に位置されるホゲット、それも菊池産、いや素晴らしい食材を生む菊池の自然と、育てる人の圧倒的なこだわりを感じた。

大久保さんも私も今年のジロには行きたかったが、坊と一緒に行く計画をしていた大久保さんは坊の学校の都合で断念、私は友子さんと一緒に行く予定でサルトさんに完璧な行程と宿を押さえてもらっていたが友子さんの仕事のことで断念した。サルトさんは夫婦で行かれる予定だったが新型コロナの状況を見守っていたところ2月中旬に無理と判断、その後イタリアにも感染が拡大しジロが開催延期になり、現在はそれどころではない状況になっているのはご存じの通りだ。

2017年100回大会のジロは大久保さんと友子さんと一緒だった。初めてのドロミテ山岳、ガルデナ峠で見たマリアローザの集団、そしてキンタナとジロ直前に亡くなったスカルポーニに勝利のガッツポーズを捧げた二バリのアタック、その感動のまま峠のレストランで食べたソーセージのポレンタが美味しくて、以降コントルノ食堂ではよく食べさせてもらっている。この日も走る豚とホゲットに添えられたポレンタを大久保さんと懐かしく振り返りながら楽しんだ。





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〆のリゾットは菊池産自然栽培玄米と原木椎茸とパルミジャーノ、菊池の自然が凝縮された玄米と原木椎茸にパルミジャーノのパンチの効いた刺激臭と濃厚な旨味が加わり絶品だった。





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料理が終わって旅館の浴衣でカウンターに立った大久保さん
作法や流儀はないお茶本来の味を楽しむ体験が始まる。




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奥さんのみどりさんの目はキラキラ、まずは小皿のような漆器に茶葉を入れ少量の水やぬるいお湯でお茶の旨味を出す。飲むのは数滴だがお茶本来の旨味が凝縮されたまさに出汁のような美味しさは驚愕、生まれて初めて知る「これぞお茶」に圧倒される。





小皿のような漆器
茶葉は最後に食べる。コントルノ食堂ではデザートの九州産生クリームのパンナコッタに掛けて菊池シェフ夫妻に試食してもらった。誰しもまさかと思うがまさかと思う食材でもあるのだ。






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次はワイングラスで飲み物としての体験、水から味を引き出すので本来は数時間かけて抽出するところだがこの日はワイングラスに茶葉を入れたままの試飲となった。そもそも大久保さんは自転車による7泊の自走旅であり荷物は土産の100gの東頭と小皿のような漆器だけ、これだけでも十分本来のお茶を味わうことができた。本格的に楽しむなら岐阜の大久保さんのところか、明日訪ねる星野村の茶房となる。




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お茶をよく知る坊はほかに飲み物がないのでウーロン茶を何杯も飲んでいた。菊池シェフも仕方なくウーロン茶を飲み物のメニュに入れていると言われていた。そこで考えられるのはイタリア料理を食べながらの飲料としてのお茶の可能性だ。飲めない人や健康を考える人の飲み物としてのニーズに応えることも出来る。その確証は明日行く茶房に引き継がれる。

次回に続く





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  1. 2020/03/31(火) 18:21:19|
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野焼きは明日か、明後日か・・・

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阿蘇の野焼きは、草原を焼くことによってダニなど人畜に有害な虫を駆除し、牛馬の飼料となる新しい草を育てるためにおこなわれています。独特な草原の美しさも地域住民が危険をともないながら千年の歴史ある野焼きによって今も保たれています。このように阿蘇に住む人々にとって野焼きは自然との共生であり、春を告げる風物詩でもありますが、農業の変化や農業従事者の減少、それに高齢化により現在はボランティアの方が参加されることによって行われています。





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以前、狩尾峠、ラピュタの野焼きに参加したことがあります。
100台くらいの軽トラックがコンボイのように隊をなして移動し、午前中はミクルロード北側を焼いて午後からラピュタの道を下り長寿ヶ丘公苑の上から一斉に火を入れました。轟々と渦を巻いて立ち昇る炎は、離れていても顔が熱くなり鼻の中は煤で真っ黒になりました。山の斜面が燃えると落石があり、大声で「逃げろ!」と叫び合う声や、急に変わる風向きによって焼ける方向も変わり長年の経験者の指示が飛び交う緊張する場面もありました。そんな異様な興奮で終わった野焼きは、祭りのあとの脱力感というか、抜け殻のような気分になったことを今でも鮮明に記憶しています。





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今年の野焼きは3月1日が雨天のため延期になり、8日も、15日も、そして明日20日開催の予定ですが、強風や草が乾いていない場合は21日となっています。阿蘇山麓一帯・米塚周辺、阿蘇北外輪山一帯・大観峰周辺で行われる予定です。野焼き区間の道路はそれぞれの時間帯に全面通行止めとなりますので、見学に来られる方は阿蘇市ホームページのPDFファイルを確認されてお越しください。

私が案内する22日(日)の「阿蘇満喫ライド」は雨の確立が高いため21日(土)に変更しました。年に一度の阿蘇の風物詩を野焼きの翌日に、もしかするとこの日にあるかも知れません。22日で申し込みされている方には道の駅阿蘇から変更のメールが来ているかと思いますのでもし可能でしたらご一緒しましょう。





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野焼きは見物する側にとってもたいへん危険なため十分に注意されるとともに、原野への立ち入りや路上駐車は絶対にしないよう協力をお願いします。広範囲に燃えかすや灰が舞いますのでこちらも注意してください。





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阿蘇の草原景観は九州随一の観光資源であるとともに、九州の水がめであり6本の1級河川である筑後川・菊池川・白川・緑川・大野川・五ヶ瀬川の源流域にあたり、約500万人もの人々の暮らしと多くの産業活動を支えています。環境省発行「いざ草原へ」にはこの草原を守る取り組みとして3つ紹介されています。第1に草原の利用を増やすため阿蘇に牛が増えること、次に草原に親しんでその価値を知ってもらうこと、最後に野焼き作業の人手不足を補うボランティア活動や草原を守る取り組みへ支援するための募金にあるとされています。






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1300年前に書かれた「日本書紀」には、すでに遠くまで見わたせるほど広い草原があったと書かれています。1100年前の記録から草原に馬が放牧され阿蘇は優れた馬の産地として都まで知られていたことがわかっており、1000年以上も前から阿蘇の草原で放牧が行われ野焼きが繰り返されていました。このような歴史ある野焼きを機会に、是非みなさんに温泉や食事など阿蘇の恵みを五感で楽しんで真っ黒な草原を目の当たりにされるならと思います。

阿蘇市ホームページ「野焼き」の日程について
http://www.city.aso.kumamoto.jp/2020/03/08/「野焼き」の日程について/



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  1. 2020/03/19(木) 19:26:16|
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五郎丸と小伏野を走る。

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サイクリングの案内をしないかとカルキさんに誘わて大藪サイクルのメンバーさんと菊鹿ワインのブドウ畑を走ってきた。
ショップ主催のサイクリングが自粛ムードのなかカルキさんの呼び掛けで菊鹿方面を走って菊鹿ワイナリーでランチするライドに20名のメンバーが集まった。軽いコースはカルキさんが案内して一般を私が担当、最近菊鹿方面ではブドウ畑を探しながら走っているので、そのコースにしたらと菊鹿ワインの限定醸造銘柄になっている「セレクション五郎丸」と、「ナイト・ハーベスト小伏野」のブドウ畑を案内した。ワイン好きには興味あるコースかも知れないが、そうでない人はどうだろうと、まだここには人を案内したことがないので不安に思いつつ、「ゆうかファミリーロード」から「道の駅水辺プラザかもと」の前を通って菊池に入り城北地区から菊鹿らしい農作物の畑が続く道に入った。

熊本県の北部に位置する菊鹿町は、福岡と大分に隣接する八方ヶ岳の麓にあり、八方ヶ岳と国見岳に囲まれた矢谷渓谷から豊富な水と、昼夜の寒暖差が激しいため良質の米やあんず、栗の産地として有名だ。1999年に新たな町の産業としてワイン用のブドウの栽培が始まった。2008年の「菊鹿ナイト・ハーベストシャルドネ」が、JAPAN Wine Challege2009という世界的にも有名な大会でその年の最優秀白ワイン賞を受賞すると一気に有名になっていった。私が菊鹿ワインの存在を知ったのは、2009年に菊鹿町のあんず丘で開催されたUCI公認の「熊本国際ロード」を見に行ったときだ。当時梅丹の中島康晴選手が優勝して賞品として町長さんから渡されたのが菊鹿ワインだった。その時にはどうして菊鹿でワインなのかと実に不思議に思ったことを記憶している。





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山鹿市の大藪サイクルさんでカルキさんからブリーフィングのあとスタートする。





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私たちは近くにある「ゆうかファミリーロード」から菊池方面へ行った。




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菊鹿町は平野は丘陵地帯が多く見通しがいいにもかかわらず特徴的な建造物がないため神社や寺、地蔵堂を目印としないと迷走してしまう。阿蘇の波野ようだ。




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見事に整備された竹林もこの地ならでは。傘をさして余裕で竹林の中を歩けるのが理想と聞いた。
ちょうどタケノコのシーズンに入ったので忙しそうに農家の方が収穫されていた。




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目印が少ないこの地ではこの看板は貴重





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小高い丘の南斜面にある「セレクション五郎丸」の吉里さんの畑に到着。
菊鹿らしいブドウ畑の風景は、荒れた竹林、果樹や野菜のハウス、放棄された畑、時代を現す縮図のようだ。
この位置からは見えないが3枚並んでいる真ん中がカベルネソーヴィニヨンで両脇がシャルドネの畑。




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最初に取り組まれた吉里徳義さんは亡くなられ奥さんは農業から引退されて現在は甥の方が栽培されている。




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私を含めブドウの知識は全くなく畑を見るのも初めてなのでメンバーからの質問に親切に答えていただいた。





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甥御さんが作られた新しいぶどう畑





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樹齢20年のシャルドネ畑を背景に





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小伏野の地区名を表す看板等はまだ見つけいなくて今のところこの地蔵堂でここに来た証拠としている。





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小伏野のシャルドネの畑も小高い丘にあり15%くらいの坂を50mほど上る。




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平川さんの畑では1枚だけナイト・ハーベストをされている。




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五郎丸が粘土質のような土に対してこちらは花崗岩の小石や粒が目立つ





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ブドウ畑の次は菊鹿ワイナリーの近くにある相良寺、通称相良観音へ。
古授かりと安産のご利益がある「あいらかんのん」。多分、熊本県民にも身近な寺であり、私の母も友子さんも娘も参拝に行っている。この日は春季大祭があっているので訪ねてみた。




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7月には長男に子供ができるので安産祈願に手を合わせた。





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菊鹿ワイナリーでカルキさんグループと合流してレストランでランチ。20名と多いが牛、ポーク、チキンのメイン料理を選んだら料理が来るまで60分のハーフビュッフェを楽しめる。カレー、パイ、ピザ、ラザニア、クスクス、ミートボール、小籠包、パスタ、魚料理、野菜炒め、6種類のサラダ、デザート、パン、ご飯、スープ、コーヒー等飲み物などなど、特にサラダは新鮮で珍しいものがあって美味しかった。




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わたしはポークをチョイス、絶品だった。




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集合写真を撮って解散。
このあと私たちは矢谷渓谷から八方ヶ岳林道へ行った。





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久し振りの八方ヶ岳林道は1台の車ともすれ違わなくて快適、アップダウンもいい練習になった。林道沿いの最後の民家から先は以前がけ崩れでで通行止になっていたが解除されていて終点の竜門ダムの上の穴川まで続いていそうだった。しかし、練習不足の現在ではここでお腹一杯、それにメンバーの方は大藪サイクルさんに車を置いているのでここから五郎丸方面に下って18号線で別れ私はそのまま自走で帰った。





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アマチュア向けのサイクルイベント、「エロイカ(イタリア語で英雄)」はイタリアのワインの産地トスカーナ州にある人口2800人のガイオーレ・キャンティ市で1997年に始まった。キャンティワインの美しいブドウ畑やオリーブ畑を眺めながらストラーテ・デ・ビアンケ(イタリア語で「白い道」)すなわり砂利道を走ることを目的にした大会だ。

エロイカに出られる自転車は1987年以前に製造されたものかクロモリ製のもので、ウールのウェアや布製の帽子など昔の服装が推奨されている。参加者は91名で始まり今では7500人の参加枠に2倍の応募があるという人気の大会になっている。参加する人は若い人から高齢者までの男女と幅広く、イタリアだけではなく欧州各国や米国やアジアからも走りにきている。ルートの要所にはチェックポイントとともにエイドが置かれ、ハチミツなどが塗られたパンやパイ、フルーツや生ハム、チーズなどをワインとともに楽しめるのもエロイカの魅力でもある。

参加者の家族を含めると2万人を超すイベントになり、大会が地元にもたらす経済効果は大きく、砂利道を舗装にする整備から砂利道を消滅の危機から保護する整備に予算が充てられている。同市の観光客は直近の6年間で35%増えており、道路脇にはルートを示す看板が置かれいつでも自己流にエロイカを楽しめるようになっている。

小伏野の平川さんの畑の前はいかにも手作りの白いセメント道でその先は未舗装の畔道になっている。五郎丸の吉田さんの畑の周りも同じようになっていた。今回は走っていないが畑の道、農作業の道をつなぎ合わせると20~30人程度だったらちょっとしたコースが作れんじゃないかと思う。開発という名の保護も大切と7人で菊鹿町の昭和レトロな風景とブドウ畑を楽しみながら走ってつくづくそう感じた。

五郎丸の奥さんはワイン用のブドウ作りは高齢になっても続けられる農業と言われていた。体に負担をかけることが少ない作業が多く夫婦で年金をもらいながら楽しまれていたようだった。ご主人が亡くなってからは一人では難しくて、今は甥夫婦にまかせ、ときどき畑を見に行くのが楽しみだと笑顔で話された。大切に育てたブドウは出荷して終わりではなく、1年後にはふくよかで、滑らかな、いろんなフルーツの香りさえするワインになり、ラベルで化粧したボトルを見ながら、ゆっくりと焼酎を飲むのも老後の愉しみなのかも知れない。





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  1. 2020/03/17(火) 13:16:49|
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第10回阿蘇満喫ライド

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3月8日、第10回目となる阿蘇満喫ライドを開催した。
雨で延期になっていた野焼きが順延されていたので、この日は近くで見ながら走れるかもと期待していたが雨が続いていたので野焼きは中止と事前に知らされていた。しかし、それでも4名の参加者があったのでわたしと下城さんの2人で案内してきた。

天気予報では終日晴れで気温も14度と阿蘇にもやっと春らしい季節なったようなので、前半に北外輪山の麓の集落を通って今が旬の阿蘇高菜の収穫をのんびり見ながら走り、後半は野焼きに代わって迫力ある火口近くを通るルートを考えていた。集合場所の道の駅阿蘇に着くと、薄暗い曇り空だったが、あとで晴れるだろうとやや薄着の装備にしていた。そろそろスタートという時に急に風が吹き出してグッと気温が下がったので慌てて車に戻り風除け用のアンダーを着込んだ。まさに山の天気の急変だった。

最初にラピュタの途中にある長寿ヶ岡公苑に行った。ここから先は通行止めだが少しは工事が進展したかと期待したが以前と変わっていなかった。休憩していると車が3台来て降りてきたのは、昨年ここの清掃作業でご一緒だった狩尾区の区長さんと工事の人だった。ソーラーパネルを設置して公苑内の電気を確保したいと「よく来てくれた」と言わんばかりに笑顔で話された。

狩尾から内牧に来ても風が強く体感温度が下がって暖かくはならなかった。空を見上げると鉛のような雲が垂れ込み阿蘇山の中腹から上は雲に覆われていた。これだと山頂付近は強風と低温で走行は厳しいので、小嵐山から黒川温泉を訪ねて瀬の本を経由する風の影響を受けにくい冬季用のコースに変更した。




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のんびりサイクリングのついでにレンタサイクルやボルダリングを提供する内牧温泉のCLAMPに寄ってみた。ちょうどマネージャーのトウマ君いたので中に入らせてもらった。参加した人もボルダリングを間近で見るのは初めてだったのでトウマ君に基本の登り方からジャンプしてホールドを掴む技を披露してもらった。本格的なボルダリングや酒蔵を改装した建物も珍しいが、トウマ君は自転車乗りでロードバイクのトレーニングにもいいらしく、阿蘇サイクリングの途中に立ち寄るには興味深いスポットになるのではないかと思った。




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ボルダリング初挑戦のルミさん




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CLAMPの向かいコギダスのサイクルラックがある「渡辺饅頭店」に行ってみた。昔からある店で目の前で骨董品のような道具を使って3種類の饅頭が作られている。お地蔵さんのようなお父さんと息子さんの手作りの饅頭は、どれも安くて美味しく、1個売りもされているので店内で食べることもできる。特に「いしがき饅頭」は人気ですでに売り切れていたが、ホカホカの「いきなり饅頭」を食べたら身体が温まって、からいもの自然の甘さが補給食にぴったりだった。





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小嵐山を上り始めると急に晴れてきて頂上からは阿蘇山が綺麗に見えていた。天気が良くなると気分も明るくなるが風は依然として強く汗冷えしないように早々に県道40号に繋がる「合戦群(カシノムレ)の道」へ行った。





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阿蘇で一番好きな道がここだ。
風が吹き荒れる暗くて寒い日にひとりで来ると急に寂しいところに迷い込んだような気分になる。たった数十分の出来事だけど、そのちょっとだけの危機感がいい。やがて家や車を見るとそれは終わってホッとするんだけど、その境目が何とも言えなくてまた行きたくなる。
子供の頃に少し離れた知らない山に行くのがテレビや本で知った「冒険」だった。リュックには小さな水筒に飴やビスケット、それにマッチも入れていた。楽しいことばかりじゃ面白くなくて自分の存在感を確かめていたのかも知れない。以来変わらず、合戦群(カシノムレ)の道に行っている。





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満願寺温泉で休憩
ここには立護山満願寺や昔ながらの立ち寄り湯以外何もないと言えば何もないが、よく見ると公衆電話や簡易郵便局、看板など昭和レトロ感がある被写体がある。




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ファームロード入ったら川を渡ってすぐの集落の中を通る旧道で黒川温泉へ行きいつものケーキショツプ「パティスリー麓」で塩麹シュークリームを楽しんだ。昨年から寒い時はこのルートが定番となった。





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瀬の本に着いたら「トリムカンパニー」で休憩。この日は橋本君もいてゆっくり寛ぐことができた。





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少し長居をしたものだからここで終わりたい気分にもなって直帰の最短ルートで帰ることにした。





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今回は手野の湧水地で清掃に協力してもらった。





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国造神社から降りたらやっと天気予報通りのポカポカ陽気になり阿蘇山がくっきり見えていた。なるだけ車が通らない道を走って17時前に到着した。今回も冬の定番コースではあったが自転車乗りを歓迎してくれる人に会うことができた。CLAMP、渡辺饅頭店、パティスリー麓、トリムカンパニー、それに狩尾区長さんもだ。そんな人との出会いを結んで行くのもサイクリングの魅了ではないだろうか。





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最低気温は5度で平均10度、距離も獲得標高もそんなになかったが久し振りにガッツリ走った感があった。参加された方も達成感があったようで「今夜は頑張ったから肉を食べる」と言われていた。こんな時は魚じゃなくて肉なのである。
今回のコースにはストラバのセグメントが3つあり、国造神社のダウンヒルは危ないのでそれはなしとして、「ラピュタ(長寿ヶ丘公園)」の1.56kmと「小嵐山TT」の5.04kmがありここだけ全力で走ってみるのも面白い。ちなみにラピュタの1位は西薗良太さんの5分38秒で、2位は白石慎吾さんの5分43秒、小嵐山の1位は岩尾大輔さんの16分11秒となっている。自分の実力を確かめるために、そして自分の目標とするためにも挑戦してみてはどうだろうか。





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  1. 2020/03/15(日) 16:26:20|
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台湾高雄市サイクルPR事業(3)最終

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2月3日の夕食会でテーブルを囲んだ台南市の自転車の商社「SYB昇陽自転車」を訪問した。
ウェルカムボードが嬉しい。





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商品は自転車全般だがロードバイクはドイツブランドARGON18がメインのようだった。





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これはすべてサイクルショップへ提供する試乗車




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ミーティングにはご主人の施会長と奥様の陳社長、娘さん夫妻が同席された。娘さんは日本担当で日本語が堪能、頭の回転が速い娘婿さんは中国担当と手広い経営をされているようだった。
台湾のサイクリストが日本に来られている方法をお尋ねしたところ、個人での旅行とサイクルツアーを開催するショップに申し込む2つの形があり、SYB昇陽自転車は日本でサイクルツアーを開催されておりそのスタンスでお話を聞いた。昨日一緒に走った若い女性が日本各地のサイクルイベントにエントリーしていた話を聞いて、移動などよく単独で行けるのものだと思っていたら、こちらのツアーを利用された方で女性の参加者が多いようだった。
ツアーは個人旅行の面倒なリスクを無くすため、ガイド・通訳・メカニックの帯同、それに女性をサポートするため女性の担当者までつけているそうだ。このような多くの経費が必要なことから受け入れ先にどれだけ協力できるか、そして最も肝心なのがビジネスに繋がることが可能か、日本の大会へのツアーは利益がないのでこれをいかにしていくかが今後の課題と言われていた。
すでに日本各地で展開されているサイクルイベントを選択した理由と、今後の展望、それに台湾のサイクリストのニーズなど貴重な情報をお聞きすることができた。





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台湾の大切な習慣ともいうべき歓迎看板とともに土産物の交換は大切





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サイクルスポーツを提供する成長著しい商社という印象だった。
左端が娘婿さんで九州に詳しいと思っていたら現地調査を兼ねて単独で九州1周の自転車旅をされていた。





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昼食は若い人たちや女性グループで賑わう小籠包専門店へ案内してもらった。





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台湾南部の高雄市や台南市では辛い味付けの料理はほぼ無くて、日本人の多くが美味しく味わえる料理ばかりだった。小籠包の生地は厚めのものが多く、自分の経験では台北と高雄市、それに熊本でも食べられる鼎泰豊のイメージとは違うがスープがしみ込んで別格の旨さだった。




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こちらでのB級グルメの味わう旅もとても興味あるし、夕食も居酒屋や肉や魚の専門店も次回チャンスがあったら是非訪ねてみたいものだ。





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徐さんからは本場のタピオカティーをいただいた。




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昼食後は高雄市に戻りゴルフクラブや複合カーボンそれに自転車のカーボンフレームやフォークを製造するアドバンスグループを訪問、こちらはマスク着用。





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まずは土産物の交換、訪問する際の必須のマナー





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自社フレームブランドとしてDIZOを展開しOEMではLOOKのフレームを製造。




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もうひとつのOEMはBianchi





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DIZOのカーボンフレームのE-Bike





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自社のフレームにオリジナルの塗装をした完成車の納品も可能、偶然だったが天草からレンタサイクル用の完成車を受注されフレームを見せていただいた(納品前なので撮影禁止)。私たちが試乗した同じタイプのものでやがて納品されるようだ。興味ある方はどんな乗り心地か天草を訪ねるのも面白いだろう。
T1100GカーボンフレームやLOOKの製造ラインを見学した(こちらは撮影禁止)。カーボンフレームの製造は直線や平なところ以外が多く熟練した細やかな作業が必要とのことだった。





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有名ブランドと同じクォリティのDIZOフレームはコスパに優れる。若い開発チームのみなさんの挑戦が世界一の自転車産業を支えている。




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最後の夜は楊理事長をはじめとする高雄市国際自転車観光促進協会のみなさん手作りの夕食会を龍虎塔近くの古民家村で催していただきリノベーションされた部屋に宿泊した。





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こちらのオーナーの方へ土産物の交換




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大きな屋敷の中庭に食事が用意され協会の方々が鍋や食材を持ち寄り火鍋が用意されていく。




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中庭を取り囲む建物が客室となり、ベッド、トイレ、シャワー、冷蔵庫、エアコンが設備され快適に宿泊することができた。龍虎塔に近く古い台湾の歴史を感じたいなら手頃なお値段の宿泊施設でもある。




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火鍋の材料に前菜料理、伝統的なお菓子や餅、フルーツがテーブル一杯に並ぶ。





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メンバーのフルーツ農家さんが持って来られたグァバ。これも甘過ぎず素朴な味と食感が私たちにはぴったりのフルーツだった。






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徐さんにはお母さん手作りの伝統料理の大根餅を持ってきていただいた。他にも初めての食べ物ばかりで台湾家庭料理の歴史を感じることができた。もてなしていただいたみなさんには本当に感謝の言葉しかなかった。4日目終了。





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2月4日最終日の朝食は、ダムのような曲線の団地が集まった一角にある豆漿の人気店「寛來順」へ案内してもらった。





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地元定番の朝食は、少しだけ酸味を感じてそぼろ豆腐のような豆漿。優しい味で底にはザーサイの食感と塩味が絶妙なコントラストになっている。これに揚げパンを浸して、肉やニラの饅頭を交互に食べると、これぞ王道の台湾の朝ごはんだった。




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店の前に並べられたテーブルで食べていると、次々に訪れる客やスクーター通勤の人たちの風景は朝の台湾を五感で感じることができた。





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これが揚げパン



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朝食後は近くの市場を散策





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古民家に戻ると郭オーナーの案内で周辺を散策した。





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今も使われている日本統治時代の広島県のメーカーの手押しポンプなど案内してもらった。




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定番の観光スポット龍虎塔





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最後に楊理事長のサイクルショップを訪問するとお揃いのジャージを頂戴した。
プレゼンで使われたララさんとペニーさんのトークの動画は何とショップの3階で収録されていた。ここまで理事長にお世話になっていたとは何度も言うが感動の言葉しか思い浮かばなかった。





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徐理事さん、ララさん、黄さん、高雄市と台南市のみなさんのおかげで私たちの阿蘇サイクルPRを無事終えることができた。




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今回の訪問の感想として、プレゼンや夕食会、サイクリングで一緒に走った人は阿蘇に行ってみたいという人が多かった。私たちも必ずもう一度高雄や台南を走りたいと思っている。それは単に「私たちだけ」の交流ではなく、体験した台湾ライドの魅力を伝えて、「阿蘇を大好きな日本のサイクリスト」と一緒に台湾のサイクリストを迎えて相互交流を図ることも互いに恩恵を受ける継続的なサイクルツーリズムに繋がるのではないだろうか。自転車乗りだからこそ連れていきたい、見せてあげたいところがある。食べてもらいたい、飲んでもらいたいものがある。限られた滞在期間のなか、本人の希望を満たし、地図も時計も見ないで効率的に案内してもらうことができるのだ。このような阿蘇をキーワードにした台湾と阿蘇を好きな人との交流を今後の課題としてみたい。





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最後に受け入れていただいた高雄市国際自転車観光促進協会の方々、ファムトリップでお世話になったララさん、黄さん、ペニーさん、そして朱さん、協力していただいた企業や参加者のみなさんに心より感謝を申し上げたい。また、5日間お世話になりっぱなしの楊理事長、徐理事は、私たちが考えたことを必ず成功させるという心意気には感動するしかなかった。それは我々3人の思いの一歩先を読み取った徹底したもてなしだった。これこそが互いの気持ちを理解し合える自転車乗りの特権ではないだろうか。言葉は通じなくとも気持ちが通じる人の案内で自転車王国台湾を走ること、それは心の浮き立つ自転車の魅力である友人を見つけたことであった。





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  1. 2020/03/09(月) 13:17:10|
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台湾高雄市サイクルPR事業(2)

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台湾3日目、2月2日は楊理事長の車で台南市に移動し宿泊先に荷物を預けて交流サイクリングからスタートする。この日も続々と玄関前にサイクリストが集まって来られ、大きなバンのサポートカーから出てきたのは私たちの名前のテプラが貼られたピカピカの新車・・・




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私と武城さんは、ARGON18 GALLUM PRO DISK・ホイールはVision55・コンポはSRAM FORCE




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下城さんはクールグレイのアスタナ限定車ARGON18 NITROGEN DISC
コンポは何とSRAM RED ETAP!
世界初の無線式電動コンポのエアロディスクロードが用意されていた。




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この自転車は翌日企業訪問する商社「SYB昇陽自転車」から提供されたもので昨日に引き続きの感動である。




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この日もたくさんの方が参加され台南市内をスタートした。




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黄さんとララさんがサポートライダーを担当され連日お世話になっている徐さんも走られた。




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ロードバイク2回目の武城さんはギアチェンジに慣れないのでフロントは固定




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スピードに乗った加速性が素晴らしかった!




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SYB昇陽自転車からはカメラ撮影用の車も出され、多分チームライドでも参加者を撮影されるサービスをされているようだった。それと一緒に走った若い女性は、富士山で行われるサイクルイベントやしまなみや北海道も走られており、SYB昇陽自転車が実施されるサイクルツアーによく行かれているようだった。それにこちらのチームのロードバイクは自社が取り扱っているAROGON18、KUOTA、Cervelo、ISAACにVisionのディープホイールの組み合わせが多かった。あとSevenも取り扱われているようでちょっと気になった。





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ここはアイスキャンディの工場で直販もされている。サイクリングではこのような立ち寄りスポットは大切。「1人1本ずつ好きなのを選んで」と言われて全員アイスタイムとなる。誰がお金を出しているのか不明だがこれも台湾流か、「俺はいらない」とか「写真はもういい」とか日本ではありそうだが、こちらでは笑顔でワイワイの全員参加。




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ランチは山羊料理専門店へ





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知らなかったが山羊料理は台湾の名物らしい。
ここは地元の人が通う専門店で台湾流の美味しいディープな体験も自転車仲間ならではだ。私たちだけではとても探すことは出来ないし何を注文していいのかもわからない。





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台湾の実業者がつくられた博物館「奇美博物館」では前列は手をハンドルに置く集合写真。
前傾になるので後ろの方も映るというポーズ。





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台湾の女性ライダーは写真を撮るとき必ず右足を出してのポーズがカッコいい。
こちらはサイクルスポーツが普及しているのでロードレースに関した映画が多いと聞いた。そこで弱虫ペダルの話をすると、「台湾の女性ライダーだったら大半が知っているよ」と言われた。やはりそうだったかと思って今となってはちょっと残念だった。





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この日一緒に走った女性ライダーはこんな感じの方が多かった。
エアロ系バイクにディープホイール、ウェアーはタイトに着こなし、アイウェアは大きくて白いフレームにブルー系のレンズ。
ヴェロビチは女性に好印象だった。びっくりしたのはVelobiciアンバサダーの石垣美帆さんを知っていたことで同じようにジャージを着こなす人を多く見た。背中にヘルメットから出た束ねた髪なんかそっくりだった。弱虫ペダルにファッションが日本の存在感としてキラリと光っているようだった。






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宿泊先のLai Hotel Guirenに着きプレゼンの準備と思ったら、ここでも高雄市国際自転車観光促進協会の皆さんが資料を並べたりされており皆さんの対応には感激するしかなかった。




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ここでもララさんと黄さんのトークで会場は盛り上がった。




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PC担当は楊理事長、多分何度もプレゼンの練習をされていただろうと思うと感謝しかない。





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徐さんのMCも冴えてプレゼンの好感度が続いた。




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200%大成功、草原ライド大好評の完璧なプレゼンだった。




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夕食会を終え、やっと一息されたララさんと黄さんに感謝






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2日間のプレゼンの準備をしていただいた協会の皆さんに感謝、3日目終了






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  1. 2020/03/05(木) 18:59:40|
  2. ロードバイク
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ノルウェーの森を再読して

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村上春樹の「ノルウェーの森」を再読した。心を病んでいく最愛の女性「直子」との甘く切ない恋愛を軸に独特の繊細な心理描写と突飛で謎めいた展開は悲しさも感動も感じさせないが読み方次第で結末が変わる不思議に心が満たされるMURAKAMI小説。私は読解力ないけど、CCR、クリーム、バド・パウエル・トニー・ベネット・ジム・モリソン・ジョン・コルトレーン、ビル・エヴァンス、マイルス、サラ・ヴォーン、ドリフターズ、セロニアス・モンク、そしてストーンズ、ディランにビートルズ・・・そんなシーンごとに流れてくる音楽をipadで聴きながら読むと文章が立って風景さえが見えてくる。ヘンリー・マンシーニの「ディア・ハート」が大好きという直子にもグッと愛着が湧いて人物像も深みが増す。それと、個性が際立つ登場人物のひとりレイコ、昨今の騒動で見ているとあのレイコがなんと多いことだろうか。





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  1. 2020/03/04(水) 21:56:33|
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台湾高雄市サイクルPR事業(1)

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台湾南部の高雄市と台南市へ阿蘇サイクルツーリズムのPRとサイクリング事情の視察に、阿蘇市観光課の武城さんと、道の駅阿蘇を運営するNPO法人ASO田園空間博物館の下城さん、それと私し道の駅阿蘇サイクルアドバイザーの中尾の3人で1月31日から行ってきた。

熊本と高雄は週3便の直行便があり飛行時間も2時間30分という利便性と、世界最大の自転車メーカーがある台湾はサイクリスト人口も多いことから、草原をフィールドとして商品化した「草原MTBライド」や、特徴的なカルデラを走る阿蘇サイクリングによる誘致を、2019年7月から阿蘇サイクルツーリズム学校「コギダス」の事業として道の駅阿蘇が取り組んでいた。

同年12月には、その第1歩として熊本・高雄交流アドバイザーの朱さんの協力のもと、台湾のサイクルブロガーやMTB女子プロライダーをファムトリップとして阿蘇に招き、実体験した草原ライドなどアクティビティの感想をSNSで発信してもらっていた。

今回は阿蘇でしか体験出来ない草原ライドを主としたプレゼンと、ファムトリップに参加したブロガーによる阿蘇サイクリングや草原ライド、小雨程度でも参加できるアクティビティ、それに食事や温泉の体験談などを、高雄市と台南市のサイクリストのみなさんに紹介した。
台湾側の窓口となってもらったのは、高雄市国際自転車観光促進協会の楊理事長ほかメンバーの皆さんで、プレゼンの準備からサイクリング、夕食会、企業訪問、最後には手作りの交流会まで、綿密なスケジュールを組んで協力していただいた。お陰で予想を遥かに超える反響と、2日間のプレゼンに配布したアンケート71通を回収し、次の新たなステップに踏み出す貴重な情報となった。

また、自転車の商社であり自社チームのサイクルツアーを開催する企業訪問では、北海道から沖縄まで中上級者向けのサイクルイベントを日本の各地域とつながりを持ちすでに開催されていた。そこで聞かれたのが阿蘇では、いつ、どのような内容の大会があるのか、レンタルロードバイクの台数とスペックについても質問された。人気のツアーは富士山や乗鞍・沖縄などメジャーな大会が多く、レンタサイクルは参加者が所有しているロードバイクに極端に見劣りしない物を求められておりこの条件での競合には少し壁を感じた。

日本のツアーに参加した人たちと一緒にサイクリングして思ったことは、阿蘇でしか体験できないMTBやMTB E-bikeによる草原ライドがとてもインパクトある反響だったことだ。そこでカルデラを走るサイクリングや、10月開催のASO絶景ライドと組み合わせることで台湾のみなさんを迎えるツアーにしたいと思った。またリピート率を高めるためにもサイクリストにとって自治体の枠は関係ないから多様なニーズに応えられるよう九州の各地域と連携するサイクルツーリズムの創出が必要ではないかと足と運ぶことで痛感した。

高雄市と台南市のサイクリング事情は、道路の整備がよく通勤時間帯を外せば街中でも気持ちよく走れた。郊外に出れば乾燥した心地よい気候もあって爽快感ある走りを楽しむことができた。これはロードバイクに乗るのが苦痛な日本の冬こそ、国内旅行並みに近くて安定した天気のなか滞在費もお得に非日常的な遠征ができるのでないかと思った。
地元のサイクリストに聞くと、サイクリングロードや魅力的な観光・食のスポットがいくつも点在するので、サイクリングこそ台湾の魅力を堪能することができのではないかと言われていた。私たちは2日間で50km程度走っただけだったがその意味は十分伝わってサイクリストに優しい自転車王国であるとあらためて感じた。




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1月31日 17時50分熊本空港を経ち19時40分高雄空港に到着した。空港には熊本交流アドバイザーの朱さん(左前)と高雄市国際自転車観光促進会の楊理事長(左2人目)、同じく徐理事(左3人目)が迎えに来られていた。宿泊先のカインドネスホテルで軽い食事をしながらスケジュールの打ち合わせをした。




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2月1日8時30分、高雄市のホテルからスタートするサイクリングに続々と自転車乗りが集まってきた。武城さんと下城さんとは3~5名くらいのサイクイングだろうと話していたのに子供さんもいるし玄関に溢れる人たちに呆気にとられ互いに顔を見合わせた。




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ロードバイクはレンタルしてもらうため身長を聞かれていた。私たち3人に用意されたのは4日目に企業訪問するフレームメーカーDIZOから提供されたUCIコンチネンタルチームも使用するS6-egoの新車だった。




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私も下城さんもDIZOのロードバイクにはご機嫌だった。武城さんはロードバイク初体験で最初に乗るのがフルカーボン製のS6-egoなので少し緊張気味のようだった。DIZOといえばGIANT社と同じくOEMメーカーでもあり、LOOKやBianchiの高級フレームも作っているブランドであり、どんな走りをするのか単なるレンタルバイクが想定外の試乗バイクになった。




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徐さんの案内でスタートする。
私たち3人はすぐ後ろを走るように言われた。ここだと前の景色もよく見えるし徐さんの安全確認も確実に伝わる。ゲストライダーのポジションはこの位置がベストである。





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グループ分けしてこのくらいのパックで走っているようだった。こちらの後続に知らせる手信号の「止まるよ」は右手高く上げ後ろまで見やすい。街中の大通りにはバイクレーンがありここを走ると「危険」を感じることはなかった。ただし左折は慣れる必要がある。欧州にあるラウンドアバウトは郊外あり車がいないのに信号で待つこともなくとても効率的だった。





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DIZO S6-egoの安定した軽快な走りは大満足だった。下城さんは上質な乗り心地とスピード感ある走りに絶叫の感動、それにお値段を聞いてびっくりするコスパには驚きだった。この3台の新車のロードバイクはDIZOを作っているアドバンスグループから楊理事長のショップを経由して提供してもらっていた。




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日本による台湾統治時代に各地に建てられた武道鍛錬の施設「武徳殿」を見学。




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ここから小学校の先生をされているメンバーの方がガイドをされ詳しい説明を聞きながら歩いて散策した。




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旧ホテル四海之家史蹟紀念公園で高雄市自転車協会の皆さんと記念写真
右端の方は笛を首から下げられ交差点での誘導や車やバイクへの注意喚起をされていた。参加者には子供さんがいるので笛の効果は絶大だった。これも集団走行では見習うべき点である。ちなみにバイクや自転車の方がマスクをされている理由を尋ねたら防寒用との事。





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続いてフェリーに乗船して向かうのは高雄の観光名所の旗津半島



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乗船の支払いで使うのが、ホテルを出る前に頂いたこのiPASSカードならぬスターウォーズ(ディズニー)の柔らかいプラスチック製iPASSキャラクター。コンビニでチャージできてバスや地下鉄でも使える優れもの。私たち外国人には超便利だし、残金が残っても可愛い土産にもなるのでこの発想は面白いと思う。





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自動改札機には自転車の人、バイクの人、二人乗りバイク用のタッチパネルがそれぞれあり、これにキャラクターiPASSを「ピコッ」とかざして通る。非日常的微笑の一瞬!





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つり革が面白い





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高雄最古の「旗津天后宮」は残念ながら改装中だったがメンバーの方に詳しい説明を受けた。




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海岸線の公園の道が気持ちいい。これが台湾のサイクリングロードだ。




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台湾の人は写真を撮るのに物凄く凝る人が多く、これも何度も笑顔でやり直しをさせられた一枚。こうやってあとで見ると漠然と立つだけよりはるかにいい写真になる。下城さんといろんなポーズをさせられて1年分くらいは撮られたんじゃないかと話した。





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海沿いの公園で普通の集合写真




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女性の方から「一緒に撮りましょう」と、よく声を掛けてもらう配慮(おもてなし)




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こういう全員参加の写真撮りはやってみると実に楽しい。真っ直ぐ飛び上がるより足を曲げると宙に浮いているようになって絵的に冴える。
単に写真を撮るだけでもこの3パターンがあって、サイクリングで「観光スポットに行く」ということに、そこで「印象的な写真を撮る」という目的を加えることを学んだ。





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露天商や夜市風の店が並ぶ旗津らしい街並みを走るのも楽しい。




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フェリーで帰ってきて港近くにある小本愛玉で昼食



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ホテルに戻るとプレゼン用の資料配布やお土産の袋詰めのため楊理事長の車で会場へ急いだ。





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会場は社会局婦女館多目的室、玄関には「マスクをしないと入館できない」と公共サインが示されていた。そこでマスクが配布されることはなく、この時点で常に持ち歩くことを指導されていたのだろうか。ドアを開けるとすぐに受付で体温測定をされ、手の消毒後やっと入ることができた。この時点ですでに公的施設における台湾の感染防止対策の徹底に私たちは少し驚いた。





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受付の準備をしていたら高雄市国際自転車観光促進協会の皆さんが集まられ瞬く間に完了した。プレゼンの休憩時間用には、コーヒーや紅茶、手作りのクッキーなども準備され、その配慮にはびっくりするしかなかった。

マスク着用のまま予定時間に下城さんのプレゼンが始まった。隣は通訳の朱さん。
その後、ファムトリップに参加したララさんと黄さんによる阿蘇サイクリングや草原ライドの感想、阿蘇アドベンチャートラック、エル・パティ牧場での乗馬の体験、ホテルと旅館での滞在、居酒屋の食事と締めのラーメンの話など、高雄市のサイクリストに響く巧みなトークで紹介してもらった。この日、ララさんと一緒に来られたダウンヒルの女王とされるペニーさんはタイの大会に遠征されており、事前に収録された徐さんとのトークの映像で細やかなプロの目でライドの楽しさと阿蘇滞在の面白さを話してもらっていた。いずれにしても私たちのプレゼンでは台湾のサイクリストに伝わるニュアンスやイメージとしての距離があるが、ララさんたちの体験談は説得力があり質疑応答でも多くの質問が出て会場に訪れた皆さんに伝わる価値あるプレゼンとなった。





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天泌食府での夕食会
高雄市経済界や高雄市政府観光局の方など役職のある方が来られた。私たちは3つのテーブルに分けられ、武城さんは朱さんが通訳として、下城さんは通訳デバイスで、私は通訳の呂さんに同席してもらい話しをすることができた。





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日本と同じように役職のある方は途中退席され、最後まで残られたサイクリストのみなさんと記念撮影。
私が2016年に58歳の時に世界でも有名な台湾で開催される海抜ゼロからスタートする「太魯閣国際ヒルクライムレース」に完走したことを知っている人がいた。それも74km・2375m上る「CHALENGE」ではなく、88.83km・3275.4mがゴールの「INTERNATIONAL」を完走したことを2日間走った若い女性の方からも尋ねられた。それは台湾のサイクリストが憧れる大会を完走したという、いわゆる熱いリスペクトのまなざし・・・やはりここは自転車王国である。

「太魯閣国際ヒルクライムレース」参加のブログ
http://kikuchinokoto.blog88.fc2.com/blog-entry-1616.html   1日目
http://kikuchinokoto.blog88.fc2.com/blog-entry-1617.html 大会当日





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カインドネスホテルから歩いて5分で六合夜市があり2泊目の夜は満腹だったがせっかく近くにあるので訪ねてみた。そこで発見したのが台湾の冬のフルーツのナツメ、リンゴより小さくてプラムくらいの大きさ、見かけと味は梨みたいだが果汁が少なくさっぱり感あった。私たちは素朴な美味しさに感動して朝食や夕食の時に見かけたら必ず食べていた。
2日目終了。




FLUCTUAT NEC MERGITUR 
 --- 漂えど沈まず ---



  1. 2020/03/02(月) 09:29:03|
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五郎丸のナイトハーベストを走る

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菊鹿ワインの葡萄畑がある五郎丸を走ってきた。
風が吹き抜ける小高い丘を上ったところに小さな葡萄畑がいくつかあって70歳を超えた小柄の農家の方が丹精込めて育てられている。土手は綺麗に草刈りされ畑にはゴミひとつなく肥料だろうか土つくりだろうかウネには水に混ぜたモミみたいなものが手作業で撒かれていた。葡萄の枝は均一に選定され固定するため支柱に縛った青と白のビニールテープが風に揺れていた。畑を抜ける道が4月から10月までの早練のコースで目が覚めたら雨の音がしないか耳で確かめ起きるかそのま二度寝するかの葛藤に葉が出て葡萄が実り収穫され役目を終えひっそりとなった葡萄の木の移り変わりを思い出すことでベットを出ることができている。

平均気温は9.6度だった。着て行ったのはVelobiciのヴェルヴェットシリーズで、上はサーマルジャージの長袖と下はサーマルビブショーツにVelvetジップ サーマル レッグウォーマーの組み合わせ。極度の寒がりなので冬の間は練習しなくてサイクリングでは防寒具を着込むが今日みたいな思いつきの練習だったらこの組み合わせが汗冷えせず丁度いい。走り始めは少し寒いので頑張る。住宅地を抜けた先の上り坂で暖かくなってあとは寒さは感じない。あんずの丘のストラバ区間の上りは51秒だった。いいときは40秒代前半だがぜんぜん走っていないオフ期にしてはと思ったがあとで足が攣りそうになってやっぱり練習は嘘をつかないんだ。





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1月末から行った台湾に着て行ったが女性の方にとっても好評で「台北にはショップがある」とか確かそんな意味のことを話して「すぐに買いに行くんだ」と言っていた人もいた。びっくりだったのはVelobiciアンバサダーの石垣美帆さんを知っていたことで石垣さんみたいにジャージを着こなす人を多く見た。背中にヘルメットから出た束ねた髪なんかそっくりだった。




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Made in EnglandのVelobiciは着心地や機能性に優れている。抗菌防臭性の生地は柔らかく通気性や速乾性がサイクルジャージとして特に秀でて快適だ。加えて耐久性があり鎧のように身体を保護する感じも好き、クラシカルなデザインもシンプルで飽きがこなくて刺繍や縫製も贅沢、ジッパーのスライダーに付いている古いコインのような引き手なんか独自性を極めているね。少し高いが長く着れるし趣味だからこそ一着あれば袖を通すたびにその価値がわかるんじゃないかな。「違うね、カッコいい」と、雨降る今朝、洗って部屋干している友子さんも言っていた。






FLUCTUAT NEC MERGITUR 
 --- 漂えど沈まず ---



  1. 2020/02/29(土) 11:00:43|
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プロフィール

Author:コルナゴ部長
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自己紹介
2019年6月1日より道の駅阿蘇サイクルアドバイザーに就任しました。
菊池温泉と2012年から阿蘇内牧温泉で旅館業の傍ら、2007年からロードバイクとブログを同時に始めて多くの自転車乗りの方と接することができました。この経験を生かし阿蘇で楽しむサイクルスポーツの魅力を発信しています。

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